JP2601035Y2 - 振動を減衰させるための装置を具備する滑るための板 - Google Patents

振動を減衰させるための装置を具備する滑るための板

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JP2601035Y2
JP2601035Y2 JP1992081223U JP8122392U JP2601035Y2 JP 2601035 Y2 JP2601035 Y2 JP 2601035Y2 JP 1992081223 U JP1992081223 U JP 1992081223U JP 8122392 U JP8122392 U JP 8122392U JP 2601035 Y2 JP2601035 Y2 JP 2601035Y2
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plate
damper device
damper
ski
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    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
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    • A63C5/06Skis or snowboards with special devices thereon, e.g. steering devices
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    • A63C5/075Vibration dampers

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、振動を減衰させるため
の装置を具備する、スキー、スノー・サーフ等のような
雪などの上を滑るための板に関する。
【0002】
【従来の技術】雪の上を移動する時、スキーは前記スキ
ーを振動させる色々な発生源からの及びあらゆる種類の
衝撃を受ける。その様な振動が一定の水準を越えるなら
ば、それらはスキーヤーの快適さ及びスキーの全体的な
調子にとって有害となる。
【0003】特に、ある振動はスキーと雪との間の接触
を少なくさせ、スキーの安定性と、統御力と、滑りとを
悪くする。
【0004】スキーは比較的複雑な形のビームであり、
その色々な部分の重心は整列されていない。更に、この
重心の位置は色々な構造の関数として変り得る。
【0005】一般に、外部の擾乱を受ける組立て物は、
その構造の特性であり且つその剛度及び質量の分布によ
ってもたらされる1つ或いはそれ以上の固有の振動数で
振動する。これらの振動によってもたらされる振舞及び
感じは、色々な方向に生じる微小変位の総量に影響され
る。公知のように、変位は振動の節の所で時に最小であ
り、腹の所で最大である。その様な振動は、構造の減衰
特性によって多かれ少なかれ早く減衰される。
【0006】スキーが受ける振動の中で、スキーの底表
面に直角な面での撓み振動は多くの研究課題を作ってき
た。これらの振動は、基本的に振動の“第1モード”即
ち1次高調波、及び“第3モード”即ち3次高調波に属
する。
【0007】添付図面1乃至3で、図1はスキーを側面
から略図で示し、一方、図2及び3は夫々最大振幅にお
けるこのスキーの第1及び第3の振動モードでの弾性曲
線を示す。
【0008】第1のモードは特殊スラローム・スキーに
優れ、一方、第3のモードは大スラローム・スキーに優
れていることに留意されたい。
【0009】米国特許第USーA ー3,901,522 号明細書に
よると、スキーに掛かるこの型の振動の悪影響を最小に
するために、スキーの構造内とその長さ全体とに粘弾性
材料のバンドを組入れることが既に提案されている。米
国特許第USーA ー3,537,717号明細書によると、そのよ
うなバンドをスキーの上方面の上で且つ靴ビンディン
グの位置から先端部の始まりまでの全領域に配置するこ
とも既に提案されている。しかし、実用上振動が何の
選択もなしに除去されるような場合、全ての振動
される場合のいずれの場合でも好ましくないことが証
明されている。つまり、最早スキーは振動しないが、そ
の不可欠の性質である安定性と統御性と鋭敏さとを失っ
てしまうことは真実である。
【0010】それ故に、少なくとも振動が一定の振幅を
越える時は、幾らかの振動は有害であるが、その反対に
振動が一定の基準を越えない時は、他の幾らかの振動は
有益であることを考えて、米国特許第USーA ー4,405,14
9 号明細書及び米国特許第USーA ー4,438,946 号明細書
において出願者は、減衰させられるべき振動の関数とし
て、及びその結果それが特殊スラローム・スキー或いは
大スラローム・スキーかどうかによってスキーが示さな
ければならない性質の関数として、その位置と長さが決
定され、その構造に組み入れられる粘弾性材料のバンド
を具備する、スキーを説明している。
【0011】他の解決案が、例えばフランス特許第FRー
A ー2,576,393 号明細書で、第1及び第3のモードに対
応する撓み振動の減衰の問題を解決するために考案され
た。これは、高弾性係数を持つ板材によって応力を掛け
られる粘弾性材料の層によって形成される減衰システム
を説明しており、その様なダンパ装置はスキーの表面上
の慎重に選択された位置、即ち最大湾曲部の領域の水平
部に置かれる。
【0012】それらが板の構造に付加されるか、或いは
この構造に組み入れられるかであるこれらの色々な公知
の装置は、底表面と直角をなす方向での単純撓みモード
には効果的であるが、撓みねじれ複合振動モードに対応
するようには考えられていない。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】本考案の1つの目的
は、この撓みねじれ複合振動モードの減衰の問題を単純
で安価な手段によって解決することである。添付図面の
図4は、スキーの半分を略平面図で示す。図4で、上記
の撓みねじれ複合振動モードでのこのスキーの弾性曲線
は破線で示される。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案の滑動用板は、剪
力を受けて働く粘弾性材料の少なくとも1枚の板材を
具備し、且つこの粘弾性の板材に接着されるか或いはそ
こに組み入れられる少なくとも1つの高弾性係数の応力
部材と結合された少なくとも1つのダンパ装置を使用す
る。
【0015】それは、例えばいわゆる“応力板”ダンパ
装置の問題であり、それ自体公知の方法(例えば、FRー
A ー2,575,393 号明細書と比較されたい)で、一方は例
えば温度がー30乃至+30゜C、周波数が0乃至30
0Hzの稼働範囲でその減衰係数が少なくとも0.5で
ある粘弾性材料の板によって、他方は例えばアルミニ
ウム合金のような高弾性係数の材料で作られる応力板
ち応力部材によって構成され得る。これらの各ダンパ装
置のために、粘弾性材料の板材は滑動板の上方表面と応
材との間に接着される。一つの見当を示すと、粘弾
性材料のこの板材の厚さは0.5mmと1.2mmとの
間であり、一方、そのダンパ係数は0.8と1.2との
間であり、応力板材の厚さは0.5mmと1.2mmと
の間のものである。
【0016】例えば、各ダンパ装置は、ー10゜の温度
と、10乃至100Hzの間の振動周波数とに対する
適条件で0.8程度のダンパ係数を持つ厚さ0.8mm
の粘弾性材料のバンド即ち粘弾性板材に接着された、厚
さ0.6mmのアルミニウム合金の応力材を具備す
る。
【0017】
【0018】それ故に、スキーは上記の型の粘弾性ダン
パ装置であり、剪断変形で最も応力の掛かる領域に配置
されるダンパ装置の少なくとも1つを具備し得る。それ
はある量のエネルギーを吸収し分散させて、この構造へ
は戻さない。その場合、振動の影響は、構造の変位の振
幅を“抑制”することによって緩和される。
【0019】図2及び4は、既定の構造に対して、特殊
スラローム・スキーの最大屈曲の領域が、歪みの単純モ
ードに対しては“A”で示される領域に、また屈曲の撓
みねじれ複合モードに対しては“D”で示される領域に
位置付けられることを示す。それ故に、このスキー上に
1つ以上のダンパを配置するための最良の位置は、わず
かに中心を外れている。更に、応力面は直交しているの
で、色々な面にダンパ装置を配置することが明らかに望
ましい。
【0020】同じ様な論議が大スラローム・スキーにな
され得る。図3と4とを比較することによって、同じ様
に最大屈曲領域BとCとDとの間にシフトが見られる。
【0021】しかし減衰能力が十分であるために、一方
ではダンパ装置の表面の能力が十分あることが、そし
て他方では縁部の能力不足が最大であるがその不足を
さくするために一体構成の部品で構成されることが必要
である。構造の色々な場所への複数の、従来の型であ
る、ほぼ平面のダンパ装置の配置は、これらの要望を十
分に満足させない。
【0022】従って、本考案の1つの目的は、スキーの
構造の色々な方向の面で有効な単一のダンパ装置を所定
のゾーンに提供することである。
【0023】本考案は、色々な方向の面或いは表面では
なくて、滑動用の板の構造内において発生する色々なモ
ード振動の減衰性を改良することを目的とする。使用さ
れるダンパ装置が適所に配置されるので、その有効領域
夫々の最大屈曲領域で色々なモード振動に対応する。
【0024】この滑動用の板は、少なくとも1つのダン
パ装置を具備する型であり、そのダンパ装置は板の表面
に付加されるか或いはその中に組み入れられるかの何れ
かであり、剪断歪で働く粘弾性材料からできている少な
くとも1枚の板材と、この粘弾性材料の弾性係数に比較
して非常に高い弾性係数を有する少なくとも1つの応力
部材とを具備する。この応力部材は粘弾性材料の板材に
接着され、このダンパ装置は滑動用の板の所定の場所の
上或いは中の適所に配置される。
【0025】本考案により、滑動用の板の隣接する領域
と、色々な方向の面或いは表面内に発生する色々なモー
ド振動を、同時に且つ改良された方法で個々に減衰させ
るために上記の型の少なくとの1つのダンパ装置をこれ
らの領域に提供されるが、しかし従来の様に平らである
か或いは恐らく幾分屈曲している代りに、滑動用の板の
構造と接触するその表面が、これらの領域の形に部分的
に従うように形成され、その結果、少なくともある場所
で色々な滑動用の板の面に従い、その結果このダンパ装
置は色々な方向の複数の面を併有する三次元の形状を有
するが、少なくともそれらの1つはほぼ板の上面と平行
であり、ダンパ装置は、例えばL字型断面か或いはU字
型つぼくぎの形である。
【0026】添付略図面を参照して制限されない実施例
の下記の説明を読むことにより、本考案はより容易に理
解され、且つその長所及び他の性質が明らかになるであ
ろう。
【0027】
【実施例】再び、図面を参照すれば、図5はスキー1、
更に詳しくはアルペンスキー、の一部を示し、その表面
にはダンパ装置2が付加されている。勿論、従来の技術
に基き、その有効領域が、考えられる振動のモードに関
連する最大屈曲部に対応するように、このダンパ装置2
がスキー1上の適所に配置される。しかし、それは非常
独特のものである。勿論、それは従来の技術の教示
基き、剪断力を受けて働き、そしてスキー1の表面に接
着される粘弾性材料の板材3と高弾性係数を持つ材料
(例えばアルミニウム合金)の結合されたである応力
部材4とを具備するダンパ装置の問題である。しかし、
この例の上方部分6に見られるように、応力部材を有す
るこのダンパ装置2の下方部分5は連続する平面の形を
していない。即ち、図5及び6ではっきりと見られるよ
うに、この下方部分5では、この装置2は短い外側に広
がった型の枝部を持つひっくり返ったU字型断面を有す
る、つまり実際は本考案によると、三次元である部分
スキーの上部表面7の面とほぼ平行である少なくと
も1つの面(この場合“U”字型の基部に対する)を
入れて、複数の色々な方向の面を併有する。
【0028】このダンパの下方部分5は3つの異なる面
或いは方向の、即ちスキーの面7とこのスキーの縁部の
面8、9とに発生する振動の減衰を可能にする。
【0029】更に、この実施例では、夫々の振動モード
の最大屈曲の領域を相殺することにより、単純屈曲とね
じれ入った屈曲とのモードの最大屈曲の領域の位置の
違いに応答するための応力部材の入ったダンパ装置を設
る領域の位置での有効さの違いが確かめられる。
【0030】多くのを持つ応力材4の接合部10及び
11によって作られる結合は、従来の技術によるほぼ平
らな応力材を持つ幾つかのダンパ装置によって生ずる
であろう効果、及びこれらの断面VIーVIに近いこれらの
同一領域でスキーの構造のこれらの同一の隣接する面上
に現れるであろう効果よりも、一層効果的な意外な効果
を生ずる。場合によっては、このダンパ装置は図5の場
合のように、ダンパ装置はスキーの表面上にただ付加さ
れるか、或いは図6に例示されるように、その端部にそ
してスキー構造12内の少なくとも2の別の面に付けら
れた凹み内に配置されて、このスキーの残りの表面と同
一平面であるようにされるかの何れかであり得る或い
は組合わせ的解決によって、夫々スキーの縁部8、9に
埋め込めれるその側部部分13(図8参照)を有してそれ
と同一平面になりその上方部分14(即ち、スキーの上方
面7の一部分を覆うもの)は、この表面7に埋め込まれ
ることなしにただ付加され得る。図8もダンパ装置2の
別の有利な型を示している。
【0031】本考案は、図5と6と8とを参照して上記
で説明された実施例に限定されないという条件で展開さ
れる。
【0032】1つ或いは複数のダンパ装置が、その上に
直接に付加される代わりに、スキー構造即ち板の端部に
備えられる凹部に埋め込まれ得るということは図6及び
8で既に見られた。
【0033】応力板材、及び従ってダンパ装置の部分
は、U字型ではなく、図7に示されるようにL字型であ
り得る。この図7に示されるように、板の長手方向の中
心軸に対して非対称に配置され得る。それは、板のその
場所の形状の関数として、幾分丸い接合部を有し得る。
【0034】限定されない例示によって応力板材4が示
されている図9乃至11により、このダンパ装置は、板の
屈曲部領域の強度と位置の関数として減衰表面を変化さ
せた非常に色々な形を採り得る。このダンパ装置の形状
は、減衰されるべき個々のモードに適合される。
【0035】その様なダンパは多様であり得るものであ
り、その配置はほぼ滑動板の固有の構成によって決ま
る。
【0036】粘弾性板材3それ自体は応力部材の複雑な
形に連続して従う必要はないが、幾つかの隣接する板材
から構成され得る。
【0037】同じ粘弾性材料の板材3は重ねられている
か或いは並列されているか、互いに異なる性質であ
、同じ面に向けられるか否かであるかの複数の板から
構成され得るものである。
【0038】粘弾性材料、その面の方向に従って性質
の変化する事もあり得る。
【0039】粘弾性材料の厚さは、同じ粘弾性の板材に
沿って変化し得るものであり、例えばそれはこの板材の
一方の端部から他方の端部へ次第に厚くなり得る、例え
ば一方の端部で0.5mm程度で、他方の端部で2mm
程度であり得る。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】最後に図12乃至14は、ダンパ装置2がスキ
ー1の技術的構造体17上で、しかし装飾層18の下に配置
される実施例を示す。
【0045】図13に詳しく示される様に、中立から離れ
た性質を持つ事を長所とするこの場合のダンパ装置2
は、目に見える突出部19をスキー上に形成する。
【0046】更に、図14に示される様に、粘弾性板材16
がスキーの縁部、即ち縁部20の上にあり、これは、製造
者が自慢するダンパ装置の粘弾性板材16が見えるように
したことを使用者が評価するので、商売上の観点から都
合がよい。
【0047】変形例で、ダンパ装置も、図6の様にスキ
ーの構造17に埋め込まれ得るが、一方図12の様に装飾層
18の直ぐ下にも置かれ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキーの側面略図。
【図2】最大振幅におけるスキーの第1振動モード弾性
曲線の図。
【図3】最大振幅におけるスキーの第3振動モード弾性
曲線の図。
【図4】スキーの半分を示す略平面図。
【図5】本考案の“応力板”型のダンパ装置を備えたア
ルペン・スキーの一部分の略斜視図。
【図6】図5のVIーVIの方向の、ダンパがこのスキーの
構造内に完全に組込まれるための変形実施例の略断面
図。
【図7】図6に類似するが、別の変形実施例を示す図。
【図8】図5に類似するが、別の変形実施例を示す図。
【図9】他の多くの形状の中で、応力板の他の起こり得
る形状を示す図。
【図10】他の多くの形状の中で、応力板の他の起こり
得る形状を示す図。
【図11】他の多くの形状の中で、応力板の他の起こり
得る形状を示す図。
【図12】図6に類似するが、このダンパ装置がスキー
の装飾層の直ぐ下に配置される変形実施例を示す図。
【図13】図12の線 XIVーXIV に沿う長手方向の部分断
面図。
【図14】図12のXV方向に見た、後者のスキーの部分側
面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−70275(JP,A) 特公 平2−28993(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63C 5/075

Claims (12)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキー、スノー・サーフ、或いはその様
    な型の、少なくとも1つのダンパ装置(2)を具備して
    いる雪の上を滑るための板(1)であり、 前記ダンパ装置(2)が、前記板(1)の外側表面の選
    ばれた場所に配置され、様々な方向の複数の面を持ち剪
    断力を受けて働く粘弾性材料の板材(3)と前記粘弾性
    材料の板材と同じ方向を向いた複数の面を持って前記粘
    弾性材料の板材の全面を覆って前記板材に接着されてい
    る応力部材(4)とを具備する事と、夫々の前記複数の
    面の少なくとも一つの面が前記板(1)の上方表面
    (7)とほぼ平行であり、前記粘弾性材料の板材(3)
    と前記応力部材(4)との複数の面がほぼ上下逆のU字
    形或いはL字形の形状を形成し且つ少なくとも前記上方
    表面(7)の一部分と傾斜した側部端面即ち上方表面
    (7)に隣接する部分の少なくとも一方とを含む前記板
    (1)の一部分を覆っている事と、 前記板(1)の外側表面の前記選ばれた場所が板(1)
    の振動時に最も大きく屈曲する領域に対応し、前記ダン
    パ装置(2)が前記外側表面の選ばれた場所の少なくと
    も一部分を密着して立体的に覆って、前記隣接する部分
    に発生する様々な方向で様々なモードの振動を同時に減
    衰させる事と、 を特徴とする滑るための板。
  2. 【請求項2】 前記ダンパ装置(2)の粘弾性材料の板
    材(3)及び前記応力部材(4)が連続した板材である
    ことを特徴とする請求項1記載の滑るための板。
  3. 【請求項3】 前記ダンパ装置(2)が、少なくとも1
    つの前記密着して立体的に板の部分を覆う形状の複数の
    連続する部分(5)と少なくとも1つの従来のダンパ装
    置の如きほぼ平らな面の形状の部分(6)とを併せ持つ
    ことを特徴とする請求項1或いは2の何れか1項記載の
    滑るための板。
  4. 【請求項4】 前記ダンパ装置(2)の少なくとも1つ
    は、重ね合わされており異なる性質を持つ複数の粘弾性
    材料の板材を具備することを特徴とする請求項1乃至3
    の何れか1項記載の滑るための板。
  5. 【請求項5】 前記ダンパ装置(2)の少なくとも1つ
    は、並置されており異なる性質を持つ複数の粘弾性材料
    の板材を具備することを特徴とする請求項1乃至4の何
    れか1項記載の滑るための板。
  6. 【請求項6】 前記ダンパ装置(2)の少なくとも1つ
    は、前記粘弾性材料の板材の面の方向によって性質の異
    なる粘弾性材料の板材を具備することを特徴とする請求
    項1乃至5の何れか1項記載の滑るための板。
  7. 【請求項7】 前記ダンパ装置(2)が前記板の少なく
    とも2つの異なる面に施された凹部に埋め込まれること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の滑るた
    めの板。
  8. 【請求項8】 前記ダンパ装置(2)が前記板の長手方
    向の中心軸線に関して非対称に配置されることを特徴と
    する請求項1乃至7の何れか1項記載の滑るための板。
  9. 【請求項9】 前記ダンパ装置(2)が前記板(1)の
    装飾層(18)の直ぐ下に配置されることを特徴とする請
    求項1乃至8の何れか1項記載の滑るための板。
  10. 【請求項10】 前記ダンパ装置(2)が、前記板
    (1)の上で、且つ前記板(1)の装飾層(18)の直ぐ
    下に配置されて、前記板(1)の目に見える突出部(1
    9)を形成することを特徴とする請求項9記載の滑るた
    めの板。
  11. 【請求項11】 前記ダンパ装置(2)の粘弾性材料の
    板材(16)が前記板(1)の各縁部で見えるままにされ
    ることを特徴とする請求項9或いは10の何れか1項記載
    の滑るための板。
  12. 【請求項12】 前記粘弾性材料の板材(3、16)の厚
    さが前記板材に沿って変化することを特徴とする請求項
    1乃至11の何れか1項記載の滑るための板。
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