JPS6054091A

JPS6054091A - ホッパ−型コイン払出機

Info

Publication number: JPS6054091A
Application number: JP58162388A
Authority: JP
Inventors: 桜井　菊雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-09-02
Filing date: 1983-09-02
Publication date: 1985-03-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はポツパー内のコイン（硬貨、遊技用コインを含
む）を所定枚数外部に払出すポツパー型コイン払出機に
関する。

従来のポツパー型コイン払出機は、ポツパー内のコイン
を、回転傾斜円盤のコイン移送部に乗せ、これをカウン
タ一部材に向は移送し、ここでカウントされて外部に払
出されるように構成されている。

この従来例においては、次のような問題点がある。

■　傾斜円盤の下部はホッパー内に収容されたコイン群
に常に接触しているが、その接触面積は傾斜円盤の全面
積の過半を占め非常に大きい。このため傾斜円盤に作用
する回転抵抗が大きくなるので、これを駆動するモーフ
の容量が大きくなる。

■　傾斜円盤はそのコイン移送部にコインを乗せて、こ
れをカウンタ一部材に向り移送するが、傾斜円盤の回転
中にコインがコイン移送部から落下しないように、傾斜
円盤の（頃きを鉛直面に対しある程度大きくとらなけれ
ばならない。このため前記コイン群の重力の傾斜円盤に
垂直な方向に作用する分力が大きくなる結果、傾斜円盤
の回転を阻止する圧接力が太き（なる。従って前記分力
を軽減する必要があり、ポツパーのコイン容量を大きく
するには一定の限度がある。

■　傾斜円盤、その回動機構等を必要とし、構造が複雑
である。

本発明は上記従来例の問題点を解消することを目的とし
、図示する実施例に例示する如く、ボンパー１の一側壁
２に設けた開口部３に鉛直面に対し１０°〜４０°の傾
斜角をなずエンドレスコンベヤ４を配Ｋｔし、且つこの
エンドレスコンベヤ４にコインａ、ａ・・・を下方から
支える保持用突起５．５・・・を間隔を置いて多数設け
る一方、エンドレスコンベヤ４の上端近傍部ニカウンタ
一部材６を配して、ポツパー型コイン払出機を構成した
ことを特徴とする。

以下本発明を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
。

■はホッパーで、その−側壁（前面壁）２は鉛直面に対
し約１５°の傾斜角をなず急傾斜面に形成され、その一
部に上下方向に開設された開口部３を設けている。この
開口部３に沿ってエンドレスコンベヤ４を配している。

このエンドレスコンベヤ４の表面には等間隔に左右一対
のピン状突子からなる保持用突起５．５・・・を形成し
、エンドレスコンベヤ４の上昇時にコインａ、ａ・・・
を下方から支えて、これをカウンタ一部＋Ａ６に向は移
送する作用を営ませている。７はエンドレスコンベヤ４
・のホッパー１内に臨む部分を裏面から案内支持するガ
イ１！板で゛ある。又、８は駆動プーリ、９は従動プー
リ、１０はテンションプーリである。前記駆動プーリ８
はベルト１１を介して正逆転可能な駆動モータ１２に接
続されている。尚、駆動モータ１２側のプーリ１２ａに
は一方向伝達機構が組み込まれていて、駆動モータ１２
の第１図反時計方向の回転のみがエンドレスコンベヤ４
に伝えられる。

前記ボンパー１の底壁工３は前記エンドレスコンベヤ４
に向けて緩やかに傾斜し、コインａ、ａ・・・をエンド
レスコンベヤ４に乗せ易いようにしている。ホンパー１
の」三方にはコイン供給筒１４が配され、ここからホッ
パー１内にコインａ、ａ・・・が供給される。ボンパー
１内のコインａ、ａ・・・が飽和状態になると、後面壁
１５に設けた排除口１６からコインａ、ａ・・・は排除
される。１７はコイン排除ローラで、飽和時のコインａ
、ａ・・・を積極的に排除する（＠Ｊきをし、ベルト１
８を介して前記駆動モータ１２に接続されている。面、
駆動モータ１２側のプーリ１２ｂには一方向伝達機構が
組め込まれていて、駆動モータ１２の第１図時計方向の
回転のみがコインＪＪＩ除ローラ１７に伝えられる。１
９はポツパー１の上部空間に横架した仕切板で、コイン
ａ、ａ・・・の山が後部では高く、前部では低くなるよ
うにする作用を営み、エンドレスコンベヤ４に負１ｕが
かかるのを軽減している。２０ばボンパー１の前部に設
けた払出しシュートで、エンドレスコンベヤ４の上端よ
り落下するコインａ、ａ・・・を受け止めて、外部に払
出す作用を営む。

前記カウンタ一部材６はエンドレスコンベヤ４の上端近
傍に配され、カウントローラ２１、アーム２２、ホトカ
プラ２３などからなる。そして前記カウントローラ２１
の下をエンドレスコンベヤ４によって移送されるコイン
ａが通過したとき、アーム２２がシーソ動して、これを
ホトカプラ２３が検知することにより、通過コインａ、
ａ’・・数をカウントできるように構成されている次に
上記実施例の作用を説明する。コイン払出し指令が駆動
モータ１２に与えられると、駆動モーフ１２は第１図時
計方向に回転し、エンドレスコンベヤ４を矢印方向に回
動させる。ホッパー１内のコインａ、ａ・・・はエンド
レスコンベヤ４の保持用突起５．５・・・に下方より支
えられ、上方に向ＬＪ移送される。そしてエンドレスコ
ンベヤ４の上端部を通過するとき、カウンタ一部材６に
よりカウントされ、次いで払出しシュート２０より外部
に払出される。カウンタ一部材６が予め与えられたカウ
ント数をカランｌ−Ｌ終えると、停止信号が前記駆動モ
ータ１２に与えられる。これにより駆動モータ１２を停
止させるように構成することができるが、本実施例では
駆動モータ１２を逆転（第１図時計方向）させるように
構成している。かくしてエンドレスコンベヤ４は停止す
るが、コイン排除ローラ１７は矢印方向に回転する。こ
れにより、ホンパー１内のコインａ、ａ・・・の山が所
定高さ以上にならないようにし、余剰のコインａ、ａ・
・・を積極的に前記排除口１６より排除する。

本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。上記実施例では、エンドレスコンベヤ４を
前記前面壁２に沿わせて、鉛直面に対し約１５°の傾斜
角をなすように配設しているが、エンドレスコンベヤ４
の前記傾斜角を１０°〜４０’の範囲で定めることがで
きる。

この傾斜角を１０’未満とすると急傾斜すぎて、コイン
ａ、ａ・・・の落下率が大きくなり実用に供することが
困難である。又前記傾斜角を４０’より大きくすると、
コインａ、ａ・・・のｆｆ１ｆｉが大きくエントルレス
コンベヤ４に作用するので、そのスムースな回動を確保
することが困難となる。前記傾斜角ば１３°〜２０°の
範囲で選定すると好適である。又上記実施例では、左右
１対のピン状突子によって前記保持用突起５を構成して
いるが、この保持用突起５の態様はこれに限定されない
ことは勿論である。又上記実施例はコインａ、ａ・・・
をエンドレスコンベヤ４上に１列に整列させて移送させ
ているが、複数列に整列させて移送させてもよい。更に
カウンタ一部材６の態様も上記実施例に示すものに限定
されず、例えばリミットスイッチを備えたものであって
もよい。

本発明は上記構成を有するので、次のような効果を奏す
ることができる。

■　ポソハー内に収容されたコイン群のエンドレスコン
ベヤに接触する面積を従来例に比較して大幅に減少させ
ることができるので、エンドレスコンベヤに作用する抵
抗を少なくでき、これを駆動するモータの容量を小さく
できる。

■　エンドレスコンベヤによるコインの移送方向は直線
方向であるので、移送方向が円周方向である従来例に比
較して、コインの移送途中での落下を少なくできる。従
ってエンドレスコンベヤの傾斜を急傾斜とすることが可
能である。この結果ホッパーのコイン容量を大幅に増大
させることができる。

■　従来例の傾斜円盤、その回動機構等に比較して、本
発明のエンドレスコンベヤ、その駆動機構等は構造が簡
単であるので、装置全体としても構造が簡単となり、製
造コストも安くなる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図面はその縦断正面
図、第２図はその平面図である。１−−−−一ホツバ−２−−−−一側壁３−−−−開口
部　４−・−エンドレスコンベヤ５−・−保持用突起　
６−・−カウンタ一部材代理人　弁理士　石　原　勝

Claims

【特許請求の範囲】

０）　ポツパーの一側壁に設けた開口部に鉛直面ニ対し
ＩＯ’　〜４０°の使斜角をなずエンドレスコンベヤを
配設し、且つこのエンドレスコンベヤにコインを下方が
ら支える保持用突起を間隔を置いて多数設ける一方、エ
ンドレスコンベヤの上端近傍部にカウンタ一部材を配し
たことを特徴とするポツパー型コイン払出機