JPS6095253A - 電子制御式無段変速装置 - Google Patents
電子制御式無段変速装置Info
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- JPS6095253A JPS6095253A JP20251383A JP20251383A JPS6095253A JP S6095253 A JPS6095253 A JP S6095253A JP 20251383 A JP20251383 A JP 20251383A JP 20251383 A JP20251383 A JP 20251383A JP S6095253 A JPS6095253 A JP S6095253A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- change
- clutch
- engine
- continuously variable
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、あらかしめ定められた変速制御特性にのっと
って、無段変速機の人出力トルク比を調整するようにし
てなる電子制御式無段変速装置に関するものである。
って、無段変速機の人出力トルク比を調整するようにし
てなる電子制御式無段変速装置に関するものである。
(従来技術)
近時、特公昭45−32567号公報にみられるように
、アクセル開度に応じて変速比の変わる無段変速機を介
して、エンジン回転数を調速機に伝達することにより、
機械的に、エンジンの運転状態に応じて所定の変速制御
特性にしたがった変速比を得るようにしたものが提案さ
れている。
、アクセル開度に応じて変速比の変わる無段変速機を介
して、エンジン回転数を調速機に伝達することにより、
機械的に、エンジンの運転状態に応じて所定の変速制御
特性にしたがった変速比を得るようにしたものが提案さ
れている。
このようなものにあっては、」−記変速制御特性を、例
えばエンジン負荷に対して最も消費燃料の少なくなるよ
うに設定して省燃費運転を行なえる等の利点を有する反
面、必ずしも運転者の要求にあった変速比が得られない
という欠点を有する。
えばエンジン負荷に対して最も消費燃料の少なくなるよ
うに設定して省燃費運転を行なえる等の利点を有する反
面、必ずしも運転者の要求にあった変速比が得られない
という欠点を有する。
すなわち、運転者によるエンジンに対する入力で最も主
たるものはアクセル操作であり、このアクセル操作の変
化に対応したトルクを引き出せることが望まれるが、上
述した従来のものでは、変速制御特性が一律に決定され
てしまうため、このアクセル操作の変化速度に対応した
変速比すなわちトルクを得ることができなかった。この
点を詳述すると、アクセルペダルを踏込んでアクセル開
度を大きくした場合を想定してみると、例えこの踏込み
後のアクセル開度が同じであったとしても、一般に、ア
クセルペダルを速く踏込んだときは遅く踏込んだときよ
りも大きな加速すなわち大きなトルクを得たいことを要
求していると考えられるが、従来のものでは、アクセル
開度が同じであるということからして、変速制御特性に
よって変速比が同じように設定されて所望のトルクすな
わち加速が得られず、したがってこの点において運転者
に違和感や不満感を与えてしまうことになる。
たるものはアクセル操作であり、このアクセル操作の変
化に対応したトルクを引き出せることが望まれるが、上
述した従来のものでは、変速制御特性が一律に決定され
てしまうため、このアクセル操作の変化速度に対応した
変速比すなわちトルクを得ることができなかった。この
点を詳述すると、アクセルペダルを踏込んでアクセル開
度を大きくした場合を想定してみると、例えこの踏込み
後のアクセル開度が同じであったとしても、一般に、ア
クセルペダルを速く踏込んだときは遅く踏込んだときよ
りも大きな加速すなわち大きなトルクを得たいことを要
求していると考えられるが、従来のものでは、アクセル
開度が同じであるということからして、変速制御特性に
よって変速比が同じように設定されて所望のトルクすな
わち加速が得られず、したがってこの点において運転者
に違和感や不満感を与えてしまうことになる。
(発明の目的)
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、
アクセルの変化速度が大きいときには、大きなトルクす
なわち大きな変速比が得られるようにした電子制御式無
段変速装置を提供することを目的とする。
アクセルの変化速度が大きいときには、大きなトルクす
なわち大きな変速比が得られるようにした電子制御式無
段変速装置を提供することを目的とする。
(発明の構成)
前述の目的を達成するため、本発明にあっては、無段変
速機を電子的に制御して、アクセル操作の変化速度が大
きいときには変速制御特性をシフトダウンが支配的にな
る方向にオフセット変化するように、すなわち同じアク
セル開度であれば変速比が大きくなってエンジン回転数
が大きくなる方向にオフセット変化させるようにすると
共に、このオフセット変化に伴なってエンジン回転数が
所定値以上に高くなることを防止するための手段を講じ
である。
速機を電子的に制御して、アクセル操作の変化速度が大
きいときには変速制御特性をシフトダウンが支配的にな
る方向にオフセット変化するように、すなわち同じアク
セル開度であれば変速比が大きくなってエンジン回転数
が大きくなる方向にオフセット変化させるようにすると
共に、このオフセット変化に伴なってエンジン回転数が
所定値以上に高くなることを防止するための手段を講じ
である。
基体的には、第1図に示すように、エンジン駆動系に介
在された無段変速機構の入出力トルクを変化させる変速
比可変手段を設けて、該変速比可変手段を、あらかじめ
定められた変速制御特性にのっとってシフトダウン信号
(減速比が大きくなる方向への信号)、シフトアップ信
号(減速比が小さくなる方向への信号)を発つする変速
比変更制御手段により制御して、通常は変速比が上記変
速制御特性どおりになるようにする一方、アクセルの変
化速度が大きいときには、これを検出するアクセル変化
検出手段からの出力を受ける変速制御特性変更手段によ
って、上記変速制御特性を、シフトダウンが支配的とな
る方向へオフセット変化させるようにしである。そして
、オフセット変化後の変速制御特性のシフトダウンゾー
ンが、所定のエンジン回転数を越えないように制限する
ための回転数制限手段を設けである。
在された無段変速機構の入出力トルクを変化させる変速
比可変手段を設けて、該変速比可変手段を、あらかじめ
定められた変速制御特性にのっとってシフトダウン信号
(減速比が大きくなる方向への信号)、シフトアップ信
号(減速比が小さくなる方向への信号)を発つする変速
比変更制御手段により制御して、通常は変速比が上記変
速制御特性どおりになるようにする一方、アクセルの変
化速度が大きいときには、これを検出するアクセル変化
検出手段からの出力を受ける変速制御特性変更手段によ
って、上記変速制御特性を、シフトダウンが支配的とな
る方向へオフセット変化させるようにしである。そして
、オフセット変化後の変速制御特性のシフトダウンゾー
ンが、所定のエンジン回転数を越えないように制限する
ための回転数制限手段を設けである。
(実施例)
全体の概要を示す第2図において、1はエンジンで、該
エンジンlの出力は(回転)は、クラッチ2、ギアボッ
クス3、無段変速機4、デファレンシャルギア5を介し
て、駆動輪6へ伝達されるようになっており、エンジン
lから駆動輪6までの間の動力伝達機構が、エンジン駆
動系を構成している。
エンジンlの出力は(回転)は、クラッチ2、ギアボッ
クス3、無段変速機4、デファレンシャルギア5を介し
て、駆動輪6へ伝達されるようになっており、エンジン
lから駆動輪6までの間の動力伝達機構が、エンジン駆
動系を構成している。
11’l 記エンジン1には、吸気マニホルド7を介し
て吸気管8が接続され、該吸気管8内に配設したスロッ
トルバルブ9の開度を調整することにより、エンジンl
の出力が調整される。また、前記ギアボックス3は、後
述するように、手動操作によって、R(リバース)、N
にュートラル)、D(ドライブ)、L(ロー)の各レン
ジをとリラるようになっている。さらに、クラッチ2の
断続および無段変速fi4の変速比変更は、油圧を利用
したアクチュエータを制御することにより、後述するよ
うにそれぞれ自動的に行なわれるようになっている。
て吸気管8が接続され、該吸気管8内に配設したスロッ
トルバルブ9の開度を調整することにより、エンジンl
の出力が調整される。また、前記ギアボックス3は、後
述するように、手動操作によって、R(リバース)、N
にュートラル)、D(ドライブ)、L(ロー)の各レン
ジをとリラるようになっている。さらに、クラッチ2の
断続および無段変速fi4の変速比変更は、油圧を利用
したアクチュエータを制御することにより、後述するよ
うにそれぞれ自動的に行なわれるようになっている。
次に、前記クラッチ2、ギアボックス3、無段変速機4
につき、第3図に基づいて順次説明することとする。
につき、第3図に基づいて順次説明することとする。
前記クラッチ2は、エンジンlのクランクシャフトとも
なるクラッチ入力軸21と、該入力軸21に対して回転
自在なりラッチ出力軸22とを有する。このクラッチ出
力軸22には、クラ・ソチディスク23がスプライン嵌
合され、該タラ・ンチディスク23を、クラッチ入力軸
21と一体のフライホイール24に圧接することによっ
て、両軸21と22がつながった接続状態となり、逆に
クラッチディスク23とフライホイール24とが離間す
ると両軸21と22との連動が断たれた切断状態となる
。このようなりラッチディスク23のフライホイール2
4に対する圧接、離間を行なうため、出力軸22にはス
リーブ25が摺動自在かつ回転自在に嵌合されて、該ス
リーブ25には、支点26を中心にして揺動自在とされ
た皿ばね等のばね部材27の一端部が連結される一方、
該ばね部材27の他端部が、クラッチディスク23の背
面に臨まされたクラッチプレッシャプレート28に連結
されている。これにより、スリーブ25が第2図左方動
すると、ばね部材27を介してクラッチプレッシャプレ
ート28すなわちクラッチディスク23が同図左方へ変
位された接続状態となり、逆にこの接続状態からスリー
ブ25が第3図左方動すると切断状態となる。
なるクラッチ入力軸21と、該入力軸21に対して回転
自在なりラッチ出力軸22とを有する。このクラッチ出
力軸22には、クラ・ソチディスク23がスプライン嵌
合され、該タラ・ンチディスク23を、クラッチ入力軸
21と一体のフライホイール24に圧接することによっ
て、両軸21と22がつながった接続状態となり、逆に
クラッチディスク23とフライホイール24とが離間す
ると両軸21と22との連動が断たれた切断状態となる
。このようなりラッチディスク23のフライホイール2
4に対する圧接、離間を行なうため、出力軸22にはス
リーブ25が摺動自在かつ回転自在に嵌合されて、該ス
リーブ25には、支点26を中心にして揺動自在とされ
た皿ばね等のばね部材27の一端部が連結される一方、
該ばね部材27の他端部が、クラッチディスク23の背
面に臨まされたクラッチプレッシャプレート28に連結
されている。これにより、スリーブ25が第2図左方動
すると、ばね部材27を介してクラッチプレッシャプレ
ート28すなわちクラッチディスク23が同図左方へ変
位された接続状態となり、逆にこの接続状態からスリー
ブ25が第3図左方動すると切断状態となる。
前記スリーブ25の第3図左方向変位位置の調整は、シ
リンダ装置29により行なわれるようになっている。す
なわち、シリンダ装置29のピストンロッド30が、支
点31を中心にして揺動自在な揺動アーム32の一端部
に連結される一方、該揺動アーム32の他端部が前記ス
リーブ25の背面に臨まされている。、また、シリンダ
装置29のピストン33によて画成された油室34が、
配管35を介して三方電磁切換弁からなるクラッチソレ
ノイドバルブ36に接続され、該クラッチソレノイドバ
ルブ36は、油圧ポンプ37の吐出側より伸びる配管3
8、およびリザーバタンク39より伸びる配管40に、
それぞれ接続されている。そして、油圧ポンプ37の吸
込側は、フィルタ41が接続されてリザーバタンク39
より伸びる配管42が接続されている。
リンダ装置29により行なわれるようになっている。す
なわち、シリンダ装置29のピストンロッド30が、支
点31を中心にして揺動自在な揺動アーム32の一端部
に連結される一方、該揺動アーム32の他端部が前記ス
リーブ25の背面に臨まされている。、また、シリンダ
装置29のピストン33によて画成された油室34が、
配管35を介して三方電磁切換弁からなるクラッチソレ
ノイドバルブ36に接続され、該クラッチソレノイドバ
ルブ36は、油圧ポンプ37の吐出側より伸びる配管3
8、およびリザーバタンク39より伸びる配管40に、
それぞれ接続されている。そして、油圧ポンプ37の吸
込側は、フィルタ41が接続されてリザーバタンク39
より伸びる配管42が接続されている。
前記クラッチソレノイドバルブ36は、接続用と切断用
との2つのソレノイド36a、36bを有し、接続ソレ
ノイド36aを励磁(切断ソレノイド36bは消磁)し
た際に、油圧ポンプ37とシリンダ装置29の油室34
とが連通されて、ピストンロッド30が伸長され、クラ
・ンチ2が接続される。そして、この接続時におけるク
ラ・ンチ2の伝達トルクは、油室34に対する油液供給
量を多くするほど大きくなる(クラ・ンチディスク23
のフライホイール24に対する圧接力が大きくなる)。
との2つのソレノイド36a、36bを有し、接続ソレ
ノイド36aを励磁(切断ソレノイド36bは消磁)し
た際に、油圧ポンプ37とシリンダ装置29の油室34
とが連通されて、ピストンロッド30が伸長され、クラ
・ンチ2が接続される。そして、この接続時におけるク
ラ・ンチ2の伝達トルクは、油室34に対する油液供給
量を多くするほど大きくなる(クラ・ンチディスク23
のフライホイール24に対する圧接力が大きくなる)。
また、切断ソレノイド36bを励磁(接続ソレノイド3
6aは消磁)した際には、上記油室34がリザーバタン
ク39に開放されて、ピストンロッド30がリターンス
プリング43によって縮長されて、クラッチ2が切断さ
れる。さらに、両ソレノイド36a、36bを共に消磁
した際には、油室34は密閉状態となって、ピストンロ
ッド30はそのままの状態に保持される。
6aは消磁)した際には、上記油室34がリザーバタン
ク39に開放されて、ピストンロッド30がリターンス
プリング43によって縮長されて、クラッチ2が切断さ
れる。さらに、両ソレノイド36a、36bを共に消磁
した際には、油室34は密閉状態となって、ピストンロ
ッド30はそのままの状態に保持される。
iij記ギアボックス3は、その入力軸がクラッチ出力
軸22によって構成されており、該クラッチ出力軸22
には、第1ギア51とこれよりも大径の第2ギア52と
が一体形成されている。この出力軸22に対しては、こ
れと平行にギアボックス出力軸53が配設されると共に
、該両軸2:2と53との中間において、第2ギアと常
時噛合う八ツクキア54が配設されている。上記ギアボ
ックス出力軸53には、第1ギア51と常時噛合う大径
の中間キア55が回転自在に嵌合される一方、スリーブ
56が一体化されている。そして、このスリーブ56に
対しては、クラッチギア57が常時スプライン嵌合され
、該クラッチギア57は、その軸方向変位に伴なって、
第3図に示すように、中間ギア55に対してもスプライ
ン嵌合可能とされている。
軸22によって構成されており、該クラッチ出力軸22
には、第1ギア51とこれよりも大径の第2ギア52と
が一体形成されている。この出力軸22に対しては、こ
れと平行にギアボックス出力軸53が配設されると共に
、該両軸2:2と53との中間において、第2ギアと常
時噛合う八ツクキア54が配設されている。上記ギアボ
ックス出力軸53には、第1ギア51と常時噛合う大径
の中間キア55が回転自在に嵌合される一方、スリーブ
56が一体化されている。そして、このスリーブ56に
対しては、クラッチギア57が常時スプライン嵌合され
、該クラッチギア57は、その軸方向変位に伴なって、
第3図に示すように、中間ギア55に対してもスプライ
ン嵌合可能とされている。
このようなギアボックス3は、そのクラッチギア57が
第3図に示すように最右方位置にあるときに、クラッチ
出力軸22の回転が、第1ギア51、中間ギア55、ク
ラッチギア57、スリーブ56を介してギアボックス出
力軸53に伝達され、このときの出力軸53の回転方向
が自動車の前進方向に相当する。また、クラッチギア5
7を第3図最左方位置に変位させたときは、クラッチ出
力軸22の回転が、第2キア52、バックギア54、ク
ラッチギア57、スリーブ56を介してギアボックス出
力軸53に伝達され、このときの出力軸53の回転方向
が、自動車の後退方向に相出する。さらに、クラッチギ
ア57が第3図左右方向中間ストローク位置にあるとき
は(クラッチギア57が中間ギア53とスプライン嵌合
せず、かつバックギア54とも噛合しない位置にあると
き)、クラッチ出力軸22とギアボックス出力軸53と
の連動が遮断されたニュートラル状yEとなる。
第3図に示すように最右方位置にあるときに、クラッチ
出力軸22の回転が、第1ギア51、中間ギア55、ク
ラッチギア57、スリーブ56を介してギアボックス出
力軸53に伝達され、このときの出力軸53の回転方向
が自動車の前進方向に相当する。また、クラッチギア5
7を第3図最左方位置に変位させたときは、クラッチ出
力軸22の回転が、第2キア52、バックギア54、ク
ラッチギア57、スリーブ56を介してギアボックス出
力軸53に伝達され、このときの出力軸53の回転方向
が、自動車の後退方向に相出する。さらに、クラッチギ
ア57が第3図左右方向中間ストローク位置にあるとき
は(クラッチギア57が中間ギア53とスプライン嵌合
せず、かつバックギア54とも噛合しない位置にあると
き)、クラッチ出力軸22とギアボックス出力軸53と
の連動が遮断されたニュートラル状yEとなる。
前記クラッチギア57の変位位置の調整は、シリンダ装
置58によって行なわれるようになっている。すなわち
、シリンダ装置58のピストン口・ンド59が、連動ア
ーム60を介してクラッチギア57に連係されて、ピス
トンロッド59が伸長した際には、クラッチギア57が
第3図左方へ変位されるようになっている。このシリン
ダ装置58は、そのピストン61によって2つの油室6
2.63が画成され、油室62は配管64を介して、ま
た油室63は配管65を介して、三方切換弁からなるマ
ニュアルバルブ66にそれぞれ接続されている。そして
、マニュアルバルブ6σは、配管67を介して前記油圧
ポンプ37に、また配管68を介してリザーバタンク3
9に、それぞれ接続されている。
置58によって行なわれるようになっている。すなわち
、シリンダ装置58のピストン口・ンド59が、連動ア
ーム60を介してクラッチギア57に連係されて、ピス
トンロッド59が伸長した際には、クラッチギア57が
第3図左方へ変位されるようになっている。このシリン
ダ装置58は、そのピストン61によって2つの油室6
2.63が画成され、油室62は配管64を介して、ま
た油室63は配管65を介して、三方切換弁からなるマ
ニュアルバルブ66にそれぞれ接続されている。そして
、マニュアルバルブ6σは、配管67を介して前記油圧
ポンプ37に、また配管68を介してリザーバタンク3
9に、それぞれ接続されている。
このようなマニュアルバルブ66は、支点69を中心に
して揺動自在な操作レバー7oを手動操作することによ
り、その切換えが行なわれるもので、操作レバー7oは
、第3図時計方向へ揺動されるのに伴なって、順次Rレ
ンジ、Nレンジ、Dレンジ、Lレンジをとり得るように
なっている。
して揺動自在な操作レバー7oを手動操作することによ
り、その切換えが行なわれるもので、操作レバー7oは
、第3図時計方向へ揺動されるのに伴なって、順次Rレ
ンジ、Nレンジ、Dレンジ、Lレンジをとり得るように
なっている。
このRレンジ位置においては、油室62が油圧ポンプ3
7に連通されると共に、油室63がリザーバタンク39
に開放されることにより、ピストンロッド59が伸長し
、ギアボックス3は後退状11;となる。また、Nレン
ジ位置にあっては、両油室62.63共にリザーバタン
ク39に開放されて、リターンスプリング71のバラン
ス作用により、ピストンロッド59すなわちクラッチギ
ア57が中間ストローク位置となって、ギアボックス3
は前述したニュートラル位置となる。さらに、Dレンジ
位置にあっては、油室62がリザーバタンク39に開放
されると共に、油室63が油圧ポンプ37に連通されて
、ピストンロッド59が縮長し、ギアボックス3は前述
した前進状態となる。なお、Lレンジ位置の際には、マ
ニュアルバルブ66はDレンジと同じ位置とされる。
7に連通されると共に、油室63がリザーバタンク39
に開放されることにより、ピストンロッド59が伸長し
、ギアボックス3は後退状11;となる。また、Nレン
ジ位置にあっては、両油室62.63共にリザーバタン
ク39に開放されて、リターンスプリング71のバラン
ス作用により、ピストンロッド59すなわちクラッチギ
ア57が中間ストローク位置となって、ギアボックス3
は前述したニュートラル位置となる。さらに、Dレンジ
位置にあっては、油室62がリザーバタンク39に開放
されると共に、油室63が油圧ポンプ37に連通されて
、ピストンロッド59が縮長し、ギアボックス3は前述
した前進状態となる。なお、Lレンジ位置の際には、マ
ニュアルバルブ66はDレンジと同じ位置とされる。
前記無段変速機4は、互いに平行な入力軸81と出力軸
82とを有し、人力軸81にはプライマリプーリ83が
、また出力軸82にはセカンダリプーリ84が設けられ
て、該両プーリ83と84との間には、■ベルト85が
巻回されている。プライマリプーリ83は、入力軸81
と一体の固定フランジ86と、該入力軸81に対して摺
動変位可能なUf動フランジ87とから構成され、該可
動フランジ87は、油圧アクチュエータ88に対する油
液供給量が増加するのに伴なって固定フランジ86へ接
近して、■ベルト85のプライマリプーリ83に対する
巻回半径が大きくなるようにされている。また、セカン
ダリプーリ84も、プライマリプーリ83と同様に、出
力軸82と一体の固定フランジ89と、該出力@82に
対して摺動変位可能な可動フランジ90とから構成され
、該可動フランジ9oは、油圧アクチュエータ91に対
する油液供給量が増加するのに伴なって固定フランジ8
9へ接近して、■ベルト85のセカンダリプーリ84に
対する巻回半径が大きくなるようにされている。
82とを有し、人力軸81にはプライマリプーリ83が
、また出力軸82にはセカンダリプーリ84が設けられ
て、該両プーリ83と84との間には、■ベルト85が
巻回されている。プライマリプーリ83は、入力軸81
と一体の固定フランジ86と、該入力軸81に対して摺
動変位可能なUf動フランジ87とから構成され、該可
動フランジ87は、油圧アクチュエータ88に対する油
液供給量が増加するのに伴なって固定フランジ86へ接
近して、■ベルト85のプライマリプーリ83に対する
巻回半径が大きくなるようにされている。また、セカン
ダリプーリ84も、プライマリプーリ83と同様に、出
力軸82と一体の固定フランジ89と、該出力@82に
対して摺動変位可能な可動フランジ90とから構成され
、該可動フランジ9oは、油圧アクチュエータ91に対
する油液供給量が増加するのに伴なって固定フランジ8
9へ接近して、■ベルト85のセカンダリプーリ84に
対する巻回半径が大きくなるようにされている。
前記油圧アクチュエータ88は、配管92を介して、ま
た油圧アクチュエータ91は配管93を介して、三方電
磁切換弁からなる変速ソレノイドパルブ94にそれぞれ
接続され、該変速ソレノイドバルブ94は、配管95を
介して油圧ポンプ37に、また配管96を介してリザー
バタンク39に、それぞれ接続されている。
た油圧アクチュエータ91は配管93を介して、三方電
磁切換弁からなる変速ソレノイドパルブ94にそれぞれ
接続され、該変速ソレノイドバルブ94は、配管95を
介して油圧ポンプ37に、また配管96を介してリザー
バタンク39に、それぞれ接続されている。
1j11記変速ソレノイドバルブ94は、増速用、鍼速
用の2つのソレノイド94a、94bを有して、増速ソ
レノイド94aを励磁(減速ソレノイド94bは消磁)
した際には、油圧アクチュエータ88が油圧ポンプ37
に連通されると共に、油圧アクチュエータ91がリザー
バタンク39に開放されるので、■ベルト85のプライ
マリプーリ83に対する巻回半径が大きくなる一方、セ
カンダリプーリ84に対する巻回半径が小さくなり、出
力軸82はその回転数が増加する増速状態となる(変速
比小)。また、減速ソレノイド94bを励磁(増速ソレ
ノイド94aは消磁)した際には、逆に、油圧アクチュ
エータ91が油圧ポンプ37に連通されると共に、油圧
アクチュエータ88かりザーバタンク39に開放される
ので、■ベルト85のプライマリプーリ83に対する巻
回半径が小さくなる一方、セカンダリプーリ84に対す
る巻回半径が大きくなって、出力軸82はその回転数が
減少する減速状態となる(変速比大)。
用の2つのソレノイド94a、94bを有して、増速ソ
レノイド94aを励磁(減速ソレノイド94bは消磁)
した際には、油圧アクチュエータ88が油圧ポンプ37
に連通されると共に、油圧アクチュエータ91がリザー
バタンク39に開放されるので、■ベルト85のプライ
マリプーリ83に対する巻回半径が大きくなる一方、セ
カンダリプーリ84に対する巻回半径が小さくなり、出
力軸82はその回転数が増加する増速状態となる(変速
比小)。また、減速ソレノイド94bを励磁(増速ソレ
ノイド94aは消磁)した際には、逆に、油圧アクチュ
エータ91が油圧ポンプ37に連通されると共に、油圧
アクチュエータ88かりザーバタンク39に開放される
ので、■ベルト85のプライマリプーリ83に対する巻
回半径が小さくなる一方、セカンダリプーリ84に対す
る巻回半径が大きくなって、出力軸82はその回転数が
減少する減速状態となる(変速比大)。
勿論、変速比は、入力軸81の回転数を出力軸82の回
転数で除したものである(■ベルト85のセカンダリプ
ーリ84に対する巻回半径をプライマリプーリ83に対
する巻回半径で除したもの)。
転数で除したものである(■ベルト85のセカンダリプ
ーリ84に対する巻回半径をプライマリプーリ83に対
する巻回半径で除したもの)。
なお、第3図中97は、電磁リリーフ/ヘルプであり、
後述するクラッチ制御、変速比制御に際しては図示の位
置を保持し続けているものである。
後述するクラッチ制御、変速比制御に際しては図示の位
置を保持し続けているものである。
第2図、第3図において、101はコントロールユニッ
トで、該コントロールユニ7 ) 101 +:=対し
ては、各センサ1.02〜109からの出方が入力され
る一方、該コントロールユニッl−101からは、クラ
ッチソレノイドバルブ36、変速ソレノイドバルブ94
、リリーフバルブ97に対して出力される。 前記各セ
ンサ102〜109について説明すると、センサ102
は、スロン)ルパルブ9の開度を検出するスロットルセ
ンサである。センサ103は、エンジン1の回転数NE
(実施例ではクラッチ入力軸21の回転数Eと同じ)を
検出する回転数センサである。センサ104は、クラッ
チ出力軸22の回転数Cを検出する回転数センサである
。センサ105は、操作レバー70のR,N、D、Lの
位置を検出するポジションセンサである。センサ106
は、無段変速機4の入力軸81の回転数NPを検出する
回転数センサである。センサ107は、無段変速機4の
出力軸82の回転数すなわち車速を検出する車速センサ
である。センサ108は、アクセルペダルtioの開度
を検出して、その変化速度を得るためのアクセルセンサ
である。センサ109は、ブレーキペダル111が操作
されているか否かを検出するだめのブレーキセンサであ
る。
トで、該コントロールユニ7 ) 101 +:=対し
ては、各センサ1.02〜109からの出方が入力され
る一方、該コントロールユニッl−101からは、クラ
ッチソレノイドバルブ36、変速ソレノイドバルブ94
、リリーフバルブ97に対して出力される。 前記各セ
ンサ102〜109について説明すると、センサ102
は、スロン)ルパルブ9の開度を検出するスロットルセ
ンサである。センサ103は、エンジン1の回転数NE
(実施例ではクラッチ入力軸21の回転数Eと同じ)を
検出する回転数センサである。センサ104は、クラッ
チ出力軸22の回転数Cを検出する回転数センサである
。センサ105は、操作レバー70のR,N、D、Lの
位置を検出するポジションセンサである。センサ106
は、無段変速機4の入力軸81の回転数NPを検出する
回転数センサである。センサ107は、無段変速機4の
出力軸82の回転数すなわち車速を検出する車速センサ
である。センサ108は、アクセルペダルtioの開度
を検出して、その変化速度を得るためのアクセルセンサ
である。センサ109は、ブレーキペダル111が操作
されているか否かを検出するだめのブレーキセンサであ
る。
次に前記コントロールユニット101による制御内容に
ついて、第4図〜第6図に示すフローチャートに基づい
て説明する。
ついて、第4図〜第6図に示すフローチャートに基づい
て説明する。
第4図は、全体の処理系統を示し、先ず、ステップAに
おいてシステムイニシャライスされた後、ステップBに
おいて制御に必要な各種データが人力され、その後、ス
テップCにおけるクラッチ制御、ステップDにおける変
速比制御が行なわれることとなる(応答性を考慮してス
テップDの制御の際に読込まれるものもある)。なお、
以下の説明では、クラッチ制御のためのルーチンと、変
速比制御のためのルーチンとに外脱していくこととする
。
おいてシステムイニシャライスされた後、ステップBに
おいて制御に必要な各種データが人力され、その後、ス
テップCにおけるクラッチ制御、ステップDにおける変
速比制御が行なわれることとなる(応答性を考慮してス
テップDの制御の際に読込まれるものもある)。なお、
以下の説明では、クラッチ制御のためのルーチンと、変
速比制御のためのルーチンとに外脱していくこととする
。
■クラッチ制御ルーチン(第5図)
先ず、ステップ121で、操作レバー7oすなわちキア
ボックス3がNレンジにあるが杏がが判定され、Nレン
ジにない場合は、ステ・ンプ122へ移行する。このス
テップ122では、車速が大きい(例えばIOkm/h
以」−)か舎がが判定され、車速が大きい場合は、ステ
ップ123で車速フラグがセットされた後、ステップ1
24へ移行する。
ボックス3がNレンジにあるが杏がが判定され、Nレン
ジにない場合は、ステ・ンプ122へ移行する。このス
テップ122では、車速が大きい(例えばIOkm/h
以」−)か舎がが判定され、車速が大きい場合は、ステ
ップ123で車速フラグがセットされた後、ステップ1
24へ移行する。
前記ステップ124では、クラッチ入力軸21の回転数
Eの微分値E′をめて、該微分値E′が回転数111を
示す正であるが否かが判定され、微分(fiE′が正で
あるときには、ステップ125へ移行する。このステッ
プ125では、クラッチ人力軸21の回転数Eがクラッ
チ出方軸22の回転数Cより大きいか否かが判定されて
、E>Cである場合は、ステップ126へ移行する。そ
して、このステップ126では、クラッチソレノイドバ
ルブ36の接続ソレノイド36aを励磁する一方、すJ
断ソレノイド36bを消磁して、クラッチ2を接続すな
わちその伝達トルクを増大させる。また、ステップ12
5でEtcではないと判定されたときには、ステップ1
28へ移行して、クラッチツレメイドバルブ36の接続
、切断ソレノイド36a、36b共に消磁して、クラ、
ンチ2の伝達トルクをそのままに保持する。
Eの微分値E′をめて、該微分値E′が回転数111を
示す正であるが否かが判定され、微分(fiE′が正で
あるときには、ステップ125へ移行する。このステッ
プ125では、クラッチ人力軸21の回転数Eがクラッ
チ出方軸22の回転数Cより大きいか否かが判定されて
、E>Cである場合は、ステップ126へ移行する。そ
して、このステップ126では、クラッチソレノイドバ
ルブ36の接続ソレノイド36aを励磁する一方、すJ
断ソレノイド36bを消磁して、クラッチ2を接続すな
わちその伝達トルクを増大させる。また、ステップ12
5でEtcではないと判定されたときには、ステップ1
28へ移行して、クラッチツレメイドバルブ36の接続
、切断ソレノイド36a、36b共に消磁して、クラ、
ンチ2の伝達トルクをそのままに保持する。
また、ステップ124で、E′〉0でないと判定された
ときは、ステップ127へ移行C1ここでE<Cである
か否かが判定される。そして、EくCのときは、ステッ
プ126へ移行して、クラッチ2が接続され、またE<
Cでないときはステップ128へ移行してクラッチ2の
接続状態をそのままに保持する。
ときは、ステップ127へ移行C1ここでE<Cである
か否かが判定される。そして、EくCのときは、ステッ
プ126へ移行して、クラッチ2が接続され、またE<
Cでないときはステップ128へ移行してクラッチ2の
接続状態をそのままに保持する。
上述したステップ124から125への流れは、クラッ
チ入力軸21の回転が上昇しているときを前提としてお
り、ステップ125から126への流れはクラッチ入力
軸21の回転数Eがクラッチ出力軸22の回転数Cより
も大きいときであるので、クラッチ2の伝達トルクを大
きくする必要があり、このためクラッチ2の伝達トルク
を大きくすべくその接続を行なうのである。この場合は
、例えば自動車の発進時におけるいわゆる半クラッチの
状態に相当する。また、ステップ125から128への
流れは、クラッチ2の伝達トルクが丁度釣合っていると
きであるので、該クラッチ2をその状j魚に保持するも
のであり、この場合は例えば定常走行状態に相当する。
チ入力軸21の回転が上昇しているときを前提としてお
り、ステップ125から126への流れはクラッチ入力
軸21の回転数Eがクラッチ出力軸22の回転数Cより
も大きいときであるので、クラッチ2の伝達トルクを大
きくする必要があり、このためクラッチ2の伝達トルク
を大きくすべくその接続を行なうのである。この場合は
、例えば自動車の発進時におけるいわゆる半クラッチの
状態に相当する。また、ステップ125から128への
流れは、クラッチ2の伝達トルクが丁度釣合っていると
きであるので、該クラッチ2をその状j魚に保持するも
のであり、この場合は例えば定常走行状態に相当する。
逆に、ステップ124から127への流れは、クラッチ
人力軸21の回転数が誠少しているときを前提としてお
り、クラッチ入出力軸21と22との伝達トルクの授受
が丁度ステップ124から125への流れとは逆になる
ため、ステップ127における判定を、ステップ125
における判定とは逆にE<Cであるか否かをみるように
しである。なお、ステップ127から126への流れは
、例えば操作レバー70を、Nレンジとしたまま走行し
ている状態で、Dレンジへ変化させたような場合に相当
し、この場合もいわゆる半クラツチ状態を形成する。ま
た、ステップ127から128への流れは、例えばエン
ジンブレーキを使用した減速走行状態に相当する。
人力軸21の回転数が誠少しているときを前提としてお
り、クラッチ入出力軸21と22との伝達トルクの授受
が丁度ステップ124から125への流れとは逆になる
ため、ステップ127における判定を、ステップ125
における判定とは逆にE<Cであるか否かをみるように
しである。なお、ステップ127から126への流れは
、例えば操作レバー70を、Nレンジとしたまま走行し
ている状態で、Dレンジへ変化させたような場合に相当
し、この場合もいわゆる半クラツチ状態を形成する。ま
た、ステップ127から128への流れは、例えばエン
ジンブレーキを使用した減速走行状態に相当する。
一方、riij記ステラステップ121Xて、Nレンジ
であると判定されると、ステ・ンプ129でjlを速フ
ラグをリセリトンた後、ステ・ンプ130へ移1〒する
。このステップ130では、クラ・ンチソレノイドパル
ブ36の接続ソレノイド36aを消磁する一方、切断ソ
レノイド36bを励磁して、クラ・ンチ2を切断する。
であると判定されると、ステ・ンプ129でjlを速フ
ラグをリセリトンた後、ステ・ンプ130へ移1〒する
。このステップ130では、クラ・ンチソレノイドパル
ブ36の接続ソレノイド36aを消磁する一方、切断ソ
レノイド36bを励磁して、クラ・ンチ2を切断する。
すなわち、この場合t±、運転者自身がニュートラル状
態を要求していることが明確なので、無条件にクラ・ン
チ2を切断する。
態を要求していることが明確なので、無条件にクラ・ン
チ2を切断する。
また、ステップ122で車速が小さl/\と判定された
ときは、ステ・ンプ131へ移行し、ここでアクセルペ
ダル11Oが踏まれているONであるか否かが判定され
る。このアクセルがONでなり1ときは、エンジン1の
出力を要求していなl、Xときなので、ステップ132
へ移行して、車速フラグがセットされているか否かが判
定される。そして、車速フラグがセットされているとき
は車速か未だ十分に低下していないときであり、このと
きはステップ133へ移行し、ここでブレーキペダル1
11が踏まれたONであるか否かが判定される。
ときは、ステ・ンプ131へ移行し、ここでアクセルペ
ダル11Oが踏まれているONであるか否かが判定され
る。このアクセルがONでなり1ときは、エンジン1の
出力を要求していなl、Xときなので、ステップ132
へ移行して、車速フラグがセットされているか否かが判
定される。そして、車速フラグがセットされているとき
は車速か未だ十分に低下していないときであり、このと
きはステップ133へ移行し、ここでブレーキペダル1
11が踏まれたONであるか否かが判定される。
そして、ブレーキがONされているときはステップ13
4へ移行して、ここでエンジン回転数NEが150or
pm以下であると判定されると、ステップ129を経て
ステップ130へ移行する(クラッチ2の切断)。また
、ステ1.プ133でブレーキがONされていないと判
定されたときは、ステップ135へ移行して、ここでエ
ンジン回転数NEがlo00rpm以下であると判定さ
れると、ステップ129を経てステ・ンプ130の処理
が行なわれる(クラッチ2の切断)。そして、エンジン
li1転数NEが、ステラ7’134で150Orpm
以下ではないと判定された場合およびステップ135で
1ooor、pm以下ではないと判定された場合は、ス
テップ124へ移行して前述した処理がなされる。
4へ移行して、ここでエンジン回転数NEが150or
pm以下であると判定されると、ステップ129を経て
ステップ130へ移行する(クラッチ2の切断)。また
、ステ1.プ133でブレーキがONされていないと判
定されたときは、ステップ135へ移行して、ここでエ
ンジン回転数NEがlo00rpm以下であると判定さ
れると、ステップ129を経てステ・ンプ130の処理
が行なわれる(クラッチ2の切断)。そして、エンジン
li1転数NEが、ステラ7’134で150Orpm
以下ではないと判定された場合およびステップ135で
1ooor、pm以下ではないと判定された場合は、ス
テップ124へ移行して前述した処理がなされる。
このように、ブレーキのON、OFFでクラッチ2のり
J断を行なうか否かの判定基準としてのエンジン回転数
NHの大きさを異ならせたのは、ブレーキ(ON)時に
あっては車速の低下が非ブレーキ時よりも早いことを考
慮して、エンストの危険を回避するのに余裕をもたせる
ためである。なお、ステップ132において車速フラグ
がセ・ントされていないと判定されたときは、エンスト
防■にのため、ステップ129を経てステップ130の
処理がなされる(クラッチ2の切断)。
J断を行なうか否かの判定基準としてのエンジン回転数
NHの大きさを異ならせたのは、ブレーキ(ON)時に
あっては車速の低下が非ブレーキ時よりも早いことを考
慮して、エンストの危険を回避するのに余裕をもたせる
ためである。なお、ステップ132において車速フラグ
がセ・ントされていないと判定されたときは、エンスト
防■にのため、ステップ129を経てステップ130の
処理がなされる(クラッチ2の切断)。
\
\
\
\
\
II変速比制御(第6図)
本実施例では、アクセルの変化速度が大きいときに行な
われるシフトダウンが支配的となる側への変速制御特性
のオフセット変化を、実際のアクセル開度に対して、当
該変化速度の大寸さに対応した分の開度を上乗せするこ
とにより、行なうようにしである。
われるシフトダウンが支配的となる側への変速制御特性
のオフセット変化を、実際のアクセル開度に対して、当
該変化速度の大寸さに対応した分の開度を上乗せするこ
とにより、行なうようにしである。
上述のことを前提にして、先ず、ステップ141におい
て、アクセルペダル110の開度(スロットル開度と同
じ)αが読込まれ、この後ステップ142においてアク
セル開度αの微分値すなわちアクセルペダル110の変
化速度α′が演算される。そして、ステップ143にお
いて操作レバー70が、エンジンブレーキ力を要求する
Lレンジであるか否かが判定され、Lレンジである場合
には、実際のアクセル開度αに対して一定の上乗せ分の
開度Aを加算したものをアクセル開度として新たに設定
した後、ステップ145へ移行し、またLレンジでない
場合は、ステップ144を経ることなく、アクセル開度
αはステップ14■で読込まれたものがそのまま設定さ
れて、ステップ145へ移行する。
て、アクセルペダル110の開度(スロットル開度と同
じ)αが読込まれ、この後ステップ142においてアク
セル開度αの微分値すなわちアクセルペダル110の変
化速度α′が演算される。そして、ステップ143にお
いて操作レバー70が、エンジンブレーキ力を要求する
Lレンジであるか否かが判定され、Lレンジである場合
には、実際のアクセル開度αに対して一定の上乗せ分の
開度Aを加算したものをアクセル開度として新たに設定
した後、ステップ145へ移行し、またLレンジでない
場合は、ステップ144を経ることなく、アクセル開度
αはステップ14■で読込まれたものがそのまま設定さ
れて、ステップ145へ移行する。
前記ステップ145においては、微分値α′の絶対値が
所定の基準値ε(アクセル変化速度基準値)より大きい
か否かが判定され、Iα′1〉εのときはステップ14
6においてタイマTをセットした後、ステップ147へ
移行する。このステップ147においては、アクセルの
変化速度のうちいままでに最も大きい値α′Hと時間的
に最も新しい計測値α′の絶対値とを比較して、1α′
1〉α′Nであるときはステップ148において1α′
1をα′Nに置き換えて、ステップ149においてアク
セルの変化速度としては、αにα′M を加算したもの
として新たに設定する。また、ステップ147で1α′
1〉α′Hでないと判定されたときは、ステップ148
を経ることなくステップ149へ移行する。このように
して、アクセル開度αが変化した場合に、その変化速度
のうち最も大きいものが選択される。なお、ステップ1
47.148の処理は、アクセル変化速度が最初から終
りまで必ずしも一定でないことを考1走して、この変化
速度のうち最大の変化速度を選択するようしたためであ
り、これとは異なって、平均の変化速度を用いるように
することもできる。
所定の基準値ε(アクセル変化速度基準値)より大きい
か否かが判定され、Iα′1〉εのときはステップ14
6においてタイマTをセットした後、ステップ147へ
移行する。このステップ147においては、アクセルの
変化速度のうちいままでに最も大きい値α′Hと時間的
に最も新しい計測値α′の絶対値とを比較して、1α′
1〉α′Nであるときはステップ148において1α′
1をα′Nに置き換えて、ステップ149においてアク
セルの変化速度としては、αにα′M を加算したもの
として新たに設定する。また、ステップ147で1α′
1〉α′Hでないと判定されたときは、ステップ148
を経ることなくステップ149へ移行する。このように
して、アクセル開度αが変化した場合に、その変化速度
のうち最も大きいものが選択される。なお、ステップ1
47.148の処理は、アクセル変化速度が最初から終
りまで必ずしも一定でないことを考1走して、この変化
速度のうち最大の変化速度を選択するようしたためであ
り、これとは異なって、平均の変化速度を用いるように
することもできる。
+iij記ステマステップ149、ステップ150へ移
行して、ここで、第7図に示す変速制御特性線Xに照し
合わせて、ステップ149で設定されたアクセル開度α
に相当する目標入力回転数TNJ)(無段変速機4の人
力軸81の目標回転数)が演算される。この後、ステッ
プ151において、−に記l」標入力回転数TNpが、
規定値すなわちエンジンlの最高許容回転数に相当する
回転数以上であるか否かが判定され、[1標人力回転数
TNpが規定値以上であれば、ステップ152において
、エンジンlの過回転による破損を防止するために4′
I該規定値が目標入力回転数として設定された後、ステ
ップ153へ移行し、また目標人力回転数TNpが規定
値以下であれば、占該目標入力回転数TNpをそのまま
としてステップ153へ移行する。
行して、ここで、第7図に示す変速制御特性線Xに照し
合わせて、ステップ149で設定されたアクセル開度α
に相当する目標入力回転数TNJ)(無段変速機4の人
力軸81の目標回転数)が演算される。この後、ステッ
プ151において、−に記l」標入力回転数TNpが、
規定値すなわちエンジンlの最高許容回転数に相当する
回転数以上であるか否かが判定され、[1標人力回転数
TNpが規定値以上であれば、ステップ152において
、エンジンlの過回転による破損を防止するために4′
I該規定値が目標入力回転数として設定された後、ステ
ップ153へ移行し、また目標人力回転数TNpが規定
値以下であれば、占該目標入力回転数TNpをそのまま
としてステップ153へ移行する。
前記ステップ153においては、現在の入力回転数Np
(無段変速機4の入力軸81の回転数)が読込まれ、こ
の後ステップ154へ移行して、NP>TNpであるか
否かが判定される。そして、NP>TNpであれば、ス
テップ155へ移行して、シフトアップ信号を発つする
ことにより、すなわち変速比ソレノイドバルブ94の増
速ソレノイド94aを励磁する一方、減速ソレノイド9
4bを消磁することにより、無段変速機4の変速比を小
さくして、人力回転数NPが目標入力回転数TNpへ向
けて収束すべく低下される。また、NP>TNPでない
場合は、ステップ156へ移行して、シフトダウン信号
を発つすることにより、すなわち上記増速ソレノイド9
4aを消磁する一方、減速ソレノイド94bを励磁する
ことにより、無段変速機4の変速比を大きくして、入力
回転数NPが目標回転数TNpへ収束すべく上胃される
。
(無段変速機4の入力軸81の回転数)が読込まれ、こ
の後ステップ154へ移行して、NP>TNpであるか
否かが判定される。そして、NP>TNpであれば、ス
テップ155へ移行して、シフトアップ信号を発つする
ことにより、すなわち変速比ソレノイドバルブ94の増
速ソレノイド94aを励磁する一方、減速ソレノイド9
4bを消磁することにより、無段変速機4の変速比を小
さくして、人力回転数NPが目標入力回転数TNpへ向
けて収束すべく低下される。また、NP>TNPでない
場合は、ステップ156へ移行して、シフトダウン信号
を発つすることにより、すなわち上記増速ソレノイド9
4aを消磁する一方、減速ソレノイド94bを励磁する
ことにより、無段変速機4の変速比を大きくして、入力
回転数NPが目標回転数TNpへ収束すべく上胃される
。
前記ステップ145の判定において、1α′1〉εでは
ないと判定されたときは、大きなトルク(大きな変速比
)を要求していないときであり、この場合は、ステップ
157へ移行して、タイマT=Oであるか否かが判定さ
れる。このステップ157においては、ステップ146
へ移行する処理を経ているときは、当初はタイマT=O
ではないので、ステップ158へ移行し、ここでタイマ
T=Oがカウントタウンされた後、ステップ147移行
の処理が行なわれる。また、ステップ146を経た処理
がなされないままステップ157に移行した場合あるい
は、ステップ158によりタイマTのカウントタウンが
終了されているときには、ステy 7’ l 59にお
いて、次のアクセルの変化速度の変動に備えてα′Nが
クリアされた後、ステンプ158へ移行して1111述
したのと同様の処理が行なわれる。なお、タイマTで設
定される時間は、後述するように、変速制御特性をオフ
セント変化させておく時間に相当する。
ないと判定されたときは、大きなトルク(大きな変速比
)を要求していないときであり、この場合は、ステップ
157へ移行して、タイマT=Oであるか否かが判定さ
れる。このステップ157においては、ステップ146
へ移行する処理を経ているときは、当初はタイマT=O
ではないので、ステップ158へ移行し、ここでタイマ
T=Oがカウントタウンされた後、ステップ147移行
の処理が行なわれる。また、ステップ146を経た処理
がなされないままステップ157に移行した場合あるい
は、ステップ158によりタイマTのカウントタウンが
終了されているときには、ステy 7’ l 59にお
いて、次のアクセルの変化速度の変動に備えてα′Nが
クリアされた後、ステンプ158へ移行して1111述
したのと同様の処理が行なわれる。なお、タイマTで設
定される時間は、後述するように、変速制御特性をオフ
セント変化させておく時間に相当する。
このように、本発明においては、アクセルの変化速度が
大きいときには実際のアクセル開度よりも大きいアクセ
ル開度に設定するので、結果的には変速制御特性がシフ
トダウンが支配的となる側へオフセット変化して、大き
なトルク(変速比)を得ることができるが、この点につ
いて第7図〜第8図(a)、(b)を参照しつつ以下に
詳述する。
大きいときには実際のアクセル開度よりも大きいアクセ
ル開度に設定するので、結果的には変速制御特性がシフ
トダウンが支配的となる側へオフセット変化して、大き
なトルク(変速比)を得ることができるが、この点につ
いて第7図〜第8図(a)、(b)を参照しつつ以下に
詳述する。
先ず、第7図は、エンジン負荷としてのスロットル開度
とエンジン出力状態としての無段変速機4の人力回転数
(NP)をパラメータとする変速制御特性線Xを示し、
この変速制御特性線Xは、スロットル開度が20°以上
においては、xlで示すようにスロットル開度にほぼ比
例して入力回転数が上昇するようにされ、またスロット
ル開度が20°以下では、x2で示すように直線的とな
っている。そして、この変速制御特性線Xより左方側が
シフトダウン領域すなわちエンジン回転数を上昇させる
べく変速比が大きくされる領域であり、また変速制御特
性線Xより右方側がシフトアップ領域すなわちエンジン
回転数を低下させるべく変速比を小さくする領域である
。
とエンジン出力状態としての無段変速機4の人力回転数
(NP)をパラメータとする変速制御特性線Xを示し、
この変速制御特性線Xは、スロットル開度が20°以上
においては、xlで示すようにスロットル開度にほぼ比
例して入力回転数が上昇するようにされ、またスロット
ル開度が20°以下では、x2で示すように直線的とな
っている。そして、この変速制御特性線Xより左方側が
シフトダウン領域すなわちエンジン回転数を上昇させる
べく変速比が大きくされる領域であり、また変速制御特
性線Xより右方側がシフトアップ領域すなわちエンジン
回転数を低下させるべく変速比を小さくする領域である
。
ここで、上記変速制御特性線Xをシフトタウンが支配的
となるようにオフセット変化させるということは、当該
変速制御特性線Xを第7図中右方に変位させるというこ
とである。この点を具体的に説明すると、いまアクセル
開度が例えば30゜であることを前提として、変速制御
特性線Xが1−記のようにオフセラhuffれない状態
では、その人力回転数は約2500rpm であるが、
オフセント変化(第7図右方への変化)した場合は、こ
のオフセットした分だけ人力回転数がl )lシて、こ
のJAM分だけ無段変速R4の変速比が大きくなって大
きなトルクが得られ、この結果、大きな加速が得られる
こととなる。そして、変速;IJ制御特性線Xを第7図
のままとして、スロットル開度30°に対して例えばl
o°J二乗せしたとすると(上乗せ後のスロットル開度
は40°)、この40°に対する入力回転数は306の
ときよりも大きくなり、変速制御特性線Xを第7図右方
側へオフセット変化たのと回しことを意味する。
となるようにオフセット変化させるということは、当該
変速制御特性線Xを第7図中右方に変位させるというこ
とである。この点を具体的に説明すると、いまアクセル
開度が例えば30゜であることを前提として、変速制御
特性線Xが1−記のようにオフセラhuffれない状態
では、その人力回転数は約2500rpm であるが、
オフセント変化(第7図右方への変化)した場合は、こ
のオフセットした分だけ人力回転数がl )lシて、こ
のJAM分だけ無段変速R4の変速比が大きくなって大
きなトルクが得られ、この結果、大きな加速が得られる
こととなる。そして、変速;IJ制御特性線Xを第7図
のままとして、スロットル開度30°に対して例えばl
o°J二乗せしたとすると(上乗せ後のスロットル開度
は40°)、この40°に対する入力回転数は306の
ときよりも大きくなり、変速制御特性線Xを第7図右方
側へオフセット変化たのと回しことを意味する。
上述のようなオフセットによる作用を第8図(a)、(
b)により説明すると、この第8図(a)において、オ
フセット変化がある場合の入力回転数(T2)は、オフ
セットされない場合の人力回転数(Y+)よりも大きく
なるため、オフセット変化された場合の出力回転数(z
2)が、オフセット変化なしの場合の出力回転数(Zl
)よりもその回転数上昇の勾配が大きくなる(加速が大
きくなる)。勿論、変速比の変化は、第8図(b)で示
すように、オフセットありの変速比(H2)が、オフセ
ット変化なしの変速比(Hl)よりも大きくなる。そし
て、オフセット変化により、エンジンlの最高許容回転
数以上となるような場合にまで変速制御特性線Xが第7
図右方へ変位されてしまうおそれがあるが、本発明では
、ステ・ンプ151.152の処理によって、上記オフ
セット変化が、エンジン1の最高許容回転数具」二には
ならないように制限される。
b)により説明すると、この第8図(a)において、オ
フセット変化がある場合の入力回転数(T2)は、オフ
セットされない場合の人力回転数(Y+)よりも大きく
なるため、オフセット変化された場合の出力回転数(z
2)が、オフセット変化なしの場合の出力回転数(Zl
)よりもその回転数上昇の勾配が大きくなる(加速が大
きくなる)。勿論、変速比の変化は、第8図(b)で示
すように、オフセットありの変速比(H2)が、オフセ
ット変化なしの変速比(Hl)よりも大きくなる。そし
て、オフセット変化により、エンジンlの最高許容回転
数以上となるような場合にまで変速制御特性線Xが第7
図右方へ変位されてしまうおそれがあるが、本発明では
、ステ・ンプ151.152の処理によって、上記オフ
セット変化が、エンジン1の最高許容回転数具」二には
ならないように制限される。
なお、第8図(a)、(b)中β点は、オフセント変化
が終了された時点であり、これがタイマTにより設定さ
れた時間に相当する。また、領域Bは変速制御特性線X
にのっとだ定常運転領域を、また領域AはこのB領域に
達っするまでの運転領域を示している(いずれもオフセ
ット変化後)。
が終了された時点であり、これがタイマTにより設定さ
れた時間に相当する。また、領域Bは変速制御特性線X
にのっとだ定常運転領域を、また領域AはこのB領域に
達っするまでの運転領域を示している(いずれもオフセ
ット変化後)。
」二連の説明で既に明らかなように、ステップ144の
処理によって、Lレンジの際には、アクセル開度を上乗
せすることにより、Dレンジの際よりも大きなトルク(
変速比)が得られる。
処理によって、Lレンジの際には、アクセル開度を上乗
せすることにより、Dレンジの際よりも大きなトルク(
変速比)が得られる。
以」二実施例について説明したが、本発明はこれに限ら
ず例えば次のような場合をも含むものである。
ず例えば次のような場合をも含むものである。
i’D変速制御特性は、その一つのパラメータとして、
スロットル間度の他、アクセル開度、吸気負圧搾のエン
ジン負荷を、また他のパラメータとしてエンジン回転数
、車速、無段変速機4の出力トルク等エンジンlの出力
状態を示すものを適宜採択して作成することができる。
スロットル間度の他、アクセル開度、吸気負圧搾のエン
ジン負荷を、また他のパラメータとしてエンジン回転数
、車速、無段変速機4の出力トルク等エンジンlの出力
状態を示すものを適宜採択して作成することができる。
+g)第6図ステップ145におけるアクセル開度の微
分値α′は、絶対値ではなくて正の場合(アクセルを踏
込んだ場合)のみとしてもよい。もっとも、実施例のよ
うに絶対値で判定すれば、アクセルを戻す方向への変化
速度に対応して変速制御特性をシフトダウンが支配的と
なる側へオフセット変化させて、アクセルの戻し方向の
変化速度の大きさに応じた大きさのエンジンブレーキが
得られることとなる 9変速制御特性をオフセット変化させるには、例えば1
1標人力回転数について、アクセルの変化速度に応じた
分だけ上乗せするようにしてもよい。
分値α′は、絶対値ではなくて正の場合(アクセルを踏
込んだ場合)のみとしてもよい。もっとも、実施例のよ
うに絶対値で判定すれば、アクセルを戻す方向への変化
速度に対応して変速制御特性をシフトダウンが支配的と
なる側へオフセット変化させて、アクセルの戻し方向の
変化速度の大きさに応じた大きさのエンジンブレーキが
得られることとなる 9変速制御特性をオフセット変化させるには、例えば1
1標人力回転数について、アクセルの変化速度に応じた
分だけ上乗せするようにしてもよい。
14+ステツプ154以降の処理において、NP=TN
pである場合に、ステップ155,156とは別個独立
して、両ソレノイド94a、94bをノ(に消磁した変
速比保持の処理を行なうようにしてもよい。
pである場合に、ステップ155,156とは別個独立
して、両ソレノイド94a、94bをノ(に消磁した変
速比保持の処理を行なうようにしてもよい。
l′りコントロールユニットlO1をマイクロコンピュ
ータによってする場合は、デジタル式、アナログ式のい
ずれによっても構成することができる。
ータによってする場合は、デジタル式、アナログ式のい
ずれによっても構成することができる。
+g+ステッ7’151.152での規定値としては、
エンジン1の最高出力発生時点に対応した回転数として
もよい(最高許容回転数よりも若干低い回転数となる) I7+アクセル開度が大きいときになされるオフセット
変化のT11(実施例におけるアクセル開度の」二乗せ
jj!、 )は、一定イ偵とするようにしてもよい。
エンジン1の最高出力発生時点に対応した回転数として
もよい(最高許容回転数よりも若干低い回転数となる) I7+アクセル開度が大きいときになされるオフセット
変化のT11(実施例におけるアクセル開度の」二乗せ
jj!、 )は、一定イ偵とするようにしてもよい。
(発明の効果)
本発明は、以上述へたことから明らかなように、常時は
変速制御特性どおりの変速比で運転を行ないつつ、アク
セルの変化速度が大きい場合には、」ニジ変速制御特性
をシフトタウンが支配的となる側へオフセット変化させ
て大きな変速比すなわち大きなトルクを得ることができ
、連転者の要求に的確に対応することができる。この結
果、大きなトルクを得るべくいたずらにアクセル開度を
大きくするようなことが極力抑制されるので、省燃費の
上でも好ましいものとなる。勿論、エンジン回転数が所
定(+Ci以上になるようなオフセラI・変化は防止さ
れるので、過回転によるエンジン破損)゛の事態を確実
に防止することができる。
変速制御特性どおりの変速比で運転を行ないつつ、アク
セルの変化速度が大きい場合には、」ニジ変速制御特性
をシフトタウンが支配的となる側へオフセット変化させ
て大きな変速比すなわち大きなトルクを得ることができ
、連転者の要求に的確に対応することができる。この結
果、大きなトルクを得るべくいたずらにアクセル開度を
大きくするようなことが極力抑制されるので、省燃費の
上でも好ましいものとなる。勿論、エンジン回転数が所
定(+Ci以上になるようなオフセラI・変化は防止さ
れるので、過回転によるエンジン破損)゛の事態を確実
に防止することができる。
第1図は本発明の全体構成図。
第2図は本発明の一実施例を示す全体概略図。
第3図は本発明の一実施例を示す全体系統図。
第4図〜第6図は、本発明の制御内容の一例を示すフロ
ーチャー1・。 第7図は変速制御特性の一例を示すグラフ。 第8図(a)、第8図(b)は本発明の制御内容を図式
的に示すグラフ。 l;エンジン 4;無段変速機 81;無段変速機の入力軸 82;無段変速機の出力軸 88.91:アクチュエータ 101、コントロールユニット 102;スロツI・ルセンサ 103.106.回転数センサ 108、アクセルセンサ 110、アクセルペダル 丁続補正書(方式) 1唱和59年 2月14日 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和58年特許願第202513号 2発明の名称 電子制御式無段変速装置 3補正をする者 !1覧件との関係 特許出願人 名称(313)東洋工業株式会社 4代理人〒105 置(508)1801(発送日・昭
和59年 1月31[J)6補止の対象 明細書の[図面の簡単な説明の欄」 7柚止の内容 明細書第35頁第7行、「第8図(a)、第8図(b)
は」とあるのを、「第8図は」と補正する。 以上
ーチャー1・。 第7図は変速制御特性の一例を示すグラフ。 第8図(a)、第8図(b)は本発明の制御内容を図式
的に示すグラフ。 l;エンジン 4;無段変速機 81;無段変速機の入力軸 82;無段変速機の出力軸 88.91:アクチュエータ 101、コントロールユニット 102;スロツI・ルセンサ 103.106.回転数センサ 108、アクセルセンサ 110、アクセルペダル 丁続補正書(方式) 1唱和59年 2月14日 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和58年特許願第202513号 2発明の名称 電子制御式無段変速装置 3補正をする者 !1覧件との関係 特許出願人 名称(313)東洋工業株式会社 4代理人〒105 置(508)1801(発送日・昭
和59年 1月31[J)6補止の対象 明細書の[図面の簡単な説明の欄」 7柚止の内容 明細書第35頁第7行、「第8図(a)、第8図(b)
は」とあるのを、「第8図は」と補正する。 以上
Claims (1)
- (1)エンジン駆動系に介在され、入力トルクと出力ト
ルクとの比が連続的に可変の無段変速機構と、 前記無段変速機構の人出力トルク比を変化させる変速比
E1(変事段と、 アクセルの変化速度を検出するアクセル変化検出手段と
、 エンジンの運転状IEに応じて、あらかじめ定められた
変速制御特性となるように前記変速比可変手段に対して
シフトタウン信号、シフトアップ信53−を出力する変
速比変更制御手段と、前記アクセル変化検出手段からの
出力を受け、アクセルの変化速度が大きいときに前記変
速制御特性をシフトダウンが支配的となる側へオフセッ
ト変化させる変速制御特性変更手段と、エンジン回転数
が所定値以上になるような前記オフセット変化を制限す
るための回転数制限手段と、 を備えていることを特徴とする電子制御式無段変速装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20251383A JPS6095253A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電子制御式無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20251383A JPS6095253A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電子制御式無段変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6095253A true JPS6095253A (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=16458727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20251383A Pending JPS6095253A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電子制御式無段変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6095253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6467493A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-14 | Honda Motor Co Ltd | Method of controlling nonstage transmission for car |
CN1078140C (zh) * | 1998-07-02 | 2002-01-23 | 赵晓岩 | 无网点印刷技术 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58180866A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-22 | Nissan Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機の変速制御方法 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP20251383A patent/JPS6095253A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58180866A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-22 | Nissan Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機の変速制御方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6467493A (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-14 | Honda Motor Co Ltd | Method of controlling nonstage transmission for car |
CN1078140C (zh) * | 1998-07-02 | 2002-01-23 | 赵晓岩 | 无网点印刷技术 |
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