JPH0254419A - バインダーおよび磁気記録材料 - Google Patents

バインダーおよび磁気記録材料

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JPH0254419A
JPH0254419A JP63205369A JP20536988A JPH0254419A JP H0254419 A JPH0254419 A JP H0254419A JP 63205369 A JP63205369 A JP 63205369A JP 20536988 A JP20536988 A JP 20536988A JP H0254419 A JPH0254419 A JP H0254419A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic recording
binder
polyol
recording material
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JP63205369A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Saito
斎藤 六雄
Shigeru Hagio
萩尾 滋
Takashi Takemoto
隆志 竹本
Hajime Akiyama
秋山 一
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、バインダーおよび磁気記録材料に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、磁性粉の分散性に優れた磁気記録材料用のバイン
ダーとしては、分子中に−P(:0)(OR)2基を有
するウレタン樹脂が知られている。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、これら従来のバインダーは、磁性粉の分
散性は良好であるが、耐加水分解性に劣り、耐久性のす
ぐれた磁気記録媒体が得られなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、耐加水分解性、分散性の優れた磁気記録
材料用バインダーについて鋭意検討した結果、本発明に
到達した。
すなわち、本発明は、当量200〜2000の高分子ポ
リオール(AI)、低分子ポリオール(A2)および下
記一般式(1)で示される極性基を育する活性水素含有
化合物(AI)からなるポリオール(A)と有機ポリイ
ソシアネート(B)からのポリウレタン樹脂(C)から
なることを特徴とする特許紐材料用のバインダー ンN−(Q)−P(=0)(OR)z’       
       (1)[式中、Qはアルキレン基、アリ
ーレン基又は直結を示す。Rはアルキル基を示す。コ および前記磁気記録材料用のバインダーと磁性体を含有
させてなることを特徴とする磁気記録材料である。
一般式(1)においてQのアルキレン基としては、炭素
数1〜10の直鎖又は分岐アルキレン基(メチレン、エ
チレン、プロピレン、 トリメチレン、ヘキサメチレン
基など)が、アリーレン基としてはフェニレン基が挙げ
られる。このうち、好ましいものは、炭素数1〜3の直
鎖アルキレン基、フェニレン基又は直結である。Rのア
ルキル基としては、炭素数2〜18の直鎖又は分岐アル
キル基(エチル、n−またはイソプロピル基など)が挙
げられ、好ましいものは炭素数2〜12の直鎖又は分岐
アルキル基である。
一般式(1)で示される極性基を持つ化合物としては0
11基含有化合物、例えば (HOCHsCH*)JCIlaP(:0)(OCHt
CH3)2      (2)(HOCH*CH2)a
Nc+1icH*P(”0)(OCR(CH3)2)2
 (3)()10G+1aCII2)JCsLP(:0
)(OCHaCL)2    (4)など、及びこれら
の二種以上の混合物が挙げられる。
またSR基含有化合物としては例えば (HSCHiCB* )aNP(=0)(OCRs(H
3)a      (5)()ISCBgC[I*)a
N(HpP(”0)(OCR(C1!3)2)2   
(G)など及びこれらの二種以上の混合物が挙げられる
本発明における当量200〜2000の高分子ポリオー
ル(A、)としては、ポリエーテルジオール、ポリエス
テルジオールが、挙げられる。
ポリエーテルジオールとしては低分子ジオール[エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、1.4−、 1.3
−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、l、6−
ヘキサンジオール、l、8−オクタメチレンジオール、
1.10−デカンジオール、アルキルジアルカノールア
ミン;環状基を有する低分子ジオール類〔例えばシクロ
ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタツール等のグ
リコール類および特公昭45−1474号記載のもの:
 ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、m−及び
p−キシリレングリコール、ビス(ヒドロキシエチルベ
ンゼン、l、4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベン
ゼン、4.4’−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)−ジ
フェニルプロパン(ビスフェノールAのエチレンオキシ
ド付加物)等〕、及びこれらの2種以上の混合物などコ
のアルキレンオキシド(炭素数2〜4のアルキレンオキ
シド: エチレンオキシド、プロピレンオキシド、1.
2−12.3−11.3−ブチレンオキシドなど)付加
物、及びアルキレンオキシド、環4犬エーテル(テトラ
ヒドロフランなど)を開環重合又は開環共重合 (ブロ
ック及び/又はランダム)させて得られるもの[例えば
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリエチレン−ポリプロピレン(フロック及び/又はラ
ンダム)グリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリ
コール、ポリテトラメチレン−エチレン(ブロック及び
/又はランダム)グリコール、ポリテトラメチレン−プ
ロピレン(ブロック及び/又はランダム)グリコール、
ポリへキサメチレンエーテルグリコール、ポリオクタメ
チレンエーテルグリコール及びこれらの2種以上の混合
物]が挙げられる。
ポリエステルジオールとしては、前記低分子ジオール及
び/又は分子量1000以下のポリエーテルジオールと
ジカルボン酸とを反応させて得られる縮合ポリエステル
ジオールや、ラクトンの開環重合により得られるポリラ
クトンジオールなどが含まれる。分子! 1000以下
のポリエーテルジオールとしては、前記ポリエーテルジ
オール(例えばポリエチレングリコール、ポリテトラメ
チレンエーテルグリコール、ポリプロピレングリコール
、 トリエチレングリコール;及びこれらの2種以上の
混合物が挙げられる。又、ジカルボン酸としては脂肪族
ジカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グ
ルタル酸、アゼライン酸、マレイン酸、フマル酸など)
、芳香族ジカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸な
ど)及びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。ラク
トンとしてはε−カブロラクトン、δ−バレロラクトン
が挙げられる。
ポリエステルジオール゛は通常の方法、例えば低分子ジ
オール及び/又は分子量1000以下のポリエーテルジ
オールを、ジカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘
導体[例えば無水物(無水マレイン酸、無水フタル酸な
ど)、低級エステル(テレフタル酸ジメチルなど)、ハ
ライド等コと、またはその無水物及びアルキレンオキシ
ド(例えばエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキ
シド)とを反応(縮合)させる、あるいは開始剤(低分
子ジオール及び/又は分子! 1000以下のポリエー
テルジオール、ポリエステルジオール)にラクトンを付
加させることにより製造することができる。
これらのポリエステルジオールの具体例としては、ポリ
エチレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリへ
キサメチレンアジペート、ポリネオペンチルアジペート
、ポリエチレンプロピレンアジペート、ポリエチレンブ
チレンアジペート、ポリブチレンヘキサメチレンアジペ
ート、ポリジエチレンアジペート、ポリ(ポリテトラメ
チレンエーテル)アジペート、ポリエチレンアゼレート
、ポリエチレンセバケート、ポリブチレンアゼレート、
ポリブチレンセバケート、ポリエチレンフタレート、ポ
リブチレンフタレート、ポリカプロラクトンジオール及
びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
また、ポリマーポリオール、ポリカーボネートポリオー
ル及びポリブタジェンポリオール等も使用できる。
これらのうち、好ましいのは、芳香族ジカルボン酸系ポ
リエステルジオール、アジピン酸系ポリエステルジオー
ル、ポリカプロラクトンジオール、ポリカーボネートジ
オール等である。
高分子ポリオール(A、)の当量は、通常200〜20
00、好ましくは、250−1500である。
本発明における低分子ポリオール(A2)としては、前
記低分子ジオール及びグリセリン、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールエタン、ヘキサントリオール、ペ
ンタエリスリトール、ジグリセリン、α−メチルグルコ
シド、ソルビトール、キシリット、マンニット、グルコ
ース、フラクトース、庶糖等の3〜8価のアルコール類
が挙げられる。
これらのうち、好ましいのは、炭素数2〜lOのアルキ
レングリコール、トリメチロールプロパン等である。ま
た、前記低分子ジオールとモノヒドロキシモノカルボン
酸とを反応して得られるエステルジオールが挙げられる
。モノヒドロキシモノカルボン酸としては、グリコール
酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、α−オキシ酪酸、オ
キシピバリン酸、サリチル酸、m−またはp−オキシ安
息香酸及びこれらの二種以上の混合物が挙げられる。
これらのうち、好ましいものは、炭素数2〜6のグリコ
ールとオキシピバリン酸とを反応して得られるエステル
ジオールである。
本発明における有機ポリイソシアネート(B)としては
、脂肪族ジイソシアネート、脂環式ジイソシアネート、
芳香族ジイソシアネート、ポリイソシアネートが挙げら
れる。
脂肪族ジイソシアネートとしては、エチレンジイソシア
ネート、テト・ラメチレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート(、)/D+)、ドデカメチレ
ンジイソシアネート、2,2.4−トリメチルヘキサン
ジイソシアネート、リジンジイソシアネー)、2.[i
−ジイソシアネートメチルカプロエート、ビス(2−イ
ンシアネートエチル)フマレート、ビス (2−イソシ
アネートエチル)カーボネートなどが挙げられる。
脂環式ジイソシアネートとしては、インホロンジイソシ
アネー) (IPDI)、ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート(水添MDI) 、シクロヘキシレンジイ
ソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネー
ト(水添TDI)、テトラメチルキシリレンジイソシア
ネート(m−TMXD D、ビス(2−インシアネート
エチル)4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシレ
ートなどが挙げられる。
芳香族ジイソシアネートとしては1.3−及び/又ハ1
,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−及ヒ/又
は2.8− )リレンジイソシアネート(TDI)、ジ
フェニルメタン−2,4′−及び/又は4,4′−ジイ
ソシアネート(M旧)、ナフチレン−1,5−ジイソシ
アネート、−一及び/又はp−イソシアネートフェニル
スルホニルイソシアネートなど)が挙げられる。
ポリイソシアネートとしては、HDIの水変性物、11
DIの三量化物、IPDIの三量化物、ポリトリレンジ
イソシアネート(粗製TDI)、ポリフェニルメタンポ
リイソシアネート(粗製MDI)、変性MDI (カー
ポジイミド変性MDIなど)およびこれらの2種以上の
混合物が挙げられる。
これらのうち好ましいものは脂肪族ジイソシアネート、
脂環式ジイソシアネートおよび芳香族ジイソシアネート
であり、特に好ましいものはIIMDI。
IPDISMDIXTDIである。
ポリオール中で(A、)は通常0.1〜30当量%、好
ましくは、0.1〜20当量%である。 (A、)の量
が0.1当量%未満では、磁性粉に対する分散性が十分
でなり、30当量%を越える場合は、磁性塗料の粘度が
著しく上昇し塗工性が悪くなる。
(A2)は、通常5〜90当量%、好ましくは、lO〜
80当量%である。 (A2)の量が5%当当量横溝は
、生成ウレタン樹脂のフィルム物性が低下し、耐久性が
悪くなる。一方(A2)の量が30当量%を越えるとフ
ィルムが剛直になり、基材に対する密着性が低下する。
(A、)はlO〜90当量%、好ましくは15〜65当
量%である。IO当量%未満では生成ウレタン樹脂の溶
解性が低下し塗料粘度、磁性粉の分散性が悪くなる。3
0当量%を越えるとウレタン樹脂のフィルム物性が低下
し耐久性が悪くなる。
ポリオール(A)の当量は通常100〜1800である
(A)の当量が100未満の場合には生成ウレタン樹脂
が皮膜形成性に乏しい脆い樹脂となり、磁気記録材料用
バインダーとして充分でない。一方当量が1[tooを
越えるとフィルム強度が低下し、耐摩耗性、耐スクラッ
チ性も低下する。
(A)とCB)を反応させるに際し、 (B)と(A)
の当量比は通常0.6〜1.5、好ましくは、0゜8〜
1.2である。当量比がO,B横溝および1.5を越え
ると(A)と(B)との反応によりえられるポリウレタ
ン樹脂の分子量が低くなり分散性が低下し、また磁気記
録材料の耐摩耗性、耐スクラッチ性が低下し易い。
上記反応はイソシアネート基に対して不活性な溶媒の存
在下または不存在下に行なうことができる。この溶媒と
してはエステル系溶媒(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、
エーテル系溶媒(ジオキサン、テトラハイドロフラン等
)、ケトン系溶媒(シクロヘキサノン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン等)、芳香族炭化水素系
溶媒(トルエン、キシレン等)およびこれらの二種以上
の混合溶媒が挙げられる。
反応方法としては(A)と(B)とを−括して反応容器
に仕込み反応させる方法、 (A)と(B)とを分割し
て多段反応をさせる方法及びあらかじめ混合した(A)
と(B)を加熱されたコンティニュアスニーダ−中を通
過させ反応させる方法が挙げられる。
反応温度は通常40〜180℃、好ましくは80〜12
0℃である。反応においては、反応を促進させるため通
常のウレタン反応において用いられる触媒、例えば錫系
触媒(トリメチルチンラウレート、トリメチルチンヒド
ロキサイド、ジメチルチンジラウレート、ジブチルチン
ジラウレート、スタナスオクトエート等)、鉛系触媒(
レフトオレート、レッド2−エチルヘキソエート等)等
を使用することもできる。
得られるポリウレタン樹脂(C)は、数平均分子量が通
常3,000〜200,000.  好ましくは5,0
00〜150.000である。
官能基1個当りの分子量は通常1,000〜200,0
00゜好ましくは5,000〜150,000である。
官能基1個当りの分子量が1.000未清の場合、塗料
粘度が高くなり分散性も低下する。
(A)と(B)を反応させてなるポリウレタン樹脂(C
)は磁気記録材料用バインダーとして用いられるが、必
要により、昭和63年g月1日および昭和83年8月1
7日付で本出願人が特許出願した「バインダーおよび磁
気記録材料」に記載のポリウレタン樹脂および磁気記録
材料用として通常使用されている他の高分子材料を併用
することができる。
この高分子材料としてはポリ塩化ビニル系[塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体(VYHH; UCC製、エスレ
ックC;積水化学製等)、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビ
ニルアルコール共重合体(vAGH,エスレックA等)
、塩化ビニル−塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重
合体(サラン;旭ダウ製)等」、ポリウレタン系[ウレ
タン樹脂(ニステン; グツドリッチ製等)コ、ブタジ
ェン系[アクリロニトリル−ブタジェン共重合体(ハイ
カー1482;  日本ゼオン製等)、アクリロニトリ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体(A−135)等コ
、アクリル系(アクリル酸エステル系共重合体等)、ニ
トロセルロース、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂等が挙
げられる。
本発明の磁気記録材料用バインダーはこれに磁性体を含
有させることにより磁気記録材料(以下磁性塗料という
ことがある)とする事ができる。
この磁性体としては、酸化鉄例えばγ−Fe2Ch (
γ−ヘマタイト)、CrO2(二酸化クロム)および合
金系の磁性体例えばGo−γ−FE)2(h (コバル
トフェライトまたはコバルトドープγ−酸化鉄)、Fe
−Co −Cr、  純鉄Fe(メタルパウダー)およ
び炭化鉄が挙げられる。本発明においては特に最近のよ
り一層微粉末化されたγ−Fe20a、Go−7Fet
Oasメタル、炭化鉄(例えば粒子のBET法による比
表面積が4h”7g以上のもの)に対して有用である。
磁性体は磁性粉でありその形状は通常、粒状および針状
である。磁性体の形状の一例を示せば、径が0.02〜
0.7μ、例えば長径0.2〜0.7μ、短径0.02
〜0.1μである。
磁性塗料にはポリウレタン樹脂を架橋させるために架橋
剤を用いることができる。この架橋剤としてはNCO含
を化合物および活性水素含有化合物が挙げられる。NG
O含有化合物としてはポリイソシアネート[変性MDI
(ミリオネートME。
採土ケ谷化学製)、3.3’−ジメトキシ−4,4′−
ジイソシアネート等コおよびNCO末端プレポリマー[
ポリイソシアネート(TDl、MDI等)とポリオール
(低分子ポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオール等)とのNCO末端プレポリマー例え
ばデスモジュールしくバイエル製)、コロネー)L(日
本ポリウレタン製)等]が挙げられる。また活性水素台
を化合物としてはポリアミン[トリレンジアミン(TD
A)、4.4′−ジアミノ−3,3′−ジクロロソフェ
ニルメタン等)およびポリオール(低分子ポリオール、
ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール等)
が挙げられる。
架橋剤の添加量はポリウレタン樹脂に対し通常0〜50
重量%、好ましくは5〜30重量%である。50重量%
を越えるとフィルムの可視性が低下し易い。
その他必要により分散剤(レシチンあるいはアニオン、
ノニオン、カチオン等の界面活性剤例えばドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ等)および潤滑剤(高級脂肪酸エ
ステル例えばステアリン酸ブチル)を加えることもでき
る。
磁性塗料には粘度調整のため溶媒が用いられる。
この溶媒としてはポリウレタン樹脂生成反応の箇所で記
載したのと同様の溶媒すなわちエステル系溶媒(酢酸エ
チル、酢酸ブチル等)、エーテル系溶媒(ジオキサン、
テトラヒドロフラン等)、ケトン系溶媒(シクロヘキサ
ノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルルケトン
等)、芳香族炭化水素溶媒(トルエン、キシレン等)お
よびこれらの二種以上の混合溶媒を用いることができる
これらのうち好ましいものはケトン系と芳香族炭化水素
系の混合溶媒である。
磁性塗料中のポリウレタン樹脂(C)の含有量は塗料の
重量に基づいて通常5重量%以上、好ましくは6〜20
重量%である。 (C)を5重量%以上含ませることに
より本発明の目的を十分に達成することができる。
磁性塗料中の磁性体の量は通常30〜80重量%、好ま
しくは32〜60重量%である。
磁性塗料中の溶媒の量は通常30〜80重量%、好まし
くは40〜70重量%である。
他の高分子材料の量は通常0〜20重量%、好ましくは
2〜!5重量%である。
その他(架橋剤、分散剤、潤滑剤等)の量は通常0〜3
重量%、好ましくは0.01〜2重量%である。
磁性塗料を製造する方法としてはバインダー溶媒および
磁性体を必要により予めプレミキサ−等で混合したのち
混合分散機(ボールミル、ペイントコンディショナー 
サンドグラインダー tノドミル、ブラストミル等)で
分散させ、濾過する方法が挙げられる。
この磁性塗料は磁気記録媒体用支持体フィルムに適用さ
れ磁気記録媒体(磁気テープ等)を作成することができ
る。この支持体フィルムとしては、紙、セロハン、アセ
テート、ポリエステル(PET)、強化ポリエステル、
ポリイミド等のフィルムが挙げられる。これらのフィル
ムのうちよく用いられるのはポリエステルフィルムであ
る。
磁性塗料を支持体フィルムに適用する場合、塗布厚は通
常数μから数十μである。適用法としてはドクターブレ
ード法、転写印刷法(グラビア法、リバースロール法等
)等の塗布法が挙げられる。
磁性塗料を塗布されたフィルムは以後例えば配向、乾燥
、表面加工、切断、巻取り等の工程を経て磁気記録媒体
とされる。
磁気記録媒体は支持体フィルムと磁性層(磁性体バイン
ダー)からなるものが一般的であるが、支持体フィルム
と磁性層の間に中間層(下塗層)を設けたもの、支持体
フィルムの両面に磁性層を有するもの、磁気特性の異な
る磁性層を重積したもの、磁性層の上に保護層を設けた
もの等もある。
[実施例コ 以下、実施例により本発明を、更に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。以下において、部は
重量部を示す。
実施例1 当M 1000のアジピン酸と1,4−ブタンジオール
からのポリエステルジオール1モル、1,4−ブタンジ
オール2モル、および下記式の構造(al)を持つ化合
物0.5モルの混合物とTDI3.5モルを反応させて
ポリウレタン樹脂(0HV=IO)(CI)を得た。
(■0111:FI*Cfl*)aNcH2P(”0)
(OCR2C11i )2    (at )この(C
1)をバインダーとして使用し、下記組成の混合物をペ
イントコンディショナーで混合、分散させて磁性塗料(
D、)を作成した。
γ−Few Os微粉末     100部ポリウレタ
ン樹脂(C+)   20部塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体 10部 デスモジュールし2部 レシチン          1部 メチルエチルケトン    75部 トルエン          75部 この磁性塗料をポリエステルフィルムに塗布しく乾燥膜
厚5μ)、10000eの磁場をかけ、配向させ、テー
プを得た。更に、このテープをカレンダーロールで処理
し、磁気テープ(E、)を得た。
実施例2 当量+000のポリカプロラクトンジオール1モル、ネ
オペンチルグリコール5モル、実m例1で使用した化合
物(at)1モルの混合物とMDI7モルを反応させて
得られたポリウレタン樹脂(Ct )  (0HV=3
.7)を用い実施例1と同様にして磁性塗料を作成し、
磁気テープ(E2)を得た。
実施例3 当量1000のアジピン酸とヘキサンジオールからのポ
リエステルジオール1モル、!、4−ブタンジオール0
.3モル、下記構造の化合物(bl)0.2モルの混合
物とMDll、5モルとを反応させて得られたポリウレ
タン樹脂(C3)  (O)IV=3.7)を用い実施
例1と同様にして磁性塗料を作成し、磁気テープ(E3
)を得た。
(110(H2CH2)2NP (=O)(OCH(C
H3)2 )2     (bl )比較例1 実施例3において化合物(b、)の代わりに下記構造の
化合物(d+)をを反応させて得られたポリウレタン樹
脂(C4)  (0■V:3.7)を用い実施例1と同
様にして磁性塗料を作成し、磁気テープ(E4)を得た
試験例 実施例1〜3および比較例1で得られたテープについて
、表面の光沢度、磁気特性(角型比)および耐加水分解
性を評価した。
光沢度:光沢針を用いsoo−sooの正反射率を測定
した。
角型比:振動試料型磁力計を用い測定した。
耐加水分解性: フィルムを80°C×95%RHで7
日間放置後の破断強度保持率。
[発明の効果コ 本発明の磁気記録材料用バインダーおよび磁気記録材料
は、従来のバインダーに比べて、次のような効果を奏す
る。
(1)耐加水分解性が優れている。
(2)磁性粉に対する分散性が優れている。
(3)支持体フィルムに対する密着性に優れてい以上の
効果を奏するところから本発明のバインダーおよび材料
は、例えばオーディオテープ、ビデオテープ、コンピュ
ーターテープ、データーレコーダーテープ、ビデオシー
ト、メタルテープ、メタルディスク、磁気カード用の磁
気記録材料用バインダーおよび磁気記録材料として有用
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、当量200〜2000の高分子ポリオール(A_1
    )、低分子ポリオール(A_2)および下記一般式(1
    )で示される極性基を有する活性水素含有化合物(A_
    3)からなるポリオール(A)と有機ポリイソシアネー
    ト(B)からのポリウレタン樹脂(C)からなることを
    特徴とする磁気記録材料用のバインダー。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) [式中、Qはアルキレン基、アリーレン基又は直結を示
    す。Rはアルキル基を示す。] 2、請求項1記載のバインダーと磁性体を含有させてな
    ることを特徴とする磁気記録材料。
JP63205369A 1988-08-18 1988-08-18 バインダーおよび磁気記録材料 Pending JPH0254419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63205369A JPH0254419A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 バインダーおよび磁気記録材料

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06172704A (ja) * 1992-12-02 1994-06-21 Sanyo Chem Ind Ltd 磁性塗料用バインダー
USD919189S1 (en) 2019-01-07 2021-05-11 Showa Glove Co. Glove
USD1006335S1 (en) 2020-05-29 2023-11-28 Showa Glove Co. Glove

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