JPH07506980A - 滑走面に対するスキー板の圧力分散を変更するための装置およびこの装置を備えたスキー板 - Google Patents

滑走面に対するスキー板の圧力分散を変更するための装置およびこの装置を備えたスキー板

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JPH07506980A
JPH07506980A JP5512961A JP51296193A JPH07506980A JP H07506980 A JPH07506980 A JP H07506980A JP 5512961 A JP5512961 A JP 5512961A JP 51296193 A JP51296193 A JP 51296193A JP H07506980 A JPH07506980 A JP H07506980A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 滑走面に対するスキー板の圧力分散を変更するための装Wおよびこの装置を備え たスキー板本発明は、とりわけアルペンスキー板のようなスキー板の圧力をその 滑走面に対して分散させるための装置に関する。
本発明はまた。このような装置を備えたアルペンスキー板の前部締め翼要素と後 部締め翼要素とからなる組立体、ならびにアルペンスキー板にも間する。
アルペンスキー板の実施に使用されるスキー板は比較的長い板から成り、この板 の上にスキーヤ−の靴が前部締め翼要素と後部締め翼要素により保持される。ス キー靴および締め翼要素は1通常、滑走部と呼ばれているスキー板のほぼ中央区 域に位置する。スキー板は、休止時に、それ自体自然な反りを有し、滑走部はこ の反りによってスキー板の前端部(すなわちアップターン)右よびスキー板の後 端部(すなわちテール)に対して自然に一段高くなっている。更に、スキー板は 撓曲性を有し、この撓曲性によりスキー板の内部構造を維持する。スキー実施時 に、スキー板は、スキーヤ−からだけでなく、スキー板が滑走する地面から受け る異なる応力に応えて弾性的に変形する。
スキー板が受ける主な応力は、スキーヤ−の体重および滑走面がスキー板に及ぼ す反作用からなる。
スキー板はまた、締め具要素からも応力を受ける。実際、締め具要素はスキー軸 を長手方向に沿って挟持することが知られている。この挟持作用に対する反作用 は締め具要素によってスキー板に伝達される。しかしながら、この反作用は、後 部締め具要素をスキー板に連結する方法によって異なる性質を有する。実際、あ る種の後部締め具要素はスキー板に直接連結されるのに対して、別の種類の後部 締め具要素はスキー靴の下に延在する金属製薄板のような伸長不能な結合部材で 前部締め具要素に組み付けられる。
スキー板はまた、スキー靴の上方におけるスキーヤ−の姿勢によって影響を受け 、この姿勢に応じて、スキーヤ−は自分の体重を前方または後方で支える。
スキー板の反りに影響を与えることにより、あるいはまた雪上におけるスキー板 の圧力の長手方向配分に作用することにより、雪上におけるスキー板の挙動(と りわけ1回転開始の容易さと、回転または直滑降における操縦のりを変更できる ことが知られている。この圧力配分に作用することによって、スキー板の回転を 加減したり、あるいは操縦性を加減できる(すなわち、容易に方向転換し、かつ 大きな操縦安定性を有するというスキー板の適性を促進できる)ことが知られて いる。現在商品化されているスキー板では、雪に対するスキー板の圧力の配分は 、主としてスキー板の内部構造およびスキー板の締め具要素の組付は法(すなわ ち、前部締め具要素と後部締め具要素間の連結用薄板の有無)で決定される。
圧力の配分はまた、両締め具要素間における靴の挟持力を決定する戻しばねに加 えられる押圧力の強さによっても影響される。
雷に対するスキー板の圧力の配分を変更可能にする取り付は部品を有する装置が 存在する0例えば、欧州特許出願第183586号明細書には、締め具要素とス キー板との間に、スキー板上に取り付けられた板ばね型の弾性材料製の薄板につ いての記載がある。該薄板は、その前端部と後端部の箇所に、スキー板が受ける 応力の一部分を垂直に伝達するスライダーを有する。しかしながら、この装置は 、大きく高張る割に性能が低いという欠点を有する。該装置は、スキーヤ−の両 足が同じスキー板に支承されてスキーヤ−の全体重が滑走区域に集中するのを避 ける場合に適合している。それに反して、 1組の従来型スキー板の場合には適 合しないだろう。
欧州特許出願第409749号によれば、長手方向の2つの止め具間に保持され 、スキー板の上面から一段高くなっている板で構成した装置も知られている。緩 衝用弾性手段が該板部材と止め具との間に介装され、該弾性手段に加わる予応力 は調節可能である。締め具の方は、該根部材に取り付けられる。この装置は良好 な結果を生じるが、締め具部材が取り付けた板部材とは一体とは言え、スキー扱 自体とは一体でないことが欠点である。同型の他の装置が米国特許第2.560 .693号およびドイツ特許第2259375号明細書に記載されている。
これら諸装置については、スキー板の撓曲に及ぼす影響はスタティック型(すな わち、滑走中スキー板上のスキーヤ−の姿勢を考慮に入れないもの)であること を指摘しておく。
本発明の目的の1つは、滑走面に対するスキー板の圧力配分を動力学的に変化可 能にする装!(すなわち、滑走中スキー板上のスキーヤ−の姿勢およびスキーヤ −が、スキー板に及ぼす垂直方向の押圧力を考慮に入れる装′Pi)を提案する ことにある。
本発明の別の目的は、更に、滑走中、スキー靴に対して懸架効果をもたらす装置 を提案することにある。
本発明のまた別の目的は、スキー板の一部分が、雪に対して及ぼす圧力の瞬間的 な増加を補償できるようにするとともに、該スキー板の他の部分へこの追加の圧 力を振り向けることができる装置を提供することにある。
本発明のなお別の目的は、更に、垂直方向の振動に対して、スキー板の両端が緩 衝性能を有する装置を提案することにある。
本発明の他の目的と利点は、以下の記載から明らかになるであろうが、この記載 は参考として提示するものであって、限定的なものではない。
本発明による装置は、スキー板、とりわけアルペンスキー板の滑走面に対してそ の圧力分散を変更するためのものである。このスキー板は、その中央滑走区域に 、スキー靴をスキー板に対して支承保持するための少なくとも1の締め具要稟と 、スキー靴の底部が乗る少なくとも1の支承部材とを備えている。更に、このス キー板は、前端が持ち上がってアップターンを形成する下部台座と、この台座の 上方に自由に延在し、かつ両端が該滑走区域の前方および後方で台座に結合され る補則用薄板とを含む。
本発明による装置の特徴とするところは、更に、−スキー靴の底部と接触し、該 靴底の少なくとも一部分の垂直方向の付勢を検知できる探触部材と。
−この探触部材と補則用薄板との間にあって、上記薄板に、水平長手方向に沿っ て方向付けられた少なくともlの力として、該補則用薄板の両端の少なくとも一 方に、上記探触部材によって検知された下方へ向かう靴の垂直押圧力の少なくと も一部分を伝達するための連結手段と。
を含むことにある。
本発明は、以下の記載ならびにその一部分を成す添付図面を参照することにより 、更に良く理解できよう。
図1は、前部締め具要素と後部締め具要素、および本発明の非限定的な実施態様 による装置を備えたスキー板の側面概観図である。
図2は、図1に示すスキー板の上面図である。
図3は、滑走部区域における図1のスキー板の一部断面側面図である。
図4は1図1のスキー板の前部分の一部断面鋼面図である。
図5は、図4に示す本装置の水平面における一部断面上面図である。
図6は、後部締め翼要素を支持する底板の斜視図である。
図7は、探触子ならびに該探触子の下に位置する連結手段の箇所に右ける分解斜 視図である。
図8は、休止状態にある後部締め翼要素の箇所における一部断面側面図である。
図9は、探触子が下方へ向けて垂直に付勢される1図8と同様の図である。
図1Oは、休止状態にある前部帯板の2の部分を示ザ一部断面側面図である。
図11は、作動状態にあるこれら2の部分を示す図である。
図12は、作動状態にあるこれら2の部分の上面図である。
図13は、前回に示す装置の一変形実施態様を示す図である。
図14は、図13に示す装置のための探触子および該探触子の下の連結手段の箇 所における要部分解斜視図である。
図15と図16は、前実施態様の一変形実施態様を示す図である。
図17ないし図19は、探触子と補剛材との間にある連結手段の諸変形実施S* を示す図である。
図1は1本発明を図示するために、とりわけ前部締め翼要素2と後部締め翼要素 3を備えたスキー板lを示す。
これら2の締め翼要素2と3はスキー靴の前端部と後端部をスキー板上に保持す るためのものである。スキー板1は、下方底板4と上方補則用薄板5の2の部材 がら成る。下方底板4は細長い形状で、雷と接触するのはこの底板である。底板 の前端部6は持ち上がっていて、スキー板のアップターン部を形成する。底板の 後端部7はスキー板のテール部を構成する。締め翼要素2と3は、滑走部とも呼 ばれる底板の中央区域8でこの底板に一体連結される。
補則用薄板5は同じく細長い形状を有し、底板4の上方に延在する0図2によれ ば、補則用薄板5の幅は一定で、かつ底板4の幅よりも狭い、これは限定的なも のではなく、補則用薄板5を、その全長に亙って1幅が変化するようにしてもよ い、補則用薄板5の厚さもまた。その全長に亙って変化するようにしてもよく、 図では、この補則用薄板5の厚さは滑走区域において減少している。これもまた 限定的なものではない。
補則用薄板は、その長手方向に亙って、圧縮応力を伝達するのに適した適宜など のような材料ででも製作できる。この薄板の材料は、該薄板が垂直面においても 撓曲弾性を有するように選択するのが好ましい0例えば、場合により、薄板を繊 維で強化した複合材料で製作する。
補則用薄板5は、スキー板の前部分(すなわち、アップターン6と滑走部8との 間に位置する区域)から、スキー板の後部分(すなわち、テール7と滑走部8と の間に位置する区域)まで、底板4の上方に延在する。補則用薄板5は、底板の 中央区域においてその上方で自由に延在し、かつその両端の箇所で底板4に一体 連結される。
図1を参照すると、補則用薄板5は、その前端部lOと後端部12において、底 板4の上面に一体連結され、これら両区域は、スキー板のほぼ前方4分の1と後 方4分の1の箇所に位置する。
薄板5の両端は適宜ななんらかの手段(例えば、ねじ留め、または接着、あるい は溶接)で底板4に一体連結される。これら両端はまた、底板4に結合され、こ れに対して該両端が衝止する端子により一体連結することもできる。また、緩衝 特性を有する材料の層を補則用薄板の両端と底板の上面との間に介装させること もできる。
前部締め翼要素2と後部締め翼要素3はスキー板の底1Fi4に一体的に連結さ れる。
図3ないし図5は、前部締め翼要素2が逆U字状の横断面を有する基板13上に 取り付けられることを示す。
この基板13は、補則用薄板5を跨ぎ、その側縁部を介して、底板4の上面に乗 っている。該基板13は、その下部分に、長手方向凹部17を有し、この内部で 補則用薄板5が長手方向に自由に滑動できる。
図示の実施態様によれば、ねじが前部締め翼要素2と基板13の底板への一体連 結を破保する。しかしながら他の適宜などのような手段をも用いることができよ う。
図3と図6は、更に、後部締め翼要素3が適宜ななんらかの手段(図示の例では 、基板の側線部に位置するねじ20)で底板4に一体連結される基板14を介し てスキー板に取り付けられることを示す、前部基板と同じく、後部基板14は長 手方向凹部21を有し、その内部に補則用薄板5が長手方向に嵌入され、かつ自 由に滑動できる0図6に示す実施態様において、との凹部21は、その上部分に おいて、底板14の2の側縁部を連結する横断方向の桟部材22で後部のみが閉 鎖される。
基板13.14が、スキー板の底板4と両締め翼要素2.3との間の連結を確保 するが、補則用薄板5の座屈変形を避けるため該補則用薄板を垂直に保持する( したがって該薄板を底板の上面に近接して保持する)役割をも有することを強調 して右こう。
また、基板13と14が薄板5にではなく、底板4に一体連結されることにも注 目すべきである。したがって、スキー靴が乗る両締め翼要素2,3に連結した支 承板ならびにスキー靴を保持する両締め翼要素自体も、スキー板の底板に接続さ れる。このようにして、底板とスキー靴との間の応力が薄板5を通過しないで直 接通過するので、スキー板の操縦性能が良好に保たれる。
スキー実施時に、補則用薄板5は、色々な形で底板4の撓曲に影響する。まず、 該補則用薄板5は、その前部分と後部分を介して、底板の前端部または後端部の 撓曲応力を滑走区域内にもたらす、換言すれば、スキー板がそのアップターン区 域において上方へ付勢されると、補則用薄板5の前部分はこの撓曲応力を滑走区 域内にもたらし、この応力は底板に対する薄板の僅かな長平方向の滑動(すなわ ち、薄板によってもたらされる圧縮応力)の形で表れる。テールの場合も同様で ある。
それに平行して、薄板5は撓曲応力をスキー板の前端部または後端部に発生させ ることができる0例えば、pII板5の前部分に加わる前方へ向かう長平方向の 押圧力は、スキー仮の前端部を雪へ向けて押し込めようとする撓曲モーメントの 形で、底板4の前部区域内に伝達される。補則用薄41ii5の後部分に加わる 後方へ向かう長平方向の押圧力についても同様であり、この押圧力は、スキー板 後端部を雪へ向けて押し込めようとする撓曲モーメントを該端部に発生させるだ ろう、この撓曲モーメントは、主として、底板4と一体の薄板の端部10と12 の箇所でスキー板に作用する。
補則用薄板5が単一ブロック集合体として長平方向に挙動するとの仮定に立てば 、スキー板の一端部で検知された底板の撓曲応力は、撓曲モーメントの形で他端 部に伝達される。したがって、上方へ向かうスキー板の前部分の撓曲応力は下方 へ向かう後部分の撓曲モーメントを発生させる。逆に、上方へ向かう後部分の応 力は、反作用で、下方へ向かうアップターン部の撓曲モーメントを発生させる。
これら異なる応力は、滑走中に、スキー板が途中で遭遇する起伏により、あるい はスキー板上のスキーヤ−の姿勢により生じる。スキー板の一端部における撓曲 応力は、多くの場合、この端部でスキー板が雪に対して作用する圧力の局部的な 増加を伴う、この圧力の局部的な増加は薄板5によってスキー板の他端部へ付加 され、この圧力の局部的な増加により該端部な雷へ向けて押し込めようとする。
したがって、撓曲応力を受けていないスキー板の部分の雪に対する摩擦が高めら れ、それにより雪に対するスキー板の圧力の配分の均衡が回復する。
補則用薄板5が長手方向に沿って単一ブロック集合体を構成しない場合、各部分 によって検知される応力は、滑走区域にもたらされる。逆に、滑走区域から、該 薄板の前部分または後部分に対して長平方向の押圧力を発生させることが可能で あり、今度はこの圧力が底板の前端部または後端部の撓曲モーメントを発生させ る。
他方、補則用薄板5の前部分と後部分はそれぞれ、スキー仮によって画定される 長手方向垂直面で弾性撓曲性を有する。したがって、これら前部分と後部分は、 底板4の前部と後部に対して、垂直方向の振動を緩衝する役割をも果たす。
本発明の対象となる装置はまた探触部材を有し、この探触部材はスキー酸の底部 と密接な関係があり、かつ靴底がこの探触部材に及ぼす少な(とも下方へ向かう 垂直応力を検知することができる。
この装3は1g!に、探触部材と補則用薄板5との間に連結手段を含み、この連 結手段はスキー靴の垂直応力を、補則用薄板5の前端部および/または後端部へ 向けられた、該薄板の箇所において、 lまたは2の長手方向押圧力に変換する 。
このようにして、探触部材、連結手段、および補則用薄板5は、スキー靴がこの 探触部材に及ぼす垂直応力から、スキー板の前端部および/または後端部の撓曲 モーメントを発生させることができる。このことは、上に述べた前−後方向の伝 達機能と重なり合うことになる。このため、撓曲モーメントは、他端部の箇所に 生ずる撓曲応力により、あるいはスキー酸の垂直応力により、スキー板の一端部 の箇所に発生することができる。
図示の実施態様によれば、この探触部材は、後部締め具要素3に連接され、かつ 、スキー酸の鞘底部の後端部が乗る支承板25からなる。
公知のようにして、後部締め具要素3の本体は、滑動路26に沿って滑動可能に 取り付けられ、また探触部材を構成する支承板25は、更に、水平横断方向ヒン ジ連結軸28によって基板14の後部分において該基板に連結される滑動路26 を伸び出させる。実際、基板14は2の長手方向垂直翼部29と30を有し、こ れら翼部の間を補則用薄板5が通過し、またこの両者間に基板14が位置する。
これら翼部はその後部分に軸28を担持する。滑動路26(したがって、探触部 材25)は、スキー板によって画定された中央長手方向垂直面において、軸28 を中心とする回転運動をする。それに反して、軸28は探触子25の横揺れ運動 を可能にしない。
スキー靴の垂直応力は軸28を中心とする探触子25の垂直運動により吸収され る。それに反して、横揺れ運動による横断方向付勢はスキー板の底板4に直接伝 達される。
軸28は限定的ではなく、探触部材25の垂直運動を保証する、締め具要素3の 他のいかなる連接手段も適用できる。
滑動路26の回転運動は下方および上方で制限されるのが好ましい、制限手段は 、図では、滑動路26の前部分に位置する横断方向水平止めビン32で示される 。この止めビン32の両端部は、基板14の翼部29と30のそれぞれによって 担持される、垂直方向に向けられたスロット33と34内を往来する。この回転 運動は、止めビン32の両端部がスロット33と34の上部分または下部分で衝 止することにより制限される。
場合によっては、滑動路を上方に戻したり、また下方へ向かう滑動路の運動を妨 げるか、あるいは緩和するために、ばねまたは緩衝用ブロックを滑動路26と基 板l4との間に配置してもよい。
探触部材25を補則用薄板5に連結する連結手段は、図7において特に明瞭であ る。この図によれば、補則用薄板5は2の部分、すなわち探触部材25の箇所で 連繋する前部帯板37と後部帯板38とからなる。
連結手段は傾動部材35を含み、この傾動部材は、側方から見て、垂直分岐部3 5aと水平分岐部35bを有するほぼL字状を呈する。該傾動部材35はその垂 直分岐部35aの上部分内に位置する軸36を中心として懸架される。軸36内 体は、その両端箇所で、水平長手方向に沿って方向づけられる2の細長い孔39 と40の箇所で、基板14の翼部29と30により担持される。軸36はまた。
この箇所に端子部材42を有するのが好ましい後部帯板38の前端部を貫通する 。したがって、軸36は、後部帯板と連結手段との間の連結を保証する。
他方、軸43が傾動部材35の中央部分(すなわち、軸36の箇所の下)で該垂 直分岐部と水平分岐部の接合点に位置する。軸43は、傾動部材35と前部帯板 37の後端部との間のヒンジ連結部により連結を確保する。
傾動部材35はまた、その水平分岐部35bの自由端の箇所に、探触部材25が 滑動路26を介して垂直方向に乗る支承区域45をも含む0図示の例では、この 支承区域45は、後部帯板38の前端部42の両側に位置する2の部分からなる 。滑動路は、垂直方向に沿って、2の側方滑走部46を介して支承区域45に乗 る。
上述した組立体は、軸32と該軸の両端が往来するスロット33.34によって 画定される振幅に亘って、滑動路26の傾動が軸28を中心として長手方向垂直 面において生じ得るよう、その寸法が決められる。この運動中、滑動路26の側 方滑走部46は傾動部材35の区域45に支承され、かつ細長孔39.40によ って担持される軸36を中心として傾動部材の回転を惹起する。下方へ向かう探 触部材25の運動がもたらす傾動部材35の回転運動は、長手方向に沿って前部 帯板37と後部帯板38の相対的な離間を生ずる。逆に、これら帯板37.38 の相対的接近は、傾動部材の逆方向の回転と探触部材25の上昇に対応する。
休止時、すなわちスキー板の通常状態において、これら帯板は、探触部材25を 高位置に保持しようとする圧縮予応力を該傾動部材に伝達するのが好ましい。
他方、止め具手段が両帯板37.38の相対的な接近を制限する(すなわち、接 近方向に長平方向の運動をするよう該帯板の連結を確保する)。
この止め具手段は、図示の実施態様では、止めビン32の両端と後部締め具要素 のスロット33.34とからなる。
実際、止めビン32がスロット33.34内で上方へ衝止されるとき、該帯板3 7.38が相対的に接近する方向に該傾動部材35の回転運動は封鎖される。そ れに対して、2の帯板37.38と傾動部材35からなる組立体は、該傾動部材 の軸36が細長孔39.40内を移動できるので、まだ長手方向に沿って並進移 動できる。
これら2の帯板は相対的接近による長手方向の応力に対して互に一体となる。
このことは限定的ではなく、他の手段を採用することができよう1例えば、帯板 37.38が直接接触によって互に衝止されるように案出することができるだろ う。
傾動部材35が懸架される軸36は、該傾動部材35の回転および前部帯板37 と後部帯板38の並進運動が底板4の上面から干渉を受けることなく行えるため に、該底板4の上面に対して十分な高さに位置する。特に、帯板37.38の端 部は、この箇所において、底板4に対して幾分高くなっている。
他方、前部帯板37と傾動部材35と後部帯板38とからなる組立体は、前方ま たは後方へ向けて長手方向に並進移動できる。軸36が細長孔39.40の箇所 で底板4の翼部に担持されているので、この並進が可能となる。
したがって、一方の帯板の接近方向における他方の帯板の並進移動は、軸36を 中心とする傾動部材35の回転を生ずるか、あるいは細長孔39.40内に右け る軸36の並進移動により傾動部材35と他方の帯板の長手方向並進移動を生ず るか、またはこれら2の運動の組み合わせを生ずる。
図8と図9は、上述の装置の機能を示す。
図8において、スキー酸の後端部は探触子25に対し下方へ向かう垂直応力を及 ぼさず、むしろスキー靴が該探触子25に及ぼす垂直方向の力は、本装置が探触 子に加える上方へ向かう垂直予応力よりも弱い、軸32は、基板14のスロット 33.34内で上方へ向けて衝止されている。傾動部材35が懸架される軸36 は、基板14が有する細長孔39.40のほぼ中央部分に存在する。
帯板37.38は相対的接近の応力に対して互に一体的である。
この配置構成では、前述のように、スキー板の前端部が撓曲応力を受ければ、前 部帯板37と傾動部材35と後部帯板38からなる組立体は後方へ並進移動する 。これは、スキー板の後端部の箇所でこの後端部な雪の方向に押し込めようとす る撓曲モーメントを発生させる作用をなす、その逆もまた真実である。すなわち 、スキー板の後端部の撓曲応力は、前方へ向けて前端部な押し込もうとする。前 方または後方へ向かうこの種の並進移動に際して、傾動部材35は滑走部46の 下で長手方向に沿って移動する。
図9において、スキー靴は矢印Pで略示した下方へ向かう付加的な垂直方向の力 を探触子25に及ぼす、この力により、探触子25と滑動路26が下方へ向かう 傾動を生じ、軸32はスロット33と34内で往来する。傾動部材35は軸36 を中心として回転駆動され、これにより、前方へ向けられた圧力P1と後方へ向 けられた圧力P2で図に表わした。前部帯板37と後部帯板38の相対的な離間 を生ずる。この押圧力PiとP2は、それぞれ、スキー板の前端部と後端部の撓 曲モーメントを発生させる。
本装置のこの状態では、上述と同じく、スキー板の前端部または後端部の撓曲応 力は、押圧力Pによって発生する撓曲モーメントに加わってくる撓曲モーメント の形で、帯板37.38および傾動部材35を介して、スキー板の他端部に伝達 される。
この種の応力はまた。帯板37と38の接近方向に傾動部材の回動を生じさせる ことができ、それにより探触子25の上昇をも引き起すことができる。
したがって、起伏またはスキーヤ−の姿勢による、雪に対するスキー板の端部圧 力の増加分は、このスキー板の他端部に送られて吸収され、この他端部は、該端 部な雪へ向けて押し込めようとする付加的な撓曲モーメントを受ける。スキーヤ −がスキー板上における自己の姿勢の均衡を変更する場合(特にスキー靴がその 支承部に及ぼす垂直応力の印加点を後方へ移動させる場合)、圧力Pが増加する ので、付加的な撓曲モーメントがスキー板の前端部と後端部に発生する。
スキーヤ−が正常な姿勢に戻るとき(すなわち、応力Pが減少するとき)、底板 4と帯板37.38は、傾動部材35をその初期位置にもってくることにより、 探触子25とスキー靴を高位置に押し戻す。
探触子は、スキー靴によって加られる圧力Pの強さに応じて、上昇または下降す る。これにより、垂直方向に沿ってスキー靴の弾性懸架が実現する。他方、探触 子25は、軸28を中心とするそのヒンジ連結により、純粋な側方応力に反応し ない、該応力は、スキー靴と底板4との間で直接転移する。
スキーヤ−がスキー板上で正常な支承状態にあるとき、補則用薄板5は、休止時 に、探触子25を上方へもたらすことができるように圧縮予応力を有するのが好 ましい、好ましい一実施態様によれば、この予応力は、スキー靴の存在または不 在に応じて1発生または消滅する6 この種の構造を図1Oないし図12に示す 、この構造によれば、前部帯板37は、その後部分に、底板4の長手方向に沿っ て延在する、ナックル継手状にヒンジ連結された2の部材48.49を有する。
これら2の要素48.49は、その自由端部の箇所で、それぞれ、軸50の箇所 における前部帯板37に、また上述の軸43の箇所における傾動部材35にヒン ジ連結される。また、これら2の部材48.49は、横断方向水平軸51を中心 として互にヒンジ連結される。該2の部材の内の一方(図の場合では部材49) において、軸51は、この部材の長手方向に沿って方向付けられたスロット52 内に取り付けられる。したがって、軸51は、このスロットに沿って滑動でき、 かつ少なくともlのばね53により花部材の端部に向けて弾性的に戻される。
スキー靴が存在しないとき、部材48と49からなるナックル継手は開放するこ とができるので、いかなる予応力も補則用薄板5内で消滅する。この状態を図1 0に示す、固有の弾性戻し手段が探触子25を高位置に保持しなければ、この探 触子は自ら低位置に位置することもある。
図11と図12は、ナックル継手の部材48と49が平らになり、これによって 軸51がばね53の復元力に抗して、スロット52内を移動する場合を示す、こ のとき、戻しばねは、補則用薄板5内に圧縮予応力を発生する。
スキー実施中に、ばね53が付加的に圧縮されるのを避けるために、ナックル継 手の両部材48と49を長手方向に沿って一体的に接続するための止め具が設け られる3図の場合、この止め具は、部材49の横架材に取り付けられて、部材4 8の長手方向小吉状部材56に対して衝止状態にあるマイクロメーターねじ55 からなる。
したがって、全応力(すなわち、長手方向の全応力)は、ばね53を付勢するこ となく、ナックル継手の一方の部材から他方の部材に直接伝達される。
スキー靴が再びなくなると、ねじ55は緩められ、次いでナックル継手は、スキ ー板を予応力から開放するために折り曲げられる。
図13と区14は一変形実施態様を示す、この変形態様によれば、補則用薄板5 は、上述の傾動部材35に類似する傾動部材65の箇所において互に結合される 前部帯板67と後部帯板68を有する0両帯板67.68と傾動部材65は、傾 動部材の中央部分に位置する同一軸63を中心として互にヒンジ連結される。し たがって、これら2の帯板67.68は、前方または後方へ向けて長手方向運動 を行うため互に一体である。傾動部材65の方は1両端が底板14の孔部69と 70に担持される軸66の箇所において、後部締め具要素の基板14に接続され る。傾動部材35が回転運動と並進運動とを行なうことができる前述の場合とは 逆に、この場合には、傾動部材65はその軸66を中心として回転運動しかでき ない。
この変形態様の場合、探触子25に対するスキー靴の下方への垂直応力は、前部 帯板と後部帯板のいずれにも作用する前方へ向けられた押圧力の形で補則用薄板 5に伝達される。
それと平行して、スキー板の前端部の撓曲応力は、探触子25が上方で綴止状態 にない限り(すなわち、止めビン32が基板14のスロット33.34内で衝止 状態にない限り)、後部帯板に伝達できる。他方、スキー板の後端部の撓曲応力 は前部帯板67に伝達できるが、この応力は、軸63の移動と探触部材25の下 降を生ずる。
図15と図16は一変形態様を示す。これによると。
後方に向かう帯板67の並進運動のためにのみ、前部帯板67と後部帯板68が 一体的に接続される0例えば、図示のように、後部帯板68は、長平方向に沿っ て、連結用部材70に対し単純な支承状態にある。ヒンジ連結軸63を中心とし て傾動部材65と前部帯板67に連結されるのはこの連結用部材70である0図 16は、傾動部材65が、押圧力P′の作用で回転駆動される場合におけるこの 変形態様の作用を示す、前部帯板67は前方へ並進駆動される。これに対して、 後部帯板68は、スキー板の後端部が受ける撓曲応力に応じて、この並進運動に 従うか、あるいは従わないかの自由を有する。この場合、連結手段は、探触部材 25により検知される応力をスキー板の前端部のみに向けて移動させる。これに 対して、探触子が高位置にあるとき(すなわち、図15の場合)、スキー板の後 端部に加わる撓曲応力は、後部帯板68が連結用部材70に衝止する瞬間から前 部帯板67に伝達される。
図17ないし図19は、上述した連結手段の諸変形実施態様に関する。
図17によれば、探触部材25と補則用薄板5との間にある連結手段は、2のレ バー71と72からなるナックル継手型装置からなり、該レバーの自由端部はそ れぞれ前部帯板と後部帯板の各端部にヒンジ連結される。探触子25は、2のレ バー71と72に共通のヒンジ連結軸73の箇所で支承状態にある。ナックル継 手に対する探触子25の下方への押圧力がこのナックル継手の偏平化を生じ、前 部帯板88と後部帯板89の相対的な離間を生ずることが分かる。この変形態様 によれば、ナックル継手が探触子25の高位置に対応する休止位置にあるとき、 前部帯板88と後部帯板89は、長手方向に沿って互に衝止状態にあるのが好ま しい0例えば、帯板88と89の端部は止め具部材90と91を備えていてもよ く、これら止め具部材は互に接触し、かつまたレバー71と72の自由端部が連 結されるヒンジ連結軸を担持する。
図18は、本発明の他の変形実施態様を示す、この態様によれば、ナックル継手 型装置は1両端が前部帯板と後部帯板の各々に連結される、上方へ湾曲した薄板 92に置き替えられる。探触子25は、この湾曲薄板92の中央部において、該 薄片に支承される。探触子によって薄板92に加わる下方へ向かう垂直応力がこ の薄板の偏平化(すなわち、前部帯板88と後部帯板89の相対的離間)を生ず ることが分かる。
図19は、補則用薄板が単一の同じ部材からなる場合の別の変形実施態様を示す 、この場合、補則用薄板は、上方から下方へ、また後方から前方へ向けられた、 傾斜レバー95がヒンジ連結される軸受93を担持する。レバー95の自由端部 は、滑動路が探触子25の下方に有する長平方向止め具96に支承される。探触 子25の下方へ向かう運動がレバー95をスキー板へ向けて枢動させようとし、 それにより軸受93をスキー板の前方へ向けて強制的に並進させることが分かる 。
もちろん、本発明は、以上に記載した諸実施態様およびその変形態様に限定され るものではない、実際、当業晶は、本発明の範囲を逸脱することなく、その他の 実施態様およびその変形態様も採用できるだろう。
また、探触部材25を前部締め具要素に連接するか、あるいは締め具要素の一方 または他方から独立させてもよいであろう、探触部材はまた。スキー靴が乗る前 方支承板と後方支承板から独立していてもよいであろう0例えば、探触部材は、 前方支承板と後方支承板の間にあるスキー靴の中央部分の箇所に配置してもよい であろう。
特に、薄板5を予応力状態に置くことを可能にするナックル継手ならびに連結手 段の変形は、上述した諸実施態様のいずれか1つを備久ることができるだろう。
特表千7−506980 (12) 、、、/ □ −−m /乃 国際調査報告 PCT/FR92101120

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.スキー板の滑走用中央区域(8)にスキー靴を保持するための少なくヒも1 の締め具要素(2、3)と、スキー靴の底部が乗る少なくとも1の支承部材とを 備え、 前記スキー板は、更に、前端部(6)が持ち上がってアップターンを形成する下 部底板(4)と、その中央部分において、前記底板(4)の上方で自由に延在し 、かつその端部(10、12)が前記滑走区域(8)の前方と後方において前記 底板(4)に接続される、補剛用薄板(5)とを含む、滑走面に対するスキー板 の圧力分散を変更するための装置において、 前記底板上のスキー靴の垂直方向押圧力を検知できる、靴底と連結する探触部材 (25)と;前記探触部材(25)と前記補剛用薄板(5)との間に設けられて 、前記補剛用薄板に、前記探触部材によって検知された下方へ向かうスキー靴の 重直押圧力(P)の少なくとも一部分を、該薄板の水平長手方向に沿って方向付 けられた少なくとも1の力の形で、その両端の少なくとも一方の方向に伝達する ための連続手段(35、36、43、65、66、63)を含むことを特徴とす るスキー板の圧力分散変更装置。 2.前記探触部材(25)が垂直方向に沿って可動であること、および、その垂 直方向運動が止め具(32、33、34)によって少なくとも上方で制限される ことを特徴とする請求の範囲1による装置。 3.前記補剛用薄板(5)が互いに延長部内に位置する2の前部帯板(37)と 後部帯板(38)からなり、前記帯板は更に長手方向に沿って、一方が他方に対 して可動であることを特徴とする請求の範囲1による装置。 4.前記探触部材と前記補剛用薄板との間にある連結手段が2の分岐部を有する 傾動部材(35)を含み、前記傾動部材は前記帯板(37、38)の各々の端部 のための2の水平横断方向軸を有し、また更に、前記探触部材(25)がスキー 靴によって伝達された垂直方向の押圧力(P)を及ぼす支承区域(45)を有し 、それにより該スキー靴の下方へ向かう押圧力(P)が前記薄板(5)の2の帯 板(37、38)の相対的な離間方向に前記傾動部材を回転枢動することを特徴 とする請求の範囲3による装置。 5.前記傾動部材(35)がヒンジ連結軸(36)を中心として懸架され、その 両端部は、長手方向に沿って方向付けられた細長い孔(39、40)の箇所で、 前記底板(4)と一体の部材(14)により担持され、それにより前記傾動部材 (35)が1の長手方向に沿って並進移動できることを特徴とする請求の範囲4 による装置。 6.前記傾動部材(35)が懸架される軸(36)が前記傾動部材の上部分内に 位置すること、および、該軸(36)が該傾動部材(35)の後部帯板(38) のヒンジ連結軸でもあることを特徴とする請求の範囲5による装置。 7.前記探触部材と前記補剛用薄板との間にある連結手段が、横断方向長手軸( 73)を中心として互いにヒンジ連結された2のレバー(71、72)から成る 、前記補剛用薄板の方向に平行する方向に沿って配置されたナックル継手型装置 を含み、前記レバーの端部は前記補剛用薄板の帯板の一方と一体の止め具に接続 され、他方のレバーの端部は他方の帯板に接続され、かつ前記探触部材(25) はナックル継手型装置の中央部分上に支承されるようになることを特徴とする請 求の範囲3による装置。 8.前記連結手段が長手方向に沿って方向付けられた薄板(92)を含み、その 中央部分は上方へ向けて膨らみ、その一端は前記薄板の帯板の一方に一体的に接 続され、その他端は他方の帯板に一体的に接続され、かつ前記膨らんだ中央部分 は前記探触部材(25)によって検知された下方へ向かう垂直方向の力を受け入 れることを特徴とする請求の範囲3による装置。 9.前記探触部材(25)に対するスキー靴の垂直方向押圧力が存在しない場合 、前記薄板の2の帯板(37、38)が、該薄板(5)の両端の一方へ向けて、 他端が感知したスキー板の撓曲時の応力を伝達するよう、その隣接する端部の箇 所で、一方が他方に対して長手方向に支承されることを特徴とする請求の範囲6 による装置。 10.前記補剛用薄板(5)が、長手方向に沿って、モノブロック組立体として 挙動すること、および、前記連結手段(65、66、63)が靴の垂直方向押圧 力を前記補剛用薄板の唯一の端部へ向けて方向付けられる長手方向の力に変換す ることを特徴とする請求の範囲1による装置。 11.前記探触部材と前記補剛用薄板との間にある連結手段が、前記底板(4) に一体的に接続された部材(14)により担持され、また更に、前記補剛用薄板 (5)と前記探触部材がスキー靴の垂直方向押圧力を伝達する支承区域とのヒン ジ連結軸(63)を有する、水平横断方向軸(66)を中心としてヒンジ連結さ れた、2の分岐部を有する傾動部材(65)を含み、それにより前記探触部材に 対して加えられる下方へ向かう垂直方向の力が、前記傾動部材により、前方へ向 けられた該薄板の長手方向に沿って方向付けられた力の形で前記補剛用薄板に伝 達されることを特徴とする請求の範囲10による装置。 12.前記探触部材(25)と前記補剛用薄板(5)との間にある連結手段が、 該補剛用薄板(25)と一体の軸受(93)と前記探触部材(25)と共に垂直 方向に可動な長手方向止め具(96)との間に延在する傾斜したレバー(95) を含むことを特徴とする請求の範囲10による装置。 13.前記補剛用薄板(5)が前部帯板(67)と後部帯板(68)とからなる こと;前記連結手段(65)が前記前部帯板(67)に接続されること;および 、前記後部帯板(68)が、前方へ向かう長手方向に沿って単純な支承により前 記帯板(5)の残余部分に接続されることを特徴とする請求の範囲1による装置 。 14.前記補剛用薄板(5)が圧縮予応力を加える装置を有することを特徴とす る請求の範囲1ないし13のいずれか1による装置。 15.前記薄板部材(37)の一方が、水平横断方向軸(51)を中心としてナ ックル継手のように互いにヒンジ連結された2の部材(48、49)を有し、そ れにより、スキー靴が在る場合には前記ナックル継手は平坦で、前記補剛用薄板 の2部分に初期予応力を発生し、また靴が無い場合には前記ナックル継手は折れ 曲がって前記補剛用薄板を予応力から解放することを特徴とする請求の範囲14 による装置。 16.前記ナックル継手の2の部材(48、49)が、少なくとも1のばね(5 3)の戻し力に抗して、前記両部材の一方から他方を離間させる方向に、該両部 材の一方に沿って滑動可能に取り付けられることを特徴とする請求の範囲15に よる装置。 17.前記ナックル継手が平坦な状態にあるとき、その2の部材を長手方向に沿 って衝止する遊び吸収手段(55)を有することを特徴とする請求の範囲16に よる装置。 18.前記探触部材(25)が後部締め具要素(3)に連接し、靴底の後端がそ の上に乗る支承板であることを特徴とする、請求の範囲1ないし17のいずれか 1によるスキー靴の前部分を保持するための前部締め具要素(2)と靴の後部分 を保持するための後部締め具要素(3)とを備えたスキー板用の装置。 19.前記探触部材を構成する支承板が滑り溝(26)と一体であること;およ び前記滑り溝(26)がスキー板の底板(4)に一体的に連結された基板(14 )に対して、水平横断方向軸(28)を中心としてヒンジ連結されることを特徴 とする、請求の範囲18によるスキー板の後部締め具要素(3)が靴の支承板に 加えて、滑り溝(26)に沿って滑動可能に取り付けられるスキー板用の装置。 20.前記後部締め具要素(3)の基板(14)が、前記補剛用薄板(5)が貫 通する長手方向くり抜き部(21)を有することを特徴とする請求の範囲19に よる装置。 21.前記前部締め具要素(2)が、前記補剛用薄板(5)が貫通する長手方向 くり抜き部(17)を有する底板(4)と一体の前部基板(13)上に取り付け られることを特徴とする請求の範囲18による装置。 22.請求の範囲1ないし21のいずれか1による、雪に対する底板の圧力分数 を変更するための装置を含むことを特徴とする、前方へ持ら上げられてアップタ ーンを形成する底板(4)と、前記底板の上部に位置すると共に、両端箇所(1 0、12)で前記底板に一体連結される補剛用薄板(5)とを有するスキー板、 特にアルペンスキー実施用のスキー板。
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