JPS6091856A - リニアパルスモ−タを用いた搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は搬送装置に係り、特にリニアパルスモータを用
いた搬送装置に関する。

（ロ）従来技術 近年、機械工業における加工、組立の自動化に伴い、被
加工物の運搬にはステーションにおける停止精度向上の
要請から、ベルトコンベア等の搬送手段にとって代わっ
て、リニアパルスモータを用いた搬送装置が使用されて
いる。

第１図は従来使用されてきたリニアパルスモークを用い
た搬送装置の主要部分の説明図である。

図において、３はベース、３１は前記ベースの両端に設
けた軌道、２は搬送台車、２４は前記搬送台車の両側に
設けた車輪である。

しかして、１は前記ベース３の上部に固定した固定子、
鉄心１１はコイル１３とともに前記固定子を構成してい
て、２１は搬送台車の下部中央に搬送台車と一体に設け
た可動子であって前記固定子１とともにリニアパルスモ
ータを構成している。

なお、２５は前記軌道３１の円内側面を転動しつつ搬送
台車の横振れを防止するための案内ローラであって、案
内ローラ２５は搬送台車の下部に設けられてい５る。

ここで、前記固定子から発生ずる磁束は１般送台車の進
行方向に対して略直角に向い”ζいる。

また図示する如く、固定子はベース３の略中央すなわち
両軌道３１の丁度中間にもうけられている。

かかる構成のリニアパルスモークを用いた搬送装置は下
記する如き欠点がある。

■　固定子は軌道の中央部分に設けられていて、可動子
もそれに対応して搬送台車の中央部分に設けられている
故、当該搬送台車の下部は塞がってしまい、したがって
開口部を設ける余地がない。

そのため、搬送台車に乗せた被加工物を下方向から加工
作業することが不可能であり、例えば自動車や家電製品
の組立作業等には不便をきたす。

■　可動子は搬送台車の中央に設けているので、固定子
・可動子間の電磁的引力を無視できない。

また、可動子の固定位置とその重量に関連して搬送台車
の中央部分における曲げモーメントは大変に太き（なり
、それゆえ上記二つの原因によって搬送台車は全体とし
て弓形に変形し、可動子と固定子間の間隙が所定の値に
保持しがたくなる結果、リニアパルスモータの動作が不
安定となり搬送状態に種々の悪影響を生じることとなる
。

■　その他、可動子を搬送台車と一体的に構成しである
ため、搬送台車全体として重量が大となるから、搬送台
車のためのエネルギーは大きくなるという欠点がある。

（ハ）目的 本発明は搬送台車に積載した被加工物を下９１から加工
できるリニアパルスモークを用いた）般送装置を提供す
ることを９的としζいる。

さらに、本発明は搬送台車の自重の小さいリニアパルス
モータを用いた搬送装置を提供することをも目的として
いる。

（ニ）構成 本発明はリニアパルスモータの可動子を側辺下部に固定
した搬送台車と、Ｑｉ定子を取りつりた主走行レールと
を具備する搬送装置であって、前記搬送台車の略中央部
には所定の開口面積を有する作業用開口があり、前記リ
ニアパルスモータの固定子は搬送台車のステーションに
設りられるとともに前記可動子と固定子でもってリニア
パルスモータを構成せしめたことを特徴とするりニア−
パルスモークを用いた搬送装置である。

（ポ）実施例 第２図は本発明に係るリニアパルスモークを用いた搬送
装置の全体斜視図である。

すなわち、図においては軌道は主走行レールと副走行レ
ールとを含んでいて、全体として往復１車線に構成して
あって、搬送台車は呻及び幹で示される方向に往復移動
するようになっている。

ただし、第２図におい゛乙前記軌道を往復車線にして図
示したことは本発明にとっては本質的なものではない。

さて、図において４０は純鉄等の磁性体からなる固定子
であって、固定子４０はその断面を略凹字形状に形成し
た主走行レール５０上に２個づつ組になって固定設置さ
れステーションＳ１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４を形成している
。

副走行レール６０は搬送台車の車幅δ１１隔して前記主
走行レールに対応して設置される。

７０は搬送台車であって、搬送台車の側辺下部には可動
子７２３がある。すなわち、この搬送台車はシャーシ７
１と前記シャーシ７１にヒンジ７６でもってヒンジ結合
した駆動体７２とを含み、駆動体７２は可動子７２３を
含む。そして、シャーシ７１には所定の面積を有する開
口部７３と７４があり、前記主走行レール５０と副走行
レール６０上を転動する複数（１８の車輪７５がある。

ここで、前記駆動体７２内に設けた純鉄等の磁性体から
なる可動子と前記固定子とでもツ゛（リニアパルスモー
タを構成している。

第３図は本発明に係る１ｉｆｔ送装置のうちで、リニア
パルスモータの部分を示すための１１１１送台車の下部
分の側面図、第４図は駆動体力〕＼−７２１を取り除い
ノこ場合の搬送台車の進行方向から見た正面図である。

すなわち、主走行レール５０に固定した固定子４０ば一
定のピンチで形成された櫛歯状のコア４１と前記コア４
１の各櫛歯に設けたコイル４２を含んでし）て前記櫛歯
の先端は図示するように複数個の凹凸４１１が形成され
ている。

そして、前記コイル４２のｔＳ線は点線の矢印で図示す
るように櫛歯内を垂直方向に磁束が生じる如く、巻装さ
れている。

一方、ＩＭ送台車の下部に設りた駆動体７２は駆動体カ
バー７２１　とフレーム７２２と前記フレーム７２２の
下面にフレーム７２２に固設した可動子７２３と車輪受
り台７２４と車輪７２５とを含む。

ここで、前記可動子７２３は前記固定子４ｏのコア旧の
ピンチとは僅少界なるピッチでもって形成した櫛歯状に
構成し−ζある。

つぎに、かかる搬送台車の動作について以下説明する。

■　搬送台車は最初はステーションｓ１に停止している
ものとする。

■　前記ＩＭ送台車はステーションｓ２に行き、ここで
停止するべく別設のコンピュータからの指令を受けるも
のとする。

■　前記コンピュータの指令は別設の制御器に人力し、
制御器からの信号に基づいてステーションＳｌにある固
定子４０が励磁され、搬送台車はに）方向に進行する。

■　搬送台車はステーションＳ２に到達した場合、コン
ピュータからの停止指令に基づいて、その固定子４０は
搬送台車を停止するべく励磁され、前記（般送台車は停
止する。

（へ）効果 本発明に係る搬送装置はリニアパルスモークの可動子を
側辺下部に固定した搬送台車と、リニアパルスモータの
固定子と、前記固定子を取りつけた主走行レールとを具
備する搬送装置であって、前記搬送台車の略中央部には
所定の開口面積を有する作業用開口があり、前記リニア
パルスモータの固定子は搬送台車のステーションに設け
られるとともに前記可動子と固定子でもってリニアパル
スモータを構成している故、以下の効果を有する。

Ｇ−搬送台車に積載した被加工物を下部から加工するこ
とが可能である。

■　さらに、本発明は搬送台車の自重の小さいリニアパ
ルスモークを用いた搬送装置を実現している。

なお、本発明の実施例と逆に搬送台車の駆動体７２に固
定子４０を取りつけ、主走行レール５０に可動子７２３
を取りつけてもよい。

また、本発明の他の実施例としζ、副走行レールを設け
ずシャーシ７１に設けた車輪７５をゴムローラ等で直接
床面を転勤するものであってもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来使用されてきたり二′アパルスモータを用
いた搬送装置の主要部分の説明図、第２図は本発明に係
るリニアパルスモークを用いた搬送装置の全体斜視図、
第３図は本発明に係る搬送装置のうらで、リニアパルス
モータの部分を示すだめの搬送台車の下部分の側面図、
第４図は駆動体カバーを取り除いた場合の搬送台車の進
行方向から見た正面図である。 Ｓｌ、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４・・・ステーション、４０・・
・固定子、５０・・・主走行レール、６０・・・副走行
レール、７０・・・搬送台車。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）リニアパルスモータの可動子を側辺下部に固定し
   た１ｉｆｔ送台車と、固定子を取りつけた主走行レール
   とを具備する搬送装置であって、前記搬送台車の略中央
   部には所定の開口面積を有する作業用開口があり、前記
   リニアパルスモータの固定子は搬送台車のステーション
   に設けられるとともに前記可動子と固定子でもってリニ
   アパルスモータを構成せしめたことを特徴とするリニア
   パルスモークを用いた搬送装置。
2. （２）前記固定子はす二゛７パルスモータの巻線部であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のリニア
   パルスモークを用いた搬送装置。