JP2635501B2 - スキー - Google Patents

スキー

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JP2635501B2
JP2635501B2 JP5169960A JP16996093A JP2635501B2 JP 2635501 B2 JP2635501 B2 JP 2635501B2 JP 5169960 A JP5169960 A JP 5169960A JP 16996093 A JP16996093 A JP 16996093A JP 2635501 B2 JP2635501 B2 JP 2635501B2
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ski
binding
binding mounting
ski body
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ピーベル アロイス
シュトロイ ヨハン
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FUITSUSHAA GmbH
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FUITSUSHAA GmbH
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/003Non-swivel sole plate fixed on the ski
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/007Systems preventing accumulation of forces on the binding when the ski is bending

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキー、特にダウンヒ
ルスキーに関し、スキー本体上にビンディング取付板を
備えたスキーに関する。
【0002】
【従来の技術】オーストリア特許(AT−PS)第29
9030号等に記載されているスキービンディングの構
造は、スキービンディングを構成する要素間に一定の間
隙を設けておき、スキーが撓む場合に、ビンディングの
剛性及び弾性が、スキー自体のそれらに影響しないよう
にしたものである。然しながら、従来の設計では、スキ
ーの正確な操縦能力は得られない。何故ならば、この方
法ではビンディング取付板が弾性変形するために、操縦
力は直接スキー本体に伝わらず、その大きさが低下して
伝達されるか又は時間的な遅れを伴って伝達されるから
である。後者の要因(時間の遅れ)は、米国特許(US
−PS)第3260532号によるビンディングの構造
にも見られる。この構造においては、ビンディング取付
板が、スキー本体の長さ方向軸線の周りに枢動し得るよ
うに、その両端部がスキー本体に連結されている。この
連結方法はスキーの操縦能力を著しく減衰させる上、ビ
ンディン取付板の弾性が、スキー本体の弾性に影響して
しまう。
【0003】同様に、ヨーロッパ特許公開公報(EP−
OS)第469452号に振動減衰手段を有するビンデ
ィング取付板が開示されている。然しながら、このビン
ディング取付板は、スキー本体にしっかり固定されてお
らず、曲がり易い要素によってそこに取付けられてお
り、それ故スキー本体長さ方向軸線の周りにビンディ
ング取付板が揺動する可能性がある。この結果、スキー
ビンディングが、スキーが撓んでいるときでも内部に間
隙を有するAT−PS299030に記載のものでは、
スキーを思い通りに操作することはできない。また、E
P−OS469452による比較的剛性のあるビンディ
ング取付板はスキー本体の撓み特性に影響し、ビンディ
ング取付板の剛性が高くなればそれに応じてスキー本体
の剛性も高くなる。他方において、ビンディング取付板
の剛性が低下するにつれて、ビンディング取付板が変形
し易くなり、正確で敏感な操縦性能が得られなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ビン
ディング自体が有する剛性や弾性がスキー本体のそれら
に影響を及ぼさず、スキーの操縦性能を減衰させること
なく、かつ、遅滞なくスキー本体に操縦力を伝達し、さ
らに、スキー本体と一体的に調和するビンディング取付
板を具備するスキーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の導入部において述
べた構造から出発して本発明の目的を達成するために、
本発明に従って、ビンディング取付板は、少なくともそ
の両端部がスキー本体の上面とは離れるように構成し、
それをスキー本体に取り付ける際には、ビンディング取
付板の中央部分でスキー本体に固く結合すると共に、ビ
ンディング取付板の両端部にそれぞれ近接してスキー本
体の上面に、ビンディング取付板の端部をスキー本体の
上面に対して直角な方向に案内する案内手段を設ける
とが提案される。これにより、スキー本体が撓むときに
ビンディング取付板がスキー本体を押圧することがなく
なり、スキー本体が撓むと、ビンディング取付板の端部
は、スキー本体に対して上下及び微小距離だが前後にも
相対的に移動する。これにより、スキー本体はビンディ
ング取付板の影響を受けずに撓むことができるようにな
り、最適の滑走性能を実現するためにスキー本体に付与
されている調和のとれた撓みパターンが得られる。さら
、それと同時に、ビンディング取付板のねじり並びに
ずれが防止され、この方法で、スキーヤーにより加えら
れるすべての操縦力が、遅れがなくまた弱くなることも
なくスキーに直接に伝達されることが保証される。特
に、スキーヤーが重心移動を開始する丁度その瞬間に所
望の程度にスキーのエッジアプリケーション(edge app
lication)をすることが可能である。本発明による構造
のもう1つの利点は、ビンディング取付板のばね作用に
より、スキーヤーの足に加わる衝撃が緩和され、それに
よって特に関節が保護され、滑走の快適さが著しく改善
される。
【0006】ビンディング取付板のねじりを更に阻止す
るために、ビンディング取付板の両端に各々の前記案内
手段の一つをけることが可能である。
【0007】本発明のもう1つの特徴によれば、ビンデ
ィング取付板は、スキー本体の1ケ所のみに結合され
る。好ましくは、ビンディング取付板の結合は、スキー
の上方ウエブとコア行われ、このしっかりしたい結
合によって、ビンディング取付板とスキー本体とがスキ
ー本体上面に対する垂直軸線の周りに相対的に旋回移動
するのが確実に防止され、従って同様にスキーの正確な
方向転換のための操縦力の伝達が保証される。
【0008】ビンディング取付板は、スキー本体の
間、更には、その中央領域に結合されるのが好ましい
その結果として、取付位置から前方と後方に突出する2
つの曲げアームが生じ、この曲げアームは、ビンディン
グ取付板自体の固有の弾性により衝撃を緩和するのに特
に有利である。現在一般に用いられているすべてのタイ
プのビンディングにおいては、スキー靴の底とビンディ
ング板との間に隙間が設けられているので、ビンディン
グ取付板の領域の中心に衝突を受けた場合でさえも、前
述の減衰効果が存在する。何故ならば、加えられた衝撃
はスキー靴に直接に伝達されることはなく、ビンディン
グ取付板の撓みにより先ず吸収されるからである。
【0009】また、ビンディング取付板の下面の両側縁
近傍の所定領域がスキー本体の上面から離れるように
し、中央部分の厚さが最も厚くかつ一定である部分の端
部領域 から、その厚さが最も薄くなる側縁にかけて、そ
の厚さが連続的に変化するよう構成すれば、更にスキー
本体の弾性特性を阻害することがなくなる。 上記の全て
の場合において、スキーが特に強く曲がった場合に、ス
キー本体の上面がビンディング取付板の下面に接触する
ように各部の寸法を適切に定めることによって、スキー
本体が極度に曲がりすぎないようにすることができる。
【0010】上記のビンディング取付板の実施態様にお
いて、代表的な変形例としては、ビンディング取付板の
下面が、その端縁や側縁に近づくにつれてスキー本体か
ら離れて傾斜するような斜面とするものが挙げられる。
【0011】本発明においては、様々に設計された、剛
性や撓みパターンが異なるあらゆるスキーに対応できる
ようにするため、ビンディング取付板の長さ及び幅を、
それぞれISO標準長さに定めされたビンディング取付
領域の長さ及び幅の75%ないし120%とすることが
好ましい。これにより、ビンディング取付板が様々なス
キーの長さ及び性質に正確に適合するものとなる。
【0012】ビンディング取付板の端部と、スキー本体
の隙間に、弾性材料好ましくは粘弾性材料を配すると、
ビンディング取付板による衝撃の吸収とスキーの撓み特
性に変化が現れる。このような材料は、その衝撃吸収性
のため衝撃エネルギの大部分を吸収するので、適切な硬
度の弾性材料を選択することによって、スキーの撓み具
合を適度に調整することができる。
【0013】また、ビンディング取付板の両端縁の中央
にその長さ方向に延びる張出部を形成し、各案内手段
スキー本体上面の、ビンディング取付板の両端付近に取
り付けるようにしてもよい。この場合、案内手段は、
キー本体の上方へ突出する一対のストラップを有する。
このストラップの間には、ビンディング取付板の両端の
張出部を収容するための空間が画成される。この空間
高さはビンディング取付板の前記張出部の厚さより大き
く、の幅は、前記ストラップの幅に相当する。このよ
うに構成することにより、ビンディング取付板の両端部
はねじれること なくスキー本体の長手方向に案内され、
スキー本体が撓むときに、ビンディング取付板の剛性に
よってその撓みが阻止されることはない。
【0014】この場合、ビンディング取付板の両端の張
出部の両側に位置する端面と、その端面に相対する、ス
トラップの一面とが、所定間隙を介して相対するように
し、スキー本体が撓み始めたときに、ビンディング取付
板がストラップに引っ掛かってその撓みを妨げないよう
にしておく。
【0015】この案内手段の具体例としては、ビンディ
ング取付板の張出部を挟むように配されるストラップを
有するものや、ストラップを脚部とする門型のものであ
って、その空間の上側を画成する面が、ビンディング取
付板の上面と同じ高さであり、その幅が、張出部の幅よ
り僅かに大きいものであり、その空間に張出部を収容す
るものが挙げられ、上記の案内手段は、優れた機能を発
揮する上、製造も容易である。また、ビンディング取付
板の張出部の側面と、ストラップとの間隙が狭くするこ
とによって、ビンディング取付板がねじれたり、スキー
本体からずれることを完全に防止することができ、この
ようにしたときは、スキー本体に対して重心の移動を更
に正確に伝達できるようになり、操縦性が非常によくな
る。
【0016】このようにビンディング取付板のねじれや
ずれを防止するためには、ストラップの間隔を、ビンデ
ィング取付板両端の張出部の横断面の対角寸法より小さ
くする。
【0017】また、本発明におけるビンディング取付板
は、その端部がスキー本体上で急激な段差となると共
に、ビンディング取付板の端部領域とスキー本体の上面
との間隙が開いている。このままでは、外観や空気抵抗
上不利であると共に、スキーの前方から上記の間隙に雪
等の異物が侵入し、スキー本体の撓み特性に悪影響を及
ぼすことになる。このような問題を解決するための案内
手段の実施例を以下に示す。この案内手段は、ビンディ
ング取付板の端部を覆い得るブロックであって、ビンデ
ィング取付板側の面には、ビンディング取付部材の端部
が挿入されるほぼ 長方形の横断面を有する空間を有し、
スキー本体の端部側の面はスキー本体に鋭角に交わる斜
面になっている。このようにすると、スキーの外観が魅
力的なものとなる上、滑走時の空気抵抗が少なくなり、
隙間にスキーの前方から異物が侵入することもなくな
る。
【0018】上記の実施例の案内手段において、案内手
段がビンディング取付板の前部と後部を広範囲に包囲
し、かつ、ビンディング取付板の側縁部が案内手段の内
面に接するようにすると、ビンディング取付板の、案内
手段の内面に当接する面積が広くなり、ビンディング取
付板は、その側縁から案内手段によって緊密に案内され
るので、ビンディング取付板のねじれは、案内手段によ
って制限され、前述の実施態様と同様に完全に防止され
る。また、この案内手段においては、スキー本体の撓み
がビンディング取付板の抵抗を受けて妨げられないよう
になっている。即ち、ビンディング取付板の端部はスキ
ー本体が所定範囲内で撓んでもスキー本体上面と接触す
ることはなく、このようなスキー本体の撓みによってビ
ンディング取付板が撓むことはない。このため、この実
施態様においてもスキー本体の撓み特性がビンディング
取付板によって損なわれることがなく、さらに、正確に
操縦することができる。
【0019】また、この実施例においても、少なくとも
無負荷のときビンディング取付板の端面と、その端面に
相対する案内手段の内面との間に所定の間隔を設け、ス
キー本体が撓み始めたときにその撓みを妨げないように
することが推奨される。
【0020】また、上述の2つの実施例において、少な
くとも無負荷状態のときに、ビンディング取付板の上面
と、その上面に相対する案内手段の面との間に間隔を設
ければ、スキー本体の両端が下方に撓む場合の撓み特性
を損なわないようにすることもできる。
【0021】また、別の実施例として、案内手段をロッ
ドとすることもできる。このロッドは、ビンディング取
付板の両端近傍を貫通するようスキー本体の上面に垂直
に設 けられるものである。このとき、ビンディング取付
板の、ロッドが貫通する部分には、スキー本体の長さ方
向に沿って細長い長孔が設けられている。この長孔の幅
はロッドの直径と等しくすることが好ましい。この長孔
は、スキー本体が撓んだときに案内手段のロッドをスキ
ー本体の長さ方向に沿って案内するものである。また、
この長孔が設けられた部分の厚さが厚ければ、その上縁
及び下縁がスキー本体が撓んだときにロッドの周面を押
圧してロッドが左右に傾動しないように保持するのでビ
ンディング取付板のねじれが防止される。さらに、長孔
の内周面が、ロッドを挟むようにその周面に接している
場合には、ビンディング取付板のねじれが完全に防止さ
る。従って、この場合はスキー本体の撓み特性が損な
われることがなく、ビンディングがねじれることがな
い、最高の操縦能力を備えたスキーが得られる。
【0022】このロッドによる案内手段は、そのビンデ
ィング取付板の上面上に突出した上端部に、ビンディン
グ取付板上に張り出す要素又は部分を備えていることが
望ましい。このように構成することにより、前述の、ビ
ンディング取付板の上側を覆う部分を有する案内手段の
ときと同様、ビンディング取付板の端部が所定距離以上
スキー本体から離れることを防止し、ビンディング取付
板に過大な曲げ荷重がかかるのが避けられ、また、スキ
本体からビンディング取付板が剥がれたりゆるむこと
が避けられる
【0023】このロッド頭部を有するねじ状のもの
とし、それをスキー本体に直接係止して案内手段とすれ
ば、優れたスキーを低コストで容易に製造できる。
【0024】また、ビンディング取付板の端部近傍に、
複数の長孔を並べて設け、ロッドによる案内手段をそれ
ぞれの長孔を1本ずつ貫通するようにスキー本体に取り
付ければ、ビンディング取付板のねじれ防止効果を更に
高めて操縦性能を安定させることができる。
【0025】このロッドによる案内手段を用いた場合、
ビンディング取付板の端部近傍に、 スキー本体の端部側
の面がスキー本体に鋭角に交わる斜面であり、その上縁
が無負荷状態において、ビンディング取付板の上面と同
じ高さであるキャップ部材を、ビンディング取付板の端
縁との間に所定間隙を介して取り付けることが推奨され
る。この間隙は、スキー本体が撓んだときにビンディン
グ取付板の端部がキャップ部材に突き当たって、ビンデ
ィング取付板がスキー本体を撓むのを妨げないようにす
るためのものであり、これによってスキー本体は自由に
撓むことができる。
【0026】また、上述の実施例においては、異物が隙
間に入って機能を妨げるのを避けるために、スキー本体
と、ビンディング取付板の端縁領域との隙間を弾性材料
満たしてもよい。この弾性材料の性質は、スキー本体
の撓みを妨げることがない程度の抵抗を示すものを選択
することが望ましい。
【0027】以下の説明において、添付図面を参照して
実施例により本発明を更に説明する。
【0028】
【実施例】以下の説明は、本発明の前述の一般的説明の
背景に照らして読まれたい。第1a図は、本発明による
スキーのビンディング固定領域の平面図である。このス
キーは、スキー本体1の上面の中央領域にビンディング
取付板2を取り付けたものであり、ビンディング取付板
2は、その中央部にビンディング固定用ねじを受け入れ
るためのを備えている。図示の実施例では、ビンディ
ング取付板2は4本のねじ4によってスキー本体1に
り付けられる。然しながらこの取付は、接着作用、溶接
又はその他の適当な結合方法によって行ってもよい。
【0029】ビンディング取付板の両自由端のねじれ
防ぎ、その両端を、スキー本体1の長さ方向に沿って
内するために、ビンディング取付板2の前後にはそれぞ
れ案内手段5が設けられるが、ここでは前方に設けられ
た案内手段5についてのみ説明する。従って、このビン
ディング取付板2の後方の構成も、以下に説明と同様
なっている。この案内手段5は、図示したようなほぼZ
字形のものである。この案内手段5は、接着、ねじ止め
方法でビンディング取付板の前部スキー本体1の
取り付けられる。また、この案内手段5は、スキ
ー本体1と一体に構成してもよい。
【0030】ビンディング取付板2は、その下面が、そ
の両端縁に近づくにつれてスキー本体1から離れるよう
傾斜するものであり、その両端縁の中央にスキー本体1
の長さ方向に延びる張出部2aを有する。上述の案内手
段5は、ビンディング取付板2の張出部2aの両側に配
されるストラップ5bを有し、ビンディング取付板2の
張出部2aはこのストラップ5b間の空間5aに挿入さ
れた状態で案内されるが、この空間5aの幅は、張出部
2aの幅と略等しいので、張出部2aが空間5a内で回
転することはない。
【0031】また、この案内手段5は、一対のストラッ
プ5bの上端を結ぶ橋絡部5cを有する。この橋絡部5
cは、スキー本体が撓められておらず、ビンディング取
付板2に負荷がかけられていない状態のときに、ビンデ
ィング取付板2の上面に接する。この橋絡部5cはビン
ディング取付板2のねじれを防ぐ役目を果たすと共に、
ビンディング取付板2に対し、ビンディング取付板2を
引き剥がす方向に過大な力が作用たときに、ビンディン
グ取付板2が損傷したり、スキー本体1から剥がれたり
するのを防止するものである。
【0032】この案内手段5において、空間5aの高さ
を変えることによりスキー本体1の撓み特性を修正する
ことができる。この空間5aの高さの変更は、空間5a
に詰物をして行ってもよい。また、スキー本体1と、ビ
ンディング取付板2の端縁領域との隙間に、少なくとも
部分的に弾性材料(好ましくは粘弾性材料)を配置し、
スキー本体1の撓み特性を修正することができる。この
場合、この弾性材料が滑走中の衝撃を吸収するので、ス
キーヤーへの負担を軽減することができると共に、その
隙間に雪や氷等の異物の侵入を防ぎ、所望の撓み特性を
維持できるものである。また、スキー本体1に対するビ
ンディング取付板2の端部の移動を妨げ ない範囲で、ビ
ンディング取付板2を囲むように横カバーと前カバーを
設けることによって雪等の侵入を防止することもでき
る。
【0033】このようにカバーを設けると、機能面での
利点に加えて外観も改善できるので、前後両方の案内手
段を横カバーと前カバーを具備するキャップ部材でカバ
ーしてもよい。
【0034】このスキーにおいては、スキー本体1が撓
むと、スキー本体1とビンディング取付板2の端部との
距離が変化すると共に、その端部は、案内手段5の空間
5a内を前後に移動する。この前後の移動を妨げないよ
うにするため、案内手段5のストラップ5bの、ビンデ
ィング取付板2の中央側の面と、その面に相対するビン
ディング取付板2の端面との間には一定の間隔が設けら
れる。
【0035】第2a図〜第2c図には、本発明のもう1
つの実施態様が示してある。この実施例において、ビン
ディング取付板2は、接着剤によってスキー本体1上に
接着される。このビンディング取付板2の前方に設けら
れる案内手段7は、横ずれ防止機能がなく、他の案内手
段と組み合わせて設けることが推奨される。
【0036】この案内手段7に案内されるビンディング
取付板2は、その端縁の中央に張り出す張出部2aを有
する。この案内手段7は、ビンディング取付板2の端部
を覆い得るブロックであって、ビンディング取付板2側
の面に、ビンディング取付部材2の張出部2aが挿入さ
れる空間7aを有し、スキー本体1の端部側の面はスキ
ー本体の上面に鋭角に交わる斜面になっている。空間7
aの幅は張出部2aの幅と略等しく、ビンディング取付
板2及び張出部2aの端縁と、その端縁に相対する案内
手段7の対向面との間には所定の間隔を設け、スキー本
体1の撓み特性を損なわないようにする
【0037】この案内手段7は、その上部にビンディン
グ取付板2の上面に張り出して接する天板部7bを有す
る。また、この実施例においても、第1図に示した実施
例の 場合のように、スキー本体1とビンディング取付板
2との間に粘弾性材料を配することができる。
【0038】第3a図〜第3c図には、さらに別の案内
手段8を具備した実施例が示してある。この図に示した
スキー本体1は下方ウエブ1aと、スキーコア1bと、
上方ウエブ1cとにより構成されている。この実施例に
おいて、ビンディング取付板2は、ビンディング取付板
2の上からスキー本体1のスキーコア1bに達する図示
しないねじによってスキー本体1に取り付けられる。
【0039】この案内手段8に案内されるビンディング
取付板2は、その端縁の中央に切り欠きが設けられ、そ
の両側に2つの張出部2bを有する。この案内手段8
は、ビンディング取付板2の切り欠きを通り抜ける突出
部8aを有し、この突出部8aはビンディング取付板2
の張出部2bによって挟まれている。この突出部8a
の、ビンディング取付板2の中央側の面と、この面に相
対するビンディング取付板2の端面との間には、スキー
本体1の撓み特性を損なわないようにするために、間隔
6が設けられている。また、第3c図に示したように、
張出部2bの内周縁と突出部8aの側縁との間にも隙間
9が設けられており、ビンディング取付板2の所定範囲
内のねじれを許容し、それ以上のねじれを防止するよう
になっている。
【0040】この案内手段8の突出部8aは、その上端
に、ビンディング取付板2の張出部2b上を横断する横
板部8bを有し、この横板部8bは、スキーが撓んでい
ないときにビンディング取付板2の上面に接する
【0041】この実施例においても、前述の実施例のよ
うに様々な変更を加えることができる。例えば案内手段
8をキャップ部材でカバーしたり、またビンディング取
付板2とスキー本体1との間の隙間に弾性材料を配する
こともできる。また、スキー本体1やビンディング取付
板2の材質によって、ビンディング取付板2の端部がス
キー本体1から離れ過ぎてビンディング取付板2が破損
したり、ずれたりする 恐れがなければ、ビンディング取
付板2の上面に接する部分の部材は省略することができ
る。
【0042】第4a図〜第4c図には、さらに別の案内
手段10を具備した実施例が示してある。この案内手段
10に案内されるビンディング取付板2は、その端部近
傍に、スキー本体1の長さ方向に細長い2つの長孔11
を横に並んだ状態で有する。案内手段10は頭部を有す
るねじ状のロッドであり、ビンディング取付板2の上か
ら、その長孔11を貫通させてスキー本体1に係止す
る。従って、スキー本多1が撓んだときは、ビンディン
グ取付板2の端部は、案内手段10に対して前後上下に
移動するものである。
【0043】この案内手段10は上端に頭部を有する
が、この頭部は、ビンディング取付板2の上面に張り出
し、スキー本体1が撓んでいないときにビンディング取
付板2の上面に接するストッパ10aとなっている。こ
のストッパ10aによってビンディング取付板2の端部
が許容範囲以上にスキー本体1から離れることが防止さ
れる。また、この実施例において、ビンディング取付板
2の端部が、必要以上にスキー本体1から離れる恐れが
ない場合は、案内手段として単なる円柱状のロッドを用
いることができる。 また、この実施例においては、第4
b図中、点線で示したように、ビンディング取付板2の
端縁から間隙13を介して、スキー本体1の端部側が斜
面になっているキャップ部材12を設けることが推奨さ
れる。
【0044】本明細書において、特許請求の範囲の記載
は、本発明の開示一体的な部分と考えるべきである。
特許請求の範囲に示されている参照数字は、好ましい実
施態様の図示されている特徴と特許請求の範囲の全体と
の関係の理解を容易にするのに役立つが、特許請求の範
囲の用語の意味を図示されたものに制限することを意図
するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、第1a図は平面
図、第1b図は第1a図の線b−bに沿う断面図、第1
c図は第1b図の線c−cに沿う断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図であり、第2a
図、第2b図、第2c図はそれぞれ第1a図、第1b図
及び第1c図に対応する。
【図3】本発明の第3実施例を示す図であり、第3a
図、第3b図、第3c図はそれぞれ第1a図、第1b図
及び第1c図に対応する。
【図4】本発明の第4実施例を示す図であり、第4a
図、第4b図、第4c図はそれぞれ第1a図、第1b図
及び第1c図に対応する。
【符号の説明】
1 スキー本体 2 ビンディング取付板2a 張出部 ねじ 案内手段 5a 空間 案内手段 案内手段 8b 横板部 隙間 10 案内手段 10a ストッパ 11 長孔 12 キャップ部材 13 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭55−55093(JP,Y2) 仏国特許出願公開2663234(FR,A 1)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキー本体(1)と、下面の両端部を除く
    中央部分でスキー本体(1)に固く結合され、少なくと
    も両端部がスキー本体の上面とは離れているビンディン
    グ取付板(2)と、ビンディング取付板(2)の両端部
    にそれぞれ近接してスキー本体(1)の上面に取り付け
    られ、ビンディング取付板(2)の端部をスキー本体
    (1)の上面に対して直角な方向に案内する一対の案内
    手段(5、7、8、10)とから成るスキー。
  2. 【請求項2】ビンディング取付板(2)の端部とスキー
    本体(1)との間隙に弾性体を充填した請求項1に記載
    のスキー。
  3. 【請求項3】ビンディング取付板(2)の端部とスキー
    本体(1)との間隙に充填される弾性体が粘弾性体であ
    る請求項2に記載のスキー。
  4. 【請求項4】ビンディング取付板(2)の両端部におい
    て、その下面が、その両端に近づく につれてスキー本体
    (1)から離れていく斜面である請求項1に記載のスキ
    ー。
  5. 【請求項5】ビンディング取付板(2)の両側縁に沿っ
    た所定領域がスキー本体の上面とは離れている請求項1
    ないし4のいずれか一に記載のスキー。
  6. 【請求項6】ビンディング取付板(2)が、その端縁の
    中央にスキー本体(1)の長手方向に延びる張出部(2
    a)を有し、案内手段(5、7)が、ビンディング取付
    板(2)の張出部(2a)の少なくとも一部を収容する
    ようスキー本体(1)上に取り付けられるものであっ
    て、ビンディング取付板(2)の張出部(2a)を収容
    する、高さがビンディング取付板(2)の張出部(2
    a)の端縁部の無負荷時の 高さより高く、幅が張出部
    (2a)の幅と略等しい空間(5a、7a)を有する請
    求項1に記載のスキー。
  7. 【請求項7】ビンディング取付板(2)の張出部(2
    a)の断面が矩形状であり、案内手段(5)が張出部
    (2a)を挟んで立ち上がるストラップ(5b)を有
    し、そのストラップ(5b)の間に形成される空間(5
    a)をビンディング取付板(2)の張出部(2a)が通
    り抜けるよう構成した請求項1に記載のスキー。
  8. 【請求項8】ビンディング取付板(2)が、その端縁中
    央に切り欠きを有し、その両側が2つの張出部(2b)
    となっており、案内手段(8)は、スキー本体(1)に
    取り付けられ、ビンディング取り付け板(2)の切り欠
    きを通り抜ける突出部(8a)を有する請求項1に記載
    のスキー。
  9. 【請求項9】ビンディング取付板(2)の張出部(2
    b)の内側縁が案内手段(8)の突出部(8a)の側縁
    に近接する請求項8に記載のスキー。
  10. 【請求項10】ビンディング取付板(2)の端部近傍
    に、スキー本体(1)の長さ方向に細長い孔(11)が
    設けられ、案内手段(10)が、スキー本体(1)の上
    面から垂直に延びてビンディング取付板(2)の長孔
    (11)を通り抜けるロッドである請求項1に記載のス
    キー。
  11. 【請求項11】ビンディング取付板(2)の端部の長孔
    (11)の幅が案内部材(10)のロッドの直径よりわ
    ずかに大である請求項10に記載のスキー。
  12. 【請求項12】案内手段(10)の上端がビンディング
    取付板(2)の上に突出し、その突出した上端にビンデ
    ィング取付板(2)の上面に張り出すストッパ(10
    a)を有する請求項4に記載のスキー。
  13. 【請求項13】ビンディング取付板(2)の前後に、ビ
    ンディング取付板(2)との間に所定 距離を介して取り
    付けられ、スキー本体の端部側の面が、スキー本体
    (1)に鋭角に交わる斜面になっているキャップ部材
    (12)を具備する請求項1に記載のスキー。
  14. 【請求項14】キャップ部材(12)の上縁が、無負荷
    状態において、ビンディング取付板(2)の上面と同じ
    高さである請求項13に記載のスキー。
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