JPS6335606B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6335606B2
JPS6335606B2 JP54099219A JP9921979A JPS6335606B2 JP S6335606 B2 JPS6335606 B2 JP S6335606B2 JP 54099219 A JP54099219 A JP 54099219A JP 9921979 A JP9921979 A JP 9921979A JP S6335606 B2 JPS6335606 B2 JP S6335606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weeds
atrazine
cbdc
herbicide
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54099219A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5622705A (en
Inventor
Tetsuo Takematsu
Masato Konnai
Ichiro Kamyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIKEN GURIIN KK
Original Assignee
RIKEN GURIIN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by RIKEN GURIIN KK filed Critical RIKEN GURIIN KK
Priority to JP9921979A priority Critical patent/JPS5622705A/ja
Publication of JPS5622705A publication Critical patent/JPS5622705A/ja
Publication of JPS6335606B2 publication Critical patent/JPS6335606B2/ja
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は芝生用除草剤、詳しくは芝生地、とく
にコーライ芝生育地に発生する一年生諸雑草を芝
に害を与えることなく、極めて有効に防除する選
択的除草剤に関するものである。 近年コーライ芝を主体とする芝生地の造成が盛
んに行われ、その維持管理の面で除草問題が大き
くクローズアツプしてきている。現在これら問題
の解決のために除草剤の適用が行われているが、
除草効果、芝にたいする薬害等から除草剤による
完全除草は末だ問題点が多い。 本発明者らは芝生地に発生する諸雑草を有効に
防除するための薬剤の検索を続けた結果、本発明
を完成した。 本発明の芝生用除草剤は2―クロル―4―エチ
ルアミノ―6―イソプロピルアミノ―S―トリア
ジン(以下アトラジンという。)とS―(2―ク
ロルベンジル)N,N―ジエチルチオールカーバ
メート(以下CBDCという。)を有効成分として
なるものである。 本発明の芝生用除草剤はこれらアトラジン及び
CBDCにベントナイト、クレー、タルク、ホワイ
トカーボン、珪藻土等の増量剤を加えて粉剤とす
るか、または更に必要に応じてアルキルアリルス
ルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル、ポリビニルアルコール、リグニンスル
ホン酸塩等の界面活性剤を配合して水和剤、微粒
剤または粒剤に製造して使用することができる。
また、溶剤、界面活性剤を加えて乳剤とすること
も出来る。使用に際しては直接又は稀釈して適用
する。更に、アトラジン、CBDCをそれぞれ別個
に製剤し、使用時に混合し適用にすることも出来
る。 各種繰り返しによる実験結果から本発明の芝生
用除草剤の有効な混合割合はアトラジン1重量部
にたいしてCBDC12〜0.1重量部の範囲であり、
望ましくは1:6〜0.5の範囲である。 アトラジンは雑草の発芽期に処理することによ
つて発芽を抑制するものであり、その作用は光合
成阻害が主体である。茎葉部処理では発芽後ごく
幼小期のものでは若干毒性を示すが、生育中の雑
草にたいする枯殺活性は弱く、専ら根部吸収によ
り殺草作用を発現する特性を有している。アトラ
ジンは、広葉系雑草にたいして効果が高く、イネ
科雑草によわい選択雑草性を示すが、コーライ芝
は著るしく強い耐性を示すことが本発明者らの実
験により認められている。またアトラジンは水溶
解度が比較的大きいために、土壌表層から徐々に
下方移動し処理層が希薄化し、雑草の発生を許す
ようになることが短所である。一方、CBDCはカ
ーバメート系除草剤で、土壌表層に処理層を堅固
に形成する土壌処理剤として雑草の発芽前に使用
される。とくに本剤はカーバメート系特有の一年
生イネ科雑草を選択的に防除する作用が高く、広
葉系には著るしく劣る。CBDCはコーライ芝にた
いする影響は殆んどないが、高温時処理では揮散
による効力低下等があり、処理時の気象条件によ
る効力変動がしばしばみられる。 しかしながら、これら2剤を種々の割合に混合
してなる本発明の芝生用除草剤は両剤の特性を何
ら失うことなく、広汎な雑草にたいして優れた除
草活性を示し、しかもその作用は明らかな共力作
用によるものである。例えば、1年生雑草スズメ
ノテツポウにたいする発芽抑制試験では、アトラ
ジン50g/10a CBDC 100g/10aの殺草比率は
それぞれ20%、40%であるが、この混合剤は100
%の殺草効果を示し、しかもコーライ芝には全く
影響が認められない。このような共力的除草効果
は他の雑草についても認められた。 また、本発明の芝生用除草剤の有利な点は対象
とする殺草スペクトラムが著るしく拡大されるこ
とと抑草期間に及び、数回にわたる除草剤散布を
一回に短縮できることである。更に薬量を著るし
く低減でき、生育期の雑草を極めて速効的に枯殺
することが可能である。 次に実施例、実験例を挙げて説明する。 実施例1 粉剤 アトラジン1%、CBDC4%、タルク及びカオ
リンの均等混合物95%を均一に混合粉砕して粉剤
とする。使用に際しては直接散粉する。 実施例2 水和剤 アトラジン3%、CBDC30%、珪藻土30%、ホ
ワイトカーボン30%、ポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル4%、ラウリル硫酸3%を均
一に混合粉砕して水和剤とする。 実施例3 水和剤 アトラジン7%、CBDC7%、珪藻土30%、微
粉クレー39%、ホワイトカーボン10%、ポリオキ
シエチレンアルキルフエニルエーテル4%、ラウ
リル硫酸ソーダ3%を均一に混合粉砕して水和剤
とする。 以上水和剤は水で適宜希釈して使用する。 実施例4 粒剤 アトラジン2%、CBDC7%、タルク52%、ベ
ントナイト30%、ホワイトカーボン5%、アルキ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ2%、リグニンスル
ホン酸ソーダ2%を混合粉砕し、25%の水を加え
て練合せ押出造粒機により造粒加工後、乾燥して
粒剤とする。使用に際しては直接散粒する。 実施例5 粒剤 アトラジン5%、CBDC7%、ベントナイト30
%、タルク49%、アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ2%、リグニンスルホン酸ソーダ2%、ホワ
イトカーボン5%を混合粉砕し、適量の水を加え
て練り0.7mmの篩穴からおし出し、乾燥後1〜2
mmの長さに切断して粒剤として使用する。 実験例 1 直径15cmポツトに火山灰土壌を入れ、表土に一
定量のスズメノテツポウ種子を播種し、適量の潅
水を行つた。1日後アトラジン(50%水和剤)及
びCBDC(50%乳剤)の所定薬量を混合し、1区
当り5mlの水に希釈してガラスノズルで均一に散
布し、その後野外に放置した。 25日後に地上部生体重を測定し無処理比で表わ
した。
【表】
【表】 実験例 2 20cm×40cm×10cmのバツト火山灰土壌を入れ、
各種畑雑草を含む土壌を入れ、さらに表土にメヒ
シバ、スズメノテツポウ、スズメノカタビラ種子
を適量播種した。さらに生育中のコーライ芝を5
cm×5cmのブロツクに切り取り、バツトの中央部
に移植した。 供試薬量はアトラジン(50%水和剤)、CBDC
(50%乳剤)および本発明組成物(水和剤)の所
定量を均一に散布した。 調査は処理20日後に、それぞれの雑草の生育抑
制程度を10段階に分け、0:正常生育、10:完全
防除として表示した。
【表】 実施例 3 コーライ芝の生育地を1区1m×1mに区画し、
アトラジン(50%水和剤))、CBDC(50%乳剤)
及び本発明組成物(水和剤)の所定量を1区100
mlの水に希釈して均一に散布した。 調査は処理1ケ月後に雑草の発生本数及び生体
重について測定した。 処理9月13日、調査10月12日
【表】 実験例 4 芝生広葉雑草オオイヌタデおよびヤハズソーを
対象に出芽前土壌表層処理実験を行つた。 菊川土を充てんしたポツトに雑草種子を播種
し、約1cmの覆土をした後ポツト底部より吸水さ
せた。吸水翌日に1000/haの散布量でマイク
ロスプレイヤーを用いて土壌表面に散布した。 調査は処理20日後に行い枯死状況を調べた。枯
死状況は5段階とし、0:作用性なし 5:完全
枯死
【表】 実験例 5 芝生禾本科雑草スズメノテツポウおよび広葉雑
草オオイヌタデ、アオビユを対象に、所定葉齢ま
でポツトで育成した雑草の茎葉に1000/haの
散布量でマイクロスプレイヤーを用いて散布し
た。 調査は処理13日後に行い枯死状況を調べた。枯
死状況は5段階とし、 0:作用性なし 5:完全枯死
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2―クロル―4―エチルアミノ―6―イソプ
    ロピルアミノ―S―トリアジンと2―クロルベン
    ジル―N,N―ジエチルチオールカーバメートと
    を有効成分として含有することを特徴とする芝生
    用除草剤。
JP9921979A 1979-08-03 1979-08-03 Herbicide composition Granted JPS5622705A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9921979A JPS5622705A (en) 1979-08-03 1979-08-03 Herbicide composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9921979A JPS5622705A (en) 1979-08-03 1979-08-03 Herbicide composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622705A JPS5622705A (en) 1981-03-03
JPS6335606B2 true JPS6335606B2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=14241545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9921979A Granted JPS5622705A (en) 1979-08-03 1979-08-03 Herbicide composition

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5622705A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4971143A (ja) * 1972-11-15 1974-07-10
JPS5042046A (ja) * 1973-08-16 1975-04-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4971143A (ja) * 1972-11-15 1974-07-10
JPS5042046A (ja) * 1973-08-16 1975-04-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5622705A (en) 1981-03-03

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