JPH06198018A - スキー - Google Patents

スキー

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JPH06198018A
JPH06198018A JP5169960A JP16996093A JPH06198018A JP H06198018 A JPH06198018 A JP H06198018A JP 5169960 A JP5169960 A JP 5169960A JP 16996093 A JP16996093 A JP 16996093A JP H06198018 A JPH06198018 A JP H06198018A
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ski
mounting plate
binding
binding mounting
component
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Alois Pieber
ピーベル アロイス
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Fischer GmbH
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/003Non-swivel sole plate fixed on the ski
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/007Systems preventing accumulation of forces on the binding when the ski is bending

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ビンディングから生ずる力
により悪影響を及ぼされる撓みのない、スキーの遠くに
達する調和のあるラインが得られ、同時に、スキー上へ
の制御力の正確でかつ遅れのない伝達を保証する構造の
スキーを提供することである。 【構成】 スキー本体の上に、該スキー本体から少なく
とも部分的に間隔をへだてて維持され且つ該本体に連結
され、スキーの長さ方向に案内手段で案内されるビンデ
ィング取付板を備えたスキー特にダウンヒルスキーにお
いて、ビンディング取付板2は、その両端の間でスキー
本体1に堅く連結され、かつ両端において移動可能に案
内され、両端の各々は、スキー本体1の表面に直角でか
つスキーの長さ方向軸線に平行な平面内でビンディング
取付板を案内する案内手段5,7,8,10を設け、こ
の案内手段は、ビンディング取付板2がスキーの長さ方
向軸線の周りに撚れるのを防ぐように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキー、特にダウンヒ
ルスキーに関し、スキー本体上に少なくとも部分的にそ
こから間隔をへだてて固定されたビンディング取付板を
備えたスキー関する。
【0002】
【従来の技術】オーストリア特許(AT−PS)第29
9030号等に記載されているこのような構造は、スキ
ーが撓む場合にスキービンディング構成要素間に一定の
間隔を維持し、然もスキーの剛性を増大させたりその弾
性に影響を及ぼすことのないようにするために提案され
た。然しながら、従来の設計では、スキーの正確な操縦
能力は得られない。何故ならば、ビンディング取付板の
弾性変形のために、操縦力はその大きさが低下して伝達
されるか又は時間的な遅れを伴って伝達されるからであ
る。後者の要因(時間の遅れ)は、米国特許(US−P
S)第3260532号による構造にも適用され、この
構造においては、ビンディング取付板が、スキーの前端
と後端においてその長さ方向軸線の周りに枢動しうるよ
うな方法でスキーに連結されている。スキーの正確な操
縦能力に悪影響を及ぼすビンディング取付板の連結方法
に加えて、この米国特許明細書は、スキーの弾性に影響
を与えないままにおくという問題に関して何の指示も与
えない。
【0003】同様に、ヨーロッパ特許公開公報(EP−
OS)第469452号による振動減衰手段に関連して
ビンディング取付板が設けられている。然しながら、こ
のビンディング取付板は、スキー本体にしっかり固定さ
れておらず、曲がり易い要素によってそこに取付けられ
ており、それ故スキー本体に関してその長さ方向軸線の
周りにビンディング取付板が枢動(旋回)する可能性が
ある。その結果、たとえAT−PS299030による
構造のようにスキービンディング部品間の間隔がスキー
撓みの間変化しないで維持されたとしても、スキーの正
確で時間的遅れのない操縦能力は得られない。然しなが
ら、EP−OS469452による比較的剛性のあるビ
ンディング取付板はスキー本体の撓み特性に影響を及ぼ
し、この影響は、ビンディング取付板とスキー本体との
間の曲がり易い要素の硬度が増加するにつれて増大す
る。他方において、前記曲り易い要素の硬度が低下する
につれて、ビンディング取付板の枢動性が増大し、従っ
て時間的な遅れなしに制御力を正確に伝達する能力が低
下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ビン
ディングから生ずる力により悪影響を及ぼされる撓みの
ない、スキーの遠くに達する調和のあるラインが得ら
れ、同時に、スキー上への制御力の正確でかつ遅れのな
い伝達を保証する構造のスキーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の導入部において述
べた構造から出発して本発明の目的を達成するために、
本発明に従って、スキー本体の表面に直角でかつスキー
の長さ方向軸線に平行な平面内でビンディング取付板を
案内し、スキーの長さ方向軸線に平行な軸線の周りにビ
ンディング取付板が撚れるのを防ぐ少なくとも1つの案
内手段を設けることが提案される。これらの手段によ
り、スキー本体に対するビンディング取付板の端部の相
対的移動(両者が相対的に一緒に又は別々に)が可能と
なり、スキー本体に対するビンディング取付板の少なく
とも端部の相対位置の変化の程度は、スキーの長さ方向
軸線に平行な方向においても可能である。これにより、
ビンディング取付板により影響を受けることなくスキー
本体の撓みが可能となり、従って最適の走行性能を得る
ためのスキー本体の所望の調和のある撓みパターンをう
ることができる。然しながら、それと同時に、ビンディ
ング取付板の内側撚り並びにその横旋回が防止され、こ
の方法で、スキーヤーにより加えられるすべての操縦力
が、遅れがなくまた弱くなることもなくスキーに直接に
伝達されることが保証される。特に、スキーヤーが移動
を開始する丁度その瞬間に所望の程度に正確にスキーの
エッジアプリケーション(edge application)をするこ
とが可能である。本発明による構造のもう1つの利点
は、ビンディング取付板のばね作用により、スキーヤー
の足に加わる衝撃が緩和され、それによって特に関節が
保護され、走行の快適さが著しく改善される。
【0006】ビンディング取付板のねじり移動を更に阻
止するために、ビンディング取付板の両端に各々前記案
内手段の1つを儲けることが可能である。
【0007】本発明のもう1つの特徴によれば、ビンデ
ィング取付板は、スキー本体に一ケ所でのみ固く結合さ
れる。好ましくは、ビンディング取付板の結合は、スキ
ーの上方ウエブとコアに行われ、このしっかりした堅い
結合によって、ビンディング取付板とスキー本体とが垂
直軸線の周りに相対的に旋回移動するのが確実に防止さ
れ、従って同様にスキーの正確な方向転換制御が保証さ
れる。
【0008】有利なのは、ビンディング取付板がスキー
本体にその両端の間で好ましくはその中央領域において
連結されるのがよい。その結果として、固定位置から前
方と後方に突出する2つの曲げアームが生じ、この曲げ
アームは、ビンディング取付板自体の固有の弾性により
衝撃を緩和するのに特に有利である。現在一般に用いら
れているすべてのタイプのビンディングにおいては、ス
キー靴の底とビンディング板との間に隙間が設けられて
いるので、ビンディング取付板の領域の中心に衝突を受
けた場合でさえも、前述の減衰効果が存在する。何故な
らば、加えられた衝撃はスキー靴に直接に伝達されるこ
となく、ビンディング取付板の撓みにより先ず吸収され
るからである。
【0009】もしも付加的な特徴に従ってビンディング
取付板の下側が長さ方向に(そして任意に横方向にも)
エンボス加工されているならば、そしてもしも前述の変
形例としてビンディング取付板が複数の長さ方向セクシ
ョンを有し、各セクションは異なるが然し一定の厚さを
有し、最大厚さは長さ方向中央のセクションに設けられ
ているならば、又はもしも最小厚さの長さ方向セクショ
ンにより両側で接続された最大で一定の厚さの長さ方向
セクションの間に(このましくはビンディング取付板の
端部に)漸進的な併合が与えられているならば、ビンデ
ィング取付板の弾性に長さ方向に影響を及ぼすことが可
能である。
【0010】ビンディング取付板の最後に述べた実施態
様の場合において、特に簡単に作りうる変形は、ビンデ
ィング取付板の下側に沿って長さ方向に傾斜角度で延び
る2つの長さ方向セクションにより前述の推移を行なう
ことにより与えられる。
【0011】本発明による構造を、異なる設計、従って
異なる剛性分布をもち、また異なる撓みパターンを有す
るスキーに適合させ得るようにするため、本発明のもう
1つの特徴は、ビンディング取付板の長さをビンディン
グ固定領域のISO標準長さの75%乃至120%に等
しくし、ビンディング取付板の幅をビンディング固定領
域におけるスキー幅の75%と120%の間の値にす
る。これにより、ビンディング取付板の長さを実際のス
キーの長さ及びスキーの性質に正確に適合させることが
できる。
【0012】スキー本体とビンディング取付板との間の
中間に、弾性材料好ましくは粘弾性材料を設けることに
より、ビンディング取付板による衝撃の吸収とスキーの
撓み特性との両方に影響を及ぼす可能性を更に提供する
ことができる。このような材料は、その衝撃吸収性のた
め衝撃エネルギの大部分を吸収することができ、また弾
性材料の硬度の適切な選択によりスキーの撓みに所定の
影響を与えることが可能である。
【0013】本発明のもう1つの特徴によれば、各案内
手段は、ビンディング取付板の前部と後部の夫々におい
てスキー本体に固定されスキー本体の上面の上へビンデ
ィング取付板の方向へ突出する構成要素を有し、各案内
手段は、ビンディング取付板から前方と後方に夫々突出
する部材を収容するためのさねはぎを有し、さねはぎの
高さはビンディング取付板の前記突出部材の厚さより大
きく、さねはぎの幅は、スキー本体の表面に直角の方向
の前記突出部材の最少幅に相当する。この構成により、
ビンディング取付板の端部は所望の平面内で回転しない
ように案内されるが、然るにビンディング取付板の端部
は凹所内でスキー本体の方へ移動しうるので、スキー本
体の撓みは阻止されることなく可能である。“前記突出
部材の最少幅”という用語は、ビンディング取付板が撚
れる場合に構成要素のさねはぎの中へ突出するビンディ
ング取付板の部分が、ビンディング取付板が撚られてい
ないときの無負荷位置における場合よりも、スキー本体
の表面に直角な方向により大きい横断面寸法を有する、
ということを指す。例えば、長方形の横断面のタブが役
立つ。
【0014】特に初期の撓みの間、スキー本体の撓みを
妨げないようにするため、少なくとも無負荷のとき前記
構成要素とビンディング取付板との間にスキーの長さ方
向軸線に平行な方向に間隔を設ける。
【0015】もしも前記構成要素が、そこを貫通するさ
ねはぎを有するストラップであるか又はそのストラップ
を含み、ビンディング取付板の前方と後方に夫々突出す
る部分がほぼ長方形の断面とビンディング取付板自体の
幅より僅かに小さい幅を有するタブであってさねはぎの
なかへ突出するならば、簡単でかつ機能的に信頼性のあ
る構造が得られる。タブの幅とストラップ内のさねはぎ
の内径との差が小さいほど、ビンディング取付板の撚れ
や旋回の防止に良く、また,操縦力の伝達の正確さに関
して本発明による構造の効果が良くなる。
【0016】最後に述べた構造において、ビンディング
取付板の撚れを防ぐために、さねはぎの幅を、ビンディ
ング取付板の前方又は後方に突出する部分の横断面の対
角寸法より小さくするのが好ましい。
【0017】スキー本体の上側とビンディング取付板と
の間の急激な推移を避けるために、そしてスキー本体の
上側とビンディング取付板との間の空間になにもない場
合に前方から雪等の異物が進入するのを防ぐために、本
発明のもう1つの特徴による構成要素は、ビンディング
取付板の方へほぼ楔形に上昇するキャップであり、この
キャップは、ビンディング取付板のタブを受入れるため
ほぼ長方形の横断面を有するさねはぎを有する。その結
果として、スキーの魅力的な外観が得られ、この外観
は、装飾目的に役立つことのほかに最後に述べた特徴の
ために空気力学的な利点を提供する。
【0018】上述の実施態様の変形例として、各案内手
段は、スキー本体に固定され、そしてその表面の上方に
ビンディング取付板の方向に突出する構成要素を備え、
各案内手段は、ビンディング取付板の前方と後方に夫々
突出する2つの部分により包囲され、この突出部分の内
側は好ましくは前記構成要素の外側と接している。前方
と後方に夫々突出する部分の厚さが比較的に大きいの
で、ビンディング取付板の端部の撚れは、上方又は下方
の内縁と接触することにより制限され、この撚れは、好
ましいものとして上に言及した実施態様においても完全
に防止される。スキー本体の妨げられない撓みが抵抗を
受けないように、スキー本体の方へ及びスキー本体から
離れる方へのビンディング取付板の端部の移動が相変わ
らず可能である。その結果として、この実施態様におい
ても同様に、スキーの調和のとれた撓み特性と同時に正
確な操縦能力が与えられる。
【0019】ビンディング取付板の最前端及び最後端の
夫々と前記構成要素との間で、前方及び後方に夫々突出
する部分の間で、少なくとも無負荷状態においてスキー
の長さ方向軸線に平行な方向に間隔を設けるのが有利で
ある。この間隔は、スキー本体の撓みの少なくとも初期
において、スキー本体の自由な撓み能力を保証する。
【0020】最後に述べた構造の両者において、本発明
のもう1つの特徴に従って、無負荷状態における撚れ防
止効果を改善するために、ビンディング取付板の上側に
影響を与える領域をビンディング取付板の上側の上方で
前記の構成要素に設けることが可能である。
【0021】本発明のもう1つの変形例によれば、各案
内手段は、ビンディング取付板の末端領域を通して延在
する少なくとも1つのロッド形構成要素を有し、該ロッ
ド形構成要素は、スキー本体の表面に直角な方向にスキ
ー本体に固定され、スキーの長さ方向軸線を有するビン
ディング取付板内の長孔を通して延び、該長孔の寸法
は、その方向の前記構成要素の直径より大きく、その方
向に直角な長孔の寸法は好ましくは前記構成要素の対応
する直径に等しい。再び、長孔は、スキー本体の方へ又
はスキー本体から離れる方へ並びにスキー長さ方向軸線
の方向にビンティング取付板の端部の案内となり、他方
ビンディング取付板が同様な厚さを有すること及び長孔
の上縁又は下縁がロッド形構成要素を押圧することによ
ってビンディング取付板の撚れが防止される。長孔の内
周が、無負荷状態においてさえも前記構成要素を押圧す
る場合には、ビンディング取付板の撚れが完全に防止さ
れ、従って撚れ変形の完全な防止と共に最大精度の操縦
能力が得られる。スキー本体の撓みは、いかなる場合に
も妨げられない。
【0022】好ましくは、ロッド形構成要素は、ビンデ
ィング取付板の上側の上方に終端し、この上端の上方に
突出する要素又は部分を備えている。この構造により、
ビンディング取付板の上側を押圧する部分を有する構成
要素の場合のように、スキーから離れる方向へビンディ
ング取付板の端部が枢動することができ、従ってビンデ
ィング取付板に過大な曲げ荷重がかかるのが避けられ、
また、スキーの上側からビンディング取付板が剥がれた
りゆるむことが避けられる。同時に、これらの突出する
要素や部分は、無負荷又は僅かな負荷の状態においてビ
ンディング取付板の撚れを防止する助けとなる。
【0023】もしもロッド形構成要素がスキー本体に係
止されたねじ(任意的に突出する頭部を有する)である
ならば、製造が特に簡単で低コストな実施態様が得られ
る。
【0024】もしも本発明のもう1つの特徴に従って、
ビンディング取付板の各端部に、2つのロッド形構成要
素と長孔とが、スキーの長さ方向軸線に関して相並んで
設けられるならば、改善された案内とより安定した構成
が与えられる。
【0025】最後に述べた実施態様においても同様に、
ビンディング取付板の前方及び任意的に後方にも、ビン
ディング取付板に関してほぼ楔形に上昇し、好ましくは
無負荷状態においてビンディング取付板の上側と同じレ
ベルに終端するキャップを設け、キャップとビンディン
グ取付板との間に隙間を残すことが可能である。この隙
間は、キャップがビンディング取付板の端部と接触する
ことによってスキーのそれ以上の撓みを妨げる前に、ス
キーの自由な撓みを可能とするのに役立つ。
【0026】異物が隙間に入って機能を妨げるのを避け
るために、隙間を弾性材料で満たすことが可能である。
この弾性材料の性質は、キャップとビンディング取付板
との間の間隔の変化が、スキーの撓みが妨げられないよ
うな無視しうる程度に抵抗されるように選択することが
できる。
【0027】以下の説明において、添付図面を参照して
比限定的実施例により本発明を更に説明する。
【0028】
【実施例】以下の説明は、本発明の前述の一般的説明の
背景に照らして読まれたい。第1a図は、本発明による
スキーのビンディング固定領域の平面図である。任意の
設計のスキー本体の上に、その両端の間に好ましくは中
央領域にビンディング取付板2が堅く固定され、ビンデ
ィング取付板2は、ビンディング固定用ねじを受入れる
ための孔3を備えている。図示の実施例では、ビンディ
ング取付板2は4本のねじ4によってスキー本体1に堅
く固定される。然しながら堅い連結は、接着作用、溶接
又はその他の適当な結合方法によって行なってもよい。
【0029】ビンディング取付板の両自由端の撚れを防
ぎ、その両端を、スキー長さ方向軸線に平行でかつスキ
ー本体1の表面に直角な一平面内でのみ案内するため
に、案内手段が、好ましくはビンディング取付板2の両
端に設けられ、この案内手段は、図示の例ではほぼZ字
形の構成要素5で代表されている。これらの構成要素5
は、接着、ねじ止め等の任意の方法で、ビンディング取
付板の前部と後部でスキー本体1の上側に結合される。
原理的に、スキー本体1は、構成要素5を一体的な一部
としてもつように構成することができる。
【0030】ビンディング取付板2の上述の案内は、好
ましくは、前方と後方に突出する長方形のタブ2aを、
スキー本体1の表面からビンディング取付板2の方へ上
方に突出する構成要素5の部分5bのさねはぎ5aの中
へ係合させ、このさねはぎ5aの中で回転しないように
案内するのが好ましい。さねはぎ5aの内側幅はタブ2
aの幅に一致するのが好ましい。
【0031】図示の実施例においては、構成要素5は更
に、スキー本体1が撓められていないときの少なくとも
ビンディング取付板2の無負荷状態において、ビンディ
ング取付板2の上側を圧迫する部分5cを有する。そう
することにより、この圧迫部分5cはビンディング取付
板2の撚れを防ぐ助けとなり、ビンディング取付板2の
過大な上向きの撓みや損傷を防ぐための停止部材として
作用する。
【0032】図面に示されていないけれども、上方に突
出するストラップ5bの凹み(さねはぎ)5aの中へス
ペーサ要素を挿入することにより、スキー本体1の撓み
特性を修正することができることが理解されよう。即
ち、ビンディング取付板2のタブ2aに対する停止部材
に、スキー本体1の撓みの種々の程度に対し種々の高さ
を与えることができるので、撓み特性を修正することが
できる。同様に、スキー本体1とビンディング取付板2
との間の隙間を、少なくとも部分的に弾性材料(好まし
くは粘弾性材料を用いる)で満たすことにより影響を及
ぼすことが可能である。これは、同時に、衝撃をやわら
げるのに役立ち,更に前記隙間の中へ雪、氷等の異物が
侵入するのを防ぐことができ、それによって妨げられな
い機能を保証することができる。雪等の侵入の防止は、
また、隙間の横カバーと前カバーによっても可能であ
り、そのとき、他の点においてはスキー本体1とビンデ
ィング取付板2との間の隙間は自由に保持される。
【0033】前述の利点に加えて視覚的な外観が改善さ
れるので、前方案内手段及び後方案内手段をもキャップ
部材でカバーするのがよい。
【0034】スキー本体1が撓み、そして直線的なビン
ディング取付板2がほとんど変化しない場合、スキー本
体1からビンディング取付板2の端までの距離のみなら
ず、両者の相対的な長さ方向位置も変化するので、ビン
ディング取付板2の前縁が上方に突出するタブ5bを押
圧することによりスキー本体の撓みを妨げないように
し、それによってスキー本体1の自由な撓みを許容する
ため、タブ2aの傍のビンディング取付板2の前縁と構
成要素5との間に一定の間隔が設けられる。
【0035】第2a図〜第2c図には、本発明のもう1
つの実施態様が示してある。この場合、図示を簡略化す
るために、第2a図の平面図には、ビンディング固定ね
じ用の孔は省略してある。ビンディング取付板2は、例
えば接着作用によりスキー本体1の表面に接着してもよ
いことを示すために、スキー本体1上にビンディング取
付板2を固定するためのねじ4を省略してある。更に、
ビンディング取付板2の両端を回転しないように案内す
ることがさらに有利であるのは明らかであるけれども、
ビンディング取付板2の一端にのみ案内手段を設けるこ
とも実行可能であることを示すために、ビンディング取
付板2の一端に1つだけの案内手段を図示してある。
【0036】再び、ビンディング取付板2の案内される
端部は、ほぼ長方形の断面の前方に突出するタブ2bを
有する。Z字形の構成要素の代わりに、この場合、ビン
ディング取付板2の方へほぼ楔形に上昇し、かつタブ2
aを受入れるためのさねはぎ(溝)7aを有するキャッ
プ7が設けられている。再びさねはぎ7aの内側の幅は
タブ2aの幅に一致するのが好ましく、自由な撓みを保
証するために、ビンディング取付板2及びタブ2aの前
縁とキャップ7の対向面の最後部との間に間隔を設けて
ある。
【0037】ビンディング取付板2の上側を押圧する部
分7bを有するキャップ7を示してある。そして、これ
とは別にスキー本体1とビンディング取付板2との間に
粘弾性材料を用いる等のような図1について前述した修
正が可能である。
【0038】第3a図〜第3c図には、ビンディング取
付板2の方へ上向きに突出する構成要素8をスキー本体
の上側に設けた本発明のもう1つの実施態様を示してあ
る。特に有利で現在好まれているスキーの構造を示すた
めに、スキー本体1は、下方ウエブ1aと、スキーコア
1bと、上方ウエブ1cとにより構成されているものと
して示してある。勿論、同じ構造を、種々の実施態様の
各々においてビンディング取付板2の文脈において与え
ることもできる。
【0039】ビンディング取付板2の端部を案内する構
成要素8は、スキー本体1の上側からビンディング取付
板2の方へ上方へ突出する部材8aを有し、該上方突出
部材8aはビンディング取付板2から前方に突出する2
つの部材2bにより包囲されている。再び、自由な撓み
を保証するために、2つの前方に突出する部材2bの間
のビンディング取付板2の前縁と構成要素8の上方突出
部材8aとの間に間隔6が設けられる。更に第3c図か
ら明らかなように、突出部分2bの内周と部材8aの横
リムとの間にも隙間9が設けられ、それによって或る程
度の横公差を与える。たとえビンディング取付板2の端
部の撚れが所定の程度を超えたとしても、ビンディング
取付板2の突出部分2bの内周が上方突出部材8aの外
縁を押圧し、それによって、ビンディング取付板2のそ
れ以上の撚れを防止する。
【0040】最前方の構成要素8の上方突出部8aの上
端には、横断して突出する部分8bが設けられ、この部
分8bは、スキーが無負荷で撓んでいない状態でビンデ
ィング取付板2の上側を押圧する。
【0041】この実施態様においても同様に、前述の変
更態様の説明中に述べた付加的な特徴を与えることがで
きるのは当然である。例えば案内手段をカバーしたり、
またビンディング取付板2とスキー本体1との間の自由
空間に弾性材料を挿入することができる。同様に、前述
の実施態様又はなお言及すべき実施態様の各々におい
て、材料又は類似の手段の強度が大きいために、ビンデ
ィング取付板2の端部が撓められてスキーから離れ過ぎ
る危険がなく、また過大な負荷の場合にビンディング取
付板2がスキー本体1からゆるむ危険が存在しないなら
ば、ビンディング取付板2を押圧する部分を省略するこ
とができる。
【0042】本発明の更に有利で比較的簡単に作られる
実施態様が第4a図〜第4c図に示してある。この場
合、ビンディング取付板2の端部の案内は、ビンディン
グ取付板2の各端に設けた2つのロッド形構成要素、好
ましくはねじ10により行われる。これらねじ10は、
ビンディング取付板2の末端部に設けた長孔11を通し
て延び、スキー本体1に係止される。この場合、長孔1
1は、その長軸がスキーの長さ方向軸線と平行になるよ
うに配置され、従ってスキー本体1、従ってそこに固定
されたねじ10とビンディング取付板2の端部との間の
長さ方向の相対的変位が可能である。
【0043】横に突出する頭10aを有するねじ10の
使用により、ビンディング取付板2の端部の上方への撓
みの制限が同様に行われる。他方、ビンディング取付板
2の端部を案内するため、全長にわたり一定の直径を有
するロッド形構成要素を採用することも可能である。
【0044】特許請求の範囲は、本発明の開示の一体的
な部分と考えるべきである。特許請求の範囲に示されて
いる参照数字は、好ましい実施態様の図示されている特
徴と特許請求の範囲の全体との関係の理解を容易にする
のに役立つが、特許請求の範囲の用語の意味を図示され
たものに制限することを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、第1a図は平面
図、第1b図は第1a図の線b−bに沿う断面図、第1
c図は第1b図の線c−cに沿う断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図であり、第2a
図、第2b図、第2c図は夫々第1a図、第1b図及び
第1c図に対応する。
【図3】本発明の第3実施例を示す図であり、第3a
図、第3b図及び第3c図は夫々、第1a図、第1b図
及び第1c図に対応する。
【図4】本発明の第4実施例を示す図であり、第4a
図、第4b図及び第4c図は第1a図、第1b図及び第
1c図に対応する。
【符号の説明】
1 スキー本体 2 ビンディング取付板 3 孔 5,7,8,10 案内手段 2a 突出部分 5a さねはぎ 8,8b 構成要素 10 構成要素 11 長孔 10a 形成物

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキー本体の上に、該スキー本体か
    ら少くとも部分的に間隔をへだてて維持され且つ該本体
    に連結され、スキーの長さ方向に案内手段で案内される
    ビンディング取付板を備えたスキーにおいて、ビンディ
    ング取付板(2)は、その両端の間でスキー本体(1)
    に堅く連結されかつ両端において移動可能に案内され、
    両端の各々は、スキー本体の表面に直角でかつスキーの
    長さ方向軸線に平行な平面内で案内手段(5,7,8,
    10)で案内され、従ってビンディング取付板は、スキ
    ーが撓むとき、スキーに対し長さ方向に移動するに任さ
    れると共に案内手段及びスキーに対して下方に、スキー
    に対し垂直に移動するに任されるが、撚れることがあり
    えないこと、を特徴とするスキー。
  2. 【請求項2】 前記スキーがダウンヒルスキーであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のスキー。
  3. 【請求項3】 スキー本体とビンディング取付板と
    の間に挿入された弾性材料を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のスキー。
  4. 【請求項4】 弾性材料が粘弾性であること、を特
    徴とする請求項3に記載のスキー。
  5. 【請求項5】 ビンディング取付板は、その中心領
    域でスキー本体に堅く連結されていることを、特徴とす
    る請求項1に記載のスキー。
  6. 【請求項6】 案内手段とビンディング取付板との
    間に積極的な係止手段が設けられていること、を特徴と
    する請求項1に記載のスキー。
  7. 【請求項7】 ビンディング取付板(2)の下側
    は、該ビンディング取付板の両端が上方に向けられるよ
    うな方法で、長さ方向に浮き上がり、また任意的に横方
    向にも浮き上がらせてあること、を特徴とする請求項1
    に記載のスキー。
  8. 【請求項8】 各案内手段は、ビンディング取付板
    (2)の前部と後部の夫々においてスキー本体(1)に
    固定され、スキー本体の上面の上へビンディング取付板
    の方向に突出し、各案内手段は、ビンディング取付板か
    ら突出する部分(2a)の1つを収容するさねはぎ(5
    a)を有し、さねはぎ(5a)の高さは、ビンディング
    取付板(2)の突出部分(2a)の厚さより大きく、さ
    ねはぎ(5a)の幅は、スキー本体(1)の表面に直角
    な前記突出部分(2a)の最小幅に相当すること、を特
    徴とする請求項1に記載のスキー。
  9. 【請求項9】 前記案内手段は、そこを貫通するさ
    ねはぎ(5a)を含むストラップ(5b)であり、ビン
    ディング取付板(2)の前方及び後方に突出する部分
    (2a)は、実質的に長方形の断面とビンディング取付
    板(2)それ自体より狭い幅をもつタブにより形成さ
    れ、さねはぎ(5a)の中へ突出していること、を特徴
    とする請求項1に記載のスキー。
  10. 【請求項10】 各案内手段は、スキー本体(1)に
    固定されてその表面から上方にビンディング取付板
    (2)の方向に突出する構成要素(8,8a)を有し、
    ビンディング取付板(2)から前方及び/又は後方に突
    出する2つの部分(2b)により横から包囲されている
    こと、を特徴とする請求項1に記載のスキー。
  11. 【請求項11】 前記突出部分(2b)の内面が、前
    記構成要素の上方に突出する部分(8a)の外側を包囲
    していること、を特徴とする請求項10に記載のスキ
    ー。
  12. 【請求項12】 各案内手段は、スキー本体(1)に
    固定されたビンディング取付板(2)の最前端部と最後
    端部を夫々通して延びかつスキー本体(1)の表面に対
    し直角方向に延びる少なくとも1つのロッド形構成要素
    (10)を有し、該ロッド形構成要素(10)の各々
    は、ビンディング取付板(2)内の長孔(11)を貫通
    し、該長孔(11)の長さ方向軸線はスキーの長さ方向
    軸線に平行であり、長孔(11)の長さ方向の寸法はそ
    の方向の構成要素の直径より大きいこと、を特徴とする
    請求項1に記載のスキー。
  13. 【請求項13】 前記構成要素(10)の第1方向に
    直角な寸法が該構成要素(10)の対応する直径に等し
    いか又はそれより幾分大きいこと、を特徴とする請求項
    12に記載のスキー。
  14. 【請求項14】 前記ロッド形構成要素(10)は、
    ビンディング取付板(2)の上側の上に終端しており、
    該上側より上方に突出する要素又は形成物(10a)を
    有すること、を特徴とする請求項6に記載のスキー。
  15. 【請求項15】 ビンディング取付板の前部と後部
    に、ビンディング取付板(2)に対しほぼ楔形に隆起す
    るキャップ部材が設けられ、該キャップ部材とビンディ
    ング取付板(2)との間に隙間が残されていること、を
    特徴とする請求項1に記載のスキー。
  16. 【請求項16】 前記キャップ部材は、無負荷状態に
    おいて、ビンディング取付板(2)の上側と同一水準に
    終端していることを特徴とする請求項15に記載のスキ
    ー。
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