JPS6015115A - ポリエステルフイルムの製造方法 - Google Patents

ポリエステルフイルムの製造方法

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JPS6015115A
JPS6015115A JP58123923A JP12392383A JPS6015115A JP S6015115 A JPS6015115 A JP S6015115A JP 58123923 A JP58123923 A JP 58123923A JP 12392383 A JP12392383 A JP 12392383A JP S6015115 A JPS6015115 A JP S6015115A
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JP
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polyester
compound
magnesium
film
phosphorus
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JP58123923A
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Inventor
Tetsuo Matsumoto
哲夫 松本
Masaru Hirose
優 広瀬
Mihoko Ichikawa
市川 美保子
Eiji Ichihashi
市橋 「えい」司
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Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D7/00Producing flat articles, e.g. films or sheets
    • B29D7/01Films or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/07Flat, e.g. panels
    • B29C48/08Flat, e.g. panels flexible, e.g. films
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2067/00Use of polyesters or derivatives thereof, as moulding material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、透明性、易滑性にすぐれ、かつ静電印加キャ
スト性が改良されたポリエステルフィルムを製造する方
法に関するものである。
今日、工業的に使用されているポリエステル。
!lCポリエチレンテレフタレートは高度の結晶性。
高軟化点を有し9強度、耐薬品性、耐熱性、耐候性、耐
電気絶縁性などにすぐれた性質を示し、繊維をはじめ、
フィルム、各種成形品へと産業上広く利用されている。
ポリエステルが各工業分野で用いられる際9通常、溶融
押出し、引取り、延伸、熱処理などの成形工程での操業
性、製織、染色、加工糸加工工程での操業性あるいはフ
ィルム用の場合においては磁性層の塗布や金属蒸着など
のほか各種コーティング時の耐熱性や操業性、成形品用
の場合においては切断仕上げなどの二次的加工工程での
操業性。
さらには最終製品となった場合の色調、透明性。
易滑性に優れていることが必要とされる。
また、特にフィルム用途においては、以下に述べる静電
印加キャスト性の優れていることも必要とされる。すな
わち、ポリエステルフィルムは。
通常ポリエステルを溶融押出機でシート状に押出した後
、縦横両方向に同時ないし逐次如二軸延伸して得られる
が、フィルムの厚みを均一にし、しかもフィルムの透明
性を失わないために通常は押出口金から溶融押出しした
シート状物を9回転冷却ドラム表面で冷却するのである
が、その際押出し口金と9回転冷却ドラムの間で前記シ
ート状物に高電圧を印加し、未固化のシート状物上面に
静電荷を析出させて、該シート状物を接地された冷却ド
ラム表面に密着させながら急冷する方法(以下静電印加
キャスト法と呼ぶ)が採用されている。
ポリエステルフィルムの生産性は膜厚が一定の場合、前
記キャスティング速度が律速であり、生産性向」二のた
めにはこのキャスティング速度を高めることが極めて重
要となる。
このように、フィルム用ポリエステルに要求される特性
としては、大別すると、(イ)操業性を改善する易滑性
、耐熱性、(ロ)製品の商品価値を高める3− 透明性9色調、(ハ)生産性を向上させる静電印加キャ
スト性の三者を同時に満足させることが不可欠とされて
おり、かかる点に多大の努力がなされているのが現状で
ある。
まず、易滑性の改良については、たとえば本発明者らが
先に出願した特願昭57−174832号に開示さtl
、ているように、エステル化反応率が90係以上となっ
た時点で、リン酸のエチレングリコール溶液を添加し9
次いでリチウム化合物およびカルシウム化合物を添加し
て重縮合せしめろことにより、ポリエステル中に微細な
粒子を析出させる方法(以下内部粒子法と呼ぶ)あるい
はシリカ。
アルミナなどの無機不活性粒子を微細にポリエステル中
に分散させる方法(以下外部粒子法と呼ぶ)などが公知
であり、易滑性面のみでは一応の効果をあげているもの
の、外部粒子法を採用した場合匠は、静電印加キャスト
性が悪かったり、透明性を著しく犠牲にしたりするばか
りか、フィルム表面に好ましくない粗大な凹凸を生成し
やすいという致命的な欠点があるし、捷だ内部粒子法を
用い4− た場合ておいても静電印加キャスト性が悪いために製膜
時の生産性が低かったり、ポリエステル中のジエチレン
グリコール結合(以下DECと呼ぶ)の濃度が高くなる
傾向があって耐熱性を損ねる欠点があった。
一方、静電印加キャスト性を改良するためては。
たとえば特公昭56−15730号や特開昭55−84
322号に開示されているように、マグネシウムやマン
ガンの化合物と、アルカリ金属化合物あるいはリン化合
物を適当量添加して重縮合せしめることにより、溶融ポ
リエステルの比抵抗を低下させ、もって静電印加キャス
ト性を向上させる方法などが公知である。この場合も静
電印加キャスト性の改良という点では一応の成果はみら
れるものの、易滑性には乏しく、工程通過の際の操業性
が低いだけでなく、前記金属化合物を添加するため最終
製品となったフィルムが黄色に着色し9色調を低下させ
、しかもDEC濃度が高(なって耐熱性が低下するとい
う欠点があった。
ところで、内部粒子法を用いて透明性を維持し。
5− しかも易滑性の改良法と静電印加キャスト性の改良法を
単純に組み合わせることは容易に類推できる。しかるに
2両方の改良技術の単なる寄せ集めにすぎない方法、た
とえば内部粒子法と静電印加キャスト性改良法を単に組
み合わせてもいずれの物性も若干改善されるものの単な
る組み合わせ効果にすぎず、特別の相乗効果は発現しな
いばかりか、マグネシウムやマンガンあるいはアルカリ
金属までが内部粒子として析出してし寸い粒子が粗大化
して易滑性や表面形態を損ねるばかりでなく。
静電印加キャスト性そのものも十分改良されない。
また、得られたフィルムの色調(主としてb値)悪化や
DEC濃度の増大による耐熱性の悪化という欠点は何ら
改善されないのである。
一方、外部粒子法と静電印加キャスト性改良法との単な
る組み合わせは透明性や表面形態を著しく低下させるの
で好ましくない。このように従来は耐熱性、易滑性、透
明性2色調、静電印加キャスト性に優れ、かつ好ましい
表面形態を持つフィルム用ポリエステルの製造は非常に
困灘であると6− さねてきた。
本発明者らは、かかる欠点のないポリエステルフィルム
の製造方法について鋭意研究の結果、マグネシウム化合
物とリン化合物とが重合時に併存しないような方法でつ
くった二種のポリエステルを特定の比率で混合し、混合
後のポリエステルをフィルム成形することにより耐熱性
、易滑性、透明性9色調に優れ、静電印加キャスト性の
改良されたポリエステルフィルムを製造しうろことを見
出し2本発明を完成した。
すなわち本発明は、マグネシウム化合物を含有し、リン
化合物を含有しないポリエステル(5)と。
マグネシウム化合物を含有せずリン化合物を含有スルポ
リエステル(B)とを、混合後のポリエステルを構成す
る全酸成分1モルに対し、マグネシウムとリンの含有1
°が下記一般式(T)、 (It)をそれぞれ満足する
ように混合したのち溶融押出しし、静電印加キャスト法
により冷却固化することを特徴とするポリエステルフィ
ルムの製造方法を要旨とするものである。
7− 0、1. X ] 0 ≦ Mg ≦ 1.:5X10
 (Dol ≦ P/Mg ≦ 3 (It)(式中,
Mgはポリエステルを構成する全酸成分1モルに対する
マグネシウムのダラム原子数を。
またP/Wigは1)ンとマグネシウムのダラム原子数
の比をそねそれ示す。) 不発明知いうポリエステルは,主としてテレフタル酸と
エチレングリコールとから製造されるポリエチレンテレ
フタレートをさすが,テレフタル酸(以下TPAと呼ぶ
)の一部にイソフタル酸。
ナフタリンジカルボン酸,ジフェニルスルホンジカルボ
ン酸,アジピン酸,セバシン酸,5−ナトリウムスルホ
イソフタル酸などのジカルボン酸が30モル係程度なら
含捷れていてもよく,エチレングリコール(以下EGと
呼ぶ)の一部にテトラメチレンクリコール、ネオペンチ
ルクリコール。
1、4−シクロヘキサンジメタツールなどのグリコール
が30モルチ程度なら含まれていてもよい。
不発明知いうポリエステル(A)に添加されるマグネシ
ウム化合物とは,マグネシウムのカルボン酸8− 塩をさし,具体的には酢酸マグネシウム、シーウ酸マグ
ネシウム、ステアリン酸マグネシウム、安息香酸マグネ
シウムなどがあげられ,特に酢酸マグネシウムが好まし
い。
また、前記ポリエステル(5)への添加量はポリエステ
ルを構成する全酸成分1モルに対し,通常5×10〜3
0X10モル添加するのが好適であり。
この範囲の下限以下の添加量では静電印加キャスト性の
改善は実質上発現しないし,この範囲の上限以上の添加
量でも静電印加キャスト性の改善効果が飽和状態となる
ばかりか,かえってポリエステル囚の色調を悪化させた
り,DEGa度を増大させたりして好捷しくないし,さ
らにはポリエステル(B)の混合比率が小さくなって均
一混合されにくくなり,品質上好ましくない。
本発明にいうポリエステル囚にリン化合物を添加するこ
とは不可であり,後述する相乗効果が発現しないが,D
EC濃度を減少させたりする上で後述するアルカリ金属
化合物を添加することは何らさしつかえない。
9− 、本発明にいうポリエステル(B)に添加されるリン化
合物とは,リン酸,亜リン酸およびそれらの誘導体をさ
し,具体的にはリン酸,亜すン酸,リン酸モノーnーブ
チル、リン酸ジ−n−ブチル、リン酸モノ−i−プロピ
ル、リン酸ジーjープロピル、リン酸モノオクチル、リ
ン酸ジオクチル、リン酸トリメチル、リン酸トリエチル
、ジブチルハイドロジエンホスファイト、トリフェニル
ホスファイトなどがあるが,リン酸トリエステルが好ま
しく,特にリン酸トリエチルが好適に用いられる。
その添加量は通常ポリエステル(B)を構成する全酸成
分1モルに対し0.5X1.0〜1.5X1.0 モル
好ましくは1×10〜10 X 10モル添加するのが
好適である。
この添加量の範囲の上限より多く添加すると。
静電印加キャスト性や透明性を損ねて好ましくなく,一
方,この範囲の下限より添加量が少ないと色調を悪化さ
せたりして好ましくない。
本発明にいうポリエステル(B)にマグネシウム化合物
を添加することは不可であり,後述する相乗10− 効果が発現しないが、DEC濃度を減少させたりする上
で後述するアルカリ金属化合物を添加することは何らさ
しつかえない。
本発明にいうアルカリ金属化合物とは、主としてアルカ
リ金属のカルボン酸塩をさし、具体的には酢酸リチウム
、プロピオン酸リチウム、ステアリン酸リチウム、安息
香酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなどがあ
げられるが、特に酢酸リチウムが好適に用いられる。
また、アルカリ金属化合物の添加量はポリエステルを構
成する全酸成分1モルに対し通常1×10”’−30X
10モル添加するのが好適であり、この範囲の下限より
添加量が少ないと、生成するポIJ エステル中のDE
C濃度が高くなったり、熱分解速度を増大させたりして
好ましくなく、この範囲の」二限を越えて添加してもD
ECの濃度や熱分解速度を抑制する効果がもはや飽和状
態となって意味がないばかりか、かえって透明性や静電
印加キャスト性を損ねて好ましくない。
次に1本発明の骨子のひとつである前記ポリエステル(
5)とポリエステル(B)との混合比率であるが。
前記式(D、 (n)を満足するように混合しなげれば
ならない。式(■)の下限よりもマグネシウムの含有量
が少ないと静電印加キャスト性が改善されず、一方9式
(1)の上限よりもマグネシウム含有量が多いとDEC
濃度が増大したり色調や透明性を損ねたりしてともて好
捷しくない。また2式(n)の下限よりもリンの含有量
が少ないと色調が悪化したり。
後述する相乗効果が発現せず、一方5式(1)の上限よ
りもリンの含有lが多いと静電印加キャスト性が改善さ
れずともに好捷しくない。
さて9本発明の目的は前述したように、(イ)耐熱性、
易滑性、(ロ)透明性1色調に優れ、かつ(ハ)静電印
加キャスト性に優れたポリエステルフィルムを製造する
ことにあるが、(ハ)静電印加キャスト性を改良するた
めには、溶融ポリエステルの比抵抗ヲ低下させればよい
ということはすでに公知である。
第1図はポリエステルフィルム中のマグネシウム含有量
と、溶融ポリエステルの比抵抗との関係を示すものであ
るが2本発明者らは従来法により単一のポリエステル原
料から製膜し゛だ場合と9本発明の方法により二種の性
状の異なるポリエステル原料を混合して製膜した場合で
はフィルム中のマグネシウムの含有量がたとえ同じであ
っても比抵抗の値が大きく異ってくる□という驚くべき
相乗効果を見出したのである。換言するならば、従来公
知のごとく、ポリエステルの比抵抗が小さくなればなる
ほど(好壕しくは1×10r)t1n以下)、静電印加
キャスト性の良いことが知られていることと、第1図を
参照すると、単一のポリエステルを製膜する従来の方法
におけるマグネシウムの含有量は少なくともポリエステ
ルを構成する全酸成分1モルに対して約4×10モル程
度以上添加されなければならないのであるが9本発明に
よれば前記マグネシウムの含有量はわずか約05×10
モルでよいという著しい効果を示すのである。
本発明の方法がもたらすこの相乗:効果がなぜ発現する
のかという理由については、現時点では十分解明できて
いないが、たとえば次のように考えられる。すなわち、
原料となるポリエステル製造13一 時てマグネシウムとリンを共存させると、相互に反応が
生じて比抵抗を下げるべきマグネシウムが失活してし捷
うのに反して1本発明のようにマグネシウムとリンを同
時に含有しないポリエステル(ト)、 Q3)を別途製
造しておき、フィルム成形時に混合溶融する方法は前記
したようなマグネシウムとリンとの相互の反応が生じな
いためであろうと推察される。
一方、前記した易滑性を付与するためには無機不活性粒
子、たとえばシリカ、アルミナ、マグネシア、カオリン
、タルク、カオリナイト、炭酸カルシウム、酸化チタン
などを同時に添加するのが好適であり、特にシリカが易
滑性、透明性の点で好適に用いられる。
この無機不活性粒子は9通常、ポリエステルの001〜
3重量係となる量、好捷しくけ0025〜0.8重量%
となる量添加するのが易滑性と透明性を両立させる上で
好適である。
また、前記無機不活性粒子はEGの1〜10重量、チ、
好ましくは2.5〜6重量係のスラリーとして14− 供給するのが好適である。
以下9本発明を実施例を用いてさらに詳しく説明するが
9例中「部」とあるのは特記なき限り「重量部」を表わ
すものとし9例中の各特性値は以下の方法によった。
(1)ポリマーの極限粘度〔η〕 フェノール−四塩化エタンの等重量混合溶媒を用いて2
0℃で測定した溶液粘度よりめた。
(2) D E C濃度(DEC) ポリマーをメタノール還流下で2時間アルコリシスし、
生成したエチレングリコールとジエチレングリコールを
ガスクロマトグラフィーで分析定量し、DECの濃度を
めた。
(3)色調 得られたポリエステルの色調は粒状r成形後。
色差計を用いてb値をめることにより評価した。
b値は黄−青色系の色相(+は黄味、−は青味)を表わ
す。ポリエステルの色調としては極端に小さくならない
限りb値が小さいほど良好である。
(4)フイルムベース 得られたフィルムを厚さ12ミクロンにフィルム成形し
、東京電色製ヘーズメーターで測定した。
(5)溶融ポリマーの比抵抗 溶融ポリマーの比抵抗は第2図て示される装置で測定し
た。第2図において1は直流高圧発生装置、2はエレク
トロメーター、3は高圧電圧計。
4は加熱媒体、5は測定されるポリマー、6は円柱状電
極、7は接地された本体電極、8は絶縁体である。ポリ
マーの比抵抗■は電圧M、雷電流I)をよみとり次式で
められる。
(ここで、tは電極間距離、Sは電極表面積である。
この比抵抗は静電印加キャスト性の良悪のめやすとした
(6)静電印加キャスト性 押出機の口金部において押出フィルムの」二部如設置し
た電極によりキャスティングドラムとの間に6kvの電
圧を印加し、キャスティング速度43m/wnで良好に
製膜できるか否がで判定した。
溶融ポリエステルの比抵抗がI X 1.08(b) 
以下となった時、おおむね静電印加キャスト性は良好で
あった。
(カスリップ性 厚さ2.5ミクロンにフィルム成形し、高木万能試験器
を用いてASTM −D −1894,B法だ準拠して
測定した。なお、フィルムの易滑性のめやすとしては静
止摩擦係数を用いた。
参考例1 ビス−(β−ヒドロキシエチル)テレフタレートおよび
/またはその低重合体(以下BHETと呼ぶ)の存在す
るエステル化槽に、TPAとEGのスラリー(TPA/
EGのモル比が1.6)を供給し、250℃、圧力0.
05 Kf/crIGで反応させ滞留時間を8時間とし
たところ、エステル化反応率95%のBHETを連続的
に得た。
参考例2 参考例1で得たBHET100部を重合槽に移送し、2
80℃に加熱し、ポリエステルを構成する全17− 酸成分1モルに対し、酢酸マグネシウム、酢酸リチウム
をそれぞれ16 X 10モル、8X10 モル添加し
、触媒として三酸化アンチモンをポリエステルを構成す
る全酸成分1モルに対し2×10 モル添加したのち減
圧を開始し9重縮合させた結果[+7] −0,65(
dJ/#) 、 D E C= 2.05(mo]%)
、b値=10.5のポリエステルを得た。
参考例3 リン酸トリエチルをポリエステルを構成する全酸成分1
モルに対し2×10モル添加したこと以外は参考例2と
同様に反応させたところ、〔η〕−〇、68(dg/g
) 、 D EC= 2.08 (mo1% ) 、 
b値= 11..0のポリエステルを得た。
参考例4 添加するマグネシウム化合物をステアリン酸マグネシウ
ムとしたこと以外は参考例2と同様に反応させたところ
、〔η] = 0.67Cdl/g’) 、DEC=2
.18 (mo1% ) 、b値= 1.1.3のポリ
エステルを得た。
参考例5 添加するアルカリ金属化合物を酢酸す) IJウム18
− としたこと以外は参考例2と同様に反応させたところ、
[77] = 0.70(dz/7) 、DEC= 2
.06 (mo1%) 。
b値=118のポリエステルを得た。
参考例6 酢酸リチウムを添加しないこと以外は参考例2ト同様に
反応させ、[77] −0,67(de/E/ ) 、
 DEG= 2.52 (rno1%)、b値=105
のポリエステルを得た。
参考例7 参考例1で得たBT(Er2O3部を重合槽に移送し、
280℃に加熱し、ポリエステルを構成する全酸成分1
モルに対し、リン酸トリエチルと三酸化アンチモンヲソ
れぞれ3X10モル、2X1.0モルと、二次粒子の平
均径2.5ミクロンのシリカをポリエステルに対して0
.05重量係となる量添加し、減圧を開始し2重縮合反
応させた結果、〔η] −0,68Cdl/9 ) 、
 D E G = 1..53 (rno1%)、b値
−56のポリエステルを得た。
参考例8 酢酸リチウムをポリエステルを構成する全酸成分1モル
に対し、5X1.0モル添加し、リン化合物とし2でリ
ン酸ジ−n−ブチルを用いた以外は参考例7と同様に反
応させたところ、〔η’] −0,69(dz/g) 
、 D E C= 1.49 (mo1%)、b値=5
9のポリエステルを得た。
参考例9.10 リン酸トリエチルの添加量をポリエステルを構4 成する全酸成分1モルに対し、それぞれ5X10モルお
よび0.1. X ] 0モルとしたこと以外は参考例
7と同様に反応させたところ、それぞれ〔η〕=0.7
0(d1!/g) 、DEC= 1.54 (mo1%
)、b値W=55および[77] = 0.68 (r
Jt、/g)、 DEG = 1.50 (mo1%)
b値−5,1のポリエステルを得た。
実施例1 参考例2で得たポリエステル(4)と参考例7で得たポ
リエステル(B)とを電歇比1:15となるように十分
混合1−だのち、溶融押出機でシート状眞押出し、静電
印加キャスト法により冷却固化し、未延伸フィルム匠成
形した。
その後縦横二方向にそれぞれ33倍および3,1倍に同
時二軸延伸し、厚さ12ミクロンの延伸フィルムを得た
。このフィルムの特性を第1表に示した。
実施例2. 3. 4 ポリエステル囚として参考例4,5.6で得たものを用
いたこと以外は実施例1と同様にフィルム成形し、第1
表記載の結果を得た。
実施例5 ポリエステル(B)として参考例8で得たものを用いた
他は実施例1と同様にフィルム成形し、第1表記載の結
果を得た。
比較例1 ポリエステル(3)として参考例3で得たものを用いた
他は実施例1と同様にフィルム成形し、第1表記載の結
果を得た。
比較例2.3 ポリエステル(B)としてそれぞれ参考例9.10で得
たものを用いたこと以外は実施例1と同様にフィルム成
形し、第1表記載の結果を得た。
比較例4,5 ポリエステル囚と(B)の混合比率をそれぞれ1ニアお
よび1 :199としたこと以外は実施例1と同様にフ
ィルム成形し、第1表記載の結果を得た。
以上より9本発明の方法を用いることによってのみ易滑
性、透明性、静電印加キャスト性知優ね。
かつ好捷しい表面形態を有するポリエステルフィルムが
得られることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィルム中のマグネシウム原子の含有量と、溶
融ポリエステルの比抵抗の関係を示し。 第2図は本発明で用いた溶融ポリエステルの比抵抗の測
定装置の概略図を示し、1は直流高圧発生装置、2はエ
レクトロメーター、3は高圧電圧計。 4は加熱媒体、6は円柱状電極、8は絶縁体である。 特許出願人 日本エステル株式会社 代理人 児 玉 雄 三 24− (CO8K 13102 3:32 6681−4 5:09 ) (C発 明 者 広瀬優 岡崎市伊賀町7丁目111−2 [株])発 明 者 市川美保子 豊田市千足町1丁目1−39 [相]発 明 者 市橋瑛司 岡崎市戸崎新町6−38 88−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) マグネシウム化合物を含有し、リン化合物を含
    有しないポリエステル囚と、マグネシウム化合物を含有
    せずリン化合物を含有するポリエステル(B)とを混合
    後のポリエステルを構成する全酸成分1モルに対し、マ
    グネシウムとリンの含有量が下記一般式(I)、 (n
    )をそれぞれ満足するように混合したのち、溶融押出し
    し、静電印加キャスト法により冷却固化することを特徴
    とするポリエステルフィルムの製造方法。 01≦P/Mg≦3.0 (II ) (式中9Mgはポリエステルを構成する全酸成分1モル
    に対するマグネシウムのダラム原子数を、また、P/M
    gはリンとマグネシウムのダラム原子数の比をそれぞれ
    示す。)
JP58123923A 1983-07-07 1983-07-07 ポリエステルフイルムの製造方法 Pending JPS6015115A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62187724A (ja) * 1985-02-15 1987-08-17 Toyobo Co Ltd ポリエステル組成物
US5188774A (en) * 1989-01-10 1993-02-23 Teijin Limited Aromatic polyester film and process for producing the same
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US6099979A (en) * 1995-07-24 2000-08-08 Denso Corporation Electroluminescent display element and manufacturing method for manufacturing same

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