JPH03503279A - 植物成長調節物質 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物成長調節物質に関する。

いわゆる「植物成長調節物質」は、農芸化学分野では広く公知であるが、肥料、 殺虫剤、殺真菌剤、並びにその他の。

正常な植物成長の支援にしばしば不可欠の植物栄養物、および植物防護物質が含 まれるなど、この用語は、不明確に用いられることが多い。本発明はそのような あいまいな用語による物質に関するものではなく、本明細書中では「植物成長調 節物質」なる用語は、種子の発芽、あるいは植物の成長を遅延させたり、加速す ることにより、それを調節する物質を定義するために用いられている。

植物成長調節物質は、この分野では公知であって１次のような全く異なる３群に 大別される。

（１）種子の発芽を阻害し、あるいは遅延させるための物質。

（２）種子の繁殖を促進し、あるいは支援するための物質。

（３）植物の成長を調節するための物質。

種子の発芽を、阻害したり、あるいは遅延させるための植物成長調節物質は、も っばら、消費および加工に好都合な状態で種子を貯蔵するのに使用されるが、発 芽を遅延させるこのような物質の大部分は、これを投与した種子から成長する植 物体に副作用を及ぼす。そのような「副作用」は、播種後の種子の発芽の遅延か ら、更に重大な影響に至るまで様ざまであって、実例を挙げると、貯蔵バレイシ ョの発芽を遅延させるのに用いることはできても、種イモを目的とするバレイシ ョには、その使用がほとんどの国で禁止されている物質が、多数存在する。

種子の発芽を支援するための植物成長調節物質は１発芽中の種子の根を、その中 で成長させることが可能な液体、あるいはゲルからなるのが一般的であるが、こ のような従来の技術による植物成長調節物質の大部分は、根が良好に成長するま で、種子を、根の成長物質中に保持する必要があり、その時点で、種子を手作業 で移植して、根の器官系の損傷を避けなければならない。種子の繁殖のためのこ のような方法は。

−多額の経費を要するため、比較的高価な鑑賞植物以外に使用されることは稀で ある。

成長中の植物に投与できる植物成長調節物質の比較的小さな１群の中には、土壌 には投与できるが、植物の葉には投与できないものがあり、また、葉には投与で きるが、土壌には投与できないものもある。現在のところ、入手可能な、このよ うな従来の技術による植物成長調節物質は、あまりにも高価であるため、商品作 物に対して使用しても、全くではないにしても、ごく僅かしか、経済的利益が得 られないのである。

本発明は、種子（塊茎、根茎をも含め、以下、種子と称する。）、および成長中 の植物への投与を目的として、各種の方法で処方できる植物成長調節物質を提供 するものである。

本発明によれば、ジイソプロピルナフタレンからなる植物成長調節物質が提供さ れる。

ジイソプロピルナフタレンは、従来周知の化合物であって、もっばら複写用イン クの溶剤として用いられている。この物質は、現在までの研究では、植物組織中 に見出されたことはなく、植物成長調節物質として最も好都合な特性を有するこ とが判明したのは、驚くべきことである。

本発明による植物成長調節物質は、ジイソプロピルナフタレンの異性体混合物か らなるのが好ましい。

本発明によるある好適実施例において、ジイソプロピルナフタレンを、固形の粉 末あるいは顆粒からなる不活性の固形担体に加える。

ジイソプロピルナフタレンの最も驚異的な特徴は、この物質は不揮発性であって 、接触投与に向けての用途には制約があると思われるのに、実用上は、顆粒に投 与して種子と混合した場合に、顆粒と直接接触することなく種子に作用を及ぼし 、そのため、−見して、揮発性材料と同様に作用することが判明したことである 。

他の好適実施例において、ジイソプロピルナフタレンを、燐酸エステルのような 乳化剤と併用する。

更に、本発明の別の好適実施例において、ジイソプロピルナフタレンを、ポリエ チレングリコールのような、不活性かつ粘稠な物質であるのが好ましい希釈剤と 併用する。

また１本発明によれば１種子、植物体、あるいは種子または植物体の栽培用培地 に、ジイソプロピルナフタレン、もしくはジイソプロピルナフタレンの異性体混 合物を投与する段階からなる、種子あるいは植物体の処理方法が提供される。

本発明による好適な１方法においては、ジイソプロピルナフタレンを、不活性な 顆粒状の担体に加え、これを、種子と混合するか、あるいは種子または成長中の 植物の栽培用培地に散布する。

本発明の別の１方法においては、種子の処理を目的として、ジイソプロピルナフ タレンを乳化剤と混合し、不活性な希釈剤で希釈し、かつ浸漬法によるか、ある いは、いわゆる極小量塗布器具を用いたり、熱または蒸気煙霧法を用いたりする 噴震法を用いて種子に投与する。

本発明の更に別の１方法においては、植物体の処理を目的として、乳化剤と混合 し、かつ不活性な希釈剤で希釈したジイソプロピルナフタレンを、噴霧法を用い て植物体に投与する。

したがって、本発明は、各種の方法で処方し、かつ１種子または成長中の植物、 あるいは栽培用培地に投与することができる単一の物質を特定するものであり、 また、該調節物質は、浸漬、液体噴震、煙霧、粉末など公知のいかなる投与方法 を用いても、種子と混合した顆粒にこれを投与したり、あるいはその中で植物が 成長する栽培用培地にこれを投与したりすることができる。

前記植物成長調節物質の投与量は、５〜２００ｐｐｍであるのが好ましく、１０ 〜５０ｐｐｍであれば更に好ましい。

以下、実施例により、本発明を更に詳細に説明する。

大連員上 ジイソプロピルナフタレン（Ｄ、１．Ｐ、Ｎ、）　Ｉ　Ｑを、燐酸エステルから なる乳化剤５０■１と混合し、重量対容積比で９２％の溶液とする１次いで、こ の処方物を用いて水で希釈し、ｌｏＯＰＰｍのジイソプロピルナフタレンを含有 する希釈液を作る。この希釈液１００飄ｌ中に、エントウマメの種子２０個を２ ４時間浸漬する。

同数のエントウマメの種子を、同じ時間純水に浸漬する。

両群のエントウマメの種子を、３０分間含浸させた後、水気を切り、２枚のペト リ皿に敷いたワットマン４番濾紙上に放置する６次いで、各バッチを、５００ｍ １入リビーカで覆い、蒸留水を用いて濾紙の水分を保持しつつ、温暖かつ明るい 場所に置く。

１４日後に、処理群および未処理群の双方における根の成長を評価し５次のよう な結果を得た。

八−表 根長の総計（ｍｉｄ）　　　根数の総計対照群　　　　　　　　　　　　　１． ８２４　　　　　　１３１処理群　　　　　　　　　　　　　５．３５１　　　 　　　１７０実施例２ 実施例１に従って調製した乳化可能な濃縮液を、ポリエチレングリコールで希釈 して、重量対容積比で１％のジイソプロピルナフタレン分散液とする。

この分散液１００ｍ１を、ローラテーブルに取り付けた慣用の極小量噴霧塗布器 具を用いて、マリス・バード（Ｍａｒｉｓ　Ｂａｒｄ）なる品種の種バレイショ ５０ｋｇに投与するが、これは、２０Ｐｐ■のジイソプロピルナフタレン投与量 に等しい。

処理した塊茎を、はぼ同一重量の未処理塊茎とともに、５℃に保たれかつ制御さ れた環境中に１０週間貯蔵し、その後、７〜８℃で２週間貯蔵する。

１２週間の試験期間後に、塊茎を検査し、芽の数および長さを記録した。結果を Ｂ表に示す。

月−人 処　理　　　塊茎あたりの芽の数の平均　　芽の長さの平均（ａｍ）未処理　　 　　　　　　　３　　　　　　　　　　　１８．４Ｄ、　１．Ｐ、Ｎ、　　　　 　　　　　４，８　　　　　　　　　　１１．３処理により、芽の数は顕著に増 加し、かつ短く、屈強に成長するようになった。

失迷貫附 １６〜４０番メツシュの範囲の粒子径の顆粒状珪藻上９００　ｇに、ジイソプロ ピルナフタレンｉ　００ｇを回転ドラム中で噴霧し、薬品を、顆粒状の基質中に 均一に散布する。

顆粒１．０ｇを、発芽トレー上のレコード（Ｒｅｃｏｒｄ）なる品種のバレイシ ョ１０ｋｇに投与する。このようなトレーを５個作成し、未処理のバレイショの トレー５個とともに貯蔵する。

双方のトレーを、１０℃にて１２週間貯蔵し、その後、各トレ・−から、それぞ れ無作為に抽出した塊茎２０個に°ついて芽の長さを測定した。結果は、次の通 りに記録された３ｑ」 処　理　　　塊茎あたりの芽の長さの平均（＋ａｍ）未処理　　　　　　　　　 ９７ 笑舊遼１引 実施例１に従って調製した乳化可能な濃縮液を水で希釈して、活性成分であるジ イソプロピルナフタレンをＩＱあたり５００ｍｇ含有する分散液とする。

次いで、この液体をキュウリの種苗１２本に投与し、噴震液が栽培用培地に接触 しないように注意深く、流失させ、この植物による取り込みの部位を、確実に葉 だけに限定する。

噴震後、処理した植物１２本を未処理の植物１２本、および単なる水を噴霧した 植物１２本とともに栽培箱内に入れる。

植物を３週間成長させ、その後、栽培用培地を植物から洗い落とす。９０分間水 気を切った後、植物を秤量して、Ｄ表のような結果を得た。

、ｐ−１ 処　理　　　根の重量の平均（ｇ）　　　根の数の平均　　葉の数の平均未処理 　　　　　　３８，７　　　　　　　３６．２　　　　　　７．１水　　　　　 　　　　４０，１　　　　　　　　３５．７　　　　　　　７．３Ｄ、１．Ｐ、 Ｎ、　　　　　　５９．５　　　　　　　４６．２　　　　　　９．１Ｕ涜１１ 実施例１に従って調製した乳化可能な濃縮液を水２００ｍ１で希釈し、次いで、 ローラテーブル上に取り付けた極小量噴震装置を用い、ジイソプロピルナフタレ ンの濃度が重量対容積比で２．５％、すなわち５０ｐｐｍとなるようにして、ベ ントランド・スフワイヤ（Ｐｅｎｔｌａｎｄ　５ｑｕｉｒｅ）なる品種の種バレ イシ＝ｉ　１００ｋｇに投与する。

処理した塊茎、およびほぼ同量の未処理バレイショを、外部から遮断され、１０ ±２℃に保たれた建造物内に貯蔵する。

処理後２週間、この貯蔵庫内を人工的な日光で照射し、４週後に塊径を隔条に植 える。

出芽までの時間、茎の数、塊茎の数、塊茎の重量、および最終収量を測定して、 処理を評価した。結果をＥ表に示す。

４遣 処　理　　未処理　　差の比率（％） ５０％出芽までの日数　　　　１１　　　　　１７　　　　　５４％茎数の平均 　　　　　　　　５．８　　　　３．９　　　　４８％Ｐ、Ｅ、９８日の塊茎数 　　　　　１８．０　　　　１２．５　　　　４４％Ｐ、Ｅ、９８日の塊茎重量 　　　１，４．７５　ｇ　　　　８２５　ｇ　　　　７８％Ｐ、Ｅ、　１３６０ の塊茎重量　　　２４，５　　　　１２．５　　　　９６％Ｐ、Ｅ、　１３６日 の塊茎重量　　　１，７３５ｇ　　　１，３５０ｇ、　　　　２８％注：塊茎の 数および重量は、植物Ｊ一体あたりの平均である。

Ｐ、Ｅ、　＝出芽後 尖−族ター下− 実施例３に従って、ジイソプロピルナフタレン顆粒１．ｋｇを調製し、収穫直後 のベントランド・スフワイア種のバレイシミ１トンを収容した箱に投与する。

次いで、処理したバレイショを、未処理バレイシフ１トン入りの箱とともに５± １℃に保たれた。降霜のない建造物内に１５０日間放置する。　その後、貯蔵庫 から箱を取出し、バレイショの格付けを行う。この時点では、処理したバレイシ ョには、芽の成長が全く起こらず、塊径は、健全かつ堅固であった。未処理のバ レイショには、その２５％程度に７５ｍｍに達する発芽があった。

いずれも、２５〜５０ｍｍの範囲の大きさの、処理したバレイシ：Ｉ　１５０ｋ ｇ、および未処理のバレイショ１５０ｋｇを、バレイショ発芽トレーに入れ、更 に３０日間、照明および換気の整った貯蔵庫内に積み重ねておき、その後移植す る。

処　理　　未処理　　差の比率（％） ５０％出芽までの日数　　　　１０　　　　１７　　　　　７０１体あたりの茎 数　　　　　６．０　　　３．９　　　　５３１体あたりの塊茎数　　　　２１ ．５　　　１１．４　　　　８８出荷可能な塊径の収量 Ｐ、Ｅ、９０日　　　　　　　　　　　２１０　ｇ　　　　１０５　ｇ　　　　 　１００Ｐ、Ｅ、　１００日　　　　　　　　　　５３５　ｇ　　　　３５０　 ｇ　　　　　　５３Ｐ、Ｅ−＝出芽後 実施例７ テレグラフ（Ｔｅｌｅｇｒａｐｈ）なる品種のキュウリ５体に噴霧した後、栽培 用袋に移植し、ナフタレンを水中に流出させて除去する。同様のキュウリ５体に は水を噴震し、その後移植する。成長期間中に咲いた花の数、およびキュウリの 収量を記録し、結果をＧ表に示す。

匡−煮 処理群　　対照群 花の数　　　　　　　６４６５ キュウリの数　　　　　２２１７ キュウリの重量　　　７，９２４ｇ　　　　　６，７１２ｇ収穫直後のベントラ ンド・スフワイヤ穐のバレイショに。

１０重量％のり、１．Ｐ、Ｎ、顆粒を１−トンあたり１ｋｇの比率で投与し。

１トン入りの箱に貯蔵する。比較のため、多数の箱に１０東量％のテトラクロロ ニ１−ロベンゼン（Ｔ、Ｃ，Ｎ、Ｂ、）顆粒を投与する。

対照群として、未処理箱数個を含めておく。

箱はすべて、外部から遮断され、５±２℃に保たれた、降霜のない貯蔵庫内に貯 蔵する。

２６週貯蔵の後に発芽を免れた塊茎は、Ｆ表に示した通りＤ　、　Ｉ　、　Ｐ　 、　Ｎ、顆粒を投与したバレイショだけであった。

■１−人 芽の成長（Ｉｌｍ）　　　　重量の減少（％）Ｄ、１．Ｐ、Ｎ、　　　　　０　 　　　　　　　３．７Ｔ、Ｃ，Ｎ、Ｂ。　　　５−８　　　　　　　５．６対照 群　　　　１５〜２５　　　　　　　８．２ス１−例−声− ジイソプロピルナフタレンを、２重量％の粉末として、また１重板対容積比で９ ５％の活ツ１ミ成分を含有する乳化４能′／：１″濃縮物として調合する。用い た担体は、微細な硅磯十である。

それぞれ、ベントランド・アイポリ−（Ｐｅｎｔｌａｎｄ　Ｉｖｏｒｙ）なる品 種を、約２５ｋｇを収容するように、その塊茎を播種トレーに装荷する際に処理 を施す。

１９８７年１月２７日に、慣用の粉末投与法に従い、塊茎重量に対する実施例１ の活性薬品の比率が５０＋ａｇ／ｋｇに等しくなるようにして、すべての処方物 を投与した。

すべての処理群および対照群を、】０±３℃に保たれ、外部から遮断された建造 物内に貯蔵する。１り周接に、人工的な日光を貯蔵庫内に照射する６次いで、芽 の成長について塊茎を検査し、結果をＨ表に示す。

Ｄ、Ｘ、Ｐ、Ｎ、噴１１　　　　　　２７　　　　　　　　４．３Ｄ、１．Ｐ、 Ｎ、粉末　　　　　　１．９　　　　　　　４ｔ８未処理　　　　　　　　　３ ３．４ 塊茎はすべて、　１．９８７年４月２０日に、リンカンシャー・ウオルズ（Ｌｉ ｎＣｏｉ、ｎ５ｈｉｒａ　Ｗｏｌｄｓ）の白亜質のプリン１−上に、良好な栽培 条件−ド゛ｅ移植した。出芽状況を１表に示す。

ニー及 処　理　　　　　５０％出芽の日数 り、ｉ、Ｐ、肌噴彎　　　　　　ＩＩ Ｄ、１．り。Ｎ７粉末　　　　　　１０未処理　　　　　　　　　１’７ 両Ｓ茸群の初期成長は、未処理の作物よりも著しく良好であったが、除草剤が混 入したり残留している混合物を、ノｊえたため１，７期出芽の結果として、処理 群はすべて、対照群よりも成長が抑止された。

３週後には、処理した種子から発芽した植物体は、未処理の対照群よりも成長が 進んでいた、茎の計数は、移植後；ｔｌ）１目および５０日目上行い、結果を５ 表に示す。

処　理　　　　　　３０日８　　　：）０８目り、１．Ｐ、Ｎ、噴霧　　　　７ ゜１５．９Ｄ、１．Ｐ、Ｎ、粉末　　　　６．０　　　　５．８未処理　　　　 　　　３．８　　　　３Ｊ実施例１は、移植前にエントウマメの種子を、植物成 長調節物質で処理すると、未処理の種子と比較して、根艮および検数がかなり増 加し、したがってまた、植物の成長＋１相当に増大すること、および１種子の処 理後は、慣用の栽培装置を用いて播種できることを明確に示している。

実施例２は、植物成長調節物質で噴霧処理した塊茎は、芽の成長は遅延させられ るが、芽の数は著しく増加し、屈強番こ成長することを明確に示している。貯蔵 種子に対する処理は、バレイショが発芽しさえすれば、植物の能力に副作用を及 ぼすことがない。

実施例３は、顆粒に直接投与し、で、多量のバレイショに散布した場合、植物成 長調節物質は、すべてのバレイショに明白な作用をル、ぼし、処理したバレイシ ョの芽の長さを相当に減少させることを示している。

実施例４　ｉｊ：　＋キュウリを実例として、対照群と比較した種数、根長、お よび葉の成長じ明らかな通り、成長中の植物の葉に、対する植物成長調節物質投 与の利点を明確に示している。

実施例５は、移植耐のバレイショに噴霧したジイソプロピルナフタレン／乳化剤 ／水の混合物の作用を示し、かつ、処理したバ１ノイショの出芽時間の大幅な短 縮を例証している９ごの試験においでは、＠理したバレイショは、未処理のバレ イショが最初ｊ、：出芽する以前犬、こ、そのすべてが出芽し、充分に根付いて いた。

処理し、たバレイショは、通常は塊茎数の増加の指標である茎の数の相当な増加 を示し、このことは、塊茎数の実際の増加によって裏付けられた。処理した種子 から生じた利用可能な塊茎数は、処理した種子の全収址の増加と並んで、増加し たことも特筆されなければならない。

実施例６は、ジイソプロピルナフタレンの二重に独特な性質を明白に示している 。

貯蔵条件下でバレイショに投与し、かつ、植物成長調節物質は顆粒に投与された ことに注目した場合、植物成長調節物質は、処理されたバレイショの発芽を効果 的に遅延させている。処理したバレイショを、それ以上処理を施さずに発芽条件 下におき、かつ移植した場合、処理したそのバレイショは、実施例５において、 移植の寸前に接触投与によって植物成長調節物質が塊茎に投与されている場合に 示されたのと実質的に同じだけの、出芽時間の短縮、茎数、塊茎または植物体の 増加、および、塊茎重量の増加を示した。

実施例７は、キュウリを実例として、植物の葉に対する植物成長調節物質投与の 利点を更に証明する１例である。

実施例８は、ジイソプロピルナフタレンが、芽の成長阻害剤としてのＴ、Ｃ，Ｎ 、Ｂ、よりも効果的であることを示し、かつ処理した塊茎の重量の損失が軽減さ れることを明白に示している。

実施例９は、ジイソプロピルナフタレンは、不活性の粉末状担体に対して用いた 場合に効果的であることを示している。

以上本発明を、多少とも限定された実施例を用いて説明したが、上記実施例は、 本発明による植物成長肩部物質の、貯蔵段階、および栽培段階における有益な効 果を明白に示し、かつ、異なる３群の植物種に対する試験結果の開示によって、 植物の生活形態全般におけるジイソプロピルナフタレンの用途が広いことを明白 に示している。

国際調査報告 国際調査報告 ＧＢ　８８００３０６ ＳＡ　　　　２］９１５

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．ジイソプロピルナフタレンからなることを特徴とする植物成長調節物質。
2. ２．ジイソプロピルナフタレンの異性体混合物からなる請求項１記載の植物成長 調節物質。
3. ３．不活性の顆粒状担体と組合せて使用する請求項１または２記載の植物成長調 節物質。
4. ４．不活性の粉末状担体と組合せて使用する請求項１または２記載の植物成長調 節物質。
5. ５．乳化剤と組合せて使用する請求項１、２または４記載の植物成長調節物質。
6. ６．希釈剤と組合せて使用する請求項１、２または５記載の植物成長調節物質。
7. ７．希釈剤が、不活性の粘稠物質である請求項６記載の植物成長調節物質。
8. ８．種子、植物体、または種子もしくは植物体の栽培用培地に、請求項１乃至７ のいずれかに記載の植物成長調節物質を投与する段階からなることを特徴とする 種子あるいは植物体の処理方法。
9. ９．植物成長調節物質の投与量を重量比で５〜２００ｐｐｍの範囲とする請求項 ８記載の処理方法。
10. １０．植物成長調節物質の投与量を重量比で１０〜５０ｐｐｍの範囲とする請求 項８または９記載の処理方法。