JPS61129104A - 植物生長調整組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、０．２〜９５質量％の３−イソノニルオキシ
プロピル−アンモニウムメチルホスホネート、および１
００質量％までの補充量の固体または液体充填剤または
担体および任意に他の添加剤、好ましくは界面活性剤お
よび／または付着促進剤（ａｄｈｅｓｉｏｎ　ｐｒｏｍ
ｏｔｉｎｇ　ａｇｅｎｔ）を含有する、植物生長調整お
よび作物成熟促進組成物に関する。

３−イソノニルオキシプロピル−アンモニウムメチルホ
スホネートの製造ならびにその殺菌剤組成物の活性成分
としての用途がハンガリー特許第１８４．３１９号明細
書に報告されているが、前記した活性剤の植物生長調整
効果はこの特許明細書に記載されていない。

３−イソノニルオキシプロピルーアンモニウムメチルホ
スホネートは、適当な用量で適用した場合に、田畑（ｆ
ｉｅｌｄ）栽培植物、例えば、小麦、トウモロコシ、テ
ンサイ、ヒマワリ、ならびに園芸植物、例えば、パプリ
カ（ｐａｐｒｉｋａ）　、）マド、ハツカダイコン、イ
モ、さらに果樹、例えば、リンゴ、および漿果植物、例
えば、スグリおよびブドウの木（ｖｉｎｅ）の作物結合
（ｃｒｏｐ−ｂｉｎｄｉｎｇ）、花結合（ｆｌｏｗｅｒ
−ｂｉｎｄｉｎｇ）および作物成熟ならびに根の発育、
生長、葉表面の発育の調整に用いることができるという
ことが見い出された。

植物生長を調整するためにまたは作物成熟を促進するた
めに、本発明の組成物は１〜２０００ｐｐｍの活性成分
濃度で用いることができる。使用量は、処理する植物、
処理の目的、植物の生物気候学均相、組成物の形態に依
存している。

従って、本発明は、植物生長を調整しおよび花結合およ
び作物結合および作物成熟を促進するための処理方法で
あって、活性成分として０．２〜９５質量％の３−イソ
ノニルオキシプロピル−アンモニウムメチルホスホネー
ト、および１００質量％までの補充量の固体または液体
の充填剤または担体および任意に他の添加剤、好ましく
は界面活性剤および／または付着促進剤を含有する組成
物を用いることによって、１〜２０００ｐｐｍの量の活
性成分で種子、植物開始物（ｐｌａｎｔ　１ｎｉｔｉａ
ｔｉｖｅｓ）および花を処理すること、または栽植後も
しくはとり本復に散布により１〜２０００ｐｐｍの量の
活性成分で、または播種前に０．００１〜５．０　ｇ　
／　ｒｄの量の活性成分で植物の土壌を処理することを
含む処理方法にも関する。

実際に適用する前に、固体または液体の担体および任意
に他の添加剤、適当には界面活性剤および付着促進剤を
用いることにより本発明の活性成分を組成物に配合する
。

適当な担体は、活性成分の吸着または吸収を促進する有
機または無機の、天然または合成の物質（例えば、水、
メタノール、グリセロール、ろう、樹脂、タルク等）を
含んでいる。

適当な界面活性剤は、イオンおよび／または非イオン乳
化剤および分散剤または湿潤剤、好ましくはアルキルア
リールポリグリコールエーテルおよび脂肪酸ポリグリコ
ールエーテルを含んでいる。

適当な付着促進剤は、例えば、ポリビニルピロリドン、
ポリエチレングリコールおよびカルボキシメチルセルロ
ースである。

本発明の組成物は、水溶性濃厚物（ＷＳＣ）、湿潤性粉
末（ＷＰ）、ダスト、乳化性濃厚物（Ｅ　Ｃ）または粒
質物（Ｇ）として配合することができる。

本発明の一層の詳細を以下の限定的でない例によって説
明する。以下の例において、ＢＦ　−５１とは３−イソ
ノニルオキシプロピル−アンモニウムメチルホスホネー
トをいう。

例　　１ 下記の成分から溶液を調製する。

％ ＢＦ−５１−５ メタノール　　　　　　　　　　９４．５以下余白 下記の成分から溶液を調製する。

％ ＢＦ−５１２ グリセロール　　　　　　　　９７．８５■−１ 下記の成分から溶液を調製する。

ＢＦ−５１９背 ジメチルスルホキシド　　　　　　５ 例　　４ １０ＨのＢＦ　−５１および１００ｍＡのメタノールを
含有している混合物を９０ｇのタルクと均質化する。減
圧下にメタノールを蒸発させた後、Ｏ，ＯＳ〜０．０１
ｇ／ｃｎｌの付着力を有するダスト組成物が得られる。

劃−ｊ− １０ｇのＢＰ　−５１，１０ｇのポリエチレングリコ−
ル、０．１ｇのエマルソゲンＮ０９０　（アルキルアリ
ールポリグリコールエーテル）および１００ｍＪのメタ
ノールを含有している混合物を７９．９ｇのタルクと均
質化する。減圧下にメタノールを蒸発させた後、０．０
７〜０．０１ｇ／ｃ＋Ｊの付着力を有する、活性成分１
０％含有の湿潤性粉末が得られる。

例−」− １０ｇのＢＦ　−５１，５ｇのポリビニルピロリドン、
０．２ｇのアルコパルＮ０８０　（ノニルフェノールポ
リグリコールエーテル）および１００ｇのメタノールを
含有している混合物を８４．８　ｇのタルクと均質化す
る。減圧下にメタノールを蒸発させた後、０．０１〜０
．００２ｇ／ｃ４の付着力を有する、活性成分１０％含
有の湿潤性粉末が得られる。

例　　７ １００ｇの真珠沈澱物（ｐｅａｒｌ　ｇｕｈｒ）を１０
０ｇのＢＦ−５１と強く攪拌し、２〜３時間放置した後
、この混合物を濾過し、そして生成物を４０℃で１〜２
時間乾燥させる。

例　　８ １００ｇの真珠沈澱物、１００ｇのＢＰ−５１および２
５ｇのシペマソト（Ｓｉｐｅｍａｔ）　５０　（合成シ
リケート）を十分に混合した後、例７に記載の方法に従
う。

例９ せん穴あけ器（ｐｌｕｇ−ｂｏｒｅｒ）を用いてジャガ
イモ塊茎から取り出したジャガイモの芽ばえを、試験の
下に種々の濃度の物質を含有する溶液中に１０分間浸し
た後、栽培びんに植えた。

インドール−３−酢酸（ＩＡＡ）およびジベレリン酸（
ＧＡ）を参照物質として用いた。根の質量、苗条の質量
および塊茎苗条の質量を秤量した。

この結果を第１表に要約する。

以下余白 第　　Ｉ　　表 コントロール　　　　　　　　Ｏ１，７２８，９８０，
０Ｂ　　　　　　　　　　　５０．０ＢＦ−５１１咽２
．４９１６．８４０．５８　１００．（１）ＢＦ−５１
１０ｐｐｍ　２．沼１７．７５０．朝　１（１）、（１
）ＢＰ−５１１００９９１１１，５８１５，９７’　０
．５５　８０．００８Ｆ−５１２５０ｐｐｎ＋　１．８
８１８．７１０．９０　　＆３．３３８Ｆ−５１５００
ｐｐｍ　１．３３９．１００．４４　　Ｂｏ、００ＩＡ
Ａ　　ｌｐｐｍ　１．４０１２．４７０．１５　５０．
００１八八　　　　　　　　１０ｐｐｍ　　　　　Ｏ，
９１６，１９０，２Ｂ　　　　　　　　　　２０．００
■八＾　　　　　　　　１００　　ｐｐｍ　　　　　Ｏ
，７９６，３５０，０３１６，６７Ｇ八　　　　　　　
　　　　１ｐｐｎ＋　　　　　　１．５４　　　　　１
１．６９　　　　　０．０６　　　　　　　　　　３３
．３３ＧＡ　　１０ｐｐｍ　２．３４９．４１０．４１
　１００．００ＧＡ　　　　　　　Ｉｏｏｐｐｍ　　　
　１．２９　　　１Ｂ、７４　　　０．０２　　　　　
　　１６．６７■−則 パプリカの種子〔「ラムホーン（ｒａｍ−ｈｏｒｎ）　
Ｊ種〕を試験下に種々の濃度の物質を含有する溶液中に
１０分間浸した０表面を乾燥させた後、種子を栽培びん
に植えた。２か月後、発芽率（％）および平均の長さを
評価した。この結果を第■表に要約する。

第　　■　　表 コントロール　　　８　　　３０　　　３８　　　　　
８．２６ＢＦ−５１１咽　　１８３８　　　　ω　　　
　η、４０８Ｆ−５１１０咽　　３８　　　５６　　　
７６　　　　２６．郭ＢＦ−５１１００ｐｐｍ　　　２
６　　　４２　　　６０　　　　２４．７７ＢＦ−５１
２５０咽　　あ　　　団　　　７０　　　　　あ、田Ｉ
ＡＡ　　１咽　　　１４　　　２Ｂ　　　　６２　　　
　　１４．５１１＾＾　１０卿　　　１８　　　２４　
　　６０　　　　２２，４７Ｉ八＾　１１００ｐｐ　　
　　　　　　　８　　　　　　　１６　　　　　　　４
８　　　　　　　　　　１７．Ｐｌ（ＧＡ１ｐｐａ＋　
　　　　１０　　　１４　　　５２　　　　　１３．６
９Ｇ＾　１０四　　　　１０　　　１６　　　４６　　
　　’１６．４８ＧＡ　　１００　　咽　　　　　　　
　　１２　　　　　　　　１２　　　　　　　　４２　
　　　　　　　　　　１６．３Ｂ例１１ ビートの種子〔「カメンナジャ（ｋａｎ＋ｅｎｎａｊａ
）　Ｊ種〕を試験下に種々の濃度の物質を含有する溶液
中に１０分間浸した。表面を乾燥させた種子を栽培びん
に植え、２か刃稜に発芽率（％）を評価した。結果を第
■表に要約する。

第■表 コントロール　　　２７　　　　３．２５ＯＦ−５１５
００ｐｐｍ　　　７３　　　　４゜６８ＢＦ−５１２５
０ｐｐｍ　　　６０　　　　５．２７ＢＰ−５１１００
ｐｐｏ＋　　　６０　　　　４．４４ＢＦ−５１１０ｐ
ｐｍ　　　５３　　　　６．８７ＢＦ−５１１ｐｐｍ　
　　４０’　　　　９．６７１ＡＡ１００　ｐｐｍ　　
　８０　　　　４．７６１０　ｐｐｍ　　　７６　　　
　３．９１１ｐｐａ＋　　　７３　　　　４．０５Ｇ＾
　　１００　ｐｐｍ　　　６６　　　　４．５０１　ｐ
ｐｍ　　　７３　　　　３゜３７しＡはソヘレリン版で
ある 例１２ ジャガイモの植え付は種（ｓｏｗｉｎｇ−ｓｅｅｄｓ）
を、種々の濃度の例３に記載したＢＦ−５１９０ＷＳＣ
ｍ酸物を含有する溶液を用いてドレッシングした。ドレ
ッシングの８日後に、塊茎を植えた。未処理の対照の塊
茎を、処理したものと同時にまたは１週間だけ早く植え
た。収穫量を評価し７た。結果を第■表に要約する。

第　　■　　表 ８Ｆ−５１９０ＷＳＣＯ，５４，８４゜５２．８２゜９
１５ＢＦ−５１９０ＷＳＣＯ，２５６，２５，５５，９
５，９２３，５８Ｆ−５１９０ＷＳＣＯ，１５６，５５
，７５５，６２２，６５ＢＦ−５１９０区０．０２５５
．７５５．８４．９５．２２１．６５この結果に基づき
、ＢＦ　−５１で処理した塊茎は植物の発育に任意の遅
れを生じさせることなく１週間だけ遅く植えること（遅
植え）が可能であるということが言える。このことは、
単種えが不都合な冷たい春の天候により危険となること
がある地域にとってはとりわけ重要である。

■−Ｕ 各処理に対して、それぞれ５つの芽を有するブドウの木
（ｖｉｎｅ）の苗条１０本を、それぞれ１０　、１００
および５００ｐｐｍのＢＦ−５１９０ＷＳＣを含有する
溶液中に２４時間浸した後、苗条を温室条件下にプラス
チック容器中の腐植土および砂を含んだ土壌培地で栽培
した。

栽培を３か月間Ｉ！続した後、ブドウの木のつぎ穂（ｓ
ｌｉｐ）に発育した芽の長さ、次いでブドウの木の茎（
ｓ　ｔａ　Ｉｋ）を切り落とした後の芽および根の重量
を各植物について測定した。各処理についてのデータを
平均し、芽および根の発育を対照と比較した。この結果
を第ｖ表に要約する。

以下余白 第　　ｖ　　表 ｈｉ［物１体についての平均 １／ＢＦ−５１９０収　１０　　２４１３３．３　１０
．２１羽、１９．０１印、６２／ＢＦ−５１９０ＷＳＣ
１００１９１０５，５７，０１２５，０８，５１５７，
４３／ＢＦ−５１９０収　魚　　１６　　田、８　４．
５　　（資）、３６．５１加、３ν対照　　−１８１０
０，０５，６１００，０５，４１００，０ブドウの木の
茎の芽の発育は１０ｐｐｍおよび１１００ｐｐ濃度のＢ
Ｆ−５１９０ＷＳＣによって促進された。

つぎ穂の根の発育は、１０ｐｐｍ　、　１１００ｐｐま
たは５００ｐｐｍ濃度のＢＦ−５１９０ＷＳＣによって
促進された。

開一旦 同量のハーグランド栄養溶液（Ｈｖａｇｌａｎｄ　ｎｕ
ｔｒｉ−ｍｅｎｔ　５ｏｌｕｔｉｏｎ）に浸した真珠岩
を、それぞれが２１４４の開口面積を有する４つのプラ
スチック製栽培びんに入れた。例７によって調製した種
々の量のＢＦ＝５１５０　Ｇを真珠岩の表面に均等に散
布した後、１０粒の小麦を各びんに植えた。

萌芽の開始後、各処理における萌芽のリズムを、未処理
対照の萌芽率（％）が９０％に達するまで連続的に評価
した（第■表）。さらに進んでから、発芽率（％）、苗
条の長さ、生重量および根の重量を、対照植物の４葉期
に評価した（第４表）。

第■表 対照　　　　６８．７５８６．２５９０８Ｆ−５１５０
Ｇ　　Ｏ，００５８０９０９１，２５８Ｆ−５１５０Ｇ
　　Ｏ，０１Ｂ５　９５　９６．２５第■表 対照　−９０１００１８，４６１０００，４１１０００
，７１１００８Ｆ−５１５０Ｇ　Ｏ，００５９１ｌｏｔ
　２３．６＋１　］ｔＯ，７０１７００，９１７７８Ｆ
−５１５０Ｇ　Ｏ，０１９２１０２２２，７２１２３０
，８８１４１０，８５１１９この結果から次のことが明
らかである。

ａ）植物の萌芽リズムは処理の効果の下により強まり、
そして ｂ）　植物の高さおよび植物の生重量は両方とも対照と
比較して有意に増加した。

■一旦 栽培びんに植えたトウモロコシ（５植物体／びん）の各
々に、種子の後熟期間に、それぞれ２５０ｐｐｎ＋また
は５００ｐｐｍのＢＦ　−５１またはジベレリン酸また
はインドール−３−酢酸を含有する溶液を噴霧した。

未処理対照植物の４葉期に、植物の高さ、生重量および
根の重量を測定しく第１表）、ならびに各植物の第２葉
の頂部からクロロフィル含有量を決定した（第■表）。

以下余白 第　　■　　表 ＊　ジベレリン酸の影響で極めてひょろ長い植物が発育
した。

以下余白 第　　■　表 ５０００．５７０．１２０．７０１０３．６１００１０
４．５０．９６　１５２．４以下余白 この結果から明らかなように、植物の発育は、未処理対
照と比較して３種の活性物質の全てによって有意に促進
された。

しかしながら、植物の高さ／生重量比は、参照物質と比
較してＢＦ　−５１がより好ましい効果を示したと言え
る。従って、結局、トウモロコシの習性はＢＰ　−５１
によって不都合には影響されず、一方、不都合な習性を
有する不均衡にひょろ長い植物がジベレリン酸の影響で
発育したということが判明した。クロロフィル決定の結
果によって示されるように、ＢＦ　−５１の効果は、生
植物体１ｇ中にならびに今生植物体中に形成されるクロ
ロフィル量のそれぞれに対して最も好ましいものであっ
た。

■−則 トマド苗木の種領域に、各個体当りに対して計算して２
５０ｐｐ＋ｎ濃度のＢＦ−５１９０ＷＳＣ溶液０．１１
を散布した。発育を６週間後に評価した。結果を第Ｘ表
に要約する。

第　　Ｘ　　表 処理の効果により、苗条の発育が増大し、側枝および花
芽の数が増えた。

ＬＩ 「ジョナサン（Ｊｏｎａｔｈａｎ）　Ｊのリンゴの木に
、２０００ｐｐｍ濃度のＢＦ−５１９０ＷＳＣ溶液を７
日〜８日目毎に、全８回にわたり噴霧した（４回反復）
。

処理したリンゴの成熟過程を、呼吸測定（第ＸＩ表）お
よび果実の果肉の硬さの試験（第ｘｎ表）によって調べ
た。同時に、処理したリンゴの貯蔵性（保存特性）も調
べた（第ｘｍ表）。

第ＸＩ表 測定時点　　　ＢＦ−５１９０ＷＳＣ対照１９８４年９
月５日　　　　９．５　　　　８．９１９８４年９月１
２日　　　　９．３　　　　８．６１９８４年９月１９
日　　　　８．９　　　　８．５１９８４年９月２７日
　　　　８．６　　　　７．８１９８４年１０月３日　
　　　８．５　　　　７．７１９８４年１０月１０日　
　　　　７．９　　　　　７．０１９８４年１０月１７
日　　　　　？、　５　　　　　６．５１９８４年ＩＯ
月２４日　　　　　６．９　　　　　６．１１９８４年
ｌθ月３１日　　　　　６．６　　　　　５．８１９８
４年１１月８日　　　　６．１　　　　５．４１９８４
年１１月１４日　　　　　６．０　　　　　５．１１９
８４年１１月２１日　　　　　５．８　　　　　４．９
１９８４年１１月２８日　　　　　５．７　　　　　４
．８１９８４年１２月４日　　　　５．６　　　　４．
６第ｘｎ表 測定時点　　　ＢＦ−５１９０誓ＳＣ対照１９８４年９
月５日　　　　６８６　　　　５０８１９８４年９月１
２日　　　　５０３　　　　　５４６１９８４年９月１
９日　　　　５３１　　　　　６６８１９８４年９月２
７日　　　　５４２　　　　　７１０１９８４年１０月
３日　　　　６１０　　　　　７７０１９８４年１０月
１０日　　　　　７２１　　　　　　　Ｂ２１１９８４
年１０月１７日　　　　　７４２　　　　　　９４２１
９８４年１０月２４日　　　　　７９３　　　　　１０
１２１９８４年ｌＯ月３１日　　　　　８４２　　　　
　　９８８１９８４年１１月１４日　　　　　８８７　
　　　　１０６４１９８４年１１月２１日　　　　９１
０　　　　　１０６６１９８４年１１月２８日　　　　
　９３１　　　　　１１０９１９８４年１２月４日　　
　　９５１　　　　１２１０１９８４年１２月１１日　
　　　　９６７　　　　　１２６２注：データは二酸化
炭素ｍｇ／ｋｇ／日で示しである。

第　　ｘｍ　　　表 リンゴの貯蔵性〔ウジュフエヘルト（Ｕｊｆ６ｈＩ３ｒ
ｔｏ）　、１９８４年〕ＢＦ−５１９０ｐｃ　　５５０
　　　３４　　　　　　　　　　４　　　５８８ＳＣ ％　　舅、５　　４．８　　　　　　　　　０．７　　
　１００．０貯藏開始：　　１９８４年１０月１５日貯
ｒｔａ柊了：　　１９Ｂ５年４月３日測定の結果から明
らかなように、ＢＦ　−５１で処理したリンゴの成熟過
程は遅くなり、それによって遅く収穫されたリンゴが良
好な貯蔵性（保存特性）に必要な成熟および保存の最適
条件で保存されることが可能となる。

第ｘ■表のデータによって示されるように、ＢＦ−５１
で処理したリンゴは、遅く収穫され遅く保存されるのに
かかわらず好都合に保存され得る。

以下余白

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、活性成分として０．２〜９５質量％の３−イソノニ
   ルオキシプロピル−アンモニウムメチルホスホネート、
   および１００質量％までの補充量の固体または液体の充
   填剤または担体および任意に他の添加剤、好ましくは界
   面活性剤および／または付着促進剤を含有する植物生長
   調整組成物。 ２、植物生長の調整方法、好ましくは花結合、作物結合
   、作物成熟、根形成の促進および栄養材料を貯蔵する植
   物体部分の発育の方法であって、活性成分として０．２
   〜９５質量％の３−イソノニルオキシプロピル−アンモ
   ニウムメチルホスホネート、および１００質量％までの
   補充量の固体または液体の充填剤または担体および任意
   に他の添加剤、好ましくは界面活性剤および／または付
   着促進剤を含有する植物生長調整組成物を用いて、１〜
   ２０００ｐｐｍの量の活性成分で種子、栄養繁殖植物構
   造物および花を処理し、または０．００１〜５．０ｇ／
   ｍ＾２の量の活性成分で播種前に、または１〜２０００
   ｐｐｍの量の活性成分で散布により栽植またはとり木後
   に植物の土壌を処理することを含む植物生長調整方法。