JPS61172571A - 雪上スキー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 雪上を進行中、スキーは、さまざまな鳳゛因による多様
な性負の衝撃を受け、その結果スキーに振動を生じる。

これらの振動かある一定レベルをこえると、スキーヤ−
の快適さを害するばかりでなく、スキーのよい行動に対
しても有害となる。このように、ある種の振動が生じる
と、スキーと雪の間の接触が失われ、スキーの安定性、
姿勢挽回性、および滑走性が損われることになる。

このスキーの振動の問題を解決するため、アメリカ合衆
国特許第３，９０八５２２号では、スキーの構造中およ
びその全長に亘って粘弾性材料の帯材を入れることが提
案されてお）、また、アメリカ合衆国特許＃、３．３３
り、り１７号では、スキーの上面の靴固定位置からへら
状部の起点までにまたがる全区域にこのような帯材をと
シつけることが提案されている。しかし、経験から、こ
れら２つの場合、振動が選択的に抑制されず、その結果
、たしかにスキーは振動しｉ（なるが、安定性および姿
勢挽回性という重要な特性が完全に失われるため、振動
の問題が正しく解決されないことがわかっている。

ある程の振動は、少くともそれらが一定の振巾を越えた
場合は好ましくないものではあるが、反対に、他のある
種の振動は、一定の振巾以下ではのぞましいという事実
を考慮して、本特許出願者は、アメリカ合衆国特許第４
、ダＯｊ、／ダ９号および算ｔ、ダ、？Ｌ９４ｃＡ号の
中で、その構造中に統合された粘弾性材料の帯材を有し
、その帯材の位置および長さが緩衝すべき振動に応じて
、したがってその問題となる、例えは大回転スキーか特
殊回転スキーかＫよってスキーが備えるべき特性に応じ
て、決定されるスキーに対する特許権を請求した。

いくつかの試験の結果、本特許出願者には、緩衝システ
ムが、弾性係数の高いプレートによって拘束された粘弾
性材料の層によって集成され、また、この檀システムが
スキー上の表面に置かれた場せ、同じ配置と同じ寸法を
選択したのでは好ましく機能しないことが明らかとなっ
た。こうしてこれらの配置と寸法の問題が提起されたの
である。

本発明は、この問題を解決せんとするものである０本発
明は、Ｓないし２０センチメートルの間の長さをもち、
また、その中心がスキー〇後端部あるいはへら状部の起
点あるいは靴の固定区域の近くに置かれたこの種緩衝シ
ステムを、外ｍＫ少くとも１つ備えたスキーを対象とす
るものである。

したがって、本発明にもとづくスキーにおいては、緩衝
装置は、スキーの踏み面に比して小さい長さをもち、ま
た、その位置は、スキーのｊＩｉを高めるためにｌ”ｏ
Ｊ題のスキー上で緩衝することがのぞましφ徐開の種類
に応じて決定される区域内に置かれる。

これらの区域は正確である。例えは、全長−メートルに
対して、後端部と前方の雷との接触線の間が１ｇＯセン
チメートルあるスキーを考えた場合、これらの区域は、
スキーの後端部からこの距離ｏ−すれぞれｉｏ−、ｔｏ
ｔｓ、ｂｓ　〜２０％、６５〜７５％ｓおよびｇｓ〜９
り一の間に含まれる。

各様振動の中で、滑降用スキーについてまず検討する必
要のあるのは、雪に対して垂直な面でのたわみの振動で
ある。この種の振動は、基本的に、「第１の様態」およ
び「第３の様態」に属する。

添付図面を参照して本発明の実施例を以下詳細に説明す
る。

第４図のスキーは、それぞれ／ａおよび／ｂで示された
一つの緩衝システムを備えている。これらは、各々がｌ
Ｓセンチメートルの長さをもっている。緩衝システ・ム
／ａの中心は、スキー後端部からコク、５センチメート
ルの距離のところに瓢かれ、また、緩衝システム／１）
の中心は、後端部から／６クセンチメードルの距離のと
ころに置かれている。

第Ｓ図のスキーは、緩衝システム２を１つだけ備えたも
のである。その長さは一〇センチメートルで、その中心
は、スキー後端部から／、、２ｇセンチメートルのとこ
ろに激かれている。

スキー上に置かれた各緩衝装置は、アルミニウム合金の
ようなあるいは樹脂およびガラス繊維または炭素繊維の
下に層状にされた弾性係数の高い材料でつくられたｌま
たは複数の拘束用プレートと共和接着剤により組合わさ
れたｌｔたは複数の粘弾性材料の層で構成されている。

スキー上の位置のいかんを問わず、緩衝装置は、恒久的
に固定させることができる６本発明の異る実施形態にも
とづき、また本発明の他の特徴に合致した緩衝装置は、
しかし、スキーヤ−が部分的また祉全体的に消滅させた
い振動に応じて緩衝部の位置を、調節できるように、ス
キー上でずらせられるようにと９つけることができる。

第６図に示した事例では、３はスキ一本体を示し、スキ
ーの上面には全体をダで示した緩衝装置が置かれている
。この装置は、弾性係数の高い材料、例えは「ジクラル
（ｇｉｃｒａｌ　）−商標名」でつくられたプレート６
と接着剤で固着された粘弾性材料め帯材Ｓで構成されて
いる。この緩衝ｉｔ＊は、スキー３上に接着剤によりそ
の下面かスキーの上面にくるように固定されている。

緩衝装置はせん断力を受けて変形するが、粘弾性材料の
層の数を増やしてこの効果を高めるととも可能であるａ
ｔＪ−７図に示した緩衝装置の場合がこれに相当する。

この装置は、［ジクラル（ｚｉｃｒａｌ　）　Ｊまたは
他の弾性係数の高い材料でつくられたプレート９によっ
て分離されたそれぞれりおよびｇの粘弾性材料のコつの
層で構成されている。３つの要素？、ｆｆおよび９は、
コつの帯材りおよびＳをそれぞれプレートチの上および
下に接着することで組合わされ、この組合わされたもの
が、スキーの上面ＩＯ上にもまたフード／／の下にも固
定されている。このフードは、例えば［ジクラル（ｇｉ
ｃｒａｌ　）　Ｊのような弾性係数の高い材料でつくら
れ、また２つの縦の翼部ｌ−をもっていて、それによっ
て例えは接着またはネジ止めによってスキー上に固定さ
れている。第Ｓ図および第９図に示した異る実施形態の
場合は、緩衝装置は、下プレート１３および例えは「ジ
クラル（ｚｉｃｒａｌ　）　Ｊのような弾性係数の高い
材料で構成され九引抜き形材ｌ参全備えている。この引
抜き形材１４！は、プレート１３上に接着された縦の中
間部ｌｔａｆ：もっておシ、その中に、各々が緩衝装置
をスキーの上面に固定するためのネジ／６１通す複数の
縦のスリットｌＳが切込まれている。

中央部ｌｔａの両伸で、引抜き形材／４！は高くなった
２つの翼部１７をもち、これらの翼部は、プレート１３
およびスキーの上面に平行で、辷れにより１つの曲いの
境界を形成し、この囲いの中に、粘弾性材料の帯材／　
ｇ　ｓ弾性係数の高いプレート１９、および粘弾性材料
の帯材２０が重ね合わされている。３つの要素／ｌ、／
９および２０は、互いに接着剤で固Ｎ？れている。すな
わち要素ｉｇはプレート１３と接着され、要素、、２０
は引抜き形材７４ＣＣ１Ｑ部１７と！ｉ！＋着されてい
る。

これらの組合わされたものは、緩衝装置ｉ’ｉ捧成し、
そのスキー上の縦の位置は調節可能である。

この調節は、中央部１４ａのスリットを用いてス中−上
で緩伽装ｆＩＩＬをすべらせることによル行う。

スキー上で緩衝装置の適当な位置か得られたら、ネジ／
Ａｉ締めれば固定させることができる。

緩衝装置の効果を調整するために緩衝装置の位ｉｉｔ、
を調節する手段が、＃７図を参照してすでに説明した実
施形態で可能なことは明らかである。実際、この場合、
フードｌｌの一つの縦翼部／２は、フードの固定用ネジ
を通す縦方向のスリットを備えており、また、この７−
ドは下プレートを備えていて、それによってスキーに固
着されている。

ｐｉｏ図は、緩衝装置のさらに異る実施形態を示したも
のである。この装置は、１枚の粘弾性材料の層２２で構
成され、その上に、それぞれ−３およびｕＧで示す弾性
係数の高い一枚のプレートが重ねられておシ、これらプ
レート間の接触は、例えはシリコンをベースにしたグリ
ースを用いて潤滑されている。２枚のプレートコ３およ
びコダの間の摩擦係数ｆｌは、したがって小さい０反対
に、スキー上面のきつい粗面、、２Ｓのために、スキー
と、粘弾性材料の層２２の間の華擦係数ｆ２は、ｆｌよ
りはるかに大きい。この緩衝装置は、ネジ−１６によっ
てスキー上に固定される。この緩衝装置の効果を調整で
きるように、一枚のプレート２３およびコダに１ネジコ
ロの通る縦方向のスリットを配備することもできる。

自明のことであるが、本発明は、上に示した緩衝装置の
実施形態のみに、あるいはスキー上のその位ｆｉｌｅ調
節できるように示した手段のみに限定されるものではな
い０反対に、本発明は、緩衝装置が適用されるスキーの
椎類、すなわち滑降用スキー、特殊回転用スキー、大回
転用スキー、ツアー−スキー、　ｆｆｉ離スキスキーノ
スキー・・・のいかんＫかかわらず、すべての異る実施
形態を含むものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、きわめて図式的にスキーの９・面を示したも
のである。 ＃−図および第３図は、それぞれ、振動のＩｇｔの様態
および振動の＃ｔ３の様態におけるスキーの最大の太き
嘔の変形を示したものである。第１の様態は、特殊回転
のスキーに多く見られ、第３の様態は大回転のスキーに
多く見られるものである。 第４図および第Ｓ図は、例として、２つのスキーにおけ
る緩衝システムの位置をきわめて図式的に示した平面図
で、一つのスキーの１方は、特殊回転のスキー、他方は
、大回転のスキーと考えることができるが、いずれのス
キーとも、踏み面の長さｌＳＯセンチメートル、全長コ
メ−トルである。 第６図、第り図、およびｍｇ図は、本発Ｆ！ＡＫもとづ
く緩衝装置の３つの実施形態の横断面図である。 第９図は、第、５図に示した緩衝装置の平面図である。 Ｔｈ、　／　０図は、緩衝装置の異る実施形態の縦断面
図である。 ／ａ、／ｂ、コ０６．緩衝システム、３０．。 スキ一本体、ダ０１．緩衝装置、５．り、Ｓ。 １ｇ、２０．−一００．粘弾性材料の帯材、４　ｍ　９
　ｍ　／ａ　＃ノ？、２３．２ダ１００弾性係数の高い
材料のプレート、ｉｉ、、、７−ド、ｉｓ、、、スリッ
ト、１６．＝６００．ネジ。 手続補正書（方式） 昭和６１年　２月１８日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スキー板の上面に、少くとも１枚の弾性係数の高い
   プレートによつて拘束された少くとも１つの粘弾性材料
   の層によつて構成される振動緩衝装置を有する雪上スキ
   ーにおいて、当該装置が５ないし２０センチメートルの
   間の長さをもつこと、および、その中心がスキー後端部
   あるいはへら状部の起点あるいは靴の固定区域の近くに
   置かれることを特徴とする雪上スキー。 ２、緩衝装置の中心が、各々、スキーの後端部からスキ
   ーの踏み面の長さのそれぞれ１０〜２０％、６５〜７５
   ％、および８５〜９７％の距離にある３つの区域の１つ
   に置かれていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載の雪上スキー。 ３、緩衝部として役立つ帯材（１ａ、１ｂ、２）の各々
   が、アルミニウム合金のようなあるいは樹脂およびガラ
   ス繊維または炭素繊維の下に層状にされた弾性係数の高
   い材料でつくられた１または複数の拘束用プレートと共
   に接着により組合わされた１または複数の粘弾性材料の
   層で構成されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   又は第２項に記載の雪上スキー。 ４、緩衝部として役立つ帯材（１ａ、１ｂ、２）の各々
   は、スキーヤーが部分的または全体的に消滅させたい振
   動に応じて緩衝部の位置を調節できるように、スキー上
   でずらせられるようにとりつけられていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項ないし第３項の任意の１項に
   記載の雪上スキー。 ５、各緩衝装置（１ａ、１ｂ、２）が粘弾性材料の層（
   ５）により構成され、この層がスキーの上面に接着され
   、またその上に弾性係数の高い材料でつくられたプレー
   ト（６）が接着されることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第３項の任意の１項に記載の雪上スキー。 ６、各緩衝装置（１ａ、１ｂ、２）が、１枚の下プレー
   ト（１３）および弾性係数の高い材料で構成された引抜
   き形材（１４）で形成され、引抜き形材（１４）は、プ
   レート（１３）に平行な２つの側翼部（１７）に対して
   引込んだ位置に置かれた中央部（１４ａ）を有し、また
   プレートとともに囲いの境界を形成し、その中に粘弾性
   材料の層（１８）、弾性係数の高い材料のプレート（１
   ９）、および粘弾性材料の層（２０）が重ね合わされて
   おり、引抜き形材（１４）の中央部（１４ａ）とプレー
   ト（１３）は、緩衝装置をスキーの上に固定するための
   ネジ（１５）を通す縦のスリット（１５）を備えている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項の
   任意の１項に記載の雪上スキー。 ７、各緩衝装置（１ａ、１ｂ、２）が、接着またはネジ
   止めによつてスキー上面に固定され、スキー上面ととも
   に囲いの境界を形成するフード（１１）を有し、囲いの
   中には、粘弾性材料の層（７）、弾性係数の高い材料の
   プレート（９）、および粘弾性材料の層（８）が重ね合
   わされていることを特徴とする特許請求の範囲第１項な
   いし第４項の任意の１項に記載の雪上スキー。 ８、各緩衝装置（１ａ、１ｂ、２）が、スキーの上面の
   きめの粗い区域（２５）上に支えられた粘弾性材料の帯
   材（２２）、および弾性係数が高く、２枚のプレートの
   間の摩擦係数が粘弾性材料の帯材（２２）とスキー上面
   の間の摩擦係数より小さい材料の２枚のプレート（２３
   、２４）で構成され、帯材（２２）および（２３、２４
   ）の組合わせがスキー上でネジ止めによつて固定されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４
   項の任意の１項に記載の雪上スキー。