JPS628653B2 - - Google Patents
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- JPS628653B2 JPS628653B2 JP55063561A JP6356180A JPS628653B2 JP S628653 B2 JPS628653 B2 JP S628653B2 JP 55063561 A JP55063561 A JP 55063561A JP 6356180 A JP6356180 A JP 6356180A JP S628653 B2 JPS628653 B2 JP S628653B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- disc
- pad
- pads
- piston
- Prior art date
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Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 13
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/0006—Noise or vibration control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、デイスクブレーキ特にブレーキ鳴き
を有効に抑制することができるブレーキパツドを
備えたデイスクブレーキに関するものである。
を有効に抑制することができるブレーキパツドを
備えたデイスクブレーキに関するものである。
一般に、デイスクブレーキは、車輪と共に回転
するブレーキデイスクと、この両側に近接して配
置される一対のブレーキパツドと、ブレーキデイ
スクの片側に位置するシリンダと、このシリンダ
内に装備されたピストンとを有し、上記パツドの
内一方のパツドはピストンにより直接的に、他方
のパツドは中間部材を介して間接的に、夫々押圧
作動されるようになつている。
するブレーキデイスクと、この両側に近接して配
置される一対のブレーキパツドと、ブレーキデイ
スクの片側に位置するシリンダと、このシリンダ
内に装備されたピストンとを有し、上記パツドの
内一方のパツドはピストンにより直接的に、他方
のパツドは中間部材を介して間接的に、夫々押圧
作動されるようになつている。
ところで、かかる構成のデイスクブレーキで
は、パツドがブレーキデイスクに向けて押圧され
る制動時、高速回転するブレーキデイスクとパツ
ドの摩擦材との間に摩擦振動を生じ、この振動
が、ブレーキパツドの固有振動と一致した時、ブ
レーキパツド自身が共振して不快な騒音を発する
と共にこの振動は中間部材に伝えられ、中間部材
をも振動させて一層大きな騒音を発生させる。
は、パツドがブレーキデイスクに向けて押圧され
る制動時、高速回転するブレーキデイスクとパツ
ドの摩擦材との間に摩擦振動を生じ、この振動
が、ブレーキパツドの固有振動と一致した時、ブ
レーキパツド自身が共振して不快な騒音を発する
と共にこの振動は中間部材に伝えられ、中間部材
をも振動させて一層大きな騒音を発生させる。
この騒音は、一般にブレーキ鳴きと称されるも
のであり、これを抑制すべく、従来では、ブレー
キパツドとこれを押圧する部材との間にブレーキ
ノイズ防止用シムを挿入して、上記した摩擦振動
を吸収させるように構成している。そしてこの振
動吸収効果即ち減衰特性を高めるべく例えば0.3
〜0.4mm厚の金属板に樹脂または合成ゴムをコー
テイングしている。
のであり、これを抑制すべく、従来では、ブレー
キパツドとこれを押圧する部材との間にブレーキ
ノイズ防止用シムを挿入して、上記した摩擦振動
を吸収させるように構成している。そしてこの振
動吸収効果即ち減衰特性を高めるべく例えば0.3
〜0.4mm厚の金属板に樹脂または合成ゴムをコー
テイングしている。
しかし、この従来の構成では、ブレーキパツド
の振動が中間部材へ伝達するのを抑制すること
と、ブレーキパツドの振動の振幅を一定の領域で
抑えることには若干効果を有するが、ブレーキパ
ツド自体の共振現象をなくすることはできず、ブ
レーキ鳴きの根本的な解決にはなりえない。しか
も近年ブレーキパツドの摩擦材の材質が従来の石
綿を基材とするものから耐摩耗性の高いセミメタ
リツクを基材とするものに主流が推移しており、
これらのセミメタリツクを基材とする摩擦材を用
いたブレーキパツドでは、熱伝導性が高く、これ
らのシム部において400〜500℃の高温にさらされ
ることがあり、耐熱性の点でも問題があつた。
の振動が中間部材へ伝達するのを抑制すること
と、ブレーキパツドの振動の振幅を一定の領域で
抑えることには若干効果を有するが、ブレーキパ
ツド自体の共振現象をなくすることはできず、ブ
レーキ鳴きの根本的な解決にはなりえない。しか
も近年ブレーキパツドの摩擦材の材質が従来の石
綿を基材とするものから耐摩耗性の高いセミメタ
リツクを基材とするものに主流が推移しており、
これらのセミメタリツクを基材とする摩擦材を用
いたブレーキパツドでは、熱伝導性が高く、これ
らのシム部において400〜500℃の高温にさらされ
ることがあり、耐熱性の点でも問題があつた。
本発明は、上述の従来の不具合に鑑み、ブレー
キパツドの特に裏金の剛性をピストンまたはキヤ
リパの押え腕と接触する部分の間において部分的
に高めることにより、その振動モードを不均一に
し、ブレーキ鳴き防止シムを用いずともブレーキ
パツドの共振を抑えることのできるデイスクブレ
ーキを提供するものである。
キパツドの特に裏金の剛性をピストンまたはキヤ
リパの押え腕と接触する部分の間において部分的
に高めることにより、その振動モードを不均一に
し、ブレーキ鳴き防止シムを用いずともブレーキ
パツドの共振を抑えることのできるデイスクブレ
ーキを提供するものである。
以下、本発明を図面に基づき説明する。
本発明のデイスクブレーキは例えば第１図乃至
第３図の如くに構成している。即ち、サスペンシ
ヨンメンバに固定されるトルクメンバー１と、こ
れに対し相対移動可能なキヤリパ９とを具え、ト
ルクメンバー１はブレーキデイスク３０の周縁の
一部に跨がるよう切欠部２を有して側面略Ｕ字状
に構成され、キヤリパ９はトルクメンバー１に跨
がるブリツジ状に構成する。トルクメンバー１は
更に、キヤリパ９を支持するマウンテイングサポ
ート部３，４を有し、これらマウンテイングサポ
ート部に夫々ガイド孔５，６を形成する。キヤリ
パ９にはボルト１４Ａ，１４Ｂにより一対のスラ
イドピン１２，１３を固設し、これらスライドピ
ンを夫々上記ガイド孔５，６に挿入して、これに
よる案内下でキヤリパ９をトルクメンバー１に対
し相対的に移動できるよう支持する。
第３図の如くに構成している。即ち、サスペンシ
ヨンメンバに固定されるトルクメンバー１と、こ
れに対し相対移動可能なキヤリパ９とを具え、ト
ルクメンバー１はブレーキデイスク３０の周縁の
一部に跨がるよう切欠部２を有して側面略Ｕ字状
に構成され、キヤリパ９はトルクメンバー１に跨
がるブリツジ状に構成する。トルクメンバー１は
更に、キヤリパ９を支持するマウンテイングサポ
ート部３，４を有し、これらマウンテイングサポ
ート部に夫々ガイド孔５，６を形成する。キヤリ
パ９にはボルト１４Ａ，１４Ｂにより一対のスラ
イドピン１２，１３を固設し、これらスライドピ
ンを夫々上記ガイド孔５，６に挿入して、これに
よる案内下でキヤリパ９をトルクメンバー１に対
し相対的に移動できるよう支持する。
ブレーキデイスク３０の周縁の一部を挾んでそ
の両側に一対のブレーキパツド、即ち内側パツド
１５及び外側パツド１６を対設する。両パツド１
５，１６の裏金４０，４１は夫々その両側にＶ字
形の切欠き４０ａ，４１ａを有し、これらをトル
クメンバー１に設けた対応する受部７，８に滑り
込ませて、両パツド１５，１６を夫々落下防止す
ると共に、トルクメンバー１に沿つてブレーキデ
イスク３０に接近又はこれから遠去かる方向へ滑
動可能に支持する。なお、両パツド１５，１６
は、その裏金４０，４１とトルク受部７，８、キ
ヤリパ９との間に介挿されているアンチスキール
スプリング部材１７により遊動を抑制されてい
る。
の両側に一対のブレーキパツド、即ち内側パツド
１５及び外側パツド１６を対設する。両パツド１
５，１６の裏金４０，４１は夫々その両側にＶ字
形の切欠き４０ａ，４１ａを有し、これらをトル
クメンバー１に設けた対応する受部７，８に滑り
込ませて、両パツド１５，１６を夫々落下防止す
ると共に、トルクメンバー１に沿つてブレーキデ
イスク３０に接近又はこれから遠去かる方向へ滑
動可能に支持する。なお、両パツド１５，１６
は、その裏金４０，４１とトルク受部７，８、キ
ヤリパ９との間に介挿されているアンチスキール
スプリング部材１７により遊動を抑制されてい
る。
キヤリパ９はその一側部にシリンダ装置１０を
内蔵せしめると共に、他側部にパツド押え腕１１
を有し、前述のようにトルクメンバー１に跨がる
ブリツジ状とするが、シリンダ装置１０はキヤリ
パ９に形成したシリンダ孔９ａ内にピストン１８
を摺動自在に嵌合して、液室２１を画成すること
により構成し、パツド押え腕１１は第３図に示す
ように２個の押え腕１１ａよりなる二又形状とす
る。そして、ピストン１８を一方のパツド１５、
即ちその裏金４０に正対させると共に、パツド押
え腕１１を他方のパツド１６、即ちその裏金４１
に正対させる。なお、１９，２０は夫々スライド
ピン１２，１３及びピストン１８の突出端部を被
うダストカバーである。２５は液室２１の液密性
を保持するとともに、液圧により進出したピスト
ン１８を初期位置に戻す作用を行うピストンシー
ルである。
内蔵せしめると共に、他側部にパツド押え腕１１
を有し、前述のようにトルクメンバー１に跨がる
ブリツジ状とするが、シリンダ装置１０はキヤリ
パ９に形成したシリンダ孔９ａ内にピストン１８
を摺動自在に嵌合して、液室２１を画成すること
により構成し、パツド押え腕１１は第３図に示す
ように２個の押え腕１１ａよりなる二又形状とす
る。そして、ピストン１８を一方のパツド１５、
即ちその裏金４０に正対させると共に、パツド押
え腕１１を他方のパツド１６、即ちその裏金４１
に正対させる。なお、１９，２０は夫々スライド
ピン１２，１３及びピストン１８の突出端部を被
うダストカバーである。２５は液室２１の液密性
を保持するとともに、液圧により進出したピスト
ン１８を初期位置に戻す作用を行うピストンシー
ルである。
以上の構成になるデイスクブレーキでは、液室
２１に液圧を供給してピストン１８をシリンダ孔
９ａから進出させ、パツド１５をブレーキデイス
ク３０に押圧する一方、この時キヤリパ９が反力
によりトルクメンバー１に対し相対移動し、パツ
ド押え腕１１がパツド１６をブレーキデイスク３
０に押圧することにより、パツド１５，１６間に
ブレーキデイスク３０を挾圧して制動を行なうこ
とができる。そして本発明においては第２，４図
に示すように、パツド１５，１６の裏金４０，４
１に絞り加工を施すことにより、そのピストン１
８及び押え腕１１と接する面、即ちパツド裏金４
０，４１のブレーキデイスク３０から遠くかつパ
ツド１５，１６のブレーキデイスク３０円周方向
略中央に位置して、円周方向長さが半径長さより
大きい面４０ｃ，４１ｃに、周縁部４０ｄ，４１
ｄの平坦な平面部分と、中央部４０ｅ，４１ｅに
突出した長方形状の平坦な平面部分、これらの平
面部分をつなぐ傾斜面部分４０ｆ，４１ｆと、を
形成し、これにより面４０ｃ，４１ｃにブレーキ
デイスク３０のほぼ円周方向Ａ，Ｂに沿つて延在
する２つの段差４０ｇ，４１ｇを設ける。これら
段差４０ｇ，４１ｇは裏金４０，４１のブレーキ
デイスク３０円周方向Ａ，Ｂの剛性を高める手段
４２を構成している。
２１に液圧を供給してピストン１８をシリンダ孔
９ａから進出させ、パツド１５をブレーキデイス
ク３０に押圧する一方、この時キヤリパ９が反力
によりトルクメンバー１に対し相対移動し、パツ
ド押え腕１１がパツド１６をブレーキデイスク３
０に押圧することにより、パツド１５，１６間に
ブレーキデイスク３０を挾圧して制動を行なうこ
とができる。そして本発明においては第２，４図
に示すように、パツド１５，１６の裏金４０，４
１に絞り加工を施すことにより、そのピストン１
８及び押え腕１１と接する面、即ちパツド裏金４
０，４１のブレーキデイスク３０から遠くかつパ
ツド１５，１６のブレーキデイスク３０円周方向
略中央に位置して、円周方向長さが半径長さより
大きい面４０ｃ，４１ｃに、周縁部４０ｄ，４１
ｄの平坦な平面部分と、中央部４０ｅ，４１ｅに
突出した長方形状の平坦な平面部分、これらの平
面部分をつなぐ傾斜面部分４０ｆ，４１ｆと、を
形成し、これにより面４０ｃ，４１ｃにブレーキ
デイスク３０のほぼ円周方向Ａ，Ｂに沿つて延在
する２つの段差４０ｇ，４１ｇを設ける。これら
段差４０ｇ，４１ｇは裏金４０，４１のブレーキ
デイスク３０円周方向Ａ，Ｂの剛性を高める手段
４２を構成している。
次に作用を説明する。
かかるパツド１５，１６は円周方向Ａ，Ｂの剛
性を高め、第４図中の矢印Ｃ，Ｄに示す曲げ方向
の振動に対して部分的に剛性が他より高くなつて
いるため、ブレーキパツド全体にわたつて一様の
振動モードとならず、ブレーキデイスク３０から
の加振力に対して振動、特に共振しにくくなる。
したがつて、かかるパツド１５，１６を用いる本
実施例のデイスクブレーキでは、制動時にパツド
１５，１６がピストン１８及び押え腕１１に押圧
されて、ブレーキデイスク３０に圧接し、ブレー
キデイスク３０によりその円周方向へ引き摺られ
て、曲げ振動を生ずるが、その振動モードがブレ
ーキパツド全体にわたつて一様でないため、ブレ
ーキデイスク３０との共振を防ぎ、ブレーキ鳴き
の現象を軽減する効果がある。しかも、パツド１
５，１６円周方向Ａ，Ｂの剛性を高めかつブレー
キデイスク３０半径方向略中央かつデイスクブレ
ーキ３０円周方向略中央に位置するように裏金４
０，４１が部分的に突出しているため、第４図中
の矢印Ｃ，Ｄに示す曲げ方向振動に対して高い固
有振動数を得るようにしてブレーキデイスク３０
の固有振動数より大きくしている。これは、ブレ
ーキデイスク３０円周方向の剛性を高めるので、
（円周方向長さ）＞（半径方向長さ）という関係と
なる。したがつて、曲げ振動そのものおよび変形
が軽減されるとともに騒音が減少し、パツド１
５，１６の寿命を延ばし、ブレーキ特性の安定化
が助長されるという付加的効果もある。
性を高め、第４図中の矢印Ｃ，Ｄに示す曲げ方向
の振動に対して部分的に剛性が他より高くなつて
いるため、ブレーキパツド全体にわたつて一様の
振動モードとならず、ブレーキデイスク３０から
の加振力に対して振動、特に共振しにくくなる。
したがつて、かかるパツド１５，１６を用いる本
実施例のデイスクブレーキでは、制動時にパツド
１５，１６がピストン１８及び押え腕１１に押圧
されて、ブレーキデイスク３０に圧接し、ブレー
キデイスク３０によりその円周方向へ引き摺られ
て、曲げ振動を生ずるが、その振動モードがブレ
ーキパツド全体にわたつて一様でないため、ブレ
ーキデイスク３０との共振を防ぎ、ブレーキ鳴き
の現象を軽減する効果がある。しかも、パツド１
５，１６円周方向Ａ，Ｂの剛性を高めかつブレー
キデイスク３０半径方向略中央かつデイスクブレ
ーキ３０円周方向略中央に位置するように裏金４
０，４１が部分的に突出しているため、第４図中
の矢印Ｃ，Ｄに示す曲げ方向振動に対して高い固
有振動数を得るようにしてブレーキデイスク３０
の固有振動数より大きくしている。これは、ブレ
ーキデイスク３０円周方向の剛性を高めるので、
（円周方向長さ）＞（半径方向長さ）という関係と
なる。したがつて、曲げ振動そのものおよび変形
が軽減されるとともに騒音が減少し、パツド１
５，１６の寿命を延ばし、ブレーキ特性の安定化
が助長されるという付加的効果もある。
以上説明してきたように、この発明によれば、
デイスクブレーキのブレーキパツドの裏金の一部
すなわちピストンまたはキヤリパの押え腕等の押
圧部材を接触する部分の間で、ブレーキパツドの
ブレーキデイスク半径方向略中央かつブレーキデ
イスク円周方向略中央に位置して、円周方向長さ
が半径方向長さより大となるように裏金を部分的
に突出させて形成し、その剛性を、中央部と周辺
部とで相違させて、ブレーキデイスクと接触時一
様の振動モードをとらず、いわゆる不均一な振動
モードとなるようにしたため、ブレーキパツドと
ブレーキデイスクとの共振を防いで、ブレーキ鳴
きの現象を軽減することができるという効果があ
り、また、振動そのものと変形をも減少させてパ
ツドの寿命を延ばし、ブレーキ特性の安定化が助
長される附加的効果もある。また、本発明におい
ては、特にブレーキ鳴き防止シム等を不要とする
ため耐熱性を向上でき、熱伝導性の高い摩擦材例
えばセミメタリツク基材からなる摩擦材を有する
ブレーキパツドにも何等支障なく採用できる効果
を有する。
デイスクブレーキのブレーキパツドの裏金の一部
すなわちピストンまたはキヤリパの押え腕等の押
圧部材を接触する部分の間で、ブレーキパツドの
ブレーキデイスク半径方向略中央かつブレーキデ
イスク円周方向略中央に位置して、円周方向長さ
が半径方向長さより大となるように裏金を部分的
に突出させて形成し、その剛性を、中央部と周辺
部とで相違させて、ブレーキデイスクと接触時一
様の振動モードをとらず、いわゆる不均一な振動
モードとなるようにしたため、ブレーキパツドと
ブレーキデイスクとの共振を防いで、ブレーキ鳴
きの現象を軽減することができるという効果があ
り、また、振動そのものと変形をも減少させてパ
ツドの寿命を延ばし、ブレーキ特性の安定化が助
長される附加的効果もある。また、本発明におい
ては、特にブレーキ鳴き防止シム等を不要とする
ため耐熱性を向上でき、熱伝導性の高い摩擦材例
えばセミメタリツク基材からなる摩擦材を有する
ブレーキパツドにも何等支障なく採用できる効果
を有する。
第１図は本発明のデイスクブレーキを示す一部
切欠平面図、第２図は第１図の―断面図、第
３図は第１図の左側面図、第４図はこの実施例の
デイスクブレーキに用いるブレーキパツドの詳細
斜視図である。 １……トルクメンバー、５，６……ガイド孔、
７，８……トルク受け、９……キヤリパ、１１…
…パツド押え腕、１２，１３……スライド、１
５，１６……ブレーキパツド、１７……アンチス
キールスプリング部材、１８……ピストン、１
９，２０……ダストブーツ、２１……液室、２５
……ピストンシール、３０……ブレーキデイス
ク、４０，４１……裏金、４０ｇ，４１ｇ……段
差、ｔ……厚さ、４２，４７，５２，５７……ブ
レーキデイスク円周方向の剛性を高める手段。
切欠平面図、第２図は第１図の―断面図、第
３図は第１図の左側面図、第４図はこの実施例の
デイスクブレーキに用いるブレーキパツドの詳細
斜視図である。 １……トルクメンバー、５，６……ガイド孔、
７，８……トルク受け、９……キヤリパ、１１…
…パツド押え腕、１２，１３……スライド、１
５，１６……ブレーキパツド、１７……アンチス
キールスプリング部材、１８……ピストン、１
９，２０……ダストブーツ、２１……液室、２５
……ピストンシール、３０……ブレーキデイス
ク、４０，４１……裏金、４０ｇ，４１ｇ……段
差、ｔ……厚さ、４２，４７，５２，５７……ブ
レーキデイスク円周方向の剛性を高める手段。
Claims (1)
- １ ブレーキパツドをブレーキデイスクにピスト
ンまたはキヤリパの押え腕等の押圧部材により押
圧圧接させて制動するデイスクブレーキにおい
て、前記ブレーキパツドの裏金に、前記押圧部材
と接触する部分の間で、ブレーキパツドのブレー
キデイスク半径方向略中央かつブレーキデイスク
円周方向略中央に位置して、円周方向長さが半径
方向長さより大となるように裏金を部分的に突出
させて形成したことを特徴とするデイスクブレー
キ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6356180A JPS56160437A (en) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | Disc brake |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6356180A JPS56160437A (en) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | Disc brake |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56160437A JPS56160437A (en) | 1981-12-10 |
| JPS628653B2 true JPS628653B2 (ja) | 1987-02-24 |
Family
ID=13232754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6356180A Granted JPS56160437A (en) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | Disc brake |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56160437A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5963236U (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-25 | 住友電気工業株式会社 | オ−プントツプ型フロ−テイングデイスクブレ−キ |
| US4606438A (en) * | 1982-12-24 | 1986-08-19 | Lucas Industries Public Limited Company | Sliding caliper disk brake |
| US4685543A (en) * | 1985-03-27 | 1987-08-11 | Jurid Werke | Support plate for a friction lining of a disc brake |
| FR2751391B1 (fr) * | 1996-07-22 | 1998-10-09 | Alliedsignal Materiaux De Fric | Dispositif formant plaque de support d'au moins une plaquette de garniture de frein pour frein a disque de vehicule |
| US8505699B2 (en) * | 2008-02-06 | 2013-08-13 | Material Sciences Corporation | Flanged shim for disc brake squeal attenuation |
| JP2008292002A (ja) * | 2008-08-01 | 2008-12-04 | Nissan Motor Co Ltd | ドラムブレーキ装置 |
| JP5370934B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2013-12-18 | 新日鐵住金株式会社 | 鉄道車両用ブレーキライニング |
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Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS52113466A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-22 | Tokico Ltd | Friction pad for disc brake |
-
1980
- 1980-05-13 JP JP6356180A patent/JPS56160437A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52113466A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-22 | Tokico Ltd | Friction pad for disc brake |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56160437A (en) | 1981-12-10 |
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