JPS6056138B2 - イミダゾ−ル誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤 - Google Patents
イミダゾ−ル誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤Info
- Publication number
- JPS6056138B2 JPS6056138B2 JP8694278A JP8694278A JPS6056138B2 JP S6056138 B2 JPS6056138 B2 JP S6056138B2 JP 8694278 A JP8694278 A JP 8694278A JP 8694278 A JP8694278 A JP 8694278A JP S6056138 B2 JPS6056138 B2 JP S6056138B2
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- agricultural
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- lower alkyl
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な化合物、その製造方法及びその使用に関
し、詳しくは、一般式(1)(式中、R1は水素原子、
低級アルキル基、フェニル基又はベンジル基を、R2は
ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、フ
ェニル基又はフェノキシ基を、Xはハロゲン原子を、n
は0,1又は2を示す。
し、詳しくは、一般式(1)(式中、R1は水素原子、
低級アルキル基、フェニル基又はベンジル基を、R2は
ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、フ
ェニル基又はフェノキシ基を、Xはハロゲン原子を、n
は0,1又は2を示す。
)で表わされる化合物及びその金属錯塩、その製造方法
及び該化合物類を有効成分とする農園芸用殺菌剤に関す
るものである。農園芸作物の栽培に当り、作物の病害に
対して多数の防除薬剤が使用されているが、その防除効
力が不十分であつたり、薬剤耐性菌の出現によりその薬
剤の使用が製限されたり、また植物体に薬害や汚染を生
じたり、あるいは人畜魚類に対する毒性が強かつたりす
ることから、必ずしも満足すべき殺菌剤とは言い難いも
のが少なくない。
及び該化合物類を有効成分とする農園芸用殺菌剤に関す
るものである。農園芸作物の栽培に当り、作物の病害に
対して多数の防除薬剤が使用されているが、その防除効
力が不十分であつたり、薬剤耐性菌の出現によりその薬
剤の使用が製限されたり、また植物体に薬害や汚染を生
じたり、あるいは人畜魚類に対する毒性が強かつたりす
ることから、必ずしも満足すべき殺菌剤とは言い難いも
のが少なくない。
従つて、かかる欠点の少ない、安全に使用できる薬剤の
出現が強く要請されている。本発明者らは多数のイミダ
ゾール誘導体について研究を行つた結果、前記一般式(
1)で表わされる化合物群が、種々の植物病害に対して
優れた防除効果を示し、また作物に対する薬害もないこ
とを見い出し、更に、製剤学的研究を行つて、本発明を
完成し、ここに新規な農園芸用殺菌剤を提供するに至つ
た。
出現が強く要請されている。本発明者らは多数のイミダ
ゾール誘導体について研究を行つた結果、前記一般式(
1)で表わされる化合物群が、種々の植物病害に対して
優れた防除効果を示し、また作物に対する薬害もないこ
とを見い出し、更に、製剤学的研究を行つて、本発明を
完成し、ここに新規な農園芸用殺菌剤を提供するに至つ
た。
本発明の殺菌剤は広い範囲にわたる植物病害に.対して
防除効果を示すが、特に、そ菜のうどんこ病、灰色かび
病、ナシ、リンゴの黒星病、ムギ類のさび病に対しては
優れた効力を有する。
防除効果を示すが、特に、そ菜のうどんこ病、灰色かび
病、ナシ、リンゴの黒星病、ムギ類のさび病に対しては
優れた効力を有する。
一般式(1)で表わされる本発明化合物のうちR2が炭
素数1〜3の低級アルキル基であり、X.が塩素原子で
ある化合物群が特に優れている。
素数1〜3の低級アルキル基であり、X.が塩素原子で
ある化合物群が特に優れている。
本発明化合物は、一般式(■)(式中、Rl,R2及び
nは先の定義と同一)で表わされる化合物を、ハロゲン
化剤を用いてハロゲン化することにより製造される。
nは先の定義と同一)で表わされる化合物を、ハロゲン
化剤を用いてハロゲン化することにより製造される。
ハロゲン化剤としては、塩化チオニル、臭化チオニル、
五塩化リン、オキシ三塩化リン、臭素、ホスゲン等が用
jいられる。製造にあたつては、前記一般式(■)で表
わされる化合物をベンゼン等の適当な不活性溶媒に溶解
し、前記ハロゲン化剤を添加して、必要ならば加熱還流
して、反応させる。反応終了後は、溶媒及び過剰のハロ
ゲン化剤を留去し、残査を水に溶解する。炭酸ソーダ等
で中和して適当な有機溶媒で抽出した後、乾燥し、溶媒
を留去することにより目的とする本発明化合物が得られ
る。必要ならば再結晶又はカラムクロマトグラフィー等
により更に精製すればほぼ純粋な本発明化合物が得られ
る。本発明化合物の構造は元素分析、赤外吸収スペクト
ル、核磁気共鳴スペクトル、マススペクトル等の分析結
果から決定した。前記一般式(1)て表わされる化合物
の金属錯塩は、上記の如くして得られた化合物を適当な
不活性溶媒に溶解し、金属塩と反応させて製造する。
五塩化リン、オキシ三塩化リン、臭素、ホスゲン等が用
jいられる。製造にあたつては、前記一般式(■)で表
わされる化合物をベンゼン等の適当な不活性溶媒に溶解
し、前記ハロゲン化剤を添加して、必要ならば加熱還流
して、反応させる。反応終了後は、溶媒及び過剰のハロ
ゲン化剤を留去し、残査を水に溶解する。炭酸ソーダ等
で中和して適当な有機溶媒で抽出した後、乾燥し、溶媒
を留去することにより目的とする本発明化合物が得られ
る。必要ならば再結晶又はカラムクロマトグラフィー等
により更に精製すればほぼ純粋な本発明化合物が得られ
る。本発明化合物の構造は元素分析、赤外吸収スペクト
ル、核磁気共鳴スペクトル、マススペクトル等の分析結
果から決定した。前記一般式(1)て表わされる化合物
の金属錯塩は、上記の如くして得られた化合物を適当な
不活性溶媒に溶解し、金属塩と反応させて製造する。
不活性溶媒としては、該イミダゾール化合物を溶解し、
また水と混合可能なものが使用され、例えば、酢酸エチ
ル、メタノール、アセトニトリル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン等が挙げられる。金属塩類としては、銅、
亜鉛、ニッケル、コバルト、マンガン、鉄、銀、アルミ
ニウム等の塩化物、硫酸塩、硝酸塩、酢酸塩等が挙げら
れる。
また水と混合可能なものが使用され、例えば、酢酸エチ
ル、メタノール、アセトニトリル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン等が挙げられる。金属塩類としては、銅、
亜鉛、ニッケル、コバルト、マンガン、鉄、銀、アルミ
ニウム等の塩化物、硫酸塩、硝酸塩、酢酸塩等が挙げら
れる。
反応は室温で数分攪拌して行う。反応終了後、反応物を
n−ヘキサン又は水に注ぎ、析出した結晶を枦別するこ
とにより、本発明の金属錯塩が得られる。なお、前記一
般式(■)で表わされる原料化合物も新規化合物であり
、例えば、下記反応式により製造できる。
n−ヘキサン又は水に注ぎ、析出した結晶を枦別するこ
とにより、本発明の金属錯塩が得られる。なお、前記一
般式(■)で表わされる原料化合物も新規化合物であり
、例えば、下記反応式により製造できる。
次に実施例を挙げて本発明の製造方法を説明する。実施
例1 1−〔1−(n−プロピル)−2−クロルー2一(2,
4ージクロルフェニル)エチル〕イミダゾール(化合物
1)N−〔1−(n−プロピル)−2−(2,4ージク
ロルフェニル)2−ヒドロキシエチル〕イミダゾール2
0fIをベンゼン300m1に加熱還流しながら溶解し
た後、塩化チオニル60m1を加えて2時間還流した。
例1 1−〔1−(n−プロピル)−2−クロルー2一(2,
4ージクロルフェニル)エチル〕イミダゾール(化合物
1)N−〔1−(n−プロピル)−2−(2,4ージク
ロルフェニル)2−ヒドロキシエチル〕イミダゾール2
0fIをベンゼン300m1に加熱還流しながら溶解し
た後、塩化チオニル60m1を加えて2時間還流した。
ベンゼン及び塩化チオニルを留去後、残留物を水に溶解
し、炭酸ソーダで中和して塩化メチレンで抽出した。塩
化メチレン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、塩化メ
チレンを留去して目的物19ダを得た。M.p.lO4
〜5。
し、炭酸ソーダで中和して塩化メチレンで抽出した。塩
化メチレン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、塩化メ
チレンを留去して目的物19ダを得た。M.p.lO4
〜5。
C実施例2
1−〔1−(n−プロピル)−2−ブロムー2−(2,
4ジクロルフエニル)エチル〕イミダゾール(化合物3
)N−〔1−(n−プロピル)−2−(2,4ージクロ
ルフェニル)−2−ヒドロキシエチル〕ーイミダゾール
6Vをベンゼン50m1に加熱溶解後、臭化チオニル2
0yを加えて1時間還流した。
4ジクロルフエニル)エチル〕イミダゾール(化合物3
)N−〔1−(n−プロピル)−2−(2,4ージクロ
ルフェニル)−2−ヒドロキシエチル〕ーイミダゾール
6Vをベンゼン50m1に加熱溶解後、臭化チオニル2
0yを加えて1時間還流した。
還流後ベンゼンを留去し、残留物を水に溶解し炭酸ソー
ダで中和後、塩化メチレンにて抽出した。塩化メチレン
層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥後溶媒を留去するこ
とにより目的物3.6yを得た。n■1.5890実施
例3 1−0−エチルー2−クロルー2−(2,4ージクロル
フェニル)エチル〕−イミダゾール(化合物6)1−〔
1−エチルー2−(2,4ージクロルフェニル)−2−
ヒドロキシエチル〕−イミダゾール8fIをベンゼン1
00m1に加熱溶解後、塩化チオニル25mtを加えて
2時間還流した。
ダで中和後、塩化メチレンにて抽出した。塩化メチレン
層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥後溶媒を留去するこ
とにより目的物3.6yを得た。n■1.5890実施
例3 1−0−エチルー2−クロルー2−(2,4ージクロル
フェニル)エチル〕−イミダゾール(化合物6)1−〔
1−エチルー2−(2,4ージクロルフェニル)−2−
ヒドロキシエチル〕−イミダゾール8fIをベンゼン1
00m1に加熱溶解後、塩化チオニル25mtを加えて
2時間還流した。
還流後、ベンゼン及び塩化チオニルを留去し、残留物を
水に溶解した。水層を炭酸ソーダにて中和塩化メチレン
で抽出し無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶媒を留
去することにより目的物8yを得た。M.p,84−6
℃実施例4 ビス(1−〔1−エチルー2−クロルー2一(2,4ー
ジクロルフェニル)エチル〕イソダゾール)塩化亜鉛(
化合物19)1−〔1−エチルー2−クロルー2−(2
,4ージクロルフェニル)エチル〕−イミダゾール1y
をメタノール5m1に溶解し塩化亜鉛1fを加え5分間
室温にて放置した後、50m1の水に注ぎ析出した結晶
を戸別することにより目的物1.1′が得られた。
水に溶解した。水層を炭酸ソーダにて中和塩化メチレン
で抽出し無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶媒を留
去することにより目的物8yを得た。M.p,84−6
℃実施例4 ビス(1−〔1−エチルー2−クロルー2一(2,4ー
ジクロルフェニル)エチル〕イソダゾール)塩化亜鉛(
化合物19)1−〔1−エチルー2−クロルー2−(2
,4ージクロルフェニル)エチル〕−イミダゾール1y
をメタノール5m1に溶解し塩化亜鉛1fを加え5分間
室温にて放置した後、50m1の水に注ぎ析出した結晶
を戸別することにより目的物1.1′が得られた。
M.p.lO9〜114℃本発明の代表化合物を第1表
に示す。
に示す。
本発明の殺菌剤は、有効成分化合物の純品のま1・まで
も使用できるし、また農薬として使用する目的で、一般
の農薬のとり得る形態、即ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳
剤、水溶剤、エアロゾル等の形態で使用することもでき
る。
も使用できるし、また農薬として使用する目的で、一般
の農薬のとり得る形態、即ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳
剤、水溶剤、エアロゾル等の形態で使用することもでき
る。
添加剤及び担体としては、固型剤を目的とする場合は、
大豆粉、小1麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石
膏、タルク、パイロフイライト、クレイ等の鉱物性微粉
末が使用される。液体の剤型を目的とする場合は、ケロ
シン、鉱油、石油、ソルベントナフサ、キシレン、シク
ロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、アルコール、アセトン、水等
を溶剤として使用する。これらの製剤において、均一且
つ安定な形態をとるために必要ならば、界面活性剤を添
加することもできる。このようにして得られた水和剤、
乳剤は、水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁
液として、粉剤、粒剤はそのまま、植物に散布する方法
で使用される。また、本発明殺菌剤を土壌に処理するこ
とにより、苗立枯病等の土壌病害を有効に防除すること
ができる。
大豆粉、小1麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石
膏、タルク、パイロフイライト、クレイ等の鉱物性微粉
末が使用される。液体の剤型を目的とする場合は、ケロ
シン、鉱油、石油、ソルベントナフサ、キシレン、シク
ロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、アルコール、アセトン、水等
を溶剤として使用する。これらの製剤において、均一且
つ安定な形態をとるために必要ならば、界面活性剤を添
加することもできる。このようにして得られた水和剤、
乳剤は、水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁
液として、粉剤、粒剤はそのまま、植物に散布する方法
で使用される。また、本発明殺菌剤を土壌に処理するこ
とにより、苗立枯病等の土壌病害を有効に防除すること
ができる。
更には、水和剤、粉剤をそのまま作物の種子に粉衣処理
、又は水和剤、乳剤を水で希釈した薬液に種子を浸漬処
理することにより、いもち病、ごま葉枯病、なまぐさ黒
穂病等の病害を防除することもできる。また、従来の各
種形態の殺菌剤、殺虫剤、植物調節剤等に本発明化合物
を添加し含有させ、殺菌性を付与することもできる。
、又は水和剤、乳剤を水で希釈した薬液に種子を浸漬処
理することにより、いもち病、ごま葉枯病、なまぐさ黒
穂病等の病害を防除することもできる。また、従来の各
種形態の殺菌剤、殺虫剤、植物調節剤等に本発明化合物
を添加し含有させ、殺菌性を付与することもできる。
本発明の金属錯塩化合物の生成反応は容易に進行するの
で、上述の如き本発明殺菌剤において、本発明錯化合物
の代りに、相当するイミダゾール化合物と金属錯塩類と
を有効成分として混合して製剤することもできる。
で、上述の如き本発明殺菌剤において、本発明錯化合物
の代りに、相当するイミダゾール化合物と金属錯塩類と
を有効成分として混合して製剤することもできる。
また使用に際して、イミダゾール化合物の純品又は製剤
と金属塩類とを混合して散布することもできる。更には
Zrlcl2,CUCl2,CUSO,等の金属塩類の
代りに、マンゼブ、8−オキシキノリンド、水酸化トリ
フェニルスズ等の金属含有農薬を用いてもよい。次に、
本発明の組成物の実施例を若干示すが、添加物及び添加
割合は、これら実施例に限定されるべきものではなく、
広い範囲に変化させることが可能である。
と金属塩類とを混合して散布することもできる。更には
Zrlcl2,CUCl2,CUSO,等の金属塩類の
代りに、マンゼブ、8−オキシキノリンド、水酸化トリ
フェニルスズ等の金属含有農薬を用いてもよい。次に、
本発明の組成物の実施例を若干示すが、添加物及び添加
割合は、これら実施例に限定されるべきものではなく、
広い範囲に変化させることが可能である。
実施例5水和剤
化合物34娼
珪藻土 槃部高級アルコ
ール硫酸エステル 4部アルキルナフタレンス
ルホン酸 3部以上を均一に混合し微細に粉砕し
て、有効成分10%の水和剤を得た。
ール硫酸エステル 4部アルキルナフタレンス
ルホン酸 3部以上を均一に混合し微細に粉砕し
て、有効成分10%の水和剤を得た。
実施例6乳剤
化合物73CB
キシレン 羽部ジメチル
ホルムアミド (9)部ポリオキシエ
チレンアルキルアリルエーテル
7部以上を混合溶解して、有効成分30%の乳剤
を得た。
ホルムアミド (9)部ポリオキシエ
チレンアルキルアリルエーテル
7部以上を混合溶解して、有効成分30%の乳剤
を得た。
実施例7粉剤
化合物91娼
タルク 8?■ポリ
オキシエチレンアルキルアリルエーテル
1部以上を均一に混合し微細に粉砕して
、有効成分10%の粉剤を得た。
オキシエチレンアルキルアリルエーテル
1部以上を均一に混合し微細に粉砕して
、有効成分10%の粉剤を得た。
次に本発明の殺菌剤の効力に関する若干の試験例を示す
。
。
試験例1 キユウリうどんこ病防除試験
本発明化合物の水和剤の所定濃度液をポット植えの一葉
期のキユウリ苗に、ポット当り5nLづつ,散布し風乾
させたのち、うどんこ病菌(SphaerOtheca
fu]Iginea)の分生胞子懸濁液を接種し、25
℃前後の温室に10日間保つたのち、発病程度及び薬害
について調査し、無処理対照区の発病度を基準として、
防除価を算出した。
期のキユウリ苗に、ポット当り5nLづつ,散布し風乾
させたのち、うどんこ病菌(SphaerOtheca
fu]Iginea)の分生胞子懸濁液を接種し、25
℃前後の温室に10日間保つたのち、発病程度及び薬害
について調査し、無処理対照区の発病度を基準として、
防除価を算出した。
その結果を第2表に示す。試験例2 エンバク冠さび病
防除試験 播種後2週間目の鉢植えのエンバク苗に、本発明化合物
の水和剤の所定濃度の薬液を散布し風乾,させたのち、
冠さび病菌(PucciniacOrOnata)の分
生胞子を接種し、6日後に発病程度を調査し、無処理対
照区の発病度を基準にして防除価を算出した。
防除試験 播種後2週間目の鉢植えのエンバク苗に、本発明化合物
の水和剤の所定濃度の薬液を散布し風乾,させたのち、
冠さび病菌(PucciniacOrOnata)の分
生胞子を接種し、6日後に発病程度を調査し、無処理対
照区の発病度を基準にして防除価を算出した。
その結果を第3表に示す。試験例3 リンゴ黒星病ポッ
ト試験 播種後2週間目のリンゴ実生苗に、本発明化合物の水和
剤の所定濃度の薬液を散布し風乾後、リンゴ黒星病菌(
Venturiairklequalis)の分生胞子
を接種し、20℃の湿室に2週間保つたのち、発病程度
を調査した。
ト試験 播種後2週間目のリンゴ実生苗に、本発明化合物の水和
剤の所定濃度の薬液を散布し風乾後、リンゴ黒星病菌(
Venturiairklequalis)の分生胞子
を接種し、20℃の湿室に2週間保つたのち、発病程度
を調査した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子、低級アルキル基、フェニル
基又はベンジル基を、R_2はハロゲン原子、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、フェニル基又はフェノキシ
基を、Xはハロゲン原子を、nは0、1又は2を示す。 )で表わされる化合物又はその金属錯塩。 2 R_1が低級アルキル基である特許請求の範囲第1
項記載の化合物。 3 Xが塩素原子である特許請求の範囲第1又は2項記
載の化合物。 4 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子、低級アルキル基、フェニル
基又はベンジル基を、R_2はハロゲン原子、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、フェニル基又はフェノキシ
基を、nは0、1又は2を示す。 )で表わされる化合物をハロゲン化剤を用いてハロゲン
化することを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等が
あります▼ (式中、R_1、R_2及びnは先の定義と同一であり
、Xはハロゲン原子を示す。 )で表わされる化合物の製造方法。5 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子、低級アルキル基、フェニル
基又はベンジル基を、R_2はハロゲン原子、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、フェニル基又はフェノキシ
基を、Xはハロゲン原子を、nは0、1又は2を示す。 )で表わされる化合物又はその金属錯塩を有効成分とし
て含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。6 R_
1が低級アルキル基である特許請求の範囲第5項記載の
農園芸用殺菌剤。 7 Xが塩素原子である特許請求の範囲第5又は6項記
載の農園芸用殺菌剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8694278A JPS6056138B2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | イミダゾ−ル誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8694278A JPS6056138B2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | イミダゾ−ル誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5513256A JPS5513256A (en) | 1980-01-30 |
JPS6056138B2 true JPS6056138B2 (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=13900916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8694278A Expired JPS6056138B2 (ja) | 1978-07-17 | 1978-07-17 | イミダゾ−ル誘導体、その製造方法及び農園芸用殺菌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056138B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03115267A (ja) * | 1989-09-28 | 1991-05-16 | Maruho Kk | プロピオフエノン誘導体、その製造方法、それを含む中枢性筋弛緩剤および抗痙攣剤 |
-
1978
- 1978-07-17 JP JP8694278A patent/JPS6056138B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5513256A (en) | 1980-01-30 |
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