JPH0641067B2 - ワイヤカット放電加工方法及び装置 - Google Patents
ワイヤカット放電加工方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0641067B2 JPH0641067B2 JP60021793A JP2179385A JPH0641067B2 JP H0641067 B2 JPH0641067 B2 JP H0641067B2 JP 60021793 A JP60021793 A JP 60021793A JP 2179385 A JP2179385 A JP 2179385A JP H0641067 B2 JPH0641067 B2 JP H0641067B2
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- JP
- Japan
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- wire electrode
- machining
- wire
- finishing
- electrode
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤカット放電加工方法、特に通常の放電
加工と仕上げ加工とを同時に行ない得るワイヤカット放
電加工方法及びそれを実施するための装置の改良に関す
る。
加工と仕上げ加工とを同時に行ない得るワイヤカット放
電加工方法及びそれを実施するための装置の改良に関す
る。
ワイヤカット放電加工は、被加工体に対して機械力を直
接的に使用させて加工を行なう通常の機械加工と異な
り、被加工体とワイヤ電極を僅かな間隙を保って対向さ
せ、当該間隙に加工液を介在せしめつゝ両者間に電圧パ
ルスを印加し、その際に生じる放電侵蝕現象を利用して
加工を行なう非接触加工である。
接的に使用させて加工を行なう通常の機械加工と異な
り、被加工体とワイヤ電極を僅かな間隙を保って対向さ
せ、当該間隙に加工液を介在せしめつゝ両者間に電圧パ
ルスを印加し、その際に生じる放電侵蝕現象を利用して
加工を行なう非接触加工である。
従って、被加工体が導電性の材料であれば、その硬度等
に関係なく、如何なる複数、微細な形状をも加工するこ
とができ、また被加工体及びワイヤ電極に加わる力が機
械加工に比べて著しく小さいので、薄い板や管、細い線
の加工も容易に行なうことができる。
に関係なく、如何なる複数、微細な形状をも加工するこ
とができ、また被加工体及びワイヤ電極に加わる力が機
械加工に比べて著しく小さいので、薄い板や管、細い線
の加工も容易に行なうことができる。
特に、ワイヤ電極を用いて、放電加工により被加工体を
切断または切抜き孔明け加工するワイヤカット放電加工
は、型彫り形式の放電加工に比べると特定形状の電極が
不要であり、また加工液として脱イオン水を用いるた
め、発火の危険性がなく、更にまた、NC装置の発達に
伴い被加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間
無人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作期間の
短縮等を図ることができ、抜型や押出型など貫通タイプ
のダイの加工等を目的として今日広く利用されている。
切断または切抜き孔明け加工するワイヤカット放電加工
は、型彫り形式の放電加工に比べると特定形状の電極が
不要であり、また加工液として脱イオン水を用いるた
め、発火の危険性がなく、更にまた、NC装置の発達に
伴い被加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間
無人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作期間の
短縮等を図ることができ、抜型や押出型など貫通タイプ
のダイの加工等を目的として今日広く利用されている。
而して、従来公知のワイヤカット放電加工装置に於て
は、ワイヤ電極供給ドラムから引き出された1本のワイ
ヤ電極を、各種ガイドローラ等を経て加工部分に導き出
し、当該加工部分に於いては被加工体と所定の加工間隙
を保った状態で一対の電極位置決め案内(通常は、加工
部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム内にそれ
ぞれ取り付けられている。)間に所定の張力で直線状に
張架せしめ、加工部分を通過した使用後の電極は電極回
収ドラムに巻き取ったり、回収箱に回収したり、適宜切
断して廃棄するようにしていた。そのため、被加工体と
対向せしめられる加工部分に於いては、単に1本のワイ
ヤ電極が直線状に張架された状態でゆっくりと軸方向に
走行せしめられるようになっていた。
は、ワイヤ電極供給ドラムから引き出された1本のワイ
ヤ電極を、各種ガイドローラ等を経て加工部分に導き出
し、当該加工部分に於いては被加工体と所定の加工間隙
を保った状態で一対の電極位置決め案内(通常は、加工
部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム内にそれ
ぞれ取り付けられている。)間に所定の張力で直線状に
張架せしめ、加工部分を通過した使用後の電極は電極回
収ドラムに巻き取ったり、回収箱に回収したり、適宜切
断して廃棄するようにしていた。そのため、被加工体と
対向せしめられる加工部分に於いては、単に1本のワイ
ヤ電極が直線状に張架された状態でゆっくりと軸方向に
走行せしめられるようになっていた。
また、高速で切断加工された加工面は粗く、且つ黒色で
あり、加工精度も不充分であるので、仕上げ加工を施す
必要があるが、上記の単線加工で仕上げをしようとする
と仕上げ加工のため改めて長い時間を必要とすると云う
問題点があった。
あり、加工精度も不充分であるので、仕上げ加工を施す
必要があるが、上記の単線加工で仕上げをしようとする
と仕上げ加工のため改めて長い時間を必要とすると云う
問題点があった。
本発明は叙上の観点に立つてなされたものであってその
目的とするところは、通常の加工(荒加工)と仕上げ加
工とを並行して同時に行なわせ、全加工所要時間を短縮
することにある。
目的とするところは、通常の加工(荒加工)と仕上げ加
工とを並行して同時に行なわせ、全加工所要時間を短縮
することにある。
而して、この目的は、複数のワイヤ電極を夫々の走行系
に更新送りし、該複数のワイヤ電極の内の所定の荒加工
用ワイヤ電極と被加工体間に荒加工用の電圧パルスを印
加すると共に他の仕上げ加工用ワイヤ電極と被加工体間
に仕上げ加工用の電圧パルスを夫々印加し、荒加工用ワ
イヤ電極に所定経路の相対的な加工送りを与えて荒加工
を行なうと共に、先行する荒加工用ワイヤ電極に所定の
間隔を置いて追随する仕上げ加工用ワイヤ電極に前記所
定経路に所定の工具シフト量を付加した経路の相対的な
加工送りを与えることにより、荒加工用ワイヤ電極によ
る荒加工と該荒加工された加工面に対する仕上げ加工用
ワイヤ電極による仕上げ加工とを同時に行なわせること
によって達成される。
に更新送りし、該複数のワイヤ電極の内の所定の荒加工
用ワイヤ電極と被加工体間に荒加工用の電圧パルスを印
加すると共に他の仕上げ加工用ワイヤ電極と被加工体間
に仕上げ加工用の電圧パルスを夫々印加し、荒加工用ワ
イヤ電極に所定経路の相対的な加工送りを与えて荒加工
を行なうと共に、先行する荒加工用ワイヤ電極に所定の
間隔を置いて追随する仕上げ加工用ワイヤ電極に前記所
定経路に所定の工具シフト量を付加した経路の相対的な
加工送りを与えることにより、荒加工用ワイヤ電極によ
る荒加工と該荒加工された加工面に対する仕上げ加工用
ワイヤ電極による仕上げ加工とを同時に行なわせること
によって達成される。
上記の如くして加工を行なえば、通常の加工と仕上げ加
工とが同時に行なえ、しかも、上記それぞれの加工に最
適な径及び更に必要ならば異材質のワイヤ電極が使用で
き、且つそれぞれの加工に応じた電圧パルスを印加しつ
ゝ加工を行なうことができるので、被加工体に良好な加
工短時間に能率的に施し得るものである。
工とが同時に行なえ、しかも、上記それぞれの加工に最
適な径及び更に必要ならば異材質のワイヤ電極が使用で
き、且つそれぞれの加工に応じた電圧パルスを印加しつ
ゝ加工を行なうことができるので、被加工体に良好な加
工短時間に能率的に施し得るものである。
以下、図面に示した実施例を参照しつゝ本発明の加工方
法及びその加工方法の実施に使用する装置の構成を具体
的に説明する。
法及びその加工方法の実施に使用する装置の構成を具体
的に説明する。
第1図は、本発明にかかるワイヤカット放電加工装置の
一実施例を示す説明図、第2図は、そのワイヤ電極案内
を構成する一対のガイド部材が開いた状態を示す正面
図、第3図は、その上面図、第4図はワイヤ電極のセッ
ト作業が完了した状態を示す正面図、第5図は、その上
面図、第6図は、第2図乃至第5図に示したワイヤ電極
案内の使用時の状態を示す上面図、第7図は、第6図中
のA−A線に沿った断面図、第8図は、第6図に示した
装置の作動状態を示す上面図、第9図は、加工状況を示
す説明図、第10図は、他の加工方法による加工状況を示
す説明図、第11図は、更に他の加工方法による加工状況
を示す説明図、第12図及び第13図は、それぞれ別異の加
工方法による加工状況を示す説明図である。
一実施例を示す説明図、第2図は、そのワイヤ電極案内
を構成する一対のガイド部材が開いた状態を示す正面
図、第3図は、その上面図、第4図はワイヤ電極のセッ
ト作業が完了した状態を示す正面図、第5図は、その上
面図、第6図は、第2図乃至第5図に示したワイヤ電極
案内の使用時の状態を示す上面図、第7図は、第6図中
のA−A線に沿った断面図、第8図は、第6図に示した
装置の作動状態を示す上面図、第9図は、加工状況を示
す説明図、第10図は、他の加工方法による加工状況を示
す説明図、第11図は、更に他の加工方法による加工状況
を示す説明図、第12図及び第13図は、それぞれ別異の加
工方法による加工状況を示す説明図である。
先ず最初に、第1図を参照しつゝ、本発明にかかるワイ
ヤカット放電加工方法の実施に使用する一実施例装置の
機能の概略を説明する。
ヤカット放電加工方法の実施に使用する一実施例装置の
機能の概略を説明する。
第1図中、1はカラム、2は上記カラム1に対して図中
上下方向へ移動可能に且つ加工装置へ向けて伸長するよ
う設けられた第1のアーム又は加工ヘッド、3は上記カ
ラム1に対して図中上下方向へ移動可能に且つ加工位置
へ向けて伸長するよう設けられた第2のアーム又は加工
ヘッド、4は荒加工用ワイヤ電極、5は仕上げ加工用ワ
イヤ電極、6は荒加工用ワイヤ電極供給ドラム、7は仕
上げ加工用ワイヤ電極供給ドラム、8乃至13は上記荒加
工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ電極5がその
表面が絶縁処理していない場合には、互いに接すること
がないように上記両ワイヤ電極4及び5を供給するガイ
ドローラ、14はフレーキローラ、15乃至18はワイヤ電極
回収のための前記ガイドローラ8乃至13と同様なガイド
ローラ、19は荒加工用ワイヤ電極4に荒加工用電圧パル
スを供給する通電ローラ、20は仕上げ加工用ワイヤ電極
5に仕上げ加工用電圧パルスを供給する通電ローラ、21
はキャプストン、22はピンチローラ、22は上部ワイヤ電
極案内24を固定保持して回動させる回動装置、25は下部
ワイヤ電極案内26を固定保持して回動させる回動装置、
27は荒加工用ワイヤ電極4を回収する荒加工ワイヤ電極
巻取りドラム、28は仕上げ加工用ワイヤ電極5を回収す
る仕上げ加工用ワイヤ電極巻取りドラム、29は加工液噴
出ノズル、30は加工タンク、31は加工タンク30内に設け
られた載物台、32はX軸方向移動テーブル33及びY軸方
向移動テーブル34並びにそれらの駆動モータ35及び36等
から成るクロススライドテーブル、37はベッド、38は載
物台31上にクランプ等で固定された被加工体、39及び40
は荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ電極5
にそれぞれの通電ローラ19及び20を介して両ワイヤ電極
と被加工体38間に所定の値の放電加工用の電圧パルスを
印加する電源装置である。
上下方向へ移動可能に且つ加工装置へ向けて伸長するよ
う設けられた第1のアーム又は加工ヘッド、3は上記カ
ラム1に対して図中上下方向へ移動可能に且つ加工位置
へ向けて伸長するよう設けられた第2のアーム又は加工
ヘッド、4は荒加工用ワイヤ電極、5は仕上げ加工用ワ
イヤ電極、6は荒加工用ワイヤ電極供給ドラム、7は仕
上げ加工用ワイヤ電極供給ドラム、8乃至13は上記荒加
工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ電極5がその
表面が絶縁処理していない場合には、互いに接すること
がないように上記両ワイヤ電極4及び5を供給するガイ
ドローラ、14はフレーキローラ、15乃至18はワイヤ電極
回収のための前記ガイドローラ8乃至13と同様なガイド
ローラ、19は荒加工用ワイヤ電極4に荒加工用電圧パル
スを供給する通電ローラ、20は仕上げ加工用ワイヤ電極
5に仕上げ加工用電圧パルスを供給する通電ローラ、21
はキャプストン、22はピンチローラ、22は上部ワイヤ電
極案内24を固定保持して回動させる回動装置、25は下部
ワイヤ電極案内26を固定保持して回動させる回動装置、
27は荒加工用ワイヤ電極4を回収する荒加工ワイヤ電極
巻取りドラム、28は仕上げ加工用ワイヤ電極5を回収す
る仕上げ加工用ワイヤ電極巻取りドラム、29は加工液噴
出ノズル、30は加工タンク、31は加工タンク30内に設け
られた載物台、32はX軸方向移動テーブル33及びY軸方
向移動テーブル34並びにそれらの駆動モータ35及び36等
から成るクロススライドテーブル、37はベッド、38は載
物台31上にクランプ等で固定された被加工体、39及び40
は荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ電極5
にそれぞれの通電ローラ19及び20を介して両ワイヤ電極
と被加工体38間に所定の値の放電加工用の電圧パルスを
印加する電源装置である。
而して、第1図は、荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加
工用ワイヤ電5が張設された状態を示しており、荒加工
用ワイヤ電極供給ドラム6及び仕上げ加工用ワイヤ電極
供給ドラム7から引き出された両ワイヤ電極4、5は、
ワイヤ電極供給のためのガイドローラ8乃至13を経て、
被加工体38からワイヤ電極回収用のガイドローラ15、16
を通過し、キャプスタン21及びピンチローラ22へ導か
れ、更にガイドローラ17、18を経てそれぞれ荒加工用ワ
イヤ電極巻取りドラム27及び仕上げ加工用ワイヤ電極巻
取りドラム28に回収される。
工用ワイヤ電5が張設された状態を示しており、荒加工
用ワイヤ電極供給ドラム6及び仕上げ加工用ワイヤ電極
供給ドラム7から引き出された両ワイヤ電極4、5は、
ワイヤ電極供給のためのガイドローラ8乃至13を経て、
被加工体38からワイヤ電極回収用のガイドローラ15、16
を通過し、キャプスタン21及びピンチローラ22へ導か
れ、更にガイドローラ17、18を経てそれぞれ荒加工用ワ
イヤ電極巻取りドラム27及び仕上げ加工用ワイヤ電極巻
取りドラム28に回収される。
なお、各ガイドローラ8乃至13及び15乃至18、両通電ロ
ーラ19、20、キャップスタン21及びピンチローラ22に
は、それぞれ接近して2つの溝が形成されており、上記
それぞれの溝に荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用
ワイヤ電5が収まり、通常その表面に絶縁処理がされて
いない両電極4及び5が接することがないように構成さ
れている。
ーラ19、20、キャップスタン21及びピンチローラ22に
は、それぞれ接近して2つの溝が形成されており、上記
それぞれの溝に荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用
ワイヤ電5が収まり、通常その表面に絶縁処理がされて
いない両電極4及び5が接することがないように構成さ
れている。
上部ワイヤ電極案内24及び下部ワイヤ電極案内26は、加
工開始前には開いた状態にあり、両ワイヤ電極4、5が
各ワイヤ電極案内24及び26部分に供給されると閉じられ
るように構成されている。
工開始前には開いた状態にあり、両ワイヤ電極4、5が
各ワイヤ電極案内24及び26部分に供給されると閉じられ
るように構成されている。
而して、荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ
電極5が夫々所定の走行系に引き回され、上部及び下部
のワイヤ電極案内24及び26によって上記両ワイヤ電極
4、5が被加工体38の加工部分に一定の張力で張架せし
められ、然る後、キャプストン21を回転させることによ
り両ワイヤ電極4、5が所定の更新送り速度で走行せし
められる。
電極5が夫々所定の走行系に引き回され、上部及び下部
のワイヤ電極案内24及び26によって上記両ワイヤ電極
4、5が被加工体38の加工部分に一定の張力で張架せし
められ、然る後、キャプストン21を回転させることによ
り両ワイヤ電極4、5が所定の更新送り速度で走行せし
められる。
これと同時に噴射ノズル29(通常、被加工体38の下側に
も設けられる)からは加工液の供給が開始されると共
に、荒加工用ワイヤ電極4には電源装置39から通常の荒
加工用の電圧パルスが印加され、又仕上げ加工用ワイヤ
電極5には電源装置40から仕上げ加工用放電条件の電圧
パルスが印加される。
も設けられる)からは加工液の供給が開始されると共
に、荒加工用ワイヤ電極4には電源装置39から通常の荒
加工用の電圧パルスが印加され、又仕上げ加工用ワイヤ
電極5には電源装置40から仕上げ加工用放電条件の電圧
パルスが印加される。
而して、クロススライドテーブル32のモータ35及び36を
図面では省略した数値制御装置の指令に基づき駆動して
両ワイヤ電極4、5と被加工体38間に所定の間隙を保ち
つゝ加工送りを付与すれば、通常の放電加工と仕上げ加
工とが同時に行なわれる。
図面では省略した数値制御装置の指令に基づき駆動して
両ワイヤ電極4、5と被加工体38間に所定の間隙を保ち
つゝ加工送りを付与すれば、通常の放電加工と仕上げ加
工とが同時に行なわれる。
この時、荒加工用ワイヤ電極には通常のNC加工送りが
与えられ、仕上げ加工用ワイヤ電極5には上記荒加工用
ワイヤ電極4に対して適宜の仕上げ代分だけ余分に工具
シフトが与えられる。
与えられ、仕上げ加工用ワイヤ電極5には上記荒加工用
ワイヤ電極4に対して適宜の仕上げ代分だけ余分に工具
シフトが与えられる。
上述の如く、一本の荒加工用のワイヤ電極4が先行して
通常のワイヤカット放電加工を施し、上記先行する荒加
工用のワイヤ電極4に追随する形では仕上げ加工用のワ
イヤ電極5が移動して仕上げ加工を施すので、通常の放
電加工と仕上げ加工とが同時に行なわれるのである。
通常のワイヤカット放電加工を施し、上記先行する荒加
工用のワイヤ電極4に追随する形では仕上げ加工用のワ
イヤ電極5が移動して仕上げ加工を施すので、通常の放
電加工と仕上げ加工とが同時に行なわれるのである。
以下、第2図乃至第8図を参照しつゝ荒加工用ワイヤ電
極及び仕上げ加工用ワイヤ電極の案内による位置決めの
状態を具体的に説明する。
極及び仕上げ加工用ワイヤ電極の案内による位置決めの
状態を具体的に説明する。
第2図乃至第5図は、ワイヤ電極案内の構成を示すもの
である。なお、上部ワイヤ電極案内24及び下部ワイヤ電
極案内26は実質上同一の構成であるのて、本発明に於て
は上部ワイヤ電極案内24に基づいて説明する。
である。なお、上部ワイヤ電極案内24及び下部ワイヤ電
極案内26は実質上同一の構成であるのて、本発明に於て
は上部ワイヤ電極案内24に基づいて説明する。
図中、41及び42は、それぞれに荒加工用ワイヤ電極及び
仕上げ加工用ワイヤ電極を受容する凹部41a、42a及び
41b、42bが形成されると共に、ヒンジによって互いに
回動自在に連結された一対のガイド部材、43は、ガイド
部材41上の軸ピン41cによって軸支され、ガイド部材41
及び42上のピン41d及い42d間にスプリング力を作用さ
せて、外力が加わゝらないときにはガイド部材41と42を
第2図に示す如く開いた状態に保つスプリング、44はガ
イド部材42を両ワイヤ電極4、5の張架方向に対して平
行な平面内で回動させる把持枠、45は上記把持枠44を左
右方向に駆動する油圧シリンダ、46は上記ガイド部材41
のとガイド部材42の凹部42b内に仕上げ加工用ワイヤ電
極5が挾持されたとき、上記凹部41b、及び42b内に挿
入されて上記仕上げ加工用ワイヤ電極5を一定位置に保
持する押えピンである。
仕上げ加工用ワイヤ電極を受容する凹部41a、42a及び
41b、42bが形成されると共に、ヒンジによって互いに
回動自在に連結された一対のガイド部材、43は、ガイド
部材41上の軸ピン41cによって軸支され、ガイド部材41
及び42上のピン41d及い42d間にスプリング力を作用さ
せて、外力が加わゝらないときにはガイド部材41と42を
第2図に示す如く開いた状態に保つスプリング、44はガ
イド部材42を両ワイヤ電極4、5の張架方向に対して平
行な平面内で回動させる把持枠、45は上記把持枠44を左
右方向に駆動する油圧シリンダ、46は上記ガイド部材41
のとガイド部材42の凹部42b内に仕上げ加工用ワイヤ電
極5が挾持されたとき、上記凹部41b、及び42b内に挿
入されて上記仕上げ加工用ワイヤ電極5を一定位置に保
持する押えピンである。
而して、加工に先立って荒加工用ワイヤ電極4及び仕上
げ加工用ワイヤ電極5を所定の電極経路に沿って引き回
す際には、第2図に示す如く、ガイド部材42は上方に起
立せしめられている。
げ加工用ワイヤ電極5を所定の電極経路に沿って引き回
す際には、第2図に示す如く、ガイド部材42は上方に起
立せしめられている。
荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ電極5の
張設作業が完了し、被加工体38の加工部分に荒加工用ワ
イヤ電極4と仕上げ加工用ワイヤ電極5が張架されたと
き、上記両ワイヤ電極4、5は第2図及び第3図に示す
如くガイド部材41の凹部41a及び41bに嵌め込まれる。
張設作業が完了し、被加工体38の加工部分に荒加工用ワ
イヤ電極4と仕上げ加工用ワイヤ電極5が張架されたと
き、上記両ワイヤ電極4、5は第2図及び第3図に示す
如くガイド部材41の凹部41a及び41bに嵌め込まれる。
この時点で、油圧シリンダ45を駆動して把持枠44を図中
右方向へ移動させると、上記把持枠44がガイド部材42の
外側面を押圧し、これをスプリング43の弾性力に抗して
図中時計方向へ回動せしめ、最終的には第4図及び第5
図に示す如く、ガイド部材41及び42の凹部41a、42a及
び41b、42bが対向せしめられ、荒加工用ワイヤ電極4
及び仕上げ加工用ワイヤ電極5が上記凹部41a、42a及
び41b、42b内に納められる。
右方向へ移動させると、上記把持枠44がガイド部材42の
外側面を押圧し、これをスプリング43の弾性力に抗して
図中時計方向へ回動せしめ、最終的には第4図及び第5
図に示す如く、ガイド部材41及び42の凹部41a、42a及
び41b、42bが対向せしめられ、荒加工用ワイヤ電極4
及び仕上げ加工用ワイヤ電極5が上記凹部41a、42a及
び41b、42b内に納められる。
次いで、第4図に示す如く押えピン46を上記凹部41b及
び42b内へ挿入することにより、仕上げ加工用ワイヤ電
極5は凹部内で一定位置に保持される。
び42b内へ挿入することにより、仕上げ加工用ワイヤ電
極5は凹部内で一定位置に保持される。
このとき、ガイド部材41及び42の外側面は把持枠44のア
ーム44cによって押圧されているため、開くことがな
く、荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ電極
5は確実に保持される。
ーム44cによって押圧されているため、開くことがな
く、荒加工用ワイヤ電極4及び仕上げ加工用ワイヤ電極
5は確実に保持される。
次に、ワイヤ電極案内24、26は、回動装置23、25上に取
り付けられて使用されるものであるから、ここでは回動
装置23、25とこれに対するワイヤ電極案内24、26の具体
的な取付け状態並びに機能について第6図乃至第8図を
参照しつゝ、説明する。
り付けられて使用されるものであるから、ここでは回動
装置23、25とこれに対するワイヤ電極案内24、26の具体
的な取付け状態並びに機能について第6図乃至第8図を
参照しつゝ、説明する。
但し、両固定装置23、25の構成は同一でるので、ここで
は第1のアーム又は加工ヘッド2側に設けられた回動装
置23についてのみ説明し、第2のアーム又は加工ヘッド
3側の回動装置25については省略する。
は第1のアーム又は加工ヘッド2側に設けられた回動装
置23についてのみ説明し、第2のアーム又は加工ヘッド
3側の回動装置25については省略する。
而して、第6図乃至第8図中、24はワイヤ電極案内であ
り、前記の如く、ガイド部材41,42、把持枠44、油圧シ
リンダ45、押えピン46等々から構成されている。また、
47は架台で第一のアーム又は加工ヘッド2に固定されて
いる。48はその周縁部にウォームホイール形式の歯形48
aが形成され、またその底面の突出部48bが上記架台47
に形成した凹部47aに回動自在に嵌め込まれている回動
盤であり、該回動盤48の中心部分には貫通孔が形成され
ていて、荒加工用ワイヤ電極4を中心として回動するよ
うにワイヤ電極案内24が取り付けられている。49は押え
ピン46を保持する押えピンホルダ、50は上記押えピンホ
ルダ49中に内蔵され上記押えピン46を押し出すスプリン
グ、51は上記押えピンホルダ49をガイド部材41、42に対
して接離自在に支承する支持枠、52、52は上記回動盤48
の上面に固着され、上記支持枠51を摺動自在にガイドす
る支持枠ガイド、53は上記回動盤48の上面に取り付けら
れたモータ54の回動軸に取り付けられ、上記支持枠51の
側面に刻設されたラックギア51aと噛み合わせられたピ
ニオンギア、55は上記架台47に取り付けられたモータ56
の回動軸に取り付けられ、上記回動盤48の周縁部に形成
したウォームホイール形式の歯形48aに噛み合わせられ
たウォームギアである。
り、前記の如く、ガイド部材41,42、把持枠44、油圧シ
リンダ45、押えピン46等々から構成されている。また、
47は架台で第一のアーム又は加工ヘッド2に固定されて
いる。48はその周縁部にウォームホイール形式の歯形48
aが形成され、またその底面の突出部48bが上記架台47
に形成した凹部47aに回動自在に嵌め込まれている回動
盤であり、該回動盤48の中心部分には貫通孔が形成され
ていて、荒加工用ワイヤ電極4を中心として回動するよ
うにワイヤ電極案内24が取り付けられている。49は押え
ピン46を保持する押えピンホルダ、50は上記押えピンホ
ルダ49中に内蔵され上記押えピン46を押し出すスプリン
グ、51は上記押えピンホルダ49をガイド部材41、42に対
して接離自在に支承する支持枠、52、52は上記回動盤48
の上面に固着され、上記支持枠51を摺動自在にガイドす
る支持枠ガイド、53は上記回動盤48の上面に取り付けら
れたモータ54の回動軸に取り付けられ、上記支持枠51の
側面に刻設されたラックギア51aと噛み合わせられたピ
ニオンギア、55は上記架台47に取り付けられたモータ56
の回動軸に取り付けられ、上記回動盤48の周縁部に形成
したウォームホイール形式の歯形48aに噛み合わせられ
たウォームギアである。
而して、荒加工用ワイヤ電極4と仕上げ加工用ワイヤ電
極5がそれぞれ所定のワイヤ電極走行系に懸け渡される
際には、ワイヤ電極案内24のガイド部材42は、第2図に
示す如く起立せしめられている。また、押えピンホルダ
49を取り付けた支持枠51は、これを図中左右方向へ移動
せしめるピニオンギア53を図中反時計方向へ回転せしめ
ることにより、これに噛み合うラックギア51aを介して
図中右方向へ伸長せしめられ、そのため押えピン46はガ
イド部材41、42から離隔して最右端位置まで離れた状態
で上記荒加工用ワイヤ電極4と仕上げ加工用ワイヤ電極
5の懸け渡しが行なわれる。
極5がそれぞれ所定のワイヤ電極走行系に懸け渡される
際には、ワイヤ電極案内24のガイド部材42は、第2図に
示す如く起立せしめられている。また、押えピンホルダ
49を取り付けた支持枠51は、これを図中左右方向へ移動
せしめるピニオンギア53を図中反時計方向へ回転せしめ
ることにより、これに噛み合うラックギア51aを介して
図中右方向へ伸長せしめられ、そのため押えピン46はガ
イド部材41、42から離隔して最右端位置まで離れた状態
で上記荒加工用ワイヤ電極4と仕上げ加工用ワイヤ電極
5の懸け渡しが行なわれる。
而して、第1図に示す如く、荒加工用ワイヤ電極4及び
仕上げ加工用ワイヤ電極5が第2のアーム又は加工ヘッ
ド3に設けたガイドローラ15及び16からキャプスタン21
及びピンチローラ22間を通過し、ガイドローラ17及び18
を経て荒加工用ワイヤ電極巻取りドラム27及び仕上げ加
工用ワイヤ電極巻取りドラム28に巻き取られると、油圧
シリンダ45が作動せしめられてガイド部材42は第4図及
び第5図に示すような状態にセットされる。またこれと
同時に、上記ピニオンギア53が図中時計方向へ回転せし
められ、支持枠51が図中左方向へ移動して、押えピン46
がガイド部材41,42間の凹部41b、42b内へ侵入し、ス
プリング50の作用により仕上げ加工用ワイヤ電極5を押
圧せしめて一定位置に保持する。第6図には、以上の如
くしてワイヤ電極案内24に対する荒加工用ワイヤ電極4
及び仕上げ加工用ワイヤ電極5のセット作業が完了した
状態が示されている。
仕上げ加工用ワイヤ電極5が第2のアーム又は加工ヘッ
ド3に設けたガイドローラ15及び16からキャプスタン21
及びピンチローラ22間を通過し、ガイドローラ17及び18
を経て荒加工用ワイヤ電極巻取りドラム27及び仕上げ加
工用ワイヤ電極巻取りドラム28に巻き取られると、油圧
シリンダ45が作動せしめられてガイド部材42は第4図及
び第5図に示すような状態にセットされる。またこれと
同時に、上記ピニオンギア53が図中時計方向へ回転せし
められ、支持枠51が図中左方向へ移動して、押えピン46
がガイド部材41,42間の凹部41b、42b内へ侵入し、ス
プリング50の作用により仕上げ加工用ワイヤ電極5を押
圧せしめて一定位置に保持する。第6図には、以上の如
くしてワイヤ電極案内24に対する荒加工用ワイヤ電極4
及び仕上げ加工用ワイヤ電極5のセット作業が完了した
状態が示されている。
而して、以上により荒加工部分に加工用ワイヤ電極4と
仕上げ加工用ワイヤ電極5が一定の張力を保って直線状
に張架せしめられると、前記の如く荒加工用ワイヤ電極
4と被加工体38間に荒加工用電圧パルスが印加され、又
仕上げ加工用ワイヤ電極5と被加工体38間には仕上げ加
工用電圧パルスが印加されると共に、クロススライドテ
ーブル32を数値制御装置により制御しつゝ両者間に加工
送りが付与され、これによって通常の加工と仕上げ加工
とが同時に行なわれる。
仕上げ加工用ワイヤ電極5が一定の張力を保って直線状
に張架せしめられると、前記の如く荒加工用ワイヤ電極
4と被加工体38間に荒加工用電圧パルスが印加され、又
仕上げ加工用ワイヤ電極5と被加工体38間には仕上げ加
工用電圧パルスが印加されると共に、クロススライドテ
ーブル32を数値制御装置により制御しつゝ両者間に加工
送りが付与され、これによって通常の加工と仕上げ加工
とが同時に行なわれる。
而して、加工期間中は、加工輪郭線上では荒加工用ワイ
ヤ電極4が先行し常法に従ってワイヤカット放電加工を
施すと共に、上記荒加工用ワイヤ電極4に追随する仕上
げ加工用ワイヤ電極5によって加工面の仕上げ加工が行
なわれる。
ヤ電極4が先行し常法に従ってワイヤカット放電加工を
施すと共に、上記荒加工用ワイヤ電極4に追随する仕上
げ加工用ワイヤ電極5によって加工面の仕上げ加工が行
なわれる。
而して、2本のワイヤ電極4、5には、夫々異なった経
路の加工送りが与えられる。即ち、被加工体38には通常
のNC加工送りが与えられ、荒加工用ワイヤ電極4によ
り通常の輪郭加工が行なわれるが、仕上げ加工用ワイヤ
電極5には適宜の追加工具シフト量を与えつつ加工輪郭
線に沿って移動させるように、モータ56の回転軸に取り
付けられたウォームギア55を介して回動盤48の回動角θ
が制御される。
路の加工送りが与えられる。即ち、被加工体38には通常
のNC加工送りが与えられ、荒加工用ワイヤ電極4によ
り通常の輪郭加工が行なわれるが、仕上げ加工用ワイヤ
電極5には適宜の追加工具シフト量を与えつつ加工輪郭
線に沿って移動させるように、モータ56の回転軸に取り
付けられたウォームギア55を介して回動盤48の回動角θ
が制御される。
この加工の様子を第9図を参照しつゝ説明すれば、荒加
工用ワイヤ電極4は回動盤48の中心に位置するので、上
記回動盤48が角度θだけ回転しても荒加工用ワイヤ電極
4は動かず、仕上げ加工用ワイヤ電極5のみが位置を変
えるので、これにより荒加工用ワイヤ電極4による輪郭
加工に影響を与えることなく仕上げ加工用ワイヤ電極5
に適宜の仕上代分だけ余分の工具シフトが与えられ、上
記仕上げ加工用ワイヤ電極5は荒加工用ワイヤ電極4の
移動軌跡に平行に荒加工用ワイヤ電極4に追随して加工
輪郭線に沿って移動せしめられるものである。
工用ワイヤ電極4は回動盤48の中心に位置するので、上
記回動盤48が角度θだけ回転しても荒加工用ワイヤ電極
4は動かず、仕上げ加工用ワイヤ電極5のみが位置を変
えるので、これにより荒加工用ワイヤ電極4による輪郭
加工に影響を与えることなく仕上げ加工用ワイヤ電極5
に適宜の仕上代分だけ余分の工具シフトが与えられ、上
記仕上げ加工用ワイヤ電極5は荒加工用ワイヤ電極4の
移動軌跡に平行に荒加工用ワイヤ電極4に追随して加工
輪郭線に沿って移動せしめられるものである。
次に、第10図乃至第13図について説明する。
第10図乃至第13図中、5′、5″及び5及び仕上げ加
工用ワイヤ電極である。
工用ワイヤ電極である。
第10図に示したものは1本の荒加工用ワイヤ電極4と2
本の仕上げ加工用ワイヤ電極5′、5″を使用して加工
を行なうものであり、荒加工用ワイヤ電極4と仕上げ加
工用ワイヤ電極5′、5″はそれぞれ同一径のワイヤ電
極であり、且つそれぞれのワイヤ電極間に一定の間隔が
与えられた状態で加工が行なわれる。
本の仕上げ加工用ワイヤ電極5′、5″を使用して加工
を行なうものであり、荒加工用ワイヤ電極4と仕上げ加
工用ワイヤ電極5′、5″はそれぞれ同一径のワイヤ電
極であり、且つそれぞれのワイヤ電極間に一定の間隔が
与えられた状態で加工が行なわれる。
而して、荒加工用ワイヤ電極4によって切断加工が行な
われると、上記ワイヤ電極4に追随する仕上げ加工用ワ
イヤ電極5′によって中仕上げ加工が行なわれ、更に上
記ワイヤ電極5′に追随する仕上げ加工用ワイヤ電極
5″によって鏡面仕上げ加工が施されるものである。
われると、上記ワイヤ電極4に追随する仕上げ加工用ワ
イヤ電極5′によって中仕上げ加工が行なわれ、更に上
記ワイヤ電極5′に追随する仕上げ加工用ワイヤ電極
5″によって鏡面仕上げ加工が施されるものである。
従って、通常の加工と中仕上げ加工、更には鏡面仕上げ
加工を並行して同時に行なうことができるので、全加工
所要時間を大幅に短縮することができる。
加工を並行して同時に行なうことができるので、全加工
所要時間を大幅に短縮することができる。
第11図に示したものは1本の荒加工用ワイヤ電極4と上
記ワイヤ電極4よりも小径の2本の仕上げ加工用ワイヤ
電極5′、5″を束にし、工具シフト量の設定により荒
ワイヤ電極4とは夫々異経路を移動して加工を行なうも
のである。
記ワイヤ電極4よりも小径の2本の仕上げ加工用ワイヤ
電極5′、5″を束にし、工具シフト量の設定により荒
ワイヤ電極4とは夫々異経路を移動して加工を行なうも
のである。
特に、仕上げ加工は上記荒加工用ワイヤ電極4よりも径
の小さなワイヤ電極5′及び5″を2本束ねて行なうも
のであるので、より加工間隙が広げられ、当該間隙内に
多量の加工液を供給することができる。そのため冷却効
果を大幅に増大することができ、より精密な加工が行な
える。
の小さなワイヤ電極5′及び5″を2本束ねて行なうも
のであるので、より加工間隙が広げられ、当該間隙内に
多量の加工液を供給することができる。そのため冷却効
果を大幅に増大することができ、より精密な加工が行な
える。
なお、上記第11図の如き場合には加工の形状等によって
は、第12図に示す如く、仕上げ加工用ワイヤ電極5′、
5″間に一定の間隔を持たせた状態で仕上げ加工を行な
えば、より多量の加工液を供給することができ、冷却効
果を大幅に増大することができる。
は、第12図に示す如く、仕上げ加工用ワイヤ電極5′、
5″間に一定の間隔を持たせた状態で仕上げ加工を行な
えば、より多量の加工液を供給することができ、冷却効
果を大幅に増大することができる。
第13図に示したものは1本の荒加工用ワイヤ電極4と上
記ワイヤ電極4よりも大径の1本の仕上げ加工用ワイヤ
電極5を使用し、工具シフト量の設定により荒ワイヤ
電極4とは異経路を移動して加工を行なうものであり、
この場合にも加工間隙が広げられ、当該間隙内に多量の
加工液を供給することができるので、冷却効果を大幅に
増大することができるものである。
記ワイヤ電極4よりも大径の1本の仕上げ加工用ワイヤ
電極5を使用し、工具シフト量の設定により荒ワイヤ
電極4とは異経路を移動して加工を行なうものであり、
この場合にも加工間隙が広げられ、当該間隙内に多量の
加工液を供給することができるので、冷却効果を大幅に
増大することができるものである。
なお、上記第9図乃至第13図の各加工に於ては、仕上げ
加工用ワイヤ電極5、5′、5″、5による所定取代
の加工速度が加工用ワイヤ電極4による加工速度とほぼ
同一またはそれ以上となるように電気的な加工条件や加
工取代、或いは更にワイヤ電極の材質選定を行なわなけ
ればならないこと当然であり、さらに必要ならば、仕上
げ加工用ワイヤ電極に与える付与張力を他方に対して大
きく設定して加工精度の向上を計ること等が適宜付加し
て行なわれるものである。
加工用ワイヤ電極5、5′、5″、5による所定取代
の加工速度が加工用ワイヤ電極4による加工速度とほぼ
同一またはそれ以上となるように電気的な加工条件や加
工取代、或いは更にワイヤ電極の材質選定を行なわなけ
ればならないこと当然であり、さらに必要ならば、仕上
げ加工用ワイヤ電極に与える付与張力を他方に対して大
きく設定して加工精度の向上を計ること等が適宜付加し
て行なわれるものである。
本発明は叙上の如く構成されるから、本発明によるとき
は、荒加工と仕上げ加工とが同時に行なえ、しかも、上
記それぞれの加工に最適な径及び更に必要ならば異材質
のワイヤ電極が使用でき、且つそれぞれの加工に応じた
電圧パルスを印加しつゝ加工を行なうことができるの
で、被加工体に良好な加工を短時間に能率よく施すこと
ができる。
は、荒加工と仕上げ加工とが同時に行なえ、しかも、上
記それぞれの加工に最適な径及び更に必要ならば異材質
のワイヤ電極が使用でき、且つそれぞれの加工に応じた
電圧パルスを印加しつゝ加工を行なうことができるの
で、被加工体に良好な加工を短時間に能率よく施すこと
ができる。
なお、本発明の構成は叙上の実施例に限定されるもので
はない。即ち、例えば、本実施例に於ては、荒加工用ワ
イヤ電極を1本とし、仕上げ加工用ワイヤ電極を1本又
は2本としたが、その本数は加工の状態に応じて適宜に
変更できるものである。従って、荒加工用ワイヤ電極を
複数本のワイヤ電極とし、仕上げ加工用ワイヤ電極を大
径の1本のワイヤ電極又は小径の複数のワイヤ電極とし
てもよい。また、荒加工用ワイヤ電極及び仕上げ加工用
ワイヤ電極を回収ローラによって回収したが、回収箱等
に回収してもよい。その他、両ワイヤ電極への給電の仕
方、ガイド部材の形状や取付け手段或いはワイヤ電極案
内を回動させる回動装置等は本発明の目的の範囲内で自
由に設計変更できるものであり、本発明は上記の説明か
ら当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂
するものである。
はない。即ち、例えば、本実施例に於ては、荒加工用ワ
イヤ電極を1本とし、仕上げ加工用ワイヤ電極を1本又
は2本としたが、その本数は加工の状態に応じて適宜に
変更できるものである。従って、荒加工用ワイヤ電極を
複数本のワイヤ電極とし、仕上げ加工用ワイヤ電極を大
径の1本のワイヤ電極又は小径の複数のワイヤ電極とし
てもよい。また、荒加工用ワイヤ電極及び仕上げ加工用
ワイヤ電極を回収ローラによって回収したが、回収箱等
に回収してもよい。その他、両ワイヤ電極への給電の仕
方、ガイド部材の形状や取付け手段或いはワイヤ電極案
内を回動させる回動装置等は本発明の目的の範囲内で自
由に設計変更できるものであり、本発明は上記の説明か
ら当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂
するものである。
第1図は、本発明にかかるワイヤカット放電加工装置の
一実施例を示す説明図、第2図は、そのワイヤ電極案内
を構成する一対のガイド部材が開いた状態を示す上面
図、第3図は、その一対のガイド部材が閉じた状態を示
す上面図、第4図はワイヤ電極のセット作業が完了した
状態を示す正面図、第5図は、その上面図、第6図は、
第2図乃至第5図に示したワイヤ電極案内の使用時の状
態を示す上面図、第7図は、第6図中のA−A線に沿っ
た断面図、第8図は、第6図に示した装置の作動状態を
示す上面図、第9図は、加工状況を示す説明図、第10図
は、他の加工方法による加工状況を示す説明図、第11図
は、更に他の加工方法による加工状況を示す説明図、第
12図及び第13図は、それぞれ別異の加工方法による加工
状況を示す説明図である。 1……カラム 2……第1のアーム又は加工ヘッド 3……第2のアーム又は加工ヘッド 4……荒加工用ワイヤ電極 5、5′、5″、5……仕上げ加工用ワイヤ電極 6……荒加工用ワイヤ電極供給ドラム 7……仕上げ加工用ワイヤ電極供給ドラム 8〜13、15〜18……ガイドローラ 14……ブレーキローラ 19、20……通電ローラ 21……キャプスタン 22……ピンチローラ 23、25……回動装置 24……上部ワイヤ電極案内 26……下部ワイヤ電極案内 27……荒加工用ワイヤ電極巻取りドラム 28……仕上げ加工用ワイヤ電極巻取りドラム 29……加工液噴出ノズル 30……加工タンク 31……載物台 32……クロススライドテーブル 33……X軸方向移動テーブル 34……Y軸方向移動テーブル 35、36……モータ 37……ベッド 38……被加工体 39、40……電源装置 41、42……ガイド部材 45……油圧シリンダ 46……押えピン
一実施例を示す説明図、第2図は、そのワイヤ電極案内
を構成する一対のガイド部材が開いた状態を示す上面
図、第3図は、その一対のガイド部材が閉じた状態を示
す上面図、第4図はワイヤ電極のセット作業が完了した
状態を示す正面図、第5図は、その上面図、第6図は、
第2図乃至第5図に示したワイヤ電極案内の使用時の状
態を示す上面図、第7図は、第6図中のA−A線に沿っ
た断面図、第8図は、第6図に示した装置の作動状態を
示す上面図、第9図は、加工状況を示す説明図、第10図
は、他の加工方法による加工状況を示す説明図、第11図
は、更に他の加工方法による加工状況を示す説明図、第
12図及び第13図は、それぞれ別異の加工方法による加工
状況を示す説明図である。 1……カラム 2……第1のアーム又は加工ヘッド 3……第2のアーム又は加工ヘッド 4……荒加工用ワイヤ電極 5、5′、5″、5……仕上げ加工用ワイヤ電極 6……荒加工用ワイヤ電極供給ドラム 7……仕上げ加工用ワイヤ電極供給ドラム 8〜13、15〜18……ガイドローラ 14……ブレーキローラ 19、20……通電ローラ 21……キャプスタン 22……ピンチローラ 23、25……回動装置 24……上部ワイヤ電極案内 26……下部ワイヤ電極案内 27……荒加工用ワイヤ電極巻取りドラム 28……仕上げ加工用ワイヤ電極巻取りドラム 29……加工液噴出ノズル 30……加工タンク 31……載物台 32……クロススライドテーブル 33……X軸方向移動テーブル 34……Y軸方向移動テーブル 35、36……モータ 37……ベッド 38……被加工体 39、40……電源装置 41、42……ガイド部材 45……油圧シリンダ 46……押えピン
Claims (6)
- 【請求項1】間隔を置いて配置した一対のワイヤ電極案
内間を軸方向に更新送りされるワイヤ電極と被加工体と
を微小な加工間隙を介して対向配置し、加工間隙に加工
液を介在させた状態で、ワイヤ電極と被加工体間に電圧
パルスを印加して繰返し放電を発生させると共に、両者
間に前記対向方向の相対的な加工送りを与えて所望輪郭
形状の加工を行なうワイヤカット放電加工方法に於て、
複数のワイヤ電極を夫々の走行系に更新送りし、該複数
のワイヤ電極の内の所定の荒加工用ワイヤ電極と被加工
体間に荒加工用の電圧パルスを印加すると共に他の仕上
げ加工用ワイヤ電極と被加工体間に仕上げ加工用の電圧
パルスを夫々印加し、荒加工用ワイヤ電極に所定経路の
相対的な加工送りを与えて荒加工を行なうと共に、先行
する荒加工用ワイヤ電極に所定の間隔を置いて追随する
仕上げ加工用ワイヤ電極に前記所定経路に所定の工具シ
フト量を付加した経路の相対的な加工送りを与えること
により、荒加工用ワイヤ電極による荒加工と該荒加工さ
れた加工面に対する仕上げ加工用ワイヤ電極による仕上
げ加工とを同時に行なうことを特徴とするワイヤカット
放電加工方法。 - 【請求項2】間隔を置いて配置した一対のワイヤ電極案
内間を軸方向に更新送りされるワイヤ電極と被加工体と
を微小な加工間隙を介して対向配置し、加工間隙に加工
液を介在させた状態で、ワイヤ電極と被加工体間に電圧
パルスを印加して繰返し放電を発生させると共に、両者
間に前記対向方向の相対的な加工送りを与えて所望輪郭
形状の加工を行なうワイヤカット放電加工装置に於て、
複数のワイヤ電極を夫々の走行系に更新送りするワイヤ
電極供給機構と、該更新送りされる複数のワイヤ電極を
被加工体と対向する加工部に於てワイヤ電極相互間に所
定の間隔を付与した状態で案内する一対のワイヤ電極案
内と、該ワイヤ電極案内を加工部の複数のワイヤ電極の
内の所定のワイヤ電極を中心として回動させる駆動機構
を有し、加工部の複数のワイヤ電極の内の所定のワイヤ
電極に所定経路の相対的な加工送りが先行して与えられ
るとき、該先行するワイヤ電極に前記所定の間隔を置い
て追随する他のワイヤ電極に前記所定経路に所定の工具
シフト量を付加した経路の相対的な加工送りが与えられ
るように駆動制御される回動装置と、前記先行するワイ
ヤ電極と他のワイヤ電極の夫々に異なった電気的条件の
電圧パルスを印加し得る電源装置とを備えて成ることを
特徴とするワイヤカット放電加工装置。 - 【請求項3】先行するワイヤ電極と追随する他のワイヤ
電極とが同一径である特許請求の範囲第2項記載のワイ
ヤカット放電加工装置。 - 【請求項4】先行するワイヤ電極が、追随する他のワイ
ヤ電極より大径である特許請求の範囲第2項記載のワイ
ヤカット放電加工装置。 - 【請求項5】先行するワイヤ電極が、追随する他のワイ
ヤ電極より小径である特許請求の範囲第2項記載のワイ
ヤカット放電加工装置。 - 【請求項6】追随する他のワイヤ電極が、先行するワイ
ヤ電極より小径のワイヤ電極を複数本束ねたものである
特許請求の範囲第2項記載のワイヤカット放電加工装
置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60021793A JPH0641067B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ワイヤカット放電加工方法及び装置 |
EP86900842A EP0217957B1 (en) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Wire-cutting electric discharge processing apparatus and method of controlling same |
PCT/JP1986/000019 WO1986004280A1 (en) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Wire-cutting electric discharge processing apparatus and method of controlling same |
DE8686900842T DE3678782D1 (de) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Schneiddrahtfunkenerosionsentladegeraet und dessen steuerung. |
US06/919,249 US4797526A (en) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Method for wire-cut electric discharge machining utilizing adjoining segments of a common electrode |
EP86900841A EP0211085B1 (en) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Wire-cutting electric discharge processing method and apparatus |
US06/919,005 US4803326A (en) | 1985-01-17 | 1986-01-17 | Wire-cut electric discharge machine in which two adjoining segments of a common electrode effect machining |
DE8686900841T DE3679009D1 (de) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Schneiddrahtfunkenerosionsbearbeitungsverfahren und vorrichtung. |
PCT/JP1986/000018 WO1986004279A1 (en) | 1985-01-18 | 1986-01-17 | Wire-cutting electric discharge processing method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60021793A JPH0641067B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ワイヤカット放電加工方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61182730A JPS61182730A (ja) | 1986-08-15 |
JPH0641067B2 true JPH0641067B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
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