JP2727549B2 - 最適画質選択装置 - Google Patents
最適画質選択装置Info
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- JP2727549B2 JP2727549B2 JP63018823A JP1882388A JP2727549B2 JP 2727549 B2 JP2727549 B2 JP 2727549B2 JP 63018823 A JP63018823 A JP 63018823A JP 1882388 A JP1882388 A JP 1882388A JP 2727549 B2 JP2727549 B2 JP 2727549B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
- G06V30/16—Image preprocessing
- G06V30/162—Quantising the image signal
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Character Input (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光学的に文字または図などを読取り処理す
る読取り処理装置に関し、特に2種以上の濃淡画像を処
理して、適正な画質を選択する最適画質選択装置に関す
るものである。
る読取り処理装置に関し、特に2種以上の濃淡画像を処
理して、適正な画質を選択する最適画質選択装置に関す
るものである。
従来、スキヤナーからの映像信号を処理装置に入力す
る方法としては、(イ)固定レベルにより2値化する方
法、(ロ)背景の濃さに対応するために背景レベルをダ
イナミツクに追従し、これにより2値化する方法、
(ハ)文字,図などの濃さの変化にも対応するため空間
フイルタ処理により2値化する方法、(ニ)多値レベル
のまま処理する方法などがある。
る方法としては、(イ)固定レベルにより2値化する方
法、(ロ)背景の濃さに対応するために背景レベルをダ
イナミツクに追従し、これにより2値化する方法、
(ハ)文字,図などの濃さの変化にも対応するため空間
フイルタ処理により2値化する方法、(ニ)多値レベル
のまま処理する方法などがある。
〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の最適画質選択装置は例えば郵便物上の
住所を読取る場合、封筒には様々な色あるいは濃さのも
のがあるうえ、紙質が薄いために内側に印刷された模様
や内容物がすけて見えるものがある。また、住所の印字
なども濃いものから淡いものまで非常に範囲が広い。そ
の文字読取りのためには多値のまま処理することは一般
に困難であり、2値化する必要があるが、前記したよう
に背景レベルによるダイナミツクな2進化法あるいは空
間フイルタによる2値化法が用いられている。しかし、
淡い文字で印刷された郵便物の住所を読取るべく設定す
ると、淡い模様や内側がすけて見える郵便物の場合、住
所以外のノイズ成分が多く画像の中に現われ、またこの
ような住所以外の淡い模様などを検出しないように設定
すると、淡い文字で印刷された郵便物上の住所が読取れ
ないなどという欠点がある。
住所を読取る場合、封筒には様々な色あるいは濃さのも
のがあるうえ、紙質が薄いために内側に印刷された模様
や内容物がすけて見えるものがある。また、住所の印字
なども濃いものから淡いものまで非常に範囲が広い。そ
の文字読取りのためには多値のまま処理することは一般
に困難であり、2値化する必要があるが、前記したよう
に背景レベルによるダイナミツクな2進化法あるいは空
間フイルタによる2値化法が用いられている。しかし、
淡い文字で印刷された郵便物の住所を読取るべく設定す
ると、淡い模様や内側がすけて見える郵便物の場合、住
所以外のノイズ成分が多く画像の中に現われ、またこの
ような住所以外の淡い模様などを検出しないように設定
すると、淡い文字で印刷された郵便物上の住所が読取れ
ないなどという欠点がある。
この発明の最適画質判定装置は、入力画像信号を複数
の閾値でそれぞれ2値化する手段と、この手段から得ら
れた各2値化画像について図形ブロックを抽出し図形ブ
ロック全体の数を2値化画像ごとにカウントする手段
と、所定の大きさの図形ブロックの数を2値化画像ごと
にカウントする手段と、図形ブロック全体の数に対する
所定の大きさの図形ブロックの数の割合を2値化画像ご
とに算出する手段と、算出された割合の大小を比較し、
値が大きい方の2値化画像を最適画質とする手段とを備
えたものである。
の閾値でそれぞれ2値化する手段と、この手段から得ら
れた各2値化画像について図形ブロックを抽出し図形ブ
ロック全体の数を2値化画像ごとにカウントする手段
と、所定の大きさの図形ブロックの数を2値化画像ごと
にカウントする手段と、図形ブロック全体の数に対する
所定の大きさの図形ブロックの数の割合を2値化画像ご
とに算出する手段と、算出された割合の大小を比較し、
値が大きい方の2値化画像を最適画質とする手段とを備
えたものである。
この発明は2種以上の濃淡画像に対し最適な画像を正
確に判定することができる。
確に判定することができる。
図はこの発明に係る最適画質選択装置の一実施例を示
すブロツク図である。同図において、1は図示せぬスキ
ヤナーから送られてくる画像信号aが入力する入力端
子、2は入力端子2aに画像信号aが入力し2個の2値化
閾値によりそれぞれ濃淡2レベルの2値化画像信号b1お
よびb2を出力端子2bおよび2cから出力する量子化回路、
3は入力端子3aに入力する2値化画像信号b1から図形ブ
ロツクを抽出しその大きさ例えば図形ブロツクの高さと
幅の情報信号d1を出力端子3bから出力する第1図形ブロ
ツク抽出回路、4は入力端子4aに入力する2値化画像信
号b2から図形ブロツクを抽出しその大きさ例えば図形ブ
ロツクの高さと幅の情報信号d2を出力端子4bから出力す
る第2図形ブロツク抽出回路、5は入力端子5aに入力す
る情報信号d1から抽出されたブロツク全体の数をカウン
トし第1全図形ブロツク数信号e1を出力端子5bから出力
する第1全図形ブロツク数カウント回路、6は入力端子
6aに入力する情報信号d2から抽出されたブロツク全体の
数をカウントし第2全図形ブロツク数信号e2を出力端子
6bから出力する第2全図形ブロツク数カウント回路、7
は入力端子7aに入力する情報信号d1から所定の大きさの
図形ブロツクまたは所定の範囲内の大きさの図形ブロツ
クの数をカウントし第1所定サイズブロツク数信号f1を
出力端子7bから出力する第1所定サイズ図形ブロツク数
カウント回路、8は入力端子8aに入力する情報信号d2か
ら所定の大きさの図形ブロツクまたは所定範囲内の大き
さの図形ブロツクの数をカウントし第2所定サイズブロ
ツク数信号f2を出力端子8bから出力する第2所定サイズ
図形ブロツク数カウント回路、9は入力端子9aに入力す
る第1全図形ブロツク数信号e1と入力端子9bに入力する
第1所定サイズブロツク数信号f1との比すなわちf1/e1
を計算し全図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形
ブロツク数の割合を示す第1割合信号g1を出力端子9cか
ら出力する第1割算器、10は入力端子10aに入力する第
2全図形ブロツク数信号e2と入力端子10bに入力する第
2所定サイズブロツク数信号f2との比すなわちf2/e2を
計算し全図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形ブ
ロツク数の割合を示す第2割合信号g2を出力端子10cか
ら出力する第2割算器、11は入力端子11aに入力する第
1割合信号g1と入力端子11bに入力する第2割合信号g2
との大小を比較し値の大きい方を最適画質とする最適画
質信号hを出力端子11cから出力する比較器である。
すブロツク図である。同図において、1は図示せぬスキ
ヤナーから送られてくる画像信号aが入力する入力端
子、2は入力端子2aに画像信号aが入力し2個の2値化
閾値によりそれぞれ濃淡2レベルの2値化画像信号b1お
よびb2を出力端子2bおよび2cから出力する量子化回路、
3は入力端子3aに入力する2値化画像信号b1から図形ブ
ロツクを抽出しその大きさ例えば図形ブロツクの高さと
幅の情報信号d1を出力端子3bから出力する第1図形ブロ
ツク抽出回路、4は入力端子4aに入力する2値化画像信
号b2から図形ブロツクを抽出しその大きさ例えば図形ブ
ロツクの高さと幅の情報信号d2を出力端子4bから出力す
る第2図形ブロツク抽出回路、5は入力端子5aに入力す
る情報信号d1から抽出されたブロツク全体の数をカウン
トし第1全図形ブロツク数信号e1を出力端子5bから出力
する第1全図形ブロツク数カウント回路、6は入力端子
6aに入力する情報信号d2から抽出されたブロツク全体の
数をカウントし第2全図形ブロツク数信号e2を出力端子
6bから出力する第2全図形ブロツク数カウント回路、7
は入力端子7aに入力する情報信号d1から所定の大きさの
図形ブロツクまたは所定の範囲内の大きさの図形ブロツ
クの数をカウントし第1所定サイズブロツク数信号f1を
出力端子7bから出力する第1所定サイズ図形ブロツク数
カウント回路、8は入力端子8aに入力する情報信号d2か
ら所定の大きさの図形ブロツクまたは所定範囲内の大き
さの図形ブロツクの数をカウントし第2所定サイズブロ
ツク数信号f2を出力端子8bから出力する第2所定サイズ
図形ブロツク数カウント回路、9は入力端子9aに入力す
る第1全図形ブロツク数信号e1と入力端子9bに入力する
第1所定サイズブロツク数信号f1との比すなわちf1/e1
を計算し全図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形
ブロツク数の割合を示す第1割合信号g1を出力端子9cか
ら出力する第1割算器、10は入力端子10aに入力する第
2全図形ブロツク数信号e2と入力端子10bに入力する第
2所定サイズブロツク数信号f2との比すなわちf2/e2を
計算し全図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形ブ
ロツク数の割合を示す第2割合信号g2を出力端子10cか
ら出力する第2割算器、11は入力端子11aに入力する第
1割合信号g1と入力端子11bに入力する第2割合信号g2
との大小を比較し値の大きい方を最適画質とする最適画
質信号hを出力端子11cから出力する比較器である。
なお、前記量子化回路2は背景レベルのダイナミツク
追従形であつてもよいし、また空間フイルタにより画像
処理を施すものであつてもよいが、濃淡2レベルの画像
信号を出力できるものである。また、濃淡2値化画像信
号b1およびb2は文字認識装置、画像認識装置または画質
メモリなどに入力され、同時または順次に処理されるも
のとする。また、前記第1図形ブロツク抽出回路および
第2図形ブロツク抽出回路4の具体的な構成は、例えば
特願昭56−27512号「文字切出し装置」に示されるが、
例えば対象となる図形が一般の文字の場合、ここでいう
図形ブロツクとは個々の文字を意味し、図形ブロツクの
大きさとは個々の文字の画像上での大きさを意味する。
これらの文字の大きさは例えば文字の高さおよび文字の
幅で表現することができる。
追従形であつてもよいし、また空間フイルタにより画像
処理を施すものであつてもよいが、濃淡2レベルの画像
信号を出力できるものである。また、濃淡2値化画像信
号b1およびb2は文字認識装置、画像認識装置または画質
メモリなどに入力され、同時または順次に処理されるも
のとする。また、前記第1図形ブロツク抽出回路および
第2図形ブロツク抽出回路4の具体的な構成は、例えば
特願昭56−27512号「文字切出し装置」に示されるが、
例えば対象となる図形が一般の文字の場合、ここでいう
図形ブロツクとは個々の文字を意味し、図形ブロツクの
大きさとは個々の文字の画像上での大きさを意味する。
これらの文字の大きさは例えば文字の高さおよび文字の
幅で表現することができる。
次に上記構成による最適画質選択装置の動作について
説明する。まず、図示せぬスキヤナーから送られてくる
画像信号aが入力端子1を介して量子化回路2の入力端
子2aに入力すると、この量子化回路2は2個の2値化閾
値により、その出力端子2bおよび2cからそれぞれ濃淡の
2値化画像信号b1およびb2を出力する。そして、第1図
形ブロツク抽出回路3は入力端子3aに入力する濃または
淡の2値化画像信号b1から画像に含まれている図形ブロ
ツクを検出し、その大きさを示す情報信号d1を出力端子
3bから出力する。同様に、第2図形ブロツク抽出回路4
は入力端子4aに入力する濃または淡の2値化画像信号d2
を出力端子4bから出力する。そして、第1全図形ブロツ
ク数カウント回路5は入力端子5aに入力する図形ブロツ
クサイズ情報である情報信号d1から図形ブロツク数がい
くつあるかをその大きさ情報に関係なく計数して第1全
図形ブロツク数信号e1を出力端子5bから出力する。同様
に、第2全図形ブロツク数カウント回路6は入力端子6a
に入力する図形ブロツクサイズ情報である情報信号d2か
ら図形ブロツク数がいくつあるかをその大きさ情報に関
係なく計数して第2全図形ブロツク数信号e2を出力端子
6bから出力する。一方、第1所定サイズ図形ブロツク数
カウント回路7は入力端子7aに入力する図形ブロツクサ
イズ情報である情報信号d1から所定の大きさの図形ブロ
ツクまたは所定の範囲内の大きさの図形ブロツクの数を
カウントし、第1所定ブロツク数信号f1を出力端子7bか
ら出力する。同様に第2所定サイズ図形ブロツク数カウ
ント回路8は入力端子8aに入力する図形ブロツクサイズ
情報である情報信号d2から所定の大きさの図形ブロツク
または所定の範囲内の大きさの図形ブロツクの数をカウ
ントし、第2所定ブロツク数信号f2を出力端子8bから出
力する。ここで、前記第1所定サイズ図形ブロツク数カ
ウント回路7および第2所定サイズ図形ブロツク数カウ
ント回路8は、例えば図形ブロツクの大きさ情報が高さ
Hと幅Wとしたとき、HminHHmaxかつWminWWm
axを満たす図形ブロツクの数のみをカウントするもので
あり、Hmin,Hmax,Wmin,Wmaxは任意に設定される値とす
る。そして、第1割算器9は入力端子9aに入力する第1
全図形ブロツク数信号e1と入力端子9bに入力する第1所
定サイズブロツク数信号f1との比すなわちf1/e1を計算
し、図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形ブロツ
ク数の割合を示す第1割合信号g1を出力端子9cから出力
する。同様に、第2割算器10は入力端子10aに入力する
第2全図形ブロツク数信号e2と入力端子10bに入力する
第2所定サイズブロツク数信号f2との比すなわちf2/e2
を計算し、図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形
ブロツク数の割合を示す第2割合信号g2を出力端子10c
から出力する。したがつて、比較器11は入力端子11aに
入力する第1割合信号g1と入力端子11bに入力する第2
割合信号g2との大小を比較し値の大きい方を最適画質と
する最適画質信号hを出力することができる。
説明する。まず、図示せぬスキヤナーから送られてくる
画像信号aが入力端子1を介して量子化回路2の入力端
子2aに入力すると、この量子化回路2は2個の2値化閾
値により、その出力端子2bおよび2cからそれぞれ濃淡の
2値化画像信号b1およびb2を出力する。そして、第1図
形ブロツク抽出回路3は入力端子3aに入力する濃または
淡の2値化画像信号b1から画像に含まれている図形ブロ
ツクを検出し、その大きさを示す情報信号d1を出力端子
3bから出力する。同様に、第2図形ブロツク抽出回路4
は入力端子4aに入力する濃または淡の2値化画像信号d2
を出力端子4bから出力する。そして、第1全図形ブロツ
ク数カウント回路5は入力端子5aに入力する図形ブロツ
クサイズ情報である情報信号d1から図形ブロツク数がい
くつあるかをその大きさ情報に関係なく計数して第1全
図形ブロツク数信号e1を出力端子5bから出力する。同様
に、第2全図形ブロツク数カウント回路6は入力端子6a
に入力する図形ブロツクサイズ情報である情報信号d2か
ら図形ブロツク数がいくつあるかをその大きさ情報に関
係なく計数して第2全図形ブロツク数信号e2を出力端子
6bから出力する。一方、第1所定サイズ図形ブロツク数
カウント回路7は入力端子7aに入力する図形ブロツクサ
イズ情報である情報信号d1から所定の大きさの図形ブロ
ツクまたは所定の範囲内の大きさの図形ブロツクの数を
カウントし、第1所定ブロツク数信号f1を出力端子7bか
ら出力する。同様に第2所定サイズ図形ブロツク数カウ
ント回路8は入力端子8aに入力する図形ブロツクサイズ
情報である情報信号d2から所定の大きさの図形ブロツク
または所定の範囲内の大きさの図形ブロツクの数をカウ
ントし、第2所定ブロツク数信号f2を出力端子8bから出
力する。ここで、前記第1所定サイズ図形ブロツク数カ
ウント回路7および第2所定サイズ図形ブロツク数カウ
ント回路8は、例えば図形ブロツクの大きさ情報が高さ
Hと幅Wとしたとき、HminHHmaxかつWminWWm
axを満たす図形ブロツクの数のみをカウントするもので
あり、Hmin,Hmax,Wmin,Wmaxは任意に設定される値とす
る。そして、第1割算器9は入力端子9aに入力する第1
全図形ブロツク数信号e1と入力端子9bに入力する第1所
定サイズブロツク数信号f1との比すなわちf1/e1を計算
し、図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形ブロツ
ク数の割合を示す第1割合信号g1を出力端子9cから出力
する。同様に、第2割算器10は入力端子10aに入力する
第2全図形ブロツク数信号e2と入力端子10bに入力する
第2所定サイズブロツク数信号f2との比すなわちf2/e2
を計算し、図形ブロツク数に対する所定の大きさの図形
ブロツク数の割合を示す第2割合信号g2を出力端子10c
から出力する。したがつて、比較器11は入力端子11aに
入力する第1割合信号g1と入力端子11bに入力する第2
割合信号g2との大小を比較し値の大きい方を最適画質と
する最適画質信号hを出力することができる。
なお、具体的に示すと試料A,Bの上に書かれた文字を
2値化した結果、例えば下記のようになる。まず試料A
の場合、文字の濃淡が低く、淡レベルではカスレが多
く、濃レベルの方が画像品質がよく、第1全図形ブロツ
ク数e1=30、第2全図形ブロツク数e2=50、第1所定サ
イズ図形ブロツク数f1=28、第2所定サイズ図形ブロツ
ク数f2=23であつた。また、試料Bの場合、紙質が薄い
ため浦に印刷された文字がすけて見えるため、濃レベル
ではこれがノイズとなつて現われるが、淡レベルでは現
われない。第1全図形ブロツク数e1=100、第2全図形
ブロツク数e2=30、第1所定サイズ図形ブロツク数f1=
25、第2所定サイズ図形ブロツク数f2=23であつた。こ
の結果、試料Aでは濃レベルの方が画像品質がよく、試
料Bでは淡レベルの方が画像品質がよい。そして、実施
例によつても試料Aの場合、濃レベルの割合g1=f1/e1
=28/30、淡レベルの割合g2=f2/e2=23/50によりg1>
g2となり、濃レベルを最適画質と判定することができ
る。また、試料Bの場合、濃レベルの割合g1=f1/e1=
25/100、淡レベルの割合g2=f2/e2=23/30により、g1
<g2となり、淡レベルが最適画質として選択される。
2値化した結果、例えば下記のようになる。まず試料A
の場合、文字の濃淡が低く、淡レベルではカスレが多
く、濃レベルの方が画像品質がよく、第1全図形ブロツ
ク数e1=30、第2全図形ブロツク数e2=50、第1所定サ
イズ図形ブロツク数f1=28、第2所定サイズ図形ブロツ
ク数f2=23であつた。また、試料Bの場合、紙質が薄い
ため浦に印刷された文字がすけて見えるため、濃レベル
ではこれがノイズとなつて現われるが、淡レベルでは現
われない。第1全図形ブロツク数e1=100、第2全図形
ブロツク数e2=30、第1所定サイズ図形ブロツク数f1=
25、第2所定サイズ図形ブロツク数f2=23であつた。こ
の結果、試料Aでは濃レベルの方が画像品質がよく、試
料Bでは淡レベルの方が画像品質がよい。そして、実施
例によつても試料Aの場合、濃レベルの割合g1=f1/e1
=28/30、淡レベルの割合g2=f2/e2=23/50によりg1>
g2となり、濃レベルを最適画質と判定することができ
る。また、試料Bの場合、濃レベルの割合g1=f1/e1=
25/100、淡レベルの割合g2=f2/e2=23/30により、g1
<g2となり、淡レベルが最適画質として選択される。
また、上述の実施例では2つの画質の判定に関して説
明したが、3個以上の画質に関しても同様にできること
はもちろんである。
明したが、3個以上の画質に関しても同様にできること
はもちろんである。
以上詳細に説明したように、この発明に係る最適画質
選択装置によれば、2個または3個以上の濃淡画像に対
し最適な画質を選択し簡単な回路構成により容易に実現
することができ、特に各レベルの認識結果が異なる場合
に最適画質選択結果が非常に有効になるなどの効果があ
る。
選択装置によれば、2個または3個以上の濃淡画像に対
し最適な画質を選択し簡単な回路構成により容易に実現
することができ、特に各レベルの認識結果が異なる場合
に最適画質選択結果が非常に有効になるなどの効果があ
る。
図はこの発明に係る最適画質選択装置の一実施例を示す
ブロツク図である。 1……入力端子、2……量子化回路、3……第1図形ブ
ロツク抽出回路、4……第2図形ブロツク抽出回路、5
……第1全図形ブロツク数カウント回路、6……第2全
図形ブロツク数カウント回路、7……第1所定サイズ図
形ブロツク数カウント回路、8……第2所定サイズ図形
ブロツク数カウント回路、9……第1割算器、10……第
2割算器、11……比較器。
ブロツク図である。 1……入力端子、2……量子化回路、3……第1図形ブ
ロツク抽出回路、4……第2図形ブロツク抽出回路、5
……第1全図形ブロツク数カウント回路、6……第2全
図形ブロツク数カウント回路、7……第1所定サイズ図
形ブロツク数カウント回路、8……第2所定サイズ図形
ブロツク数カウント回路、9……第1割算器、10……第
2割算器、11……比較器。
Claims (1)
- 【請求項1】光学的に文字,図形などを読取り処理する
読取り処理装置において、 入力画像信号を複数の閾値でそれぞれ2値化する手段
と、 この手段から得られた各2値化画像について図形ブロッ
クを抽出し図形ブロック全体の数を2値化画像ごとにカ
ウントする手段と、 所定の大きさの図形ブロックの数を2値化画像ごとにカ
ウントする手段と、 図形ブロック全体の数に対する所定の大きさの図形ブロ
ックの数の割合を2値化画像ごとに算出する手段と、 算出された割合の大小を比較し、値が大きい方の2値化
画像を最適画質とする手段とを備えたことを特徴とする
最適画質選択装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018823A JP2727549B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 最適画質選択装置 |
US07/301,853 US4888646A (en) | 1988-01-29 | 1989-01-25 | Optimal image-quality selection apparatus |
EP89300874A EP0326436B1 (en) | 1988-01-29 | 1989-01-30 | Optimal image-quality selection apparatus |
DE68918603T DE68918603T2 (de) | 1988-01-29 | 1989-01-30 | Gerät zur Optimalbildqualitätsselektion. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63018823A JP2727549B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 最適画質選択装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01194087A JPH01194087A (ja) | 1989-08-04 |
JP2727549B2 true JP2727549B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=11982284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63018823A Expired - Lifetime JP2727549B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 最適画質選択装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
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