JPS6058447A - 無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6058447A JPS6058447A JP16652183A JP16652183A JPS6058447A JP S6058447 A JPS6058447 A JP S6058447A JP 16652183 A JP16652183 A JP 16652183A JP 16652183 A JP16652183 A JP 16652183A JP S6058447 A JPS6058447 A JP S6058447A
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- Japan
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- propylene
- weight
- parts
- inorganic filler
- copolymer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、剛性、耐熱性及び耐衝撃性に優れたポリ
プロピレンと熱可塑性ポリエステルとを主成分とする無
機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物に関する。
プロピレンと熱可塑性ポリエステルとを主成分とする無
機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物に関する。
無機充填剤配合ポリプロピレン、なかでもガラス繊維強
化ポリプロピレン(以下FR−PPと呼ぶことがある)
は、通常の結晶性ポリプロピレンに比べて、耐熱性、剛
性等に優れるので、エンジニアリングプラスチックスと
して、工業用部品、電気器具部品、自動車部品あるいは
スポーツ、レジャー用用具に成形加工して用いられてい
る。しかしながらガラス繊維強化エンジニアリングプラ
スチックス、例えばガラス繊維強化ナイロン、ポリカー
ボネート等に比べて、1ti4 衝撃性が低いので、と
くに耐衝撃性が必要とされる分野には、あまり使用され
ないのが現状であった。
化ポリプロピレン(以下FR−PPと呼ぶことがある)
は、通常の結晶性ポリプロピレンに比べて、耐熱性、剛
性等に優れるので、エンジニアリングプラスチックスと
して、工業用部品、電気器具部品、自動車部品あるいは
スポーツ、レジャー用用具に成形加工して用いられてい
る。しかしながらガラス繊維強化エンジニアリングプラ
スチックス、例えばガラス繊維強化ナイロン、ポリカー
ボネート等に比べて、1ti4 衝撃性が低いので、と
くに耐衝撃性が必要とされる分野には、あまり使用され
ないのが現状であった。
他方、無機充填剤配合熱可塑性樹脂ポリエステル、なか
ごもガラス繊維強化熱可塑性樹脂ポリエステル(以下F
R−PESと呼ぶごとがある)ば熱変形温度が高く、電
気的特性が良好であるため弱電部品に多用されている。
ごもガラス繊維強化熱可塑性樹脂ポリエステル(以下F
R−PESと呼ぶごとがある)ば熱変形温度が高く、電
気的特性が良好であるため弱電部品に多用されている。
しかしながら、FR−PESには耐熱水性が劣る、衝撃
強化が劣るという欠点がある。前記FR−PPとF R
−P E Sとを混合することにより耐熱剛性が優れか
つ耐熱水性の改良を試みることは、特公昭57−574
99号公報あるいは特開昭49−120949号公報等
に提案されているが、ポリプロピレンと熱可塑性ポリエ
ステルとの相溶性は極めて悪いため上記混合物の衝撃強
度は左程優れるものとはいえない。
強化が劣るという欠点がある。前記FR−PPとF R
−P E Sとを混合することにより耐熱剛性が優れか
つ耐熱水性の改良を試みることは、特公昭57−574
99号公報あるいは特開昭49−120949号公報等
に提案されているが、ポリプロピレンと熱可塑性ポリエ
ステルとの相溶性は極めて悪いため上記混合物の衝撃強
度は左程優れるものとはいえない。
そこで、ポリプロピレンと熱可塑性ポリエステルと無機
充填剤とからなる組成物の耐衝撃性を改良すべく鋭意検
討した結果、上記組成物に特定の変性プロピレン・α−
オレフィン共重合体及びスチレン系ブロック共重合体を
配合すればよいことを見出し、本発明に到達したもので
ある。
充填剤とからなる組成物の耐衝撃性を改良すべく鋭意検
討した結果、上記組成物に特定の変性プロピレン・α−
オレフィン共重合体及びスチレン系ブロック共重合体を
配合すればよいことを見出し、本発明に到達したもので
ある。
すなわち、本発明はプロピレン重合体(A)、熱可塑性
ポリエステル(B)、変性プロピレン・α−オレフィン
ランダム共重合体(C)、スチレン・ブクジエンブロッ
ク共重合体水添物(D>及び無機充填剤(IE)とから
なる組成物において、変性プロピレン・α−オレフィン
ランダム共重合体(C)が、X線による結晶化度0ない
し30重量%、及びプロピレン含有量50ないし70モ
ル%のプロピレン・α−オレフィンランダム共m合体(
G)に、不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれ
るグラフト七ツマ−を0.01ないし5重量%グラフト
変性したものであり、(A)成分と(B)成分の合計量
100重量部に対し、(C)成分が1ないし80重量部
、(D>成分が工ないし50重量部及び(E)成分が5
ないし150重量部含まれることを特徴とする無機充填
剤配合熱可塑性樹脂組成物である。 本発明に用いるプ
ロピレン重合体(A)は、結晶性のものであり、好まし
くは密度が0.89ないし0.93g/cm、メルトフ
ローレ−1−(MFR: A S TM D 123B
、 L)が0.01ないし50g/10m1nのもので
あり、プロピレンの単独重合体もしくはプロピレンと少
量のエチレン、■−ブテン、4−メチル−1−ペンテン
、1−ヘキセン等のα−オレフィンとのブロックあるい
はランダム共重合体である。
ポリエステル(B)、変性プロピレン・α−オレフィン
ランダム共重合体(C)、スチレン・ブクジエンブロッ
ク共重合体水添物(D>及び無機充填剤(IE)とから
なる組成物において、変性プロピレン・α−オレフィン
ランダム共重合体(C)が、X線による結晶化度0ない
し30重量%、及びプロピレン含有量50ないし70モ
ル%のプロピレン・α−オレフィンランダム共m合体(
G)に、不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれ
るグラフト七ツマ−を0.01ないし5重量%グラフト
変性したものであり、(A)成分と(B)成分の合計量
100重量部に対し、(C)成分が1ないし80重量部
、(D>成分が工ないし50重量部及び(E)成分が5
ないし150重量部含まれることを特徴とする無機充填
剤配合熱可塑性樹脂組成物である。 本発明に用いるプ
ロピレン重合体(A)は、結晶性のものであり、好まし
くは密度が0.89ないし0.93g/cm、メルトフ
ローレ−1−(MFR: A S TM D 123B
、 L)が0.01ないし50g/10m1nのもので
あり、プロピレンの単独重合体もしくはプロピレンと少
量のエチレン、■−ブテン、4−メチル−1−ペンテン
、1−ヘキセン等のα−オレフィンとのブロックあるい
はランダム共重合体である。
本発明に用いるプロピレン重合体(A)として、 一部
もしくは全部が不飽和カルボン酸もしくはその誘導体か
ら選ばれるグラフトモノマーで通常o、ooiないし1
0重量%、好ましくは0.1ないし5重量%グラフト変
性されたプロピレン重合体を用いると更に耐衝撃性等の
改良効果に優れるので好ましい。
もしくは全部が不飽和カルボン酸もしくはその誘導体か
ら選ばれるグラフトモノマーで通常o、ooiないし1
0重量%、好ましくは0.1ないし5重量%グラフト変
性されたプロピレン重合体を用いると更に耐衝撃性等の
改良効果に優れるので好ましい。
本発明に用いる熱可塑性ポリエステル(B)は、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1.4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレング
リコール等の脂肪族グリコール、シクロヘキサンジメタ
ツール等の脂環族グリコール、ビスフェノール等の芳香
族ジヒドし+キシ化合物、あるいはこれらの2種以上か
ら選ばれたジヒドロキシ化合物単位と、テレフタル酸、
イソフタル酸、2,6−ナフタリンジカルボン酸等の芳
香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、
セバシン酸、ウンデカジカルボン酸等の脂肪族ジカルボ
ン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等の脂環族ジカルボン
酸、あるいはこれらの2種以」二から選ばれたジカルボ
ン酸単位とから形成されるポリエステルであって、熱可
塑性を示す限り、少量のトリオールやトリカルボン酸の
如き3価以上のポリヒドロキシ化合物やポリカルボン酸
などで変性されていてもにい。これら熱可塑性ポリエス
テルとしては、具体的には、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンチレフクレート、ポリエチレンイソフ
タレート・テレフタレート共重合体等が挙げられる。
ングリコール、プロピレングリコール、1.4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレング
リコール等の脂肪族グリコール、シクロヘキサンジメタ
ツール等の脂環族グリコール、ビスフェノール等の芳香
族ジヒドし+キシ化合物、あるいはこれらの2種以上か
ら選ばれたジヒドロキシ化合物単位と、テレフタル酸、
イソフタル酸、2,6−ナフタリンジカルボン酸等の芳
香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、
セバシン酸、ウンデカジカルボン酸等の脂肪族ジカルボ
ン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等の脂環族ジカルボン
酸、あるいはこれらの2種以」二から選ばれたジカルボ
ン酸単位とから形成されるポリエステルであって、熱可
塑性を示す限り、少量のトリオールやトリカルボン酸の
如き3価以上のポリヒドロキシ化合物やポリカルボン酸
などで変性されていてもにい。これら熱可塑性ポリエス
テルとしては、具体的には、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンチレフクレート、ポリエチレンイソフ
タレート・テレフタレート共重合体等が挙げられる。
本発明に用いる変性プロピレン・α−オレフィンランダ
ム共重合体(C)は、X線による結晶化度がOないし3
0%、及びプロピレン含有量が50ないし70モル%、
好ましくは55ないし65モル%のプロピレン・α−オ
レフィンランダム共重合体(G)に、不飽和カルボン酸
またはその誘導体から選ばれるグラフトモノマーを0.
01ないし5爪里%、好ましくは0.1ないし1.0重
量%グラフ1−変性した共重合体である。プロピレン・
α−オレフィンランダム共重合体(G)の結晶化、度が
30%及びプロピレン含有量が70モル%を越えるもの
をグラフト変性した共重合体を用いてもプロピレン共重
合体のガラス転移点が高くなりプロピレン11合体組成
物の耐衝撃性はほとんど改良されない。一方ブロビレン
含有量が50モル%未満のプロピレン・α−オレフィン
共重合体を変性した共重合体を用いてもポリプロピレン
への親和性が低下するためかプロピレン重合体組成物の
耐衝撃性改良効果は小さくなる。また該プロピレン・α
−オレフィンランダム共重合体(G)は、通常デカリン
中135℃で測定した固有粘度〔η〕が2ないし10d
l/g、更にば3ないし5dl/gの範囲のものが好ま
しい。
ム共重合体(C)は、X線による結晶化度がOないし3
0%、及びプロピレン含有量が50ないし70モル%、
好ましくは55ないし65モル%のプロピレン・α−オ
レフィンランダム共重合体(G)に、不飽和カルボン酸
またはその誘導体から選ばれるグラフトモノマーを0.
01ないし5爪里%、好ましくは0.1ないし1.0重
量%グラフ1−変性した共重合体である。プロピレン・
α−オレフィンランダム共重合体(G)の結晶化、度が
30%及びプロピレン含有量が70モル%を越えるもの
をグラフト変性した共重合体を用いてもプロピレン共重
合体のガラス転移点が高くなりプロピレン11合体組成
物の耐衝撃性はほとんど改良されない。一方ブロビレン
含有量が50モル%未満のプロピレン・α−オレフィン
共重合体を変性した共重合体を用いてもポリプロピレン
への親和性が低下するためかプロピレン重合体組成物の
耐衝撃性改良効果は小さくなる。また該プロピレン・α
−オレフィンランダム共重合体(G)は、通常デカリン
中135℃で測定した固有粘度〔η〕が2ないし10d
l/g、更にば3ないし5dl/gの範囲のものが好ま
しい。
〔η〕が上記範囲外の共重合体を用いた場合は、該共重
合体から得られた変性プロピレン、α−オレフィンラン
ダム共重合体と前記プロピレン重合体(A)及び熱可塑
性ポリエステル(B)との溶融粘度差が大きくなる傾向
にあり、分FB!効果が充分とはいえず、耐衝撃性の改
良効果が充分でない。
合体から得られた変性プロピレン、α−オレフィンラン
ダム共重合体と前記プロピレン重合体(A)及び熱可塑
性ポリエステル(B)との溶融粘度差が大きくなる傾向
にあり、分FB!効果が充分とはいえず、耐衝撃性の改
良効果が充分でない。
また該プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(
G)は、前記特性に加えて、3個のプロピレン連鎖でみ
たミクロアイソタフティシティが(以下MITと略す)
が0.7以上、更には0.8以上及び沸騰n−ヘプタン
不溶分が5重量%以下、更には3重量%以下のものが好
ましい。ミクロアイソタフティシティが0.7未満のも
のを用いるとエイジング後、成形品表面に低分子量物質
がブリードアウトシ、べたつく現象が起こる。また沸騰
n−へブタン不溶分が多いことは、プロピレンがブロッ
ク的に重合された成分の量が多いためであり、そのよう
な共重合体を用いると、耐衝撃性の改良効果が少ない場
合がある。
G)は、前記特性に加えて、3個のプロピレン連鎖でみ
たミクロアイソタフティシティが(以下MITと略す)
が0.7以上、更には0.8以上及び沸騰n−ヘプタン
不溶分が5重量%以下、更には3重量%以下のものが好
ましい。ミクロアイソタフティシティが0.7未満のも
のを用いるとエイジング後、成形品表面に低分子量物質
がブリードアウトシ、べたつく現象が起こる。また沸騰
n−へブタン不溶分が多いことは、プロピレンがブロッ
ク的に重合された成分の量が多いためであり、そのよう
な共重合体を用いると、耐衝撃性の改良効果が少ない場
合がある。
ミクロアイソタフティシティとは C核磁気共鳴スペク
トルによって3個のプロピレン連鎖の部分に着目し、3
個のプロピレンがアイツタクチイックに配列している分
率を定量した値である。
トルによって3個のプロピレン連鎖の部分に着目し、3
個のプロピレンがアイツタクチイックに配列している分
率を定量した値である。
沸騰n−へブタン不溶分の定量は以下の方法により行う
。すなわち、約1+nXImmxi龍J1度の細片試料
およびガラスピーズを円筒ガラスフィルター(G3)に
入れ、ソックスレー抽出器により14時間抽出を行う。
。すなわち、約1+nXImmxi龍J1度の細片試料
およびガラスピーズを円筒ガラスフィルター(G3)に
入れ、ソックスレー抽出器により14時間抽出を行う。
この場合リフラックス頻度は1回15分程度とする。不
溶分の重量%は溶解部分、又は不溶分を秤量することに
よってめる。
溶分の重量%は溶解部分、又は不溶分を秤量することに
よってめる。
前記のような諸性質を有するプロピレン含有率50ない
し70モル%のプロピレン・α−オレフィンランダム共
重合体(G)は、例えばf8)少なくともマグネシウム
、チタンおよびハロゲンを含有する複合体、(b)周期
律表第1族ないし第3族金属の有機金属化合物および(
C1電子供与体とから形成される触媒を用いて、プロピ
レンとα−オレフィンとをランダム共重合させることに
よって17られる。
し70モル%のプロピレン・α−オレフィンランダム共
重合体(G)は、例えばf8)少なくともマグネシウム
、チタンおよびハロゲンを含有する複合体、(b)周期
律表第1族ないし第3族金属の有機金属化合物および(
C1電子供与体とから形成される触媒を用いて、プロピ
レンとα−オレフィンとをランダム共重合させることに
よって17られる。
上記電子供与体(C)の一部又は全部は、複合体(al
の一部又は全部に固定されていてもよく、又、使用に先
立って有機金属化合物(blと予備接触させていてもよ
い。とくに好ましいのは、電子供与体(C1の一部が複
合体falに固定されており、残部をそのまま重合系に
加えるかあるいは有機金属化合物(blと予備接触さ−
υ“ζ使用する態様である。この場合、複合体(a)に
固定された電子供与体と、重合系にそのまま加えて使用
するかまたは(blと予備接触させて使用する電子供与
体とは同一のものでも異なるものであってもよい。
の一部又は全部に固定されていてもよく、又、使用に先
立って有機金属化合物(blと予備接触させていてもよ
い。とくに好ましいのは、電子供与体(C1の一部が複
合体falに固定されており、残部をそのまま重合系に
加えるかあるいは有機金属化合物(blと予備接触さ−
υ“ζ使用する態様である。この場合、複合体(a)に
固定された電子供与体と、重合系にそのまま加えて使用
するかまたは(blと予備接触させて使用する電子供与
体とは同一のものでも異なるものであってもよい。
該プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(G)
を構成するα−オレフィン成分単位としては、炭素数2
以上(但し3は除り)、とくに2ないし18程度のα−
オレフィンであり、エチレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、■−デセンなどを例示
することができ、これらの1種または2種以上の混合物
である。該プロピレン−α−オレフィン共重合体は通常
プロピレン成分とα−オレフィンとの共重合体であるが
、場合によっては微量、たとえば0.5モル%以下の範
囲でジエン成分を含有していても差しつかえない。
を構成するα−オレフィン成分単位としては、炭素数2
以上(但し3は除り)、とくに2ないし18程度のα−
オレフィンであり、エチレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、■−デセンなどを例示
することができ、これらの1種または2種以上の混合物
である。該プロピレン−α−オレフィン共重合体は通常
プロピレン成分とα−オレフィンとの共重合体であるが
、場合によっては微量、たとえば0.5モル%以下の範
囲でジエン成分を含有していても差しつかえない。
不飽和カルボン酸またはその誘導体としては、アクリル
酸、マレイン酸、フマール酸、テトラヒドロフタル酸、
イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロトン
酸、ナジック酸(81(エンドシス−ビシクロ[2,2
,1)へ11〜−5−エン−2,3−ジカルボン酸)な
どの不飽和カルボン酸、またはその誘導体、例えば酸ハ
ライド、アミド、イミド、無水物、エステルなどが挙げ
られ、具体的には、塩化マレニル、マレイミド、無水マ
レイン酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸ノチル、無
水シトラコン酸、マレイン酸モノメ芋ル、マレ仁/酸ジ
メチル、グリシジルマレエートなどが例示される。これ
らの中では、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が
好適であり、とくにマレイン酸、る。
酸、マレイン酸、フマール酸、テトラヒドロフタル酸、
イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロトン
酸、ナジック酸(81(エンドシス−ビシクロ[2,2
,1)へ11〜−5−エン−2,3−ジカルボン酸)な
どの不飽和カルボン酸、またはその誘導体、例えば酸ハ
ライド、アミド、イミド、無水物、エステルなどが挙げ
られ、具体的には、塩化マレニル、マレイミド、無水マ
レイン酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸ノチル、無
水シトラコン酸、マレイン酸モノメ芋ル、マレ仁/酸ジ
メチル、グリシジルマレエートなどが例示される。これ
らの中では、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が
好適であり、とくにマレイン酸、る。
該不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれるグラ
フトモノマーをプロピレン・α−オレフィンランダム共
重合体(G)にグラフ1−共重合して前記変性プロピレ
ン・α−オレフィンランダム共重合体(C)を製造する
には、従来公知の種々の方法を採用することができる。
フトモノマーをプロピレン・α−オレフィンランダム共
重合体(G)にグラフ1−共重合して前記変性プロピレ
ン・α−オレフィンランダム共重合体(C)を製造する
には、従来公知の種々の方法を採用することができる。
たとえば、プロピレン・α−オレフィンランダム共重合
体(G)を溶融させグラフトモノマーを添加してグラフ
ト共重合させる方法あるいは溶媒に溶解させグラフトモ
ノマーを添加してグラフト共重合させる方法がある。い
ずれの場合にも、前記グラフトモノマーを効率よ(グラ
フト共重合させるためには、ラジカル開始剤の存在下に
反応を実施することが好ましい。グラソト反応は通常6
0ないし350℃の温度で行われる。ラジカル開始剤の
使用割合はプロピレン・α−オレフィンランダム共重合
体100重量部に対して通常0.001ないし1重量部
の範囲である。ラジカル開始剤としては有機ペルオキシ
F、有機ペルエステル、例えばベンゾイルペルオキシド
、ジクロル・ベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオ
キシド、ジーter t−ブチルペルオキシド、2.5
−ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシド−\ンゾエート
)ヘキシン−3,1,4−ビス(ter t−ブチルペ
ルオキシイソプロビル)ヘンゼン、ラウロイルペルオキ
シド、ter L−ブチルペルアセテート、2.5−ジ
メチル−2,5−ジ(ter t−ブチルペルオキシ)
ヘキシン−3,215−ジメチル−2,5−ジ(ter
t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、tert−ブチルペ
ルアセテ−ト、ter t−ブチルペルフェニルアセテ
ート、ter t−プチルペルイソブチレ−1・、te
r L−ブチルペルー5ec−オクトエート、tert
−ブチルペルビバレート、クミルペルピバレートおよび
Lert−ブチルペルジエチルアセテート、その他アゾ
化合物、例えばアゾビスイソブチロニトリル、ジメチル
アゾイソブチレートがある。これらのうしではジクミル
ペルオキシド、ジーter t−ブチルペルオキシド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペル
オキシ)ヘキシン−3,2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ter t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1.4−
ビス(ter t−ブチルペルオキシイソプロビル)ヘ
ンゼンなどのジアルキルペルオキシドが好ましい。
体(G)を溶融させグラフトモノマーを添加してグラフ
ト共重合させる方法あるいは溶媒に溶解させグラフトモ
ノマーを添加してグラフト共重合させる方法がある。い
ずれの場合にも、前記グラフトモノマーを効率よ(グラ
フト共重合させるためには、ラジカル開始剤の存在下に
反応を実施することが好ましい。グラソト反応は通常6
0ないし350℃の温度で行われる。ラジカル開始剤の
使用割合はプロピレン・α−オレフィンランダム共重合
体100重量部に対して通常0.001ないし1重量部
の範囲である。ラジカル開始剤としては有機ペルオキシ
F、有機ペルエステル、例えばベンゾイルペルオキシド
、ジクロル・ベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオ
キシド、ジーter t−ブチルペルオキシド、2.5
−ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシド−\ンゾエート
)ヘキシン−3,1,4−ビス(ter t−ブチルペ
ルオキシイソプロビル)ヘンゼン、ラウロイルペルオキ
シド、ter L−ブチルペルアセテート、2.5−ジ
メチル−2,5−ジ(ter t−ブチルペルオキシ)
ヘキシン−3,215−ジメチル−2,5−ジ(ter
t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、tert−ブチルペ
ルアセテ−ト、ter t−ブチルペルフェニルアセテ
ート、ter t−プチルペルイソブチレ−1・、te
r L−ブチルペルー5ec−オクトエート、tert
−ブチルペルビバレート、クミルペルピバレートおよび
Lert−ブチルペルジエチルアセテート、その他アゾ
化合物、例えばアゾビスイソブチロニトリル、ジメチル
アゾイソブチレートがある。これらのうしではジクミル
ペルオキシド、ジーter t−ブチルペルオキシド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペル
オキシ)ヘキシン−3,2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ter t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1.4−
ビス(ter t−ブチルペルオキシイソプロビル)ヘ
ンゼンなどのジアルキルペルオキシドが好ましい。
本発明に用いるスチレン・ブタジェンブロック共重合体
水添物(D)は、スチレンブロックとブタジェンブロッ
クをそれぞれ1つ以上有するブロック共重合体のブタジ
ェン部分を80%以上水素添加したブロック共重合体で
あり、好ましくはスチレンを10〜60重量%含むもの
であって、密度が0.88〜0.94の範囲にあり、メ
ルトインデックス(200℃、5kg)が10以下程度
のものである。このブロック共重合体のブロック構造は (、S、−B) n 、(S−B) n−3、(S−B
)mX(但し、Sはポリスチレンブロック、Bはブタジ
ェンブロック、nは1〜5の整数、mば2〜7の整数、
Xばrn個の重合体が縮合している多官能性化合物を示
す)のような直鎖構造または分岐構造のいずれでもよく
、またテーパ一部分あるいは一部ランダム部分を含んで
いてもよい。
水添物(D)は、スチレンブロックとブタジェンブロッ
クをそれぞれ1つ以上有するブロック共重合体のブタジ
ェン部分を80%以上水素添加したブロック共重合体で
あり、好ましくはスチレンを10〜60重量%含むもの
であって、密度が0.88〜0.94の範囲にあり、メ
ルトインデックス(200℃、5kg)が10以下程度
のものである。このブロック共重合体のブロック構造は (、S、−B) n 、(S−B) n−3、(S−B
)mX(但し、Sはポリスチレンブロック、Bはブタジ
ェンブロック、nは1〜5の整数、mば2〜7の整数、
Xばrn個の重合体が縮合している多官能性化合物を示
す)のような直鎖構造または分岐構造のいずれでもよく
、またテーパ一部分あるいは一部ランダム部分を含んで
いてもよい。
本発明にお番」る無機充填剤(E)とは、粉末状充填剤
、例えばアルミナ、酸化マグネシウム、酸化カルシウム
、亜鉛華等の酸化物、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム
、酸化スズ永和物、酸化ジルコニウム永和物などのよう
な水和金属酸化物;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム
などのような炭酸塩;タルク、クレー、ヘントナイト、
アタバルジャイトなどのようなケイ酸塩;ホウ酸バリウ
ム、ホウ酸亜鉛などのようなホウ酸塩、リン酸アルミニ
ウム、I・リボリリン酸ナトリウム等のようなリン酸塩
;石ロウなどのような硫酸塩;亜硫酸塩;及びこれらの
2種以上の混合物、繊維状充填剤、例えばガラス繊維、
チタン酸カリウム繊維、金属被覆ガラス繊維、セラミッ
クス繊維、ウオラストナイト、炭素繊維、金属炭化物繊
維、金属硬化物繊維等、その他、ガラスピーズ、ガラス
バルーン、シラスバルーン等の球状物、ガラス粉末、ガ
ラスフレーク、マイカなどを挙げることができる。これ
らの中ではとくにガラス繊維が好ましい。
、例えばアルミナ、酸化マグネシウム、酸化カルシウム
、亜鉛華等の酸化物、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム
、酸化スズ永和物、酸化ジルコニウム永和物などのよう
な水和金属酸化物;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム
などのような炭酸塩;タルク、クレー、ヘントナイト、
アタバルジャイトなどのようなケイ酸塩;ホウ酸バリウ
ム、ホウ酸亜鉛などのようなホウ酸塩、リン酸アルミニ
ウム、I・リボリリン酸ナトリウム等のようなリン酸塩
;石ロウなどのような硫酸塩;亜硫酸塩;及びこれらの
2種以上の混合物、繊維状充填剤、例えばガラス繊維、
チタン酸カリウム繊維、金属被覆ガラス繊維、セラミッ
クス繊維、ウオラストナイト、炭素繊維、金属炭化物繊
維、金属硬化物繊維等、その他、ガラスピーズ、ガラス
バルーン、シラスバルーン等の球状物、ガラス粉末、ガ
ラスフレーク、マイカなどを挙げることができる。これ
らの中ではとくにガラス繊維が好ましい。
本発明の無機充填剤配合熱可塑性樹脂KJI成物は、前
述のプロピレン重合体(Δ)が95ないし5重量部、好
ましくは90ないし40重量部、;フシ可塑性ポリエス
テル(B)が5ないし95重量部、好まし1.は10な
いし40重量部(両者の合計は100重量部になるよう
に選ぶ)及び両成分の合計量100重量部に対し、変性
プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(C)が
1ないし80重量部、好ましくは1゜ないし40重量部
、スチレン・ブタジェンブロック共重合体水添物(D)
■ないし50重量部、好ましくは3ないし20重量部、
及び無機充填剤(E)が5ないし150重量部、好まし
くは10ないし100重量部とから構成される。プロピ
レン重合体(A)が5重量部未満ではプロピレン重合体
を配合した効果が出す一方95重量部を越えると熱可塑
性ポリエステル(F3)による耐熱性、剛性、塗装性、
耐油性等の改良効果が出ない、変性プロピレン・α−オ
レフィンランダム共重合体(C)およびスチレン・ブタ
ジェンブロック共重合体水添物(D)とが上記重量部未
満では組成物の耐111撃性が改良されず、上記重量部
を越えると、組成物の剛性、耐熱性、耐油性、表面硬度
等の低下が大きい。
述のプロピレン重合体(Δ)が95ないし5重量部、好
ましくは90ないし40重量部、;フシ可塑性ポリエス
テル(B)が5ないし95重量部、好まし1.は10な
いし40重量部(両者の合計は100重量部になるよう
に選ぶ)及び両成分の合計量100重量部に対し、変性
プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(C)が
1ないし80重量部、好ましくは1゜ないし40重量部
、スチレン・ブタジェンブロック共重合体水添物(D)
■ないし50重量部、好ましくは3ないし20重量部、
及び無機充填剤(E)が5ないし150重量部、好まし
くは10ないし100重量部とから構成される。プロピ
レン重合体(A)が5重量部未満ではプロピレン重合体
を配合した効果が出す一方95重量部を越えると熱可塑
性ポリエステル(F3)による耐熱性、剛性、塗装性、
耐油性等の改良効果が出ない、変性プロピレン・α−オ
レフィンランダム共重合体(C)およびスチレン・ブタ
ジェンブロック共重合体水添物(D)とが上記重量部未
満では組成物の耐111撃性が改良されず、上記重量部
を越えると、組成物の剛性、耐熱性、耐油性、表面硬度
等の低下が大きい。
無機充填剤(E)が5重量部未満では組成物の剛性、耐
熱性等が改良されず、150重量部を越えると、組成物
の溶融流動性が劣る、外観が劣る等の欠点が顕著になる
。
熱性等が改良されず、150重量部を越えると、組成物
の溶融流動性が劣る、外観が劣る等の欠点が顕著になる
。
本発明の無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物を得るには
、前記プロピレン重合体(A)、熱可塑性ポリエステル
(B)、変性プロピレン・α−オレフィンランダム重合
体(C)、スチレン・ブタジェンブロック共重合体水添
物(D)及び無機充填剤(E)を前記範囲で種々公知の
方法、例えばヘンシェルミキサー、■−ブレンダー、リ
ボンブレンダー、タンブラーブレンダー等で混合後、−
軸押出機、二軸押出機、ニーダ−、バンバリーミキサ−
等で溶融混練し、造粒あるむ料l′5)砕する方法を採
用することができる。
、前記プロピレン重合体(A)、熱可塑性ポリエステル
(B)、変性プロピレン・α−オレフィンランダム重合
体(C)、スチレン・ブタジェンブロック共重合体水添
物(D)及び無機充填剤(E)を前記範囲で種々公知の
方法、例えばヘンシェルミキサー、■−ブレンダー、リ
ボンブレンダー、タンブラーブレンダー等で混合後、−
軸押出機、二軸押出機、ニーダ−、バンバリーミキサ−
等で溶融混練し、造粒あるむ料l′5)砕する方法を採
用することができる。
本発明の組成物には、耐熱安定剤、Ij(候安定剤、帯
電防止剤、滑剤、スリップ剤、核剤、難燃剤、顔料ある
いは染料、他の重合体等を本発明の目的を損なわない範
囲で配合しておいてもよい。
電防止剤、滑剤、スリップ剤、核剤、難燃剤、顔料ある
いは染料、他の重合体等を本発明の目的を損なわない範
囲で配合しておいてもよい。
本発明の無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物の特徴は、
プロピレン重合体中への熱可塑性ポリエステルの分散及
び無機充填剤との馴染みを改良するために、前記した特
定の変性プロピレン・α−オレフィン共重合体及びスチ
レン・ブタジェンブロック共重合体水添物を添加するこ
とにより、熱可塑性ポリエステル及び無機充填剤による
プロピレン重合体への改質効果を十分に発揮させるとと
もに、組成物の耐1h撃性を著しく向上せしめた点にあ
る。
プロピレン重合体中への熱可塑性ポリエステルの分散及
び無機充填剤との馴染みを改良するために、前記した特
定の変性プロピレン・α−オレフィン共重合体及びスチ
レン・ブタジェンブロック共重合体水添物を添加するこ
とにより、熱可塑性ポリエステル及び無機充填剤による
プロピレン重合体への改質効果を十分に発揮させるとと
もに、組成物の耐1h撃性を著しく向上せしめた点にあ
る。
本発明の無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物は、従来公
知の無機充填剤配合ポリプロピレンに比べ耐衝撃性が極
めて優れかつ剛性、耐熱性、表面硬度等を高い水準に保
持している。
知の無機充填剤配合ポリプロピレンに比べ耐衝撃性が極
めて優れかつ剛性、耐熱性、表面硬度等を高い水準に保
持している。
以上の如く、本発明の組成物は、剛性と耐衝撃性とを兼
ね備えているため、従来FR−ポリアミドやFR−ボリ
カーボネーI−等が使用されていた分野、例えば自動車
用部品、例えば、エアクリーナーハウジング、クーリン
グファン、チューナー、シートバック等、あるいは電気
部品、例えば、電動工具ハウジング、モーターファン、
コネクター、モーターカバー、コイルボビン等各種用途
に好適である。
ね備えているため、従来FR−ポリアミドやFR−ボリ
カーボネーI−等が使用されていた分野、例えば自動車
用部品、例えば、エアクリーナーハウジング、クーリン
グファン、チューナー、シートバック等、あるいは電気
部品、例えば、電動工具ハウジング、モーターファン、
コネクター、モーターカバー、コイルボビン等各種用途
に好適である。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例にf
iIIら制約されるものではない。
本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例にf
iIIら制約されるものではない。
本発明の実施例で用いた測定方法は以下の通りである。
引張特性 八STM D 638
曲げ特性 八STM D 790
アイゾツト衝撃強度 ASTM D 256 ノツチイ
」熱変形温度 ΔST門D648 荷重18.6kg/
cJ落球衝撃強度:2龍厚の円板上に535gの鉄球を
所定の高さから落下させ、円板 が破壊する高さくkg−c川)を読 み取る。
」熱変形温度 ΔST門D648 荷重18.6kg/
cJ落球衝撃強度:2龍厚の円板上に535gの鉄球を
所定の高さから落下させ、円板 が破壊する高さくkg−c川)を読 み取る。
〈変性プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体の
製造例〉 プロピレン含有率60モル%、結晶化度O%、M I
T O,96,沸騰fi−ヘブクン不溶分二0.1%、
沸騰酢酸メチル可溶分0.8%及び[η] −4,5d
1/g、のプロピレン・エチレンランダJ・共重合体1
00重量部にアセトン1.0重量部とα、α′−ビスt
er t−ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼン
0.01重量部と無水マレイン酸0.3重量部とからな
る混合液をヘンシェルミキサーで滴下混合した後40m
mφ押出機で240℃で造粒することにより結晶化度O
%、M F RIOg/10m1n 、無水マレイン酸
のグラフ1=l170.15重量%の無水マレイン酸グ
ラフトプロピレン・エチレンランダム共重合体(変性P
I’、 C−1)を得た。
製造例〉 プロピレン含有率60モル%、結晶化度O%、M I
T O,96,沸騰fi−ヘブクン不溶分二0.1%、
沸騰酢酸メチル可溶分0.8%及び[η] −4,5d
1/g、のプロピレン・エチレンランダJ・共重合体1
00重量部にアセトン1.0重量部とα、α′−ビスt
er t−ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼン
0.01重量部と無水マレイン酸0.3重量部とからな
る混合液をヘンシェルミキサーで滴下混合した後40m
mφ押出機で240℃で造粒することにより結晶化度O
%、M F RIOg/10m1n 、無水マレイン酸
のグラフ1=l170.15重量%の無水マレイン酸グ
ラフトプロピレン・エチレンランダム共重合体(変性P
I’、 C−1)を得た。
実施例I
MFRが10g/10mjnのポリプロピレン(以下P
P−1という)72重量部、メルトフローレート16g
/10m1n 、無水マレイン酸グラフト量3.8重量
%の変性ポリプロピレン(以下変性PPという)3重量
部、0−クロルフェノール溶液において25℃で測定し
た固有粘度〔η〕が0.65a/gのポリブヂレンテレ
フクレート(以下PBTという)25重量部、変性PI
EC−110重里部、スチレン・ブタジェンブロック共
重合体水添物(商品名 クレイトン01652+ シェ
ル化学製 スチレン含量15.5重量%、M F R6
、以下5EBSという)5重量部および長さ3龍のガラ
ス繊維(以下GFという)30fiff部とをタンブラ
ーブレンダーでトライブレンド後40蒙−φ押出機で2
40℃で造粒してペレットを製造した。このペレットを
乾燥後、260℃で射出成形して物性測定用試験片を作
製した。
P−1という)72重量部、メルトフローレート16g
/10m1n 、無水マレイン酸グラフト量3.8重量
%の変性ポリプロピレン(以下変性PPという)3重量
部、0−クロルフェノール溶液において25℃で測定し
た固有粘度〔η〕が0.65a/gのポリブヂレンテレ
フクレート(以下PBTという)25重量部、変性PI
EC−110重里部、スチレン・ブタジェンブロック共
重合体水添物(商品名 クレイトン01652+ シェ
ル化学製 スチレン含量15.5重量%、M F R6
、以下5EBSという)5重量部および長さ3龍のガラ
ス繊維(以下GFという)30fiff部とをタンブラ
ーブレンダーでトライブレンド後40蒙−φ押出機で2
40℃で造粒してペレットを製造した。このペレットを
乾燥後、260℃で射出成形して物性測定用試験片を作
製した。
結果を第【表に示す。
実施例2〜4、比較例1〜4
SEBS、及び変性PEC−1の量比を第1表の如く変
える以外は実施例1と同様に行った。
える以外は実施例1と同様に行った。
実施例5、比較例5〜G
実施例1及び比較例2と4においてGFの代わりにマイ
カ(スジライ1−マイカ、 200メツシユバス)を用
いる以外は実施例I及び比較例2と4と同様に行った。
カ(スジライ1−マイカ、 200メツシユバス)を用
いる以外は実施例I及び比較例2と4と同様に行った。
結果を第2表に示す。
実施例G、比較例7〜8
実施例I及び、比較例2と4において、CFの代わりに
タルク(平均粒径4μ)を用いる以外は実施例I及び、
比較例2と4と同様に行った。
タルク(平均粒径4μ)を用いる以外は実施例I及び、
比較例2と4と同様に行った。
結果を第2表に示す。
実施例7、比較例9
実施例5及び比較例5において、PP172重量部と変
性P P 3重量部の組成物をPP−175重量部に代
える以外は実施例5及び比較例5と同様に行った。結果
を第2表に併記する。
性P P 3重量部の組成物をPP−175重量部に代
える以外は実施例5及び比較例5と同様に行った。結果
を第2表に併記する。
Claims (1)
- (1)プロピレン重合体(A)、熱可塑性樹脂ポリエス
テル(B)、変性プロピレン・α−オレフィンランダム
共重合体(C)、スチレン・ブタジェンブロック共重合
体水添物(D)及び無機充填剤(E)とからなる組成物
において、変性プロピレン・α−オレフィンランダム共
重合体(C)がX線による結晶化度Oないし30重量%
、及びプロピレン含有量50ないし70モル%のプロピ
レン・α−オレフィンランダム共重合体(G)に、不飽
和カルボン酸またはその誘導体から選ばれるグラフ1−
モノマーを0.01ないし5重量%グラフ1−変性した
ものであり、(A)成分と(B)成分の合計量100重
量部に対しくC)成分が1ないし80重量部、(D)成
分が1ないし50重量部及び(E)成分が5ないし15
0重票部含まれることを特徴とする無機充填剤配合熱可
塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16652183A JPS6058447A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16652183A JPS6058447A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058447A true JPS6058447A (ja) | 1985-04-04 |
JPH0218698B2 JPH0218698B2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=15832855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16652183A Granted JPS6058447A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 無機充填剤配合熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058447A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5019625A (en) * | 1987-09-10 | 1991-05-28 | Dexter Corporation | Compatibilizing agent for polycarbonate and polyamide polymer blends |
US5187228A (en) * | 1986-10-03 | 1993-02-16 | Dexter Corporation | Stabilizer for compatibilized polycarbonate and polyamide polymer blends |
US5244970A (en) * | 1990-05-29 | 1993-09-14 | Tonen Corporation | Modified polyolefin-containing thermoplastic resin composition |
US5298557A (en) * | 1990-02-02 | 1994-03-29 | Tonen Corporation | Thermoplastic resin composition |
WO1995016746A1 (en) * | 1993-12-13 | 1995-06-22 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Breathable film |
WO2004035680A1 (en) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Dow Global Technologies Inc. | Highly filled polymer compositions |
-
1983
- 1983-09-12 JP JP16652183A patent/JPS6058447A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5187228A (en) * | 1986-10-03 | 1993-02-16 | Dexter Corporation | Stabilizer for compatibilized polycarbonate and polyamide polymer blends |
US5019625A (en) * | 1987-09-10 | 1991-05-28 | Dexter Corporation | Compatibilizing agent for polycarbonate and polyamide polymer blends |
US5298557A (en) * | 1990-02-02 | 1994-03-29 | Tonen Corporation | Thermoplastic resin composition |
US5444119A (en) * | 1990-02-02 | 1995-08-22 | Tonen Corporation | Thermoplastic resin composition |
US5244970A (en) * | 1990-05-29 | 1993-09-14 | Tonen Corporation | Modified polyolefin-containing thermoplastic resin composition |
WO1995016746A1 (en) * | 1993-12-13 | 1995-06-22 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Breathable film |
WO2004035680A1 (en) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Dow Global Technologies Inc. | Highly filled polymer compositions |
US7335696B2 (en) | 2002-10-17 | 2008-02-26 | Dow Global Technologies, Inc. | Highly filled polymer compositions |
CN100374494C (zh) * | 2002-10-17 | 2008-03-12 | 陶氏环球技术公司 | 高度填充的聚合物组合物 |
EP1964884A1 (en) * | 2002-10-17 | 2008-09-03 | Dow Global Technologies Inc. | Highly filled polymer compositions |
US7781510B2 (en) | 2002-10-17 | 2010-08-24 | Dow Global Technologies Inc. | Highly filled polymer compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218698B2 (ja) | 1990-04-26 |
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