JPS608454Y2 - プリント板固定機構 - Google Patents
プリント板固定機構Info
- Publication number
- JPS608454Y2 JPS608454Y2 JP8820780U JP8820780U JPS608454Y2 JP S608454 Y2 JPS608454 Y2 JP S608454Y2 JP 8820780 U JP8820780 U JP 8820780U JP 8820780 U JP8820780 U JP 8820780U JP S608454 Y2 JPS608454 Y2 JP S608454Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed board
- screw
- washer
- fixing mechanism
- spring washer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプリント板をねじを用いて固定する場合の改良
された固定機構に関する。
された固定機構に関する。
通信機器或いはその他の電子装置に実装されるプリント
回路板で、高信頼性が要求され長期に亘って強固に固定
し、しかも調整・保守に伴なって着脱自在であるために
は従来第１図に示すようなプリント板固定機構がごく一
般的に実施されてきた。
回路板で、高信頼性が要求され長期に亘って強固に固定
し、しかも調整・保守に伴なって着脱自在であるために
は従来第１図に示すようなプリント板固定機構がごく一
般的に実施されてきた。
すなわちプリント板収容ケース１の底面内側にプリント
板固定用ポスト２を適宜配置するとともに固着し、この
ポスト２の上面にプリント板３を載置して平座金４、ば
ね座金５を介してねじ６を挿通し、ポスト２のねじ穴７
に螺入締め付は固定する。
板固定用ポスト２を適宜配置するとともに固着し、この
ポスト２の上面にプリント板３を載置して平座金４、ば
ね座金５を介してねじ６を挿通し、ポスト２のねじ穴７
に螺入締め付は固定する。
或いは第２図のように、ポスト２の上方に一体に突出す
るねじ８をプリント板３の孔９に挿入させて、同様にナ
ツト１０を螺入締め付は固定する。
るねじ８をプリント板３の孔９に挿入させて、同様にナ
ツト１０を螺入締め付は固定する。
以上の構成によれば振動・衝撃その他の環境条件に起因
するねじ或いはナツトの緩み止めにばね座金を装着する
ことが必要不可欠であり、とくにばね座金がねじの緩み
防止に貢献することが、その軸方向への弾性復帰力と、
緩み方向への回転に伴なう座全面およびねじ頭部または
ナツト面への食い付き機能を具えていることによる。
するねじ或いはナツトの緩み止めにばね座金を装着する
ことが必要不可欠であり、とくにばね座金がねじの緩み
防止に貢献することが、その軸方向への弾性復帰力と、
緩み方向への回転に伴なう座全面およびねじ頭部または
ナツト面への食い付き機能を具えていることによる。
このようなことが前述の長期に亘って高信頼性を要求さ
れるような機器装置、例えば海底中継器の等化器回路の
プリント板にあっては、敷設される海底ケーブルの状況
に応じて適当な予め用意された種類のプリント板と取り
換えて調整することが行なわれるが、この場合上述のば
ね座金の食い付きによって平座金或いはねじ頭等が削り
取られて、微細な、或いは相当の大きさの削り屑ができ
る。
れるような機器装置、例えば海底中継器の等化器回路の
プリント板にあっては、敷設される海底ケーブルの状況
に応じて適当な予め用意された種類のプリント板と取り
換えて調整することが行なわれるが、この場合上述のば
ね座金の食い付きによって平座金或いはねじ頭等が削り
取られて、微細な、或いは相当の大きさの削り屑ができ
る。
この削り屑が十分に除去されないままにプリント板回路
面に付着すると等花器の設置後において回路を短絡した
り絶縁障害を起す因となる恐れがある。
面に付着すると等花器の設置後において回路を短絡した
り絶縁障害を起す因となる恐れがある。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、ばね座金
の弾性復元力のみを利してねじ緩み止めとし、ねじの回
転が直接ばね座金に作用しないようにしたことで削り屑
の生じないようにした固定機構であり、このため本考案
の構成はねじ締め付は側の反対面に前記ねじと同軸にば
ね座金と、該ばね座金を押圧しかつ前記プリント板に当
接するリング状座金を挿入してなることを特徴としてい
る。
の弾性復元力のみを利してねじ緩み止めとし、ねじの回
転が直接ばね座金に作用しないようにしたことで削り屑
の生じないようにした固定機構であり、このため本考案
の構成はねじ締め付は側の反対面に前記ねじと同軸にば
ね座金と、該ばね座金を押圧しかつ前記プリント板に当
接するリング状座金を挿入してなることを特徴としてい
る。
本考案の実施例につき以下図面を参照して説明する。
なお前回と同様部分には同一符号を付して示す。
第３図は本考案になるプリント板固定機構の一実施例要
部断面図で、箱形のプリント板収容ケースの底面内側に
開口方向に向けてプリント板固定用ポスト１１を配置す
るとともに例えば溶接等により固着１２する。
部断面図で、箱形のプリント板収容ケースの底面内側に
開口方向に向けてプリント板固定用ポスト１１を配置す
るとともに例えば溶接等により固着１２する。
このポスト１１はその先端方向の外径を小径１３として
段部１４を形威し、端面からねじ穴１５をそれぞれ同軸
関係に穿設せられている。
段部１４を形威し、端面からねじ穴１５をそれぞれ同軸
関係に穿設せられている。
上記ポスト１１の小径段部１４にまずばね座金５を挿入
し、次いでリング状座金１６を挿入する。
し、次いでリング状座金１６を挿入する。
そしてリング状座金１６の端面にプリント板３を載置し
、プリント板３上面からねじ孔９を挿通してねじ６を挿
通しポスト１１のねじ穴１５に螺合させて締め付はプリ
ント板３を固定する。
、プリント板３上面からねじ孔９を挿通してねじ６を挿
通しポスト１１のねじ穴１５に螺合させて締め付はプリ
ント板３を固定する。
なおねじ６には平座金４を挿入しておき、この平座金４
を介してプリント板３を締め付ける。
を介してプリント板３を締め付ける。
この状態でポスト１１の小径部１３の長さは、ばね座金
５とリング状座金１６の和の長さよりも短かい。
５とリング状座金１６の和の長さよりも短かい。
従ってプリント板３は裏面にリング状座金１６の端面と
当接し、ねじ締め付は側は平座金４と接している。
当接し、ねじ締め付は側は平座金４と接している。
１７はケース１のカバーである。上記本考案構成によれ
ばばね座金５はポスト１１の段部１４とリング状座金１
６の端面とで押圧されるから、プリント板３へは復元弾
性力が軸方向力のみリング状座金１６を介して加わるの
みとなり、ねじ６の回転はその頭部と平座金４、或いは
プリント板３面と平座金４との平面同士で行なわれるこ
ととなる。
ばばね座金５はポスト１１の段部１４とリング状座金１
６の端面とで押圧されるから、プリント板３へは復元弾
性力が軸方向力のみリング状座金１６を介して加わるの
みとなり、ねじ６の回転はその頭部と平座金４、或いは
プリント板３面と平座金４との平面同士で行なわれるこ
ととなる。
従って従来の如きばね座金の食い付きによる削り屑の発
生はない。
生はない。
もちろんばね座金５の復元力でプリント板３が、がたつ
いたり、ねじ６の緩みの生じることは防止される。
いたり、ねじ６の緩みの生じることは防止される。
第４図の本考案の異なる一実施例には第３図と異なる箇
所がポスト１１の小径１３端面からこれと一体のねじ１
８が突出しており、このねじ１Ｂをプリント板３孔９に
挿通させ、上面に平座金４を介してナツト１０を螺合さ
せ締め付はプリント板３を固定したことにあり、この場
合も作用・効果は同様である。
所がポスト１１の小径１３端面からこれと一体のねじ１
８が突出しており、このねじ１Ｂをプリント板３孔９に
挿通させ、上面に平座金４を介してナツト１０を螺合さ
せ締め付はプリント板３を固定したことにあり、この場
合も作用・効果は同様である。
以上説明したように本考案によればばね座金を被固定体
の面に直接或いはねじ・ナツト等の回転面に接しないよ
うにしたことにより、プリント板の着脱操作に際して金
属細粉が生じたすせず、プリント板回路の高信頼性維持
上優れた実用上の効果を奏する。
の面に直接或いはねじ・ナツト等の回転面に接しないよ
うにしたことにより、プリント板の着脱操作に際して金
属細粉が生じたすせず、プリント板回路の高信頼性維持
上優れた実用上の効果を奏する。
第１図、第２図は何れも従来のプリント板固定機構の要
部側断面図、第３図は本考案になるプリント板固定機構
の一実施例要部側面図、第４図は本考案の異なる一実施
例側断面図である。 なお全図を通じて同様部分には同一符号を付して示しで
ある。 図中１はケース、３はプリント板、４は平座金、５はば
ね座金、６はねじ、９は孔、１０はナツト、１１はポス
ト、１３は小径部、１４は段、１５はねじ穴、１６はリ
ング状座金、１７は蓋を示す。
部側断面図、第３図は本考案になるプリント板固定機構
の一実施例要部側面図、第４図は本考案の異なる一実施
例側断面図である。 なお全図を通じて同様部分には同一符号を付して示しで
ある。 図中１はケース、３はプリント板、４は平座金、５はば
ね座金、６はねじ、９は孔、１０はナツト、１１はポス
ト、１３は小径部、１４は段、１５はねじ穴、１６はリ
ング状座金、１７は蓋を示す。
Claims (1)
- プリント板に穿設されたねじ挿通孔にねじを挿通し締め
付は該プリント板を固定するプリント板固定機構におい
て、ねじ締め付は側の反対面に前記ねじと同軸にばね座
金と、該ばね座金を押圧しかつ前記プリント板に当接す
るリング状座金を挿入してなることを特徴とするプリン
ト板固定機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8820780U JPS608454Y2 (ja) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | プリント板固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8820780U JPS608454Y2 (ja) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | プリント板固定機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5712791U JPS5712791U (ja) | 1982-01-22 |
| JPS608454Y2 true JPS608454Y2 (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=29450295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8820780U Expired JPS608454Y2 (ja) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | プリント板固定機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608454Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-24 JP JP8820780U patent/JPS608454Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5712791U (ja) | 1982-01-22 |
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