JPS60576B2 - 円板ブレーキ - Google Patents
円板ブレーキInfo
- Publication number
- JPS60576B2 JPS60576B2 JP2343677A JP2343677A JPS60576B2 JP S60576 B2 JPS60576 B2 JP S60576B2 JP 2343677 A JP2343677 A JP 2343677A JP 2343677 A JP2343677 A JP 2343677A JP S60576 B2 JPS60576 B2 JP S60576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- pad
- fixing member
- disc brake
- braking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本願は円板ブレーキのパッドの取付け間違いによる付都
合を解消することを目的とするものである。
合を解消することを目的とするものである。
特に、パッドの両側に設けた溝に固定部材の棚を係合さ
せて、パッドの円板制動面への案内を行なう円板ブレ−
キの改良に関するものである。第１図において、固定点
に取りつけられた固定部材４の両腕の間に支持されるパ
ッド２が従来のように上耳６間の中Ａと下耳７間の中Ｂ
とはゞ等しい場合には、点線で示したようにパッド２′
のように上下逆に装着可能であるため、第２図ａに示す
ように、制動円板１の制動面に対して、パッド２‘の情
動面が円板制動面からはみ出す部分があり、このために
は鳥音が発生する傾向が増加する。また、同様に、第３
図の点線で示したパッド２′の如く装着されると、第２
図ａに示したように、パッド２′の角８が円板１のベル
部分に触れる場合にもｑ島音を発生する。さらに、パッ
ドの形状によっては、装着間違いによって、第２図（ｂ
）のパッド２′にて示した如く、上方にずれ、パッドの
裏板がキャリパ９の内側Ｒ部１０‘こ乗り上げ円板制動
面に対して傾斜し、キャリパ９による押圧力が弾力的に
なり、キャリパを移動させる制動液圧用の消費液量が増
加し、ブレーキペダルのストローク増大、スポンジ感触
、パッドの偏摩耗、さらには力点の不平衡によるキヤＩ
Ｊパの破損など重大な欠陥を生ずる危険など種々の不都
合を生ずる。本願は上述の欠点を解消するためになされ
たもので、パッドの上耳中Ａよりパッドの下耳７の挿入
される固定部材の空間間隔Ｃを小さく設計したものであ
る。
せて、パッドの円板制動面への案内を行なう円板ブレ−
キの改良に関するものである。第１図において、固定点
に取りつけられた固定部材４の両腕の間に支持されるパ
ッド２が従来のように上耳６間の中Ａと下耳７間の中Ｂ
とはゞ等しい場合には、点線で示したようにパッド２′
のように上下逆に装着可能であるため、第２図ａに示す
ように、制動円板１の制動面に対して、パッド２‘の情
動面が円板制動面からはみ出す部分があり、このために
は鳥音が発生する傾向が増加する。また、同様に、第３
図の点線で示したパッド２′の如く装着されると、第２
図ａに示したように、パッド２′の角８が円板１のベル
部分に触れる場合にもｑ島音を発生する。さらに、パッ
ドの形状によっては、装着間違いによって、第２図（ｂ
）のパッド２′にて示した如く、上方にずれ、パッドの
裏板がキャリパ９の内側Ｒ部１０‘こ乗り上げ円板制動
面に対して傾斜し、キャリパ９による押圧力が弾力的に
なり、キャリパを移動させる制動液圧用の消費液量が増
加し、ブレーキペダルのストローク増大、スポンジ感触
、パッドの偏摩耗、さらには力点の不平衡によるキヤＩ
Ｊパの破損など重大な欠陥を生ずる危険など種々の不都
合を生ずる。本願は上述の欠点を解消するためになされ
たもので、パッドの上耳中Ａよりパッドの下耳７の挿入
される固定部材の空間間隔Ｃを小さく設計したものであ
る。
なお、パッドの上下逆倒謀装着を解消するためには、本
願解決方法とは逆に、第１図においてパッドの下耳７の
中Ｂを間隔Ａをもつパッドの上耳６が挿入される固定部
材４の空間間隔より大きくして挿入不可能とすることも
可能であるが、この場合には固定部村の空間間隔Ｃもさ
らに大きくなり「制動時にパツド‘こ発生するトルクを
受け止める固定部材の腕付狼部１１の強度が低下するた
め得策ではない。第４図〜７図は本願実施例を具体的に
示したもので、円板１の外側を跨ぐ２対のＵ型腕部をも
つ固定部材４のそれぞれ向き合って棚５が設けられてい
る。
願解決方法とは逆に、第１図においてパッドの下耳７の
中Ｂを間隔Ａをもつパッドの上耳６が挿入される固定部
材４の空間間隔より大きくして挿入不可能とすることも
可能であるが、この場合には固定部村の空間間隔Ｃもさ
らに大きくなり「制動時にパツド‘こ発生するトルクを
受け止める固定部材の腕付狼部１１の強度が低下するた
め得策ではない。第４図〜７図は本願実施例を具体的に
示したもので、円板１の外側を跨ぐ２対のＵ型腕部をも
つ固定部材４のそれぞれ向き合って棚５が設けられてい
る。
これらの棚に摺動的に係合する案内溝３を両側にもつパ
ッド２が円板１を挟んで対向している。他方、第７図に
示されている案内ピン１２がブッシュ１３を介して固定
部材４の円板１を跨ぐ部分に設けられた案内孔１４に挿
入され、この案内ピンにキャリパ９が取りつけるれてい
る。キャリパ９は両側に設けられた案内ピンによって円
板軸方向のみに移動可能である。また図示されていない
がキャリパの一側に制動液圧によって作動するピストン
が設けられていて、このピストンの作動によって、一方
のパッド２が円板制動面に押圧され、この反力によって
キャリパ９が移動し、反対側のパッド２を円板の他の制
動面に押圧する。第５図はピストンを設けた側より見た
図であるが、この側のパッド２の上耳６間の中Ａは固定
部材４の両腕付線間の間隔Ｃよりも大きくされているた
めパッドの倒立誤装着もなく、力学上も合理的に設計さ
れている。また、第６図に示されるように、反対側の固
定部材の腕にも突起部１５を設け、突起部間の間隔Ｃを
中Ａより小さく設計しているので、の側のパッドも謀装
着されることはない。上記の本発明の構成は上述の浮動
型円板ブレーキ適用されるのみならず、円板の両側にピ
ストンを有するいわゆる対向型円板ブレーキにも適用可
能であることは言うまでもない。
ッド２が円板１を挟んで対向している。他方、第７図に
示されている案内ピン１２がブッシュ１３を介して固定
部材４の円板１を跨ぐ部分に設けられた案内孔１４に挿
入され、この案内ピンにキャリパ９が取りつけるれてい
る。キャリパ９は両側に設けられた案内ピンによって円
板軸方向のみに移動可能である。また図示されていない
がキャリパの一側に制動液圧によって作動するピストン
が設けられていて、このピストンの作動によって、一方
のパッド２が円板制動面に押圧され、この反力によって
キャリパ９が移動し、反対側のパッド２を円板の他の制
動面に押圧する。第５図はピストンを設けた側より見た
図であるが、この側のパッド２の上耳６間の中Ａは固定
部材４の両腕付線間の間隔Ｃよりも大きくされているた
めパッドの倒立誤装着もなく、力学上も合理的に設計さ
れている。また、第６図に示されるように、反対側の固
定部材の腕にも突起部１５を設け、突起部間の間隔Ｃを
中Ａより小さく設計しているので、の側のパッドも謀装
着されることはない。上記の本発明の構成は上述の浮動
型円板ブレーキ適用されるのみならず、円板の両側にピ
ストンを有するいわゆる対向型円板ブレーキにも適用可
能であることは言うまでもない。
第１〜３図は第４〜７図に示す本願実施例に類似的に記
載した従来の欠点を説明する図で、第１図は図示されな
いパッド押圧用のピストン側より見た見取図、第２図ａ
は第１図のロａ−ｏａ方向の断面見取図、第２図ｂは第
３図のロｂーロｂ方向の断面見取図第３図は第１図の反
対側から見た見取図であり、第４図は本願実施例の平面
図、第５図は同じく、ピストン側より見た側面図、第６
図は第５図の反対側より見た側面図、第７図は第５図の
肌一皿断面図をそれぞれ示している。 引用数字はいずれも下記のものを共通に使用している。
１・・・円板、２・・・パッド、３・・・案内溝「 ４
…固定部材、５…棚、６・・・上耳、７・・・下耳、８
・・’角、９・・・キャリパ、１０・・・Ｒ部、１１…
腕付榎部、１２…案内ピン、１３…ブッシュ、１４…案
内孔、１６・・・突起部。 ズ３図 フ大 ー 図 外２図 外２図 才４図 才５図 ズ６図 オ７図
載した従来の欠点を説明する図で、第１図は図示されな
いパッド押圧用のピストン側より見た見取図、第２図ａ
は第１図のロａ−ｏａ方向の断面見取図、第２図ｂは第
３図のロｂーロｂ方向の断面見取図第３図は第１図の反
対側から見た見取図であり、第４図は本願実施例の平面
図、第５図は同じく、ピストン側より見た側面図、第６
図は第５図の反対側より見た側面図、第７図は第５図の
肌一皿断面図をそれぞれ示している。 引用数字はいずれも下記のものを共通に使用している。
１・・・円板、２・・・パッド、３・・・案内溝「 ４
…固定部材、５…棚、６・・・上耳、７・・・下耳、８
・・’角、９・・・キャリパ、１０・・・Ｒ部、１１…
腕付榎部、１２…案内ピン、１３…ブッシュ、１４…案
内孔、１６・・・突起部。 ズ３図 フ大 ー 図 外２図 外２図 才４図 才５図 ズ６図 オ７図
Claims (1)
- １ 円板ブレーキの被制動円板１の制動面に押圧される
パツド２の円板円周方向の両側に設けられた案内溝３に
係合して、パツドの円板制動面への移動を案内すると共
に制動時にパツドに発生する制動トルクを受け止める固
定部材４に設けられた棚５は、円板外周よりも半径方向
内側にありかつ固定部材の固定点への取付位置は棚５よ
りも円板径内方にある円板ブレーキにおいて、上記案内
溝の円板型外方のパツドの上耳６間の巾Ａより、案内溝
の円板径内方のパツドの下耳７が挿入される円板径内方
の空間の間隔Ｃを小さくしたことを特徴とする円板ブレ
ーキ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2343677A JPS60576B2 (ja) | 1977-03-03 | 1977-03-03 | 円板ブレーキ |
| GB28305/77A GB1545644A (en) | 1976-07-28 | 1977-07-06 | Caliper disc brakes |
| AU27300/77A AU516032B2 (en) | 1976-07-28 | 1977-07-25 | Sliding caliper type disc brake |
| US05/818,516 US4162721A (en) | 1976-07-28 | 1977-07-25 | Sliding caliper type disc brake |
| IT779528A IT1080282B (it) | 1976-07-28 | 1977-07-27 | Freno a disco del tipo a calibro scorrevole |
| FR7723127A FR2360012A1 (fr) | 1976-07-28 | 1977-07-27 | Frein a disque a etrier coulissant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2343677A JPS60576B2 (ja) | 1977-03-03 | 1977-03-03 | 円板ブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53109073A JPS53109073A (en) | 1978-09-22 |
| JPS60576B2 true JPS60576B2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=12110441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2343677A Expired JPS60576B2 (ja) | 1976-07-28 | 1977-03-03 | 円板ブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60576B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6433510B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2018-12-05 | 日信工業株式会社 | 車両用ディスクブレーキ |
-
1977
- 1977-03-03 JP JP2343677A patent/JPS60576B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53109073A (en) | 1978-09-22 |
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