JPH063377U - 振動を減衰させるための装置を具備する滑るための板 - Google Patents

振動を減衰させるための装置を具備する滑るための板

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JPH063377U
JPH063377U JP081223U JP8122392U JPH063377U JP H063377 U JPH063377 U JP H063377U JP 081223 U JP081223 U JP 081223U JP 8122392 U JP8122392 U JP 8122392U JP H063377 U JPH063377 U JP H063377U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スキーの如き雪などの上を滑る板の撓み及びね
じり撓みの振動を上手く減衰させるために、板に付けて
その板を安定させて統御力を増し、上手く滑るようにす
るダンパを得る。 【構成】粘弾性の板と高弾性係数の板を3次元に曲げて
組合わせたダンパを板の最大屈曲部の所に板の上或いは
中に埋め込んで取り付ける。粘弾性板の中にスチール・
ワイヤ等の高弾性係数の材料を埋め込んだり、板の形に
応じて非対称にすることも良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、振動を減衰させるための装置を具備する、スキー、スノー・サーフ 等のような雪などの上を滑るための板に関する。
【0002】
【従来の技術】
雪の上を移動する時、スキーは前記スキーを振動させる色々な発生源からの及 びあらゆる種類の衝撃を受ける。その様な振動が一定の水準を越えるならば、そ れらはスキーヤーの快適さ及びスキーの全体的な調子にとって有害となる。
【0003】 特に、ある振動はスキーと雪との間の接触を少なくさせ、スキーの安定性と、 統御力と、滑りとを悪くする。
【0004】 スキーは比較的複雑な形のビームであり、その色々な部分の重心は整列されて いない。更に、この重心の位置は色々な構造の関数として変り得る。
【0005】 一般に、外部の擾乱を受ける組立て物は、その構造の特性であり且つその剛度 及び質量の分布によってもたらされる1つ或いはそれ以上の固有の振動数で振動 する。これらの振動によってもたらされる振舞及び感じは、色々な方向に生じる 微小変位の総量に影響される。公知のように、変位は振動の節の所で時に最小で あり、腹の所で最大である。その様な振動は、構造の減衰特性によって多かれ少 なかれ早く減衰される。
【0006】 スキーが受ける振動の中で、スキーの底表面に直角な面での撓み振動は多くの 研究課題を作ってきた。これらの振動は、基本的に振動の“第1モード”即ち1 次高調波、及び“第3モード”即ち3次高調波に属する。
【0007】 添付図面1乃至3で、図1はスキーを側面から略図で示し、一方、図2及び3 は夫々最大振幅におけるこのスキーの第1及び第3の振動モードでの弾性曲線を 示す。
【0008】 第1のモードは特殊スラローム・スキーに優れ、一方、第3のモードは大スラ ローム・スキーに優れていることに留意されたい。
【0009】 米国特許第USーA ー3,901,522 号明細書によると、スキーに掛かるこの型の振 動の悪影響を最小にするために、スキーの構造内とその長さ全体とに粘弾性材料 のバンドを組入れることが既に提案されている。米国特許第USーA ー3,537,717 号明細書によると、そのようなバンドを上方面の上及び靴ビンディングの位置か ら先端部の始まりまでの全領域に配置することも既に提案されている。しかし、 実用上振動が何の選択もなしに除去されるような場合には、全ての振動の除去は いずれの場合でも好ましくないことが証明されている。つまり、最早スキーは振 動しないが、その不可欠の性質である安定性と統御性と軽快性とを失ってしまう ことは真実である。
【0010】 それ故に、少なくとも振動が一定の振幅を越える時は、幾らかの振動は有害で あるが、その反対に振動が一定の基準を越えない時は、他の幾らかの振動は有益 であることを考えて、米国特許第USーA ー4,405,149 号明細書及び米国特許第US ーA ー4,438,946 号明細書において出願者は、減衰させられるべき振動の関数と して、及びその結果それが特殊スラローム・スキー或いは大スラローム・スキー かどうかによってスキーが示さなければならない性質の関数として、その位置と 長さが決定され、その構造に組み入れられる粘弾性材料のバンドを具備する、ス キーを説明している。
【0011】 他の解決案が、例えばフランス特許第FRーA ー2,576,393 号明細書で、第1及 び第3のモードに対応する撓み振動の減衰の問題を解決するために考案された。 これは、高弾性係数を持つ板材によって応力を掛けられる粘弾性材料の層によっ て形成される減衰システムを説明しており、その様なダンパ装置はスキーの表面 上の慎重に選択された位置、即ち最大湾曲部の領域の水平部に置かれる。
【0012】 それらが板の構造に付加されるか、或いはこの構造に組み入れられるかである これらの色々な公知の装置は、底表面と直角をなす方向での単純撓みモードには 効果的であるが、撓みねじれ複合振動モードに対応するようには考えられていな い。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の1つの目的は、この撓みねじれ複合振動モードの減衰の問題を単純で 安価な手段によって解決することである。添付図面の図4は、スキーの半分を略 平面図で示す。図4で、上記の撓みねじれ複合振動モードでのこのスキーの弾性 曲線は破線で示される。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案の滑動用板は、剪断歪で働く粘弾性材料の少なくとも1枚の板材を具備 し、且つこの粘弾性の板材に接着されるか或いはそこに組み入れられる少なくと も1つの高弾性係数の応力要素と結合された少なくとも1つのダンパ装置を使用 する。
【0015】 それは、例えばいわゆる“応力板”ダンパ装置の問題であり、それ自体公知の 方法(例えば、FRーA ー2,575,393 号明細書と比較されたい)で、一方では例え ば温度がー30乃至+30゜C、周波数が0乃至300Hzの稼働範囲でその減 衰係数が少なくとも0.5である粘弾性材料の板によって、他方では例えばアル ミニウム合金のような高弾性係数の材料で作られる応力板によって構成され得る 。これらの各ダンパ装置のために、粘弾性材料の板材は滑動板の上方表面と応力 板材との間に接着される。だいたいの見当を与えると、粘弾性材料のこの板材の 厚さは0.5mmと1.2mmとの間であり、一方、そのダンパ係数は0.8と 1.2との間であり、応力板材の厚さは0.5mmと1.2mmとの間である。
【0016】 例えば、各ダンパは、厚さ0.8mmの粘弾性材料で、0.8程度のダンパ係 数であり、ー10゜の温度と、10と100Hzとの間の振動周波数とが最適条 件のバンドに接着された、厚さ0.6mmのアルミニウム合金の応力板材を具備 する。
【0017】 このダンパ装置は、例えばFRーA ー2,437,225 号明細書のスチール・ワイヤが 埋め込まれた粘弾性材料の板材を具備する装置でもあり得る。それは、スチール ・ワイヤの代わりに、ガラス或いは炭素フィラメントについての問題であり得る 。それは、ワイヤの代りに、例えばFRーA ー2,237,653 号明細書の、例えば粘弾 性の板材に埋め込まれた上手く穴が開けられている金属からできている応力板に ついての問題であり得る。
【0018】 それ故に、スキーは少なくとも1つの上記の型の粘弾性の、またその粘弾性材 料が剪断変形で最も応力の掛かる領域に配置されるダンパ装置を具備し得る。そ れはこの構造へ戻されないある量のエネルギーを吸収して分散させる。その場合 、振動の影響は、構造の変位の振幅を“抑制”(blackening)することによって緩 和される。
【0019】 図2及び4は、既定の構造に対して、特殊スラローム・スキーの最大屈曲の領 域が、歪みの単純モードに対しては“A”で示される領域に、また屈曲の撓みね じれ複合モードに対しては“D”で示される領域に位置付けられることを示す。 それ故に、このスキー上に1つ以上のダンパを配置するための最良の位置は、 わずかに中心を外れている。更に、応力面は直交しているので、色々な面にダン パ装置を配置することが明らかに望ましい。
【0020】 同じ様な論議が大スラローム・スキーになされ得る。図3と4とを比較するこ とによって、同じ様に最大屈曲領域BとCとDとの間にシフトが見られる。
【0021】 しかしダンパが十分であるために、一方ではダンパ装置の表面が十分な能力が あることが、そして他方では縁部の最大の能力不足を小さくするために1つの部 品で構成されることが必要である。構造の色々な場所への複数の垂直面ダンパの 配置は、これらの要望を十分に満足させない。
【0022】 従って、本考案の1つの目的は、スキーの構造の色々な方向の面で有効な単一 のダンパ装置を所定のゾーンに提供することである。
【0023】 本考案は、色々な方向の面或いは表面ではなくて、滑動用の板の構造内におい て発生する色々なモード振動の減衰性を改良することを目的とする。使用される ダンパ装置が位置的に適所に配置されるので、夫々の最大屈曲領域で、その有効 領域は色々なモード振動に対応する。
【0024】 この滑動用の板は、その板構造に付加されるか或いはそこに組み入れられるか の何れかであり、また一方で剪断歪で働く粘弾性材料からできている少なくとも 1枚の板材を、他方でこの粘弾性材料の弾性係数に比較して非常に高い弾性係数 の少なくとも1つの応力要素を具備する少なくとも1つの振動ダンパ要素を具備 する型であり、この応力要素は粘弾性材料の板材に接着されるか或いはその中に 埋め込まれ、このダンパ装置は位置的に滑動用の板のその所定の領域の上或いは 中に適所に配置される。
【0025】 本考案により、滑動用の板の隣接する領域と、色々な方向の面或いは表面内に 発生する色々なモード振動を、同時に且つ改良された方法で個々に減衰させるた めに上記の型の少なくとの1つのダンパ装置をこれらの領域に提供されるが、し かし従来の様に平らであるか或いは恐らく幾分屈曲している代りに、滑動用の板 の構造と接触するその表面が、これらの領域の形に部分的に従うように形成され 、その結果、少なくともある場所で色々な滑動用の板の面に従い、その結果この ダンパ装置は色々な方向の複数の面を併有する三次元の形状を有するが、少なく ともそれらの1つはほぼ板の上面と平行であり、ダンパ装置は、例えばL字型断 面か或いはU字型つぼくぎの形である。
【0026】 添付略図面を参照して制限されない実施例の下記の説明を読むことにより、本 考案はより容易に理解され、且つその長所及び他の性質が明らかになるであろう 。
【0027】
【実施例】
勿論、従来の技術に基き、その有効領域が、考えられる振動のモードに関連す る最大屈曲部に対応するように、このダンパ装置2が位置的にスキー1上の適所 に配置される。しかし、それは非常に難しい。勿論、それは従来の技術に基き、 剪断歪で働き、そしてスキー1の表面に接着される粘弾性材料の板材3と高弾性 係数を持つ材料(例えばアルミニウム合金)の接合板4とを具備するダンパの問 題である。しかし、その上方部分6に対するこの例のように、応力板材のあるこ のダンパ装置2の下方部分5は連続平面の形をしていない。即ち、図5及び6で はっきりと見られるように、この下方領域5では、この装置2は短い外側に広が った型の枝部を持つひっくり返ったU字型断面を有する、つまり実際は本考案に よると、三次元である部分はスキーの上方面7の面とほぼ平行であるこれらの面 の少なくとも1つ(この場合“U”字型の基部に対するように)を入れて、複数 の色々な方向の面を併有する。
【0028】 このダンパの下方部分5は3つの異なる面或いは方向の、即ちスキーの面7と このスキーの縁部の面8、9とに発生する振動の減衰を可能にする。
【0029】 更に、夫々の振動モードの最大屈曲の領域を補うために、この実施例では、単 純屈曲とねじれに入った屈曲とのモードの最大屈曲の領域の位置の違いに応答す るための応力板の入ったダンパ組立てを設置させる有効領域の位置決めでの違い が深知される。
【0030】 多面の応力板材4の接合部10及び11によって作られる結合部は、従来の技術に よるほぼ平らな応力板材を持つ幾つかのダンパによって生ずるであろうもの、及 びこれらの断面VIーVIに近いこれらの同一領域でスキーの構造のこれらの同一の 隣接する面上に現れるであろうものよりも、一層効果的な意外な効果を生ずる。 場合によっては、このダンパ装置は図5の場合のように、ダンパ装置はスキー の表面上にただ付加されるか、或いは図6に例示されるように、その端部にそし てスキー構造12内の少なくとも2枚の別の面に付けられた凹み内に配置されて、 このスキーの残りの表面と同一平面であるようにされるかの何れかであり得る、 或いは組合わせ的解決によって、夫々スキーの縁部8、9に埋め込めれるその側 部部分13(図8参照)を有してそれと同一平面になりその上方部分14(即ち、ス キーの上方面7の一部分を覆うもの)は、この表面7に埋め込まれることなしに ただ付加され得る。
【0031】 本考案は、図5と6と8とを参照して上記で説明された実施例に限定されない という条件で展開される。
【0032】 1つ或いは複数のダンパが、その上に直接に付加される代りに、スキー構造の その端部に備えられる凹部に埋め込まれ得るということは図6及び8で既に見ら れた。
【0033】 応力板材、及び従ってダンパ装置の部分は、U字型ではなく、図7に示される ようにL字型であり得る。この図7に示されるように、板の長手方向の中心軸に 対して非対称に配置され得る。それは、板構造のその場所の形状の関数として、 幾分丸い接合部を有し得る。
【0034】 限定されない例示によって応力板材4が示されている図9乃至11により、この ダンパ装置は、板構造の屈曲部領域の強度と位置付けの関数として減衰表面を調 節する非常に色々な形を採り得る。このダンパ装置の形状は、減衰されるべき個 々のモードに適合される。
【0035】 その様なダンパは多様であり得るものであり、その配置はほぼ滑動板の固有の 構成によって決まる。
【0036】 粘弾性要素3それ自体は応力板材の複雑な形に連続して従う必要はないが、幾 つかの隣接する板材から構成され得る。
【0037】 この粘弾性要素3は重ねられているか或いは並列されているかであり、互いに 異なる性質であり、同じ面に向けられるか否かである複数の板から構成され得る ものである。
【0038】 粘弾性材料も、同様にそれらの面の方向によって異なり得る。
【0039】 粘弾性材料の厚さは、同じ粘弾性の板材に沿って変化し得るものであり、例え ばそれはこの板材の一方の端部から他方の端部へ次第に厚くなり得る、例えば一 方の端部で0.5mm程度で、他方の端部で2mm程度であり得る。
【0040】 図12は、フランス特許FRーA ー2,437,225 号明細書に基く型のこの例で、一方 では使用されるダンパ装置2が示されるように粘弾性材料の板材16に埋め込まれ る高弾性係数の材料(例えば鋼鉄)からできている応力ワイヤ15を具備する別の 型であり、他方で示されるように、このダンパ装置2がスキー1の構造12に埋め 込まれる実施例を示す。
【0041】 このダンパ装置2はU字型部である。それは、例えば図6に基く逆向きのU字 型部、或いは図7に基く横にしたL字型部でもあり得る。
【0042】 変形例では、これらの応力ワイヤ15は図12の様に粘弾性板材16で対称にである 、規則正しく配分される代りに、非対称に配分され得る。
【0043】 勿論、上記で説明されたフランス特許第FRーA ー2,237,653 号明細書に基く応 力ワイヤ15は応力板材15に置き換えられ得る。
【0044】 最後に図13乃至15は、ダンパ装置2がスキー1の技術上の構造物(technical structure )17上に、しかし装飾層18の下に配置される実施例を示す。
【0045】 図14に詳しく示される様に、その場合のダンパ2は、中立の強い所(neutral fiber )から離れているために都合のよい、目に見える突出部19をスキー上に形 成する。
【0046】 更に、図15に示される様に、粘弾性の層16がスキーの縁部、即ち縁部20の上に あり、これは、製造者が自慢するダンパが見えるようにしたことを使用者が評価 するので、商売上の観点から都合がよい。
【0047】 変形例で、ダンパ装置も、図6の様にスキーの構造17に埋め込まれ得るが、一 方図13の様に装飾層18の直ぐ下にも置かれ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキーの側面略図。
【図2】最大振幅におけるスキーの第1振動モード弾性
曲線の図。
【図3】最大振幅におけるスキーの第3振動モード弾性
曲線の図。
【図4】スキーの半分を示す略平面図。
【図5】本考案の“応力板”型のダンパ装置を備えたア
ルペン・スキーの一部分の略斜視図。
【図6】図5のVIーVIの方向の、ダンパがこのスキーの
構造内に完全に組込まれるための変形実施例の略断面
図。
【図7】図6に類似するが、別の変形実施例を示す図。
【図8】図5に類似するが、別の変形実施例を示す図。
【図9】他の多くの形状の中で、応力板の他の起こり得
る形状を示す図。
【図10】他の多くの形状の中で、応力板の他の起こり
得る形状を示す図。
【図11】他の多くの形状の中で、応力板の他の起こり
得る形状を示す図。
【図12】図6に類似するが、ダンパ装置が別の型で、
スキーの構造に埋め込まれている実施例の図。
【図13】図12に類似するが、このダンパ装置がスキー
の装飾層の直ぐ下に配置される変形実施例を示す図。
【図14】図13の線 XIVーXIV に沿う長手方向の部分断
面図。
【図15】図13のXV方向に見た、後者のスキーの部分側
面図。
【符号の説明】
2…ダンパ装置、3、16…粘弾性材料、4、15…応力要
素、5…下方部分、6、14…上方部分、7、8、9、12
…スキーの表面、10、11…接続部、13…横部分、17…技
術構成、18…装飾層、19…突き出し部、20…スキーの縁
部。

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造に付加されるか或いはそれに組み入
    れられるか何れかであり、一方で剪断歪で働く粘弾性材
    料(3、16)の少なくとも1枚の板材と、他方で高弾性
    係数の少なくとも1つの応力要素(4、15)とを具備
    し、この応力要素は粘弾性板材上に接着されるか或いは
    それに埋め込まれるか何れかであり、位置的に板(1)
    の所定の表面上或いはその所定の領域に配置される、ダ
    ンパ装置(2)を少なくとも1つ具備するスキー、スノ
    ー・サーフ、或いはその様な型の、雪の上を滑るための
    板であり、 板(1)の隣接する領域に、しかし異なった方向の面に
    生ずる色々なモードの振動を個々に同時に減衰させるた
    めに、この型の少なくとも1つのダンパ装置(2)をこ
    れらの領域(6、7)に設置し、しかし滑り板材の構造
    と接触するその表面は、従来の様に平らであるか或いは
    恐らく幾分湾曲している代りにこれらの領域の形に部分
    的に従い、その結果板の色々な面(7、8、9)に少な
    くともある場所で従い、その結果このダンパ装置(2)
    は、色々な方向の幾つかの面を併有するが、少なくとも
    それらの1つの面は板の上方面(7)とほぼ平行である
    三次元の囲うような形状を呈し、そのダンパ装置(2)
    は例えばL字型の形状或いはU字型つぼくぎの形状の断
    面を呈することを特徴とする滑り板。
  2. 【請求項2】 このダンパ装置(2)の粘弾性材料
    (3、16)は、その応力要素(4、15)の如く上記で説
    明された同様な複雑な形状に従う連続板材であることを
    特徴とする請求項1記載の滑り板。
  3. 【請求項3】 このダンパ要素(2)は、少なくとも1
    つ(5)が上記で説明された複雑な形であり、少なくと
    も1つ(6)が従来のほぼ平らな形である複数の連続す
    る部分を具備することを特徴とする請求項1或いは2の
    何れか1項記載の滑り板。
  4. 【請求項4】 これらのダンパの少なくとも1つは、異
    なる性質の粘弾性材料の複数の板材を具備し、これらの
    板材が重ね合わされていることを特徴とする請求項1乃
    至3の何れか1項記載の滑り板。
  5. 【請求項5】 これらのダンパの少なくとも1つは、異
    なる性質の並置された粘弾性の複数の板材を具備するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の滑り
    板。
  6. 【請求項6】 これらのダンパの少なくとも1つは、そ
    れらの面の方向によって決まる異なる性質の粘弾性材料
    の板材を具備することを特徴とする請求項1乃至5の何
    れか1項記載の滑り板。
  7. 【請求項7】 前記ダンパ装置(2)が板構造の少なく
    とも2枚の異なる面の端部に施された凹部に埋め込まれ
    ることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の
    滑り板。
  8. 【請求項8】 このダンパ装置(2)が板の長手方向の
    中心軸に関して非対称に配置されることを特徴とする請
    求項1乃至7の何れか1項記載の滑り板。
  9. 【請求項9】 ダンパ装置(2)が板(1)の装飾層
    (18)の直ぐ下に配置されることを特徴とする請求項1
    乃至8の何れか1項記載の滑り板。
  10. 【請求項10】 板(1)の構造(17)上で、この装飾
    層(18)の下に配置されるこのダンパ(2)が、この板
    (1)の目に見える突出部(19)の原因であることを特
    徴とする請求項9記載の滑り板。
  11. 【請求項11】 このダンパ(2)の粘弾性層(16)が
    スキーの各縁部で見えるままにされることを特徴とする
    請求項9或いは10の何れか1項記載の滑り板。
  12. 【請求項12】 前記応力要素が、スチール・ワイヤの
    ような、高弾性係数のワイヤ(15)を具備することを特
    徴とする請求項1及び3乃至11の何れか1項記載の滑り
    板。
  13. 【請求項13】 応力ワイヤ(15)が粘弾性板材(16)
    内で非対称に配置されることを特徴とする請求項12記載
    の滑り板。
  14. 【請求項14】 前記粘弾性板材(3、16)の厚さが前
    記板材に沿って変化することを特徴とする請求項1乃至
    13の何れか1項記載の滑り板。
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