JPS6140156Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140156Y2 JPS6140156Y2 JP1982158728U JP15872882U JPS6140156Y2 JP S6140156 Y2 JPS6140156 Y2 JP S6140156Y2 JP 1982158728 U JP1982158728 U JP 1982158728U JP 15872882 U JP15872882 U JP 15872882U JP S6140156 Y2 JPS6140156 Y2 JP S6140156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potatoes
- coating
- flavor
- wrapped
- cheese
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は具を詰めたじやがいも，さつまいも等
のいも類を加工生地に乳蛋白質等を被覆し加熱等
により形成された薄い被膜を有する食品に関する
ものである。
のいも類を加工生地に乳蛋白質等を被覆し加熱等
により形成された薄い被膜を有する食品に関する
ものである。
ヨーロツパにはグラメルクノーデル，カトフエ
ルクノーデル，ツヴエチケンクノーデル等のじや
がいも調理品で、肉，野菜又は果実のジヤム等を
包んだ食品が存在する。これは蒸し物，揚物とし
て食べられるものである。又ユダヤの民族食品に
はクニシ又はカニシと呼ばれる、じやがいも加工
品をヌードル生地やパイ生地で包み、焼いて、又
は揚げて食するものがある。これらの食品の外皮
に注目してみると、蒸しもののように特別な被膜
が存在しない場合と、揚物又はヌードル生地等で
包んだ場合のようにかなり厚い被膜が存在する場
合とがある。
ルクノーデル，ツヴエチケンクノーデル等のじや
がいも調理品で、肉，野菜又は果実のジヤム等を
包んだ食品が存在する。これは蒸し物，揚物とし
て食べられるものである。又ユダヤの民族食品に
はクニシ又はカニシと呼ばれる、じやがいも加工
品をヌードル生地やパイ生地で包み、焼いて、又
は揚げて食するものがある。これらの食品の外皮
に注目してみると、蒸しもののように特別な被膜
が存在しない場合と、揚物又はヌードル生地等で
包んだ場合のようにかなり厚い被膜が存在する場
合とがある。
これらは調理直後ナイフ，フオーク等を用いて
食べるにはいつこうに支障はないが、加熱後時間
がたつた場合には次のような短所が生ずる。
食べるにはいつこうに支障はないが、加熱後時間
がたつた場合には次のような短所が生ずる。
被膜の存在しない場合、水分が発散しやすく、
風味の劣化が早く、又携帯食，スナツクとして手
で直接食べたいという場合には形がくずれやす
く、手につきやすい。
風味の劣化が早く、又携帯食，スナツクとして手
で直接食べたいという場合には形がくずれやす
く、手につきやすい。
一方揚物，ヌードル生地等で包んだものは、経
時と共に吸湿，油の風味の劣化等により風味，食
感が好ましくなくなつてしまう。
時と共に吸湿，油の風味の劣化等により風味，食
感が好ましくなくなつてしまう。
更に外側に厚い被膜をつけたとき中の加工品の
食感，風味を強調したい場合には、その厚い被膜
がマイナスとなる場合がある。
食感，風味を強調したい場合には、その厚い被膜
がマイナスとなる場合がある。
本考案者はこれらの欠点をなくし、保形性があ
り、水分の蒸散を抑えることにより風味を持続さ
せ、更に被膜自体も可食性で好ましい風味，食感
をもち、それが持続するという被膜の形成方法に
ついて研究を進めた。そして乳蛋白質を主成分と
する薄膜が保形性，水分の蒸散を妨げる性質等に
優れている点に着目し、乳蛋白質を含有する可食
性の液体又は粉末で外側を被膜し、加熱すること
により被膜を形成することを考案した。
り、水分の蒸散を抑えることにより風味を持続さ
せ、更に被膜自体も可食性で好ましい風味，食感
をもち、それが持続するという被膜の形成方法に
ついて研究を進めた。そして乳蛋白質を主成分と
する薄膜が保形性，水分の蒸散を妨げる性質等に
優れている点に着目し、乳蛋白質を含有する可食
性の液体又は粉末で外側を被膜し、加熱すること
により被膜を形成することを考案した。
被膜形成物としてはチーズ，脱脂粉乳等乳蛋白
質を３％以上含有するものが望ましい。又その被
覆の方法としては粉末被膜形成物上をころがした
り液状にしたものを吹付けてもよい。
質を３％以上含有するものが望ましい。又その被
覆の方法としては粉末被膜形成物上をころがした
り液状にしたものを吹付けてもよい。
この考案による薄い被膜をもつたものは、スナ
ツクとして直接手でつまんで食べるときも型くず
れせず、内部の風味も保護され、被膜自体の食感
風味も優れている。しかも形成される被膜は0.2
〜1.0mm程度（通常0.5mm程度以下）と薄くするこ
とができ、被膜するものの形に影響を及ぼさず、
更には膜は薄いので形成に必要な加熱が少なく、
そのため加熱により形態の変化が少ない。このこ
とにより従来の加工法では不可能であつた明確な
模様、はつきりした形態等を製品に付与すること
が可能となり、高い商品価値をもたせることでき
るようになつた。このような薄い被膜で包まれた
じやがいも，さつまいも等いも類の調理品は現在
存在しない。
ツクとして直接手でつまんで食べるときも型くず
れせず、内部の風味も保護され、被膜自体の食感
風味も優れている。しかも形成される被膜は0.2
〜1.0mm程度（通常0.5mm程度以下）と薄くするこ
とができ、被膜するものの形に影響を及ぼさず、
更には膜は薄いので形成に必要な加熱が少なく、
そのため加熱により形態の変化が少ない。このこ
とにより従来の加工法では不可能であつた明確な
模様、はつきりした形態等を製品に付与すること
が可能となり、高い商品価値をもたせることでき
るようになつた。このような薄い被膜で包まれた
じやがいも，さつまいも等いも類の調理品は現在
存在しない。
これを図により説明する。
第１図は外観図であり、じやがいもの形に似せ
た例で、第２図はそのＡ−Ａ断面図である。
た例で、第２図はそのＡ−Ａ断面図である。
１は具であり、肉，野菜等をいためたもの又は
果実のジヤム等である。２はじやがいも，さつま
いも等いも類の調理品であり、加熱した後牛乳，
バター等を混入したものである。３は被膜であ
り、チーズ，脱脂粉乳等を被覆し、必要な場合は
適当な湿度を与えた上で焼く等の加熱を加えたも
ので、厚さは0.2mm〜1.0mm程度、通常は0.5mm程度
以下である。被膜はこのように薄いため皮の形成
に必要な加熱も少なくてよく、形の変形も少な
い。
果実のジヤム等である。２はじやがいも，さつま
いも等いも類の調理品であり、加熱した後牛乳，
バター等を混入したものである。３は被膜であ
り、チーズ，脱脂粉乳等を被覆し、必要な場合は
適当な湿度を与えた上で焼く等の加熱を加えたも
ので、厚さは0.2mm〜1.0mm程度、通常は0.5mm程度
以下である。被膜はこのように薄いため皮の形成
に必要な加熱も少なくてよく、形の変形も少な
い。
以上の如くしてなる本考案の製品は手でつまむ
ことができ、風味の劣化が遅く、商品価値の高い
外観をもつた食品である。
ことができ、風味の劣化が遅く、商品価値の高い
外観をもつた食品である。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はじやが
いもに似せて作つた場合の外観図、第２図は第１
図のＡ−Ａ断面図である。 １……具、２……じやがいも，さつまいも等の
調理品、３……被膜。
いもに似せて作つた場合の外観図、第２図は第１
図のＡ−Ａ断面図である。 １……具、２……じやがいも，さつまいも等の
調理品、３……被膜。
Claims (1)
- 調理したじやがいも，さつまいも等のいも類よ
り製造した生地に具を包み込み、外側にチーズ，
脱脂粉乳等の乳蛋白質を主成分とする薄い被膜を
有することを特徴とする食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982158728U JPS5962794U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 被膜を有する食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982158728U JPS5962794U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 被膜を有する食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5962794U JPS5962794U (ja) | 1984-04-25 |
| JPS6140156Y2 true JPS6140156Y2 (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=30349597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982158728U Granted JPS5962794U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 被膜を有する食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5962794U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2547225B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1996-10-23 | 旭電化工業株式会社 | 包み込み食品及びその製法 |
| JP2547223B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1996-10-23 | 旭電化工業株式会社 | 包み込み食品及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49125543A (ja) * | 1973-04-06 | 1974-12-02 |
-
1982
- 1982-10-20 JP JP1982158728U patent/JPS5962794U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49125543A (ja) * | 1973-04-06 | 1974-12-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5962794U (ja) | 1984-04-25 |
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