JPS5948407A - 植物生育調節剤 - Google Patents
植物生育調節剤Info
- Publication number
- JPS5948407A JPS5948407A JP15822982A JP15822982A JPS5948407A JP S5948407 A JPS5948407 A JP S5948407A JP 15822982 A JP15822982 A JP 15822982A JP 15822982 A JP15822982 A JP 15822982A JP S5948407 A JPS5948407 A JP S5948407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plant growth
- propyl
- regulating agent
- diethylthiolcarbamate
- active constituent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、植物生育調節剤に関する。植物調節剤の使用
、たとえば、イネ科作物の部間伸長を抑制することは風
倒を防止し、ひいては増収をもたらす。限られた耕地の
中で単位当り収量を増加させることは今日の重要な課題
である。また一方、建築物周縁部、公園、およびゴルフ
場等に植栽さ殖 れている芝生は生活に潤いを与える重要な作物であるが
、こうした芝生の刈込み作業は多大の労力を要するので
、安全、安価な生育調節剤による労力の削減が切望され
ている。
、たとえば、イネ科作物の部間伸長を抑制することは風
倒を防止し、ひいては増収をもたらす。限られた耕地の
中で単位当り収量を増加させることは今日の重要な課題
である。また一方、建築物周縁部、公園、およびゴルフ
場等に植栽さ殖 れている芝生は生活に潤いを与える重要な作物であるが
、こうした芝生の刈込み作業は多大の労力を要するので
、安全、安価な生育調節剤による労力の削減が切望され
ている。
本発明者らは、植物生育調節剤について種々研究qでい
たところ、特定のチオールカーバメイト化合物の特異な
作用な見い出し、本発明を完成させた。すなわち本発明
は、 一般式 〔式中Rは、n−プロピル基又は1so−プロピル基を
示す。〕で表わされるN、N−ジエチルチオールカーバ
メイト化合物を有効成分とする植物生育調節剤である。
たところ、特定のチオールカーバメイト化合物の特異な
作用な見い出し、本発明を完成させた。すなわち本発明
は、 一般式 〔式中Rは、n−プロピル基又は1so−プロピル基を
示す。〕で表わされるN、N−ジエチルチオールカーバ
メイト化合物を有効成分とする植物生育調節剤である。
本発明に係る化合物の製造にあたっては、ジエチルアミ
ン水溶液に硫化カルボニルを吸収させて生成するカーバ
メイト塩に、ハロゲノプロパンを反応させる、あるいは
プロピルメルカプタン圧ホスゲンを反応させたプロピル
チオクロロホーメイトにジエチルアミンを反応させる等
の方法で容易に安価に合成しうるものである。
ン水溶液に硫化カルボニルを吸収させて生成するカーバ
メイト塩に、ハロゲノプロパンを反応させる、あるいは
プロピルメルカプタン圧ホスゲンを反応させたプロピル
チオクロロホーメイトにジエチルアミンを反応させる等
の方法で容易に安価に合成しうるものである。
物性は以下の通りである。
化合物 沸点
電
(CxH6) t N CS n −C3H7112℃
/ 20mmHr) (C2H5)2NC81so−C4H710B℃/20
祁I]p本発明剤を実際に圃場に使用する場合には、固
体担体もしくは液体担体を用いて一般的な農薬製剤手段
によって、水利剤、乳剤1粒剤等に調整して使用するこ
とができる。また、乳化剤、湿潤剤、分散剤等の農薬に
使用される補助剤と混合することによって生育調節効果
を高めることもできる。
/ 20mmHr) (C2H5)2NC81so−C4H710B℃/20
祁I]p本発明剤を実際に圃場に使用する場合には、固
体担体もしくは液体担体を用いて一般的な農薬製剤手段
によって、水利剤、乳剤1粒剤等に調整して使用するこ
とができる。また、乳化剤、湿潤剤、分散剤等の農薬に
使用される補助剤と混合することによって生育調節効果
を高めることもできる。
本発明剤の施用に当っては、その有効成分m゛として1
0a当り500〜へ00Or、好ましくは500〜2.
000 tをイ更用するのが適当であ、る。
0a当り500〜へ00Or、好ましくは500〜2.
000 tをイ更用するのが適当であ、る。
一般に植物の生育を抑制する化合物は同時に他の栄養生
長をも抑制し、脆弱な植物を作るが、本発明に係る化合
物は、たとえば−年生作物であるl・ウモロコシでは草
丈夕・約6割短かくさせても、茎葉型はほぼ同じである
。また、多年生植物である芝生は分けつ生長期に2ケ月
間にわたって葦丈を約4割抑制したが、分けつ数は逆に
約4割増加させた。しかも、分けつ枝の重−h:も無処
理区Kまさる。こうした作用は、芝刈りの労力を大幅に
削減するだlすでなく、荒れて欠株となった近傍に本・
)4− 剤を処理することにより、再生をより即める特許をも合
せもつものである。
長をも抑制し、脆弱な植物を作るが、本発明に係る化合
物は、たとえば−年生作物であるl・ウモロコシでは草
丈夕・約6割短かくさせても、茎葉型はほぼ同じである
。また、多年生植物である芝生は分けつ生長期に2ケ月
間にわたって葦丈を約4割抑制したが、分けつ数は逆に
約4割増加させた。しかも、分けつ枝の重−h:も無処
理区Kまさる。こうした作用は、芝刈りの労力を大幅に
削減するだlすでなく、荒れて欠株となった近傍に本・
)4− 剤を処理することにより、再生をより即める特許をも合
せもつものである。
さらに、生育調節剤として具備すべき特徴の1つは、効
果に対する濃度依存性が鈍いことが必要である。濃度依
存性が鋭いと、一般に薬害といわれる作物にとって好ま
しくない結果をもたらすからである。本則におい【は、
有効IJy、分で約300P/10aから効果を示し、
約3.000 y / 10 aでも薬害的症状を示さ
ない。このことは1吏用する際の濃度、量、散布ムラと
いった様々な千4′1の許容範囲が広いことを意味し、
生育調節剤として欠くことができない性質を有している
といえる。
果に対する濃度依存性が鈍いことが必要である。濃度依
存性が鋭いと、一般に薬害といわれる作物にとって好ま
しくない結果をもたらすからである。本則におい【は、
有効IJy、分で約300P/10aから効果を示し、
約3.000 y / 10 aでも薬害的症状を示さ
ない。このことは1吏用する際の濃度、量、散布ムラと
いった様々な千4′1の許容範囲が広いことを意味し、
生育調節剤として欠くことができない性質を有している
といえる。
本則処理に当っては、−年性作物では]1h種もしくは
定植直0aに粒剤を土壌混層したり、生育時に稀釈した
水利剤、乳剤の茎葉散布、好ましくは根圏土壌に散布も
しくは筋注することによって効果を示す。また、芝生に
おいては、刈り込み財もしくは刈り込み後に、稀釈した
水和剤もしくは乳剤を散布もしくは潅注することによっ
て効果を示すが、刈り込み後の処理は刈り込み前の処理
より効果はすぐれる。
定植直0aに粒剤を土壌混層したり、生育時に稀釈した
水利剤、乳剤の茎葉散布、好ましくは根圏土壌に散布も
しくは筋注することによって効果を示す。また、芝生に
おいては、刈り込み財もしくは刈り込み後に、稀釈した
水和剤もしくは乳剤を散布もしくは潅注することによっ
て効果を示すが、刈り込み後の処理は刈り込み前の処理
より効果はすぐれる。
以上のような処理によっておよそ1〜2ケ月の長期にわ
たって、生育な調節することができる。
たって、生育な調節することができる。
以下に製剤例、試験例を示し、本発明薬剤のすぐれた特
性を示す。製剤例中、部とあるのはいずれも重量部を示
す。
性を示す。製剤例中、部とあるのはいずれも重量部を示
す。
製剤例1
n−グロビルーN、N−ジエチルチオールカーフ(メイ
ト 30部カープレック
ス(塩野義製薬■商標) 30部クレー
35部ジナフチルメタンジスルホ
ン酸ソーダ 2部アルキルベンゼンスルホン酸7
F ’5部以上を混合粉砕して水利剤とした
。
ト 30部カープレック
ス(塩野義製薬■商標) 30部クレー
35部ジナフチルメタンジスルホ
ン酸ソーダ 2部アルキルベンゼンスルホン酸7
F ’5部以上を混合粉砕して水利剤とした
。
製剤例2
iso−7”ロピルーN、N−ジエチルチオールカーバ
メイト 25部キシ
レン 70部ツルポール
800−A (東邦化学[有])商標) 5部以上
を混合溶解し【乳剤とした。
メイト 25部キシ
レン 70部ツルポール
800−A (東邦化学[有])商標) 5部以上
を混合溶解し【乳剤とした。
製剤例3
n−プロピル−N、N−ジエチルチオールカーバメイ
ト
9 0 部ツルポール900−A (東邦化学鼎商標
) 10部以上を混合溶解して乳剤とした。
ト
9 0 部ツルポール900−A (東邦化学鼎商標
) 10部以上を混合溶解して乳剤とした。
製剤例4
n−プロピル−N、N−ジエチルチオールカーバメイト
15部粒状酸性白土(
24−48mesh ) 85部粒状酸性白
土に有効成分を含浸させて粒剤とした。
15部粒状酸性白土(
24−48mesh ) 85部粒状酸性白
土に有効成分を含浸させて粒剤とした。
製剤例5
ケイソウ± 37部ベント
ナイト 30部酸性白土
30部ラうゾールB−8
0(日本油脂■商標) 3部以上を混合粉砕して水
で練り、造粒機にて通常の方法で造粒乾燥したもの80
部に、1so−プロピル−N、N−ジエチルチオールカ
ーバメイト20部を含浸させて粒剤とした。
ナイト 30部酸性白土
30部ラうゾールB−8
0(日本油脂■商標) 3部以上を混合粉砕して水
で練り、造粒機にて通常の方法で造粒乾燥したもの80
部に、1so−プロピル−N、N−ジエチルチオールカ
ーバメイト20部を含浸させて粒剤とした。
試験例1
1/10000 aボットに生育させた葉長伸長期のコ
ラライ芝を刈り込んだものに、製剤例2に準じて調整し
た乳剤の150倍液5−を散布した。1ケ月間20〜3
0℃のガラス温室内に設置し、再び刈り込んで茎葉型を
測定した。2区制。その結果の平均値は表1に示す通り
である。
ラライ芝を刈り込んだものに、製剤例2に準じて調整し
た乳剤の150倍液5−を散布した。1ケ月間20〜3
0℃のガラス温室内に設置し、再び刈り込んで茎葉型を
測定した。2区制。その結果の平均値は表1に示す通り
である。
表1
試験例2
製剤例4に準じて11整した粒剤200qを17500
0 aポットに詰めた土壌に混和し、トウモロコシ種子
をポット当り7粒播種した。1ケ月間20〜30℃のガ
ラス温室内に設置し、草丈、茎葉型を測定した。2区制
。その結果の平均値は表2に示す通りである。
0 aポットに詰めた土壌に混和し、トウモロコシ種子
をポット当り7粒播種した。1ケ月間20〜30℃のガ
ラス温室内に設置し、草丈、茎葉型を測定した。2区制
。その結果の平均値は表2に示す通りである。
表2
試験例6
1/1000aプランタ−に生育させた分ケツ生長期の
コラライ芝を刈り込んだものに、製剤例3に準じて調整
した乳剤の300倍液5 Q tnlを散布し。
コラライ芝を刈り込んだものに、製剤例3に準じて調整
した乳剤の300倍液5 Q tnlを散布し。
2ケ月間20〜60℃のガラス室内妊設置りし、分けつ
数、草丈、分けつ枝重月を訓育した。2[Z制。
数、草丈、分けつ枝重月を訓育した。2[Z制。
その結果のプランタ−当り平均値はF3に示す通りであ
る。
る。
表3
以上のとおり本発明薬剤は、長期にわたって芝生の草丈
伸長を抑制し、分けつを促進する。また、トウモロコシ
に対して、茎葉型の減少を伴なわないで部間伸長を抑制
するという、きわめてすぐれた植物生育調節作用を有す
る。
伸長を抑制し、分けつを促進する。また、トウモロコシ
に対して、茎葉型の減少を伴なわないで部間伸長を抑制
するという、きわめてすぐれた植物生育調節作用を有す
る。
保土谷化学工業株式会社
50−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 (式中Rは、n−プロピル基又は1so−プロピル基を
示す。)で表わされるN、N−ジエチルチオールカーバ
メイト化合物を有効成分とする植物生育調節剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15822982A JPS5948407A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 植物生育調節剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15822982A JPS5948407A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 植物生育調節剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948407A true JPS5948407A (ja) | 1984-03-19 |
JPH0328401B2 JPH0328401B2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=15667095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15822982A Granted JPS5948407A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | 植物生育調節剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948407A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4741256A (en) * | 1987-01-06 | 1988-05-03 | Tech Zeal Industrial Company, Ltd. | Vehicular internal ventilating device |
US5155497A (en) * | 1991-07-30 | 1992-10-13 | Hewlett-Packard Company | Service station for ink-jet printer |
US5277416A (en) * | 1989-02-28 | 1994-01-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device for feeding paper into a facsimile system, copy machine or other device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241234A (en) * | 1975-09-27 | 1977-03-30 | Kumiai Chem Ind Co Ltd | Herbicidal composition |
-
1982
- 1982-09-13 JP JP15822982A patent/JPS5948407A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241234A (en) * | 1975-09-27 | 1977-03-30 | Kumiai Chem Ind Co Ltd | Herbicidal composition |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4741256A (en) * | 1987-01-06 | 1988-05-03 | Tech Zeal Industrial Company, Ltd. | Vehicular internal ventilating device |
US5277416A (en) * | 1989-02-28 | 1994-01-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device for feeding paper into a facsimile system, copy machine or other device |
US5155497A (en) * | 1991-07-30 | 1992-10-13 | Hewlett-Packard Company | Service station for ink-jet printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0328401B2 (ja) | 1991-04-19 |
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