JPS6137058A - 耐水性成形加工食品及び利用方法 - Google Patents

耐水性成形加工食品及び利用方法

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JPS6137058A
JPS6137058A JP15864584A JP15864584A JPS6137058A JP S6137058 A JPS6137058 A JP S6137058A JP 15864584 A JP15864584 A JP 15864584A JP 15864584 A JP15864584 A JP 15864584A JP S6137058 A JPS6137058 A JP S6137058A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
イ)産業上の利用分野 本発明は耐水性成形加工食品類に関し、より詳細には、
米、麦、粟、そば、とうもろこし、豆等と、卵白又は魚
糊又は畜肉糊又は、セグルテン小麦粉又はグルテン又は
凍結或いは加熱によって耐水性ゲルを形成するコンニヤ
ク芋、コンニヤク粉等より生成したペースト状コンニヤ
ク等の単独又は2種以上と、穀粉又は澱粉又はカゼイン
又はゼラチン又は寒天又はコンニヤク粉又はアルギン酸
塩等の単独又は2種以上と、必要に応じ添加される調味
料、香辛料又は食品類よりなる混合物を、麺状又は棒状
又は板状又は膜状又は少なくとも一面が円系又は角系又
は球系の塊状に成形された成形物を、加熱処理して耐水
性成形加工食品とするか又は、該成形物を加熱処理後凍
結し、食時に再加熱処理して耐水性成形加工食品とする
か又は、該成形物を凍結後、食時に加熱処理して、耐水
性成形加工食品等にしたものが、そのまま食事に供せら
れるか又は可食客器とするか又は他の食品を層状又は塊
状又は分散状に内蔵又は外着した、サンドイツチ状又は
巻込み状又は包込み状等の調理成形処理された、多様な
利用方法を有する耐水性成形加工食品類に関する件であ
る。 口)従来の技術 本発明の目的とすることに関し、従来の技術があるかど
うか過分にして知らない。 ただ、固めるということから押圧する方法、即ち握り飯
を代表とするものがある。 ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は穀類を自由に成形し、且つその成形物が耐水性
であることを目的としたものである。 その必要とするところは、 1)穀類が混在する他の食品の水分に無関係に食べ易い
形態を保つ。 2)成形された穀類が蒸気加熱にも容易に形態の維持が
出来ることによって、穀類を中心とした多様な食生活が
発生する。 3)多様な食生活の発生、即ち穀類特に米等を容易に摘
取出来る態勢は、農業政策、財政政策をより効果的に発
展させる。 以上を端的に述べれば、米飯がサンドイツチ素材、ハン
バーガー素材になることによって、高位の栄養価の米を
有効に利用出来る一方、米のたぐいない旨さを和風、洋
風自由に応用出来、且つ常時、蒸気加熱等の処理によっ
ても豊かな感覚の食生活を維持することが出来る。この
ことは、米等の消費の増加による農業生産を安定化する
という効果を有する。 よって、本発明が解決しようとする問題点は、広義の耐
水性、即ち水分の多い他の食品との接触、又は蒸し、ゆ
で等で崩壊しない成形された加工食品である一方、弾性
に富んだ成形加工食品を形成することを目的としたもの
である。 よって、本発明は水難溶性物質と、糊料と適合した使用
方法によって、水難溶性物質の強(影響した糊料の接着
力を利用して、耐水性成形加工食品を製造することを発
見した。 二)問題点を解決するための手段 次に本発明の内容を順を追って説明する。 本発明は本願特許出願人の出願に係る特願昭59−07
184号「調理食品の製造方法」の耐水性度を強化した
改良発明である。以下、特願昭59−07184号発明
の概要を記載する。 特願昭59−07184号[調理食品の製造方法]の特
許請求の範囲の項を記載することにより概要とする。 「調理可能に処理された穀類又は該穀類の加熱調理途中
の単独又は2種以上の混合物の重量100部に、添加物
として穀類粉又は澱粉類の単独又は2種以上の混合物を
重量50部を上限として添加、それに必要水量を添加混
和混合し、他に必要に応じ他の食品、調味料香辛料等を
添加混合して、その最終混合物を用途に応じた形に成形
した成形物を加熱調理して、そのまま穀粒窓を有する調
理済み食品とするか又は該調理済み食品を冷蔵又は冷凍
した後、再加熱調理して穀粒感を有する調理済み食品と
すること等を特徴とする成形された保形性、耐水性を有
する調理食品の製造方法。」 本発明は以上の内容のものをより耐水性にするために開
発されたものである。即ち、上記発明の内容に対し、水
難溶性物質の混在によって、より耐水性が向上する一方
、成形性も安定したものが開発された。 特願昭59−07184号発明の耐水仕度は15℃の水
温の水槽に於いてゆっくり攪拌された水流に於いて約3
0分間乃至3時間で崩壊するが、本発明の方法では24
時間以上形筋を維持することも可能である。このような
改良の内容を以下述べる。 本発明の穀類又は雑穀とは、米、麦、粟、トウモロコシ
、そば、豆等である。本発明の内容説明は米、麦、トウ
モロコシ、大豆を代表として選び行うものとする。 該穀類等の本発明に使用する状態は次の通りである。 (米) 玄米又は精米加工されているもの。 (麦) 鬼皮又は押麦、白皮。 (トウモロコシ) そのままの物。 (大豆) そのままの物。 又、米、麦、トウモロコシ、大豆は、粒感を損なわない
範囲に破砕したもの。 本発明の内容説明に使用するもの。 (米) 東北産米、精米度は白米。 (麦) 大麦、内皮で精麦度は白皮。 (トウモロコシ) 罐詰のスィート種。 (大豆) 市販球形種。 以上穀類を本発明の実施に使用する場合、そのまま又は
水に浸漬して使用する。好ましくは、水に充分浸漬して
使用することである。 水浸漬条件は、各々穀物によって当然異なるが、15℃
の水を標準にすると、米、麦類は1時間から5時間の範
囲、豆類は5時間以上、乾燥トウモロコシは24時間程
度が常識的である。
【注】本発明ではトウモロコシは罐詰使用なので水浸漬
はしない。 以上穀類は、非加熱、加熱処理の2通りの用法がある。 又、加熱処理は調理加熱途中のものと、調理加熱済みの
2通りがある。目的に応じて選択すればよいが、穀類粒
感を保持したい場合は、適合食感前で加熱調理を止めて
、次の工程に入った方が好ましい場合が多い。
【注】以後、穀類の水浸漬前を単に穀類と称し、水浸漬
後を水浸穀類と称し、加熱処理の途中又は終了について
は加熱途中穀類及び加熱穀類と称す本発明に於ける水I
Ii性物質とは次の内容のものである。 卵白又は無糊又は畜肉糊又は高グルテン小麦粉又はグル
テン又は凍結或いは加熱によって耐水性ゲルを形成する
コンニヤク芋、コンニヤク粉等より生成した、ペースト
状コンニヤクのことで、上記は何らかの意味で加熱、冷
凍によって水蛭溶化しやすい物質である。 内容については、卵白は鶏卵の卵白が実用的で使用量は
目的によって異なるが、使用穀類と同量)が限度である
。 無糊とは、生魚肉の糊状のもので通常塩すりしたものは
、より糊状の感じがある。スケトウダラを例にとれば、
洋上スケトウダラすり身を重量33%NaC1で塩ずり
して、水分40%に調整したものを標準として、その使
用量は目的によって異なるが、使用穀類と同量が限度で
ある。(本発明では上記スケトウを代表例として説明す
る。)畜肉糊とは、畜肉のひき肉で、糊状にしたもので
ある。塩ずりしたものはより効果的に利用出来る。鶏肉
を例にとればささ身を重量3%NaClで塩ずりしたも
のを標準として、その使用量は目的によって異なるが、
使用穀類と同量が限度である。(本発明では上記鶏肉さ
さ身を代表例として説明する。) 高グルテン小麦粉とは、通称強力粉、中力粉等と称され
るものである。但しその用法は他のものに比べ多少異な
る。端的に言えば、高グルテン小麦粉でパンの生地をつ
くり、それをつなぎとじて穀類又は雑穀を混合し焙焼す
るためである。(本発明では強力粉(市販)を使用して
説明する。)グルテンとは、主に小麦粉中に含有してい
るものを分離する。市販としては、主にバイタルグルテ
ンとして粉末で流通している。(本発明ではバイタルグ
ルテンの粉末を使用して説明する。)上記強力粉又はグ
ルテンの使用量は穀粒窓上からの使用量は、穀類の使用
量が限度である。 凍結或いは加熱によって耐水性ゲルを形成するコンニヤ
ク芋、コンニヤク粉等より生成したコンニヤク等とは、
特願昭56−209638、又は特願昭58−7494
0、又は特願昭58−101335、又は特願昭58−
125905、又は特願昭58−128216に代表説
明される。 凍結、乾燥、アルコール接触等によって耐水性ゲルを形
成するコンニヤクで、その使用量は目的によって異なる
が、コンニヤク粉に換算4%水性ペーストとして使用穀
類と同量が限度である。 (本発明では特願昭58−125905によるコンニヤ
クペーストを代表例として使用説明する。 又以後単にコンニヤクと称す。) 以上の加熱処理又は凍結等によって水離溶性物質となる
ものの利用分けは、その目的によって異なる一方、適合
性もあるので、種類を変えたり、2種以上の組み合わせ
をして連合した水難溶性物質を探すことが好ましい。 本発明に使用する糊料は、穀粉、澱粉又はカゼイン又は
ゼラチン又はコンニヤク粉、アルギン酸塩等である。 (穀粉) 米粉、麦粉、もち米粉、小麦粉、そば粉、ト
ウモロコシ粉、緑豆粉等。 (澱粉) 馬澱、せ澱、小麦澱、トウモロコシ澱、緑豆
澱等。 (カゼイン) 市販 (ゼラチン) 市販 (コンニヤク粉) 市販 (アルギン酸ナトリウム) 市販 使用量は、穀粉、澱粉は穀類にたいして50%重量が限
度である。カゼイン、ゼラチン、コンニヤク粉、アルギ
ン酸ナトリウム等は穀類に対して30%M量が限度であ
る。 使用方法は、粉体そのままの利用又は水浸したものの利
用又は加熱によって水溶又は膨潤させる等3i11りの
大別した方法がある。粉体のそのまま利用又は水浸した
ものの利用には、水の添加が必要である。 又、水の添
加は別に穀類の可食化にも必要な水である。この両必要
水量を粉体分散時に、一度に全部添加するが、又は数回
に分けて添加する方法がある。 上記添加水量は、穀質又は水溶性高分子物等種別によっ
て規定することは出来ないが、本発明の実施の数例をも
って概要は説明出来るが、実施に当たっては予め実験し
て添加水量を決めることが好ましい。 例1) 白米の水浸漬2時間行ったものを層厚さ20m
にして蒸気蒸し、浸漬重量の20%の水を3〜4回に分
けて打水し、20分間蒸し、それを冷却する。その冷却
された白米1000g当たり米粉(市販新粉)200g
と無糊2゜Ogとを混合し、第−火水として、200 
ccの水を添加、充分混合してそれを厚さ5龍のシート
状にして、プラスチックフィルムで包装したものを(A
)とし、開放で網に置いたものを(B)として蒸気蒸し
を行う。 (A) 蒸し5分後  打水200 cc 蒸し15分後 打水200 cc 蒸し20分後 包装を外し開放にて蒸す。 蒸し30分後 調理終了
【注】 出来上がり加熱調理済み食品を冷蔵する場合は
この水量で良いが、即食する場合は打水量を100cc
〜200cc追加して行う必要がある。何となれば、冷
蔵物は食時に際し再び蒸し処理を行うので、必要水量を
補給することが出来る。 (B) 蒸し5分後  打水300 cc 蒸し30分後 調理終了
【注】 即食の場合、打水100cc〜300 cc追
加。 以」二である。
【注】加熱調理済み食品を冷蔵又は冷凍
する場合の条件による。 又、別に白米、白変等の浸漬等に於ける含水状況の数例
を以下参考迄に記載する。 白米: 2時間水浸漬による重量増加倍率白変: 1時
間水浸漬による重量増加倍率大豆: 12時間水浸漬に
よる重量増加倍率と一度冷蔵又は冷凍して、後再加熱調
理する場合の添加水量は異なるので、充分留意しなけれ
ばならない。穀類処理に於ける添加水量は重要である。 又、水溶性高分子使用に於ける水は、その目的によって
著しい差はあるが、本発明では以下の内容の範囲で平均
的におさまっている。 カゼイン 固形分5%になる様に水を添加ゼラチン 固
形分10%になる様に水を添加コンニヤク粉 固形分3
%になる様に水を添加アルギン酸ナトリウム 固形分3
%になる様に水を添加 以上になるが、実際使用の固形分範囲は次の様になる。 カゼイン 固形分 1%〜15% ゼラチン 固形分 5%〜30% コンニヤク粉 固形分 1%〜6% アルギン酸ナトリウム 固形分 1%〜6%上記はいづ
れも液性添加の条件であるが、実施例では粉末の直接添
加を行った。 令名の水の量として参考迄に纏めると、穀類分、水難性
物質分(粉末添加)、糊料の必要分量が総水分量になる
。 本発明に於ける調味料、香辛料又は食品類は次の通りで
ある。 調味料として塩、砂糖、醤油、油、化学調味料、酢等に
代表されるものと、香辛料は、カレー粉、トウガラシ、
ショーガ、ニンニク、コシヨウ等に代表されるもの等で
ある。食品類も魚貝類、畜肉類、野菜類、きのこ類、卵
類等、混在することによって旨味をそえるものを代表と
するもの等である。 以上の調味料、香辛料、食品類を必要に応じ、先の一例
をもってすれば、白米と新粉と無糊と水との混合物に醤
油、化学調味料、魚貝類中のあさりを添加して混合した
混合物が本発明の一例としてなる、耐水性生成加工食品
の組成である。 該組成物を、用途に応じ麺状又は、棒状、板状、膜状又
は少なくとも一面が日系、又は角系、又は球系の塊状物
として、包装又は無包装に於いて加熱調理する。該加熱
調理した加熱調理済み成形食品は穀粒感を有する一方、
特願昭59−071814に比べより保形性、耐水性を
15℃の水中に於ける崩壊テストの比では、本発明の方
法による耐水性成形加工食品は、時間を物差しとすると
水!!溶性物質の添加量と比例して数倍から数十倍安定
している。 以上より成る耐水性成形加工食品を麺状、又は棒状、又
は板状、又は膜状、又は少なくとも一面が日系、又は角
系、又は球系の塊状に成形されたものが、可食容器又は
他の食品を層状又は塊状又は分散状に内蔵又は外着した
、サンドイツチ状、又は巻込み状、又は包込状等の調理
成形処理の内容は次の通りである。 該耐水性成形加工食品による一部の調理成形処理の具体
的形状よりの説明。 棒状(麺状も含む) ○そのまま食時又は煎餅等に用いる。 ○棒状外部を覆う。 蒲焼卵、ハム、ソーセージ、チーズ、 のり、スモークサーモン、魚肉練り製 品、魚卵等で覆う。 ○棒状内部に蔵するか又は巻込む。 卵焼、魚卵、ハム、ソーセージ、チー ズ、塩辛、漬物、佃煮等。 板状(厚さ2111以上10++n未満)○そのまま食
時又は煎餅等に用いる。又は皿、わん状に成形して可食
容器とす る。 ○板状外部を覆う、又は他の食品による接着、又はサン
ドイツチ等。 薄焼卵、ハム、ソーセージ、チーズシ ート、のり、魚貝類等。 ○板状で覆う、又は他の食品を板状でサンドイッチ等。 畜肉加工物全般、魚貝又は加工物全般 、乳製品、海産物、卵製品、漬物等。 膜状(厚さ2鰭未満) ○膜状外部を覆う、又は他の食品による接着、又はサン
ドイツチ等。 板状と同じ。 ○膜状で覆う、又は他の食品を膜状でサンドイツチ等。 板状と同じ。 少なくとも一面は口糸、又は角系、又は球系の塊状に成
形されたもの。
【注】形態例として、箱型、切頭円錐台、あんばん型、
円板型等。厚さは前掲以上 のもの総てを含む。 ○該成形物外部を覆う、又は他の食品による接着、又は
サンドイツチ等。 板状と同じ。 ○該成形物内部に他の食品が内蔵、又はサンドイツチ状
等。 板状と同じ。 以上の如く、本発明の耐水性成形加工食品は、端的に言
えば、パン系、ピザ系、クラッカー系、クレープ系、ホ
ットケーキ系、押ずし系、巻ずし系、握りずし系、煎餅
、クツキー等で、以上の素材は台として有効に且つ旨い
食品として利用出来る。即ち適切な表現ではないが、ラ
イスサンドイツチ、ライスバーガー、ピザ台、すし台と
して、日本的調味によって著しい旨さと、蒸気加熱、水
性物の接触、水浸等によって成形形態が長時間維持され
る一方、弾性に優れているため、多様な加工が可能であ
り、本発明によって穀類原形利用が著しく進展するもの
である。 ホ)発明の効果 本発明の特徴及びその効果は、次の様に纏めることが出
来る。 ■穀類又は雑穀類が原形粒に於けることを原則として、
その集合したものが用途に応じ任意に成形された成形加
工食品になる。 ■本発明の耐水性成形加工食品類は、耐水性、耐熱性が
あるので、蒸気蒸し等の方法によって長時間安全に保存
出来る、又その利用方法は多様である。 ■本発明の耐水性成形加工食品類は冷蔵、冷凍によって
その保形性、耐水性を喪失することが少ないこと。 ■本発明の耐水性成形加工食品類は自由な形態に成形出
来、厚、薄も自由に調節出来る。 ■本発明の耐水性成形加工食品類は、パン系、ピザ系、
クラッカー系、クレープ系、ホットケーキ系、押ずし系
、巻ずし系、握りずし系、煎餅、クツキー等へ自由に参
入出来る性質をもっている。 ■本発明の耐水性成形加工食品類は食べる器として、わ
ん、型環自由に成形加工出来る。 ■穀類又は雑穀、特に米、麦の多目的利用は次の利点を
もたらす。 a、米のもつ高位の質を、多量に消費につなげる。 b、 米の自給への道を速惣に拓くことが出来る。 C0米の高次の安定生産が出来る。 d、農政、財政の安定化が出来る。 以上が、本発明の特徴及び効果である。 ハ〉実施例 以下、本発明の詳細を実施例をもって説明する。
【注】○実施例(1)〜(4)迄を文章例とし、他は文
章例と殆ど同じ操作なので実施例(5)〜(27)を表
として纏める。 0実施例(28)〜(44)迄を文章例とする。 ○実施例に使用する穀類又は雑穀。 白米   ささにしき 白変   内皮関東 トウモロコシ スィート種粒罐詰 大豆   球形種 O穀類又は雑穀の使用方法。 実施例記載略称 ・穀粒そのまま使用の場合      穀粒・中割った
ものそのまま使用の場合  中割・水&潰して使用の場
合       水浸・穀類等を2種以上混合使用の場
合  混合・穀類等を無処理で使用する場合   熱蒸
・穀類等を蒸して後、糊量を添加 する場合 蒸 ○水難溶性物質 名称−使用時態様−処理条件一実施例記載略称・卵白−
−液体−−−一加熱−−−−卵白・無糊−ペーストーー
ー加熱−−−−無糊(スケトウ塩ずりずり身、本文記載
参照)・畜肉糊−ペーストーー加熱−−−−肉糊(鶏肉
ささ舟場すりすり身、本文記載参照)・高グルテン小麦
粉−バン生地−加熱−強力粉・グルテン−粘稠物又は粉
末−加熱−グルテン・ペースト状−ペースト−凍結加熱
−コンニヤクコンニヤク      乾燥アル (本文記載参照)   コール接触
【注】ペースト状コンニヤク使用の場合固形分%を附し
てコンニヤクの記載する。例えば固形分2%の場合は1
2%コンニヤク」と略称する。 ○糊料の使用方法 実施例記載略称 ・粉体のまま散布して使用      籾数・粉体を水
で濡らして散布して使用(澱粉系)(添加水量の一部を
利用)    端数・粉体を水に分散して散布して使用 (添加水量の一部を利用)    理数・粉体を混合し
て使用        混合・粉体の少なくとも一部を
水に溶かし て使用する場合 (添加水量の少な くとも一部を利用)        糊量0実施例に利
用する糊料 名 称    実施例記載略称 穀類粉   米粉       市販新粉澱粉類  市
販橘米       白玉粉市販小麦澱粉     小
麦澱 市販馬鈴薯澱粉      馬澱 市販トウモロコシ澱粉 コーンスターチ輸入緑豆澱粉 
     緑豆澱 カゼイン、ゼラチン、精製コンニヤク粉、アルギン酸ナ
トリウム等は、食添用市販品で名称そのままを記載。 ○加熱調理方法 実施例記載略称 ・被加熱体が直接蒸気 に接触する場合   開放 ・被加熱体がアルミホイルで包装され 外部を蒸気で加熱する場合  アルミホイル・被加熱体
が板又は膜の場合は、厚、XXmと略称する。又、開放
、アルミホイルの記載のないものは、型に入れて加熱し
ている。 (注)開放又はアルミホイルでオ・−ブン又は直接加熱
の場合は加熱条件が明記される。 ○耐水性試験及び耐水性 ・テストピース、各々実施例に於ける成形されたもの。 但し板、膜は縦横50mmX5Qmm。 ・1000 ccビーカ中水800 ccにて水浴、水
温20°C〜25℃。 ・対照の崩壊時間とテストピースの崩壊時間との比。 (注)対照とは白米、白変、トウモロコシ、大豆の特願
昭59−071814によったもの。又、対照及びテス
トピースは食事に使用出来る状態になっているものにつ
いてテストする。耐水性は、冷蔵又は冷凍の前のものと
、後のものを再加熱した2系について行い、前について
は「前」と略称し、後については「後」と略称する。又
、冷蔵と冷凍はそれに附して、蔵と凍と略称する。例と
して後(蔵)は冷蔵後の意。 実施例(1) 白米1000gに馬澱150gと、馬澱50gと水60
0 ccとによる糊と卵白100gとを混合し、充分混
和後、厚さIonの板状に成形、耐熱性フィルムによっ
て包装後2時間放置後、蒸し器にて蒸す。10分間後1
50 ccの打水を行い蒸し、又10分間後打水150
ccを行い、これを繰り返し、打水総計450 ccで
仕上蒸し10分間で加熱調理を終わる。 耐水性 前    2.0 復原  2.2 実施例(2) 水浸白米1000gを、ざるに厚さ2011敷き茅し器
にて40分間蒸し、蒸し上がり物を冷却後、馬澱100
gと無糊50gと水300 CCを混合し充分混和後、
1時間放置水200 ccを追加添加後厚さ10璽1の
板状に成形、耐熱性フィルムによって包装後1時間放置
後、蒸し器にて20分間蒸し加!!!調理する。 耐水性 前    3.0 復原  2.5 実施例(3) 水浸白米1000gを、ざるに厚さ20mに敷き、蒸し
器にて30分間蒸し、蒸し上がり物を冷却後馬澱100
gと4%コンニヤク100gと水250cc、醤油5Q
cc、グルタミン酸ソーダー5g1砂糖5g、グリーン
ピース(生)50gとを混合、充分混和後1時間放置後
、酒20cc、水100ccを追加添加後、厚さLow
の板状の成形、耐熱性フィルムによって包装後1時間放
置後、蒸し器にて10分間蒸し、水50ccを打水後再
蒸ししIO分間後加熱調理終わる。 耐水性 前    1.5 復原  4.5 実施例(4) 白米1000gに水1900ccによって、炊きあげた
飯を冷却する。一方強力粉250g、化イースト10g
1砂糖15g、塩5g、温水160ccを混合、35℃
〜40℃で30分間第一醗酵を行い、後ガス抜きをして
、先の冷却飯と無糊100gを添加、充分練ったものを
、角型に入れ40℃〜45℃で30分放置後、190℃
〜210℃で約40分オーブンにて焼き、加熱調理する
。 耐水性(強力粉のみの場合を1とする。)前    2
.2 後   1.8 実施例(28) 実施例(5)の仕様に基づく加熱調理後の組成物の厚さ
5 mmの板状物で芯として四角面10龍×ioam、
長さ200Hの卵焼の角柱を長方向に包み込み、そのつ
なぎめを新粉100部とコンニヤク100部との混合物
を接着剤として塗布、接合して、加熱前に剥がれない様
にスダレで巻き込んだものを、蒸気で再加熱10分間を
行い、その後冷却して、冷却後スダレをはずして、卵焼
が芯部を貫徹している、棒状の白米成形加工物を収得す
る。 実施例(29) 実施例(20)の仕様、及び操作に基づき芯部にたらこ
の入った円柱状巻物。 実施例(30) 実施例(20)の仕様、及び操作に基づき、外側を薄焼
き卵でコートした円柱状巻物。 実施例(31) 実施例(7)による板状物を縦横30wmX5Qnにカ
ットした2枚の間に、つけ物たくあんをはさんだサンド
イツチ。 実施例(32) 実施例(12)による板状物を、縦横3QwX60n+
にカットした1枚を同形のカットした食パン2枚によっ
てはさみ込むサンドイツチ。 実施例(33) 実施例(7)による板状物を、径200Hの円形に成形
し、その表面に醤油を塗り、ピーマンのカットしたもの
、ハムのカットしたものをのせ、最上面にメルチイーチ
ーズを適当量分散させ、オーブンにて焼き、いわゆる和
風ピザ風とする。 実施例(34) 実施例(9)による板状物を径80m1の円形に成形し
たちの2枚の間に同形のハンバーグをサンドイッチして
オーブンにて焼き、いわゆる和風ライスバーガーとする
。 実施例(35) 実施例(6)を1.5mm〜2m11厚さの薄膜とした
ものを径8011の円形にしたものに、ぎょうざの具を
入れ、ぎょうざ風に閉じ、フライパンにて油焼きして、
ライスぎょうざとする。 実施例(36) 実施例(6)を1.5mm〜211厚さの薄膜としたも
のを、径8(inの円形に成形したものの、表面に醤油
を塗り、オーブンで焙焼して煎餅風とする実施例(37
) 実施例(23)の直六面体、上方表面に塩蔵魚卵をのせ
、すしとする。 実施例(38) 実施例(23)の直六面体を上、下に分ける様に層状に
塩蔵魚卵を配置したすし。 実施例(39) 実施例(26)の半球面体内部に、肉まんのあんを内蔵
した、まんじゅう状のもの。 実施例(40) 実施例(26)の半球面体表面に豚挽肉醤油味付けと、
メルチイーチーズを配置してオーブンに焙焼したまんじ
ゅう状のもの。 実施例(41) 実施例(27)に焼肉、サラダを配置したもの実施例(
42) 実施例(7)の板状物を、縦横100H〜100Hの2
枚にカントしたものを重ねその間にハンバーグ組成物を
入れた後、重ね面のふちを圧着シールした、サンドイツ
チ状のもの。 実施例(43) 実施例(22)の切頭円錐状物切頭面にレバーペースト
を塗布したもの。 実施例(44) 実施例(7)の板状物で、無糊を芯部にして、径30寵
長さ150mの円柱状にした巻物を、油揚したもの。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 穀類又は雑穀と水難溶性物質と、糊料と必要に応じ
    添加される、調味料、香辛料又は食品類よりなる、混合
    物が成形、加工がなされた、耐水性成形加工食品。 2 穀類又は雑穀が米、麦、粟、そば、とうもろこし、
    豆等より成る、特許請求の範囲第1項記載の耐水性成形
    加工食品。 3 水難溶性物質が、卵白、又は魚糊、又は畜肉糊、高
    グルテン小麦粉、又はグルテン、又は凍結或いは加熱に
    よつて耐水性ゲルを形成するコンニヤク芋、コンニヤク
    粉等より生成したペースト状コンニヤク等の単独、又は
    2種以上より成る、特許請求の範囲第1項記載の耐水性
    成形加工食品。 4 糊料として、穀粉、又は澱粉、又はカゼイン、又は
    ゼラチン、又はコンニヤク粉、アルギン酸塩等の単独又
    は2種以上より成る、特許請求の範囲第1項記載の耐水
    性成形加工食品。 5 混合物の成形、加工が、成形が、麺状、又は棒状、
    又は板状、又は膜状、又は少なくとも一面が円系、又は
    角系、又は球系の塊状に成形された成形物で、加工が該
    成形物を加熱処理して耐水性成形加工食品とするか、又
    は該成形物を加熱処理後凍結し、食時に再加熱処理して
    耐水性成形加工食品とするか、又は該成形物を凍結後、
    食時に加熱処理して、耐水性成形加工食品とする、特許
    請求の範囲第1項記載の耐水性成形加工食品。 6 穀類又は雑穀と水難溶性物質と糊料と必要に応じ添
    加される、調味料、香辛料又は食品類より成る、混合物
    が成形、加工が成された、耐水性成形加工食品類が棒状
    、又は板状、又は膜状、又は少なくとも一面が円系、又
    は角系、又は球系の塊状に成形された物を、そのまま食
    時、又は可食容器とするか、又は他の食品を層状、又は
    塊状、又は分散状に内蔵、又は外着した、サンドイツチ
    状、又は巻き込み状、又は包込み状等の調理成形処理の
    多様な耐水性成形加工食品の利用方法。
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