JPS606723A - ポリエステルの製造方法 - Google Patents
ポリエステルの製造方法Info
- Publication number
- JPS606723A JPS606723A JP11386483A JP11386483A JPS606723A JP S606723 A JPS606723 A JP S606723A JP 11386483 A JP11386483 A JP 11386483A JP 11386483 A JP11386483 A JP 11386483A JP S606723 A JPS606723 A JP S606723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester
- mol
- transparency
- magnesium
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフィルム、繊維その他の成形物に成形する際に
優れた成形加工性を有し、かつ優れた易滑性2色調、透
明性及び表面形態を有する成形物を与えるポリエステル
の製造方法に関するものである。
優れた成形加工性を有し、かつ優れた易滑性2色調、透
明性及び表面形態を有する成形物を与えるポリエステル
の製造方法に関するものである。
一般にポリエステル、特にポリエチレンテレフタレー1
−は優れた高結晶性、高軟化点、耐熱性。
−は優れた高結晶性、高軟化点、耐熱性。
耐候性、耐薬品性、電気絶縁性、耐薬品性をもつ高強度
ポリマーであるため、繊維をはじめ、フィルム用、成形
品用へと産業上広く利用されている。
ポリマーであるため、繊維をはじめ、フィルム用、成形
品用へと産業上広く利用されている。
ポリエステルが各分野で種々の形態で使用される場合、
溶融押出し、引取り、延伸、熱処理などの成形工程での
操業性あるいは製織、染色、加工糸加工あるいはフィル
ム用の場合の磁性層の塗布や金属薄着あるいは成形品と
した場合の切断、仕上げなどの2次加工工程での操業性
、さらには最終製品となった場合の易滑性1色調、透明
性及び好ましい表面形態をもつことが必要となる。また
。
溶融押出し、引取り、延伸、熱処理などの成形工程での
操業性あるいは製織、染色、加工糸加工あるいはフィル
ム用の場合の磁性層の塗布や金属薄着あるいは成形品と
した場合の切断、仕上げなどの2次加工工程での操業性
、さらには最終製品となった場合の易滑性1色調、透明
性及び好ましい表面形態をもつことが必要となる。また
。
特にフィルム用の場合静電印加キャスト性が優れている
ことが必要とされる。
ことが必要とされる。
ポリエステルの易滑性を向上さ・Uるには、ポリエステ
ル中に?h I[lな粒子を存在させればよく、従来か
らポリエステルの合成時にリチウム化合物。
ル中に?h I[lな粒子を存在させればよく、従来か
らポリエステルの合成時にリチウム化合物。
カルシウム化合物及びリン化合物等を添加して微細な粒
子を析出させる方法(内部粒子法)やボリエステル中に
無機不活性微粒子を分散させる方法(外部粒子法)が種
々提案されており、易滑性の面では相当の効果をあげて
いる。
子を析出させる方法(内部粒子法)やボリエステル中に
無機不活性微粒子を分散させる方法(外部粒子法)が種
々提案されており、易滑性の面では相当の効果をあげて
いる。
しかしながら、これらの方法によるポリエステルは易滑
性には(優れていても、一般に静電印加キャスト性は悪
く、ポリエステルフィルムの生産性は極めて低いという
欠点があった。
性には(優れていても、一般に静電印加キャスト性は悪
く、ポリエステルフィルムの生産性は極めて低いという
欠点があった。
また、静電印加キャスト性の改良については。
例えば特公昭56−15730号や特開昭55−843
22号等に開示されているようにマグネシウムやマンガ
ンの化合物とアルカリ金属化合物あるいはリン化合物を
3a量添加して重縮合させることによりポリエステルの
比抵抗を低下さ→l・て静電印加キャスト性を向上させ
る方法等が公知である。
22号等に開示されているようにマグネシウムやマンガ
ンの化合物とアルカリ金属化合物あるいはリン化合物を
3a量添加して重縮合させることによりポリエステルの
比抵抗を低下さ→l・て静電印加キャスト性を向上させ
る方法等が公知である。
しかしながら、このような方法では静電印加キャスト性
が改良されても、易滑性には乏しく、工程通過の際の操
業性が著しく悪くなるという欠点があった。
が改良されても、易滑性には乏しく、工程通過の際の操
業性が著しく悪くなるという欠点があった。
当然のことながら、前記内部粒子法による易滑性付与と
マンガン、マグネシウム添加による静電は容易に類推さ
れるが、そうした場合、マンガンやマグネシウムまでが
内部粒子として析出し′ζしまい、粗大粒子が生成し1
表面形態を悪くするばかりでなく、静電印加キャスト性
もほとんど改良されなくなるのである。一方、前記外部
粒子法による易滑性付与とマンガン、マグネシウム添加
による静電印加キャスト性改善を単純に組み合わせるこ
とも可能ではあるが、この場合においては静電印加キャ
スト性を改良するに足るマンガンあるいはマグネシウム
を添加すると生成するポリエステルが黄色に着色し、製
品となったフィルムの色調を悪化させ、商品価値を著し
く低減させることになる。
マンガン、マグネシウム添加による静電は容易に類推さ
れるが、そうした場合、マンガンやマグネシウムまでが
内部粒子として析出し′ζしまい、粗大粒子が生成し1
表面形態を悪くするばかりでなく、静電印加キャスト性
もほとんど改良されなくなるのである。一方、前記外部
粒子法による易滑性付与とマンガン、マグネシウム添加
による静電印加キャスト性改善を単純に組み合わせるこ
とも可能ではあるが、この場合においては静電印加キャ
スト性を改良するに足るマンガンあるいはマグネシウム
を添加すると生成するポリエステルが黄色に着色し、製
品となったフィルムの色調を悪化させ、商品価値を著し
く低減させることになる。
このように易滑性9色調、透明性に優れ、しかも静電印
加キャスト性の改良されたフィルム用ポリエステルの製
造は非常に困ゲVであるとされてきた。
加キャスト性の改良されたフィルム用ポリエステルの製
造は非常に困ゲVであるとされてきた。
本発明者らは、製膜時の静電印加キャスト性に優れ、か
つ!g膜以降の各工程における工程通過性が良<、製品
フィルムとなった際の色調、透明性熱安定性及び易滑性
に優れたポリエステルの製造方法について鋭意研究の結
果、マグネシウム塩。
つ!g膜以降の各工程における工程通過性が良<、製品
フィルムとなった際の色調、透明性熱安定性及び易滑性
に優れたポリエステルの製造方法について鋭意研究の結
果、マグネシウム塩。
及びリン化合物を特定量添加し、アルカリ金属化合物を
存在させないで重縮合することが有効であることを見出
し2本発明に到達した。
存在させないで重縮合することが有効であることを見出
し2本発明に到達した。
すなわち1本発明は、テレフタル酸又はこれを主とする
二官能性カルボン酸成分とエチレングリコール又はこれ
を主とするグリコール成分とからポリエステルを製造す
るに際し、エステル化反応が実質的に終了した時点で、
マグネシウム塩を0、lX10−4〜1.5X10−4
モル/酸成分モルとリン化合物をマグネシウム塩1モル
に対して0.1〜1モル添加し、アルカリ金属化合物を
存在さセることなく重縮合することを特徴とするもので
ある。
二官能性カルボン酸成分とエチレングリコール又はこれ
を主とするグリコール成分とからポリエステルを製造す
るに際し、エステル化反応が実質的に終了した時点で、
マグネシウム塩を0、lX10−4〜1.5X10−4
モル/酸成分モルとリン化合物をマグネシウム塩1モル
に対して0.1〜1モル添加し、アルカリ金属化合物を
存在さセることなく重縮合することを特徴とするもので
ある。
本発明はテレフタル@ (TPA)とエチレングリコー
ル(EG)とから合成されるポリエチレンテレフタレー
トを主たる対象とするが5構成成分の30モル%を超え
ない範囲で、ジカルボン酸成分、グリコール成分及びオ
キシカルボン酸成分が共重合されてもよい。共重合成分
の具体例としては、イソフタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸、ジフェニルスルボンジカルボン酸、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸酸など
のジカルボン酸やテトラメチレングリコール、ネオベニ
/チルグリコール タノールなどのグリコールがあげられる。
ル(EG)とから合成されるポリエチレンテレフタレー
トを主たる対象とするが5構成成分の30モル%を超え
ない範囲で、ジカルボン酸成分、グリコール成分及びオ
キシカルボン酸成分が共重合されてもよい。共重合成分
の具体例としては、イソフタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸、ジフェニルスルボンジカルボン酸、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸酸など
のジカルボン酸やテトラメチレングリコール、ネオベニ
/チルグリコール タノールなどのグリコールがあげられる。
本発明において,エステル化反応は,通常,ビス(β−
ヒドロキシエチル)テレフタレート及び/又はその低重
合体(BIIIET)の存在するエステル化反応槽にT
P八とiEGとからなるスラリーを連続的に供給して反
応させる方法によって行われる。
ヒドロキシエチル)テレフタレート及び/又はその低重
合体(BIIIET)の存在するエステル化反応槽にT
P八とiEGとからなるスラリーを連続的に供給して反
応させる方法によって行われる。
BorJ?3TPAと[Gのスラリー中には前記した他
の酸成分やグリコール成分を含んでいてもよく。
の酸成分やグリコール成分を含んでいてもよく。
旧+1ETは公知のいずれの方法によって製造されたも
のでもよいが,前記方法によって得られたものをそのま
ま用いるのが望ましい。
のでもよいが,前記方法によって得られたものをそのま
ま用いるのが望ましい。
TPAとEGのモル比は通常1.05〜2.0であり,
好ましくは1.1〜1.6である。
好ましくは1.1〜1.6である。
またエステル化反応は常圧,加圧のいずれの方法でもよ
いが2通常2反応圧力はゲージ圧0.5kg/ cl以
下、好ましくは0.15kg/ cl=以下である。こ
の理由はジエチレングリコール(DEC)結合の増加を
抑制するためである。
いが2通常2反応圧力はゲージ圧0.5kg/ cl以
下、好ましくは0.15kg/ cl=以下である。こ
の理由はジエチレングリコール(DEC)結合の増加を
抑制するためである。
エステル化反応の反応温度は1通常、220〜270℃
、好ましくは、240〜260℃であるが、この理由も
前記と同じ< DEC結合の増加を抑制するためである
。
、好ましくは、240〜260℃であるが、この理由も
前記と同じ< DEC結合の増加を抑制するためである
。
このようにしてエステル化反応させ、エステル化反応が
実質的に終了した任意の時点でBIIETにマグネシウ
ム塩及びリン化合物を所定の■添加する。
実質的に終了した任意の時点でBIIETにマグネシウ
ム塩及びリン化合物を所定の■添加する。
8+1ETの反応率は通常90%以上、好ましくは95
%以上が好適であり、90%未満の反応率のBIIET
に前記各種添加剤を添加すると、生成するポリマーの透
明性を損ね、好ましくない。
%以上が好適であり、90%未満の反応率のBIIET
に前記各種添加剤を添加すると、生成するポリマーの透
明性を損ね、好ましくない。
本発明においてマグネシウム塩としては、マグネシウム
のカルボン酸塩、具体的には酢酸マグネシウム、プロピ
オン酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、安息
香酸マグネシウムなどがあるが、特に酢酸マグネシウム
が好適である。
のカルボン酸塩、具体的には酢酸マグネシウム、プロピ
オン酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、安息
香酸マグネシウムなどがあるが、特に酢酸マグネシウム
が好適である。
マグネシウム塩の添加量は、ポリエステルを構成する酸
成分1モルに対し、0.lX10−4〜1.5×104
モルとすることが必要であり、これらの添加量より少な
いと静電印加キャスト性の改善効果が実質土埃れず、一
方この範囲よりいたずらに多くても静電印加キャスト性
の改善は飽和状態となるのめで、かえって色調悪化を起
こしたりし、ともに好ましくない。
成分1モルに対し、0.lX10−4〜1.5×104
モルとすることが必要であり、これらの添加量より少な
いと静電印加キャスト性の改善効果が実質土埃れず、一
方この範囲よりいたずらに多くても静電印加キャスト性
の改善は飽和状態となるのめで、かえって色調悪化を起
こしたりし、ともに好ましくない。
このようにして、マグネシウム塩を添加した後。
ただちにリン化合物を添加して重縮合させてもよいが、
マグネシウム塩を添加した後240〜290℃の温度で
5分間以上撹拌混合した後、リン化合物を添加し9重縮
合に入るのが好ましい。撹拌混合時間が5分間未満ある
いはその時の温度が240℃以下ではポリエステルの透
明性や色調が悪化することがあり、一方前記温度が29
0°Cを超えると今度は口IEGの生成が進行してとも
に好ましくない。
マグネシウム塩を添加した後240〜290℃の温度で
5分間以上撹拌混合した後、リン化合物を添加し9重縮
合に入るのが好ましい。撹拌混合時間が5分間未満ある
いはその時の温度が240℃以下ではポリエステルの透
明性や色調が悪化することがあり、一方前記温度が29
0°Cを超えると今度は口IEGの生成が進行してとも
に好ましくない。
通常は、270℃で30分間程度が好適であり、攪拌混
合は窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で行うのがポリ
エステルの物性を損ねないためにより好適である。
合は窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で行うのがポリ
エステルの物性を損ねないためにより好適である。
本発明にいうリン化合物としては、リン酸、亜リン酸及
びそれらの誘導体、具体的にはリン酸。
びそれらの誘導体、具体的にはリン酸。
亜すン酸、リン酸七ノーn−ブチル、リン酸ジ−n−ブ
チル、リン酸モノ−j−ブチル、リン酸ジーi−プロピ
ル、リン酸モノオクチル、リン酸ジオクチル、リンFa
t−リメチル、リン酸トリエチル。
チル、リン酸モノ−j−ブチル、リン酸ジーi−プロピ
ル、リン酸モノオクチル、リン酸ジオクチル、リンFa
t−リメチル、リン酸トリエチル。
ジブチルハイドロジエンボスファイト トリフェニルボ
スファイトなどがあるが、リン酸トリエチルなどのトリ
エステルが好ましく、その添加量はマグネシウム塩1モ
ルに対して0.1〜1モルとする必要がある。この範囲
をはずれると静電印加キャスト性や透明性を損ね好まし
くない。
スファイトなどがあるが、リン酸トリエチルなどのトリ
エステルが好ましく、その添加量はマグネシウム塩1モ
ルに対して0.1〜1モルとする必要がある。この範囲
をはずれると静電印加キャスト性や透明性を損ね好まし
くない。
なおマグネシウム塩、リン化合物等は1通常。
EGの0.5〜10モル/β%溶液として添加するのが
好適である。
好適である。
また1本発明において無機不活性微粒子を併用してもよ
く、無機不活性微粒子としてはシリカ。
く、無機不活性微粒子としてはシリカ。
アルミナ、マグネシア、カオリン、タルク、カオリナイ
ト、炭酸カルシウム、酸化チタンなどかあげられるが、
特にシリカが易滑性、透明性の点で好適に用いられる。
ト、炭酸カルシウム、酸化チタンなどかあげられるが、
特にシリカが易滑性、透明性の点で好適に用いられる。
無機不活性微粒子は通常ポリエステルに対して。
シリカのような隠蔽力の小さいものの場合、 0.01
〜1.0重量%、酸化チタンのような隠蔽力の大きいも
のの場合0.001−0.1重量%となる量添加するの
が、易滑性と透明性を両立させる上で好適である。
〜1.0重量%、酸化チタンのような隠蔽力の大きいも
のの場合0.001−0.1重量%となる量添加するの
が、易滑性と透明性を両立させる上で好適である。
また、無機不活性微粒子は、1〜10重量%、好ましく
は2.5〜6重量%のEGスラリーとして供給するのが
好適である。
は2.5〜6重量%のEGスラリーとして供給するのが
好適である。
本発明においては前記手順でマグネシウム塩。
リン化合物及び必要に応じて無機不活性微粒子を反応系
に添加したのち1重縮合反応に入るのであるが1重縮合
は常法により、触媒として、アンチモン化合物、ゲルマ
ニウム化合物、チタン化合物など、特に二酸化アンチモ
ンを用いて行われる。
に添加したのち1重縮合反応に入るのであるが1重縮合
は常法により、触媒として、アンチモン化合物、ゲルマ
ニウム化合物、チタン化合物など、特に二酸化アンチモ
ンを用いて行われる。
なお、前記特開昭55−84322号公報には、アルカ
リ金属化合物を泳加しして、DIEGa度の増加を抑制
する旨の記述があるが1本発明におけるマグネシウム塩
の添加■では、はとんどDEC濃度は増大しないので、
アルカリ金属化合物の添加は意味がないばかりか、かえ
って内部粒子が生成してフィルムヘ−ズか上昇したり、
ポリエステルの耐熱性や色調が悪化したり、あるいは静
電印加キャスト性を損ねたりして好ましくないのである
。
リ金属化合物を泳加しして、DIEGa度の増加を抑制
する旨の記述があるが1本発明におけるマグネシウム塩
の添加■では、はとんどDEC濃度は増大しないので、
アルカリ金属化合物の添加は意味がないばかりか、かえ
って内部粒子が生成してフィルムヘ−ズか上昇したり、
ポリエステルの耐熱性や色調が悪化したり、あるいは静
電印加キャスト性を損ねたりして好ましくないのである
。
本発明の方法を採用することにより、易滑性。
色調、透明性1表面形態が良好で、かつ静電印加キャス
I・性に優れたポリエステルを容易に製造することがで
きる。
I・性に優れたポリエステルを容易に製造することがで
きる。
以下、実施例によって本発明の効果をさらに具体的に説
明する。
明する。
なお、各特性値は下記の方法により測定したものである
。
。
(a)極限粘度〔η〕
フェノール−四塩化エタン(等重量)混合溶媒中、20
℃で測定した溶液粘度よりめた。
℃で測定した溶液粘度よりめた。
(b)DEC
メタノール還流下で2時間アルコリシスし、生成したエ
チレングリコールとジエチレングリコ−結合の割合をめ
た。
チレングリコールとジエチレングリコ−結合の割合をめ
た。
(c) 色6周
ポリエステルを粒状に成形し、15o±2°Cで1時間
結晶化し3色差側を用いてb値をめることによって評価
した。
結晶化し3色差側を用いてb値をめることによって評価
した。
b値は黄−青光の色相(」−は黄味、−は青味)を表す
。ポリニスステルの色調としては、極端に小さくならな
い限り、b値が小さいほど良好である。
。ポリニスステルの色調としては、極端に小さくならな
い限り、b値が小さいほど良好である。
(d)フィルムヘ−ズ
ポリエステルを厚さ12ミクロンのフィルム状に成形し
、東京電色製ヘーズメーターで測定した。
、東京電色製ヘーズメーターで測定した。
(e)スリップ性
ポリエステルを厚さ12ミクロンの2軸延伸フイルムと
し、品性万能試験器を用いて、 ASTM−D−189
411法に準拠して測定した。なお、フィルムの易1%
性の目安としては静止摩擦係数を用いた。
し、品性万能試験器を用いて、 ASTM−D−189
411法に準拠して測定した。なお、フィルムの易1%
性の目安としては静止摩擦係数を用いた。
(f)静電印加キャスト性
押出機のダイ部において押出フィルムの」二部に設置し
た電極によりキャスティングドラムとの間に6KVの電
圧を印加し、キャスト速度43m/minで良好に装膜
できるか否かを判定した。
た電極によりキャスティングドラムとの間に6KVの電
圧を印加し、キャスト速度43m/minで良好に装膜
できるか否かを判定した。
実施例I
BIIETの存在するエステル化反応槽にTIIAとE
Gのスラリー([!G/TP八モル比へ、6)を供給し
、250℃、ゲージ圧0.05kg/cfflで反応さ
せ、滞留時間を8時間としてエステル化反応率95%の
BIIETを連続的に得た。
Gのスラリー([!G/TP八モル比へ、6)を供給し
、250℃、ゲージ圧0.05kg/cfflで反応さ
せ、滞留時間を8時間としてエステル化反応率95%の
BIIETを連続的に得た。
得られたBIIIETを重合槽に移送し、270℃に加
熱し、ポリエステルを構成する酸成分1モルに対し酢酸
マグネシウムをlXl0’モル添加し、窒素ガス雰囲気
下、270℃で30分間攪拌混合した後、リン酸トリエ
チルをポリエステルを構成する酸成分1モルに対し0.
5X 10−4モルと二次粒子の平均径が2.5ミクロ
ンのシリカをEGの5重量%スラリーとして生成ポリエ
ステルに対して0.05重量%となる量と触媒として二
酸化アンチモンをポリエステルを構成する酸成分1モル
に対して2×10”4モル加え、280℃に昇温後、減
圧を開始し、2時間重縮合させた。得られたポリマーの
物性を第1表に示したが、易滑性、透明性2色調、静電
印加キャスト性に優れ、好ましい表面形態を有するポリ
ニスステルであった。
熱し、ポリエステルを構成する酸成分1モルに対し酢酸
マグネシウムをlXl0’モル添加し、窒素ガス雰囲気
下、270℃で30分間攪拌混合した後、リン酸トリエ
チルをポリエステルを構成する酸成分1モルに対し0.
5X 10−4モルと二次粒子の平均径が2.5ミクロ
ンのシリカをEGの5重量%スラリーとして生成ポリエ
ステルに対して0.05重量%となる量と触媒として二
酸化アンチモンをポリエステルを構成する酸成分1モル
に対して2×10”4モル加え、280℃に昇温後、減
圧を開始し、2時間重縮合させた。得られたポリマーの
物性を第1表に示したが、易滑性、透明性2色調、静電
印加キャスト性に優れ、好ましい表面形態を有するポリ
ニスステルであった。
実施例2.3
添加化合物としてそれぞれステアリン酸マグネシウム及
びリン酸ジ−n−ブチルを用いた他は実施例1と同様に
反応させ、第1表記載の結果を得た。
びリン酸ジ−n−ブチルを用いた他は実施例1と同様に
反応させ、第1表記載の結果を得た。
実施例4〜G及び比較例1.2
酢酸マグネシウム及びリン酸トリエチルの添加量を変更
した他は実施例1と同様に反応させ、第1表記載の結果
を得た。
した他は実施例1と同様に反応させ、第1表記載の結果
を得た。
比較例3.4
酢酸リチウムを添加した他は実施例1と同様に反応させ
、第1表記載の結果を得た。
、第1表記載の結果を得た。
第1表
第1表において、添加剤の添加量の単位は10−4モル
/酸成分モルであり、シリカ0.05重量%は表示を省
略した。
/酸成分モルであり、シリカ0.05重量%は表示を省
略した。
マグネシウム塩は、実施例2以外は酢酸マグネシウム、
実施例2はステアリン酸マグネシウムであり、リン化合
物は、実施例3以外はリン酸トリエチル、実施例3はリ
ン酸ジ−n−ブチルである。
実施例2はステアリン酸マグネシウムであり、リン化合
物は、実施例3以外はリン酸トリエチル、実施例3はリ
ン酸ジ−n−ブチルである。
特許出願人 日木エステル株式会社
代理人 児 玉 椎 三
Claims (1)
- +11テレフタル酸又はこれを主とする二官能性カルボ
ン酸成分とエチレングリコール又はこれを主とするグリ
コール成分とからポリエステルを製造するに際し、エス
テル化反応が実質的に終了した時点で、マグネシウム塩
を0.lXl0’〜1.5X 10−4モル/酸成分モ
ルとリン化合物をマグネシウム塩1モルに対して0.1
〜1モル添加し、アルカリ金属化合物を存在させること
なく重縮合することを特徴とするポリエステルの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11386483A JPS606723A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | ポリエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11386483A JPS606723A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | ポリエステルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606723A true JPS606723A (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=14623005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11386483A Pending JPS606723A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | ポリエステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606723A (ja) |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP11386483A patent/JPS606723A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5946258B2 (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
JPH04270727A (ja) | ポリエステル組成物 | |
JPS606723A (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
JPS61174223A (ja) | ポリエステル及びその製造法 | |
JPS6011529A (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
JPS6015115A (ja) | ポリエステルフイルムの製造方法 | |
JPS59227927A (ja) | ポリエステルの製造法 | |
JPH06279579A (ja) | ポリエステルの製造方法及びポリエステル成形品 | |
JP3108047B2 (ja) | ポリエステル樹脂の製造方法 | |
JPS6015421A (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
JPH0365816B2 (ja) | ||
JPH11130856A (ja) | ポリエステル樹脂の製造方法 | |
JPS6015133A (ja) | ポリエステルフイルムの製造方法 | |
JPS6178828A (ja) | 曇りのないポリエステルの製造法 | |
JPS6031944A (ja) | ポリエステルフィルムの製造方法 | |
JPH08325391A (ja) | 柔軟性ポリエステルフィルム | |
JPS60250028A (ja) | ポリエステルの製造法 | |
JPS6111247B2 (ja) | ||
JPS63254126A (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
JPS59214618A (ja) | ポリエステルフイルムの製造方法 | |
KR940003879B1 (ko) | 필름 성형용 폴리에스테르의 제조방법 | |
JPS59131621A (ja) | 易滑性ポリエステルの製造法 | |
JPS5937012B2 (ja) | ポリエステルの製造法 | |
AU2023258271A1 (en) | Copolymer polyester resin | |
JPH05239233A (ja) | ポリエステルフイルム |