JPS6061572A - 2,2‐ビス‐フルオロメチル‐5‐シクロヘキシル‐4‐(1,2,4‐トリアゾール‐1‐イル)―ペンタン‐3‐オールの幾何異性体 - Google Patents

2,2‐ビス‐フルオロメチル‐5‐シクロヘキシル‐4‐(1,2,4‐トリアゾール‐1‐イル)―ペンタン‐3‐オールの幾何異性体

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JPS6061572A
JPS6061572A JP16343183A JP16343183A JPS6061572A JP S6061572 A JPS6061572 A JP S6061572A JP 16343183 A JP16343183 A JP 16343183A JP 16343183 A JP16343183 A JP 16343183A JP S6061572 A JPS6061572 A JP S6061572A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 5−シクロヘギシルー’@ − ( /.2.lA−ト
リアゾール−ノーイル)一ペンタンー3ーオールの幾何
異性体およびその塩酸塩に関するものである。
本発明はまた、この新規化合物の製法、および殺菌剤と
して使用することにも閃する。/− (ll−クロロフ
ェニル) − ll.ll−ジメチル−2−(八、2,
ll− )リアゾールー/ーイル)一ペンタンー3一オ
ンが良好な殺菌性を有することは既に公知である(米国
特許第L.20 、!;.0 7 5彊参照)。しかし
ながらこの化合物は、特に少量施用のときに、常に充分
な殺菌効果を奏するとは限らないものである。
本発明は、次式 の新規化合物、すなわち!,2ービスーフルオロメチル
=5−シクロへキシル−g−(へ2.lJt一トリアゾ
ールー/−)一ペンタンー3ーオールの幾何異性体、お
よびその塩酸塩に関するものである。
本発明はまた、式(1)の−?一一ビスーフルオロメチ
ルー5ーシクロヘキシルー’+ − ( /.2.ll
 − )リアゾールー/ーイル)一ペンタンー3ーオー
ルの幾何異性体、またはその塩酸塩の製造方法において
、 の、2.2−ビス−フルオロメチル−5−シクロヘキシ
ル−’x−(八.2.Il一トリアゾールー/−イル)
一ベンタンー3ーオンを第/段階においてメタノールの
存在下にナトリウムボロハイドロライドで還元して式(
I)のジアステレオマーの混合物を生成させ、 (b) 前記のジアステレオマーの混合物を第2段階に
おいてエーテルの存在下に塩化水素で処理し、その結果
得られた塩に、適当な溶媒からの分別結晶操作を行い、
そして (C) もし所望ならは、このようにして分離された塩
を第3段階において、水に溶解度の低い有機溶媒の存在
下に水性無機塩基で処理することを特徴とする製造方法
にも関する。
式(I)の!,2ーピスーフルオロメチルーj−シクロ
へキシル−’% − ( /.2.ll一トリアゾール
ー/一イル)一ペンタンー3ーオールの幾何異性体およ
びその塩酸塩は、強力な殺菌作用を有する。
意外にも、本発明に係る2.2−ビス−フルオロメチル
−5−シクロヘキシル−! − ( /.2.ll−ト
リアゾール−ノーイル)一ペンタンー3ーオールの幾何
異性体およびその塩戯・塩は、公知殺菌剤である/− 
C’l−クロロフェニル) − Ltl.−ジメチルー
2−(/、2.ダートリアゾール−/−イル)−ペンタ
ン−3−Aンよりも、はるかに強力な殺菌作用を有する
のである。
前記の式(I)は、本発明に係る化合物の定義を示すも
のであるが、この化合物は2個の不整炭素原子を有し、
したがってこの化合物はスレオ型またはエリスロ型の形
で存在し得、この不整炭素原子の絶対配置は几またはS
である。
本発明に係る化合物を、例示すれは次の通りである。
(Ia ) スレオ型の2,2−ビス−フルオロメチル
−5−シクロヘキシル−! −(/、2.ll−トリア
ゾール−l−イル)−ペンタン−3−オール(絶対配置
: RR/8S )i(Ib )上記の化合物(Ia)
の塩酸塩;(Ic ) エリスロ型の2.λ−ビスーフ
ルオロメチルー3−シクロヘキシル−!−(/、!、l
l−トリアゾールー/−イル)−ペンタン−3−オール
(絶対配置: R8/SR)i(Id ) 上記の化合
物(Ic )の塩酸塩。
たとえは、本発明方法の第2段階において希釈剤として
ジエチルエーテルを使用し、分別結晶操作の際に溶媒と
してエチルアセテートを使用し、かつ本発明方法の抛3
段階においてメチレンクロライドの存在下に炭酸ナトリ
ウム水溶液を使用した場合には、本発明方法は次の反応
式で表わすことができる。
(ジアステレオマーの混合物) ↓ 式(II)は、本発明方法において出発原料として使用
され得る!、2−ビスーフルオロメチルー5−シクロヘ
キシル−9−(へ2.クートリアゾールー/−イル)−
ペンタン−3−オンの定義を示すものである。式(It
)の化合物は、次式の2.!−ビスーフルオロメチルー
4−(八、2.ll−トリアゾール−/−イル)−ブタ
ン−3−オンと、次式 ノシクロへキシル−メチルブロマイドとを、不活性溶媒
(たとえはジメチルスルホキシド)および塩基(たとえ
は水酸化カリウム)の存在下に0−/ OOC(D温度
において反j心させ勺ことによって製造できる。
本発明方法のhs /段階における還元反応は一般に0
〜30°C1好せしくは0〜.20°Cの温度において
実施できる。この反応では、式(■)のケトン1モル当
りナトリウムボロハイドライド約1モルを用いるのが好
ましい。所望生成物を単離するために、反応混合物に希
塩酸を添加し、その結果得られた混合物を其後にアルカ
リ性にし、メチレンクロライドの如き有機溶媒を用いて
抽出操作を杓う。
本発明方法の第2段階においてジアステレオマーの混合
物を塩化水素で処理する場合に使用されるエーテル成分
の好ましい例として、ジエチルエーテルがあげられる。
その次の分別結晶操作は、任意の適当な有機溶媒を用い
て実施できる。この分別結晶操作のときの溶媒としてエ
チルアセテートを使用するのが好ましい。前記の塩化水
素によるジアステレオマーの処理および前記の塩の分別
結晶操作は室温またはそれ以上の温度で実施できる。こ
の両者は室温で行うのが好ましい。
本発明方法の第3段階では、無機塩基として炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、または重炭酸ナトリウムを使用す
るのが好ましい。さらに、本発明方法の第3段階では、
水に浴M度の低いあらゆる不活性有機溶媒が使用できる
。この場合に特に好ましい有機溶媒の例にはメチレンク
ロライドおよびクロロホルムがあげられる。
本発明方法の第3段階では、反応温度は広い範囲内で種
々変えることができる。この反応は一般に0−SOoC
好ましくは、20−’10°Cの温度において実施され
る。
本発明の活性化合物は強力な殺微生物作用を有し、した
がってこれは望ましくない微生物の防除のために実際に
使用できる。この活性化合物は、植物保お剤として使用
するのに特に適したものである。
植物保瞳用殺菌剤はたとえは次の菌類の防除のために使
用されるものである:根1m病菌類(Plasmodt
ophoromycetes ) s卵菌m (Oom
ycetes )NMti状菌類(Chytridio
mycetes ) 、M合菌類(Zygomycet
es ) 、子のう菌類(Ascomycetes )
N担子菌類(13asidiomycetes ) 、
不完全菌類(Deuteromycetes) 0植物
の病気の治療や予防のために必要な程度の施用濃度では
本発明の活性化合物は植物に対して親和性があり(すな
わち植物に対して実質的に無害である)、シたがって、
本発明の活性化合物を用いて植物体の”地上の部分″、
養分貯蔵部(vegetative propagat
ion 5tock )% l面子および土瀕に処理す
ることができ句。
本発明の活性化合物は植物保睦剤として使用でき、たと
えは、次の菌の防除のために特に不利に使用でき、非常
に良い結果が得られる二穀類のうどんこ病菌(Erys
iphe graminis )、オオムギのvi、葉
病菌の如き穀類病原菌;キュウリのうとんこ病菌(Er
1sjphe cichoracearum )の如き
エリシフエ属の菌;リンゴの黒星病菌(Fusicla
diumdendrjticum )の如き7ジクラジ
ウムkr4 ノ菌;イネ馬鹿苗病菌(Gibberel
la fujikuro+ )、イネごま葉枯病菌(I
ielmfnthosporium oryzae )
、イネ紋枯病a (Pe1licularja 5as
akf+)やイネいもち病菌(Pyricularia
 oryzae)の如きイネの病原菌。
本発明に係る化合物は殺菌活性を有し、予防用または治
療用殺菌剤として使用でき、かつまた、浸透移行殺菌作
用(systemfe fungicidal act
ivity)をも有する。これはイネの病原菌の防除の
ために特に適当である。就中、近年イネの栽培で実際問
題として増大しつつある市販防除薬剤に対する病害菌の
薬剤抵抗性に関し、本発明化合物がこれら耐性病原菌に
対しても感受性病害菌に対すると同様の効力を示す事実
は、イネの栽培における病害防除の面に於て大きな技術
的貢献をなすものである。
さらに、本発明に係る化合物または植物生長調整作用を
も有する。
本発明の活性化合物は通常の製剤の形に変換でき、それ
らの製剤の例には次のものがあげられる:溶液、乳剤、
懸濁液、水和剤、粉剤、7オーム(foams ) 、
ペースト、粒剤、エア四ゾル、活性化合物含浸天然およ
び合成物質;重合体物質よりなる微細カプセル剤;種子
被覆用組成物i燃焼器具を用いて使用される製剤たとえ
はくん蓋用カートリッジ、くん蒸罐、くん蒸出コイル(
渦巻型のもの); ULV(超高濃度少量散布法)用の
コールドミス) (cold mjst)製剤およびウ
ォーウミスト(warm m1st )製剤。
これらの製剤は公知の方法で製造でき、たとえは活性化
合物を増量剤(すなわち液体状または液化ガス状または
固体状の希釈剤または担体)と混合することにより製造
できる。この場合、もし所望ならば界面活性剤(すなわ
ち乳化剤および/または分散剤および/または泡形成剤
)を使用してもよい。水を増量剤として使用する場合に
は、有機溶媒等を補助溶媒として使用することもできる
適当な液体希釈剤または担体(特に溶剤)の例には次の
ものがあげられる:芳香族炭化水素類たとえはキシレン
、トルエン、アルキルナフタリン;塩素化された芳香族
または塩素化された脂肪族炭化水素類たとえばクロロベ
ンゼン、り四ロエチレン、メチレンクロライドを脂肪族
炭化水素類たとえはシクロヘキサン、パラフィン(たと
えは鉱油留分);アルコール類(たとえはブタノール、
グリコール)およびそのエーテル類およびエステル類;
ケトン類たとえばア七トン、メチルセルロース、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン;強極性溶剤たと
えはジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド;水
液化ガス状希釈剤または担体とは、常温常圧下でガス状
になり得る液体のことであって、その例にはブタン、プ
ロパン、窒紫、二酸化炭素、およびハロゲン化された炭
化水素類の如きエアロゾル噴射剤があげられる。
使用できる固体状担体の例には次のものがあげられる:
粉砕された天然鉱物質類たとえばカオリン、クレー、タ
ルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モンモリロ
ナイト、珪藻土;粉砕された合成鉱物質類たとえは高度
に分散した珪酸、アルミナ、珪酸塩;粒剤用固体状担体
の例には次のものかあげられる:破砕され分級された天
然岩石鉱物質類たとえばカルサイト、大理石、浮石、セ
ピオライト、ドロマイト;無機および有機ひき割り物か
らなる合成粒状物類;有機物質の粒状化物類たとえはお
がくず、ヤシの実の殻、トウモロコシの穂軸、タバコの
茎の粒状化物。
乳化剤および/または泡形成剤として使用できる例とし
て次のものがあげられる:非イオン系および陰イオン系
乳化剤たとえはポリオキシエチレン−脂肪酸エステル類
、ポリオキシエチレン−脂肪7 /l/ ) −/l/
エーテル類(たとえはアルキルアリールポリグリコール
エーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルサルフ
ェート類、アリールスルホネート類、アルブミンの加水
分解生成物。使用できる分散剤の例にはリグニンサルフ
ァイド廃液およびメチルセルロースがあケラれる。
この製剤には固着剤も配合でき、その例には次のものが
あげられる:カルボキシメチルセルロースi粉末、粒状
物またはラテックスのフレの天然および合成重合体類た
とえはアラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルア七テート。
着色、剤(色素)も使用でき、その例には次のものがあ
げられる:無機顔料類たとえは酸化鉄、酸化チタン、プ
ルシアンブルー;有機染料類たとえはアリザリン染料、
アゾ染料、金稿フタロシアニン染利類。微風栄養素も使
用でき、その例には鉄、マンガン、硼素、銅、コバルト
、モリブデンおよび亜鉛の塩類があげられる。
この製剤は活性化合物を一般に0゜7〜95重量%好ま
しくはO1S〜qO重鼠%含有し得る。
本発明の活性化合物は、製剤中または柚々の施用形B(
qおいて他の活性化合物(たとえは殺菌剤、殺バクテリ
ア剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、鳥類忌避
剤、生長因子物質、種物栄養素土壌構造改良剤)との混
合物の形で存在し得る。
本発明の活性化合物はそのまま使用でき、あるいは製剤
の形で、あるいはそれを希釈しル16製した調製剤の形
で使用でき、しかして施用潤製剤の例には次のものがあ
げられる:そのまま使用できる溶液(reay−to−
use 5oluNons ) 、乳剤、懸濁液、水和
剤、粉剤、ペースト、粒剤、燻蒸剤。これらは通常の方
法に従って施用でき、たとえば溜水、浸漬、噴霧、アト
マイジング(atomising )、ミスチング(m
isting )、ガス化(vaporising )
、注入、塗布、散粉、散粒、水面施用、粉衣処理、湿衣
処理、湿潤処理、スラリー(浸U)処j1]1、羽衣処
理等の施用技術を用いて施用できる。
特Gへイ1((物またはその一部を処理する場合には、
施用製剤中の活性化合物濃度は実質的に広い範囲内で種
々変えることができる。これは一般に/〜0.000 
/重量%好ましくはO,S〜0.00 /重量%であり
得る。
種子処理の場合には、種子/ kg当りの活性化合物の
施用量は一般に0.00 /〜夕0り好ましくは0.0
7〜70りであり得る。
土壌処理の場合には、作用発現地における活性化合物施
用濃度は一般G、: 0.0000 / 〜0./重1
■1゛%好ましくは0.000 /〜0.02重幇%で
あり得る。
本発明はまた、本発明の化合物を活性成分として、固体
状または液化ガス状希釈剤または担体との混合物の形で
、あるいは液状希釈剤または担体との混合物の形で含有
すること企特徴とする殺菌剤組成物をも提供するもので
ある。この組成物には、所望に応じて表面活性剤が配合
できる。
また本発明は、本発明の化合物を単独で、または組成物
〔すなわち、本発明の化合物を活性成分として、希釈剤
または担体との混合物の形で含有する組成物〕の形で、
菌またはその生息地に施用することを特徴とする殺菌方
法をも提供するものである。
また本発明は、本発明の化合物を単独で、あるいは希釈
剤または担体との混合物の形で作物の生育の直前および
/または生育中に作物生育地に施用することにより、菌
による被害を受けないように保護した作物をも提供する
ものである。
次に本発明に係る化合物の製造例および使用例を示す。
製造例 (スレオ型;絶対配置:RR/5S) (エリスロ型;絶対配置:几S / s 1.<、 )
2.2−ビス−フルオロメチル−5−シクロヘキシル−
11−<へ2.ll−トリアゾールー/−イル)−ペン
タンー3−オン/ 、51’ /、/ 9 (0,!;
 1モル)をメタノール5oofnlに溶解し、ナトリ
ウムボ四ハイドライド2 ’1.!;りを少量づつ添加
した。この添加は、反応混合物を氷および塩化す) I
Jウムによって0−10°Cの温度に冷却しながら行っ
た。
次いで反応混合物を室温で75時間撹拌し、其後に−N
−塩酸/沼を滴下した。この滴下は水冷下に行った。こ
の加水分解の後に炭酸ナトリウムの飽和水溶液、5′0
7n1.と水酸化す) IJウムのito%水溶液!;
 Omlとの混合物を添加することによって反応混合物
企中和した。その結果化じた沈θを吸引濾過によって分
離し、p液を、各回当りメチレンクロライドを500d
づつ用いて2I!jJ抽出し、有様相を集め、これを、
各回当り水を71づつ用いて2同洗浄した。次いで前記
沈澱を前記有機相に添加し、これによって得られた溶液
を水/2で洗浄し、溶媒を留去させた。
油状の生成物が/ II7.! 9得られた。これを、
ジエチルエーテル500−に溶解し、その結果得られた
溶液に、塩化水素を飽和させたジエチルエーテル150
−を添加した。溶媒を留去させ、残存無色結晶を室温に
おいてエチルアセテート500−で処理した。2時間放
置した後に、吸引濾過によって沈澱を分離した。融点/
31−7172℃の化合物(Ib )が/ 33.3;
 9得られた。
母流を濃縮し、残留物をエチルアセテートl!;0−か
ら再結晶させた。化合物(Id)/乙、qりが融点/!
;I−/1.2°Cの固体物質の形で得られた。
(スレオ型;絶対配置: RR/S S )前記の化合
物CIb)’l 9 gをメチレンクロライド300i
に添加し、その結果得られた懸濁液を炭酸す) IJウ
ムの飽和水溶液/!;−0tnlと共に室温でふりまぜ
る操作を行った。有機相を分離した後に溶媒を留去させ
た。融点101r−110°Cの化合物(Ia)が3!
;り得られた。
同様な方法で化合物(Id)を処理することによって、
化合物(Ic)が融点722℃の固体物質の形で得られ
た。
例3 2.2−ビスーフルオaメチ” −’I −(/12+
lI−トリアゾールー/−イル)−ブタン−3−オン3
6ワ、! 9 (/、ざ/モ/I/)をジメチルスルホ
キシド2石に溶解し、水酸化カリウム/ 0 /、! 
9 C1,11モル)(水2 / 7.2−に溶解した
もの)を添加し、シクロヘキシル−メチルブロマイド3
20.!; g< ’7.11モル)を20〜4tO″
Cにおいて滴下した。
この操作は冷却下に行った。次いで反応混合物を60°
Cにおいて/j時間攪拌し、真後に水22を注ぎ入れた
。この結果得られた混合物に抽出操作を、各回当りメチ
レンクロライドをlpづつ使用して2回行い、有機相を
集めてこれを水(各回当り2!使用)でt回洗浄し、硫
酸す) IJウムで乾燥し、溶媒を留去させた。残存し
た油状生成物をアセトン中に入れ、この結果得られた溶
液にナフタリン−へS−ジスルホン酸32乙りを添加し
た。
沈澱物を吸引濾過によって分離し、メチレンクロライド
2!中に懸濁させた。この懸濁液を重炭酸ナトリウムの
飽和水溶液(各回当り2!使用)と共にふりまぜる操作
を2回行った。有機相を水2ぶで洗浄し、破除ナトリウ
ムで乾燥した後に、溶媒を減圧下に留去させた。21.
2−ビス−フルオロメチル−5−シクロヘキシル−# 
−(/、2.II −)リアソール−l−イル)−ペン
タン−3−オンが油状生成物としてj q7.59得ら
れた〔収率乙3%(理論値基準)〕。
n o =/−’lざ37 使用例 本発明の化合物の殺菌活性を具体的に例示するために、
次に生物学的試験例を示す。
これらの試験例では、本発明の化合物が番号(括弧の中
に入った番号)で示されているが、この番号は前記の製
造側番号(化合物番号)に相当するものである。
ここで使用された対照公知化合物(A)は次式で表わさ
れ′るものである。
(米国特#′1″第弘、20 !;、07.5’号の実
施例コ乙に記載されていて公知である化合物) 試験A うどんこ病試験(オオムギ)/予防効果溶 媒ニジメチ
ルホルムアミド700重量部乳化剤:アルキルアリール
ポリグリコールエーテル0.25重量部 適当な活性化合物含有製剤を調製するために、活性化合
物/重量部を前記の量の溶剤および乳化剤と混合し、こ
の濃厚液を、所望濃度になるまで水で希釈した。
活性化合物の予防活性を試験するために、若い前記植物
にrffJ記活性比活性化合物含有製剤液)を、しずく
がたれるようになるまで噴霧した。噴賛により生じた薬
剤の晟j俟の乾燥後に、この植物に、うどん粉病閑(E
rysiphe graminis f、sp、hor
dei )の14m子を散粉し接種した。
うどんこ病の侵入菌糸の生育促進のためにこの植物を温
室に入れて温度約20°C1相対湿度約に0%に保った
接種してから7日後に感染の程度をW4tべた。
活性化合物、噴霧液中の活性化合物濃度および感染率の
11aを次表に示す。
表 A うどんこ病試験(オオムギ)予防効果 (A)(公知) 0.000!; 7.2.3(Ia)
(本発明) 0.000!; /2.!;(Ib)(1
/ ) 0.000!; /、2j試験B うどん粉病試験(キュウリ)/予防効果溶 媒:アセト
ン47恵鼠部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
3重量部 適当な活性化合物含有製剤を時制するために、活性化合
物/M鼠部を前記の爪の溶剤および乳化剤と混合し、こ
の濃厚液を、所望濃度になるまで水で希釈した。
活性化合物の予防活性を試験するために、若い前記4’
+N物に前記活性化合物含有製剤(噴霧液)を、しずく
がたれるようになるまで噴霧した。噴霧により生じた薬
剤の被膜が乾燥した後に、この植物に、うどんこ病菌(
5phaero七heca fuliginea)の分
生胞子を、散粉し接種した。
次いで、この植物を温室に入れて、温度23−.2+″
C1相対湿度約75%に保った。
接種してから10日後に感染の程度を調べた。
活性化合物、噴霧液中の活性化合物濃度および感染率の
値を次表に示す。
表 −B うとんこ病試験(キュウリ)/予防効果(A)(公知)
SO (Ia) (本発明)/5 (Th)(tr ) J? 試験C 乳化剤:ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ − 
テ ル j 重 h(昔l( 適当な活性化合物を含有する薬液をrDM製するために
、活性化合物2S爪屓部を前記の■■ヨの]、!!体お
よび乳化剤と粉砕混合して水和剤とし、所望濃度に水で
希釈した。
イネ馬鹿苗病(Gibberella fujikur
o+ )に自然感染した種子(品種:コシヒカリ)を次
表に示す濃度、方法で前記薬液に浸漬処理し、種子消苛
処理終了後風乾し、イネ用育苗箱に播種し、通常の方法
で育苗管理し、播種20日後まで経時的に罹病醇を抜き
取り調査し、次式により防除価(%)を算出し、その結
果を次表に示す。
表 C イネ馬鹿苗病試験/種子処理 註)t 薬害の欄の「−」は薬害のないことを示す。
2 活性化合物(Ia)および(Ib)は2S%水和A
d:使用。
3、 比較対照: Benomyl (メチル/−(ブ
チルカルバモイル)−2−ベンズイミダゾールカルバメ
ート>so%水和剤 仏 防除価は、1区300粒の3試験区の平均値を示す
試験り 耐性イネ馬展苗病試験/種子処理 MBC耐性の馬鹿苗病菌(benomylに対するIn
 vitroのMIO値(生育最小阻止濃度)roop
pm ) ヲイネ(品種:コシヒカリ)の開花期に噴霧
接種して得た感染種子に対する浸漬消毒試験を前記試験
Cと同様な方法で実施した。その結果を次表に示す。
註)MBO耐性菌とは、benomyl +thisp
hanate−methyl及びその類縁化合物に対し
て耐性を示す菌を意味する。
表 D 耐性イネ馬鹿苗病試験/種子処理 註)/、薬害の欄の表示は表Cと同じ。
2 活性化合物(Ia)は70%水和剤を使用。
3、Benomyl !; 0%水和剤を使用。
仏 防除価は、7区300粒の3試験区の平均値を示す
試験E イネ苗ごま葉枯病試#/種子処理 イネごま葉枯病菌(Helminthosporium
 oryzae)に高率に自然感染した種子(品種:コ
シヒカリ)全次表に示す濃度、方法で前記試験Cに準じ
た方法で11.六韮妨で々jL (DI +、−蜀口吉
茫脩t−4宏膚り通常の方法で育苗管理した。播種75
日後に、全面を抜き取って罹病苗と健全面に類別し、播
種粒故に対する健全苗率から次式により防除価を算出し
、その結果を次表に示す。
(以下余白) 試#F イネいもち病に対する茎葉散布効力試験/ボット試験 (イ)予防効力試験 水稲(品種:クサブエ)を直径72cmのポットに栽培
し、稲の分けつ期に、前記試験Cに記載されたと同様の
方法で調製した活性化合物の所定濃度の薬液をtボット
当り!;0tnl散布した。
薬剤散布した水稲はその翌日から2日間1.25 ’C
、相対湿度700%の溝室に保ち、この間に2回、培養
したイネいもち病菌胞子の浮M懸l蜀液を噴霧接種して
感染さセた。接種7日後に、病斑面積歩合を調査し、次
式により防除価(%)を算出した。その結果は後記の表
に示す。
(ロ) 治療効力試験 すてに稲植物体に侵入し感染した病原菌に対する活性化
合物の治療効力を見るため本試験を行った。即ち、前記
(イ)の予防効力試験と同様の方法で試験を行い、薬剤
の散布はいもち病菌の接種の翌日に行った。薬剤散布乙
日後に病斑面積歩合を調査し、前記(イ)に記載した式
に従い防除刷部)を算出した。その結果は次表に示す。
(以下余白) 表 F イネいもち病に対する茎葉散布効力試験/ポット試験柱
)/、薬害の楠の表示は表Cと同じ。
コ、活性化合物(Ia)および(より)は2部%水和剤
を使用。
耐性いもち病に対する茎葉散布効力試験/ポット試験 水稲(品種:クサプエ)を直径12cmのポットに栽培
し、稲の分けつ期に、前記試験Cに記載されたと同様の
方法で調製した本発明化合物の所定濃度の薬液をグボッ
ト当りjO−散布した。
薬剤散布した水稲はその翌日から2日間、2部°C1相
対湿度100%の温室に保ち、この間に2回、実験室内
で寒天拡散法にて選別したそれぞれチオール燐酸エステ
ル殺菌剤及びKasugamyc i nに耐性のいも
ち病菌胞子の浮遊懸濁液を各々、別々に噴霧接種して感
染させた。接種7日後に、病斑面積歩合を調査し、前記
試験Fに記載された式に従い防除価0を算出した。その
結果を次表に示す。
表 G 耐性いもち病に対する茎葉散布効力試験/ボット試験柱
)/、PTL−Rはチオール燐酸エステル耐性いもち病
菌を示す。
2、KA8−RはKasugamycin耐性いもち病
菌を示す。
3 薬害の欄の表示は表Cと同じ。
久 活性化合物(Ia)は25%水和剤を使用。
試験H イネいもち病に対する水面施用効力試験/ポット試験 適当な活性化合物含有製剤(粒剤)を調製するために、
活性化合物ざ部、ベントナイト(モンモリロナイト)3
0部、タルク(滑石)60部、リグニンスルホン酸塩2
部の混合物に、水25部を加え、良く押化し、押し出し
造粒機により、10〜llOメツシユの粒状として、1
lONSO°Cで乾燥して粒剤とする。
水稲(品種:クサプエ)を直径72cmのポットに3株
植えて湛水栽培し、その分けつ初期に上記のように調製
した粒剤を次表に示す薬量になるように、水面施用した
。湛水状襲を保ちながら薬剤処理1日後、イネいもち病
菌胞子の浮遊層;濁液を噴霧接種し、温度23〜2S″
C1相対湿度100%の接種室内に、24’時間保った
。その後、湿度2Q−2ざ°Cのガラス温室に移し、接
種7日後にポット当りの病斑面積歩合を調査し、前記試
験Fに記載された式に従い防除価を算出した。その結果
を次表に示す。
表 H イネいもち病に対する水面施用効力試験/ボット試験柱
)/、薬害の蜘の表示は表Cと同じ。
2 活性化合?I(Ia)はg%粒剤を使用。
3 公知化合物(A)はざ%粒剤を使用。
仏 比較対照: Kitazin P / 7%粒剤。
前記試験(A)〜(H)の結果から明らかなように、本
発明化合物(Ia)および(Ib) (スレオ型)は極
めて優れた殺菌活性を示す。
代理人の氏名 川原1)−穂 第1頁の続き ■発明者 パウルーエルンスト・ ドイフローベルガー
 ヴイ @発明者 ヴイルヘルム・ブラン ドイデ′ス ヘン 0発 明 者 クラウス会ルユールセ ドイフ 2 ソ連邦共和国 デー5090 レーヴアークーゼン 1
、リーバウマイスターーシュトラーセ 5ツ連邦共和国
 デー5653 ライヒリンゲン 1、アイドルフシュ
トラーセ 3 ソ連邦共和国 デー5060 ベルギッシュ・グラドバ
ハ、アウグストーキエルスペルーシュトラーセ 89手
続補正書 昭和5g年10月17日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事イ11の表示 特願昭3g−l乙3II3/号3
、 hli正をする者 4、代 ]!11 人 郵便番号 105 6、 ++l+正により増加する発明の散光に提出せる
明細書を次の通り補正する。
(1)第1乙頁下がら第を行に「浮石」とあるのを「軽
石」と訂正する。
(2) 第22頁第73行に「母液」とあるのを「母液
」と訂正する。
(3)第26頁第9行および第27頁下がら第2行の各
所に「7重量部」とあるのをそれぞれ「7重量部」と訂
正する。
以 」= 手続補正書 昭和59年g月/4Z日 特許庁長官 志 賀 学 Mツ 3h1)正をする者 4代理 人 郵11シ番り 105 6、 ?lli+lにより増1+++する発明の数7、
 jlli 、+lの月象 明細書の発明の詳細な説明
の欄8抽11゛の内fl: 別紙の通り 補正の内容 明細書第11.2頁第3行の「殺菌活性を示す。」の次
に、改行して次女を加入する。
[試験1 ブクシニア試験(コムギ)/保護 溶媒ニジメチルホルムアミド100重量部乳化剤:アル
キルアリールポリグリコールエーテル002S重量部 適当な活性化合物含有製剤(組成物)を作るために、活
性化合物1重量部を前記の量の溶媒および乳化剤と混合
し、これによって得られた濃厚液を、所望濃度になるま
で水で希釈した。
活性化合物の植物保護活性を次の方法によって試験した
。ブクシニア菌(puccinia recon−di
ta )の胞子の懸濁液(媒質は0./%強度のカンテ
ン水溶液)を若い試験植物に接種した。この胞子懸濁液
が乾燥した後に、植物に活性化合物含有製剤を、しずく
がたれるようになるまで噴霧した。この植物を培養器に
入れ、温度20″C1相対大気湿度100%のもとて2
’1時間保った。
この植物を真後に温室に入れ、温度約、!0°C10°
C1相対大気湿%のもとで保って、さび病の病庖発生を
促進させた。
接種してから70日後に植物の状態を調べた。
活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を次表に示
す。
表 1 ブタシニア試験(コムギ)/保1 (A)(公知)0.0/ 100 (1,a)(本発明) 0.0/ 0.0(ib)(/
/ ) 0.0/ /、2.3;試験に フザリウム・クルモルム試験(コムギ)7種子処理 活性化合物を乾式ドレッシング剤として使用した。個々
の活性化合物を、粉砕された鉱物で希釈して微粉状混合
物を調製し、これをドレッシング剤として使用した。こ
れは確実に種子表面」二に均質に散布できるものであっ
た。
この種子ドレツシング操作を次の如く行った。
フザリウム菌(Ij’usarium culmoru
m )がむらかっている種子をドレッシング剤と共にガ
ラスフラスコに入れ、フラスコの口を閉鎖して3分間ふ
りませた。
このコムギの種子を標準土壌中の/ cmの深さのとこ
ろにまいた。播種量は2バツチであった(/ハツチーコ
ムギの種子700粒)。次いて、この種子育生箱(シー
ドボックス)を温室に入れて、温度約2.2°C1相対
大気湿度約9j%のもとに保ち、毎日15時間にわたっ
て光線照射下に保った。
播種してから約3週間後に、雪腐病(snow mou
ld )の徴候を調べた。
活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を次表に示
す。
表 K フザリウウム・クルモルム試験(コムギ)7種子処理(
無処理対照) 92.9 (A)(公知) 汐oo g夕、7 (Ia)(本発明)夕00 1g、’7試験L ボトリチス試験(マメ)/保護 溶媒ニア七トング7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル03
重量部 適当な活性化合物含有製剤(組成物)を作るために、活
性化合物/重量部を前記の量の溶媒および乳化剤と混合
し、これによって得られた濃厚液を、所望濃度になるま
で水で希釈した。
活性化合物の植物保護活性を次の方法によって若い試験
植物〔マメ(beans ) )に前記の活性化合物含
有製剤を、しずくかたれるようになるまで噴霧した。噴
霧により生した波器が乾燥した後に、ボトリチス試験 た寒天の小片を2個つつ各々の葉の上に置いた。
このようにして接種された植物を、湿った暗室に入れ1
.20°Cに保った。接種してから3日後に、葉面の感
染部(1nfected 5pots )の寸法を正確
に測定し、感染状態を調べた。
活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を次表に示
す。
表 L ボトリチス試験(マメ)/保護 (A)(公知) 9’1 (Ia) (本発明) 0 試験M ピリクラリア試験(イネ)/保護 溶媒:アセトン/2.5重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
3重量部 適当な活性化合物含有製剤(組成物)を作るために、活
性化合物/重量部を前記の量の溶媒と混合し、これによ
って得られた濃厚液を、所望濃度になるまで水で希釈し
た(このとき、前記の量の乳化剤も使用した)。
活性化合物の植物保護活性を次の方法によって試験した
若いイネである試験植物に前記の活性化合物含有製剤を
、しずくがたれるようになるまで噴霧した。噴霧により
生じた被覆が乾燥した後に、ピリクラリア閑(Pyri
cularia oryzae )の胞子の水性懸濁液
を接種した。次いで、この植物を温室に入れ、相対大気
湿度700%、温度25″Cのもとに保った。
接種してから4日後に、病気感染の状態を調べた。
活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を次表に示
ず。
表 M ピリクラリア試験(イネ)/保護 (A)(公知> o、、xs 10゜ (Ib) (本発明’) 0.2!;0(Id)(1/
 ) 0.23 2!;(Ia)(// ) 0125
 2j 試験N ピリクラリア試験(イネ)/浸透性 溶媒ニア上トン/2.3重量部 乳化剤;アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
3重量部 適当な活性化合物含有製剤(組成物)を作るために、活
性化合物/重量部を前記の量の溶媒と混合し、得られた
濃厚液を所望濃度になるまで水で希釈した(このとき、
前記の量の乳化剤も使用した)。
この活性化合物の浸透性(systemic prop
erties )を次の方法で試験した。若いイネ植物
が育っている標準土壌に、前記の活性化合物含有製剤t
o−を、ウォータリング施用技術を用いて施用した。
この処理を行ってから7日後に、この植物にピリクラリ
ア菌(Pyricularia orizae )の胞
子の水性懸濁液を接種した。次いでこの植物を、試験結
果の調査日まで温室に入れて温度23°C1相対大気湿
度700%のもとに保った。
接種してから1日後に、病気感染率を調べた。
活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を次表に示
す。
(以下余白) 表 N ピリクラリア試験(イネ)/浸透性 (A)(公知) 100 75 (Ib) (本発明) 100 0 (Id)(// ) 100 /3 (Ia)(t/ ) 100 /3 試験O ペリクラリア試験(イネ) 溶媒:アセトン/2.S重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
3重量部 適当な活性化合物含有製剤(組成物)を作るために、活
性化合物/重量部を前記の量の溶媒と混合し、得られた
濃厚液を所望濃度になるまで水でた)。
この活性化合物の活性を次の方法で試験した。
3〜l1葉段階の若いイネ植物に前記製剤を、しずくが
たれるようになるまで噴霧した。これが乾くまで該植物
を温室に入れた。次いで該植物にペリクラリア菌(Pe
1licularia 5asakii )を接種した
次いでこの植物を、温度2 !; ’C、相対大気湿度
700%のもとに保った。
接種してから5〜g日後に、病気感染率を調べた。
活性化合物、活性化合物濃度および試験結果を次表に示
す。
表 0 ペリクラリア試験(イネ) (A)(公知> 0.02!; 、2!;(Ib) (
本発明)0.023 0 (Id)(// )0.023 /3 (Ia)(s ) 0−023 0 手続補止71: 昭和59年70月 /[( 17作午庁長官 志 賀 学 1)(文””Rf’l’
 n !”゛ 特許E!;g−/ 1.3’A3 /@
3抽j「をする名 事件との関1k !I寺W「出t、pfi人4代 理 
人 郵便番号 105 fl−所 東京都港区愛宕1丁1」2番2号第9森ビル
8階(電話434−2951〜3)特許請求の範囲 (]) 次式 の2,2−ビス−フルオロメチル−5−シクロへキシル
−グー(/、 、2.ゲートリアゾール−/〜イル)−
ペンタン−3−オールの幾何異性体、およびその塩酸塩
(2)式(1)のスレオ型の化合物であって、不整炭素
原子の絶対配置が1(、R/88である特許請求の範囲
第1項記載の化合物。
(3)式(J)のスレオ型の化合物の塩酸塩であって、
不整炭素原子の絶対配置かRR/SSである特許請求の
範囲第1項記載の化合物。
(5)式(1)のエリスロ型の化合物の塩酸塩であ(6
)次式 %式% シル−g−(汽2.I!−トリアゾールー/−イル)−
ヘンタン−3−オールの幾何異性体、またはその塩酸塩
の製造方法において、 (a) 次式 %式% シル−’4−(/、2.4’−)リアゾール−/−イル
)−ペンタンー3−オンを第1段階においてメタノール
の存在下にナトリウムボロハイドライドで還元して式(
1)のジアステレオマーの混合物を生成させ、 (b) 前記のジアステレオマーの混合物を第2段階に
おいてエーテルの存在下に塩化水素で処理し、その結果
得られた塩に、適当な溶媒からの分別結晶操作を行い、
そして (e) もし所望ならば、このようにして分離された塩
を第3段階において、水に溶解度の低い有機溶媒の存在
下に水性無機塩基で処理することを特徴とする製造方法
(7)次式 の化合物の幾何異性体またはその塩酸塩を含有すること
を特徴とする殺菌剤組成物。
(8)式(1)の化合物の幾何異性体またはその塩酸塩
の殺菌剤としての使用。
(9)式(1)の化合物の幾何異性体またはその塩酸塩
を植物またはその生育個所に施用することを特徴とする
殺菌方法。
(10)式(1)の化合物の幾何異性体を希釈剤および
または表面活性剤と混合することを特徴とする殺菌剤組
成物の製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 の2,2−ビス−フルオロメチル−j−シクロヘキシル
    −弘−(/、2.lI −トリアゾール−7−イル)−
    ペンタンー3−オールの幾何異性体、およびその塩酸塩
    。 (2)式(I)のスレオ型の化合物であって、不整炭素
    原子の絶対配置がRR/8Bである特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 て、不整炭素原子の絶対配置がRR/8Sである特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 (旬 次式 の2,2−ビス−フルオロメチル−5−シクロへキシル
    −4’ −(/、2.ll −)リアゾール−7−イル
    )−ペンタン−3−オールの幾何異性体、またはその塩
    酸塩の製造方法において、 (a) 次式 %式% ) −ペンタン−3−オンをJ4 を段階においてメタノラ
    イド ールの存在下にナトリウムボロハイドさテ嘔元して式(
    1)のジアステレオマーの混合物を生成させ、(b) 
    前記のジアステレオマーの混合物を第2段階においてエ
    ーテルの存在下に塩化水素で処理し、その結果得られた
    塩に、適当な溶媒からの分別結晶操作をイjい、そして (C) もし所望4Cらは、このようにして分離された
    塩を第3段階において、水に溶解度の低い有機溶媒の存
    在下に水性無機塩基で処理することを特徴とする製造方
    法。 (5) 次式 の化合物の幾何異性体またはその塩酸塩を含有すること
    を特徴とする殺菌剤組成物。 ((3)式(I)の化合物の幾何異性体またはその塩酸
    塩の殺菌剤としての使用。 (7ン 式(I)の化合物の幾何異性体またはその塩酸
    塩を植物またはその生育個所に施用することを(8)式
    (I)の化合物の幾何異性体を希釈剤およびまたは表面
    活性剤と混合することを特徴とする殺菌剤組成物の製造
    方法。
JP16343183A 1983-09-07 1983-09-07 2,2‐ビス‐フルオロメチル‐5‐シクロヘキシル‐4‐(1,2,4‐トリアゾール‐1‐イル)―ペンタン‐3‐オールの幾何異性体 Granted JPS6061572A (ja)

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JP16343183A JPS6061572A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 2,2‐ビス‐フルオロメチル‐5‐シクロヘキシル‐4‐(1,2,4‐トリアゾール‐1‐イル)―ペンタン‐3‐オールの幾何異性体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009191881A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Toyota Motor Corp 電磁弁

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