JPS61164726A - ワイヤ電極案内 - Google Patents
ワイヤ電極案内Info
- Publication number
- JPS61164726A JPS61164726A JP319985A JP319985A JPS61164726A JP S61164726 A JPS61164726 A JP S61164726A JP 319985 A JP319985 A JP 319985A JP 319985 A JP319985 A JP 319985A JP S61164726 A JPS61164726 A JP S61164726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire electrode
- wire
- electrode
- machining
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ワイヤカット放電加工装置のワイヤ電極を加
工部分に於て位置決めするためのワイヤ電極案内に関し
、特に、1本のワイヤ電極を折り返すことにより加工部
分に往復2本のワイヤ電極を被加工体と接近、対向させ
て走行せしめつ\放電加工を行なうワイヤカット放電加
工装置に於ける上記2本のワイヤ電極の位置決めを行な
う新規な電極案内に関する。
工部分に於て位置決めするためのワイヤ電極案内に関し
、特に、1本のワイヤ電極を折り返すことにより加工部
分に往復2本のワイヤ電極を被加工体と接近、対向させ
て走行せしめつ\放電加工を行なうワイヤカット放電加
工装置に於ける上記2本のワイヤ電極の位置決めを行な
う新規な電極案内に関する。
放電加工は、被加工体に対して機械力を直接的に作用さ
せて加工を行なう通常の機械加工と異なり、被加工体と
電極を僅かな間隙を保って対向させ、当該間隙に加工液
を介在せしめつ\両者間に電圧パルスを印加し、その際
に生じる放電侵蝕現象を利用して加工を行なう非接触加
工である。
せて加工を行なう通常の機械加工と異なり、被加工体と
電極を僅かな間隙を保って対向させ、当該間隙に加工液
を介在せしめつ\両者間に電圧パルスを印加し、その際
に生じる放電侵蝕現象を利用して加工を行なう非接触加
工である。
従って、被加工体が導電性の材料であれば、その硬度等
に関係なく、如何なる複雑、微細な形状をも加工するこ
とができ、また被加工体及び電極に加わる力が機械加工
に比べて著しく小さいので、薄い板や管、細い線の加工
も容易に行なうことができる。
に関係なく、如何なる複雑、微細な形状をも加工するこ
とができ、また被加工体及び電極に加わる力が機械加工
に比べて著しく小さいので、薄い板や管、細い線の加工
も容易に行なうことができる。
特に、ワイヤ電極を用いて、放電加工により被加工体を
切断または切抜き孔明は加工するワイヤカット放電加工
は、型彫り形式の放電加工に比べると特定形状の電極が
不要であり、また加工液として脱イオン水を用いるため
、発火の危険性がなく、更にまた、NC装置の発達に伴
い被加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間無
人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作期間の短
縮等を図ることができ、抜型や押出型など貫通タイプの
ダイの加工等を目的として今日広く利用されている。
切断または切抜き孔明は加工するワイヤカット放電加工
は、型彫り形式の放電加工に比べると特定形状の電極が
不要であり、また加工液として脱イオン水を用いるため
、発火の危険性がなく、更にまた、NC装置の発達に伴
い被加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間無
人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作期間の短
縮等を図ることができ、抜型や押出型など貫通タイプの
ダイの加工等を目的として今日広く利用されている。
而して、従来公知のワイヤカント放電加工装置に於ては
、ワイヤ電極供給ドラムから引き出された1本のワイヤ
電極を、各種ガイドローラ等を経て加工部分に導き出し
、当該加工部分に於いては被加工体と所定の加工間隙を
保った状態で一対のダイス等の電極位置決め案内(通常
は、加工部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム
等の先端部にそれぞれ取り付けられている。)間に所定
の張力で直線状に張架せしめ、加工部分を通過した使用
後の電極は電極回収ドラムに巻き取ったり、回収箱に垂
れ流したり、適宜切断して廃棄するようにしていた。そ
のため、被加工体と対向せしめられる加工部分に於いて
は、単に1本のワイヤ電極が直線状に張架された状態で
ゆっくりと走行せしめられるようになっていた。そして
、この1本のワイヤ電極で加工が行なわれるようになっ
ていたため、ワイヤ電極と被加工体間に形成される加工
間隙が狭く、そのためこの加工間隙内に加工液を充分に
供給できず、加工精度が低下したり、冷却効果が十分で
ないため大電流で加工を行なうことができず、加工効率
が充分でないという問題点があった。また、放電圧力に
よってワイヤ電極が加工進行方向と反対側へ弓状に撓む
ため、加工輪郭形状の角部等に於ては加工精度が低下す
るという問題点があった。更にまた、加工開始時には、
ワイヤ電極を各種ガイドローラ間に引き廻したり、電極
位置決め案内のダイス等に挿通したりする必要があるが
、この作業は加工中ワイヤ電極が切断した場合や、連続
して複数の部品の切抜き加工を行なうような場合等には
その都度やり直す必要があり、大変面倒であった。
、ワイヤ電極供給ドラムから引き出された1本のワイヤ
電極を、各種ガイドローラ等を経て加工部分に導き出し
、当該加工部分に於いては被加工体と所定の加工間隙を
保った状態で一対のダイス等の電極位置決め案内(通常
は、加工部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム
等の先端部にそれぞれ取り付けられている。)間に所定
の張力で直線状に張架せしめ、加工部分を通過した使用
後の電極は電極回収ドラムに巻き取ったり、回収箱に垂
れ流したり、適宜切断して廃棄するようにしていた。そ
のため、被加工体と対向せしめられる加工部分に於いて
は、単に1本のワイヤ電極が直線状に張架された状態で
ゆっくりと走行せしめられるようになっていた。そして
、この1本のワイヤ電極で加工が行なわれるようになっ
ていたため、ワイヤ電極と被加工体間に形成される加工
間隙が狭く、そのためこの加工間隙内に加工液を充分に
供給できず、加工精度が低下したり、冷却効果が十分で
ないため大電流で加工を行なうことができず、加工効率
が充分でないという問題点があった。また、放電圧力に
よってワイヤ電極が加工進行方向と反対側へ弓状に撓む
ため、加工輪郭形状の角部等に於ては加工精度が低下す
るという問題点があった。更にまた、加工開始時には、
ワイヤ電極を各種ガイドローラ間に引き廻したり、電極
位置決め案内のダイス等に挿通したりする必要があるが
、この作業は加工中ワイヤ電極が切断した場合や、連続
して複数の部品の切抜き加工を行なうような場合等には
その都度やり直す必要があり、大変面倒であった。
更にまた、加工部分を通過中のワイヤ電極は放電により
次第にその外周面が損耗して鋸歯状となり、そのため被
加工体が厚手のものである場合には良好な仕上げ加工を
行なうのが困難であるという問題もあった。
次第にその外周面が損耗して鋸歯状となり、そのため被
加工体が厚手のものである場合には良好な仕上げ加工を
行なうのが困難であるという問題もあった。
本出願人は、別途行なった特許出願に於て、これら多く
の問題点を解決し得る新規なワイヤカット放電加工装置
を提案、開示した。
の問題点を解決し得る新規なワイヤカット放電加工装置
を提案、開示した。
即ち、本出願人が上記特許出願に於て開示した放電加工
装置の要旨とするところは、ワイヤ電極の供給及び回収
を行なう側にある第1のアーム又は加工ヘッドと、上記
第1のアーム又は加工ヘッドの側から供給されたワイヤ
電極を折り返し上記第1のアーム又は加工ヘッドの側に
送り返す電極返送装置を具備する第2のアーム又は加工
ヘッドと、ワイヤ電極を上記第1のアーム又は加工ヘッ
ドの側から上記第2のアーム又は加工ヘッドの上記電極
返送装置まで引き伸ばして懸は渡す電極搬送装置と、被
加工体を保持する装置と、上記被加工体と上記第1及び
第2のアーム又は加工ヘッドの間を往復するワイヤ電極
とを互いに接近対向させる加工送り装置と、上記被加工
体とワイヤ電極の間に放電用電圧パルスを印加する電源
装置並びに給電機構と、上記被加工体とワイヤ電極が接
近対向せしめられて形成される加工間隙に加工液を供給
する装置とを設けたものであった。
装置の要旨とするところは、ワイヤ電極の供給及び回収
を行なう側にある第1のアーム又は加工ヘッドと、上記
第1のアーム又は加工ヘッドの側から供給されたワイヤ
電極を折り返し上記第1のアーム又は加工ヘッドの側に
送り返す電極返送装置を具備する第2のアーム又は加工
ヘッドと、ワイヤ電極を上記第1のアーム又は加工ヘッ
ドの側から上記第2のアーム又は加工ヘッドの上記電極
返送装置まで引き伸ばして懸は渡す電極搬送装置と、被
加工体を保持する装置と、上記被加工体と上記第1及び
第2のアーム又は加工ヘッドの間を往復するワイヤ電極
とを互いに接近対向させる加工送り装置と、上記被加工
体とワイヤ電極の間に放電用電圧パルスを印加する電源
装置並びに給電機構と、上記被加工体とワイヤ電極が接
近対向せしめられて形成される加工間隙に加工液を供給
する装置とを設けたものであった。
上記の如き構成であると、上記第1のアーム又は加工ヘ
ッドの側から導き出されたワイヤ電極は、被加工体と対
向せしめられる加工部分を通過した後、上記第2のアー
ム又は加工ヘッドに設けた電極返送装置へ懸は渡され、
ここで折り返されて再び加工位置を通過した後、上記第
1のアーム又は加工ヘッドの側へ送り返されるものであ
るから、加工部分では往復2本のワイヤ電極が並行して
走行せしめられ、そのため加工間隙が広げられ、当該間
隙内にノズル等により容易に多量の加工液を供給するこ
とができ、そのため冷却効果が増大するので大電流で加
工を行なうことが可能となって加工効率が向上すると共
に、2本のワイヤ電極を充分近接さらには接触させて走
行させるようにすれば、ワイヤ電極の全体的な強度が増
大して放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の加
工が可能となる等々、多くの利点が得られるものである
。更にまた、上記の如く折り返した2本のワイヤ電極の
うち、第2のアーム又は加工ヘッドから第1のアーム又
は加工ヘッド側へ復帰しつ\ある表面の傷んだワイヤ電
極で最初の荒加工を行ない、第1のアーム又は加工ヘッ
ドの側から第2のアーム又は加工ヘッドへ向かう新規な
ワイヤ電極で仕上げ加工を行なうようにすれば、良好な
仕上げ面が得られる。また、加工開始時等にワイヤ電極
を引き廻す場合にも、上記第1のアーム又は加工ヘッド
の側で既に電極供給装置から回収装置まで接続されてい
るワイヤ電極の中間部分を上記電極搬送装置で把持して
第2のアーム又は加工ヘッドの電橋返送装置に引っ掛け
るだけで加工部分への電極の張架作業が完了するもので
あるから、その作業は自動的に且つ容易に行なわれ得る
ものである。
ッドの側から導き出されたワイヤ電極は、被加工体と対
向せしめられる加工部分を通過した後、上記第2のアー
ム又は加工ヘッドに設けた電極返送装置へ懸は渡され、
ここで折り返されて再び加工位置を通過した後、上記第
1のアーム又は加工ヘッドの側へ送り返されるものであ
るから、加工部分では往復2本のワイヤ電極が並行して
走行せしめられ、そのため加工間隙が広げられ、当該間
隙内にノズル等により容易に多量の加工液を供給するこ
とができ、そのため冷却効果が増大するので大電流で加
工を行なうことが可能となって加工効率が向上すると共
に、2本のワイヤ電極を充分近接さらには接触させて走
行させるようにすれば、ワイヤ電極の全体的な強度が増
大して放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の加
工が可能となる等々、多くの利点が得られるものである
。更にまた、上記の如く折り返した2本のワイヤ電極の
うち、第2のアーム又は加工ヘッドから第1のアーム又
は加工ヘッド側へ復帰しつ\ある表面の傷んだワイヤ電
極で最初の荒加工を行ない、第1のアーム又は加工ヘッ
ドの側から第2のアーム又は加工ヘッドへ向かう新規な
ワイヤ電極で仕上げ加工を行なうようにすれば、良好な
仕上げ面が得られる。また、加工開始時等にワイヤ電極
を引き廻す場合にも、上記第1のアーム又は加工ヘッド
の側で既に電極供給装置から回収装置まで接続されてい
るワイヤ電極の中間部分を上記電極搬送装置で把持して
第2のアーム又は加工ヘッドの電橋返送装置に引っ掛け
るだけで加工部分への電極の張架作業が完了するもので
あるから、その作業は自動的に且つ容易に行なわれ得る
ものである。
而して、上記の如く、加工部分を往復する形で折り返さ
れた2本のワイヤ電極を、被加工体と所定の微小間隙を
保って直線状に張架し且つ位置決めするためには、従来
公知のワイヤカット放電加工装置に於て1本のワイヤ電
極を張架するために用いていた舟型ガイドやダイス型ガ
イド等の電極案内によっては目的を達成できず、何等か
の新たな形態の電極案内が要請される。
れた2本のワイヤ電極を、被加工体と所定の微小間隙を
保って直線状に張架し且つ位置決めするためには、従来
公知のワイヤカット放電加工装置に於て1本のワイヤ電
極を張架するために用いていた舟型ガイドやダイス型ガ
イド等の電極案内によっては目的を達成できず、何等か
の新たな形態の電極案内が要請される。
本発明は、畝上の観点に立ってなされたものであり、そ
の目的とするところは、加工部分に張架される2本のワ
イヤ電極の位置決めを行なうための新規なワイヤ電極案
内を提供することにある。
の目的とするところは、加工部分に張架される2本のワ
イヤ電極の位置決めを行なうための新規なワイヤ電極案
内を提供することにある。
更にまた、ワイヤ電極自動引き廻し作業にも適応し得る
電極案内を提供することにある。
電極案内を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るワイヤ電極案内
は、ワイヤ電極を保持する凹部が形成され、上記凹部を
有する面を互いに対向せしめることによりワイヤ電極を
挾持する一対のガイド部材と、上記凹部が形成された面
同士が互いに接離するよう上記ガイド部材の少なくとも
一方を地方に対して変位せしめる変位機構とによって構
成される。
は、ワイヤ電極を保持する凹部が形成され、上記凹部を
有する面を互いに対向せしめることによりワイヤ電極を
挾持する一対のガイド部材と、上記凹部が形成された面
同士が互いに接離するよう上記ガイド部材の少なくとも
一方を地方に対して変位せしめる変位機構とによって構
成される。
通常は、上記凹部内へワイヤ電極の張架方向と略垂直に
差し込まれる押えピンが設けられる。
差し込まれる押えピンが設けられる。
なお、上記ガイド部材の変位機構は、ガイド部材の少な
くとも一方をワイヤ電極の張架方向に対して垂直な平面
内で変位せしめるものであっても良いし、或いはワイヤ
電極の張架方向と平行な平面内で変位せしめるものであ
っても良い。
くとも一方をワイヤ電極の張架方向に対して垂直な平面
内で変位せしめるものであっても良いし、或いはワイヤ
電極の張架方向と平行な平面内で変位せしめるものであ
っても良い。
また上記一対のガイド部材又は該ガイド部材のワイヤ電
極と接触する部分は、ダイヤモンド、ルビー、セラミッ
クス等の高硬度、耐摩耗性で、しかもワイヤ電極との表
面摩擦の少ない材料で作製するのが望ましい。
極と接触する部分は、ダイヤモンド、ルビー、セラミッ
クス等の高硬度、耐摩耗性で、しかもワイヤ電極との表
面摩擦の少ない材料で作製するのが望ましい。
上記の如き構成であると、上記接離可能な一対のガイド
部材の間に2本のワイヤ電極を挾持せしめることにより
これらを確実に保持でき、また、上記一対のガイド部材
間へのワイヤ電極のセット作業も容易になされ得るもの
である。
部材の間に2本のワイヤ電極を挾持せしめることにより
これらを確実に保持でき、また、上記一対のガイド部材
間へのワイヤ電極のセット作業も容易になされ得るもの
である。
以下、図面に示した実施例を参照しつ\本発明の構成を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図は本発明に係るワイヤ電極案内の一実施例をその
一対のガイド部材が開いた状態に於て示す上面図、第2
図はその一対のガイド部材が閉じた状態に於て示す上面
図、第3図はワイヤ電極のセット作業が完了した状態を
示す上面図、第4図は本発明に係るワイヤ電極案内のも
う一つの実施例をその一対のガイド部材が開いた状態に
於て示す側面図、第5図はその上面図、第6図は第4図
に示したワイヤ電極案内に対するワイヤ電極のセット作
業が完了した状態を示す側面図、第7図はその上面図、
第8図は第4図乃至第7図に示した本発明に係るワイヤ
電極案内の使用状態の一実施例を示す上面図、第9図は
第8図中のIX−IX線に沿った断面図、第1θ図は第
8図に示した装置の作動状態を示す上面図、第11図は
第8図に示した装置による加工状況を示す説明図、第1
2図及び第13図は本発明に係るワイヤ電極案内が使用
されるワイヤカット放電加工装置の一実施例とその機能
を示す説明図である。
一対のガイド部材が開いた状態に於て示す上面図、第2
図はその一対のガイド部材が閉じた状態に於て示す上面
図、第3図はワイヤ電極のセット作業が完了した状態を
示す上面図、第4図は本発明に係るワイヤ電極案内のも
う一つの実施例をその一対のガイド部材が開いた状態に
於て示す側面図、第5図はその上面図、第6図は第4図
に示したワイヤ電極案内に対するワイヤ電極のセット作
業が完了した状態を示す側面図、第7図はその上面図、
第8図は第4図乃至第7図に示した本発明に係るワイヤ
電極案内の使用状態の一実施例を示す上面図、第9図は
第8図中のIX−IX線に沿った断面図、第1θ図は第
8図に示した装置の作動状態を示す上面図、第11図は
第8図に示した装置による加工状況を示す説明図、第1
2図及び第13図は本発明に係るワイヤ電極案内が使用
されるワイヤカット放電加工装置の一実施例とその機能
を示す説明図である。
先ず最初に、第12図及び第13図を参照しつ〜本発明
に係るワイヤ電極案内が取り付けられて使用されるワイ
ヤカット放電加工装置の一実施例とその機能の概略を説
明する。
に係るワイヤ電極案内が取り付けられて使用されるワイ
ヤカット放電加工装置の一実施例とその機能の概略を説
明する。
第11図及び第12図中、101はカラム、102は上
記カラム101に対して図中上下方向へ移動可能に且つ
加工位置へ向けて伸長するよう設けられた第1のアーム
又は加工へ・ノド、103は上記カラム101に対して
図中上下方向へ移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長す
るよう設けられた第2のアーム又は加工ヘッド、104
はワイヤ電極、105はワイヤ電極供給ドラム、106
乃至110及び112はワイヤ電極供給のためのガイド
ローラ、111はブレーキローラ、113はブレーキロ
ーラ111に対して接離可能に設けられたピンチローラ
、114は電極折返しローラ、115及び116は通電
ローラ、117及び118は本発明に係るワイヤ電極案
内A及びBがそれぞれ取り付けられた回動装置、119
は上記電極折返しローラ114を第2のアーム又は加工
ヘッド103側で保持してワイヤ電極104をUターン
させて第1のアーム又は加工ヘッド102側へ送り返す
電極返送装置、120及び121は押えローラ、122
はキャプスタン、123はキャプスタン122に対して
接離可能に設けられたピンチローラ、124乃至126
はワイヤ電極回収のためのガイドローラ、127は電極
巻取りドラム、128は入れ子状に伸縮可能な電極搬送
装置、129は分割型の加工液同軸噴出ノズル、130
は加工タンク、131は加工タンク内に設けられた載物
台、132はX軸方向移動テーブル133及びY軸方向
移動テーブル134並びにそれらの駆動モータ135及
び136等から成るクロススライドテーブル、137は
ベッド、138は載物台131上にクランプ等で固定さ
れた被加工体、139は通電ローラ115を介してワイ
ヤ電極104と被加工体138間に放電加工用の電圧パ
ルスを印加す、る電源装置である。
記カラム101に対して図中上下方向へ移動可能に且つ
加工位置へ向けて伸長するよう設けられた第1のアーム
又は加工へ・ノド、103は上記カラム101に対して
図中上下方向へ移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長す
るよう設けられた第2のアーム又は加工ヘッド、104
はワイヤ電極、105はワイヤ電極供給ドラム、106
乃至110及び112はワイヤ電極供給のためのガイド
ローラ、111はブレーキローラ、113はブレーキロ
ーラ111に対して接離可能に設けられたピンチローラ
、114は電極折返しローラ、115及び116は通電
ローラ、117及び118は本発明に係るワイヤ電極案
内A及びBがそれぞれ取り付けられた回動装置、119
は上記電極折返しローラ114を第2のアーム又は加工
ヘッド103側で保持してワイヤ電極104をUターン
させて第1のアーム又は加工ヘッド102側へ送り返す
電極返送装置、120及び121は押えローラ、122
はキャプスタン、123はキャプスタン122に対して
接離可能に設けられたピンチローラ、124乃至126
はワイヤ電極回収のためのガイドローラ、127は電極
巻取りドラム、128は入れ子状に伸縮可能な電極搬送
装置、129は分割型の加工液同軸噴出ノズル、130
は加工タンク、131は加工タンク内に設けられた載物
台、132はX軸方向移動テーブル133及びY軸方向
移動テーブル134並びにそれらの駆動モータ135及
び136等から成るクロススライドテーブル、137は
ベッド、138は載物台131上にクランプ等で固定さ
れた被加工体、139は通電ローラ115を介してワイ
ヤ電極104と被加工体138間に放電加工用の電圧パ
ルスを印加す、る電源装置である。
而して、第12図は、加工準備段階に於けるワイヤ電極
104の張設状態を示しており、当初の段階では、ワイ
ヤ電極供給ドラム105から引き出されたワイヤ電極1
04は、ワイヤ電極供給のためのガイドローラ106乃
至110及びブレーキローラ111を経て、これから図
中点線で示す如く直接キャプスタン122及びピンチロ
ーラ123へ導かれ、次いで電極回収のためのガイドロ
ーラ124乃至126を経て電極巻取りドラム127に
回収されるよう接続されている。
104の張設状態を示しており、当初の段階では、ワイ
ヤ電極供給ドラム105から引き出されたワイヤ電極1
04は、ワイヤ電極供給のためのガイドローラ106乃
至110及びブレーキローラ111を経て、これから図
中点線で示す如く直接キャプスタン122及びピンチロ
ーラ123へ導かれ、次いで電極回収のためのガイドロ
ーラ124乃至126を経て電極巻取りドラム127に
回収されるよう接続されている。
“ このとき、ガイドローラ107.109並びにピン
チローラ113はいずれもそれぞれに対応するガイドロ
ーラ106.108.及びブレーキローラ111から離
れており、押えローラ121もガイドローラ112から
離れ、通電ローラ115と116も互いに離れ、押えロ
ーラ120も第12図に示すような加工中に於ける位置
よりも図中右側へ変位した状態にある。また、本発明に
係るワイヤ電極案内A及びBは、後で説明する如く開−
いた状態にあり、分割型加工液噴出ノズル129も開い
た状態にある。更にまた、加工中は電極返送装置119
側に移動して保持される折返しローラ114も、第12
図に示す状態に於ては電極搬送装置128の先端に取り
付けられた状態にある。
チローラ113はいずれもそれぞれに対応するガイドロ
ーラ106.108.及びブレーキローラ111から離
れており、押えローラ121もガイドローラ112から
離れ、通電ローラ115と116も互いに離れ、押えロ
ーラ120も第12図に示すような加工中に於ける位置
よりも図中右側へ変位した状態にある。また、本発明に
係るワイヤ電極案内A及びBは、後で説明する如く開−
いた状態にあり、分割型加工液噴出ノズル129も開い
た状態にある。更にまた、加工中は電極返送装置119
側に移動して保持される折返しローラ114も、第12
図に示す状態に於ては電極搬送装置128の先端に取り
付けられた状態にある。
而して、加工を開始するに当たっては、油圧或いはモー
タ等を力源として伸縮する入れ予成の電極搬送装置12
8を、図に示す如く徐々に伸長させる。然るときは、ブ
レーキローラ111とキャプスタン122の間に張設さ
れているワイヤ電極104は、電極搬送装置128の先
端に取り付けられている電極折返しローラに電極114
に引っ掛けられて図中下方へ引き伸ばされる。その際、
ガイドローラ107゜109並びにピンチローラ113
等はそれらに対応するガイドローラ106.108.及
びブレーキローラ111から離れているため、ワイヤ電
極104は電極搬送装置128の伸長に伴って供給ドラ
ム105から自由に引き出される。折返しローラ114
の外周には、ワイヤ電極が脱落しないようにこれを保持
し且つガイドするための溝が形成されている。
タ等を力源として伸縮する入れ予成の電極搬送装置12
8を、図に示す如く徐々に伸長させる。然るときは、ブ
レーキローラ111とキャプスタン122の間に張設さ
れているワイヤ電極104は、電極搬送装置128の先
端に取り付けられている電極折返しローラに電極114
に引っ掛けられて図中下方へ引き伸ばされる。その際、
ガイドローラ107゜109並びにピンチローラ113
等はそれらに対応するガイドローラ106.108.及
びブレーキローラ111から離れているため、ワイヤ電
極104は電極搬送装置128の伸長に伴って供給ドラ
ム105から自由に引き出される。折返しローラ114
の外周には、ワイヤ電極が脱落しないようにこれを保持
し且つガイドするための溝が形成されている。
而して、電極搬送装置128が伸長してその先端が第2
のアーム又は加工ヘッド103内に設けた電極返送装置
119に達すると、折返しローラ114は電極搬送装置
の先端から離脱し、返送装置119によって捕捉される
。
のアーム又は加工ヘッド103内に設けた電極返送装置
119に達すると、折返しローラ114は電極搬送装置
の先端から離脱し、返送装置119によって捕捉される
。
以上の如くして、折返しローラ114が第2のアーム又
は加工ヘッド103に設けた電極返送装置119の側へ
移動、保持せしめられると、ワイヤ電極104は第1の
アーム又は加工へラド102と第2のアーム又は加工へ
ラド103との間を往復する状態でU字状に張設せしめ
られた状態となる。
は加工ヘッド103に設けた電極返送装置119の側へ
移動、保持せしめられると、ワイヤ電極104は第1の
アーム又は加工へラド102と第2のアーム又は加工へ
ラド103との間を往復する状態でU字状に張設せしめ
られた状態となる。
然る後、第13図に示す如く、入れ予成の電極搬送装置
128を完全に縮退せしめ、次いで押えローラ120及
び121を図中左方向へ移動させて第1及び第2のアー
ム又は加工ヘッド間で往復張架されているワイヤ電極を
互いに接近、接触させると共に、ガイドローラ107.
109並びにピンチローラ113をそれぞれガイドロー
ラ106.108.及びブレーキローラ111に当接せ
しめ、通電ローラ115と116も互いに接触せしめ、
更にまた、本発明に係るワイヤ電極案内A及びBを閉じ
てワイヤ電極を一定位置に保持せしめ、キャプスタン1
22を回転させることによりワイヤ電極をゆっくりと走
行せしめる。
128を完全に縮退せしめ、次いで押えローラ120及
び121を図中左方向へ移動させて第1及び第2のアー
ム又は加工ヘッド間で往復張架されているワイヤ電極を
互いに接近、接触させると共に、ガイドローラ107.
109並びにピンチローラ113をそれぞれガイドロー
ラ106.108.及びブレーキローラ111に当接せ
しめ、通電ローラ115と116も互いに接触せしめ、
更にまた、本発明に係るワイヤ電極案内A及びBを閉じ
てワイヤ電極を一定位置に保持せしめ、キャプスタン1
22を回転させることによりワイヤ電極をゆっくりと走
行せしめる。
次いで、分割型加工液噴出ノズル129を閉じて加工液
の供給を開始し、電源装置139を作動させてワイヤ電
極104と被加工体138間に電圧パルスを印加すれば
加工可能な状態となるので、クロススライドテーブル1
32のモータ135及び136を図では省略した数値制
御装置の指令に基づき駆動してワイヤ電極104と被加
工体138間に所定の間隙を保ちつ一加工送りを付与す
れば、被加工体に対して所望の形状の放電加工が遂行さ
れるものである。
の供給を開始し、電源装置139を作動させてワイヤ電
極104と被加工体138間に電圧パルスを印加すれば
加工可能な状態となるので、クロススライドテーブル1
32のモータ135及び136を図では省略した数値制
御装置の指令に基づき駆動してワイヤ電極104と被加
工体138間に所定の間隙を保ちつ一加工送りを付与す
れば、被加工体に対して所望の形状の放電加工が遂行さ
れるものである。
而して、加工期間中に於ては、上記の如く、第1及び第
2のアーム又は加工ヘッド間で折り返された往復2本の
ワイヤ電極によって加工が行なわれるものであり、本発
明に係るワイヤ電極案内A及びBはこの2本のワイヤ電
極の位置決めを行なうために利用される。
2のアーム又は加工ヘッド間で折り返された往復2本の
ワイヤ電極によって加工が行なわれるものであり、本発
明に係るワイヤ電極案内A及びBはこの2本のワイヤ電
極の位置決めを行なうために利用される。
以下、第1図乃至第7図を参照しつ\本発明に係るワイ
ヤ電極案内の構成を具体的に説明する。
ヤ電極案内の構成を具体的に説明する。
第1図乃至第3図は、本発明に係るワイヤ電極案内の一
実施例を示しており、これらの図中、1及び2は、それ
ぞれにワイヤ電極を受容する凹部1a及び2aが形成さ
れると共に、ヒンジ3によって互いに回動自在に連結さ
れた一対のガイド部材、4は、ガイド部材1上の軸ピン
1cによって軸支され、ガイド部材1及び2上のピン1
b及び2b間にスプリング力を作用させて、外力が加わ
\らないときにはガイド部材1と2を第1図に示す如く
開いた状態に保つスプリング、5は図中左右方向へ移動
せしめられ、右方向へ進出したときには第2図に示す如
く上記ガイド部材1及び2を把持する把持枠、6は上記
把持枠5を左右に駆動する油圧シリンダ、7は、ガイド
部材l及び2の凹部1a及び2a内にワイヤ電極が挾持
されたとき、上記凹部内へ挿入されてワイヤ電極を一定
位置に保持する押えビン、104.104は前記の如く
加工部分を往復する2本のワイヤ電極である。
実施例を示しており、これらの図中、1及び2は、それ
ぞれにワイヤ電極を受容する凹部1a及び2aが形成さ
れると共に、ヒンジ3によって互いに回動自在に連結さ
れた一対のガイド部材、4は、ガイド部材1上の軸ピン
1cによって軸支され、ガイド部材1及び2上のピン1
b及び2b間にスプリング力を作用させて、外力が加わ
\らないときにはガイド部材1と2を第1図に示す如く
開いた状態に保つスプリング、5は図中左右方向へ移動
せしめられ、右方向へ進出したときには第2図に示す如
く上記ガイド部材1及び2を把持する把持枠、6は上記
把持枠5を左右に駆動する油圧シリンダ、7は、ガイド
部材l及び2の凹部1a及び2a内にワイヤ電極が挾持
されたとき、上記凹部内へ挿入されてワイヤ電極を一定
位置に保持する押えビン、104.104は前記の如く
加工部分を往復する2本のワイヤ電極である。
なお、この実施例に於ては、ガイド部材1及び油圧シリ
ンダ6は、図では省略した基板等に固着されている。
ンダ6は、図では省略した基板等に固着されている。
而して、第12図に示した如く、電極搬送装置128が
次第に降下して電極折返しローラ114に巻き掛けたワ
イヤ電極104を第2のアーム又は加工ヘッド103に
設けた電極返送装置119に掛は渡す期間中は、本発明
に係るワイヤ電極案内のガイド部材2は第1図に示す如
く開いた状態にして、電極搬送装置128の通過を阻害
しないようにしてお(。
次第に降下して電極折返しローラ114に巻き掛けたワ
イヤ電極104を第2のアーム又は加工ヘッド103に
設けた電極返送装置119に掛は渡す期間中は、本発明
に係るワイヤ電極案内のガイド部材2は第1図に示す如
く開いた状態にして、電極搬送装置128の通過を阻害
しないようにしてお(。
即ち、油圧シリンダ6を駆動し、把持枠5を図中左方向
へ移動させると、ガイド部材2はスプリング4の作用に
よってヒンジ3を中心に図中時計方向に回動して開いた
状態となる。従って、電極搬送装置128は、この開か
れたガイド部材1と2の間を自由に通過できる。
へ移動させると、ガイド部材2はスプリング4の作用に
よってヒンジ3を中心に図中時計方向に回動して開いた
状態となる。従って、電極搬送装置128は、この開か
れたガイド部材1と2の間を自由に通過できる。
ワイヤ電極の張設作業が完了し、第13図に示す如く加
工部分に往復2本の電極が張架されたとき、当該ワイヤ
電極104.104は第1図に示す如くガイド部材lの
凹部1aの近くに張架されるよう、ワイヤ電極案内全体
の位置決め配置がなされている。
工部分に往復2本の電極が張架されたとき、当該ワイヤ
電極104.104は第1図に示す如くガイド部材lの
凹部1aの近くに張架されるよう、ワイヤ電極案内全体
の位置決め配置がなされている。
この時点で、油圧シリンダ6を駆動して把持枠5を図中
右方向へ移動させると、把持枠5の一方のアーム5aの
先端がガイド部材2の外側面を押圧し、これをスプリン
グ4のスプリング力に抗して図中反時計方向へ回動せし
めて、最終的には第2図に示す如(ガイド部材1及び2
の凹部1aと1bが対向せしめられ、電極104 、1
04は両凹部内に挾持される。
右方向へ移動させると、把持枠5の一方のアーム5aの
先端がガイド部材2の外側面を押圧し、これをスプリン
グ4のスプリング力に抗して図中反時計方向へ回動せし
めて、最終的には第2図に示す如(ガイド部材1及び2
の凹部1aと1bが対向せしめられ、電極104 、1
04は両凹部内に挾持される。
次いで、第3図に示す如く押えピン7を上記凹部1a及
びlb内へ挿入することにより、ワイヤ電極104、1
04は上記凹部内で一定位置に保持される。
びlb内へ挿入することにより、ワイヤ電極104、1
04は上記凹部内で一定位置に保持される。
このとき、ガイド部材1及び2の外側面は把持枠5のア
ーム5a及び5bによって押圧されているため、開くこ
とがなく、ワイヤ電極は確実に保持される。
ーム5a及び5bによって押圧されているため、開くこ
とがなく、ワイヤ電極は確実に保持される。
また、ガイド部材1及び2の先端側は外側へ向けて次第
に広がるよう傾斜させて形成されているため、押えピン
7の挿入が容易である。
に広がるよう傾斜させて形成されているため、押えピン
7の挿入が容易である。
次に、・第4図乃至第7図に示した本発明に係るワイヤ
電極案内のもう一つの実施例について説明する。
電極案内のもう一つの実施例について説明する。
第4図及び第6図はその側面図であり、第5図及び第7
図はそれぞれに対応する上面図であり、また第4図乃至
第7図中、第1図乃至第3図に示したものと同一の符号
を付したものは同−又は同等の作用効果を有する構成要
素を示している。
図はそれぞれに対応する上面図であり、また第4図乃至
第7図中、第1図乃至第3図に示したものと同一の符号
を付したものは同−又は同等の作用効果を有する構成要
素を示している。
第1図乃至第3図に示した実施例のものに於ては、ガイ
ド部材2をワイヤ電極の張架方向に対して垂直な平面内
で回動させるよう構成したが、第4図乃至第7図に示す
実施例のものに於ては、ワイヤ電極の張架方向と平行な
平面内で回動させるように構成しである。
ド部材2をワイヤ電極の張架方向に対して垂直な平面内
で回動させるよう構成したが、第4図乃至第7図に示す
実施例のものに於ては、ワイヤ電極の張架方向と平行な
平面内で回動させるように構成しである。
即ち、第1図乃至第3図に示す実施例のものに於ては、
ガイド部材1及び2はヒンジ3によってガイド部材2が
ワイヤ電極の張架方向に対して垂直な平面内で回動し得
るよう連結されていたが、第4図乃至第7図に示す実施
例のものに於ては、ガイド部材2はガイド部材1に取り
付けられたピボット軸8を中心にしてワイヤ電極の張架
方向と平行な平面内で回動可能なよう構成されている。
ガイド部材1及び2はヒンジ3によってガイド部材2が
ワイヤ電極の張架方向に対して垂直な平面内で回動し得
るよう連結されていたが、第4図乃至第7図に示す実施
例のものに於ては、ガイド部材2はガイド部材1に取り
付けられたピボット軸8を中心にしてワイヤ電極の張架
方向と平行な平面内で回動可能なよう構成されている。
また、スプリング4は、ガイド部材1に取り付けられた
ピン1bとガイド部材2に取り付けられたピン2bの間
に作用して、ガイド部材2を第4図中反時計方向に回動
せしめるようなスプリング力を付与するよう取り付けら
れる。
ピン1bとガイド部材2に取り付けられたピン2bの間
に作用して、ガイド部材2を第4図中反時計方向に回動
せしめるようなスプリング力を付与するよう取り付けら
れる。
而して、加工に先立ってワイヤ電極の張設を行なう期間
中は、第4図に示す如く把持枠5を図中左方向へ後退せ
しめ、ガイド部材2を起立せしめて電極搬送装置128
の通過を阻害しないようにしておく。
中は、第4図に示す如く把持枠5を図中左方向へ後退せ
しめ、ガイド部材2を起立せしめて電極搬送装置128
の通過を阻害しないようにしておく。
ワイヤ電極の張設作業が完了し、ガイド部材lの凹部1
a近くに往復2本の電極が張架されたとき、油圧シリン
ダ6を駆動して把持枠5を図中右方向へ移動させると、
把持枠5の上面壁の先端5cがガイド部材2の上側面を
押圧し、これをスプリング4のスプリング力に抗して図
中時計方向へ回動せしめて、最終的には第6図及び第7
図に示す如くガイド部材1及び2の凹部1aと1bが対
向せしめられ、両凹部内に電極104.104が挾持さ
れる。
a近くに往復2本の電極が張架されたとき、油圧シリン
ダ6を駆動して把持枠5を図中右方向へ移動させると、
把持枠5の上面壁の先端5cがガイド部材2の上側面を
押圧し、これをスプリング4のスプリング力に抗して図
中時計方向へ回動せしめて、最終的には第6図及び第7
図に示す如くガイド部材1及び2の凹部1aと1bが対
向せしめられ、両凹部内に電極104.104が挾持さ
れる。
次いで、押えピン7を上記凹部1a及び1b内へ挿入す
ることにはり、ワイヤ電極104.104は上記凹部内
で一定位置に保持される。
ることにはり、ワイヤ電極104.104は上記凹部内
で一定位置に保持される。
ガイド部材1及び2の先端側は外側へ向けて次第に広が
るよう傾斜させて形成されているため、ガイド部材2を
時計方向に回動させるときワイヤ電極の取込み作業が円
滑になされると共に、押えピン7の挿入も容易となる。
るよう傾斜させて形成されているため、ガイド部材2を
時計方向に回動させるときワイヤ電極の取込み作業が円
滑になされると共に、押えピン7の挿入も容易となる。
次に、第8図乃至第10図を参照しつ一1第12図及び
第13図に示したワイヤカット放電加工装置に対する本
発明に係るワイヤ電極案内の取付は並びに使用状態を説
明する。その場合、本発明に係るワイヤ電極案内は、通
常、電極回動装置117.118上に取り付けられて使
用されるものであるから、ここでは電極回動装置117
.118とこれに対するワイヤ電極案内の具体的な取付
は状態並びに機能について説明する。但し、両回動装置
117及び118の構成は同一であるので、ここでは第
1のアーム又は加工ヘッド102側に設けられた電極回
動装置117についてのみ説明し、第2の71−ム又は
加工ヘッド103側の回動装置118については省略す
る。
第13図に示したワイヤカット放電加工装置に対する本
発明に係るワイヤ電極案内の取付は並びに使用状態を説
明する。その場合、本発明に係るワイヤ電極案内は、通
常、電極回動装置117.118上に取り付けられて使
用されるものであるから、ここでは電極回動装置117
.118とこれに対するワイヤ電極案内の具体的な取付
は状態並びに機能について説明する。但し、両回動装置
117及び118の構成は同一であるので、ここでは第
1のアーム又は加工ヘッド102側に設けられた電極回
動装置117についてのみ説明し、第2の71−ム又は
加工ヘッド103側の回動装置118については省略す
る。
而して、第8図乃至第10図中、Aは第4図乃至第7図
に示した実施例と同様の本発明に係るワイヤ電極案内で
あり、前記の如く、ガイド部材1゜2、把持枠5、油圧
シリンダ6、押えピン7等々から構成されている。また
、117aは架台、117bはその周縁部にウオームホ
イール形式の歯形117b−1が形成され、またその底
面の突出部117b−2が上記架台117aに形成した
凹部117a−1に回動自在に嵌め込まれると共に、部
分的に扇形の切欠き部117b−3を有する回動盤、1
17cは押えピン7を保持する押えピンホルダ、117
dは上記押えピンホルダ117c中に内蔵され上記押え
ピン7を押し出すスプリング、117eは上記押えピン
ホルダ117cをガイド部材1゜2に対して接離自在に
支承する支持枠、117f、 117fは上記回動盤1
17bの上面に固着され、上記支持枠117eを摺動自
在にガイドする支持枠ガイド、117gは上記回動盤1
07bの上面に取り付けられたモータ117hの回転軸
に取り付けられ、上記支持枠117eの側面に刻設され
たラックギア117e−1と噛み合わせられたビニオン
ギア、1171は上記架台117aに取り付けられたモ
ータ117jの回転軸に取り付けられ、上記回動盤11
7bの周縁部に形成したウオームホイール形式の歯形1
17b−1に噛み合わせられたウオームギア、117k
(第9図参照)は上記架台117aをその底面に固着
された支軸117a−2により回動自在に支承する基板
、1171及び1171はベアリング、117nは上記
支軸117a−2に固着されたウオームホイール、−1
170は基板117kに取り付けられたモータ117p
の回転軸に取り付けられ、上記ウオームギア・−ル11
7nと噛み合うウオームギアである。
に示した実施例と同様の本発明に係るワイヤ電極案内で
あり、前記の如く、ガイド部材1゜2、把持枠5、油圧
シリンダ6、押えピン7等々から構成されている。また
、117aは架台、117bはその周縁部にウオームホ
イール形式の歯形117b−1が形成され、またその底
面の突出部117b−2が上記架台117aに形成した
凹部117a−1に回動自在に嵌め込まれると共に、部
分的に扇形の切欠き部117b−3を有する回動盤、1
17cは押えピン7を保持する押えピンホルダ、117
dは上記押えピンホルダ117c中に内蔵され上記押え
ピン7を押し出すスプリング、117eは上記押えピン
ホルダ117cをガイド部材1゜2に対して接離自在に
支承する支持枠、117f、 117fは上記回動盤1
17bの上面に固着され、上記支持枠117eを摺動自
在にガイドする支持枠ガイド、117gは上記回動盤1
07bの上面に取り付けられたモータ117hの回転軸
に取り付けられ、上記支持枠117eの側面に刻設され
たラックギア117e−1と噛み合わせられたビニオン
ギア、1171は上記架台117aに取り付けられたモ
ータ117jの回転軸に取り付けられ、上記回動盤11
7bの周縁部に形成したウオームホイール形式の歯形1
17b−1に噛み合わせられたウオームギア、117k
(第9図参照)は上記架台117aをその底面に固着
された支軸117a−2により回動自在に支承する基板
、1171及び1171はベアリング、117nは上記
支軸117a−2に固着されたウオームホイール、−1
170は基板117kに取り付けられたモータ117p
の回転軸に取り付けられ、上記ウオームギア・−ル11
7nと噛み合うウオームギアである。
而して、第12図に示す如く、ワイヤ電極搬送装置12
8が作動して、ワイヤ電極104が第1のアーム又は加
工へラド102から第2のアーム又は加工ヘッド103
へ懸は渡される期間中に於ては、ワイヤ電極案内Aのガ
イド部材1は、第4図に示す如く起立せしめられている
。また、押えピンホルダ117cを取り付けた支持枠1
17eは、これを図中左右方向へ移動せしめるビニオン
ギア117gを図中反時計方向へ回転せしめることによ
り、これに噛み合うラックギア117e−1を介して図
中右方向へ伸長せしめられ、そのため押えピン7はガイ
ド部材1゜2から離隔して最右端位置まで離れ、これに
より上記支持枠117eと、回動盤117bの扇形の切
欠き部117b−3及び架台117aの扇形の切欠き部
117a−3との間に形成される空間をくぐり抜ける形
で上記電極搬送装置128の通過が許容されるようにな
っている。而して、第13図に示す如く、ワイヤ電極1
04が第2のアーム又は加工ヘッド103に設けた電極
返送装置に巻き懸けられ、往復2本のワイヤ電極104
、104が支持枠117e内の領域に挿通されると、油
圧シリンダ6が作動せしめられてガイド部材lは第6図
及び第7図に示すような状態にセットされる。またこれ
と同時に、上記ビニオンギア117gが図中時計方向へ
回転せしめられ、支持枠117eが図中左方向へ移動し
て、押えピン7がガイド部材1.2間の凹部内へ侵入し
、スプリング117dの作用により上記2本のワイヤ電
極104.104を互いに接触押圧せしめて一定位置に
保持する。第8図には、以上の如くしてワイヤ電極案内
人に対するワイヤ電極のセット作業が完了した状態が示
されている。
8が作動して、ワイヤ電極104が第1のアーム又は加
工へラド102から第2のアーム又は加工ヘッド103
へ懸は渡される期間中に於ては、ワイヤ電極案内Aのガ
イド部材1は、第4図に示す如く起立せしめられている
。また、押えピンホルダ117cを取り付けた支持枠1
17eは、これを図中左右方向へ移動せしめるビニオン
ギア117gを図中反時計方向へ回転せしめることによ
り、これに噛み合うラックギア117e−1を介して図
中右方向へ伸長せしめられ、そのため押えピン7はガイ
ド部材1゜2から離隔して最右端位置まで離れ、これに
より上記支持枠117eと、回動盤117bの扇形の切
欠き部117b−3及び架台117aの扇形の切欠き部
117a−3との間に形成される空間をくぐり抜ける形
で上記電極搬送装置128の通過が許容されるようにな
っている。而して、第13図に示す如く、ワイヤ電極1
04が第2のアーム又は加工ヘッド103に設けた電極
返送装置に巻き懸けられ、往復2本のワイヤ電極104
、104が支持枠117e内の領域に挿通されると、油
圧シリンダ6が作動せしめられてガイド部材lは第6図
及び第7図に示すような状態にセットされる。またこれ
と同時に、上記ビニオンギア117gが図中時計方向へ
回転せしめられ、支持枠117eが図中左方向へ移動し
て、押えピン7がガイド部材1.2間の凹部内へ侵入し
、スプリング117dの作用により上記2本のワイヤ電
極104.104を互いに接触押圧せしめて一定位置に
保持する。第8図には、以上の如くしてワイヤ電極案内
人に対するワイヤ電極のセット作業が完了した状態が示
されている。
而して、以上により加工部分に往復2本のワイヤ電極1
04.104が一定の張力を保って直線状に張架せしめ
られると、前記の如くワイヤ電極と被加工体間に放電加
工用電圧パルスが印加されると共に、クロススライドテ
ーブル132を数値制御装置により制御しつ\両者間に
加工送りを付与することによって加工が開始される。而
して、加工期間中上記往復2本のワイヤ電極104.1
04は、それらの中心を結ぶ線が加工輪郭線方向、即ち
加工送り方向と同一方向となるように配置されるのが望
ましく、例えば直線部分を加工する際には、ワイヤ電極
104.104が当該直線と同一方向に並んで配列され
、また曲線部分を加工する際には、これらが当該曲線の
接線方向に沿って配列されるのが望ましい。そのため、
加工期間中は図では省略した数値制御装置からの指令に
より基板117kに取り付けたモータ117pが数値制
御装置からの指令により作動せしめられ、これによりウ
オームギア1170及びウオームホイール117nを介
して架台117a全体が回動廿しめられ、これによって
ワイヤ電極104.104が常に加工輪郭線方向、即ち
加工進行方向に沿って配置されるよう調整される。
04.104が一定の張力を保って直線状に張架せしめ
られると、前記の如くワイヤ電極と被加工体間に放電加
工用電圧パルスが印加されると共に、クロススライドテ
ーブル132を数値制御装置により制御しつ\両者間に
加工送りを付与することによって加工が開始される。而
して、加工期間中上記往復2本のワイヤ電極104.1
04は、それらの中心を結ぶ線が加工輪郭線方向、即ち
加工送り方向と同一方向となるように配置されるのが望
ましく、例えば直線部分を加工する際には、ワイヤ電極
104.104が当該直線と同一方向に並んで配列され
、また曲線部分を加工する際には、これらが当該曲線の
接線方向に沿って配列されるのが望ましい。そのため、
加工期間中は図では省略した数値制御装置からの指令に
より基板117kに取り付けたモータ117pが数値制
御装置からの指令により作動せしめられ、これによりウ
オームギア1170及びウオームホイール117nを介
して架台117a全体が回動廿しめられ、これによって
ワイヤ電極104.104が常に加工輪郭線方向、即ち
加工進行方向に沿って配置されるよう調整される。
而して、これと同時に架台117aに取り付けられたモ
ータ117jが交互に正逆転せしめられ、これにより回
動盤117bが所定の角度範囲内で図中時計方向及び反
時計方向へ往復回動せしめられる。第10図には、回動
盤117bが第8図に示した状態から時計方向へ約15
度回動せしめられた状態が示されており、引き続いてモ
ータ117jが逆転せしめられると回動盤117bは第
8図に示した状態から反時計方向へ約15度回転した位
置まで回動せしめられ、合計約30度の範囲内で回動せ
しめられるようになっている。この角度範囲は通常5〜
30度程度の範囲内に設定されるものであるが、必要に
応じて180度程度まで回動し得るように構成しても良
い。従って、ワイヤ電極104.104は、前記の如く
加工進行方向に沿って配列されると共に、加工中、上記
加工進行方向に対して直角方向に一定角度範囲内で往復
回動せしめられることになる。
ータ117jが交互に正逆転せしめられ、これにより回
動盤117bが所定の角度範囲内で図中時計方向及び反
時計方向へ往復回動せしめられる。第10図には、回動
盤117bが第8図に示した状態から時計方向へ約15
度回動せしめられた状態が示されており、引き続いてモ
ータ117jが逆転せしめられると回動盤117bは第
8図に示した状態から反時計方向へ約15度回転した位
置まで回動せしめられ、合計約30度の範囲内で回動せ
しめられるようになっている。この角度範囲は通常5〜
30度程度の範囲内に設定されるものであるが、必要に
応じて180度程度まで回動し得るように構成しても良
い。従って、ワイヤ電極104.104は、前記の如く
加工進行方向に沿って配列されると共に、加工中、上記
加工進行方向に対して直角方向に一定角度範囲内で往復
回動せしめられることになる。
この様子を第11図を参照しつ\説明すれば、図中実線
で示されたワイヤ電極104.104は、前記の如(架
台117a自体を基板117kに対して回動させること
により、被加工体138に対する曲線状加工輪郭線13
8aの接線方向、即ち加工進行方向と同一方向に配列せ
しめられると共に、上記回動盤117bが往復回動せし
められることにより、上記加工進行方向に対して直角方
向へ往復回動せしめられ、これにより例えば加工進行方
向に於て前側のワイヤ電極104は後側のワイヤ電極1
04を中心として図中一点鎖線で示す範囲内で往復回動
せしめられることになる。そのため、被加工体138と
ワイヤ電極104.104との間に形成される加工間隙
140.140は、1本のワイヤ電極を用いて加工する
場合に比べて格段に広(なり、この加工間隙内へ供給さ
れる加工液の流量は多いに増進され、冷却効果が増大す
るものであるから、大電流で加工を行なうことが可能と
なり、加工効率は大幅に向上するのである。また、往復
するワイヤ電極104.104が互いに充分近接又は接
触せしめられた状態で加工が行なわれるため、放電圧力
による電極の撓みも減少し、高精度の加工が可能となる
。
で示されたワイヤ電極104.104は、前記の如(架
台117a自体を基板117kに対して回動させること
により、被加工体138に対する曲線状加工輪郭線13
8aの接線方向、即ち加工進行方向と同一方向に配列せ
しめられると共に、上記回動盤117bが往復回動せし
められることにより、上記加工進行方向に対して直角方
向へ往復回動せしめられ、これにより例えば加工進行方
向に於て前側のワイヤ電極104は後側のワイヤ電極1
04を中心として図中一点鎖線で示す範囲内で往復回動
せしめられることになる。そのため、被加工体138と
ワイヤ電極104.104との間に形成される加工間隙
140.140は、1本のワイヤ電極を用いて加工する
場合に比べて格段に広(なり、この加工間隙内へ供給さ
れる加工液の流量は多いに増進され、冷却効果が増大す
るものであるから、大電流で加工を行なうことが可能と
なり、加工効率は大幅に向上するのである。また、往復
するワイヤ電極104.104が互いに充分近接又は接
触せしめられた状態で加工が行なわれるため、放電圧力
による電極の撓みも減少し、高精度の加工が可能となる
。
なお、ワイヤ電極案内のガイド部材を変位させるための
油圧シリンダ6の作動や、電極回動装置117に組み込
まれたモータ117h、 117j、 117pの作動
等々は、加工送りを制御する前記数値制御装置に組み込
まれたプログラムに従って所定の順序で遂行されるよう
制御することが推奨される。
油圧シリンダ6の作動や、電極回動装置117に組み込
まれたモータ117h、 117j、 117pの作動
等々は、加工送りを制御する前記数値制御装置に組み込
まれたプログラムに従って所定の順序で遂行されるよう
制御することが推奨される。
本発明は畝上の如く構成されるから、本発明によるとき
は、ワイヤカット放電加工装置の加工部分に張架される
2本のワイヤ電極を、接離可能な一対のガイド部材の間
に挾持せしめることによりこれらを確実に保持でき、ま
た、上記一対のガイド部材間へのワイヤ電極のセット作
業も容易なワイヤ電極案内が提供されるものである。
は、ワイヤカット放電加工装置の加工部分に張架される
2本のワイヤ電極を、接離可能な一対のガイド部材の間
に挾持せしめることによりこれらを確実に保持でき、ま
た、上記一対のガイド部材間へのワイヤ電極のセット作
業も容易なワイヤ電極案内が提供されるものである。
なお、本発明の構成は畝上の実施例に限定されるもので
はなく、ガイド部材の形状や取付は手段或いは変位手段
等は本発明の目的の範囲内で自由に変更できるものであ
り、本発明は上記の説明から当業者が容易に想到し得る
すべての変更実施例を包摂するものである。
はなく、ガイド部材の形状や取付は手段或いは変位手段
等は本発明の目的の範囲内で自由に変更できるものであ
り、本発明は上記の説明から当業者が容易に想到し得る
すべての変更実施例を包摂するものである。
第1図は本発明に係るワイヤ電極案内の一実施例をその
一対のガイド部材が開いた状態に於て示す上面図、第2
図はその一対のガイド部材が閉じた状態に於て示す上面
図、第3図はワイヤ電極のセット作業が完了した状態を
示す上面図、第4図は本発明に係るワイヤ電極案内のも
う一つの実施例をその一対のガイド部材が開いた状態に
於て示す側面図、第5図はその上面図、第6図は第4図
に示したワイヤ電極案内に対するワイヤ電極のセット作
業が完了した状態を示す側面図、第7図はその上面図、
第8図は第4図乃至第7図に示した本発明に係るワイヤ
電極案内の使用状態の一実施例を示す上面図、第9図は
第8図中のIX−IX線に沿った断面図、第10図は第
8図に示した装置の作動状態を示す上面図、第11図は
第8図に示した装置による加工状況を示す説明図、第1
2図及び第13図は本発明に係るワイヤ電極案内が使用
されるワイヤカー/ ト放電加工装置の一実施例とその
機能を示す説明図である。 1 、 2−−−−−−−−−一・−・−−−−一−−
−−・−ガイド部材1a、2a−−−−・・−−−−−
−−−・・・−・−−一一一凹部1 b 、 2b−−
−−・−・−・−−−−−−−・・・−・・−ピン1c
−−−−−−・−・−−−−・・−・−・−・・−軸ピ
ン3−−−−−・−・・−・−・−・−・・−・−−一
一−ヒンジ4・−・・−・−・−・−−−−−・−・・
−・・・・−スプリング5−−−−−−−・−・−・−
・−−−−−・−・−−一−−把持枠6−−−−−・・
−・・・−・−・・−・・−・−−−−一油圧シリンダ
7−−−−・−−−−m−・−・−−m−−−−−−−
−−・−押えピン8・−・−一−−−−−−−−−−−
−−・−・−−−−−−−ピボット軸101−−・−・
−・・〜・−−一−−−−−−−−・−カラム102−
−−−−−−−・−・−・−・〜・−一一一一第1のア
ーム又は加工ヘッド 103−一一一・−一−−−−−−−−−−−・−・−
−−−一第2のアーム又は加工ヘッド
一対のガイド部材が開いた状態に於て示す上面図、第2
図はその一対のガイド部材が閉じた状態に於て示す上面
図、第3図はワイヤ電極のセット作業が完了した状態を
示す上面図、第4図は本発明に係るワイヤ電極案内のも
う一つの実施例をその一対のガイド部材が開いた状態に
於て示す側面図、第5図はその上面図、第6図は第4図
に示したワイヤ電極案内に対するワイヤ電極のセット作
業が完了した状態を示す側面図、第7図はその上面図、
第8図は第4図乃至第7図に示した本発明に係るワイヤ
電極案内の使用状態の一実施例を示す上面図、第9図は
第8図中のIX−IX線に沿った断面図、第10図は第
8図に示した装置の作動状態を示す上面図、第11図は
第8図に示した装置による加工状況を示す説明図、第1
2図及び第13図は本発明に係るワイヤ電極案内が使用
されるワイヤカー/ ト放電加工装置の一実施例とその
機能を示す説明図である。 1 、 2−−−−−−−−−一・−・−−−−一−−
−−・−ガイド部材1a、2a−−−−・・−−−−−
−−−・・・−・−−一一一凹部1 b 、 2b−−
−−・−・−・−−−−−−−・・・−・・−ピン1c
−−−−−−・−・−−−−・・−・−・−・・−軸ピ
ン3−−−−−・−・・−・−・−・−・・−・−−一
一−ヒンジ4・−・・−・−・−・−−−−−・−・・
−・・・・−スプリング5−−−−−−−・−・−・−
・−−−−−・−・−−一−−把持枠6−−−−−・・
−・・・−・−・・−・・−・−−−−一油圧シリンダ
7−−−−・−−−−m−・−・−−m−−−−−−−
−−・−押えピン8・−・−一−−−−−−−−−−−
−−・−・−−−−−−−ピボット軸101−−・−・
−・・〜・−−一−−−−−−−−・−カラム102−
−−−−−−−・−・−・−・〜・−一一一一第1のア
ーム又は加工ヘッド 103−一一一・−一−−−−−−−−−−−・−・−
−−−一第2のアーム又は加工ヘッド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ワイヤ電極を保持する凹部が形成され、上記凹部を
有する面を互いに対向せしめることによりワイヤ電極を
挾持する一対のガイド部材と、上記凹部が形成された面
同士が互いに接離するよう上記ガイド部材の少なくとも
一方を他方に対して変位せしめる変位機構とから成るワ
イヤ電極案内。 2)上記凹部内へワイヤ電極の張架方向と略垂直に差し
込まれる押えピンを有する特許請求の範囲第1項記載の
ワイヤ電極案内。 3)上記ガイド部材の少なくとも一方をワイヤ電極の張
架方向に対して垂直な平面内で変位せしめる特許請求の
範囲第1項または第2項記載のワイヤ電極案内。 4)上記ガイド部材の少なくとも一方をワイヤ電極の張
架方向と平行な平面内で変位せしめる特許請求の範囲第
1項または第2項記載のワイヤ電極案内。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP319985A JPS61164726A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | ワイヤ電極案内 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP319985A JPS61164726A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | ワイヤ電極案内 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164726A true JPS61164726A (ja) | 1986-07-25 |
JPH0532172B2 JPH0532172B2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=11550751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP319985A Granted JPS61164726A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | ワイヤ電極案内 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61164726A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06141920A (ja) * | 1992-11-06 | 1994-05-24 | Kanebo Ltd | 口紅等の収納容器 |
CN102615366A (zh) * | 2012-04-13 | 2012-08-01 | 苏州市宝玛数控设备有限公司 | 一种可分式导丝装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618109U (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-08 | 株式会社東海理化電機製作所 | エアバッグカバー構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5656346A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-18 | Inoue Japax Res Inc | Wire guide for wire cut device |
JPS5831615U (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-01 | 市光工業株式会社 | 車輛用灯具 |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP319985A patent/JPS61164726A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5656346A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-18 | Inoue Japax Res Inc | Wire guide for wire cut device |
JPS5831615U (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-01 | 市光工業株式会社 | 車輛用灯具 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06141920A (ja) * | 1992-11-06 | 1994-05-24 | Kanebo Ltd | 口紅等の収納容器 |
CN102615366A (zh) * | 2012-04-13 | 2012-08-01 | 苏州市宝玛数控设备有限公司 | 一种可分式导丝装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532172B2 (ja) | 1993-05-14 |
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