JPH02212260A

JPH02212260A - ケーブルウェイユニット

Info

Publication number: JPH02212260A
Application number: JP1239782A
Authority: JP
Inventors: Giovanni Andrea Gazzola; ジョバンニ　アンドレア　ガゾラ
Original assignee: Cable Link Srl
Current assignee: Cable Link Srl
Priority date: 1988-09-16
Filing date: 1989-09-14
Publication date: 1990-08-23
Also published as: CA1313640C; DE68904847D1; EP0359725A1; DE68904847T2; EP0359725B1; IT1224271B; ATE85564T1; IT8848359A0; US5120911A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は表面導電性ケーブルに沿って走行する自走式ケ
ーブルウェイユニットに係わり、更に詳しくは、ケーブ
ル上を走行する搬送ユニットであって、それ自体の動き
のためにケーブルには何等の動きも要求せず、それ故に
ケーブルの動きに起因する欠点を解消するとともに、よ
り一層広汎な使用を実現可能とするような搬送ユニット
に関する。

従来技術、及び発明が解決しようとする課題大型並びに
小型の何れのケーブルウェイも、「引っ張りケーブル」
と称される荷重の作用される駆動ケーブルと、「支持ケ
ーブル」と称される静止ケーブルとによって実現される
か、或いは、移動状態に維持される「引っ張り及び支持
」のための単一のケーブルによって実現されていること
は良く知られている。

この形式の実現によれば多くの問題が生じている。特に
、固定式の設備を建設する必要があるという事実に起因
する問題や、プーリーを介したガイド及びトランスミッ
ション手段で構成される多数の機械的な工夫を採用する
ことによって多くの欠点が生じるという事実に起因する
問題、並びに、設備の全てのケーブルに関して十分に定
めた引っ張り動作を設計するように強制されるという事
実に起因する問題、が生じてくるのである。

このような欠点の全ては本発明によるケーブルウェイユ
ニットによって排除される。本発明によるケーブルウェ
イユニットは単一の静止されたケーブルを備えるもので
あって、このケーブルはその表面に沿って電流を導くよ
うに具現される。又、このケーブルは、ケーブルに支持
された自走式キャリッジ並びにこのキャリッジに連結さ
れた様々な種類の機器の全てを適正に作動させるために
、荷重を支持するとともに電力もしくは他のあらゆる形
式の信号を供給するという二重の機能を果たす。

本発明によるケーブルウェイユニットは、数多くの様々
な分野に対して適当に適用された後で更に使用されるよ
うな小型ケーブルウェイ装置もしくはポータプル式ケー
ブルウェイ装置として実現するのに特に適している。

更に詳しくは、本発明によるケーブルウェイユニットは
、自動照準のテレビカメラやプロジェクタ−に、パーフ
ォーマンスやショウに、監視目的で、或いは科学的な研
究に（考古学、洞穴学）使用することができる。ここに
記載する形式の設備が利用できるならば、例えばスタジ
アムの上にケーブルを張り渡してその自走式キャリッジ
にテレビカメラを固定し、そして電気コードを備えた自
動制御ユニットによる照準機能を駆使することによって
、頭上からのショットを撮ることが可能となるのである
。

更に、本発明の目的は、火災に於ける救助や、山中での
崖越え、或いは水の流れを越える等のように、障害物を
越えて物資や人員を搬送するのに使用できるようになす
ことである。例えば、ここに記載する形式のユニットは
トラックに積んで運搬できる。ケーブルの一端に錨即ち
キリツク（ｋｉｌｌｉｃｋ　）が固定され、手の届かな
い場所へ向けて即ち障害物を越えて投げ放される。キリ
ツクが所要の場所に固定されたならば、自走式キャリッ
ジがケーブルに沿って移動を開始されるのである。

更にこれらの構造は、海上ユニットから他のユニットへ
又は船舶から地上へ人員や物資を搬送するために海運分
野に於いて使用するように、並びに、ここに記載する形
式のケーブルで２機の航空機を連結してヘリコプタ−か
ら他のヘリコプタ−へ又は飛行機から他の飛行機へ物資
や人員を搬送するために航空分野で使用するように、設
計され実現できる。飛行機から他の飛行機へケーブルを
張り渡す作業に関しては、飛行中の燃料補給に現在使用
されている装置が参照される。

本発明によるケーブルウェイユニットは、そのユニット
の構成に使用される材料を適当に選定し且つそのユニッ
トを現実的に実現することによって、スペースプラット
フォームに於ける成る位置から他の位置へ、又はシャト
ルからプラットフォームへと物体を搬送するために、も
しくはシャトル船外にて作業する宇宙飛行士のガイドケ
ーブルとして、宇宙空間で使用することができる。

これらの及びその他の効果は、本発明によりシングルの
導電性ケーブルの間の相互の絶縁が保証されている複数
極の即ちマルチポーラ−なケーブルと、該ケーブルに沿
って移動できる自走式キャリッジとを含んで構成され、
該キャリッジは意図された特定の仕事を遂行するために
適当なあらゆる器具を備えているケーブルウェイユニッ
トを実現することによって、達成することができる。

課題を解決するための手段従って本発明の特別な目的は、導電性の回旋部が非導電
性の回旋部と交互に配置されて構成された表面導電性ケ
ーブル、並びに、該ケーブルに沿つて走行する自走部材
即ちキャリッジであって、前記ケーブルの回りに配置さ
れて該ケーブルの回りをスライド回転でき、ケーブル自
体から電流を導くための接点を備えているローター部材
と、前記自走部材即ちキャリッジをケーブルに沿って前
進させるための駆動手段と、前記接点から導かれた電力
を受けるようになされているとともに前記駆動手段と機
械的に連結された電気モーターと、補助的な構造部に対
する連結を行う手段とを備えて成る自走部材即ちキャリ
ッジ、によって構成されたケーブルウェイユニットを提
供することである。

本発明によるケーブルウェイユニットの好ましい実施例
によれば、前記駆動手段はローリング部材の組によって
構成される。ローリング部材の各組は少なくとも１つの
ローリング部材、特にボールや成形ローラーを含んでい
て、該ローリング部材はローター部材のケーシングの内
面に直径方向に形成された円周に沿う螺旋溝の中にスラ
イド可能に受は入れられる。各ローリング部材に関して
１つの溝が備えられるのである。又、モーターと前記駆
動手段との間には歯付もしくは歯部ベルトもしくはチェ
ーン手段を介して機械的な連結が行われる。このベルト
もしくはチェーン手段は前記ケーシングの外部に配置さ
れたプーリー並びに前記モーターのシャフトによって支
持されたプーリーに係合される。

前記ローリング部材は、ローターと一体に形成されてい
るピボット即ち軸の回りに回転するように配置され、ロ
ーリング部材がケーブルの周囲でローター自体の回転に
追従して回転されるように強制されるのが好ましい。

ローリング部材の個数並びにローリング部材の組数は特
定の要求事項に従って変更されることができる。

再び述べるが本発明による駆動手段は、相互位置を維持
できるように且つ接点に対する押圧力を維持できるよう
に機械的に連結されているタイヤ付プーリーによって構
成できる。これらのプーリーはケーブルの上並びに下に
配置される。少なくとも１つのプーリーが電気モーター
のシャフトに対して機械的に連結されるのである。

前記ケーブルの絶縁性の回旋部は導電性の回旋部に対し
て解放即ち突出されているのが好ましい。

前記導電性の回旋部は、該表面導電性ケーブルに沿って
多数の様々な信号を処理できるようにするために他の導
電性ワイヤーの回旋部と交互に配置することができる。

前記表面導電性ケーブルは回旋部の内側に絶縁部材を備
えることができる。これによりケーブルに更に一層強い
機械的強度を付与することができる。この内側絶縁部材
は、例えば電話線のような多数のケーブルを収容するた
めに中空の回旋部として形成することができる。

ケーブルから電力を導くための接点はブラシのようなス
ライド接点で構成することができる。このような接点は
ローター部材自体によって支持される。

このような接点は前記ローリング部材によって構成する
こともできる。これらのローリング部材はローター部材
が回転するに際し、溝内に支持されてケーブルの導電性
の回旋部と常時接触し続ける。この場合、ローター部材
のケーシングは２つの半体シェルとして実現され、これ
らのシェルは互いに絶縁される。

本発明はその好ましい実施例に基づいて添付図面を特に
参照して以下に説明される。

実施例ケーブル１に沿って回転してキャリッジ２を移動させる
ようになすローター３の動きは、電気モーター４からシ
ャフト５を介して伝達される。このシャフト５はモータ
ー４によって駆動される歯付ホイール６を支持しており
、ホイール６は歯付ベルト７と係合されている。このベ
ルト７は他側にて歯部８と係合されている。この歯部８
はローター部材３のケーシングの外部に設けられている
。

電気モーター４はケーブル１からローター部材３との接
続線９を介して電力を供給されている。

符号１０はブラケットを示しており、このブラケット１
０に対してケーブルウェイユニットの特別な実施例に係
わる構造部が固定されるのである。

表面導電性ケーブル１　（第２図を参照）は絶縁性の回
旋部１１を導電性の回旋部１２．１３と交互に配置して
構成されている。回旋部１１は回旋部１２及び１３に比
較して解放され即ち隆起されて実現されている。これに
より回旋部１２及び１３は、ケーブル１が保守の際に巻
かれたり或いは外部の導電性表面に対して接触した場合
に、ショートしないように保護されている。様々なケー
ブルに含まれる導電性の回旋部の本数は、多くの異なる
処理のために異なる形式の信号が搬送されるようになさ
れる特別の要求内容に応じて変更される。

絶縁性の回旋部１１及び導電性の回旋部１２゜１３は絶
縁性のコアー（図示せず）の回りに巻き取られている。

この絶縁性のコアーはケーブル１の強度を補強する働き
をなし、又、コアーの内部に例えば電話線のような更に
多数のケーブルを収容するのに使用できるのであり、そ
れらのケーブルはユニット自体の作動（キャリッジ１並
びにそれに連結された構造部の動き及び方向）を特定す
るものでないサービスに使用される。

ローター３は回旋部１２及び１３からスライド接点１４
及び１５を介して電力を導く。これらの接点は接続線９
に接続されて電気モーター４と接続されている。従って
電気モーター４が付勢されるとその電気モーターは機械
的駆動力をローター部材３に与えて、前記ケーブルウェ
イユニットの作動を可能とするのである。

ケーブル１の周囲でのローター部材３の回転はボール１
６の組によって行われる（第３図も参照のこと）。各ボ
ールはケーブル１の回旋部１１によって形成された螺旋
溝に沿って、又、ローター３のケーシング内面に直径方
向に形成された溝１７（各ボール１６に関して溝１７が
１つ備えられている）によって、スライドできるように
なされている。

第４図に示した本発明のケーブルウェイユニットの実施
例によれば、自走式キャリッジ１８はローター部材１９
を支持しており、ケーブル１から電力を導くことに関し
ては上述したような特徴を備えて実現されている。又、
モーター２０に対して電気的に接続されており、このモ
ーターは歯付プーリー２１を備えている。

このキャリッジ１８２つのタイヤ付プーリー２２を備え
ており、これらのタイヤ付プーリー２２はケーブル１の
頂部に乗っている。又、このキャリッジ１８はケーブル
１に押圧されたプーリー２３を備えており、このプーリ
ー２３はモーター２０からベルト２４を介して駆動され
る。

上述したケーブルウェイユニットの基本的特徴の全てを
変えることなく、本発明によるこのユニットは様々な適
用に関する多くの異なる要求内容に対して構造的に合う
ようになされている。

例えば、宇宙に於ける適用のために、ハンドルを備えた
小型の自走ユニットとすることができる。

既に説明したようにケーブル１は、構造全体の作動に要
求される様々な異なる形式の信号を送るための異なるケ
ーブルに対応して、回旋部１２゜１３を備えることがで
きるのである。

ローター部材３の作動及びしかる後のキャリッジ２の前
進作動のための電子信号を運ぶ一対の回旋部１２．１３
の場合には、例えばケーブル１に沿って送られるコード
化された信号を読み取ることのできる装置が備えられる
。この装置は、テレビカメラの方向及び照準の制御もし
くはその他の機能を遂行する上での制御も可能とされる
。

導電性の回旋部１２．１３からの信号は様々な異なる形
式のスライド部材又はボール１６自体を介して導くこと
ができる。この場合、ローター部材３のケーシングに於
ける２つの半体を互いに絶縁することで十分とされる。

特定の要求内容によって個数が変更されるボール１６は
同様なローリング部材、例えば成形ローラー、で代用す
ることができる。

本発明はその好ましい幾つかの実施例を参照して説明さ
れたが、優先の権利を請求する本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく当業者によって変更及び変化される
ことができることは理解されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるケーブルウェイユニットの１部
破断した側面図。第２図は、本発明によるケーブルウェイユニットのロー
ター部材の破断した側面図。、第３図は、第２図に示し
た部材の１部破断した側面図。第４図は、本発明によるケーブルウェイユニットの第２
の実施例の概略的な破断した側面図。１・・・ケーブル、２・・・キャリッジ、３・・・ロー
ター部材、４・・・電気モーター、５・・・シャフト、
６・・・ホイール、７・・・ベルト、８・・・歯部、９
・・・接続線、１０・・・ブラケット、１１・・・非導
電性即ち絶縁性の回旋部、１２．１３・・・導電性の回
旋部、１４゜１５・・・接点、１６・・・ボール、１７
・・・溝、１８・・・キャリッジ、１９・・・ローター
部材、２ｏ・・・電気モーター、２１．２２．２３・・
・プーリー、２４・・・ベルト。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）交互に配置された導電性のターン即ち回旋部と非
導電性の回旋部とによつて構成された表面導電性ケーブ
ル、並びに、該ケーブル上を走行する自走部材即ちキャ
リッジによつて構成されたことを特徴とし、又、前記ケ
ーブルの周囲に且つ該ケーブル上をスライド回転できる
ように配置されるとともに、該ケーブルから電流を導く
ための接点を備えているローター部材と、前記ケーブル
に沿つて前記自走部材即ちキャリッジを動かすための駆
動手段と、前記接点によつて導かれた電力を受けるよう
になされているとともに、前記駆動手段に対して機械的
に連結されている電気モーターと、前記キャリッジ自体
を補助構造部に連結するための手段と、を含んで構成さ
れていることを特徴とするケーブルウェイユニット。
（２）請求項１に記載されたケーブルウェイユニットで
あつて、前記駆動手段がローリング部材の組によつて構
成されており、各組は少なくとも１つのローリング部材
を含んでおり、該ローリング部材は前記ケーブルの回旋
部によつて形成された螺旋溝に沿うとともに、ローター
部材のケーシング内面に形成された円周溝に沿つてスラ
イドできるようになされており、各ローリング部材の各
組に関して１つの溝が備えられていること、及び、前記
モーターと前記駆動手段との間にはベルトもしくはチェ
ーン手段を介して機械的な連結が行われていて、ベルト
もしくはチェーン手段は前記ケーシングの外部に配置さ
れたプーリー並びに前記モーターのシャフトによつて支
持されたプーリーに係合されていること、を特徴とする
ケーブルウェイユニット。
（３）請求項２に記載されたケーブルウェイユニットで
あつて、前記ローリング部材の各々はピボット即ち回転
軸の周囲に配置されており、ピボット即ち回転軸は前記
ローター部材と一体形成されていることを特徴とするケ
ーブルウェイユニット。
（４）請求項２又は請求項３に記載されたケーブルウェ
イユニットであつて、前記ローリング部材がボールで作
られていることを特徴とするケーブルウェイユニット。
（５）請求項２又は請求項３に記載されたケーブルウェ
イユニットであつて、前記ローリング部材が成形された
ローラーで構成されていることを特徴とするケーブルウ
ェイユニット。
（６）請求項１に記載されたケーブルウェイユニットで
あつて、前記駆動手段がタイヤ付プーリーを含んで構成
されていて、これらのプーリーは相互位置を固定的に維
持するように機械的に連結されているとともにケーブル
の上下に配置されており、少なくとも１つのタイヤ付プ
ーリーが電気モーターのシャフトに対して機械的に連結
されていることを特徴とするケーブルウェイユニット。
（７）請求項１から請求項６迄の何れか１項に記載され
たケーブルウェイユニットであつて、前記絶縁されてい
る回旋部が導電性の回旋部に対して隆起されている即ち
解放されていることを特徴とするケーブルウェイユニッ
ト。
（８）請求項１から請求項７迄の何れか１項に記載され
たケーブルウェイユニットであつて、前記導電性の回旋
部が他の導電性ワイヤーの回旋部に対して交互に配置さ
れていて、これらの導電性ワイヤーの回旋部が平行に配
置されて前記表面導電性ケーブルを形成するようになさ
れていることを特徴とするケーブルウェイユニット。
（９）請求項１から請求項８迄の何れか１項に記載され
たケーブルウェイユニットであつて、前記表面導電性ケ
ーブルの内側に内部絶縁部材が配置されており、この絶
縁部材はケーブル自体の長手方向に沿つて延在されてい
ることを特徴とするケーブルウェイユニット。
（１０）請求項１から請求項９迄の何れか１項に記載さ
れたケーブルウェイユニットであつて、ケーブルから電
力を導くための前記接点がブラシ式スライド接点で構成
されていることを特徴とするケーブルウェイユニット。
（１１）請求項２又は請求項３に記載されたケーブルウ
ェイユニットであつて、前記接点がローリング部材で構
成されており、ローター部材のケーシングが２つの半体
シェルとして形成されていて、これらの半体シェルが互
いに絶縁されていることを特徴とするケーブルウェイユ
ニット。