JPS61176503A - 芝生用除草剤組成物 - Google Patents

芝生用除草剤組成物

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JPS61176503A
JPS61176503A JP60017822A JP1782285A JPS61176503A JP S61176503 A JPS61176503 A JP S61176503A JP 60017822 A JP60017822 A JP 60017822A JP 1782285 A JP1782285 A JP 1782285A JP S61176503 A JPS61176503 A JP S61176503A
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triazine
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thiadiazole
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Jiro Saito
斉藤 二郎
Tomoyoshi Toriyama
朋美 鳥山
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TOMONO NOYAKU KK
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TOMONO NOYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2住用茎葉兼土壌処理型の除草剤組成物に関
するものである。更に詳しくは、本発明は、芝の生育期
に散布することにより、芝生地、特にコーライ芝生育地
に発生する一年生及び多年生雑草を長期間効果的かつ選
択的(すなわち芝に薬害を与えることなく)に防除する
除草剤組成物に関するものである。
〔産業上の利用分野〕
除草剤は、従来から農業用として広く利用されているも
のであるが、近年、ゴルフ場、公園、野球場、庭園など
の娯楽、レクリエーション施設等が普及するにつれて、
それらの中に設けられている芝生地に発生する雑草防除
用としても巾広く使用されるようになっている。
〔従来技術〕
−aに、芝生地は雑草の発生には極めて好適な場であり
、多種類の雑草が発生する。しかも、芝生地は刈り取り
が頻繁に行われ、刈り取りの度ごとに太陽光線による雑
草種子の休眠覚醒が繰返し起こり、その結果雑草の発生
(発芽)が長期間に及ぶことが多い。
従来、このような環境下にある芝生地における雑草は、
雑草発生前の春期(3〜4月)に土壌処理型除草剤を芝
生地に適用することによって防除していた。しかし、土
壌処理型除草剤の多くは、土壌中において徐々に分解、
不活性化され、約2ケ月で雑草発生抑制効果が消失し、
その結果夏期7月以降の雑草の発生が著しくなるという
欠点を有するものであった。
このような欠点を改善する目的で最近は、DSMAまた
はアシュラムなどの茎葉処理型除草剤を前記の土壌処理
型除草剤に混合したものを、メヒシバの発芽初期〜4葉
期に芝生に適用することによって、既発性雑草を枯殺(
茎葉処理型除草剤によって)し、かつその後の夏雑草の
発芽を防止する方法が採用されるようになっていた。
しかし、前記茎葉処理型除草剤は、夏期の高温時に芝を
黄変させるなどの薬害を生じさせ、雑草の草種によって
は除草効果が発現し・ないという欠点を有するものであ
った。また、2種の除草剤を現地で混用することは実際
上手間がかかることでもあった。
要するに、従来から公知の土壌処理型除草剤及び茎葉処
理型除草剤を混合したものにあっても、長期間にわたり
雑草の発注を防止し、既発性の雑草を枯殺することがで
き、かつ薬害等生じることがない、十分満足できる性質
を有するものがなかったのが現状である。
そこで本発明は、芝生用除草剤の分野における上記現状
に鑑み、芝に対する安全性が高く、殺草草種中が広く、
生育の進んだ雑草に対しても殺草効果があり、かつ長期
間雑草の発芽抑制効果が持続できる、茎葉兼土壌処理型
除草剤を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、種々研究を重ねた結15−
(N−フェニルカルバモイルアミノ)−1,2,3−チ
アジアゾールと3−)リアジンを混合した組成物が、上
記目的を達成する優れた茎葉兼土壌処理型除草剤である
ことを見出して本発明を完成した。
〔発明の構成〕
すなわち本発明は、5−(N−フェニルカルバモイルア
ミノ)−1,2,3−チアジアゾールと一般式 (ただし、式中Yは塩素原子またはメチルチオ基を表わ
し、R1はエチルアミノ基またはイソプロピルアミノ基
を表わし、R2はエチルアミノ基、ジエチルアミノ基、
イソプロピルアミノ基またはジメチルプロピルアミノ基
を表わす)を有するS−トリアジンとを有効成分として
含有することを特徴とする芝生用除草剤組成物に関する
ものである。
本発明で用いる5−(N−フェニルカルバモイルアミノ
)−1,2,3−チアジアゾールは公知物質であり、既
に芝生の生育期茎葉処理型除草剤として試験されている
ものである。
しかし、該チアジアゾールは、それ単独ではメヒシバを
はじめイネ科雑草に対する効果が劣り、その上効果の発
現が遅い(完成までに2ケ月以上の長期間を必要とする
)という欠点を存するものであった。
また、一般式(1)のS−トリアジンの一部は、既に芝
生用の土壌処理型除草剤として市販され、使用されてい
るものである。
しかるに該トリアジンは、それ単独では雑草発生後(す
なわち生育した雑草)には効果が劣り、特に主要雑草の
メヒシバに対し、芝生に安全な濃度では全く除草効果を
示さないなどの欠点を有する薬剤であった。
要するに、本発明の組成物の有効成分は、それぞれ単独
では、本発明の目的を到底達成できないものである。
それに対して本発明の除草剤組成物は、それぞれ単独で
は上記のような欠点を有する5−(N−フェニルカルバ
モイルアミノ)−1,2,3−チアジアゾールと一般式
(1)のS−チアゾリンとを有効成分として含有するも
のである。それにもかかわらず、本発明の組成物は、そ
れぞれを単独で使用した場合と比較して著しく高い相乗
的除草効果(とくに茎葉処理による)を示し、そればか
りでなく雑草発芽後5葉期までのものにまで有効に作用
し、殺草有効草種中が広く、殺草効力が極めて早く発現
し、かつ長期間雑草の発芽を抑制する効果を有する、従
来にない全く新たな優れた性能を有するものである。
本発明において用いる5−(N−フェニルカルバモイル
アミノ)−1,2,3−チアジアゾールは、例えば、特
公昭52−42853号公報等に記載の方法によって製
造することができる。
また本発明の除草剤組成物に用いられる一般式(1)に
示す5−t−リアジンの例として、2−クロロ−4,6
−ビス(エチルアミノ)−3−トリアジン(化合物1) 2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロピルアミ
ノーS−)リアジン(化合物2)2−クロロ−4−ジエ
チルアミノ−6−エチルアミノ−3−)リアジン(化合
物3) 2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−8−
トリアジン(化合物4) 2−メチルチオ−4,6−ビス(イソプロピルアミノ)
−3−)リアジン(化合物5) 2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−イソプロピル
アミノーS−)リアジン(化合物6)2−メチルチオ−
4−(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−6−ニチル
アミノーS−)リアジン(化合物7) 等を挙げることができる。
本発明における一般的式(Hの5−1−リアジンは、例
えば特公昭39−1718号公報、特公昭41−183
16号公報等に記載の方法によって製造することができ
る。
尚、以下の記載において化合物1〜7はそれぞれ前記化
合物1〜7を示し、化合物Aは前記の5−(N−フェニ
ルカルバモイルアミノ)−1,2゜3−チアジアゾール
を示すものとする。
本発明の除草剤組成物は、水和剤、乳剤、細粒剤、粉剤
等のいずれの製剤形態でも使用することができる。
尚、製剤化に当っては、固体担体として例えばタルク、
ベントナイト、クレー、カオリン、珪藻上等を使用する
ことができ、液体担体として例えばベンゼン、アルコー
ル類、アセトン、キシレン、シクロヘキサノン等を使用
することができ、さらに界面活性剤として例えばアルキ
ル硫酸エステル類、アルキルスルホン酸類、ポリエチレ
ングリコールエーテルM、多価アルコールエーテル類等
ヲ使用することができる。
本発明の組成物においては、化合物A1重量部に対して
、一般式(r)のS−トリアジンを0.1〜10重量部
の割合で混合して使用することが特に好ましい。
本発明の除草剤組成物は、例えば5−(N−フェニルカ
ルバモイルアミノ)1,2.3−チアジアゾールとほぼ
同じ方法で使用することができる。
即ち除草剤組成物を雑草の茎葉に散布し、散布−週間乃
至二週間後に茎葉を切除する方法である。
尚好都合にも、この茎葉を切除する作業は芝生の刈取り
作業によって、その目的は達せられる。
芝生と一緒に雑草も刈取られるからである。
次に実施例及び試験例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。しかし本発明は以下の実施例のみに限定されるもの
ではない。なお%は重量百分率である。
実施例1〜5(配合例) 第1表に示した配合割合に従って、各配合物質を均一に
混合粉砕して粉剤(実施例1)及び水和剤(実施例2.
3)とし、各配合物質を均一に混合して乳剤(実施例4
)とし、各配合物質を均一に混合し、水を加えてより練
り合せた後造粒乾燥して粒剤(実施例5)とした。
尚各実施例の組成物は、使用に際して、散粉機で直接散
布する(実施例1)か、水で適宜希釈して散布する(実
施例2.3.4)か、あるいは直接散粒する(実施例5
)。
試験例1 (殺草例) 直径15cmのポットに畑土壌を充填し、メヒシバの種
子を表土に播種し、1(Mllの層に混和、鎮圧、潅水
をし、3葉期にまで育成した。次いでメヒシバ(3葉期
)を化合物Aと化合物1又は化合物3との種々の割合の
除草剤茎葉処理し、処理10日後に地際部より1cmの
高さに切除した。
茎葉処理30日後に残存雑草生体重を測定し、次式によ
りメヒシバの残存比率(%)を算出した。
その結果を第2表に示す。
上記と同様な手順で化合物A、1.3車用による雑草残
存比率を求め、あわせて第2表に示す。
さらに、Colby氏による次式に従って求めた残草期
待値を第2表の括弧内に示す。
(但し、X(%)はX側車用による雑草の実測残存比率
であり、Y(%)はY側車用による雑草の実測残存比率
である。) 尚、第2表において実測残存比率が括弧内の残草期待値
より小さいことは、2つの化合物の併用による相乗効果
が有ることを意味する。
試験例2 (殺草例) 直径15cmのポットに畑土壌を入れ、厚さ1.5印に
雑草種子を含む土壌を充填鎮圧した。さらにコーライ芝
のブロック(5cmx5cm)を移植し、温室内に静置
し、育成管理した。
雑草発生後、メヒシバ=2〜5葉期、スズメノテッポウ
:草丈5cm、ヤハズソウ:4〜5葉期、イヌタデ:4
〜5葉期、オオバコ=2.5葉期の時に、各配合水和剤
の所定量を平方床(m2)当り200mlの水に希釈し
て噴霧処理し、該処理10日後に芝及び雑草を地際部よ
りl cmの高さに刈取り処理を行なった。
殺草性評価は、噴霧処理30日後に肉眼観察により次の
1)段階に分けて行った。
O:殺草率O% 1: 〃 0〜10% 6 :殺草率50〜60%2:
 〃 10〜20% 7  :  〃 60〜70%3
: 〃 20〜30% 8 : 〃 70〜80%4:
 〃 30〜40% 9 : 〃 80〜90%5: 
〃 40〜50% 10:  〃 90〜100%得ら
れた結果は、第3表に示す。
試験例3 直径15cmのポットに畑土壌を入れ、畑雑草の種子を
含む土壌を表層約1CI1)に充填した。さらにコーラ
イ芝のソソドを移植し、潅水後、各配合水和剤の所定量
を平方米(m2)当り200mj+の水に希釈して土壌
表面に均一に散布した。
調査は、処理20日後に雑草の生体重を測定し、その結
果を無処理区比で第4表に示した。
〔発明の効果〕
本発明の組成物は、第2表に示した殺草性試験結果から
明らかなように、化合物A (5−(N−フェニルカル
バモイルアミノ)−1,2,3−チアジアゾール〕及び
化合物1,3 (S−トリアジン〕車用の場合と比較し
て、メヒシバに対し相乗的殺草効果を有するものである
また、第3表に示した殺草性試験結果から明らかなよう
に、本発明の組成物は、広範な種類の雑草の防除に有効
であり、かつ芝生に対する薬害が全くないという、従来
にない全く新たな効果をも有するものである。
さらに、第4表に示したように、本発明の組成物は、発
芽後の雑草を枯殺するだけでなく、芝生への薬害なしに
雑草の発芽を抑制する効果も有するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)5−(N−フェニルカルバモイルアミノ)−1,
    2,3−チアジアゾールと一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中Yは塩素原子またはメチルチオ基を表わ
    し、R^1はエチルアミノ基またはイソプロピルアミノ
    基を表わし、R^2はエチルアミノ基、ジエチルアミノ
    基、イソプロピルアミノ基またはジメチルプロピルアミ
    ノ基を表わす)を有するS−トリアジンとを有効成分と
    して含有することを特徴とする芝生用除草剤組成物。
JP60017822A 1985-02-01 1985-02-01 芝生用除草剤組成物 Granted JPS61176503A (ja)

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