JPS6052608B2 - トランジスタ回路 - Google Patents
トランジスタ回路Info
- Publication number
- JPS6052608B2 JPS6052608B2 JP54007784A JP778479A JPS6052608B2 JP S6052608 B2 JPS6052608 B2 JP S6052608B2 JP 54007784 A JP54007784 A JP 54007784A JP 778479 A JP778479 A JP 778479A JP S6052608 B2 JPS6052608 B2 JP S6052608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- value
- base
- supplied
- emitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G1/00—Details of arrangements for controlling amplification
- H03G1/0005—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
- H03G1/0035—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal using continuously variable impedance elements
- H03G1/0082—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal using continuously variable impedance elements using bipolar transistor-type devices
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は直流電流増幅率を自由に制御することがで
きるトランジスタ回路に関する。
きるトランジスタ回路に関する。
トランジスタ個々はある固有の値の直流電流増幅率h
pEを持つているが、従来ではこのhFEの値を自由に
制御することができなかつた。
pEを持つているが、従来ではこのhFEの値を自由に
制御することができなかつた。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
であり、その目的とするところは、直流電流増幅率を自
由に制御することができるトランジスタ回路を提供する
ことにある。
であり、その目的とするところは、直流電流増幅率を自
由に制御することができるトランジスタ回路を提供する
ことにある。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明に係るトランジスタ回路の一実施例を
示す構成図である。NPN型のトランジスタ1のベース
には入力信号INが供給されるようになつていて、この
トランジスタ1のエミッタにはNPN型のトランジスタ
2のエミッタが共通接続される。また上記トランジスタ
2のベー スにはバイアス電流■が供給されるようにな
つている。
示す構成図である。NPN型のトランジスタ1のベース
には入力信号INが供給されるようになつていて、この
トランジスタ1のエミッタにはNPN型のトランジスタ
2のエミッタが共通接続される。また上記トランジスタ
2のベー スにはバイアス電流■が供給されるようにな
つている。
さらに上記トランジスタ2のコレクタにはNPN型のト
ランジスタ3のエミッタが接続され、このトランジスタ
3のコレクタおよびベースは上記トランジスタ1のベー
スに並列接続される。すなわち、上記トランジスタ3は
ダイオード接続され、そのアノードはトランジスタ1の
ベース側に、そのカソードはトランジスタ2のコレクタ
側にそれぞれ位置することになる。そして上記トランジ
スタ1のコレクタ、エミッタ、ベースにはコレクタ端子
C)エミッタ端子E)ベース端子Bそれぞれが設けられ
ると共に、上記トランジスタ2のベースには制御端子C
oが設けられる。 次に上記のように構成された回路の
動作を説明する。先ず第1図に示す回路においてコレク
タ端子Cの電位がエミッタ端子Eの電位よりも十分に高
電位となるように電圧を供給すると共に、ベース端子B
に正の入力信号INを供給する。そしてこのとき制御端
子Coに供給するバイアス電流BI・の値を零とすると
トランジスタ2はカットオフ状態となる。このときトラ
ンジスタ2のコレクタ・エミッタ間の抵抗値が極めて高
いものとなるのでこのトランジスタ2にはエミッタ電流
が流れない。したがつてこの場合、2つのトランジスタ
・ 2、3はトラツジスタ1の動作とは全く無関係とな
るので、このときの等価回路は第2図に示すようにトラ
ンジスタ1そのものとなり、このときの直流電流増幅率
HFEはトランジスタ1の固有の直流電流増幅率h邦,
になる。この結果ベース端子Bに供給された入力信号1
NはHFOl倍されることになる。一方制御端子COに
供給するバイアス電流BIの値を十分に大きくすると、
このときにはトランジスタ2は充分にオン状態となつて
、トランジスタ2のコレクタ・エミッタ間の抵抗値は低
くなる。
ランジスタ3のエミッタが接続され、このトランジスタ
3のコレクタおよびベースは上記トランジスタ1のベー
スに並列接続される。すなわち、上記トランジスタ3は
ダイオード接続され、そのアノードはトランジスタ1の
ベース側に、そのカソードはトランジスタ2のコレクタ
側にそれぞれ位置することになる。そして上記トランジ
スタ1のコレクタ、エミッタ、ベースにはコレクタ端子
C)エミッタ端子E)ベース端子Bそれぞれが設けられ
ると共に、上記トランジスタ2のベースには制御端子C
oが設けられる。 次に上記のように構成された回路の
動作を説明する。先ず第1図に示す回路においてコレク
タ端子Cの電位がエミッタ端子Eの電位よりも十分に高
電位となるように電圧を供給すると共に、ベース端子B
に正の入力信号INを供給する。そしてこのとき制御端
子Coに供給するバイアス電流BI・の値を零とすると
トランジスタ2はカットオフ状態となる。このときトラ
ンジスタ2のコレクタ・エミッタ間の抵抗値が極めて高
いものとなるのでこのトランジスタ2にはエミッタ電流
が流れない。したがつてこの場合、2つのトランジスタ
・ 2、3はトラツジスタ1の動作とは全く無関係とな
るので、このときの等価回路は第2図に示すようにトラ
ンジスタ1そのものとなり、このときの直流電流増幅率
HFEはトランジスタ1の固有の直流電流増幅率h邦,
になる。この結果ベース端子Bに供給された入力信号1
NはHFOl倍されることになる。一方制御端子COに
供給するバイアス電流BIの値を十分に大きくすると、
このときにはトランジスタ2は充分にオン状態となつて
、トランジスタ2のコレクタ・エミッタ間の抵抗値は低
くなる。
したがつてこの場合の等価回路は第3図に示すようにト
ランジスタ1と、このトランジスタ1のベース●エミッ
タ間にダイオード接続されたトランジスタ3とで表わさ
れる。ここでいまトランジスタ1,3が同形状てあれば
、このときの直流電流増幅率HFEはほぼ1となる。ま
た制御端子COに供給するバイアス電流BIの値が零と
トランジスタ2が充分にオン状態になるときの値の間の
値をとるときには、トランジスタ2はそのときのバイア
ス電流BIの値に応じてオン状態となるので、このとき
の等価回路は第4図のように表わせる。
ランジスタ1と、このトランジスタ1のベース●エミッ
タ間にダイオード接続されたトランジスタ3とで表わさ
れる。ここでいまトランジスタ1,3が同形状てあれば
、このときの直流電流増幅率HFEはほぼ1となる。ま
た制御端子COに供給するバイアス電流BIの値が零と
トランジスタ2が充分にオン状態になるときの値の間の
値をとるときには、トランジスタ2はそのときのバイア
ス電流BIの値に応じてオン状態となるので、このとき
の等価回路は第4図のように表わせる。
すなわち、トランジスタ2はそのオン状態に応じて抵抗
値がそれぞれ異なる抵抗Rとして置き換えることができ
、そのときの抵抗値はトランジスタ2のコレクタ●コミ
ツタ間の微少電圧変化分をΔVCE、これに対するエミ
ッタ電流の微少変化分をΔIEとするとほぼΔVcE/
ΔIEで表わすことができる。したがつてこの場合の直
流電流増幅率HF[Elは1とHFElの間の値となる
。そしてこの状態でバイアス電流BIの値を順次高くし
ていけば、上記抵抗Rの抵抗値は減少してこの結果HF
Eの値は1に近ずき、逆にバイア.ス電流BIの値を順
次低くしていけば、上記抵抗Rの抵抗値は増加してこの
結果HFEの値はHFOlに近ずく。また第5図は上記
バイアス電流BIの変化に対する直流電流増幅率HFE
の変化を表わしたものである。このように上記実施例で
は制御端子COに供給するバイアス電流BIの値を変化
することによつて、回路全体の直流電流増幅率HFEを
トランジスタ1の固有の値h[,01から1の範囲で自
由に制御することができる。
値がそれぞれ異なる抵抗Rとして置き換えることができ
、そのときの抵抗値はトランジスタ2のコレクタ●コミ
ツタ間の微少電圧変化分をΔVCE、これに対するエミ
ッタ電流の微少変化分をΔIEとするとほぼΔVcE/
ΔIEで表わすことができる。したがつてこの場合の直
流電流増幅率HF[Elは1とHFElの間の値となる
。そしてこの状態でバイアス電流BIの値を順次高くし
ていけば、上記抵抗Rの抵抗値は減少してこの結果HF
Eの値は1に近ずき、逆にバイア.ス電流BIの値を順
次低くしていけば、上記抵抗Rの抵抗値は増加してこの
結果HFEの値はHFOlに近ずく。また第5図は上記
バイアス電流BIの変化に対する直流電流増幅率HFE
の変化を表わしたものである。このように上記実施例で
は制御端子COに供給するバイアス電流BIの値を変化
することによつて、回路全体の直流電流増幅率HFEを
トランジスタ1の固有の値h[,01から1の範囲で自
由に制御することができる。
なおこの発明は上記の一実施例に限定されるものではな
く、例えば上記実施例ではNPN型の卜jランジスタを
用いて回路を構成した場合について説明したが、これは
PNP型のトランジスタを用いた場合にも適用すること
はもちろんである。
く、例えば上記実施例ではNPN型の卜jランジスタを
用いて回路を構成した場合について説明したが、これは
PNP型のトランジスタを用いた場合にも適用すること
はもちろんである。
さらにダイオード接続されたトランジスタ3の代わりに
ダイオードを用いても良いことはもちろんである。以上
説明したようにこの発明によれば、ベースに入力信号が
供給される第1のトランジスタと、上記第1のトランジ
スタとエミッタが共通接続されると共にそのベースにバ
イアス電流が供給される第2のトランジスタと、上記第
1のトランジスタのベースと上記第2のトランジスタの
コレクタとの間に電流が流れる向きに挿入されるPN接
合素子とを具備し、上記バイアス電流の値を変化して第
2のトランジスタのコレクタ●エミッタ間の抵抗値を変
えるようにしたことにより、直流電流増幅率を自由に制
御することができるトランジスタ回路を提供することが
できる。
ダイオードを用いても良いことはもちろんである。以上
説明したようにこの発明によれば、ベースに入力信号が
供給される第1のトランジスタと、上記第1のトランジ
スタとエミッタが共通接続されると共にそのベースにバ
イアス電流が供給される第2のトランジスタと、上記第
1のトランジスタのベースと上記第2のトランジスタの
コレクタとの間に電流が流れる向きに挿入されるPN接
合素子とを具備し、上記バイアス電流の値を変化して第
2のトランジスタのコレクタ●エミッタ間の抵抗値を変
えるようにしたことにより、直流電流増幅率を自由に制
御することができるトランジスタ回路を提供することが
できる。
第1図はこの発明に係るトランジスタ回路の一実施例を
示す構成図、第2図ないし第4図はそれぞれ上記実施例
を説明するための等価回路図、第5図は上記実施例を説
明するための特性図である。 1,2,3・・・トランジスタ。
示す構成図、第2図ないし第4図はそれぞれ上記実施例
を説明するための等価回路図、第5図は上記実施例を説
明するための特性図である。 1,2,3・・・トランジスタ。
Claims (1)
- 1 ベースに入力信号が供給される第1のトランジスタ
と、上記第1のトランジスタとエミッタが共通に接続さ
れるとともにベースに所望する直流電流増幅率に応じた
値のバイアス電流が供給される第2のトランジスタと、
上記第1のトランジスタのベースと上記第2のトランジ
スタのコレクタとの間に電流が流れる向きに挿入される
PN接合素子とを具備したことを特徴とするトランジス
タ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54007784A JPS6052608B2 (ja) | 1979-01-26 | 1979-01-26 | トランジスタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54007784A JPS6052608B2 (ja) | 1979-01-26 | 1979-01-26 | トランジスタ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55100714A JPS55100714A (en) | 1980-07-31 |
| JPS6052608B2 true JPS6052608B2 (ja) | 1985-11-20 |
Family
ID=11675291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54007784A Expired JPS6052608B2 (ja) | 1979-01-26 | 1979-01-26 | トランジスタ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052608B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6258017U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 |
-
1979
- 1979-01-26 JP JP54007784A patent/JPS6052608B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6258017U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55100714A (en) | 1980-07-31 |
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