JPS6063222A - ポリウレタン樹脂 - Google Patents

ポリウレタン樹脂

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JPS6063222A
JPS6063222A JP58172671A JP17267183A JPS6063222A JP S6063222 A JPS6063222 A JP S6063222A JP 58172671 A JP58172671 A JP 58172671A JP 17267183 A JP17267183 A JP 17267183A JP S6063222 A JPS6063222 A JP S6063222A
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acid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水酸基および/またはカルボキシル基を有
するポリウレタン樹脂に関する。
分子内に水酸基あるいはカルボキシル基などの極性基を
持ったポリウレタン樹脂の合成について種々の方法が提
案されている。例えば、ポリエステル構造のポリオール
またはポリエーテルh′に造のポリオールなどにジイソ
シアネートを反応させて、末端がインシアネート基のウ
レタンプレポリマーとした後、トリオールなどを反応さ
せて鎖長延長し、分子末端および側鎖に水酸基を導入す
る方法が知らI″lている。
一方、分子両末端が水酸基のポリオールを通常ノトリイ
ソシアネート(例えばデスモジュールN)で鎖長延長し
てポリウレタンを得ようとすると、粘度が著しく高いゲ
ル状のポリウレタンが生成する。これは、デスモジュー
ルNでは6つのイソシアネート基の反応性がほとんど等
しいために、ポリオールが三次元に鎖長延長されるため
である。
このようなポリウレタンを塗料のバインダーとして用い
る場合、顔料の分散が悪くなるのは避けられず、実用に
供しないものであった。
そこで、本発明者は鋭意研究を行った結果、反応性の異
なるインシアネート基を有するトリイソシアネートを用
いればポリオールをゲル化することなく鎖長延長でき、
末端さらには側鎖にインシアネート基を有するポリウレ
タンが得られることを見出した。さらにこのポリウレタ
ンに親水性のある水酸基やカルボキシル基を導入するこ
とによって、表面に親水基を持つ無機物粉体、例えばγ
−Fe20sなどの磁性体粒子を含有する塗料のバイン
ダーに用いた場合に、このような無機物粉体との親和性
に優れ、その塗料中での分散を良好にするポリウレタン
附脂を得ることに成功し、この発明をなすに至った。
すなわち、この発明は、下記偽)成分と下記同成分とを
、活性水素を含む官能基に対するインシアネート基のモ
ル比Mを1.5(M≦6として反応させて得らΔ′する
ポリイソシアネート化合物に、下記(0)成分を付加さ
せてなる少くとも分子末端に水酸基および/またはカル
ボキシル基が導入されたポリウレタン樹脂に係るもので
ある。
(8)、分子内に活性水素を含む官能基を2個有する化
合物。
(I3)、分子内にインシアネート基を6個有し、この
うちの1個のインシアネート基が残りの2個のインシア
ネート基よりも反応性において劣るトリイソシアネート
化合物。
(C)、分子内に活性水素を含む官能基を2個有し、こ
のうち少くとも1個の官能基は水酸基またはカルボキシ
ル基である化合物。
この発明のポリウレタン樹脂の(5)成分たる化合物と
しては、分子内に活性水素を含む官能基を2個有する単
量体や重合体が用いられる。水酸基を2個有する単I体
としては、エチレングリコール、プロピレングリコール
、β、β′−ジヒドロキシジエチルエーテル(ジエチレ
ングリコール)、ジプロピレングリコール、1.4−フ
チレ:/グリコール、1.6−フ゛チレングリコールな
どの二1曲アルコールやその混合物が使用可能であり、
水酸基を2個有する重合体としては水酸基を2個有する
ポリエステルやポリエーテル(以下それぞれ+′j七リ
エすテノしポリオール、ポリエステルボリメ”−ルとG
)う)などやこれらの混合物、さらに前記単量体との混
合物などが使用可jii+である。
前記ポリエーテルポリオールとしてCよ、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリプロピレ
ンーポリエチレンク゛リコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリオキシメチレンなど力S使用可能である。
また、前記ポリエステルポリオールζま、カルJ(ン酸
成分として、テレフタル酸、インフタル酸、オルソフタ
ル酸、1,5−ナフタル酸などの芳香Jj’Aジカルボ
ンl!私コノ・り酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、ドデカンシカルア](ン酸,などσ)脂肪族ジ
カルボン酸などのジカルボン酸、p−:にキシ安息香酸
、p−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸などの芳香
族オキシカルボン酸、トリメリット酸、トリメシン1凱
 ビロメリ゛ント酸などのトリカルボン酸およびテトラ
カルボン酸などを用いて合成されたものであってよG1
。こσ)うち、4琴に好ましいカルボン酸成分は、テレ
フタル酸、インフタル酸、アジピン酸、セバシン酸など
である。
また、ポリエステルポリオールの別の成分である多11
11アルコール成分としては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,6−プロパンジオール、1,
4−ブタンジオール、1,5−ベンタンジオール、ネオ
ペンデルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、2,
2.4 − )ジメチル−1.6−ベンタンジオールな
どの脂肪族ジオールまたはその置換誘導体、1,4−シ
クロヘキサンジメタツールなどの脂環式ジオール、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコールなどのポリアルキレングリコール
などのジオール類、ビスフェノールAのエチレンオキサ
イド付加物もしくはプロピレンオキサイド付加物、水素
化ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物もしく
はプロピレンオキサイド伺加物などの芳香族ジオールの
アルキレンオキサイド付加物などのオキサイド類などが
列挙できる。
また、(5)成分の化合物は、下g弓一般式で?νI)
される活性水素を持たない極性基をfl’l11鎖ζこ
有するものであってもよい。
一8o、M 、 −080,、M、−000M、−(I
VI、−No2t タtri−P−OM(式中、MはL
i 、に、Na 、Ba+、Oa+また4まMg+を表
わす。) このような極性基をφ)成分の化合1勿【こ導入1−る
には、例えばポリエステルポIJ 71−− /しの場
合、こItを構成する前述したようなカルボン酸成分お
よび/または多価アルコール 有するものを併用するなどの方法を採ること力3で。
きる。
この発明のポリウレタン樹脂の(BI D’s分たるト
IJインシアネート化合物としてCま、肖「述した(5
)成分の化合物の活性水素と反応しうるイソシアネート
基を2個と、通常の反応条件下で(まこI”Lらの2イ
1酎のインシアネート基よりも反応1生ζこお(、1て
劣るインシアネート基を1個、1分子中lこ有1″るも
の力3使用される。このようなトIJイソシアネート化
合0ON− ( OH,、 ’) 4− OH −NC
X) ・・・・・・・・・(1)C=O 〇ー■ーNOO (式中、Rは炭素原子数2もしくは6の2イ曲の炭fビ
水素残基を表わす) で示さItるトリイソシアネート化合中力S使用司a粍
である。この一般式におし)て、3個のインシアネート
基を区別するためにそれぞれを便宜的にX1Y1Zで置
き換えて、 X− ( GI2 )a−引−Y ・・・・・・・・・
(2)0−、0 0−1もーZ の様に書き換えた場合、インシアネート基の反応性を比
較すると、 X(Y’,Z Y?Z ・・・・・・・・・い1となる
。さらに詳しく述べると、YおよびZCマ常温において
X (7) 2倍の反応性を有し、この反応性の差は市
温に 。 41目左た←令 なるにしたがって更に広がる。
前記一般式(Itで表わされる化合物は、具体的ζごは
2,6−ジイソシアナトヘキサン酸−2−インシアナト
エチルエステル、2,6−ジイソシアナトヘキサン酸−
6−インシアナトプロピルエステルおよび2,6 ジイ
ソシアナトヘキサン酸−2−インシアナト−2−メチル
エチルエステルである。
これらはいすねもリジンとアミノアルコールエステルを
ホスゲンイヒすることによって製造することができる。
61前記一般式(1)においでRが炭素原子数1のもの
は合成するのが困難であり、また炭素原子数が4以上に
なるとイソシアネート基zの反応性が小さくなるので適
当でない。
この発明のポリウレタン樹脂の(q成分としては1活性
水素を含む官能基を分子内に2個有する化合物が用いら
イする。2個の官能基のうちの1個は、親水性を付与す
るための水酸基またはカルボキシル基である。残りの1
個はインシアネート基との結合に関与する官能基であっ
て、このような官能基としてはイソシアネート基と反応
してウレタン結合を形成しうる水酸基が特に好ましい。
(0成分として使用可能な化合物としては、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレンクリコー
ル、ジプロピレングリコール等のポリオール、クリコー
ル酸、乳酸、β−ヒドロキシプロピオン酸等のヒドロキ
シ酸などやこれらの混合物が好ましい例として列挙でき
るが、イソシアネート基と反応しうる活性水素を有する
官能基と、水酸基またはカルボキシル基とを1分子中に
含有する化合物であれば何れも使用できる。ヒドロキシ
酸を使用する場合には、ヒドロキシ酸の水酸基とカルボ
キシル基のうち水酸基が優先的にインシアネート基と反
応し、カルボキシル基がポリウレタン樹脂に導入される
前述したような成分からなるこの発明のポリウレタン樹
脂は次のような方法によって合成することができる。ま
ず、(5)成分の化合物と(Bl成分のトリイソシアネ
ート化合物とを、(5)成分の活性水素を含む官能基に
対するの)成分のインシアネート基のモル比Mが1.5
(M≦6となるように反応させる。この際、(131成
分のトリイソシアネート化合物の6個のイソシアネート
基のうち反応性の劣る1個を除いたこれより反応性の大
きいイソシアネート基を優先的に反応させて、[F])
成分のトリイソシアネート化合物によって(5)成分の
イビ合物がウレタン結合を介して二次元に鎖延長さ11
たポリイソシアネート化合物を得る。このとき、前記モ
ル比Mが6の場合は両末端にイソシアネート基をそれぞ
れ2個ずつ有する4官能のポリイソシアネート化合物と
なり、前記モル比Mが1.5(M(3の場合は、両末端
のほかに側鎖にもインシアネート基を有する5官能以上
のポリイソシアネート化合物となる。しかし、前記モル
比Mが1.5以下の場合にはこのような多官能のポリイ
ソシアネート化合′吻が得られず、また前記モル比Mが
6より大きい化合物は実質的には合成不可能である。た
だし、このモル比が6より太きい、すなわちトリインシ
アネート化合物が過剰に存在する反応系でこの発明のポ
リインシアネート化合物の合成を行うことは可能である
。ここで、但)成分のトリイソシアネート化合物として
、6個のイソシアネート基の反応性が全て同等のものを
用いねば、ポリインシアネート化合物はその鎖が三次元
に生長してゲル化するため、合成上も使用上も不利とな
る。
続いて、こうして得たポリイソシアネート化合物に(Q
成分の化合物を反応させてカルボキシル基および/また
は水酸基を導入する。この反応は、ポリイソシアネート
化合物のインシアネート基と(0成分の化合物の活性水
素とによる付加反応である。そして、両末端にそれぞれ
1個存在する反応性の大きいイソシアネート基のみなら
ず、両末端にそれぞれ1個、場合によって側鎖にも存在
する反応性の劣るインシアネート基もこの反応に関与す
るように、必要によっては反応条件を適宜コントロール
して行われる。
このようにして得られるポリウレタン樹脂の分子量や水
「1夕基および/またはカルボキシル基の数は、(5)
成分と同成分さの配合化、換言すれば活性水素を有する
官能基に対するイソシアネート基のモル比Mを選択する
ことによって任意に調節でき、これによって種々の物性
を有する樹脂が得られる。
ポIJ r’+レタン樹脂の分子量はまた、各成分の分
子量にも依存するが、30,000を超えないのが好オ
しく、水酸基および/またはカルボキシル基の濃度(樹
脂1g中のモル数)は0.2〜5 mmolA! であ
るのが好ましい。この濃度が大きすぎると汎用溶剤や他
の樹脂との相溶性が悪くなり、また少なすぎると無機物
粉体に対する充分な親和性を期待できない。表1に、ポ
リエステルポリオール(分子量1,500)、T−10
0(束し■製のトリイソシアネート化合物、分子ft2
67)およびエチレングリコール(分子量62)からな
るポリウレタン樹脂の前記モル比Mと分子量(概数)、
1分子中の水酸基数および水酸基濃朋との関係を示す。
表 1 この発明のポリウレタン樹脂は、両末端のみならず場合
によっては側鎖にも水酸基および/またはカルボキシル
基を有するので、表面に親水基を有する無機物粉体、例
えば磁性粉末との親和性が良好である。したがって、磁
気記録媒体の結合剤にこの発明のポリウレタン樹脂を適
用す11ば、磁性粉末の分散、ひいては緒特性が良好な
磁性層を得るこ吉ができる。
この発明に係るポリウレタン樹脂を磁気記録媒体の結合
剤に用いる場合、その磁気記録媒体を構成する他の材料
には通常使用される材料が何、!1もる。強磁性酸化鉄
粒子きしては、一般式FeOx で表した場合、Xの値
が1.33≦X≦1.50の範囲にあるもの、即ちマグ
ネタイト(r−1i’e20. X=1.5Ll)、マ
グネタイト(Fe304X= 1.33 )、及びこれ
らの固溶体(FeOx 1.36(X(1,50)が使
用できる。これら強磁性酸化鉄は抗磁力をあげる目的で
コノ(ルトを添加してもよい。コバルト含有磁性酸化鉄
には大別してドープ型と被着型の2種類があるがそのど
ちらであってもよい。強磁性二酸化クロムとしては0r
02 あるいはこれらにHcを向上させる目的でRru
−8n−Te、5b−Fe−Ti−V−11n 等の少
なくとも一釉を添加したものを使用できる。強磁性合金
粉末としてはFe、 Co、 N i、 Fe −N 
i又はFe−CX)−Ni 等が使用でき、又こわらに
種々の特性を改善する目的でkl。
S 11Ti、 Or、 Mn、 Ou、 Zn等の金
属成分を添加したものがある。
有機溶媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、メ
チルインブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系
;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、
酢酸グリコールモノエチルエーテル等のエステル系;エ
ーテル、グリコールジメチルエーテル、クリコールモノ
エチルエーテル、ジオキサン等のグリコールエーテル系
;ベンゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳香族
炭化水素);メチレンクロライド、エチレンクロ等のも
のが選択して使用できる。
磁性塗料にはさらに、研摩材として、酸化アルミニウム
、酸化クロム、酸化ケイ素など、帯電防止剤としてカー
ボンブラックなど、更に潤滑剤として二硫化モリブデン
、グラファイト、シリコーンオイル、オリーブ油などを
添加するこさもできる。
捷た、結合剤には、この発明に係るポリウレタン樹脂と
共に、磁気記録媒体の結合剤として従来から使用されて
いる樹脂を併用してもよい。このような樹脂の例として
は、塩化ビニル−酢酸ビニル共m合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、
アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタク
リル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル
酸エステル−スチレン共重合体、熱可塑性ポリウレタン
樹脂、フェノキシ樹脂、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデ
ン−アクリロニトリル共重合体、ブタジェン−アクリロ
ニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−ア
クリル酸共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン−メ
タクリル酸共重合体、ポリビニルブチラール、セルロー
ス誘導体、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリエステ
ル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性ポリ
ウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂
、尿素−ホルムアルデヒド樹脂寸たはこれらの混合物な
どが挙げられる。
こわらの材料からなる磁性塗料は、猟法に従って非磁性
担体に塗布される。この非磁性担体の累月々してはポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレート等のポリエステ)し類;ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン類;セルローストリアセテ
ート、セルロースダイアセテート、セルロースアセテー
トブチレート、セルロースアセテートプロピオネート等
のセルロース誘導体;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン等のビニル系樹脂;ポリ力・−ボネート、ポリイミ
ド、ポリアミドイミド等のプラスチックの他に用途に応
じてアルミニウム、銅、スズ、亜鉛またはこれらを含む
非磁性合金などの非磁性金属類;ガラス、陶器、磁器な
どのセラミック類;紙、バライタまたはポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレンーブテン共重合体などの炭素
数2〜10のα−ポリオレフィン類を塗布またはラミネ
ートした紙などの紙類も使用できる。こわらの非磁性担
体は使用目的に応じて透明あるいは不透明であってよい
O又、非磁性担体の形態はフィルム、テープ、シート、
ディスク、カード、ドラム等いずれでも良く、形態に応
じて種々の材料が心太に応じて選択される。これらの非
磁性担体の厚みはフィルム、テープ、シート状の場合は
約1−508m11程度、好ましくは1〜30μmであ
る。ヌ、ディスク、カード状の場合は0.5〜iQmm
程度であり、ドラム状の場合は円筒状とし、使用するレ
コーダーに応じてその型は決めらイする。
以下、この発明の詳細な説明する。なお、ここで用いら
れている「部」は全て「重倹部」を示している。
実施例1:ポリウレタン樹脂の合成 温度計、かくはん機および部分還流式冷却器を取り付け
た反応容器中?こ、メチルエチルケトン76部、トルエ
ン76部、ポリエステルポリオール50部(数平均分子
量i、soo カルボン酸成分:テレフタル酸20モル
チ、インフタル酸20モル係、セバシン酸60モル%多
価アルコール成分:エチレングリ;−ル50モル係、プ
ロピレングリコール50モル%)50部、トリイソシア
ホー1化合物(T−100,iし@m)625部を加え
、70〜90Cで6時間反応させて、ポリイソシアネー
ト化合物を生成させた。次に、エチレングリコール1.
86部を投入し、70〜90cでさらζこ3時間反応さ
せてポリウレタン樹脂を得た。
このポリウレタン樹脂の数平均分子量は15,5(JU
分子内の水酸基濃変は0.05 mvt1o17g 、
水酸基の数は9個、還元粘度は0.365 (メチルエ
チルケトン/トルエン=1/1.25U)であった。
比較例1:水酸基を有しないポリウレタン樹脂の合成 実施例1と同じ反応容器中に、実施例1で使用したポリ
エステルポリオール50部、メチルエチルケトン73部
、トルエン73部、MDI(4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート)4.25部を加えて反応させてポ
リウレタン樹脂を合成した。
このポリウレタン樹脂の分子量は19,000、還元粘
度は0,195(メチルエチルケトン/トルエン=1/
1.25c)であった。
実施例2:磁気テープの作製 r −F e203 磁性粒子10部、メチルエチルケ
トン5部およびトルエン15部の混合物をボールミルを
用いて6時間混合した。この混合物に別に調製した実施
例1のポリウレタン樹脂2.0部、メチルエチルケトン
5部およびトルエン15部の混合溶液を加えて再びボー
ルミルを用いて24時間混合し、さらにコロネートL(
日本ポリウレタン工業@製)を加えて60分間混合した
。得られた混合物を脱泡した後、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に25μmnのギャップのドクターブ
レードを用いて塗布し、続いて9000e の平行磁場
内に約1秒間静置した。次いで90Cの熱風乾燥機中に
約60分間放置して溶剤を除去した。さらに、80Cで
48時間かけて磁性塗膜を硬化させた。
比較例2 実施例1のポリウレタン樹脂のかわりの比較例1のポリ
ウレタン樹脂を用いて実施例2と同様に磁気テープを作
製した。
実施例2および比較例2の磁気テープについて、角型比
、耐溶剤性および粉落ちを調べた結果を表2に示す。
表 2 1)、耐溶剤性は、メチルエチルケトンを含んだガーゼ
で塗膜をこすり、この塗膜がなくなるまでこすった回数
で表わした。
2人粉落ち量は、60分シャトル100回走行後のヘッ
ドドラム、ガイド等への粉落ぢ耽を0点を最高きし、−
5点を最低として表わした。
表2から、この発、明のポリウレタン樹脂を用いた磁気
テープにおける耐久性および磁性粉末の分散の向上の効
果は明らかである。
代理人 土用 勝 〃 常包芳男 〃 杉 浦 俊 ff(

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記(5)成分と下記同成分とを、活性水素を含む官能
    基に対するインシアネート基のモル比Mを1、5 ’(
    M≦6として反応させて得られるポリインシアネート化
    合物に、下記(cl成分を付加させてなる少くとも分子
    末端に水酸基および/またはカルボキシル基が導入さI
    ″lたポリウレタ”ン樹脂。 (5)、分子内に活性水素を含む官能基を2個有する化
    合物。 (I3)、分子内にイソシアネート基を6個有し、この
    うちの1個のイソシアネート基が残りの2個のインシア
    ネート基よりも反応性において劣るトリイソシアネート
    化合物。 (G3)、分子内に活性水素を含む官能基2個を有し1
    このうちの少くとも1個の官能基は水酸基またはカルボ
    キシル基である化合物。
JP58172671A 1983-09-19 1983-09-19 ポリウレタン樹脂 Granted JPS6063222A (ja)

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