JPH06141920A - 口紅等の収納容器 - Google Patents

口紅等の収納容器

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Publication number
JPH06141920A
JPH06141920A JP32276892A JP32276892A JPH06141920A JP H06141920 A JPH06141920 A JP H06141920A JP 32276892 A JP32276892 A JP 32276892A JP 32276892 A JP32276892 A JP 32276892A JP H06141920 A JPH06141920 A JP H06141920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lipstick
storage container
inner cylinder
cylinder member
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP32276892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Iwamoto
岩本久雄
Shigehiro Okada
岡田誠弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Takeuchi Industry Co Ltd.
Original Assignee
Kanebo Ltd
Takeuchi Industry Co Ltd.
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd, Takeuchi Industry Co Ltd. filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP32276892A priority Critical patent/JPH06141920A/ja
Publication of JPH06141920A publication Critical patent/JPH06141920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は従来と同様に使用することができる
とともに、捨てる場合に材質毎の部分に分解、分別する
ことが容易な口紅等の収納容器を得るにある。 【構成】 ハカマ部材内に下端部が挿入された合成樹脂
材製の内筒部材を備える口紅等の収納容器において、前
記ハカマ部材の底面ほぼ中央部に係合孔を形成するとと
もに、前記内筒部材の底面ほぼ中央部に前記係合孔と回
動不能および抜け脱不能に係合し、加熱により係合解除
可能な係止片とで口紅等の収納容器を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は口紅、リップクリ―ム、
スチックアイシャドウ、スチックファンデ―ション等の
棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の口紅収納容器はアルミ材、黄銅材
および合成樹脂材で成形された部品を用いて、使用者が
分解できないように組付けている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来の口紅収納容器
は口紅がなくなった場合、捨てるが、この捨てる場合に
金属材と合成樹脂材とを分別することができず、再利用
できないとともに、処理に困るという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
使用者が楽に各部品に分解して各材質に分け、再利用で
きるように廃棄処理することができる口紅等の収納容器
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はハカマ部材内に下端部が挿入された合成樹
脂材製の内筒部材を備える口紅等の収納容器において、
前記ハカマ部材の底面ほぼ中央部に係合孔を形成すると
ともに、前記内筒部材の底面ほぼ中央部に前記係合孔と
回動不能および抜け脱不能に係合し、加熱により係合解
除可能な係止片とで口紅等の収納容器を構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成された口紅等の収納容器は、
従来と同様に使用することができるとともに、ハカマ部
材の底面に突出している部位の係止片を加熱することに
より、係合孔と係止片との係合を解除して取外すことが
できる。
【0007】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図7の本発明の第1の実施例に
おいて、1はアルミ材等の金属材で成型されたハカマ部
材で、このハカマ部材1は図3に示すように底面に凹部
2が形成されるとともに、該凹部2のほぼ中央部に多角
形状の係合孔3が形成されている。
【0009】4は図4に示すように前記ハカマ部材1内
に下端部が挿入固定される黄銅等の金属材製のキャップ
嵌合部材で、このキャップ嵌合部材4は前記ハカマ部材
1内に挿入嵌合されるリング状の底面4aを有するキャ
ップ嵌合部材本体5と、このキャップ嵌合部材本体5の
上端部と一体成形された前記ハカマ部材1の上端部を覆
うフランジ部6と、このフランジ部6の上端部と一体成
形された外周部に複数個の突起部7を有するキャップ嵌
合部8とから構成されている。
【0010】9は前記キャップ嵌合部材4内に下端部が
挿入される合成樹脂材製の内筒部材で、この内筒部材9
は図5および図6に示すように外周部に螺旋部材挿入凹
部10が形成された筒状の内筒部材本体11と、この内
筒部材本体11の下端部に一体成形された前記キャップ
嵌合部材4内に嵌合される嵌合部12と、前記内筒部材
本体11に形成された軸心方向の切欠部13と、前記嵌
合部12のほぼ中央底面に下方へ突出するように一体成
形された前記ハカマ部材1の係合孔3と回動不能に係合
するとともに、該係合孔3の外側周縁部と係合して抜け
脱を防止する係止片14とから構成されている。
【0011】前記係止片14は前記係合孔3と同形状の
軸部15と、この軸部15のほぼ中央先端部寄りの部位
に形成された切欠溝16と、前記軸部15の先端部にク
サビ状に外方へ突出するように形成された係止部17と
で構成されている。
【0012】18は前記内筒部材9の螺旋部材挿入凹部
10に回転可能に取付けられた螺旋溝19を有する螺旋
部材である。
【0013】20は前記内筒部材9内を上下移動可能に
取付けられた口紅21を支持する皿部材で、この皿部材
20には前記内筒部材9の切欠部13および前記螺旋部
材18の螺旋溝19と係合する係合ピン22が形成され
ている。
【0014】23は前記螺旋部材18の外周部を覆うよ
うに下端部が前記キャップ嵌合部材4内に挿入された外
筒部材である。
【0015】24は前記ハカマ部材1の上端部より上方
に突出している前記外筒部材23を覆う前記キャップ嵌
合部材4のキャップ嵌合部8と着脱可能に嵌合するキャ
ップである。
【0016】上記構成の口紅収納容器25は内筒部材9
に螺旋部材18、皿部材20および外筒部材23を組付
けた後、キャップ嵌合部材4およびハカマ部材1を嵌合
固定させたり、あるいはハカマ部材1にキャップ嵌合部
材4を嵌合させたものに取付ける。この取付けによっ
て、内筒部材9の係止片14がハカマ部材1の係合孔3
と係合し、ハカマ部材1に対し内筒部材9が回動不能で
かつ抜け脱不能に取付けられ、従来と同様に口紅21が
皿部材20に充填され、ハカマ部材1と外筒部材23と
を持っての回動によって口紅21を外筒部材23の上端
部より出没させることができる。
【0017】口紅21を使用し、口紅収納容器25を捨
てる場合、図7に示すようにハカマ部材1の底面に突出
している係止片14をライタ―やロ―ソク等で加熱し、
係止片14の係止部17を軟化させたり溶解することに
より、ハカマ部材1より内筒部材9を抜取り、各材質の
部品に分別して処理することができる。
【0018】
【本発明の異なる実施例】次に図8ないし図15に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0019】図8ないし図10の本発明の第2の実施例
において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点は
内筒部材9に形成した係止片14Aで、この係止片14
Aは複数個の切り割26が形成された筒状の軸部27
と、この軸部27の先端部にクサビ状に外方へ突出する
ように形成された係止部28と、前記筒状の軸部27内
に挿入されることにより、ハカマ部材1と内筒部材9と
を回動不能および抜け脱不能にするストッパ―ピン29
とで構成されている。このように形成された係止片14
Aを用いても、捨てる場合、ストッパ―ピン29を押込
んだり、抜取ることにより、ハカマ部材1から内筒部材
9を楽に取外すことができる口紅収納容器25Aにでき
る。
【0020】図11ないし図13の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、ハカマ部材1内に挿入される部位に軸心方向の切欠
部13が形成された筒部材30を回転可能に支持する支
持体31の底面にハカマ部材1の係合孔3と回動不能で
かつ抜け脱不能な係止片14を形成した点で、このよう
に構成された口紅収納容器25Bにしても、前記本発明
の第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0021】なお、32は前記支持体31に前記支持体
31に形成されたねじ棒で、このねじ棒32は口紅21
を支持する皿部材20Aの脚部材33、33の下端部の
ねじ部34、34と螺合されている。
【0022】図14および図15の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第3の実施例と主に異なる点
は、支持体31に係止片14Aを形成した点で、このよ
うに形成された係止片14Aを用いた口紅収納容器25
Cにしても、前記本発明の第3の実施例と同様な作用効
果が得られる。
【0023】なお、前記本発明の各実施例では皿部材に
口紅を支持させるものについて説明したが、本発明はこ
れに限らず、リップクリ―ム、スチックアイシャドウ、
スチックファンデ―ション等の棒状化粧品も同様に皿部
材に支持させて使用することができる。
【0024】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0025】(1)ハカマ部材1内に下端部が挿入され
た合成樹脂材製の内筒部材9を備える口紅等の収納容器
において、前記ハカマ部材1の底面ほぼ中央部に係合孔
3を形成するとともに、前記内筒部材9の底面ほぼ中央
部に前記係合孔3と回動不能および抜け脱不能に係合
し、加熱により係合解除可能な係止片14を形成したの
で、従来の口紅収納容器と同様な操作で使用できるとと
もに、捨てる場合、ハカマ部材の底面に突出している係
止片をライタ―やロ―ソク等で加熱することにより、係
止片が軟化あるいは溶解して、ハカマ部材より内筒部材
を抜取ることができる。したがって、材質毎の部品に分
別してゴミとして捨てることができる。
【0026】(2)前記(1)によって、材質毎の部品
に分別できるので、再利用が容易にでき、経済的に利用
できる。
【0027】(3)前記(1)によって、構造が簡単で
あるので、容易に実施することができるとともに、組立
てや分解が容易にできる。
【0028】(4)請求項2、3、4も材質毎の部品に
容易に分解して分別することができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図。
【0031】
【図2】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図。
【0032】
【図3】ハカマ部材の説明図。
【0033】
【図4】キャップ嵌合部材の説明図。
【0034】
【図5および図6】内筒部材の説明図。
【0035】
【図7】分解する場合の説明図。
【0036】
【図8ないし図10】本発明の第2の実施例を示す説明
図。
【0037】
【図11ないし図13】本発明の第3の実施例を示す説
明図。
【0038】
【図14および図15】本発明の第4の実施例を示す説
明図。
【0039】
【符号の説明】
1:ハカマ部材、 2:凹部、3:係
合孔、 4:キャップ嵌合部材、
5:キャップ嵌合部材本体、 6:フランジ部、
7:突起部、 8:キャップ嵌合
部、9:内筒部材、 10:螺旋部
材挿入凹部、11:内筒部材本体、 1
2:嵌合部、13:切欠部、 1
4、14A:係止片、15:軸部、
16:切欠溝、17:係止部、
18:螺旋部材、19:螺旋溝、
20、20A:皿部材、21:口紅、
22:係合ピン、23:外筒部材、
24:キャップ、25、25A、25B、25
C:口紅収納容器、26:切り割、
27:軸部、28:係止部、 2
9:ストッパ―ピン、30:筒部材、
31:支持体、32:ねじ棒、
33:脚部材、34:捩子部。
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【補正の内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 口紅等の収納容器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は口紅、リップクリーム、
スチックアイシャドウ、スチックファンデーション等の
棒状化粧品を収納する口紅等の収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の口紅収納容器はアルミ材、黄銅材
および合成樹脂材で成形された部品を用いて、使用者が
分解できないように組付けている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来の口紅収納容器
は口紅がなくなった場合、捨てるが、この捨てる場合に
金属材と合成樹脂材とを分別することができず、再利用
できないとともに、処理に困るという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
使用者が楽に各部品に分解して各材質に分け、再利用で
きるように廃棄処理することができる口紅等の収納容器
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はハカマ部材内に下端部が挿入された合成樹
脂材製の内筒部材を備える口紅等の収納容器において、
前記ハカマ部材の底面ほぼ中央部に係合孔を形成すると
ともに、前記内筒部材の底面ほぼ中央部に前記係合孔と
回動不能および抜け脱不能に係合し、加熱により係合解
除可能な係止片とで口紅等の収納容器を構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成された口紅等の収納容器は、
従来と同様に使用することができるとともに、ハカマ部
材の底面に突出している部位の係止片を加熱することに
より、係合孔と係止片との係合を解除して取外すことが
できる。
【0007】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図7の本発明の第1の実施例に
おいて、1はアルミ材等の金属材で成型されたハカマ部
材で、このハカマ部材1は図3に示すように底面に凹部
2が形成されるとともに、該凹部2のほぼ中央部に多角
形状の係合孔3が形成されている。
【0009】4は図4に示すように前記ハカマ部材1内
に下端部が挿入固定される黄銅等の金属材製のキャップ
嵌合部材で、このキャップ嵌合部材4は前記ハカマ部材
1内に挿入嵌合されるリング状の底面4aを有するキャ
ップ嵌合部材本体5と、このキャップ嵌合部材本体5の
上端部と一体成形された前記ハカマ部材1の上端部を覆
うフランジ部6と、このフランジ部6の上端部と一体成
形された外周部に複数個の突起部7を有するキャップ嵌
合部8とから構成されている。
【0010】9は前記キャップ嵌合部材4内に下端部が
挿入される合成樹脂材製の内筒部材で、この内筒部材9
は図5および図6に示すように外周部に螺旋部材挿入凹
部10が形成された筒状の内筒部材本体11と、この内
筒部材本体11の下端部に一体成形された前記キャップ
嵌合部材4内に嵌合される嵌合部12と、前記内筒部材
本体11に形成された軸心方向の切欠部13と、前記嵌
合部12のほぼ中央底面に下方へ突出するように一体成
形された前記ハカマ部材1の係合孔3と回動不能に係合
するとともに、該係合孔3の外側周縁部と係合して抜け
脱を防止する係止片14とから構成されている。
【0011】前記係止片14は前記係合孔3と同形状の
軸部15と、この軸部15のほぼ中央先端部寄りの部位
に形成された切欠溝16と、前記軸部15の先端部にク
サビ状に外方へ突出するように形成された係止部17と
で構成されている。
【0012】18は前記内筒部材9の螺旋部材挿入凹部
10に回転可能に取付けられた螺旋溝19を有する螺旋
部材である。
【0013】20は前記内筒部材9内を上下移動可能に
取付けられた口紅21を支持する皿部材で、この皿部材
20には前記内筒部材9の切欠部13および前記螺旋部
材18の螺旋溝19と係合する係合ピン22が形成され
ている。
【0014】23は前記螺旋部材18の外周部を覆うよ
うに下端部が前記キャップ嵌合部材4内に挿入された外
筒部材である。
【0015】24は前記ハカマ部材1の上端部より上方
に突出している前記外筒部材23を覆う前記キャップ嵌
合部材4のキャップ嵌合部8と着脱可能に嵌合するキャ
ップである。
【0016】上記構成の口紅収納容器25は内筒部材9
に螺旋部材18、皿部材20および外筒部材23を組付
けた後、キャップ嵌合部材4およびハカマ部材1を嵌合
固定させたり、あるいはハカマ部材1にキャップ嵌合部
材4を嵌合させたものに取付ける。この取付けによっ
て、内筒部材9の係止片14がハカマ部材1の係合孔3
と係合し、ハカマ部材1に対し内筒部材9が回動不能で
かつ抜け脱不能に取付けられ、従来と同様に口紅21が
皿部材20に充填され、ハカマ部材1と外筒部材23と
を持っての回動によって口紅21を外筒部材23の上端
部より出没させることができる。
【0017】口紅21を使用し、口紅収納容器25を捨
てる場合、図7に示すようにハカマ部材1の底面に突出
している係止片14をライターやローソク等で加熱し、
係止片14の係止部17を軟化させたり溶解することに
より、ハカマ部材1より内筒部材9を抜取り、各材質の
部品に分別して処理することができる。
【0018】
【本発明の異なる実施例】次に図8ないし図15に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0019】図8ないし図10の本発明の第2の実施例
において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点は
内筒部材9に形成した係止片14Aで、この係止片14
Aは複数個の切り割26が形成された筒状の軸部27
と、この軸部27の先端部にクサビ状に外方へ突出する
ように形成された係止部28と、前記筒状の軸部27内
に挿入されることにより、ハカマ部材1と内筒部材9と
を回動不能および抜け脱不能にするストッパーピン29
とで構成されている。このように形成された係止片14
Aを用いても、捨てる場合、ストッパーピン29を押込
んだり、抜取ることにより、ハカマ部材1から内筒部材
9を楽に取外すことができる口紅収納容器25Aにでき
る。
【0020】図11ないし図13の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、ハカマ部材1内に挿入される部位に軸心方向の切欠
部13が形成された筒部材30を回転可能に支持する支
持体31の底面にハカマ部材1の係合孔3と回動不能で
かつ抜け脱不能な係止片14を形成した点で、このよう
に構成された口紅収納容器25Bにしても、前記本発明
の第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0021】なお、32は前記支持体31に前記支持体
31に形成されたねじ棒で、このねじ棒32は口紅21
を支持する皿部材20Aの脚部材33、33の下端部の
ねじ部34、34と螺合されている。
【0022】図14および図15の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第3の実施例と主に異なる点
は、支持体31に係止片14Aを形成した点で、このよ
うに形成された係止片14Aを用いた口紅収納容器25
Cにしても、前記本発明の第3の実施例と同様な作用効
果が得られる。
【0023】なお、前記本発明の各実施例では皿部材に
口紅を支持させるものについて説明したが、本発明はこ
れに限らず、リップクリーム、スチックアイシャドウ、
スチックファンデーション等の棒状化粧品も同様に皿部
材に支持させて使用することができる。
【0024】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0025】(1)ハカマ部材1内に下端部が挿入され
た合成樹脂材製の内筒部材9を備える口紅等の収納容器
において、前記ハカマ部材1の底面ほぼ中央部に係合孔
3を形成するとともに、前記内筒部材9の底面ほぼ中央
部に前記係合孔3と回動不能および抜け脱不能に係合
し、加熱により係合解除可能な係止片14を形成したの
で、従来の口紅収納容器と同様な操作で使用できるとと
もに、捨てる場合、ハカマ部材の底面に突出している係
止片をライターやローソク等で加熱することにより、係
止片が軟化あるいは溶解して、ハカマ部材より内筒部材
を抜取ることができる。したがって、材質毎の部品に分
別してゴミとして捨てることができる。
【0026】(2)前記(1)によって、材質毎の部品
に分別できるので、再利用が容易にでき、経済的に利用
できる。
【0027】(3)前記(1)によって、構造が簡単で
あるので、容易に実施することができるとともに、組立
てや分解が容易にできる。
【0028】(4)請求項2、3、4も材質毎の部品に
容易に分解して分別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図。
【図3】ハカマ部材の説明図。
【図4】キャップ嵌合部材の説明図。
【図5および図6】内筒部材の説明図。
【図7】分解する場合の説明図。
【図8ないし図10】本発明の第2の実施例を示す説明
図。
【図11ないし図13】本発明の第3の実施例を示す説
明図。
【図14および図15】本発明の第4の実施例を示す説
明図。
【符号の説明】 1:ハカマ部材、 2:凹部、3:係
合孔、 4:キャップ嵌合部材、
5:キャップ嵌合部材本体、 6:フランジ部、
7:突起部、 8:キャップ嵌合
部、9:内筒部材、 10:螺旋部
材挿入凹部、11:内筒部材本体、 1
2:嵌合部、13:切欠部、 1
4、14A:係止片、15:軸部、
16:切欠溝、17:係止部、
18:螺旋部材、19:螺旋溝、
20、20A:皿部材、21:口紅、
22:係合ピン、23:外筒部材、
24:キャップ、25、25A、25B、25
C:口紅収納容器、26:切り割、
27:軸部、28:係止部、 2
9:ストッパーピン、30:筒部材、
31:支持体、32:ねじ棒、
33:脚部材、34:捩子部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハカマ部材1内に下端部が挿入された合
    成樹脂材製の内筒部材9を備える口紅等の収納容器にお
    いて、前記ハカマ部材1の底面ほぼ中央部に係合孔3を
    形成するとともに、前記内筒部材9の底面ほぼ中央部に
    前記係合孔3と回動不能および抜け脱不能に係合し、加
    熱により係合解除可能な係止片14を形成したことを特
    徴とする口紅等の収納容器。
  2. 【請求項2】 ハカマ部材内1に下端部が挿入された合
    成樹脂材製の内筒部材9を備える口紅等の収納容器にお
    いて、前記ハカマ部材1の底面ほぼ中央部に係合孔3を
    形成するとともに、前記内筒部材9の底面ほぼ中央部に
    前記係合孔3と係合し、押込みあるいは引抜きで除去で
    きるストッパ―ピン29でロックされる係止片14Aを
    形成したことを特徴とする口紅等の収納容器。
  3. 【請求項3】 ハカマ部材1内に挿入される該ハカマ部
    材1内に挿入される部位に軸心方向の切欠部13を有す
    る筒部材30を回転可能に取付けられた合成樹脂材製の
    支持体31を備える口紅等の収納容器において、前記ハ
    カマ部材1の底面ほぼ中央部に係合孔3を形成するとと
    もに、前記支持体31の底面ほぼ中央部に前記係合孔3
    と回動不能および抜け脱不能に係合し、加熱により係合
    解除可能な係止片14を形成したことを特徴とする口紅
    等の収納容器。
  4. 【請求項4】 ハカマ部材1内に挿入される該ハカマ部
    材1内に挿入される部位に軸心方向の切欠部13を有す
    る筒部材30を回転可能に取付けられた合成樹脂材製の
    支持体31を備える口紅等の収納容器において、ハカマ
    部材1の底面ほぼ中央部に係合孔3を形成するととも
    に、前記支持体31の底面ほぼ中央部に前記係合孔3と
    係合し、押込みあるいは引抜きで除去できるストッパ―
    ピン29でロックされる係止片14Aを形成したことを
    特徴とする口紅等の収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001161437A (ja) * 1999-12-07 2001-06-19 Takeuchi Kogyo Kk 口紅等の収納容器
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