JP2538204B2 - リニアモ−タ利用の搬送設備 - Google Patents

リニアモ−タ利用の搬送設備

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JP2538204B2 JP61014928A JP1492886A JP2538204B2 JP 2538204 B2 JP2538204 B2 JP 2538204B2 JP 61014928 A JP61014928 A JP 61014928A JP 1492886 A JP1492886 A JP 1492886A JP 2538204 B2 JP2538204 B2 JP 2538204B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/26Rail vehicles

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  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リニアモータを利用して搬送用の車体を駆
動する搬送設備に関し、詳しくは、搬送用の車体が移動
自在に支持される案内レールを設け、一次コイルを前記
案内レール側に、且つ、板状の二次導体を前記車体側に
夫々設けたリニアモータ利用の搬送設備に関する。
〔従来の技術〕
従来では、車体側に備えさせる二次導体を、一枚の板
状に形成していた。
ちなみに、車体側に備えさせる二次導体を水平姿勢で
配置してリニアモータを構成する場合と、二次導体を縦
向き姿勢で配置してリニアモータを構成する場合とがあ
り、前者においては、案内レールを水平方向に屈曲させ
て、いわゆるホリゾンタルカーブの屈曲走行経路部分を
形成するのに有利であり、又、後者においては、レール
を上下方向に屈曲させて、いわゆるバーチカルカーブの
屈曲走行経路部分を形成するのに有利である。
さらに、前記案内レール側に一次コイルを設けるに、
案内レール長手方向に適当間隔を隔てて並設する形式
や、案内レール長手方向に連続して連なるように設ける
形式があり、そして、前者の形式では、断続的に位置す
る一次コイルによる加減速時間を長くするために、二次
導体の長さを長くすることが望まれるものとなり、又、
後者の形式の場合においても、推力増大のために二次導
体の長さを長くすることが望まれるものとなる。(文献
記載せず。) 〔発明が解決しようとする問題点〕 かかる物品搬送設備において、レールを水平方向や上
下方向に屈曲させて、ホリゾンタルカーブやバーチカル
カーブの屈曲走行経路部分を形成して、搬送用車体を各
所のステーションに移動させるに、屈曲走行経路部分の
曲率半径を小にして搬送効率の向上を図ることが望まれ
る。
しかしながら、二次導体を一枚の板状に形成する場合
にあっては、二次導体の長さを大にすると、例えば二次
導体を案内レールの内部空間を移動させる場合に、二次
導体と案内レールとの衝突を回避させねばならないこと
や、屈曲走行経路部分においてもリニアモータにて駆動
する場合に、二次導体の全体を一次コイルに対する適正
位置に維持させねばならないこと等に起因して、屈曲走
行経路部分の曲率半径を充分に小さくできないものであ
った。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、
その目的は、二次導体の長さを充分長くしながらも、屈
曲走行経路部分の曲率半径を充分に小さくできるように
する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるリニアモータ利用の物品搬送設備の特徴
構成は、搬送用の車体側に設ける二次導体を、車体前後
方向に互いに接近する状態で並ぶ複数個の導体部分に分
割形成し、それら導体部分を、前記車体に対して厚さ方
向に沿う軸芯周りでの回動によって屈曲自在に構成し、
且つ、前記案内レールにて案内される転輪によって前記
案内レールの長手方向に沿う姿勢に屈曲操作されるよう
に設けた点にあり、その作用及び効果は次の通りであ
る。
〔作 用〕
すなわち、二次導体の分割された複数個の導体部分
を、案内レールにて案内される転輪によって、直線走行
経路部分では車体に沿った直線状に並ぶように、そし
て、屈曲走行経路部分では車体に対して折れ曲がった屈
曲状に並ぶように屈曲操作する。
この屈曲操作によって、板状に形成され且つ車体前後
方向に互いに接近する状態で並ぶ複数個の導体部分が、
厚さ方向に沿う軸芯周りで回動する。
すなわち、案内レール側の一次コイルと協働で効率良
く推力を発生できるようにするために二次導体を板状に
形成し、又、案内レールの屈曲走行経路部分において、
二次導体と一次コイルとの間隔の変動を抑制して安定的
に推力を発生できるようにする等のために、二次導体の
案内レールに対する姿勢を、二次導体の厚さ方向に垂直
な面に沿って案内レールの屈曲走行経路部分が屈曲する
ような関係となる姿勢とする構成を前提としているため
に、二次導体の長さを長くすると、二次導体を一次コイ
ルに対して適正位置に維持させるのが困難となるのを、
上記のように屈曲操作可能とすることによって回避し
て、複数個の導体部分を案内レールの長手方向に沿う姿
勢に維持させることができる。
〔発明の効果〕
従って、二次導体の長さを充分長くし、そして、屈曲
走行経路部分の曲率半径を充分小さくしても、二次導体
が車体前後方向に互いに接近する状態で並ぶ複数個の導
体部分に分割形成されて、それら導体部分が車体に対し
て厚さ方向に沿う軸芯周りでの回動によって屈曲自在に
構成されるともに、案内レールにて案内される転輪によ
って案内レールの長手方向に沿う姿勢に維持されるの
で、二次導体と案内レールとの衝突を回避させること
や、屈曲走行経路部分において二次導体の全体を利用し
てリニアモータで駆動すること等を適切に行えるのであ
り、もって、二次導体を充分に長くして駆動面にて優れ
たものにしながらも、屈曲走行経路部分の曲率半径を充
分小さくして搬送効率面でも優れたものにできるに至っ
た。
〔実施例〕
第6図に示すように、搬送用の車体(A)が移動自在
に支持される案内レール(B)を、物品移載用のステー
ション(S)間に亘って設け、搬送用車体(A)を後述
の如くリニアモータによって駆動しながら物品搬送を行
えるように構成してある。
但し、図中(1)は、案内レール(B)のサポートで
ある。
前記案内レール(B)を構成するに、第2図及び第5
図に示すように、横断面形状略U字状に形成し、両横側
壁(2)の夫々に、車体載置用の板状部(2a)を備えさ
せてあり、そして、底壁(3)に、リニアモータの一次
コイル(C1),(C2)を取付けるようにしてある。つま
り、ステーション(S)において、車体(A)を減速停
止及び加速発進させるためのステーション用の一次コイ
ル(C1)、及び、ステーション間の途中において、車体
(A)を加速させるための中継用の一次コイル(C2
を、前記案内レール(B)に取付けてある。
尚、車体(A)をステーション(S)にて停止させず
に通過させることもあり、その場合には、ステーション
用の一次コイル(C1)が、中継用の一次コイルとして作
用することになる。
前記搬送用の車体(A)を構成するに、前後一対の支
柱(4)を設け、それら両支柱(4)の上端部間に亘っ
て荷台(5)を取付け、両支柱(4)の夫々に、転輪支
持枠(6)を回転のみ自在に取付け、車体下部側に、リ
ニアモータの二次導体(D)を水平姿勢で設けてある。
第3図乃至第5図に示すように、前記転輪支持枠
(6)を、支柱(4)に回転自在に外嵌される筒枠(6
a)、及び筒枠(6a)の外周部に止着される板状枠(6
c)から構成し、そして、板状枠(6c)の前後方向中央
部に、水平軸芯(X)周りで回転自在な左右一対の第1
転輪(7)を取付けると共に、板状枠(6c)の前端側及
び後端側の夫々に、縦軸芯(Y)周りで回転自在な左右
一対の第2転輪(8)を取付けてある。ちなみに、第1
転輪(7)が前記案内レール(B)の板状部(2a)に載
置されることになり、第2転輪(8)が、案内レール
(B)の左右横側壁(2)に接触作用することになる。
前記二次導体(D)について説明すれば、第1図乃至
第5図に示すように、車体前後方向に互いに接近する状
態で並ぶ3個の導体部分(D1),(D2)に分割形成して
ある。そして、前後両端の導体部分(D1)を前記板状枠
(6c)の前端部に止着すると共に、前後方向中間の導体
部分(D2)を、前記両支柱(4)に外嵌される筒状部
(9a)間に亘って止着してあり、もって、3個の導体部
分(D1),(D2)を、車体(A)に対して厚さ方向に沿
う軸芯周りでの回動によって屈曲自在に構成し、且つ、
前記案内レール(B)にて案内される第2転輪(8)に
よって案内レール(B)の長手方向に沿う姿勢に屈曲操
作されるように構成してある。
つまり、前記転輪支持枠(6)が第2転輪(8)の案
内レール(B)に対する接触作用によって向き変更され
るに伴い、車体下部側に設けられた二次導体(D)を構
成する夫々の導体部分(D1),(D2)のうち、前後両端
の導体部分(D1)が転輪支持枠(6)と一体移動して、
前後方向中間の導体部分(D2)に対して屈曲するように
してある。
前記各導体部分(D1),(D2)を構成するに、アルミ
ニウム板(a)と鋼板(b)とを張り合わせた、いわゆ
る複合式に形成してある。又、前後方向中間の導体部分
(D2)の前後両端縁(E2)夫々、並びに、前後両端の導
体部分(D1)の後端縁(E1)を、支柱(4)の軸芯を中
心とする円弧状に形成して、車体(A)に対する屈曲状
態においても、各導体部分(D1),(D2)が密接状態で
並ぶようにしてある。
尚、図中(10)は、車体前後方向適当間隔おきにスリ
ットを形成した車体側の板体(10a)と、その板体(10
a)を検出する案内レール側のフォトインタラプタ型光
センサ(10b)とからなるリニアエンコーダであって、
ステーション(S)での車体(A)の位置及び速度を検
出するために設けられている。又、(11)は、車体
(A)をステーション(S)で位置保持する電磁石であ
る。
〔別実施例〕
前述実施例では、二次導体(D)を水平姿勢で設け
て、各導体部分(D1),(D2)を水平方向に屈曲させる
場合を例示したが、二次導体(D)を縦向き姿勢で設け
て、各導体部分(D1),(D2)を上下方向に屈曲させる
ようにしてもよい。
又、二次導体(D)の分割個数は各種変更できる。
さらに、前述実施例では、車体(A)の支持用の第2
転輪(8)を二次導体(D)の屈曲操作用の転輪に兼用
させる場合を例示したが、別個に屈曲操作用の転輪を設
けてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るリニアモータ利用の搬送設備の実施
例を示し、第1図は二次導体の屈曲状態を示す概略平面
図、第2図は一部を透視した搬送設備の概略斜視図、第
3図は車体の構成を示す概略平面図、第4図は同側面
図、第5図は同縦断正面図、第6図は搬送設備の概略平
面図である。 (8)……転輪、(A)……車体、(B)……案内レー
ル、(C1),(C2)……一次コイル、(D)……二次導
体、(D1),(D2)……導体部分。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送用の車体(A)が移動自在に支持され
    る案内レール(B)を設け、一次コイル(C1),(C2
    を前記案内レール側に、且つ、板状の二次導体(D)を
    前記車体側に夫々設けたリニアモータ利用の搬送設備で
    あって、 前記二次導体(D)を、車体前後方向に互いに接近する
    状態で並ぶ複数個の導体部分(D1),(D2)に分割形成
    し、それら導体部分(D1),(D2)を、前記車体(A)
    に対して厚さ方向に沿う軸芯周りでの回動によって屈曲
    自在に構成し、且つ、前記案内レール(B)にて案内さ
    れる転輪(8)によって前記案内レール(B)の長手方
    向に沿う姿勢に屈曲操作されるように設けてあるリニア
    モータ利用の搬送設備。
  2. 【請求項2】隣接する導体部分(D1),(D2)の両横側
    に、前後一対の前記転輪(8)を、隣接する導体部分同
    士を屈曲させる軸芯の前後に振り分けて設けてある特許
    請求の範囲第1項に記載のリニアモータ利用の搬送設
    備。
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