JPS606215Y2 - パイ煎餅 - Google Patents

パイ煎餅

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Publication number
JPS606215Y2
JPS606215Y2 JP1979116302U JP11630279U JPS606215Y2 JP S606215 Y2 JPS606215 Y2 JP S606215Y2 JP 1979116302 U JP1979116302 U JP 1979116302U JP 11630279 U JP11630279 U JP 11630279U JP S606215 Y2 JPS606215 Y2 JP S606215Y2
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JP
Japan
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pie
dough
rice crackers
floating
crackers
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Expired
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JP1979116302U
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JPS5635285U (ja
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はるみ 浜岡
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、焼き上げたパイ煎餅、さらに詳しくは、パイ
特有の層状構造を有し浮きの程度が通常の半分以下であ
る新規な焼き上げたパイ煎餅に関する。
パイは洋菓子の一種であって、その特徴は小麦粉生地と
油脂とが交互に層状になっており、あたかも重ねた紙を
はぐように一枚ずつ取れる構造を有することである。
パイは通常油脂を層状に折り込んだ生地を焼き上げて作
られるが、焼き上げに際し油脂が熱のために溶けて生地
中に吸われて層状をなし生地の厚さが数倍から用倍に増
大し、いわゆる、浮きを生ずる。
この層状をなし、かつ、よく浮いていることがパイの特
色をな腰この層状の浮き構造が食したとき口中で容易に
薄片状に砕けて、食者に油脂の濃厚な味を楽しませるの
である。
他方、わが国には古来米菓として焼き煎餅があり、米菓
のもつ程よいもろさと硬さとは食者に爽快な歯ごたえを
与え、このことが今日でも米菓の人気を支える一因とな
っている。
本考案者は、パイに米菓に似たもろさと硬さを与えるな
らば、パイ煎餅と呼ばれるにふされしい独特な食感をも
つ菓子が得られることを思い立ち、鋭意研究を重ねた結
果、パイ生地を浮きの程度が通常の半分以下になるよう
に焼き上げると、得られたパイ煎餅がパイ本来の特色で
ある、薄片状に砕は易い性質を保持しながら、米菓と似
たもろさと硬さを有することを見出した。
本考案は、この新知見に基づき完成されたものである。
すなわち、本考案は、パイ特有の層状構造を有し浮きの
程度が通常の半分以下である新規な焼き−Eげたパイ煎
餅である。
パイを焼き上げると、パイ生地に折り込んだ油脂が熱の
ために溶けて生地中に吸われて層状をな腰膨張して浮き
を生ずる。
この場合、浮きの程度は原料の組成や焼き上げの条件に
より厳密には一定ではないが、通常は焼き上げ後に浮き
、つまり生地の厚さが焼成前に比し数倍〜10に増大す
る。
本考案では、この通常の浮きを抑制して浮きを通常の半
分以下、すなわち焼き上げ後の生地の厚さく層面に直交
する方向での距離)を焼成前の厚さの約2〜4倍に抑制
するのであるが、もともとパイはよく浮いていることが
特徴であるから、パイについて浮きを抑制することはこ
れまで考えられなかった。
本考案において浮きを通常の半分以下にする理由は、半
分に至らないときはパイに米菓に似たもろさと硬さが与
えられないからである。
下限については、パイ煎餅において、パイ特有の層状構
造とパイ独特の持味が実質上失われない限度において、
パイに米菓に似た程よいもろさと硬さを与えるよう浮き
の程度を小さくすることができる。
実際上は浮きの程度が焼成前生地の厚さの約2倍程度で
殆んど浮かせないものもある。
本考案において、浮きの程度を通常の半分以下にするに
は、次のような方法で行うことができるが、焼成時の浮
きを物理的に抑制する方法であればよく、この方法に限
定されるものではない。
第2図において、凹形の型2にパイ生地1を入れ、平板
状の蓋3をかぶせ、この場合、型2と蓋3との間の間隙
が、通常の半分以下になるよう一定に調整して、オーブ
ン中で焼き上げる。
型2と型3とは焼き上げに伴う膨張を抑制するために互
に離れないように固定してておく。
また、生地を平板上に置き凹形の型を上からかぶせるよ
うにして焼き上げてもよい。
パイの生地は公知の材料を用いて公知の方法で作ること
ができる。
例えば、強力粉四部、薄力粉3嘲、水郭部、油脂40部
及び食塩1.5部を材料として、まず強力粉及び薄力粉
に水と食塩を加えてよくねり上げ、油脂を生地に包んで
数回折りたたむ。
本考案による焼き上げたパイ煎餅は浮きの程度が通常の
半分以下になっているが、図1の切断面にみるように、
パイ特有の層状構造をもっている。
また、パイ煎餅の形状は適宜のものにすることができ、
例えば、円形、だ円形、正方形、長方形、さらに星形や
花形等の特別な形状にしてもよい。
本考案のパイ煎餅は、下記の他の食品又はこれらの加工
品から選ばれた1種又は2種以上のものを細片又は粉末
にして生地にねり込み、又は、生地の表面に載置して焼
き上げるか、さらに、焼き上げたパイ煎餅に下記の食品
又は加工品をペースト状にして塗布することにより、一
段と風味を増し、このみに合った菓子にすることができ
る。
魚貝類:味付乾燥マグロ、千だら、たらこ、くん製又は
乾燥のたこ、いか等 海藻類 のり、こんぶ等 蓄肉類 ベーコン、サラミ等 乳製品 チーズ等 豆 類 グリンピース等 野菜類 粉末トマト、乾燥ネギ等 果実類 砂糖漬イチゴ、パイン、干ぶどう等ナツツ類:
ピーナツ、アーモンド等 香辛料二七味とうがら腰カレー粉等 本考案による焼き上げたパイ煎餅は、通常のパイと異な
って米菓に似た程よいもろさと硬さをもち、それでいて
、パイ本来の持味を保持し、食者に油こつさを抑えた爽
快な歯ごたえを与えるものであって、斬新で独特の食感
と風味をもっている。
このようなパイ煎餅が提供されることは、近時における
食趣向の多様化にも即応するもので、また、食生活を豊
富にするものであって極めて有意義なものということが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の焼き上げたパイ煎餅の外観図と一部切
断面図を示す。 第2図はパイ生地を入れた焼き上げ用の凹型とその蓋を
示す。 1・・・・・・パイ生地、2・・・・・・凹形の型、3
・・・・・・蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイ特有の層状構造を有゛し浮きの程度が通常の半分以
    下である焼き上げたパイ煎餅。
JP1979116302U 1979-08-25 1979-08-25 パイ煎餅 Expired JPS606215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979116302U JPS606215Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 パイ煎餅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979116302U JPS606215Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 パイ煎餅

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Publication Number Publication Date
JPS5635285U JPS5635285U (ja) 1981-04-06
JPS606215Y2 true JPS606215Y2 (ja) 1985-02-27

Family

ID=29348517

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JP1979116302U Expired JPS606215Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 パイ煎餅

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5894335A (ja) * 1981-11-30 1983-06-04 増田 文彦 圧延パイ菓子の連続焼成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5299261A (en) * 1976-02-13 1977-08-19 Ezaki Glico Co Baked confection having multiilayered structure like pie

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JPS5299261A (en) * 1976-02-13 1977-08-19 Ezaki Glico Co Baked confection having multiilayered structure like pie

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JPS5635285U (ja) 1981-04-06

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