JPS61172839A - 持続性香気香味賦与乃至改良補強剤 - Google Patents

持続性香気香味賦与乃至改良補強剤

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JPS61172839A
JPS61172839A JP60012624A JP1262485A JPS61172839A JP S61172839 A JPS61172839 A JP S61172839A JP 60012624 A JP60012624 A JP 60012624A JP 1262485 A JP1262485 A JP 1262485A JP S61172839 A JPS61172839 A JP S61172839A
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Masanao Matsui
松井 正直
Hiroshi Tamura
浩 田村
Minoru Iwamoto
実 岩本
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T Hasegawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来文献未記載の香料物質として有用な2,
5.g−ウンデカトリエン−1−オール類及びそのエス
テル類に関する。本発明は、又、該化合物の製法及びそ
の利用にも関する。
更に詳しくは、本発明は下記式(A) 、0R(A) 但し、式中RはH又はCOCH,を示す、で表わされる
2、5.8−ウンデカトリエン−1−オール及びそのエ
ステル類に関する。更に本発明は、上記式(A)化合物
を有効成分として含有することを特徴とする持続性香気
香味賦与乃至改良補強剤にも関し、又、上記式(,4)
化合物の製法にも関する。
本発明者らは、桜エビ中の香気成分として、新規物質で
おる(Z)、(Z)、(Z)−5,8゜11−テトラデ
カトリエン−2−オンおよび(E)。
(’)、(Z)−s、g、tl−テトラデカトリエン−
2−オンを発見し、又その異性体(E)。
(E)、(A’)−s、s、xx−テトラデカトリエン
−2−オンについても合わせて合成に成功した。更に、
該化合物が香料物質として有用であることが判明し、す
てに特許出畝した(%願昭59−44000)。又、本
発明者らは、上記化合物の各種異性体について研究した
結果、(Z)。
(A)、(’)−s、5−tt−テトラデカトリエン−
2−オン、(E)、(1、(Z)−5。
8.11−テトラデカトリエン−2−オン、(Z)。
(E)+ (E)−5,s、tt−テトラデカトリエン
−2−オン、(E)、(Z)、(E)−s。
8.11−テトラデカトリエン−2−オンおよび(Z)
、(Z)、(E)−s、s、tt−テトラデカトリエン
−2−オンが容易に合成することができ、且つ香料物質
として有用であることを発見し、すでに特許出願した(
特願昭59−211468)。
本発明者らは更に研究を進めた結果、上記5゜8.11
−デカトリエン−2−オン類の合成中間体として利用で
きる本発明の上記式(、()に包含される2、5.8−
ウンデカトリエ/−1−オール類が香料物質として有用
であることを発見し、又、これらアルコール類の酢酸エ
ステル類が容易に合成できることを発見し且つその合成
に成功した。更に本発明者らは、該式(、f)に包含さ
れるアルコール類は、フルーツ、海産物を思わせる香気
香味を有し、又、該式(、f)に包含されるエステル類
は海産物、果実を思わせる香気香味を有し各種の香料組
成物の持続性香気香味賦与乃至改良補強剤として有用で
あることを発見した。
本発明者らの研究によれば、上記式<A)化合物は、各
種の香料組成物、例えば、果実系、野菜系、柑橘系、ス
パイス系、洋酒系、ローストナツツ、ローストビーフ系
、タバコ系、フラワー系、グリーン系、ウッド系、ミル
ク系、脂肪系などの香料組成物に配合して、持続性の香
気香味賦与乃至改良補強剤として利用できる有用な化合
物であシ、又、上記式(A)化合物は、他の有機合成中
間体としても有用な新規化合物でちることが分った。
従って本発明の目的は、従来文献未記載の前記式CA)
化合物及びその製法を提供するにちる。
本発明の他の目的は、前記式(A)化合物を有効成分と
して含有することを特徴とする持続性香気香味賦与乃至
改良補強剤を提供するにちる。
本発明の上記目的ならびに更に多くの他の目的ならびに
利点は以下の記載から一層明らかになるであろう。
本発明の式(A)化合物に包含される具体的化合物とそ
の香気香味特性を以下の表Aに示した。
」L工り −l−オール −1−オール −1−オール −1−オール ]げす使匠ツL 8−ウンデカトリエン    僅かにアミ/様、油脂、
果実様8−ウンデカトリエン   僅かにアミ/様、柑
橘様、油脂8−ウ/デカトリエン   野菜様、油脂、
果実様8−ウンデカトリエン   宵さのらる果実様、
脂肪様8−ウンデカトリエン   油脂様、海上う様8
−ウンデカ) IJエン   果実様、野菜様、かんき
つ様、海そう様8−ウ/デカトリエン   果実様、海
そう様、魚かい類様8−ウンデカトリエン   果実様
、油脂様、海そり櫟8−ウンデカ) IJエニ   果
実様、野菜様、木様、アミ/様本発明の前記式(,4)
化合物において、RがHの場合のアルコール類〔上記一
覧表において式(、()−1〜式L4)−81の合成法
については、本発明者らによって既に特許出願した特願
昭59−44000号及び4!願昭59−211468
号に記載の方法によシ容易に合成することができる。
上記アルコール類の合成について以下に説明する。本発
明の式(,4)−1の製造例を工程図で示すと以下のよ
うに表わすことができる。
fil             +21(,4)−1 本発明の上記式(A)に包含される式(A)−1シス−
2,5,8−テトラデカトリエン−1−オールの合成法
は、上記態様において、上記式(1)2−ペンチニルプ
ロミドは市場で容易に入手できる化合物である。
本発明によれば、上記式(3) 2 、5−オクタジイ
ン−1−オールを合成するには、例えば、式(1)化合
物を別に調整したE t M g B rエーテル溶液
と。
0%CNの存在下に式(2)グロパギルアルコールテト
ラヒドロビ2ニルエーテル(テトラヒドロピランとプロ
パギルアルコールから容易に合成できる)と反応させ、
次いで酸の存在下に加水分解することによシス(3)化
合物を容易に得ることができる。
式(1)化合物と式(2)化合物の接触反応は、例えば
温度約25°〜約35℃程度の範囲で約4〜約7時間程
度の条件で行うことができる。この反応において式(2
)化合物の使用量としては、式(1)化合物に対して例
えば、約1〜約2モル程度の範囲の使用量を例示するこ
とができる。又、EtMgBrの使用量としては、式(
1)化合物に対して、例えば約1.0〜〜20モル程度
の範囲を挙げることができる。又、銅触媒としては、例
えばCuC1,CuBr。
CuCN、CwC1!、CwBr!等を例示でき、式(
1)化合物に対し、例えば約噛「〜約漬モル程度の範囲
の使用量を例示できる。加水分解反応は、例えば硫酸の
ごとき酸の存在下に、例えば室温下に約1〜約5時間反
応することによシ容易に行うことができる。硫酸は、例
えば、アルコール溶液として用いるのが良く、その濃度
は、例えば約1〜約5チ程度の範囲が好ましい。反応終
了後は、常法に従って処理して式(3)化合物を得るこ
とができる。
上記式(4)化合物を合成するには上述の式(3)化合
物を有機溶媒中、リンドラ−触媒の存在下に接触水素還
元して合成できる。反応は、常圧下で例えば約−20°
〜約50℃程度の温度で約O,S〜約約2峙 とができる。リンドラ−触媒の使用量としては、例えば
式(3)化合物に対して約α01〜約10重量%程度の
範囲が例示できる。又、有機溶媒としては、ヘキサン、
酢酸エチル、シクロヘキサンなどが好ましく利用され、
これら有機溶媒は、式(3)化合物に対して例えば、約
0.5〜〜20重量倍程度の範囲の使用量を挙げること
ができる。反応生成物は、例えばカラムクロマト、蒸留
などの手段により精製することができる。
上記式(5)化合物を合成するには、上記で得られた式
(4)化合物を三臭化り/及びピリジンの存在下に有機
溶媒中で、例えば、約20’〜約100℃程度の反応温
度で約3〜約8時間程度反応することにより容易に合成
することができる。該反応は、例えばアルがンの如き不
活性ガス雰囲気下で行うのが望ましい。上記反応に使用
する三臭化リンの使用量としては、式(4)化合物に対
し例えば約5〜約1モル程度の範囲の使用量をあげるこ
とができる。又、ピリジンの使用量としては、三臭化リ
ンに対して、例えば、約殉〜約3モル程度の範囲が例示
できる。この反応に使用する有機溶媒としては、例えば
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、トルエン、ベン
ゼン、ヘキサンナトi;tZ好I L < (1’用さ
れ、これら有機溶媒は、式(4)化合物に対し例えば、
約10重量倍程度までの範囲で使用することができる。
反応終了後は常法によシ後処理して、必要によシカラム
クロマト、蒸留などの手段によシ精製することができる
上記式(7)化合物を合成するKは、上述で得られた式
(5)化合物を上述の式(3)化合物を合成した方法と
同様に行って、容易に合成することができる。
本発明の式(A)−1化合物を合成するには、上述で得
られた式(7)化合物を上述の式(4)化合物を合成し
た方法と同様に行って、容易に合成することができる。
本発明の式(,4)−3の製造例を工程図で示すと以下
のように表わすことができる。
(4′ +51 ’               (61’(
7)′ (8)′ (9)′ ゝ   ″   OH (,4)−3 本発明の式(,4)−3化合物の合成例につき上記工程
図に従って、以下に説明する。
本発明の上記式(21’2−ペンテン−1−オールは、
市場で容易に入手できる式(1) / 2−dンチンー
1−オールを有機溶媒中で還元試薬の存在下に水素化す
ることにより容易に合成することができる。反応は、例
えば約10°〜約40℃程度の温度で約5〜約10時間
程度の範囲で行うことができる。還元試薬としては、例
えば水素化リチウムアルミニウムの如き、還元試薬がし
ばしば利用され、これら還元試薬の使用量としては、例
えば、式(1)′化合物に対し、約に〜約1モル程度の
範囲を例示することができる。又、有機溶媒としては例
、tば、1.2−ジメトキシエタン、エチルエーテル、
テトラヒドロフランなどの溶媒を例示できる。これら有
機溶媒の使用量は、適宜に選択すれば良く、例えば式(
1)′化合物に対して約1〜約20重量倍程度の範囲を
挙げることかで惠る0反応生成物は常法に従って処理し
て、例えば、蒸留、カラムク、ロマトなどの如き手段で
精製することができる。
本発明の上記式+31’ l−クロル−2−ペンテンは
、上記で得られた式(2)′化合物をピリジンおよび三
鷹化り/の存在下に、例えば約11′〜約lθ℃程度の
温度条件下に約3〜約6時間程度反応することにより容
易に合成することができる。ピリジンの使用量は適宜に
選択すれば良く、式(2)′化合物に対して例えば、約
αl〜約3モル程度の範囲がしばしば利用される。又、
三塩化リンの使用量としては、式(2)′化合物に対し
て例えば、約号〜約1モル程度の範囲の使用量が例示で
きる0反応生成物は、例えば蒸留などの手段で精製する
ことができる。
本発明の上記式+51’5−オクテ/−2−イン−1−
オールを合成するには、例えば上述のようにして得るこ
とのできる式(3)′化合物を、有機溶媒中、EtMg
Brテトラヒドロフラン溶液及びCuCNの存在下に1
−テトラヒドロピラニルオキシ−2−プロピ/式(4)
′と反応させることによシ容易に合成できる0反応方法
は前述の式(3)化合物の合成と同様の方法によシ容易
に行うことができる1反応生成物は、常法に従って処理
して、例えば蒸留によって精製して式(5)′化合物を
容易に得ることができる。
本発明の式(61’ 2 、5−オクタジエン−1−オ
ールは、例えば上記で得られた式(5)′化合物を例え
ば1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、エ
チルエーテル等の如き有機溶媒中、還元試薬の存在下に
上述の式(2)′化合物の合成と同様の反応操作によシ
容易に合成することができる。
本発明の式(71’ l−ブロム−2,5−オクタジエ
ンは、例えば上述のようにして合成することのできる式
(6)′化合物を例えばエチルエーテル、テトラヒドロ
フランの如き有機溶媒中、三臭化リン及びピリジンの存
在下に例えば約10〜約10℃程度の温度下に約1〜約
5時間程度反応することにより容易に合成することがで
きる。その他の反応条件は、上述の式(5)化合物の合
成と同様に行って容易に合成することができる。
本発明の式(9)’ 5 、8−ウンデカジエン−2−
イン−1−オールは、例えば上述のようにして合成でき
る式(7)′化合物を有機溶媒中、EtMQBデテトラ
ヒドロフラン溶液及びC5cNの存在下に1−テトラヒ
ドロキシピラニルオキシ−2−グロビン式+81’(2
−プロピン−1−オールとジヒドロビランから容易に合
成できる)と反応して、1−チトラヒドロビラニルオキ
シ−5,8−ウンデカジエン−2−インを合成し、次い
で酸触媒の存在下に加水分解することにより容易に合成
することができる。反応方法は、上記に述べた式(4)
/化合物から式(5)′化合物を合成する方法と同様の
反応操作で行うことができる。
本発明の上記式(、()−3の2.5.8−ウンデカト
リエン−1−オールは、例えば上述のようにして合成で
きる式(9)′化合物を、例えばテトラヒドロン、エチ
ルエーテルの如き有機溶媒中、例えば水素化リチウムア
ルミニウムの如き還元試薬の存在下に水素化することに
より容易に合成することができる。反応操作は、上述の
式(5)′化合物から式(6)′化合物を合成する方法
と同一操作で行うことができる。
本発明の式(、()−2の製造例を工程図で示すと以下
のように表わすことができる。
(ロ)            e→ (,4)−2 本発明の上記式(,4)−2化合物の合成法は、例えば
前記工程図に従って容易に行うことができる。
本発明の上記式(イ)2.5−オクタジイン−1−オー
ルは、例えば前述の式(1)化合物と式(2)化合物か
ら式(3)化合物を合成する方法と同様の方法で容易に
合成することができる。
本発明の上記式(ロ)シス、シス−2,5−オクタジエ
ン−1−オールは、リンドラ−触媒の存在下に前述の式
(7)テトラゾカー5.8.11−)リイン−2−オン
から式(A11  シス、シス、シス−ナト2デカトリ
エンー2−オンを合成する方法と同様な方法で水素化す
ることにより容易に合成することができる。
本発明の上記式eう1−ブロム−シス、シスーλ5−オ
クタジエンは、(ロ)化合物と例えば三臭化リン及びピ
リジンの存在下に前述の式(4)化合物から式(5)化
合物を合成する方法と同様な方法によシ臭素化して容易
に合成することができる。
本発明の上記式(ホ)シス、シス−5,8−クンデカジ
エン−2−イン−1−オールの合成は、上記で得られた
式(ハ)化合物を例えば、式に)の1−テトラヒドロピ
ラニルオキシ−2−グロビンとEtMQBrの存在下に
接触反応し、次いで加水分解することによシ容易に得る
ことができる。反応方法は、上述の式(1)化合物と式
(2)化合物から式(3)化合物を合成する方法と同様
な方法で行うことができる。
本発明の上記式(,4)−2)ランス−2−シス。
シス−5,8−ウンデカトリエン−1−オールは、例え
ば上述のようにして合成できる式(ホ)化合物を例えば
、水素化リチウムアルミニウムの如き還元剤の存在下に
水素化することによシ容易に合成することができる。反
応方法は例えば、上述の(9)′化合物から(、()−
3化合物を合成する方法と同様に行うことができる。
本発明の式(,4)−4の上記製造例を工程図で示すと
以下のように表わすことができる。
Ta2            (41(,4)−4 本発明の上記式(、()−4化合物の合成法における上
記態様において、出発原料の上記式fil 5−オクテ
ン−2−イン−1−オールは、本発明者らによって既に
特許出願(特願昭59−44000)し九市場で容易に
入手できる2−ペンチン−1−オールから数工程で容易
に合成できる化合物である。
本発明の上記式(,4)−4化合物を合成するには、上
記工程図において出発原料の上記式(1)から+21−
 (31−(4) −(5)を経て合成することができ
る。上記式(1)から上記式(21(z)−z、(E)
−s−オクタジエン−1−オールを合成するには、式(
1)化合物を例えば、有機溶媒中リント2−触媒の存在
下に接触水素還元することによシ容易に合成することが
できる。リント2−触媒は市場で容易に入手でき、その
使用量としては、式(1)化合物に対して例えば約(1
01〜約10重量嘩程度の範囲を例示することができる
。有機溶媒としては、例えばヘキサン、酢酸エチル、シ
クロヘキサンかどが好ましく利用され、これら有機溶媒
の使用量としては、式(11化合物に対して例えば、約
α5〜約20重量倍程度の範囲の使用量を挙げることが
できる。
接触水素還元反応は、常圧下で例えば約−40’〜約5
0℃程度の温度で約0.5〜約10時間程度の反応時間
で反応することによシ行うことができる。反応生成物は
必要によシ例えばカラムクロマト、蒸留などの手段で精
製することもできる。
式(3)の(z)−2、(E)−s−オクタジエン−1
−プロミドは、上記で得られた式(2)化合物をピリジ
ンの存在下、三臭化リンと有機溶媒中で、例えば、約−
20°〜約100℃程度の−反応温度で約3〜約8時間
程度反応することによシ容易に合成することができる。
該反応は、例えばアルがンの如き不活性ガス雰囲気下で
行うのが望ましい。上記反応に使用する三臭化リンの使
用量としては、式(2)化合物に対し例えば、約号〜約
1モル程度の範囲の使用量をあげることができる。
又、ピリジンの使用量としては、三臭化リンに対して、
例えば、約殉〜約3モル程度の範囲が例示できる。この
反応に使用する有機溶媒としては、例えばエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、トルエン、ベンゼン、ヘキサ
ンなどが好ましく使用され、これら有機溶媒は、式(2
)化合物に対し例えば、約10重量倍程度までの範囲で
使用することができる。反応終了後は常法によシ後処理
して、必要によシカラムクロマト、蒸留などの手段によ
シ精製することもできる。
式(5)の(Z)−s、(E)−8−ウンデカジエン−
2−イン−1−オールを合成するには、上記で得られた
式(3)化合物を別に調整したE t M g B r
エーテル溶液と銅触媒の存在下に式%式% ニルエーテル(テトラヒドロピランとプロ/−ルギルア
ルコールから容易に合成できる)と反応させ、次いで酸
の存在下に加水分解することにより式(5)化合物を容
易に得ることができる。式(3)化合物と式(4)化合
物の接触反応は、例えば温度約25°〜約35℃程度の
範囲で約4〜約7時間程度の条件で行うことができる。
この反応において式(4)化合物の使用量としては、式
(3)化合物に対して例えば、約1〜約2モル程度の範
囲の使用量を例示することができる。又、EtMQBr
の使用量としては、式(3)化合物に対して、例えば約
LO〜約20モル程度の範囲を挙げることができる。又
、銅触媒としては、例えばCrtCl。
CxBr、CwCN、CwCl、 、CuBr、等を例
示でき、式(3)化合物に対し例えば、約→〜萌←モル
程度の範囲の使用量を例示できる。加水分解反応は、例
えば硫酸のごとき酸の存在下に1例えば室温下に約1〜
約5時間反応することにより容易に行うことができる。
硫酸は、例えば、アルコール溶液として用いるのが良く
、その濃度は、例えば約1〜約5チ程度の範囲が好まし
い0反応終了後は、常法に従って処理して式(5)化合
物を得ることができる。反応生成物は、必要により例え
ば、カラムクロマト、蒸留などの手段で精製することも
できる。
式(,4)−4の(Z)−2、(Z)−s、(E)−8
−ウンデカトリエン−1−オールを合成するには、上記
で得られた式(5)化合物を、例えば有機溶媒中リント
2−触媒の存在下に接触水素還元することによシ容易に
合成することができる。
反応条件及びその他の条件は、上述の式(1)から式(
2)を合成する方法に準じて行うことにより容易に合成
することができる。
本発明の式(、()−S化合物の製造例を工程図で示す
と以下のように表わすことができる。
(,4)−s 本発明の式(,4)−5化合物を合成するには上述の式
(,4)−4の合成中間体として得られた式(5)の(
Z)−s、(E)−S−ウンデカジエン−2−イン−1
−オール〔式(A)−sの製造工程図では式(1)で表
わす〕を出発原料として容易に行うことができる。
式(,4)−5の(E)、−2、(Z)−s、(E)−
8−ウンデカトリエン−1−オールを合成するには、例
えば式(1)化合物を有機溶媒中で還元試薬の存在下に
水素化することによシ容易に合成することができる。反
応は、例えば約10″〜約40℃程度の温度で約5〜約
10時間程度の範囲で行うととにできる。還元試薬とし
ては、例えば水素化リチウムアルミニウムの如き、還元
試薬がしばしば利用され、これら還元試薬の使用量とし
ては、例えば、式(1)化合物に対し、約5〜約1モル
程度の範囲を例示することができる。又、有機溶媒とし
ては例えば、1.2−ジメトキシエタン、エチルエーテ
ル、テトラヒドロ7ランなどの溶媒を例示できる。これ
ら有機溶媒の使用量は、適宜に選択すれば良く、例えば
式(1)化合物に対して約1〜約20重量倍程度の範囲
を挙げることができる。反応生成物は常法に従って処理
して、例えば、蒸留、カラムクロマトなどの如き手段で
精製することもできる。
本発明の式(,4)−6化合物の製造例を工程図で示す
と以下のように表わすことができる。
本発明の式(,4)−6化合物の合成における上記製造
工程図において、出発原料の式(α)(E)−s、(E
18−ウンデカジエン2−イン−1−オールは、本発明
者らによって既に特許出願(特願昭59−44000)
l、た方法によって容易に合成できる化合物である。
本発明の式(、()−6化合物の製造工程図において、
式(、()−6で表わされる(Z)−2、(E)−S、
(E)−s−ウンデカトリエン−1−オールを合成する
には、式(α)化合物を例えば、有機溶媒中、リンドラ
−触媒の存在下に接触水素還元することによシ容易に合
成することができる。反応方法及び反応条件は、上述の
本発明の式(,4)−4化合物の合成中間体式(2)化
合物を合成する方法に準じて容易に行うことができる。
本発明の式(,417化合物の製造例を工程図で示すと
以下のように表わすことができる。
(イ)              (ロ)(ハ)  
    に) (ト)                      
eつ本発明の式(,4)−7化合物の製造工程図におい
て、式(ロ)  (Z)−2−ペンテン−1−オールを
合成する罠は、例えば市場で容易に入手できる式(イ)
2〜に/チンー1−オールを有機溶媒中、リンドラ−触
媒の存在下に接触水素還元することによシ行うことがで
きる。反応方法及び反応条件は、上述の式(A>−4化
合物の合成中間体である式(1)化合物から式(2)化
合物を合成する方法に準じて行って式(ロ)化合物を容
易に合成することができる。
式(ハ)の1−クロル−(Z)−2−ペンテンを合成す
るには、上記で得られた式(ロ)化合物を、例えば有機
溶媒中、ピリジ/の存在下に三塩化リンと反応させるこ
とによシ容易に合成することができる。反応方法及び反
応条件は、上述の式(,4)−4化合物の合成中間体で
ある式(2)化合物から式(3)化合物を合成する方法
に準じて行って式(ハ)化合物を容易に合成することが
できる。
式(ホ)の(Z)−s−オクテン−2−イン−1−オー
ルを合成するには、上述のようにして得ることができる
式(ハ)化合物を、EtMgBrエーテルと銅触媒の存
在下に式(ニ)プロAギルアルコールテトラヒドロピラ
ニルニーテルト反応させ、次いで酸の存在下に加水分解
することKよシ容易に合成することができる。反応方法
及び反応条件は、上述の式(,4)−4化合物の合成中
間体である式(4)化合物から式(5)化合物を合成す
る方法に準じて行うことにより容易に式(ホ)化合物を
得ることができる。
式(へ)の(E)−2、(Z)−5−オクタジエン−1
−オールを得るには、上述のようにして得ることのでき
る式(ホ)化合物を有機溶媒中、水素化リチウムアルミ
ニウムで還元することによって容易に合成することがで
きる。反応方法及び反応条件は、上述の式(、()−S
化合物の合成中間体式(1)化合物から式(り化合物を
合成する方法に準じて行うことによシス(へ)化合物を
容易に合成することができる。
式(ト)のに)−2、(Z)−5−オクタジエン−1−
プロミドを合成するには、上述のようにして得ることの
できる式(へ)化合物を有機溶媒中、ピリジンの存在下
に三臭化り/と反応することにより容易に合成すること
ができる0反応方法及び反応条件は、よ述の式(,4)
−4化合物の合成中間体の式(2)化合物から式(3)
化合物を合成する方法に準じて行うことにより式(ト)
を容易に合成することができる。
式(す)の(E)−s、(Z)−8−ウンデカジエン−
2−イン−1−オールを合成するには、上述のようにし
て得ることのできる式(ト)化合物をEtMgBrエー
テル溶液と銅触媒の存在下に式(チ)グロパギルアルコ
ールテトラヒドロピラニルエーテルと反応させ、次いで
酸の存在下に加水分解することにより容易に合成するこ
とができる0反応方法及び反応条件は、上述の式<A>
−4化合物の合成中間体である式(4)化合物から式(
5)化合物を合成する方法に準じて行うことによシ容易
に式(ワ)化合物を合成することができる。
式(,4)−7の(Z)−z、(E)−s、<2>−8
−ウンデカトリエン−1−オールを合成するには上記で
得られた式(す)化合物を有機溶媒中、す/ドラー触媒
の存在下に接触水素還元することによシ容易に合成する
ことができる。反応方法及び反応条件は、上述の式(,
4)−+化合物の合成中間体の式(1)から式(2)化
合物を合成する方法に準じて行うことによシ、式(,4
)−7化合物を容易に合成することができる。
本発明の式(,4)−8化合物の製造例を工程図で示す
と以下のように表わすことができる。
(イ)′ (ロ)′ 本発明の式(、()−8化合物の製造工程図に於いて、
式(ロ)′(E)−2、(E)−s、(Z)−8−ウン
デカトリエン−1−オールを合成するには、式(イ)’
  (E15、(Z)−8−ウンデカジエン−2−イン
−1−オールを有機溶媒中、水素化リチウムアルミニウ
ムによシ還元することによシ容易に合成することができ
る0反応方法及び反応条件は、上述の式(,4)−s化
合物の合成中間体式(1)化合物から式(1)化合物を
合成する方法と同様の方法で行って容易に式(、() 
−8化合物を合成することができる。
又、本発明の前記式(,4)化合物において、RがC0
CH,の場合のエステル類〔前記一覧表Aにおいて式(
,4)−9〜式(、()−16:lを合成するには、例
えば、上述のようにして得ることのできるアルコール類
〔式(、()−1〜式(A)−8〕を、例えば、ピリジ
ンの如き塩基の存在下に無水酢酸と反応することによシ
容易に合成することができる。上記アセチル化反応に使
用する塩基の使用量としては、アルコール類に対して例
えば、約α5〜約10重量倍程度の範囲を例示すること
ができる。又、無水酢酸の使用量としては、アルコール
類に対して例えば、約1〜約zOモル程度の範囲を挙げ
ることができる。反応は例えば約60〜約Zoo℃程度
の温度で約α5〜約24時間程度の条件で容易に行うこ
とができる。反応終了後は、水中に注ぎ、エーテル抽出
し、エーテル層を食塩水洗浄、希塩酸水洗浄、食塩水洗
浄、重ノー水洗浄を順次行い、硫酸マグネシウムで乾燥
し、エーテルを留去して上記式(,4)に包含されるエ
ステル類を容易に得ることができる。
上述の上記式<A) 2 、5 、8−ウンデカトリエ
ン−1−オール類及びそのエステル類は、持続性香気香
味賦与乃至改良補強剤として有用であることが発見され
た。該式(、f)化合物はフルーツ、海産物を思わせる
調子を有する前記表に示した香気香味を示し、且つ優れ
た持続性を有する新規化合物であって特に各種の飲食品
、香粧品類、保健・衛生・医薬品などの香気香味賦与乃
至変調剤として優れた持続性及びユニークな香気香味を
有する0式(、f)化合物は各種の合成香料、天然香料
、天然精油、合成精油、柑橘油などと良く調和し、式(
,4)化合物を利用して新規な香料組成物が調製できる
。より具体的には、式(,4)化合物を例えば、ベルガ
モツト油、し七ン油、ゼラニウム油、ラベンダー油、マ
ンダリン油などの合成精油中に配合すると、天然精油が
本来有する香気香味にマイルドでこくがあり且つ持続性
ある改良効果を合成精油に賦与することができる。また
、例えば、オレンジ、ライム、レモン、グレープフルー
ツなどの如き柑橘精油類;ラベンダー油、ベチバー油、
シダーウッド油、シトロネラ油、ゼラニウム油、ラバン
ジン油、サンダル油などの如き天然精油;に対しても良
く調和し、その精油の特徴を強調することができ、まろ
やかでこくがあり天然らしさを有し、加えてすぐれた持
続性のある新規な香料組成物を調製することができる。
更に、例えば、各種合成香料、天然香料、天然精油、柑
橘油などから調整される例えば、ストロベリー、レモン
、オレンジ、グレープフルーツ、アップル、パイナツプ
ル、バナナ、メロンなどの如きフレーバー組成物に配合
するとマイルドでこ<ohる天然らしさかあり且つ持続
性の強調された香料組成物が調製できる。上記式(、(
)化合物の配合量は、その目的及び配合される香気香味
組成物によっても異なるが、例えば、一般的には全体の
約αOat〜約30重量%程度の範囲を例示することが
できる。
斯くして、本発明によれば、式(,4)化合物を有効成
分としてなる持秩性香気香味賦与乃至改良補強剤が提供
でき、核剤を利用して、式(A)化合物を香気香味成分
として含有することを特徴とする飲食物類、式(,4)
化合物を香気成分として含有することを特徴とする香粧
品類、式(,4)化合物を香気香味成分として含有する
ことを特徴とする保健・衛生・医薬品類等を提供するこ
とができる。
例えば、果汁飲料類、果実酒類、乳飲料類、炭酸飲料の
如き飲料類;アイスクリーム類、シャーベット類、アイ
スキャンデー類の如き冷菓類;和・洋菓子類、ジャム類
、チューインガム類、ノ々ン類、コーヒー、ココア、紅
茶、お茶の如き嗜好品類;和風スープ類、洋風スープ類
の如きスープ類;風味調味料、各種インスタント飲料乃
至食品類、各種スナック食品類などに、そのユニークな
香気香味賦与できる適当量を配合した飲食物類を提供で
きる。又例えば、シャンプー類、ヘアクリーム類、ポマ
ード、その他の毛髪用化粧料基剤;オシロイ、口紅、そ
の他の化粧用基材や化粧用洗剤類基剤などに1そのユニ
ークな香気を賦与できる適当量を配合した化粧品類が提
供できる。更に又、洗濯用洗剤類、消毒用洗剤類、防臭
洗剤類、室内芳香剤その他各種の保健・衛生用洗剤類:
歯みがき、ティッシュ−、トイレットーーパーなどの各
種の保健・衛生材料類;医薬品の服用を容易にするため
の矯味、賦香剤など保健・衛生・医薬品類に、そのユニ
ークな香味を賦与できる適当量を配合もしくは施用した
保健・衛生・医薬品類を提供できる。
以下に実施例を掲げて、本発明の式L4)化合物の製造
例及び利用例についての数態様を、更に詳細に説明する
実施例1 (Z、Z、Z)−2,5,8−ウンデカトリエン−1−
オール(、()−1の合成ニー(1)2.5−オクタジ
イン−1−オールの合成2規定E t M g B r
 x−チル溶液33(ld(Q。
66モル)中にCsCNα611を加える。
エーテル還流条件下にプロ・ぐギルアルコールテトラヒ
ドロピランエーテル5lJi’(α65モル)とエーテ
ル120dの混合溶液を滴下する。滴下終了後頁に1時
間反応を続ける。次にCuCN0.6.9を加え、更に
エーテル還流条件下、1−ブロム−2−ペンチン86i
(α59モ/I/)とエーテル120dの混合溶液を滴
下する。滴下終了後同温度で更に3時間反応を続ける。
反応液を飽和HE4C1氷水中に注入、エーテル抽出を
行なう。抽出液を食塩水洗、無水MgSO4乾燥処理し
、溶剤を除去。残液を7リカrルカラムにより分離精製
する。ワコーr/I10−2002 s OI  n−
Bgzang/EtOAc=9515 (ν/v)粗製
品120!iを得る。粗製1201を1%H,So4−
MaOH(w/w)600#とともに室温下2時間攪拌
する。未反応THPエーテルの消失を確認後Nα、CO
,粉末を加え中和、J/gOHをエバポレーターで回収
する。残液に水、エーテルを加え抽出、洗浄処理を行な
う。無水)1gSO4乾燥処理、溶媒除去後残液を蒸留
することにより目的化合物を得る。asy(収率53チ
対1−ブロム−2−−eフラン)沸点83〜85℃/S
mHt (21(Z 、 z ) −2、5−オクタジエy−t
−オールの合成 2.5−オクタジイン−1−オール244g、%−ヘキ
サン2001ut、 リンドラ−触媒6Ii、キノリン
61をフラスコに仕込み常圧下水素添加反応を行う。反
応終了後、触媒を口割し、母液を2チ塩酸水洗浄、食塩
水洗浄、重ノー水洗浄、食塩水洗浄を順次行う。次いで
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去し減圧下に蒸留
して沸点90゜〜91℃(9m#g)を有する目的化合
物231を得た。収率91 13)  (Z、Z)−5,8−’1ノデカジx7−2
−インー1−オールの合成 (Z、Z)−2,5−オクタジエン−1−オール19I
!、ピリジン5g、乾燥エーテル100dを仕込み、エ
ーテル速流条件下に三臭化リン10yを1時間で滴下反
応する。その後頁に2時間35°±3℃で攪拌をつづけ
る。反応終了後、反応液を氷水中に注入し、有機層を分
離、食塩水洗、重ノー水中和、食塩水洗、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を除去し、臭素化合物2λ51を得
た。
次いでマグネシウム4. s j’ % A 化エチル
21!i。
l−テトラピラニルオキシ−2−プロピレン221を用
い、実施例1の(1)と同様の反応操作を行って沸点9
5°〜97℃/ L 5 W Hgを有する目的化合物
1&59を得た。収率63チ +41  (Z 、 Z 、 Z ) −2、5、8−
ウンデカトリエン−1−オール式(,4)−1の合成(
Z、Z)−5,8−ウンデカジエン−2−イン−1−オ
ール1511キノリン15g、リンドラ−触媒7.5.
?、乾燥エーテル150mを使用して、実施例1の(2
)と同様の反応操作を行って沸点91〜97℃/a、r
txHgを有する目的化合物113gを得た。収率88
チ 実施例2 (E、Z、z)−2,5,8−ウンデカトリエン−1−
オール式(A)−2の合成 ft)  (E、Z、Z)−2、s 、 s−ウンデカ
トリエン−1−オール式(,4)−2の合成フラスコ中
にテトラヒドロフラン50tnlを仕込みこの中に水素
化リチウムアルミニウムzIIを懸濁させる。水浴で冷
却し、25″ ±3℃の温度を保ちつつ、実施例1の(
3)で得られた<2.2>−5,8−ウンデカジエン−
2−イン−1−オール15Jを1.5時間で滴下する。
滴下終了後、冷却浴をはずし、室温で5時間攪拌反応を
続ける。
次に再び水浴で冷却下酢酸エチルを加え過剰の水素化リ
チウムアルミニウムを分解し、反応を終了する。反応液
を5チ塩酸水に注入し、エーテルで抽出する。抽出液を
、大塩水洗浄、重ソー水で中和洗浄、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥処理し、溶媒を留去後、減圧下に蒸留するこ
とによシ沸点80°〜s1℃/1鵡HQを有する目的化
合物13811を得た。収率93チ 実施例3 (E、E、E)−2,5,8−ウ/デカトリエン−1−
オール式(,4)−3の合成 fil  (E ) −2−−’?ンテンー1−オール
の合成11四つロフラスコに1.2−ジメトキシエタン
(以下DMEと略す)600−を仕込みこの中に水素化
リチウムアルミニウム38j(LOモル)を懸濁させる
水浴で冷却し、25±3℃の反応温度を保ちつつ2−ペ
ンチン−1−オー/I/126j’(15モル)を1.
5時間で滴下する。滴下終了後冷却浴をはずし、室温で
5時間攪拌反応を続ける。次に再び水浴で冷却下酢酸エ
チルを加え過剰の水素化リチウムアルミニウムを分解し
、反応を終了する。反応液を、5チ塩酸水に注入し、エ
ーテルで抽出する。
抽出液を、食塩水洗、重ノー水中和洗浄無水硫酸マグネ
シウム乾燥処理し、エバポレーターで濃縮する。得られ
た残液を減圧蒸留することによシ沸点140〜143℃
(7somHg)を有する2(E)−ぺ/テンー1−オ
ール106JFを得た。
収率821 (2)l−クロル−2(E)−ペンテンの合成300−
四つロフラスコに上記で得られたアルコール69g(α
8モル)ピリジン13jl(α16モル)を仕込む。氷
水浴で冷却し、5±5℃の反応温度を保ちつつ三塩化リ
ン44y(a、3zモル)を2時間で滴下する。滴下終
了後冷却浴をはずし、室温で2時間攪拌を続ける。
次に蒸留塔をセットし160〜150soiHgで通し
蒸留を行々い〜70℃迄の留分63Iiを得た。
得られた留分を食塩水洗、重ノー水中和洗浄、無水硫酸
マグネシウム乾燥処理し減圧蒸留することによシ沸点5
8〜62°C(tsomffg)を有する1−クロル−
2(E)−ペンテン5511を得た。
収率66チ (3) 5(E)−オクテン−2−イン−1−オールの
合成 反応はアルコ0/雰囲気下におこなう。50〇−四つロ
フラスコにマグネシウムa211(o、a+モル)乾燥
テトラヒドロフラン(以下THFと略す)10(lを仕
込む。
水浴で冷却し50±5℃の反応温度を保ちつつ、臭化エ
チル37N(0,34モル)と乾燥TEF501の溶液
を滴下し、グIJ ニア試薬を調製する。
この中に1−テトラヒドロピラニルオキシ−2−グロビ
ン(4)’4(1(α29モル)と乾燥THF501の
溶液を35±5℃の滴下反応温度で、約30分間で滴下
する。
滴下終了後55〜60℃に加温しエタンの発生が止むの
を確認し再び冷却する。
シアン化第−銅o、syをこの中に加え、続いて30±
5℃の滴下反応温度で1−クロル−2(E)−インテン
27y(o、26モル)と乾燥TIIFsoyの溶液を
30分で加える。終了後室温で12時間攪拌を続は反応
を終了する。反応液を飽和アンモニア水に注入油層を分
離する。水層をエーテルで抽出し、エーテル層を油層と
合わせる。油層を水洗、無水硫酸マグネシウム乾燥処理
し、濃縮することにより、1−テトラヒドロ−ピラニル
オキシ−5(E)−オクテン−2−インの粗製60、F
を得た。
次に500mナスフラスコで上記の粗製60jを1%硫
酸−メタノール301’とともに室温下1時間攪拌する
。終了後反応液を水に注入、エーテル抽出を行なう。抽
出液を水洗、重ノー水中和洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ム乾燥処理し濃縮する。得られた残液を減圧蒸留粗製す
ることによシ沸点69〜70℃(2驕By)を有する5
(E)−オクテン−2−イソ−1−オール23Iiを得
た。
収率72%。
(412,s(E、AF)−オクタジエン−1−オール
の合成 上記で得られるアルコール22#(0,18モル)、水
素化リチウムアルきニウムλ8N(0,10モル)、T
HF 1o O−を用い実施例2の(1)と同様の反応
操作を行なうことによシ沸点89〜9 Q ℃(90H
a)を有する2、5(A’、Ai’)−オクタジエン−
1−オール18!iを得た。収率81%(5) s、s
(E、E)−ウンデカジエン−2−イ/−1−オールの
合成 300−四つロフラスコに上記(4)で得られたアルコ
ール17N(135ミリモル)、ピリジン49(51ミ
リモル)、乾燥エーテル800gを仕込む。
氷水浴で冷却し、5±5℃の反応温度を保ちっ−)三臭
化リン1411(52ミリモル)を30分間で滴下する
0滴下終了後、冷却浴をはずし、室温で更に1時間攪拌
を続は反応を終了する。反応液を氷水中に注入エーテル
層を分離する。エーテル層を水洗、重ソー水中和洗浄無
水硫醗マグネシウム乾燥処理し、濃縮することにより1
−ブロム−2、5(E、E)−オクタジエンの粗製21
jを得た。
マグネシウム41jl(170ミリモル)、臭化エチル
1&5jl(170ミリモル)、1−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−2−グロビン2(1(140ミリモル)、
l−ブロム−2,s(E、E)−オクタジエン2α5.
F(108ミリモル)を用い実施例3の(3)の合成と
同様の反応操作を行うことによシ1−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−5゜s(E、A’)−ウンデカジエン−2
−インの粗製37.9を経て沸点102〜105℃(2
mHg )を有するs、s(E、E)−ウンデカジエン
−2−イン−1−オールをIL5.Pを得た。収率57
チ。
(6) (E、E、E)−2,s、s−ウンデカトリエ
ン−1−オール式(,4)−3の合成(5)で得られた
アルコール7 F (43ミIJモル)、水素化リチウ
ムアルミニウム1j(26ミリモルXTHF50wlを
用い実施例3の(4)の合成と同様の反応操作を行なう
ことによシ沸点90〜92℃(2鵡By)を有する2 
、 5 、8 (E、E、E)ウンデカトリエン−1−
オール&41を得た。収率9〇一 実施例4      。
(Z、Z、E)−2,5,8−ウンデカトリエン−1−
オール式(A)−4の合成 (11(Z、A?)−z、s−オクタジエン−1−オー
ルの合成 オートクレーブに実施例3の(3)で得られた(E)−
5オクテン−2−イン−1−オール24 g 、9゜リ
ンドラ−触媒(日本エングルハルト)50.ii+、!
−ヘキセン248−とキノリン100−を仕込み20±
5℃にて水素圧〜7′に910Iで反応を行った。理論
量の水素を吸収した時点で反応を終了し、触媒を口割後
、希塩酸水溶液、水洗浄、重ノー水溶液洗浄、水洗浄を
順次行った後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去
後、減圧下に蒸留し、沸点too’ 〜102℃/ 1
8 wsHgを有する目的化合物を214!i()’:
85チ)得た。
(2)1−ブロム−(Z、E)−2,5−オクタジエン
の合成 フラスコに上記で得られたアルコール化合物5α411
、ピリジン&O11乾燥エーテル250−を仕込み、5
°±5℃の温度条件下、三臭化リン43!Iを1時間半
で滴下反応する。滴下終了後2時間室温下で攪拌を続け
る。反応終了後反応液を氷水中に注入、有機相を分離、
食塩水洗、重ノー水中和、食塩水洗、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥処理を行う。溶媒を留去後、目的化合物の粗
製物73Jを得た。このものは精製することなく次の反
応に用いる。
+3+  (Z 、 E ) −5、8−ウンデカジエ
ン−2−イン−1−オールの合成 2規定EtMgErx−チル溶液25〇−(0,5モル
)中に0%0Mα51を加える。
エーテル還流条件下にグロノギルアルコールテトラヒド
ロヒランエーテル5tsy(α44モル)とエーテル6
1mの混合溶液を滴下する。滴下終了後頁に1時間反応
を続ける。更にエーテル還流条件下、1−ブロム−(Z
)−2−(E)−s−オクタジエンの粗製物?3Fとエ
ーテル10〇−の混合溶液を滴下する。滴下終了後同温
度で更に3時間反応を続ける。
反応液を飽和NH4Cl氷水中に注入、エーテル抽出を
行なう。抽出液を食塩水洗、無水MgSO4乾燥処理し
、溶剤を除去。粗製品116j’を得る。
粗gxxsyを1チB、50.−Kg OH(w / 
w ) 464IIとともに室温下2時間攪拌する。未
反応rHPエーテルの消失を確認後Nα、CO,粉末を
加え中和、Mg0Hをエバポレーターで回収する。
残液に水、エーテルを加え抽出、洗浄処理を行なう。無
水MQSO4乾燥処理、溶媒除去後残液を蒸留すること
によシ目的化合物を得る。4311(収率66%対(Z
) −2−(E> −5−,4−り11ジエン−1−オ
ール)沸点101〜105℃/α9xsHg +41  (Z、Z、E)−2、5、8−ウンデカトリ
エン−1−オール式(A)−4の合成 上記で得られたアルコール化合物IL5F、リンドラ−
触K e y ’s エーテル100−、キノリン12
1!をオートクレーブに仕込み、実施例4の(1)と同
一に行って、沸点94°〜95℃/ 1 xx Hgを
有する式(、()−4化合物10!i(Y:87チ)を
得た。
実施例5 (E、Z、E)−2,S、8−ウ/デカトリエン−1−
オール式(、()−5の合成 1!四つロフラスコにテトラヒドロフラン(以下THE
と略す)1oo*を仕込みこの中に水素化リチウムアル
ミニウムX、511(α05モル)を懸濁させる。
水浴で冷却し、25±3℃の反応温度を保ちつつ実施例
4の(3)で得られた(Z)−s、(E)−8−ウンデ
カジエン−2−イン−1−オール11.51(α07モ
ル)をL5時間で滴下する。滴下終了後冷却浴をはずし
、室温で5時間攪拌反応を続ける。次に再び水浴で冷却
下酢酸エチルを加え過剰の水素化リチウムアルミニウム
を分解し、反応を終了する。反応液を、5チ塩酸水に注
入し、工−チルで抽出する。
抽出液を、食塩水洗、重ソー水中和洗浄無水硫酸マグネ
シウム乾燥処理し、エバポレーターで浸縮する。得られ
た残液を減圧蒸留することによシ沸点92〜94℃(1
mB y )を有する式(,4)−5をlα5I得た。
収率90% 実施例6 (’、E、A’)−2,5,8−ウンデカトリエン−1
−オール式(A)−6の合成 実施例3の(5)で得られた(E)−s、(E)−8−
ウ/デカジエン−2−イン−1−オール1&41を用い
て、実施例1の(2)と同様の方法で行って、沸点94
’−95℃/α8 wgHgを有する式(,4)−6化
合物1工211(1’:92チ)を得た。
実施例7 (Z、E、Z)−2,s、s−ウンデカトリエン−1−
オール式(A)−1の合成 fil  (Z ) −2−にンテンー1−オールの合
成2−インデン−1−オール504Iを用いて、実施例
1の(2)と同様の方法で行って、沸点128゜〜14
2℃/760謹HQを有する(Z)−2−ペンテン−1
−オー#428N(1’:83%)を得た。
(2)l−クロロ−(Z)−2−ペンテンの合成フラス
コK(Z12−ペンテン−1−オール344N(toモ
ル)、ピリジン69j’を仕込み、0℃に冷却し、三塩
化リン220jl(L6モル)を0±5℃にて4時間で
滴下した。同温で1時間攪拌してから、室温で2時間攪
拌する。
反応液を水洗浄、重ノー水溶液で順次洗浄後、蒸留して
沸点55@〜58℃/ 150 wsHσを有するl−
クロロ−(Z)−ペンテン346g()’:83%)を
得た。
(3)  (Z ) −s−オクテン−2−イン−1−
オールの合成 1−クロロ−<2>−ペンテン346Iを用いて、実施
例1の(1)の方法と同一に行って、沸点73〜b クテン−2−イン−1−オール324!!()’ニア9
チ)を得た。
(4)  (E ) −2、(Z)−5−オクタジエン
−1−オールの合成 (Z)−5−オクテン−2−イン−1−オール285I
を用いて、実施例(2)の1の方法と同一に行って(E
)−2,(Zi5−オクタジエン−1−オール216F
(Yニア5チ)を得た。
(5)1−ブロム−(E)−2、(Z)−5−オクタジ
エンの合成 (E)−2、(z)−s−オクタジエン−1−オール6
3Fを用いて、実施例4の(2)と同様の方法で行って
、1−ブロム−(E)−2、(Z)−5−オクタジエン
921を得た。
(61(E)−s、(Z)−s−ウンデカジエン−2−
イン−1−オールの合成 1−ブロム−(E)−2、(Z)−s−オクタジエン9
2gを用いて、実施例1の(1)と同様に行って、沸点
100′1〜104℃/Q、7謳HQを有する(E)−
s、(Z)−s−ウンデカジエン−2−イン−1−オー
ル53p(r:65チ)を得た。
(7)  (Z、E、Z)−z、s、8−ウンデカトリ
エン−1−オール式(,4)−7の合成(E)−5、(
Z)−s−ウンデカジエン−2−イン−1−オール16
.41を用いて実施例1の(2)と同様の方法で行って
、沸点90″〜93℃10、6 mE Qを有する式(
、()−7化合物IZ9I!()’ニア8チ)を得た。
実施例8 (E、A’、Z)−2,5,8−ウンデカトリエy−1
−オール式(、()−8の合成 実施例7の(6)で得られた(E)−s、(2)−8−
ウンデカジエン−2−イン−1−オール16.41を用
いて、実施例2の(1)と同様に行って、沸点92°〜
94℃/Q、6謳HQを有する式(A)−8化合物IL
7N()’ニア1チ)を得た。
実施例9 (Z、Z、Z)−2,5,8−ウンデカトリエニルアセ
テート式(、()−9の合成 フラスコに(Z、Z、Z)−2,5,8−ウンデカトリ
エン−1−オール1oj(α06モル)と乾燥ピリジン
50W1tを仕込み攪拌する0次に無水酢酸11(0,
078モル)を加え、室温下4時間攪拌する。反応終了
後はメタノール4dを加えて無水酢酸を分解する。反応
液を水中に注ぎ、エーテル抽出、食塩水洗浄、希塩酸水
洗浄、食塩水洗浄、重ノ水洗浄、硫酸マグネシウムで乾
燥し溶媒を留去し、減圧下に蒸留して沸点93〜95℃
/α5■EQを有する式(A)−9化合物12F()’
:96%)を得た。
実施例10〜16 式(,4)−2〜式(,4)−8化合物のアルコールを
原料として、実施例9と同様の方法で行って下記の結果
を得た。
実施例ム      生成物基 1o     (E、Z、Z)−z 、s 、8−ウン
デカ11   (E 、 E 、 E )     #
12   (Z 、 Z 、 E )     //1
3   (E、Z、E)     s14   (Z、
E、E)     /f15   (Z 、 E 、 
Z )     s16   (E、E、Z)    
 //沸  点          収 率 トリエニルアセテート  93°〜95℃/α4溢H9
94%92°〜94℃/α496 93°〜95℃/C1,594 92°〜94°C10,597 92°〜95℃/a、s   93 92°〜95℃/α596 93°〜95℃10.s   94 実施例17 リラタイグの香気組成物を下記の各成分(重量部)で混
合することによって製造した。
フェニルエチルアセテート       10シ/ナミ
ツクアルコール        40ターピネオール 
           130シクラメンアルデヒド 
         10ヘリオトロピン       
      50シンナミルアセテート10 カーネーション             20リナロ
ール                 30インドー
ル               2ステイラツクスレ
ジノイド       30イランイラン      
        10ヒドロキシシトロ、l−ル   
   290ベンジルアセテート          
 20アニスアルデヒド           20ア
ブノリュートジャスミン        2゜フェニル
エチルアルコール      278アニスアルコール
           30上記組成物101’に(Z
、Z、Z)−2,氏8−ウンデカトリエンー1−オール
式(,4)−11(lを混合し香気組成物を製造した。
このものの香気は、新鮮さと甘さが強調された持続性の
良い新規なリラタイプの香気組成物が得られた。式%式
% 8−ウンデカトリエン−1−オール式(,4)−4、(
E、E、!、)−2,S、8−ウンデカトリエン−1−
オールをそれぞれ用いて香気組成物を製造し九。これら
の香気は幾分ニュアンスが異なるが、しつとシとした重
厚な感じが強調された新規なリラタイプの香気組成物が
得られた。
実施例18 ブーケタイプの香気組成物を下記の各成分(重量部)で
混合することによって製造した。
フェニルエチルアルコール      180リナリル
アセテート30 ペルガモットシンセテイツク40 ゼラニウム              50ベンジル
アセテート           60ヘリオトロピン
            80ゲラニオール     
        110ラベンダー         
        20β−イオノン         
    Zo。
アミルサリシレート            45ター
ビニルアセテート         135シダーオイ
ル            100シトロネロール  
           50上記組成物1001に(E
、Z、Z)−2、へ8−ウンデカトリエニルアセテート
式(,411015!iを混合し香気組成物を製造した
。このものの香気は新鮮でみずみずしい感じが強調され
た優れた持続性を有するブーケタイプの新規な香料組成
物が得られた。又、式(A)−10の代りに、(E、Z
、A’)−2,5,8−ウンデカトリエニルアセテート
式(,4)−13、(Z、E。
Z)−2,5,8−ウンデカトリエニルアセテート式(
A)−isのそれぞれを用いて香料組成物を製造した。
これらの香気は、幾分ニュアンスが違うが、新鮮でみず
みずしさに加え、しっとりとした感じが強調された新規
なブーケタイプの香料組成物が得られた。
実施例19 ヒヤシンス系の香気組成物を下記の各成分(重量部)で
混合することによって製造した。
フェニルアセトアルデヒド      100クンナミ
ソクアルコール       150ヒヤシンスアブソ
リユート        20フエニルエチルアルコー
ル      100α−イオノン         
     30ベンジルプロピオネート70 イランイラン油            20アミルシ
/ナミツクアルデヒド     50イソオイrノール
            40ベンジルアルコール  
       100ジメチルベンジルカルビノール 
    30ガルパナムレジノイド         
50フエニルアセトアルデヒドジメチル アセタール              80ラウリル
アルコール          20ネロール    
          80ヘリオトロピン      
      60too。
上記組成物100.9’に(E、E、Z)−2、翫8−
ウ/デカトリエニルアセテート式(,4116711を
混合し、香料組成物を製造した。このものの香気は天然
のヒヤシンスの芳香特性が強調された香気を有し、且つ
優れた持続性を有する新規なヒヤシンス系調合香料組成
物が得られた。式%式% −ウンデカトリエニルアセテート式(、()−tX、(
Z、E、E)−2,5,B−ウンデカトリエニルアセテ
ート式(、()−14のそれぞれを用いた場合の香気は
、式(、()−16の場合とほぼ同様の結果であったが
、ドッグノート(先立ちの香気)がシャープであった。
実施例20゜ トマト系の7レ一バ組成物を下記の各成分(重量部)を
混合することKよ#)4R遺した。
アセトアルデヒド            2吉草酸 
               2ベンズアルデヒド 
           4イソバレルアルデヒド   
       4酪i1              
   3バニリン酸               3
フエニルアセトアルデヒド        5ジメチル
スルフイド(1チ)10 ターピニルブチレー)           10シス
−3−ヘキセノール        60フエニル酢酸
グアイヤコール     150メチオナール    
         tSOメチルへブテノン     
     270ヘキサナール           
 310シス−3−ヘキセナール        17
上記組成物tooyに(Z、Z、Z)−2,5゜8−ウ
ンデカトリエニルアセテート式(,4)−9sIIを混
合し香料組成物を製造した。このものの香気は新鮮な青
味の強調された香気香味を有し、且つ優れた持続性を有
する新規なトマト香気香味組成物が得られた。同様の結
果が(E、Z、E)−2,5,8−ウンデカトリエニル
アセテート式へ3を混合することにより得られた。しか
しこの場合は、青味が増強された香気を有していた。
実施例21 プラム用香気香味組成分として下記の各成分(重量)を
混合した。
アミルブチレート20 ベンズアルデヒド          175ブチルフ
オメー)             10シトロネロー
ル              1エチルプチレー) 
            50エチルバレレート15 インアミルプロピオネート        10r−7
ナラクトン             5オレンジエツ
センシヤルオイル     15゜2−7エールー1−
プロピルブチレート100r−ウンデカ2クトン   
       3バニリン             
   lO計1000 上記組成物tooyic(E、z、E)−2,s。
8−ウンデカトリエン−1−オール式(A)−S10I
を加えることによジグラムの香気香味特性が強調された
持続性を有する新規なプラム香気香味組成物が得られた
。式(,4)−sの代りに(Z。
Z、E)−2,5,8−ウンデカトリエン−1−オール
式(,4)−4を使用した場合は、幾分熱した感じの新
規なプラム香気香味組成物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼(A) 但し、式中RはH又はCOCH_3を示す、で表わされ
    る2,5,8−ウンデカトリエン−1−オール類及びそ
    のエステル類。
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