JPS61130500A - Sn/Cr2層めつき鋼板の製造方法 - Google Patents

Sn/Cr2層めつき鋼板の製造方法

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JPS61130500A
JPS61130500A JP59252355A JP25235584A JPS61130500A JP S61130500 A JPS61130500 A JP S61130500A JP 59252355 A JP59252355 A JP 59252355A JP 25235584 A JP25235584 A JP 25235584A JP S61130500 A JPS61130500 A JP S61130500A
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D11/00Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
    • C25D11/38Chromatising
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
    • C25D3/30Electroplating: Baths therefor from solutions of tin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/10Electroplating with more than one layer of the same or of different metals
    • C25D5/12Electroplating with more than one layer of the same or of different metals at least one layer being of nickel or chromium

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、鋼板表面にCr、 Snを順次積層する2層
めっき鋼板の製造方法に関するもので、特に。
Crめっき上のSnめっき量が、1.Q g/m″以下
であるSn/Cr2層めっき鋼板の製造方法に関するも
のである。
〈従来技術とその問題点〉 電気めっき法によりめっきされた金属Crの上に電気S
nめっきを施す場合、金属Cr表面にはCr水和酸化物
が存在するので、通常の電気Snめっき方法では満足な
Snめっきを施すことができない、すなわち1通常工業
的に行われている電気クロムめっきは、Cr6+イオン
を電気化学的に金属Crまで還元するのであるが、周知
の如(、’ Cr6+イオンは3価Crの水和酸化物を
経由して金属Crまで還元されるので、めっき表面には
常にCr水和酸化物が存在しており、このCr水和酸化
物がSnめっきを妨げるのである。金属Cr表面にCr
水和酸化物が存在している状態で電気Snめっきを施し
ても、密着力の乏しいめっき層しか得られない。
したがって、電気Snめっきを施すためには、電気Cr
めっき表面のCr水和酸化物を除去しなければならない
このCr水和酸化物を除去する方法としては、熱アルカ
リ水溶液で溶解させる方法や、NaOH水溶液、りん酸
緩衝溶液、硼酸緩衝溶液等の水溶液中で陽極電解により
、溶解させる方法が知られている。
熱アルカリ水溶液で溶解させる方法では、アルカリに不
溶なCr酸化物が残存して満足なSnめっきを施すこと
ができない、また陽極電解処理では。
金属Crも溶解し、金属Crが溶解消失するまでCr水
和酸化物が残存するので、Sn/Cr2層めっき鋼板の
製造法に用いることはできない。
その他、特殊なSnめっき前処理として、先行技術特公
昭33−1455号「クロム及クロム合金表面上への各
種金属の鍍金法」があるが、開示されているところの表
面活性化処理を行っても、実用上満足できる密着性を有
するSnめっきを得ることはできない。
さらに、先行技術特公昭48−35136号「クロム−
錫二層メッキ方法」があるが、開示されているところの
Crめっき液浸漬処理によっても、Crめっき表面のC
r水和酸化物は完全には除去されず、十分なめっき密着
力は得られない、また、非常に高い電流密度のストライ
ク処理を行うので設備上実施が困難である等の問題があ
る。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、上記従来の欠点を解消し、めっき密着
性に優れ、光沢の良い、耐変色性を有する、簡便なSn
/ Cr 29めっき鋼板の製造方法を提供することに
ある。
本発明の第1の態様によれば、鋼板表面に電気Crめっ
きを施した後、水洗し、Snイオン1.5〜20 ge
lと硫酸換算で10〜100 g/lに相当する酸とを
含有する酸性浴を用いてSnめっきを行うことを特徴と
するSn/Cr2暦めっき鋼板の製造方法が提供される
本発明の第2の態様によれば、鋼板表面に電気Crめっ
きを施した後、水洗し、 Snイオン1.5〜20 g
elと硫酸換算で10〜100 g/lに相当する酸お
よびオキシエチレン鋼を有する界面活性剤を0.1〜 
*Og/l含有する酸性浴を用いてSnめっきを行うこ
とを特徴とするSn/1cr2層めっき鋼板の製造方法
が提供される。
本発明の第3の態様によれば、鋼板表面に電気Crめっ
きを施した後、水洗し、 Snイオン1,5〜20 g
/文と硫酸換算でlθ〜100 g/lに相当する酸と
を含有する酸性浴を用いてSnめっきを行い、水洗し、
さらにCr水和酸化物あるいはCr水和酸化物と金属C
rからなるクロメート被膜層を形成することを特徴とす
るSn/Cr2@めっき鋼板の製造方法が提供される。
本発明の第4の態様によれば、鋼板表面に電気Crめっ
きを施した後、水洗し、 Snイオン1.5〜20g7
文と硫酸換算でlθ〜100 g/lに相当する酸およ
びオキシエチレン鋼を有する界面活性剤を0.1〜10
 g/Jl含有する酸性浴を用いてSnめっきを行い、
水洗し、さらにCr水和酸化物あるいはCr水和酸化物
と金属Crからなるクロメート被膜居士形成することを
特徴とするSn/Cr2層めっき鋼板の製造方法が提供
される。
〈発明の具体的構成〉 以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明では、まず鋼板表面を常法により脱脂、酸洗を行
った後、公知のCrめっき浴組成、めっき条件で電気C
rめっきを行う、続いて十分な水洗洗滌を行い、引き続
いて、Snイオン1.5〜20 gelと硫酸換算でl
O〜100 giA、に相当する酸を含む酸性浴中で陰
極電解を行い、 Snめっきを施す。
本発明におけるSnめっき浴におけるSnイオンは、硫
酸錫、塩化錫、ホウフッ化錫、ピロリン酸錫、フッ化錫
、およびその他の錫化合物を用いて供給すれば良く、酸
としては硫酸、塩酸、フッ酸、ホウフッ酸等の無機酸、
あるいはフェノールスルホン酸、クレゾールスルホン酸
等の有機酸を、それぞれ単独あるいは混合して用いれば
良い。
本発明のSflめっき法では、 Snめっきと同時に多
量の活性なH2ガスが発生する。この多量の活性なH2
ガスにより、従来の方法では完全に除去し得なかった電
気Crめっき表面上のCr水和酸化物が完全に除去され
、同時にSnが電着されることにより、密着性の優れた
Crめっき上のSnめっきが達成されるのである。
Snめっき時にかなりのH22ガス生を伴う条件でめっ
きを行うと、H2ガスにより鋼板表面が活性化されて、
緻密なSnめっき層が得られることが知られている。す
なわち、特公昭45−19362号「電気錫メッキ方法
」、特公昭46−25603号「酸性電気錫前メッキ法
」に開示されているところでは、電気Snめっき鋼板(
通称ブリキと称される)の耐食性を向上させる前処理と
して、H2ガスをかなり発生する低Snイオン濃度浴を
使うことが示されており、また、特開昭55−7388
7号「酸性錫めっき浴」に開示されているところでは、
公知の硫酸錫浴、フェノールスルホン酸錫浴に、硫酸塩
を添加して、H2ガスを発生させながら極薄Ssめっき
を行うことが示されている。
しかし、これらは、いずれも鋼板上に行うSnめっきの
改良に関する方法であり、本発明の製造方法は、従来困
難であったCrめっき上へのSnめっきを対象とするも
のである。
本発明者らは既に、特願昭59−117704号「溶接
性に優れた表面処理鋼板及びその製造方法」において示
したように、電気Crめっき後、塩酸、硫酸、シュウ酸
、酢酸を1種または2種以上含有する水溶液中で陰極電
解することにより、効率良く電気Crめっき表面の水和
酸化物を除去できることを知見している。また、該水溶
液中に錫イオンを含有させることにより、クロム水和酸
化物を除去すると同時にSnめっきが施せることを知見
している0本発明者らは、このSnイオンを含有する酸
溶液についてさらに検討を進めた結果、電気Crめっき
上に電気SIIめっきを施すのに適正なSnイオン濃度
と酸濃度を新規に見出し、本発明に至ったものである。
本発明におけるめっき浴中のS!Iイオン濃度は1.5
〜20 g/見、より好ましくは1.5〜5g/lであ
る。 Snイオン濃度が1−5 ge1未満ではSnが
金属Cr上に析出せず、20 ginを越えると粉末状
、あるいは樹枝状の析出となり、外観が極めて悪くなり
実用的でない。
本発明におけるめっき浴中の酸濃度は、硫酸換算でlO
〜10(! g/見である。酸濃度が硫酸換算で10g
/見未満では、電気Crめっき表面のCr水和酸化物を
除去するのに必要な、活性なH2ガスの発生が不十分で
あり、密着力の不十分なSnめっきしか得られない、ま
た100 gin以上では、活性なH2ガスの発生は十
分であるが、液の腐食性が強くなり、めっき装置類に過
剰な耐酸処置を講じねばならず、不経済である。
その他のめっき電解条件は、浴温度30〜70℃、電流
密度5〜50 A/m2の範囲内で任意に設定すれば良
いが、 Snめっき量が1.0 g/rrf以上になる
と粗雑なめっきとなり易いので、Snめっき量は1.0
 g/ゴ以下にしておくことが望ましい。
Sn/GrZ層めっき鋼板は、大気中の酸素によりSn
めっき表面が酸化され易く、SnO、5n02の成長に
より変色して来る。また、塗装して使用する場合には、
5nO1Sn02の存在により塗料密着性が著しく劣化
する。したがって、変色が問題となる用途や塗装して使
用する用途の場合、Snめっき後に引き続いてクロメー
ト被膜を施すことが好ましい。
クロメート被膜層は、Cr水和酸化物のみで形成されて
も良く、また、Cr水和酸化物と金EACrから形成さ
れても良い、クロメート被膜層を形成させる方法は公知
の電解クロメート処理方法を用いれば良い。
本発明者らはさらに1本発明Snめっき浴中にオキシエ
チレン鎖−[CH20H20]  −を有する界面活性
剤、例えばエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテルなどのポリ
エチレングリコールアルキルエーテル、エトキシレーテ
ッドαナフトールなどの芳香族エチレンオキサイドおよ
びポリエチレングリコール脂肪酸エステル等を0.1〜
 IOgel含有させることにより、外観色調の良い電
気Crめっき上の電気Snめっきが得られることを知見
した。オキシエチレン鎖を有する界面活性剤濃度が0.
1 g/見未満では外観色調を良くする効果が無く、 
10 ginを越えると効果が飽和してしまい、高価な
界面活性剤を不必要に用いることになり、不経済である
。ポリオキシエチレン鎖を有する界面活性剤は高価であ
るので、特に良い外観色調を必要とする場合に使用する
ことが望ましい。
く実 施 例〉 次に、本発明の実施例および比較例について説明する。
表1に本発明のSs/Cr2層めっき鋼板の製造方法に
より製造した鋼板の実施例を示し、表2に比較として用
いた鋼板の製造方法を示した0表1゜表2に示す鋼板を
用いて以下の試験を行った。
その結果を表3に示す。
(1)めっき密着性は、900折り曲げ後、テープ剥離
試験を行い、 O剥離無しく0%) × 剥離あり で評価した。
(2)めっき外観色調は、目視判定によりO外観色調特
に良 Δ 外観色調良 × 外観色調不良 で評価した。
(3)耐変色性は、21O℃で5時間加熱した後の変色
の有無で評価した。
表3 鋼板試験結果 〈発明の効果〉 表1、表2、表3により本発明の製造法にょるSn/G
rZ層めっき鋼板は優れためっき密着性と良い外観色調
を有し、しかも耐変色性が強いことが分る。
:L;、i−づ: 手続補正書印発) 1.事件の表示 昭和59年特許願第252355号 2、発明の名称 Sn/Cr2暦めっき鋼板の製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所  兵庫条神戸市中央区北本町通IT目1番2
8号氏 名  (125)川崎製鉄株式会社4、代理人
 〒101 電話8B4−4498住  所  東京都
千代田区岩木町3丁目2番2号住  所  東京都千代
田区岩本町3丁目2番2号6、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」の各種7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。
(2)明細書第5頁第4行〜第6頁第13行を下記の通
り訂正する。
「 本発明の第1の態様によれば、鋼板表面に電気Cr
めっきを施した後、水洗し、Snイオン1.5〜10g
/JZを含みpHが0.5未満0以上である強酸性Sn
めっき浴を用いて20〜50 A/dm2で1  g/
m2以下のSnめっきを行い、水洗した後、10〜50
g/ItのCr03と硫酸、硫酸塩、フッ酸、フッ化物
の1種または2種以上を含む浴を用い電流密度1〇八/
d112以上でCr換算で5〜30Ing/m2の金属
CrとCr水和酸化物から成るクロメート被膜層を形成
させることを特徴とするSn/[;r2層めっき鋼板の
製造方法が提供される。
本発明の第2B様によれば、鋼板表面に電気Crめっき
を施した後、水洗し、Snイオン1.5〜Log/j!
とオキシエチレン鎖を有する界面活性剤を0.1〜10
g/j!を含みpHか0,5未満0以上である強酸性S
nめっき浴を用いて20〜5〇八/d12で1 g/m
 ”以下のSnめっきを行い、水洗した後、LO〜50
g/4のCr03と硫酸、硫酸塩、フッ酸、フッ化物の
1種または2種以上を含む浴を用い電流密度lO^/d
l12以上でCr換算で5〜30tng7m2の金属G
rとCr水和酸化物から成るクロメート被膜層を形成さ
せることを特徴とするSn/(:r2層めっき鋼板の製
造方法が提供される。」・(3)同第6頁第18行の「
続いて十分な・・・・」から第7頁第2行までを下記−
の通り訂正する。
「続いて十分な水洗洗滌を行い、引き続いて、Snイオ
ン1.5〜10 g/1.を含みp)lが0.5未満0
以上である強酸酸性浴中で20〜50^/dm2陰極電
解を行い、Snめっきを施す。」 (4)同第8頁第12行〜第15行を下記の通り訂正す
る。
「 しかし、これらは、いずれも鋼板上に行うSnめっ
きの改良に関する方法てあり、めっきを阻害するCr水
和酸化物が存在するCrめっき上へのSnめっきを対象
としておらず、上記方法ではCrめっき上へ満足なSn
めっきを施すことはできない。これに対し本発明の製造
方法は、従来困難であったGrめっき上へのSnめつき
法を提供するものである。」 (5)同第9頁第8行の「酸濃度」を「水素イオン濃度
(pH) Jに訂正する。
(6)同第9頁第11行の「1.5〜20g/42」を
「1,5〜10g/fL」に訂正する。
(7)同第9頁第13行のr20g/l」を[10ge
lに訂正する、 (8)同第9頁第16行〜第10頁第9行を下記の通り
訂正する。
[本発明におけるSnめっき浴中の水素イオン濃度は、
pHで0.5未満0以上である。水素イオン濃度がpH
で0.5以上では、電気Crめっき表面のCr水和酸化
物を除去するのに必要な活性な112ガスの発生が不十
分であり、密着力の不十分なSnめつきしか得られない
。またpHが0未満では、活性な■2ガスの発生は十分
であるが、液の腐食性か強くなり、めっき装置類に過剰
な耐酸処置を請じねばならず、不経済である。めっき電
流密度は20〜50A/dII+2が好ましい。20 
A/dm2未満では活性なH2ガスの発生効率が悪(S
nめっきに長時間を要するので好ましくない。50Δ/
dm2超では電源装置が高価なものになるばかりでなく
めっき液がジュール熱で発熱するので好ましくない。め
っき温度は30〜50℃が好ましい範囲である。
H2カスを多量に発生させる本Snめっき法では、Sn
めっき量が1  g/m2を超えると粗雑なめっきとな
り易いので、Snめっき量は1  g/ln2以下にし
ておくことか望ましい。」 (9)同第10頁第18行〜第11頁第2行を下記の通
り訂正する。
「 クロメート被膜層は金属CrとCr水和酸化物から
形成されることにより、優れた耐変色性と塗料密着性が
得られる。クロメート被膜層を形成させる方法は、10
〜50g/文のCr03と硫酸、硫酸塩、フッ酸、フッ
化物の1種または2種以下を含む浴を用い電流密度10
 A/dm2以上で行う。
(:ro 3濃度が50g/見を超えるとSnめ)き層
がエツチングされるので好ましくない。また(:ro 
3濃度10g/Q未満あるいは電流密度10^/dm2
未満では金属Crの析出か困難となる。
クロメート被膜量はCr換算で5〜30 mg/m2で
ある。クロメート被1漠量が5ff1g/II+2未満
では変色防止効果および塗料密着性向上効果が不十分で
あり、30 mg/Ii2超ではこれらの効果が飽和し
てしまい不経済となる。クロメート被膜中の金属Crは
3II1g/l112以上で塗料密着性向上効果が顕著
であるが、20 mg/m2以上になると金属Crは硬
いのでスリキズが入り易くなるので望ましくない。」(
10)同第13.14および15頁の表19表2および
表3を別紙の通り訂正する。
2、特許請求の範囲 (1)鋼板表面に電気Crめつきを施した後、水洗/C
r2層めっき鋼板の製造方法。
(2)鋼板表面に電気Crめつきを施した後、水洗t 
を含む浴を用い7IT流密度10八/d1」L比二江で
5〜301 lI+2の  Crζ融fs  isと工
玉Sn/CrZ層めっき鋼板の製造方法。」表3 鋼板
試験結果 C1=1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板表面に電気Crめっきを施した後、水洗し、
    Snイオン1.5〜20g/lと硫酸換算で10〜10
    0g/lに相当する酸とを含有する酸性浴を用いてSn
    めっきを行うことを特徴とするSn/Cr2層めっき鋼
    板の製造方法。
  2. (2)鋼板表面に電気Crめっきを施した後、水洗し、
    Snイオン1.5〜20g/lと硫酸換算で10〜10
    0g/lに相当する酸およびオキシエチレン鎖を有する
    界面活性剤を0.1〜10g/l含有する酸性浴を用い
    てSnめっきを行うことを特徴とするSn/Cr2層め
    っき鋼板の製造方法。
  3. (3)鋼板表面に電気Crめっきを施した後、水洗し、
    Snイオン1.5〜20g/lと硫酸換算で10〜10
    0g/lに相当する酸とを含有する酸性浴を用いてSn
    めっきを行い、水洗し、さらにCr水和酸化物あるいは
    Cr水和酸化物と金属Crからなるクロメート被膜層を
    形成することを特徴とするSn/Cr2層めっき鋼板の
    製造方法。
  4. (4)鋼板表面に電気Crめっきを施した後、水洗し、
    Snイオン1.5〜20g/lと硫酸換算で10〜10
    0g/lに相当する酸およびオキシエチレン鎖を有する
    界面活性剤を0.1〜10g/l含有する酸性浴用いて
    Snめっきを行い、水洗し、さらにCr水和酸化物ある
    いはCr水和酸化物と金属Crからなるクロメート被膜
    層を形成することを特徴とするSn/Cr2層めっき鋼
    板の製造方法。
JP59252355A 1984-11-29 1984-11-29 Sn/Cr2層めつき鋼板の製造方法 Granted JPS61130500A (ja)

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Cited By (3)

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