JPS608499B2 - 電子写真用感光材料 - Google Patents

電子写真用感光材料

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JPS608499B2
JPS608499B2 JP53028321A JP2832178A JPS608499B2 JP S608499 B2 JPS608499 B2 JP S608499B2 JP 53028321 A JP53028321 A JP 53028321A JP 2832178 A JP2832178 A JP 2832178A JP S608499 B2 JPS608499 B2 JP S608499B2
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Japan
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pyrazoline
phenyl
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pigment
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均 鴨田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/549Organic PV cells

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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシアニン顔料を電荷発生材料とした可擬性、汎
色性を兼備し、耐久性に優れた高感度な電子写真感光材
料に関するものであり、更に詳しく言えば、シアニン顔
料を電荷発生材料とし、ピラゾリン化合物を電荷輸送材
料とする電子写真感光材料に関するものである。
シアニン顔料は銀塩写真の分光増感色素として広く知ら
れている材料であり、この分野においては古くから数多
くの研究がなされて来ている。
近年、このシアニン顔料を有機光導電材料の増感色素と
して使用する試みがなされているものの電子写真用感光
材料として満足のゆく特性は示していない。ところがシ
アニン顔料を結合料中に粒子状態で分散させると極めて
良好な電子写真特性を示し、この際シアニン顔料は優れ
た電荷担体発生機能と優れた電荷担体輸送機能とを廉備
した極めて優れた電子写真用材料として働くことが見出
されている。
そして更に、該シァニン顔料を電荷発生材料とし、ピラ
ゾリン化合を電荷輸送材料として用いてZ電荷担体発生
機能と露荷担体輸送機能とを各々に役割分担させた形式
の感光材料にすることにより更に良好な電子写真特性を
示す感光材料を提供することができることが判明した。
本発明におけるピラゾリン化合物としては1−フェニル
−3一Z(p−ジメチルアミノスチリル)−5一(p−
ジメチルアミノフエニルーピラゾリンあるいは1ーフエ
ニルー3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p
ージエチルアミノフエニル)ピラゾリンがあげられる。
2本発明におけるジアニン顔料は
下記一般式(1)で示される。‘1} 式中、 は異節環状化合物であ り、 からなる群から選択される。
■ mにおいて、YはS,○,Se,N一R(Rは炭素
数1〜5のァルキル基を表わす)から成る群から選択さ
れる。
又R3〜R,oは炭素数1〜5のアルキル基或いは水素
である。糊 式中、nは0,1,2又は3でありR,お
よびR2は等しいか又は異なるものであって各々置換あ
るいは非置換のアルキル基又はァリル基である。
nが0,1,2または3である場合の2個の異節環状化
合物を結ぶ連鎖は夫々、一CH=、一CH=CH−CH
ニ、一CH=CH一CH=CH−CHニ、一CHニCH
一CHニCH一CH=CH−CH=であり、R,および
R2がアルキル基を表わす場合の具体例としては、一C
&、一C2&、一C3日7・一C4日9・一C5HI1
・一C6日13・−C7日,5、一C8日,7等があげ
られ、置換アルキル基を表わす場合の例には、−CH2
CH2COO日、一C比CH20日、C比CH2CI等
があげられる。
【4} 一般式【1}中、X‐はアニオン官能基であり
、アニオン官能基としては、1−、Br‐、CI‐、C
I4−、BF4−、R′COO−、R″S03−、R′
′′S04−、N03‐等(式中、R′〜R肌は炭素数
1〜5の置換或いは非置換ァルキル基、置換或いは非置
換フェニル基、窒素含有複索環式基、ナフチル基又は水
素であり、置換されたアルキル基の場合の置換基の例と
しては、ハロゲン原子、水酸基、フェニル基などがあげ
られ、置換フェニル基を表わす場合のフェニル基上の置
換基の例としては、ァルキル基、ハロゲン原子、水酸基
、アミノ基等があげられ、【6)2個の異節環を結ぶメ
チン連鎖中の炭素原子に付いている水素を置換する官能
基の具体例としては、アルキル基、置換基又は非置換フ
ェニル基、ァルキルチオ基、アルコキシ基、ニトロ基、
シアノ基、ハロゲン原子、基又は基(ここで、R,、R
2、×、 Yは前記の意味を表わす)等があげられ、(
6} 異節環上の水素を置換する官能基の例としては、
メチル基、エチル基、メトキシ基、ェトキシ基、ジメチ
ルアミノ基、ジェチルアミノ基、アセチル基、CH3C
OO−基、ハロゲン原子などが挙げられる。
なお、これらの置換基は異節環の2個の原子と一緒にな
って環状構造を形成するものでよい。上記一般式を有す
るシアニン顔料の内少なくとも一方の異節環がキノリン
環であるシアニン顔料が特に有効である。
上記一般式を有するシアニン顔料を電荷発生材料とした
ピラゾリン化合物を電荷輸送材料として、各々電荷発生
機能と電荷輸送機能を役割分担させることが本発明の骨
子であり、従って感光材料の構造に因われるものでない
。即ち、シアニン顔料を含む電荷発生層とピラゾリン化
合物を含有する電荷輸送層との積層型感光材料の構造を
有する場合においても、ピラゾリン化合物を電荷輸送材
料として結合材中に分散させた電荷輸送マトリックス中
にシアニン顔料が電荷発生材料として分散させられてい
る構造においても満足のゆく電子写真特性を有しており
何ら構造が限定されるものではない。前者の如き構造を
有する場合、電荷発生層は電荷輸送層の上、又は電荷輸
送層の下のいずれにあってもよい。
電荷発生層において、シアニン顔料は結合材中に分散さ
せて用いるか、或いはシアニン顔料を単独で用いる。
又真空蒸着によりシアニン顔料の薄層を設け電荷発生層
としても、シァニン顔料を溶解させた溶液に塗布して電
荷発生層としても、いずれの場合にも電子写真的に有効
である。しかし、機械的な理由により、結合材中に分散
させた形式が好ましく、この場合シアニン顔料は結合材
に対し1の重量%〜20の重量%加えられる。又顔料粒
子の大きさは5仏以下好ましくは1山以下である時に良
好な特性を示す。電荷発生層の膜厚は0.1ム〜10ム
の範囲で有効であるが特に0.1仏〜3仏のときに電子
写真特性は良好である。電荷発生層の結合材としては公
知バインダー樹脂が使用できる。具体的には、ポリエス
テル、スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン、ェ
ポキシ樹脂、ポリアミド、ポリピニルカルバゾールおよ
びポリビニルカルバゾール誘導体、或いはポリビニルカ
ルバゾールに化学増感剤を加えたもの、ポリビニルブチ
ラール、ポリカーボネート、等が使用できる。顔料粒子
をバインダー樹脂中に分散させて用いる場合には、バイ
ンダー樹脂を溶解するが、顔料を溶解しない分散溶媒を
用いる必要があり、例えばベンゼン、テトラヒドロフラ
ン(THF)等が使用できる。又電荷輸送層であるピラ
ゾリン化合物樹脂分散層において、ピラゾリン化合物含
有量は樹脂に対して3の重量%〜30の重量%が好まし
く、電荷輸送層の厚さは5ム〜100ム程度が良い。電
荷輸送層に使用できるバインダー樹脂の具体例としてポ
リエステル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、スチレ
ン樹脂、ポリエチレン、ェポキシ樹脂、ポリウレタン、
ポリビニルカルバゾール及びポリビニルカルバゾール誘
導体、ポリァミド、ポリビニルブチラール等の公知樹脂
があげられる。又後者の如き電荷輸送マトリックス中に
シァニン顔料が電荷発生材料として分散されている構造
を有する場合、電荷輸送マトリックスの結合材として前
述の電荷輸送層において使用できる樹脂が使用できる。
電荷輸送マトクツクス、即ちピラゾリン化合物樹脂分散
層におけるピ*ラゾリン化合物の含有量は樹脂に対し3
の重量%〜30の重量%程度が好ましく電荷輸送マトリ
ックス中に添加するシアニン顔料は5〃以下、好ましく
は1仏以下の粒子状態で樹脂に対し0.1重量%〜5の
重量%添加するこせとが好ましい。本発明による感光材
料中には、場合により更に他の電荷輸送材料を添加して
もよく、2,4,7−トリニトロ−9ーフルオレノンの
如き電子の輸送材料を添加することで残留電位を更に低
減させることもできる。又、機械的強度を更に改善する
目的で可塑剤を添加することができる。可塑剤の例とし
ては、塩素化パラフィン、塩素化ビフェニール、フタレ
ート系可塑剤、フオスフェート系可塑剤等が使用できる
。又、本発明においては感光波長城の異なる二種類以上
のシアニン顔料を用いることで感光波長域の制御は容易
ではあるが、公知染色増感剤を併用することによる感光
波長域の制御も可能である。次に前記二般式(1)で表
わされるシアニン顔料の具体例を示す。
<1> (2) (3) (4) (5) (6) く7) (8) (9) く1〇) (11> (12) (13) (14) (15) (16) く17> (18) く19) (20) (21) (22) (23) (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30) (31) S (32) (33) (34) (35) く36) (37) (38) (39) (40) (41) (42) <43> (44) (45> (46) (47) (48> (49) (50> (51) (52) (53) (54) (55) (56) (57) (58) (59) (60) (61) (62) (63> (64) (65) (66) (67) これらのシアニン顔料が本発明におけるシアニン顔料を
限定するものではないことはいうまでもない。
次に本発明を具体的に実施例を示して説明する。
実施例 1 先に構造式{2ーで示した顔料0.6夕をボールミルを
用いてテトラヒドロフラン(THF)と共に24時間粉
砕する。
粉砕後、顔料量の2倍のポリエステル(米国デュポン社
製接着剤マィラ49000)とポリエステル1夕に対し
10の上のTHFとを加え、更にボールミル中で2時間
粉砕分散させる。得られた混合物をバーコーターを用い
、山基板上に0.5rの膜厚となるよう塗布し電荷発生
層とする。次に 1ーフエニル−3−(pージメチルアミノスチリル)一
5−(pージメチルアミノフエニル)−ピラゾリン
5夕ポリエステル(米国デュポン社製
ポリヱステルアドフエツシイプ49000)
5タテトラヒドロフラン
25泌なる組成の塗布液をアプリケータを用いて電荷
発生層上に積層し電荷輸送層とした。
塗布後100℃にて1時間乾燥し、膜厚12仏の感光材
料を得た。次に感光材料を一郎Vのコロナ放電により負
に帯電させ、10ルックスの白色タングステン光を照射
し、表面電位が帯電時の1/2に減衰するのに要する感
光量(EI/2)を測定したところ2ルックス秒であっ
た。実施例 2 先に構造式【6}で示した顔料を実施例1と同様の方法
で粉砕し、粉砕終了後顔料1のこ対し15夕の1ーフエ
ニル−3一(pージメチルアミノスチリル)一5−(p
ージメチルアミノフエニル)ーピラゾリン、15夕のポ
リエステル、75泌のTHFを加え、更に2時間粉砕分
散した。
得られた混合物をアプリケータを用い、AIシート上に
塗布し、100℃で1時間乾燥して膜厚10仏の感光材
料を得た。
得られた感光材料のEI/2を測定したところ負帯電で
15ルックス秒であった。実施例 3 実施例2と同様の条件で電荷輸送材料として1,ーフエ
ニルー3−(pージエチルアミノスチリル)一5一(p
−ジエチルアミノフエニル)ーピラゾリンを用い感光材
料を作成した負帯電でのEI′2を測定したところ1.
5ルックス秒であった。
比較例実施例1〜3で得られた感光材料及び実施例1と
同条件で粉砕した後、顔料の1戊音量のポリエステルの
みを加え2時間分散後膜厚が10〃となる様*塗布した
試料(比較試料)のくり返し特性を比較した結果を表1
に示す。
実施例1〜3の試料が比較試料に比べて帯電々位、感度
において優れたくり返し安定性を示していることがわか
る。表 1 実施例 4〜10 先に構造式m,(18),(22),(24),(41
,(47)2及び(64)で示した顔料を用い実施例1
と同様の条件で感光材料を作成し、帯電々位、感度(E
I/2)を測定した結果を表2に示す。
表 2 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 ▲数式、化学式、表等があります▼ は異節環状化合物を表わ し、X^−はアニオン官能基を表わし、R_1乃びR_
    2は等しいか又は異なるものであって各々置換或いは非
    置換の、アルキル基又はアリル基を表わし、nは0,1
    ,2又は3であり、メチン連鎖上の水素は官能素により
    置換されていてもよいものとする)で表わされるシアニ
    ン顔料及び1−フエニル−3−(p−ジメチルアミノス
    チリル)−5−(pジメチルアミノフエニル)ピラゾリ
    ンあるいは1−フエニル−3−(p−ジエチルアミノス
    チリル)−5−(p−ジエチルアミノフエニル)−ピラ
    ゾリンを有する電子写真用感光材料。 2 シアニン顔料含有層及び1−フエニル−3−(p−
    ジメチルアミノスチリル)−5−(p−ジメチルアミノ
    フエニル)−ピラゾリンあるいは1−フエニル−3−(
    p−ジエチルアミノスチリル−5−(p−ジエチルアミ
    ノフエニル)−ピラゾリン含有層の積層構造からなる特
    許請求の範囲第1項記載の電子写真用感光材料。 3 シアニン顔料及び1−フエニル−3−(p−ジメチ
    ルアミノスチリル)−5−(p−ジメチルアミノフエニ
    ル)−ピラゾリンあるいは1−フエニル−3−(p−ジ
    エチルアミノステリル)−5−(p−ジエチルアミノフ
    エニル)−ピラゾリンを分散状態で含有する特許請求の
    範囲第1項記載の電子写真用感光材料。
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