JPS61168427A - ワイヤカツト放電加工装置のワイヤ電極に給電する装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置のワイヤ電極に給電する装置Info
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- JPS61168427A JPS61168427A JP594385A JP594385A JPS61168427A JP S61168427 A JPS61168427 A JP S61168427A JP 594385 A JP594385 A JP 594385A JP 594385 A JP594385 A JP 594385A JP S61168427 A JPS61168427 A JP S61168427A
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- rollers
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ワイヤカット放電加工装置のワイヤ電極に給
電するための装置に関し、特に、1本のワイヤ電極を折
り返すことにより加工部分に往復2本のワイヤ電極を被
加工体と接近、対向させて走行せしめつ\放電加工を行
なうワイヤカット放電加工装置に於ける上記2本のワイ
ヤ電極に給電するための新規な給電装置に関する。
電するための装置に関し、特に、1本のワイヤ電極を折
り返すことにより加工部分に往復2本のワイヤ電極を被
加工体と接近、対向させて走行せしめつ\放電加工を行
なうワイヤカット放電加工装置に於ける上記2本のワイ
ヤ電極に給電するための新規な給電装置に関する。
放電加工は、被加工体に対して機械力を直接的に作用さ
せて加工を行なう通常の機械加工と異なり、被加工体と
電極を僅かな間隙を保って対向させ、当該間隙に加工液
を介在せしめつ\両者間に電圧パルスを印加し、その際
に生じる放電侵蝕現象を利用して加工を行なう非接触加
工である。
せて加工を行なう通常の機械加工と異なり、被加工体と
電極を僅かな間隙を保って対向させ、当該間隙に加工液
を介在せしめつ\両者間に電圧パルスを印加し、その際
に生じる放電侵蝕現象を利用して加工を行なう非接触加
工である。
従って、被加工体が導電性の材料であれば、その硬度等
に関係なく、如何なる複雑、微細な形状をも加工するこ
とができ、また被加工体及び電極に加わる力が機械加工
に比べて著しく小さいので、薄い板や管、細い線の加工
も容易に行なうことができる。
に関係なく、如何なる複雑、微細な形状をも加工するこ
とができ、また被加工体及び電極に加わる力が機械加工
に比べて著しく小さいので、薄い板や管、細い線の加工
も容易に行なうことができる。
特に、ワイヤ電極を用いて、放電加工により被加工体を
切断または切抜き孔明は加工するワイヤカット放電加工
は、型彫り形式の放電加工に比べると特定形状の電極が
不要であり、また加工液として脱イオン水を用いるため
、発火の危険性がなく、更にまた、NC装置の発達に伴
い被加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間無
人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作期間の短
縮等を図ることができ、抜型や押出型など貫通タイプの
ダイの加工等を目的として今日広く利用されている。
切断または切抜き孔明は加工するワイヤカット放電加工
は、型彫り形式の放電加工に比べると特定形状の電極が
不要であり、また加工液として脱イオン水を用いるため
、発火の危険性がなく、更にまた、NC装置の発達に伴
い被加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間無
人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作期間の短
縮等を図ることができ、抜型や押出型など貫通タイプの
ダイの加工等を目的として今日広く利用されている。
而して、従来公知のワイヤカット放電加工装置に於ては
、ワイヤ電極供給ドラムから引き出された1本のワイヤ
電極を、各種ガイドローラ等を経て加工部分に導き出し
、当該加工部分に於いては被加工体と所定の加工間隙を
保った状態で一対のダイス等の電極位置決め案内(通常
は、加工部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム
等の先端部分にそれぞれ取り付けられている。)間に所
定の張力で直線状に張架せしめ、加工部分を通過した使
用後の電極は電極回収ドラムに巻き取ったり、回収箱に
垂れ流したり、適宜切断して廃棄するようにしていた。
、ワイヤ電極供給ドラムから引き出された1本のワイヤ
電極を、各種ガイドローラ等を経て加工部分に導き出し
、当該加工部分に於いては被加工体と所定の加工間隙を
保った状態で一対のダイス等の電極位置決め案内(通常
は、加工部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム
等の先端部分にそれぞれ取り付けられている。)間に所
定の張力で直線状に張架せしめ、加工部分を通過した使
用後の電極は電極回収ドラムに巻き取ったり、回収箱に
垂れ流したり、適宜切断して廃棄するようにしていた。
そのため、被加工体と対向せしめられる加工部分に於い
ては、単に1本のワイヤ電極が直線状に張架された状態
でゆっくりと走行せしめられるようになっていた。そし
て、この1本のワイヤ電極で加工が行なわれるようにな
っていたため、ワイヤ電極と被加工体間に形成される加
工間隙が狭く、そのためこの加工間隙内に加工液を充分
に供給できず、加工精度が低下したり、冷却効果が十分
でないため大電流で加工を行なうことができず、加工効
率が充分でないという問題点があった。また、放電圧力
によってワイヤ電極が加工進行方向と反対側へ弓状に撓
むため、加工輪郭形状の角部等に於ては加工精度が低下
するという問題点があった。更にまた、加工開始時には
、ワイヤ電極を各種ガイドローラ間に引き廻したり、電
極位置決め案内のダイス等に挿通したりしたりする必要
があるが、この作業は加工中ワイヤ電極が切断した場合
や、連続して複数の部品の切抜き加工を行なうような場
合等にはその都度やり直す必要があり、大変面倒であっ
た。
ては、単に1本のワイヤ電極が直線状に張架された状態
でゆっくりと走行せしめられるようになっていた。そし
て、この1本のワイヤ電極で加工が行なわれるようにな
っていたため、ワイヤ電極と被加工体間に形成される加
工間隙が狭く、そのためこの加工間隙内に加工液を充分
に供給できず、加工精度が低下したり、冷却効果が十分
でないため大電流で加工を行なうことができず、加工効
率が充分でないという問題点があった。また、放電圧力
によってワイヤ電極が加工進行方向と反対側へ弓状に撓
むため、加工輪郭形状の角部等に於ては加工精度が低下
するという問題点があった。更にまた、加工開始時には
、ワイヤ電極を各種ガイドローラ間に引き廻したり、電
極位置決め案内のダイス等に挿通したりしたりする必要
があるが、この作業は加工中ワイヤ電極が切断した場合
や、連続して複数の部品の切抜き加工を行なうような場
合等にはその都度やり直す必要があり、大変面倒であっ
た。
更にまた、加工部分を通過中のワイヤ電極は放電により
次第にその外周面が損耗して鋸歯状となり、そのため被
加工体が厚手のものである場合には、−回の加工で良好
な仕上げ加工を行なうのが困難で、セカンドカットやサ
ーボカット等の複数回の加工(仕上げ加工)が必要にな
り、操作が面倒とか、加工に長時間を要する等という問
題もあった。
次第にその外周面が損耗して鋸歯状となり、そのため被
加工体が厚手のものである場合には、−回の加工で良好
な仕上げ加工を行なうのが困難で、セカンドカットやサ
ーボカット等の複数回の加工(仕上げ加工)が必要にな
り、操作が面倒とか、加工に長時間を要する等という問
題もあった。
本出願人は、別途行なった特許出願に於て、これら多く
の問題点を解決し得る新規なワイヤカット放電加工装置
を提案、開示した。
の問題点を解決し得る新規なワイヤカット放電加工装置
を提案、開示した。
即ち、本出願人が上記特許出願に於て開示した放電加工
装置の要旨とするところは、ワイヤ電極の供給及び回収
を行なう側にある第1のアーム又は加工ヘッドと、上記
第1のアーム又は加工ヘッドの側から供給されたワイヤ
電極を折り返し上記第1のアーム又は加工ヘッド側に設
けた回収装置に送り返す電極返送装置を具備する第2の
アーム又は加工ヘッドと、ワイヤ電極を上記第1のアー
ム又は加工ヘッドの側から上記第2のアーム又は加工ヘ
ッドの上記電極返送装置まで引き伸ばして懸は渡す電極
搬送装置と、被加工体を保持する装置と、上記被加工体
と上記第1及び第2のアーム又は加工ヘッドの間を往復
するワイヤ電極とを互いに接近対向させる加工送り装置
と、上記被加工体とワイヤ電極の間に放電加工用電圧パ
ルスを印加する電源装置並びに給電機構と、上記被加工
体とワイヤ電極が接近対向せしめられて形成される加工
間隙に加工液を供給する装置とを設けたものであった。
装置の要旨とするところは、ワイヤ電極の供給及び回収
を行なう側にある第1のアーム又は加工ヘッドと、上記
第1のアーム又は加工ヘッドの側から供給されたワイヤ
電極を折り返し上記第1のアーム又は加工ヘッド側に設
けた回収装置に送り返す電極返送装置を具備する第2の
アーム又は加工ヘッドと、ワイヤ電極を上記第1のアー
ム又は加工ヘッドの側から上記第2のアーム又は加工ヘ
ッドの上記電極返送装置まで引き伸ばして懸は渡す電極
搬送装置と、被加工体を保持する装置と、上記被加工体
と上記第1及び第2のアーム又は加工ヘッドの間を往復
するワイヤ電極とを互いに接近対向させる加工送り装置
と、上記被加工体とワイヤ電極の間に放電加工用電圧パ
ルスを印加する電源装置並びに給電機構と、上記被加工
体とワイヤ電極が接近対向せしめられて形成される加工
間隙に加工液を供給する装置とを設けたものであった。
上記の如き構成であると、上記第1のアーム又は加工ヘ
ッドの側から導き出されたワイヤ電極は、被加工体と対
向せしめられる加工部分を通過した後、上記第2のアー
ム又は加工ヘッドに設けた電極返送装置へ懸は渡され、
ここで折り返されて再び加工位置を通過した後、上記第
1のアーム又は加工ヘッドの側へ送り返されるものであ
るから、加工部分では往復2本のワイヤ電極が並行して
走行せしめられ、そのため加工間隙が広げられ、当該間
隙内にノズル等により容易に多量の加工液を供給するこ
とができ、そのため冷却効果が増大するので大電流で加
工を行なうことが可能となって加工効率が向上すると共
に、2本のワイヤ電極を充分近接さらには接触させて走
行させるようにすれば、ワイヤ電極の全体的な強度が増
大して放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の加
工が可能となる等々、多くの利点が得られるものである
。更にまた、上記の如く折り返した2本のワイヤ電極の
うち、第2のアーム又は加工ヘッドから第1のアーム又
は加工ヘッドの側へ復帰しつ\ある表面の傷んだワイヤ
電極で最初の荒加工を行ない、第1のアーム又は加工ヘ
ッドの側から第2のアーム又は加工ヘッドへ向かう新規
なワイヤ電極で仕上げ加工を行なうようにすれば、良好
な仕上げ面が得られる。また、加工開始時等にワイヤ電
極を引き廻す場合にも、上記第1のアーム又は加工ヘッ
ドの側で既に電極供給装置から回収装置まで接続されて
いるワイヤ電極の中間部分を上記電極搬送装置で把持し
て第2のアーム又は加工ヘッドの電極返送装置に引っ掛
けるだけで加工部分への電極の張架作業が完了するもの
であるから、その作業は自動的に且つ容易に行なわれ得
るものである。
ッドの側から導き出されたワイヤ電極は、被加工体と対
向せしめられる加工部分を通過した後、上記第2のアー
ム又は加工ヘッドに設けた電極返送装置へ懸は渡され、
ここで折り返されて再び加工位置を通過した後、上記第
1のアーム又は加工ヘッドの側へ送り返されるものであ
るから、加工部分では往復2本のワイヤ電極が並行して
走行せしめられ、そのため加工間隙が広げられ、当該間
隙内にノズル等により容易に多量の加工液を供給するこ
とができ、そのため冷却効果が増大するので大電流で加
工を行なうことが可能となって加工効率が向上すると共
に、2本のワイヤ電極を充分近接さらには接触させて走
行させるようにすれば、ワイヤ電極の全体的な強度が増
大して放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の加
工が可能となる等々、多くの利点が得られるものである
。更にまた、上記の如く折り返した2本のワイヤ電極の
うち、第2のアーム又は加工ヘッドから第1のアーム又
は加工ヘッドの側へ復帰しつ\ある表面の傷んだワイヤ
電極で最初の荒加工を行ない、第1のアーム又は加工ヘ
ッドの側から第2のアーム又は加工ヘッドへ向かう新規
なワイヤ電極で仕上げ加工を行なうようにすれば、良好
な仕上げ面が得られる。また、加工開始時等にワイヤ電
極を引き廻す場合にも、上記第1のアーム又は加工ヘッ
ドの側で既に電極供給装置から回収装置まで接続されて
いるワイヤ電極の中間部分を上記電極搬送装置で把持し
て第2のアーム又は加工ヘッドの電極返送装置に引っ掛
けるだけで加工部分への電極の張架作業が完了するもの
であるから、その作業は自動的に且つ容易に行なわれ得
るものである。
而して、上記の如(、加工部分を往復する形で折り返さ
れた2本のワイヤ電極により放電加工を行なう場合、単
に1本のワイヤ電極で加工を行なう従来のワイヤカット
放電加工に比べて加工間隙が広くなり、加工間隙が十分
に供給されて冷却効果が増大し、そのため大電流で効率
良く加工を行なうことが可能になることは前述の通りで
あるが、従来公知の通電ピンや通電ローラによっては、
往復2本のワイヤ電極を平行に整列させ、且つ走行移動
せしめられつ\あるこれら2本のワイヤ電極に大電流を
安定して供給することは不可能であった。
れた2本のワイヤ電極により放電加工を行なう場合、単
に1本のワイヤ電極で加工を行なう従来のワイヤカット
放電加工に比べて加工間隙が広くなり、加工間隙が十分
に供給されて冷却効果が増大し、そのため大電流で効率
良く加工を行なうことが可能になることは前述の通りで
あるが、従来公知の通電ピンや通電ローラによっては、
往復2本のワイヤ電極を平行に整列させ、且つ走行移動
せしめられつ\あるこれら2本のワイヤ電極に大電流を
安定して供給することは不可能であった。
本発明は、かかる問題点を解決するためなされたもので
あり、その目的とするところは、往復2本のワイヤ電極
を平行に整列させ、且つ走行移動せしめられつ\あるこ
れら2本のワイヤ電極に対して、電極の走行を妨げたり
、電極表面を傷つけたりすることなく、ワイヤ電極に対
して可能な限り広い接触面積を有し、加熱等を生じるこ
となく電極に大電流を通じ得るワイヤ電極通電用の給電
装置を提供することにある。更にまた、ワイヤ電極自動
引き廻し作業にも適応し得る給電装置を提供することに
ある。
あり、その目的とするところは、往復2本のワイヤ電極
を平行に整列させ、且つ走行移動せしめられつ\あるこ
れら2本のワイヤ電極に対して、電極の走行を妨げたり
、電極表面を傷つけたりすることなく、ワイヤ電極に対
して可能な限り広い接触面積を有し、加熱等を生じるこ
となく電極に大電流を通じ得るワイヤ電極通電用の給電
装置を提供することにある。更にまた、ワイヤ電極自動
引き廻し作業にも適応し得る給電装置を提供することに
ある。
上記目的を達成するため、本発明に係る給電装置は、外
周面に互いに平行な2重案内溝が設けられた一対の導電
性のローラと、上記一対のローラをその外周面同士を対
向させ上記2重案内溝の内部にそれぞれ各1本宛のワイ
ヤ電極を挾持せしめた状態で回転自在に支承する支持機
構と、上記一対のローラを含む回転部分に接触する給電
ブラシとから構成される。
周面に互いに平行な2重案内溝が設けられた一対の導電
性のローラと、上記一対のローラをその外周面同士を対
向させ上記2重案内溝の内部にそれぞれ各1本宛のワイ
ヤ電極を挾持せしめた状態で回転自在に支承する支持機
構と、上記一対のローラを含む回転部分に接触する給電
ブラシとから構成される。
上記2重案内溝の曲率半径は上記ワイヤ電極の半径に等
しいかそれ以上に、またその溝の深さは上記ワイヤ電極
の半径に等しいかそれ以下とするのが望ましい。
しいかそれ以上に、またその溝の深さは上記ワイヤ電極
の半径に等しいかそれ以下とするのが望ましい。
また、上記支持機構は、上記ローラの回転軸に対してロ
ーラがワイヤ電極と接する点へ向かう半径方向に沿った
スプリング力を付与する付勢機構を有するよう構成する
のが望ましく、更にまた、上記支持機構が、上記一対の
ローラを互いに接離自在に支承する機構を有するよう構
成するのが望ましい。
ーラがワイヤ電極と接する点へ向かう半径方向に沿った
スプリング力を付与する付勢機構を有するよう構成する
のが望ましく、更にまた、上記支持機構が、上記一対の
ローラを互いに接離自在に支承する機構を有するよう構
成するのが望ましい。
上記の如き構成であると、2本のワイヤ電極は上記一対
のローラの外周面の案内溝にそれぞれ1本宛両ローラに
挟持される形で確実に保持され、ローラとの接触面積が
増大するので、ワイヤ電極に対して大電流を安定供給す
ることが可能となる。
のローラの外周面の案内溝にそれぞれ1本宛両ローラに
挟持される形で確実に保持され、ローラとの接触面積が
増大するので、ワイヤ電極に対して大電流を安定供給す
ることが可能となる。
以下、図面に示した実施例を参照しつ\本発明の構成を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図は本発明に係る給電装置の一実施例を示す側面図
、第2図は第1図中のn−n線に沿った断面図、第3図
は第2図に示した給電装置の一対のローラが互いに開離
せしめられた状態を示す断面図、第4図は本発明に係る
給電装置のもう一つの実施例を示す断面図、第5図及び
第6図は本発明に係る給電装置が使用されるワイヤカッ
ト放電加工装置の一実施例とその機能を示す説明図であ
る。
、第2図は第1図中のn−n線に沿った断面図、第3図
は第2図に示した給電装置の一対のローラが互いに開離
せしめられた状態を示す断面図、第4図は本発明に係る
給電装置のもう一つの実施例を示す断面図、第5図及び
第6図は本発明に係る給電装置が使用されるワイヤカッ
ト放電加工装置の一実施例とその機能を示す説明図であ
る。
先ず最初に、第5図及び第6図を参照しつ\、本発明に
係る給電装置が取り付けられて使用されるワイヤカット
放電加工装置の一実施例とその機能の概略を説明する。
係る給電装置が取り付けられて使用されるワイヤカット
放電加工装置の一実施例とその機能の概略を説明する。
第5図及び第6図中、501はカラム、502は上記カ
ラム501に対して図中上下方向へ移動可能に且つ加工
位置へ向けて伸長するよう設けられた第1のアーム又は
加工ヘッド、503は上記カラム501に対して図中上
下方向へ移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長するよう
設けられた第2のアーム又は加工ヘッド、504はワイ
ヤ電極、505はワイヤ電極供給ドラム、506乃至5
10及び512はワイヤ電極供給のためのガイドローラ
、511はブレーキローラ、513はブレーキローラ5
11に対して接離可能に設けられたピンチローラ、51
4は電極折返しローラ、A及びBは本発明に係る給電装
置に設けられている通電のためのローラ、515は第1
のアーム又は加工ヘッド502側に設けたワイヤ電極回
動装置、516は回動装置515内に取り付けられた電
極位置決め用の母型やダイス型等の案内、517は第2
のアーム又は加工ヘッド503側に設けたワイヤ電極回
動装置、518は回動装置517内に取り付けられた電
極位置決め用の母型やダイス型等の案内、519は上記
電極折返しローラ514を第2のアーム又は加工ヘッド
503側で保持してワイヤ電極504をUターンさせて
第1のアーム又は加工ヘッド502側へ送り返す電極返
送装置、520及び521は押えローラ、522はキャ
プスタン、523はキャプスタン522に対して接離可
能に設けられたピンチローラ、524乃至526はワイ
ヤ電極回収のためのガイドローラ、527は電極巻取り
ドラム、528は入れ子状に伸縮可能な電極搬送装置、
529は分割型の加工液同軸噴出ノズル、530は加工
タンク、531は加工タンク内に設けられた載物台、5
32はX軸方向移動テーブル533及びX軸方向移動テ
ーブル534並びにそれらの駆動モータ535及び53
6等から成るクロススライドテーブル、537はベッド
、538は載物台531上にクランプ等で固定された被
加工体、539は通電ローラA及びBを介してワイヤ電
極504と被加工体538間に放電加工用の電圧パルス
を印加する電源装置である。
ラム501に対して図中上下方向へ移動可能に且つ加工
位置へ向けて伸長するよう設けられた第1のアーム又は
加工ヘッド、503は上記カラム501に対して図中上
下方向へ移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長するよう
設けられた第2のアーム又は加工ヘッド、504はワイ
ヤ電極、505はワイヤ電極供給ドラム、506乃至5
10及び512はワイヤ電極供給のためのガイドローラ
、511はブレーキローラ、513はブレーキローラ5
11に対して接離可能に設けられたピンチローラ、51
4は電極折返しローラ、A及びBは本発明に係る給電装
置に設けられている通電のためのローラ、515は第1
のアーム又は加工ヘッド502側に設けたワイヤ電極回
動装置、516は回動装置515内に取り付けられた電
極位置決め用の母型やダイス型等の案内、517は第2
のアーム又は加工ヘッド503側に設けたワイヤ電極回
動装置、518は回動装置517内に取り付けられた電
極位置決め用の母型やダイス型等の案内、519は上記
電極折返しローラ514を第2のアーム又は加工ヘッド
503側で保持してワイヤ電極504をUターンさせて
第1のアーム又は加工ヘッド502側へ送り返す電極返
送装置、520及び521は押えローラ、522はキャ
プスタン、523はキャプスタン522に対して接離可
能に設けられたピンチローラ、524乃至526はワイ
ヤ電極回収のためのガイドローラ、527は電極巻取り
ドラム、528は入れ子状に伸縮可能な電極搬送装置、
529は分割型の加工液同軸噴出ノズル、530は加工
タンク、531は加工タンク内に設けられた載物台、5
32はX軸方向移動テーブル533及びX軸方向移動テ
ーブル534並びにそれらの駆動モータ535及び53
6等から成るクロススライドテーブル、537はベッド
、538は載物台531上にクランプ等で固定された被
加工体、539は通電ローラA及びBを介してワイヤ電
極504と被加工体538間に放電加工用の電圧パルス
を印加する電源装置である。
而して、第5図は、加工準備段階に於けるワイヤ電極5
04の張設状態を示しており、当初の段階では、ワイヤ
電極供給ドラム505から引き出されたワイヤ電極50
4は、ワイヤ電極供給のためのガイドローラ506乃至
510及びブレーキローラ511を経て、これから図中
点線で示す如く直接キャプスタン522及びピンチロー
ラ523へ導かれ、次いで電極回収のためのガイドロー
ラ524乃至526を経て電極巻取りドラム527に回
収されるよう接続されている。
04の張設状態を示しており、当初の段階では、ワイヤ
電極供給ドラム505から引き出されたワイヤ電極50
4は、ワイヤ電極供給のためのガイドローラ506乃至
510及びブレーキローラ511を経て、これから図中
点線で示す如く直接キャプスタン522及びピンチロー
ラ523へ導かれ、次いで電極回収のためのガイドロー
ラ524乃至526を経て電極巻取りドラム527に回
収されるよう接続されている。
このとき、ガイドローラ507,509並びにピンチロ
ーラ513はいずれもそれぞれに対応するガイドローラ
505,508.及びブレーキローラ511から離れて
おり、押えローラ521もガイドローラ512から離れ
、給電装置の通電用ローラ機構A及びBも互いに離れ、
押えローラ520も第6図に示すような加工中に於ける
位置よりも図中右側へ変位した状態にある。また、電極
位置決め案内516及び518を有する電極回動装置5
15及び517は図中左側へ退避せしめられ、分割型加
工液噴出ノズル529も開いた状態にある。更にまた、
加工中は電極返送装置519側に移動して保持される折
返しローラ514も、第5図に示す状態に於ては電極搬
送装置528の先端に取り付けられた状態にある。
ーラ513はいずれもそれぞれに対応するガイドローラ
505,508.及びブレーキローラ511から離れて
おり、押えローラ521もガイドローラ512から離れ
、給電装置の通電用ローラ機構A及びBも互いに離れ、
押えローラ520も第6図に示すような加工中に於ける
位置よりも図中右側へ変位した状態にある。また、電極
位置決め案内516及び518を有する電極回動装置5
15及び517は図中左側へ退避せしめられ、分割型加
工液噴出ノズル529も開いた状態にある。更にまた、
加工中は電極返送装置519側に移動して保持される折
返しローラ514も、第5図に示す状態に於ては電極搬
送装置528の先端に取り付けられた状態にある。
而して、加工を開始するに当たっては、油圧或いはモー
タ等を力源として伸縮する入れ子式の電極搬送装置52
8を、図に示す如く徐々に伸長させる。然るときは、ガ
イドローラ511とキャプスタン521の間に張設され
ているワイヤ電極504は、電極搬送装置528の先端
に取り付けられている電極折返しローラに電極514に
引っ掛けられて図中下方へ引き伸ばされる。その際、ガ
イドローラ507゜509並びにピンチローラ513等
はそれらに対応するガイドローラ505,508.及び
ブレーキローラ511から離れているため、ワイヤ電極
504は電極搬送装置528の伸長に伴って供給ドラム
505から自由に引き出される。折返しローラ514の
外周には、ワイヤ電極が脱落しないようにこれを保持し
且つガイドするための溝が形成されている。
タ等を力源として伸縮する入れ子式の電極搬送装置52
8を、図に示す如く徐々に伸長させる。然るときは、ガ
イドローラ511とキャプスタン521の間に張設され
ているワイヤ電極504は、電極搬送装置528の先端
に取り付けられている電極折返しローラに電極514に
引っ掛けられて図中下方へ引き伸ばされる。その際、ガ
イドローラ507゜509並びにピンチローラ513等
はそれらに対応するガイドローラ505,508.及び
ブレーキローラ511から離れているため、ワイヤ電極
504は電極搬送装置528の伸長に伴って供給ドラム
505から自由に引き出される。折返しローラ514の
外周には、ワイヤ電極が脱落しないようにこれを保持し
且つガイドするための溝が形成されている。
而して、電極搬送装置528が伸長してその先端が第2
のアーム又は加工ヘッド503内に設けた電極返送装置
519に達すると、折返しローラ514は電極搬送装置
の先端から離脱し、返送装置519によって捕捉される
。
のアーム又は加工ヘッド503内に設けた電極返送装置
519に達すると、折返しローラ514は電極搬送装置
の先端から離脱し、返送装置519によって捕捉される
。
以上の如くして、折返しローラ514が第2のアーム又
は加工へノド503に設けた電極返送装置519の側へ
移動、保持せしめられると、ワイヤ電極504は第1の
アーム又は加工ヘッド502と第2のアーム又は加工ヘ
ッド503との間を往復する状態でU字状に張設せしめ
られた状態となる。
は加工へノド503に設けた電極返送装置519の側へ
移動、保持せしめられると、ワイヤ電極504は第1の
アーム又は加工ヘッド502と第2のアーム又は加工ヘ
ッド503との間を往復する状態でU字状に張設せしめ
られた状態となる。
然る後、第6図に示す如く、入れ子式の電極搬送装置5
28を完全に縮退せしめ、次いで押えローラ520及び
521を図中左方向へ移動させて第1及び第2のアーム
又は加工ヘッド間で往復張架されているワイヤ電極を互
いに接近、接触させると共に、ガイドローラ507 、
509並びにピンチローラ513をそれぞれガイドロー
ラ505,508.及びブレーキローラ511に当接せ
しめ、給電装置内の通電用ローラA及びBも互いに接触
せしめ、更にまた、電極回動装置515及び517を図
中右方向へ変位せしめることによりそれぞれに設けられ
た電極位置決め案内516及び518によりワイヤ電極
を一定位置に保持せしめ、キャプスタン522を回転さ
せることによりワイヤ電極をゆっくりと走行せしめる。
28を完全に縮退せしめ、次いで押えローラ520及び
521を図中左方向へ移動させて第1及び第2のアーム
又は加工ヘッド間で往復張架されているワイヤ電極を互
いに接近、接触させると共に、ガイドローラ507 、
509並びにピンチローラ513をそれぞれガイドロー
ラ505,508.及びブレーキローラ511に当接せ
しめ、給電装置内の通電用ローラA及びBも互いに接触
せしめ、更にまた、電極回動装置515及び517を図
中右方向へ変位せしめることによりそれぞれに設けられ
た電極位置決め案内516及び518によりワイヤ電極
を一定位置に保持せしめ、キャプスタン522を回転さ
せることによりワイヤ電極をゆっくりと走行せしめる。
次いで、分割型加工液噴出ノズル529を閉じて加工液
の供給を開始し、電源装置539を作動させてワイヤ電
極504と被加工体538間に電圧パルスを印加すれば
加工可能な状態となるので、クロススライドテーブル5
32のモータ535及び536を図では省略した数値制
御装置の指令に基づき駆動してワイヤ電極504と被加
工体538間に所定の間隙を保ちつ\加工部りを行なえ
ば、被加工体に対して所望の形状の放電加工が遂行され
るものである。尚、加工期間中は、電極回動装置515
及び517によって、2本のワイヤ電極を充分近接又は
接触した状態に並設案内位置決めしている案内516及
び518を制御回動することにより加工部分に張架され
た2本のワイヤ電極の中心を結ぶ線が、例えば加工進行
方向と一致するように制御される。
の供給を開始し、電源装置539を作動させてワイヤ電
極504と被加工体538間に電圧パルスを印加すれば
加工可能な状態となるので、クロススライドテーブル5
32のモータ535及び536を図では省略した数値制
御装置の指令に基づき駆動してワイヤ電極504と被加
工体538間に所定の間隙を保ちつ\加工部りを行なえ
ば、被加工体に対して所望の形状の放電加工が遂行され
るものである。尚、加工期間中は、電極回動装置515
及び517によって、2本のワイヤ電極を充分近接又は
接触した状態に並設案内位置決めしている案内516及
び518を制御回動することにより加工部分に張架され
た2本のワイヤ電極の中心を結ぶ線が、例えば加工進行
方向と一致するように制御される。
而して、加工期間中に於ては、上記の如く、第1及び第
2のアーム又は加工ヘッド間で折り返された往復2本の
ワイヤ電極によって加工が行なわれるものであり、本発
明に係る給電装置はこの2本のワイヤ電極に通電を行な
うために利用される。
2のアーム又は加工ヘッド間で折り返された往復2本の
ワイヤ電極によって加工が行なわれるものであり、本発
明に係る給電装置はこの2本のワイヤ電極に通電を行な
うために利用される。
以下、第1図乃至第3図を参照しつ\本発明に係る給電
装置の一実施例について説明する。
装置の一実施例について説明する。
第1図乃至第3図中、A及びBは加工中ワイヤ電極50
4,504を挾んで互いに対向せしめられる一対のロー
ラ機構であり、そのうち、1.1′は少なくともその外
周部分が、ある程度耐摩性を有すると共に、導電性の材
料、例えば所謂超硬合金とかCu−WやAg−W合金又
はその他のCu、 Ag系合金等で作製され、その外周
面にそれぞれ2重の案内溝1a、la及びla’ +
la’が形成された通電ローラ、2.2′はローラ1,
11を図示しない軸受機構により又は軸受を介して回転
自在に枢支する軸ロッド、3.3′は軸ロッド2,2′
を軸方向と直角方向摺動自在に支承する支持枠、4,4
及び4′。
4,504を挾んで互いに対向せしめられる一対のロー
ラ機構であり、そのうち、1.1′は少なくともその外
周部分が、ある程度耐摩性を有すると共に、導電性の材
料、例えば所謂超硬合金とかCu−WやAg−W合金又
はその他のCu、 Ag系合金等で作製され、その外周
面にそれぞれ2重の案内溝1a、la及びla’ +
la’が形成された通電ローラ、2.2′はローラ1,
11を図示しない軸受機構により又は軸受を介して回転
自在に枢支する軸ロッド、3.3′は軸ロッド2,2′
を軸方向と直角方向摺動自在に支承する支持枠、4,4
及び4′。
41はワッシャ、5.5及び5/、5/は軸ロッド2,
2′の両端に該各軸ロッド2.2′に一体に固定して嵌
め込まれた軸端保持板、6,6及びs/、 6/は上
記軸端保持板5,5及びS/、S/に固着されたピン、
7,7及びT/、7/は上記支持枠3.31に固着され
たピン、8,8及び81.8′は上記ピン6.6と7.
7の間及びピン6′。
2′の両端に該各軸ロッド2.2′に一体に固定して嵌
め込まれた軸端保持板、6,6及びs/、 6/は上
記軸端保持板5,5及びS/、S/に固着されたピン、
7,7及びT/、7/は上記支持枠3.31に固着され
たピン、8,8及び81.8′は上記ピン6.6と7.
7の間及びピン6′。
6′と7/、7/の間にそれぞれ懸は渡された引っ張り
バネ、9及び9′はその一端同士が蝶番状に互いに回動
自在に連結されると共にそれぞれの自由端に上記支持枠
3及び3′が取り付けられた回動アーム、10.10’
はそれぞれ回動アーム9又は支持枠3′に取り付けられ
上記ロッド3.3′の側面に接触せしめられた給電ブラ
シである。
バネ、9及び9′はその一端同士が蝶番状に互いに回動
自在に連結されると共にそれぞれの自由端に上記支持枠
3及び3′が取り付けられた回動アーム、10.10’
はそれぞれ回動アーム9又は支持枠3′に取り付けられ
上記ロッド3.3′の側面に接触せしめられた給電ブラ
シである。
而して、第5図に示した如く、電極搬送装置528が次
第に降下して電極折返しローラ514に巻き掛けたワイ
ヤ電極504を第2のアーム又は加工ヘッド503に設
けた電極返送装置519に掛は渡す期間中は、本発明に
係る給電装置を、第3図に示す如く、蝶番状に連結され
た回動アーム9及び9′を回動させて折り曲げ、一対の
ローラ機構AとBを互いに離隔せしめて、電極搬送装置
528の通過を阻害しないようにしておく。
第に降下して電極折返しローラ514に巻き掛けたワイ
ヤ電極504を第2のアーム又は加工ヘッド503に設
けた電極返送装置519に掛は渡す期間中は、本発明に
係る給電装置を、第3図に示す如く、蝶番状に連結され
た回動アーム9及び9′を回動させて折り曲げ、一対の
ローラ機構AとBを互いに離隔せしめて、電極搬送装置
528の通過を阻害しないようにしておく。
ワイヤ電極の張設作業が完了し、第6図に示す如く加工
部分に往復2本の電極が張架された時点で、給電装置の
回動アーム9及び9′を回動させ、第2図に示す如くロ
ーラ1.1′を対向せしめて、ローラの外周面に形成さ
れた2重の案内tila、la及びla’ + la’
間に2本のワイヤ電極504,504をそれぞれ挟持せ
しめる。回動アーム9,9′の駆動機構や、両アームを
第2図に示すような状態に保つためのロック機構等は公
知の手段を利用し得るので、図では省略しである。
部分に往復2本の電極が張架された時点で、給電装置の
回動アーム9及び9′を回動させ、第2図に示す如くロ
ーラ1.1′を対向せしめて、ローラの外周面に形成さ
れた2重の案内tila、la及びla’ + la’
間に2本のワイヤ電極504,504をそれぞれ挟持せ
しめる。回動アーム9,9′の駆動機構や、両アームを
第2図に示すような状態に保つためのロック機構等は公
知の手段を利用し得るので、図では省略しである。
以下、第1図及び第2図に示された通電加工中の状態を
参照しつ一説明する。なお、ローラ機構AとBとは、互
いに略同−の構成であるので、ここではローラ機構Aの
構成を中心に説明する。
参照しつ一説明する。なお、ローラ機構AとBとは、互
いに略同−の構成であるので、ここではローラ機構Aの
構成を中心に説明する。
ローラとワイヤ電極と間の接触状態を良好に深つため、
ローラ1の外周面に形成される2重案内溝1a、laの
曲率半径は、ワイヤ電極504の半径と完全に同一であ
ることが望ましいが、それより小さいと電極が溝から浮
き上がった状態となるので、完全に同一か若しくはそれ
より僅かに大きい程度に設定することが推奨される。ま
た、その深さも、これがワイヤ電極の半径より大きいと
、ワイヤ電極が溝の内面に密着する以前に両ローラの外
周面同士が接触してしまいワイヤ電極をしっかりと挾持
することができないので、溝の深さはワイヤ電極の半径
に等しいかそれ以下とするのが望ましい。
ローラ1の外周面に形成される2重案内溝1a、laの
曲率半径は、ワイヤ電極504の半径と完全に同一であ
ることが望ましいが、それより小さいと電極が溝から浮
き上がった状態となるので、完全に同一か若しくはそれ
より僅かに大きい程度に設定することが推奨される。ま
た、その深さも、これがワイヤ電極の半径より大きいと
、ワイヤ電極が溝の内面に密着する以前に両ローラの外
周面同士が接触してしまいワイヤ電極をしっかりと挾持
することができないので、溝の深さはワイヤ電極の半径
に等しいかそれ以下とするのが望ましい。
また、通電中に於けるローラとワイヤ電極の接触を確実
にするため、ローラ1及び1′に対してワイヤ電極との
接触部分へ向けて半径方向に沿ったスプリング力を付与
するのが好ましい。そのため、図示した実施例のものに
於ては、ローラの軸コンド20両端を引っ張りバネ8,
8によりローラがワイヤ電極と接触する部分へ向けて引
っ張るように構成しである。即ち、軸ロッド2を嵌挿す
る支持枠3の軸孔3a、3aは、第1図及び第2図に示
す如くローラがワイヤ電極と接触する部分へ向けてロー
ラの半径方向に沿って延びるよう細長く形成されており
、軸ロッド2の両端には支持枠3に対し摺動可能な軸端
保持板5.5が軸口・ノドに対して一体に固定するよう
に嵌め込まれている。
にするため、ローラ1及び1′に対してワイヤ電極との
接触部分へ向けて半径方向に沿ったスプリング力を付与
するのが好ましい。そのため、図示した実施例のものに
於ては、ローラの軸コンド20両端を引っ張りバネ8,
8によりローラがワイヤ電極と接触する部分へ向けて引
っ張るように構成しである。即ち、軸ロッド2を嵌挿す
る支持枠3の軸孔3a、3aは、第1図及び第2図に示
す如くローラがワイヤ電極と接触する部分へ向けてロー
ラの半径方向に沿って延びるよう細長く形成されており
、軸ロッド2の両端には支持枠3に対し摺動可能な軸端
保持板5.5が軸口・ノドに対して一体に固定するよう
に嵌め込まれている。
更に、軸端保持板5,5にはピン6.6が固着され、ま
た支持枠3にはピン7.7が固着されていて、これらの
ピン6.6及び7.7間にそれぞれ引っ張りバネ8.8
が取り付けられている。従って、軸ロッド2は支持枠3
に対して第1図及び第2図中左右方向へ移動可能であり
、これが引っ張りバネ8,8の作用によりローラとワイ
ヤ電極の接触部分方向へ向けて引っ張られるため、ロー
ラ1に対してスプリング力が付与され、これによってワ
イヤ電極504,504はローラ1及び1′間に確実に
挾持されるものである。
た支持枠3にはピン7.7が固着されていて、これらの
ピン6.6及び7.7間にそれぞれ引っ張りバネ8.8
が取り付けられている。従って、軸ロッド2は支持枠3
に対して第1図及び第2図中左右方向へ移動可能であり
、これが引っ張りバネ8,8の作用によりローラとワイ
ヤ電極の接触部分方向へ向けて引っ張られるため、ロー
ラ1に対してスプリング力が付与され、これによってワ
イヤ電極504,504はローラ1及び1′間に確実に
挾持されるものである。
給電ブラシ10.10’は、いずれもローラ1及び1′
の側面に接触せしめられ、ワイヤ電極504に対しロー
ラ1,11を介して大きな電流を安定供給し得るように
なっている。
の側面に接触せしめられ、ワイヤ電極504に対しロー
ラ1,11を介して大きな電流を安定供給し得るように
なっている。
なお、ワイヤ電極の張設作業時と加工開始時等に於ける
ローラ1及び1′の接離動作を行なわせるための回動ア
ーム9及び9′の開閉作動は、ワイヤ電極張設のための
一連の作業を制御する制御装置からの指令に基づいて行
なわれる。
ローラ1及び1′の接離動作を行なわせるための回動ア
ーム9及び9′の開閉作動は、ワイヤ電極張設のための
一連の作業を制御する制御装置からの指令に基づいて行
なわれる。
而して、第1図及び第3図に示した実施例に於ては、ロ
ーラ1及びl/をそれぞれ1個の部材で構成したが、例
えば第4図に示す如く、ローラ1及び1′をそれぞれそ
の厚さ方向に2分割して2つの部材IA、 IA及びI
A’ l IA’から構成し、各部材にそれぞれ1条列
の電極案内溝1aを形成するようにしても良い。各ロー
ラ部材IA、1^、 LA’ 、 1^′はいずれも軸
ロッド2,2′に対して個別に回転自在に軸支されてい
る。他の構成要素は第1図乃至第3図に示した実施例の
ものと同様である。
ーラ1及びl/をそれぞれ1個の部材で構成したが、例
えば第4図に示す如く、ローラ1及び1′をそれぞれそ
の厚さ方向に2分割して2つの部材IA、 IA及びI
A’ l IA’から構成し、各部材にそれぞれ1条列
の電極案内溝1aを形成するようにしても良い。各ロー
ラ部材IA、1^、 LA’ 、 1^′はいずれも軸
ロッド2,2′に対して個別に回転自在に軸支されてい
る。他の構成要素は第1図乃至第3図に示した実施例の
ものと同様である。
而して、第4図に示したような構成であると、2本のワ
イヤ電極504 、504が互いに反対方向へ走行せし
められるときに、ローラ部材IAと1八が互いに反対方
向へ回転せしめられ、ローラ部材IA’とIA’も互い
に反対方向へ回転せしめられるので、各ローラ部材はワ
イヤ電極の走行に円滑に追従してワイヤ電極とローラ間
の摩擦が減少せしめられる。
イヤ電極504 、504が互いに反対方向へ走行せし
められるときに、ローラ部材IAと1八が互いに反対方
向へ回転せしめられ、ローラ部材IA’とIA’も互い
に反対方向へ回転せしめられるので、各ローラ部材はワ
イヤ電極の走行に円滑に追従してワイヤ電極とローラ間
の摩擦が減少せしめられる。
本発明は叙上の如く構成されるから、本発明によるとき
は、ワイヤカット放電加工装置の加工部分に張架される
2本のワイヤ電極が、上記一対のローラの外周面の2重
案内溝にそれぞれ1本宛両ローラによって挟持される形
で確実に保持され、ローラとの接触面積が増大するので
、ワイヤ電極に対して大きな加工電流を安定供給するこ
とが可能となるものである。
は、ワイヤカット放電加工装置の加工部分に張架される
2本のワイヤ電極が、上記一対のローラの外周面の2重
案内溝にそれぞれ1本宛両ローラによって挟持される形
で確実に保持され、ローラとの接触面積が増大するので
、ワイヤ電極に対して大きな加工電流を安定供給するこ
とが可能となるものである。
なお、本発明の構成は叙上の実施例に限定されるもので
はなく、例えば、一対のローラ1及び1′を互いに接近
若しくは開離させるための支持機構としては、前述のヒ
ンジ方式の他、例えばローラ1を第1図中左右または上
下その他にモータ、油圧又はマグネット等による駆動に
より平行移動させるものが利用でき、また、各ローラに
対してワイヤ電極との接触部分へ向うスプリング力を付
与する機構や、給電ブラシの形態及びその取付は位置等
々は必要に応じて適宜設計変更されるものであり、例え
ば給電ブラシをロンド状の通電刷子とする外、ローラ1
及び1′と軸ロッド2及び2′とが一体に固定されてい
て前記軸ロッド2及び2′が軸端保持板5及び51等に
軸受等により回転自在に支持する構成となっている場合
には、給電ブラシ10及び10′や゛前記通電刷子を軸
ロッド2及び2′の一端又は両端に加圧当接させ、軸ロ
フト2及び2′を介して通電ローラA及びBに通電する
ように構成するが如くであり、従って、本発明は上記の
説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例
を包摂するものである。
はなく、例えば、一対のローラ1及び1′を互いに接近
若しくは開離させるための支持機構としては、前述のヒ
ンジ方式の他、例えばローラ1を第1図中左右または上
下その他にモータ、油圧又はマグネット等による駆動に
より平行移動させるものが利用でき、また、各ローラに
対してワイヤ電極との接触部分へ向うスプリング力を付
与する機構や、給電ブラシの形態及びその取付は位置等
々は必要に応じて適宜設計変更されるものであり、例え
ば給電ブラシをロンド状の通電刷子とする外、ローラ1
及び1′と軸ロッド2及び2′とが一体に固定されてい
て前記軸ロッド2及び2′が軸端保持板5及び51等に
軸受等により回転自在に支持する構成となっている場合
には、給電ブラシ10及び10′や゛前記通電刷子を軸
ロッド2及び2′の一端又は両端に加圧当接させ、軸ロ
フト2及び2′を介して通電ローラA及びBに通電する
ように構成するが如くであり、従って、本発明は上記の
説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例
を包摂するものである。
第1図は本発明に係る給電装置の一実施例を示す側面図
、第2図は第1図中のn−n線に沿った断面図、第3図
は第2図に示した給電装置の一対のローラが互いに開離
せしめられた状態を示す断面図、第4図は本発明に係る
給電装置のもう一つの実施例を示す断面図、第5TI!
J及び第6図は本発明に係る給電装置が使用されるワイ
ヤカット放電加工装置の一実施例とその機能を示す説明
図である。 A、B・・−・・−一−−・−・−・・−−−−−一ロ
ーラ機構1.1’−−−−−−・−・−−−−・−・−
・・ローラla、1a−−〜−−−−−−・−・−・・
・・−−−−m−案内溝2 、 2 ’ −−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−一軸ロッド3.3’−−
・・・−−一一−−−−・・・−・−・支持枠3a+3
a+ 3a’ 、 3a’ −−−−−一軸孔4.4.
4’、4’・−・・ワッシャ 5.5.5’、5’−m−・・=軸端保持板6.6.6
’、6/・−・・−ピン 7.7.7’、7’・・−−−−ビン 8、 8. 8’、 8’−−・−・・引っ張りバネ
9.9’−−−一〜−一・−−−−・−・−・−・=回
動アーム10、10/ −−−−−−−・−一−−−・
−一−−・−給電ブラシ501−−−・−・−・・・−
・−〜−−−−−−−−−・−カラム502−−−−−
−−−一・・−−−−・−・−・−・−第1のアーム又
は加工ヘッド 503−−−−−−一・−一−−−−−・−一−−−−
・−−−一第2のアーム又は加工ヘッド
、第2図は第1図中のn−n線に沿った断面図、第3図
は第2図に示した給電装置の一対のローラが互いに開離
せしめられた状態を示す断面図、第4図は本発明に係る
給電装置のもう一つの実施例を示す断面図、第5TI!
J及び第6図は本発明に係る給電装置が使用されるワイ
ヤカット放電加工装置の一実施例とその機能を示す説明
図である。 A、B・・−・・−一−−・−・−・・−−−−−一ロ
ーラ機構1.1’−−−−−−・−・−−−−・−・−
・・ローラla、1a−−〜−−−−−−・−・−・・
・・−−−−m−案内溝2 、 2 ’ −−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−一軸ロッド3.3’−−
・・・−−一一−−−−・・・−・−・支持枠3a+3
a+ 3a’ 、 3a’ −−−−−一軸孔4.4.
4’、4’・−・・ワッシャ 5.5.5’、5’−m−・・=軸端保持板6.6.6
’、6/・−・・−ピン 7.7.7’、7’・・−−−−ビン 8、 8. 8’、 8’−−・−・・引っ張りバネ
9.9’−−−一〜−一・−−−−・−・−・−・=回
動アーム10、10/ −−−−−−−・−一−−−・
−一−−・−給電ブラシ501−−−・−・−・・・−
・−〜−−−−−−−−−・−カラム502−−−−−
−−−一・・−−−−・−・−・−・−第1のアーム又
は加工ヘッド 503−−−−−−一・−一−−−−−・−一−−−−
・−−−一第2のアーム又は加工ヘッド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)外周面に互いに平行な2重案内溝が設けられた一対
の導電性のローラと、上記一対のローラをその外周面同
士を対向させ上記2重案内溝の内部にそれぞれ各1本宛
のワイヤ電極を挟持せしめた状態で回転自在に支承する
支持機構と、上記一対のローラを含む回転部分に接触す
る給電ブラシとから成る給電装置。 2)上記2重案内溝の曲率半径が上記ワイヤ電極の半径
に等しいかそれ以上であり、その溝の深さが上記ワイヤ
電極の半径に等しいかそれ以下である特許請求の範囲第
1項記載の給電装置。 3)上記支持機構が、上記ローラに対してこれがワイヤ
電極と接する点へ向かう半径方向に沿ったスプリング力
を付与する付勢機構を有する特許請求の範囲第1項又は
第2項記載の給電装置。 4)上記支持機構が、上記一対のローラを互いに接離自
在に支承する機構を有する特許請求の範囲第1項乃至第
3項のうちいずれか一に記載の給電装置。 5)上記一対のローラのそれぞれが、その厚さ方向に於
て2分割され、それぞれの外周面に上記2重案内溝のう
ち各1条宛が形成された特許請求の範囲第1項乃至第4
項のうちいずれか一に記載の給電装置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP594385A JPS61168427A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | ワイヤカツト放電加工装置のワイヤ電極に給電する装置 |
| PCT/JP1986/000018 WO1986004279A1 (fr) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Procede et appareil d'usinage par coupe par decharge electrique d'un fil-electrode |
| US06/919,005 US4803326A (en) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Wire-cut electric discharge machine in which two adjoining segments of a common electrode effect machining |
| EP86900842A EP0217957B1 (en) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Wire-cutting electric discharge processing apparatus and method of controlling same |
| DE8686900841T DE3679009D1 (de) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Schneiddrahtfunkenerosionsbearbeitungsverfahren und vorrichtung. |
| PCT/JP1986/000019 WO1986004280A1 (fr) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Appareil d'usinage par coupe par decharge electrique d'un fil-electrode |
| EP86900841A EP0211085B1 (en) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Wire-cutting electric discharge processing method and apparatus |
| US06/919,249 US4797526A (en) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Method for wire-cut electric discharge machining utilizing adjoining segments of a common electrode |
| DE8686900842T DE3678782D1 (de) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Schneiddrahtfunkenerosionsentladegeraet und dessen steuerung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP594385A JPS61168427A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | ワイヤカツト放電加工装置のワイヤ電極に給電する装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61168427A true JPS61168427A (ja) | 1986-07-30 |
| JPH0532174B2 JPH0532174B2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=11624980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP594385A Granted JPS61168427A (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-18 | ワイヤカツト放電加工装置のワイヤ電極に給電する装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61168427A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02212260A (ja) * | 1988-09-16 | 1990-08-23 | Cable Link Srl | ケーブルウェイユニット |
| US5089680A (en) * | 1991-05-28 | 1992-02-18 | T-Star Industrial Electronics Corporation | Indexed rotatable current pick-up for a travelling wire electrical discharge machining apparatus |
| US5380973A (en) * | 1992-12-23 | 1995-01-10 | Basix Technologies Ltd. | Current pickup indexing apparatus |
| US5384444A (en) * | 1992-12-23 | 1995-01-24 | Basix Technologies Ltd. | Sleeve forming wire passageway around pickup |
| US5430268A (en) * | 1992-12-23 | 1995-07-04 | Basix Technologies Ltd. | Method and apparatus for adjusting and replacing EDM components from the guide assembly working end |
| US5461222A (en) * | 1991-05-28 | 1995-10-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Memory card |
| EP1985399A1 (en) * | 2007-04-27 | 2008-10-29 | Charmilles Technologies S.A. | Current conductor for a wire electrode of an electro-erosion machine |
| CN100441351C (zh) * | 2006-03-27 | 2008-12-10 | 钟树平 | 一种电火花线切割机床导轮进电装置 |
| US9292098B2 (en) | 2011-02-23 | 2016-03-22 | Jean Marc Trobrillant | Input apparatus |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55107926U (ja) * | 1979-01-17 | 1980-07-29 | ||
| JPS56121530U (ja) * | 1980-02-14 | 1981-09-16 | ||
| JPS5739142U (ja) * | 1980-08-12 | 1982-03-02 |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP594385A patent/JPS61168427A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS55107926U (ja) * | 1979-01-17 | 1980-07-29 | ||
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| CN100441351C (zh) * | 2006-03-27 | 2008-12-10 | 钟树平 | 一种电火花线切割机床导轮进电装置 |
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| US9292098B2 (en) | 2011-02-23 | 2016-03-22 | Jean Marc Trobrillant | Input apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0532174B2 (ja) | 1993-05-14 |
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