JPS605112Y2 - 建築物の排水装置 - Google Patents
建築物の排水装置Info
- Publication number
- JPS605112Y2 JPS605112Y2 JP12767179U JP12767179U JPS605112Y2 JP S605112 Y2 JPS605112 Y2 JP S605112Y2 JP 12767179 U JP12767179 U JP 12767179U JP 12767179 U JP12767179 U JP 12767179U JP S605112 Y2 JPS605112 Y2 JP S605112Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- horizontal
- flow
- vertical
- horizontal pipe
- Prior art date
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- Expired
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物の排水装置に関するものである。
中・高層建築物における排水装置において、各階層から
排出された汚水・雑排水等は第１図に示す様に、建築物
の鉛直方向に配管される立排水管１ （以下立管という
。
排出された汚水・雑排水等は第１図に示す様に、建築物
の鉛直方向に配管される立排水管１ （以下立管という
。
）内に集合継手２を介して流入して該立管１内を流下し
、その最下端で９０６曲管３を経て建築物の水平方向に
水平もしくはほぼ水平に配管される横排水管４（以下横
管という。
、その最下端で９０６曲管３を経て建築物の水平方向に
水平もしくはほぼ水平に配管される横排水管４（以下横
管という。
）内に流れ込み、この横管４を経て下水管や汚水槽など
に排出される。
に排出される。
この場合、立管１内を流下してきた排水は９０°曲管３
の部分で急激に方向転換するため、この９０’曲管３の
曲管部を通過した後横管４人口部で乱流や蛇行流を生じ
る。
の部分で急激に方向転換するため、この９０’曲管３の
曲管部を通過した後横管４人口部で乱流や蛇行流を生じ
る。
そのため、排水に洗剤が含まれていること、ここで再発
泡してその気泡が図示の如く横管４の入口部に滞溜し、
場合によっては横管４内の上部空間５がこの洗剤気泡で
完全に閉塞されることがある。
泡してその気泡が図示の如く横管４の入口部に滞溜し、
場合によっては横管４内の上部空間５がこの洗剤気泡で
完全に閉塞されることがある。
すると、横管４の上部空間５を通って空気が流通できな
くなり、立管１内を排水の流下に伴なって流下してきた
空気が立管１内の下部で圧縮され、過大な正圧が発生し
て下層階の器具のトラップに悪影響を及ぼすことになる
。
くなり、立管１内を排水の流下に伴なって流下してきた
空気が立管１内の下部で圧縮され、過大な正圧が発生し
て下層階の器具のトラップに悪影響を及ぼすことになる
。
なお、第１図において６，７は各々、器具例えば便器と
台所の流しに接続された汚水管と雑排水管である。
台所の流しに接続された汚水管と雑排水管である。
本考案は、かかる問題を解消すべく、上記横管の曲管に
隣接する部分、すなわち横管入口部における乱流や蛇行
流を防止し、もって洗剤発泡の再発泡を防止することを
目的とするものであって、以下その一実施例を第２図、
第３図に基づいて説明する。
隣接する部分、すなわち横管入口部における乱流や蛇行
流を防止し、もって洗剤発泡の再発泡を防止することを
目的とするものであって、以下その一実施例を第２図、
第３図に基づいて説明する。
第２図において、１は立管、２は集合継手、１１は９０
°曲管、１６は９０’曲管１１に隣接する第１の横管、
１８は従来と同様の構成をもつ第２の横管であり、■本
の第１の横管１６と複数本の第２の横管１８とで前記横
管４が構成され、第１の横管１６はこの横管４の入口部
を形成している。
°曲管、１６は９０’曲管１１に隣接する第１の横管、
１８は従来と同様の構成をもつ第２の横管であり、■本
の第１の横管１６と複数本の第２の横管１８とで前記横
管４が構成され、第１の横管１６はこの横管４の入口部
を形成している。
前記９０°曲管１１は立管１と横管４の間に介装され、
その一端に受口部を形成した立管接続部１１ａを、他端
に挿口部を形成した横管接続部１１ｂを有し、その管内
空間１２は立管接続部１１ａから横管接続部１１ｂに向
って断面積が拡大しており、これによって管内壁に沿っ
て流れる排水の流速を低下させ、スムーズに横管４に流
れ込む様にしている。
その一端に受口部を形成した立管接続部１１ａを、他端
に挿口部を形成した横管接続部１１ｂを有し、その管内
空間１２は立管接続部１１ａから横管接続部１１ｂに向
って断面積が拡大しており、これによって管内壁に沿っ
て流れる排水の流速を低下させ、スムーズに横管４に流
れ込む様にしている。
また９０°曲管１１の曲管部１３の終端と横管接続部１
１ｂの端縁までの間の直管部１４の内周面下部には、周
方向に適当間隔あけて複数本の管軸方向に延びる突条１
５が設けられており、さらに第１の横管１６の内周面下
部には、この突条１５に連続する様にその全長にわたっ
て複数本の管軸方向の突条１７が設けられている。
１ｂの端縁までの間の直管部１４の内周面下部には、周
方向に適当間隔あけて複数本の管軸方向に延びる突条１
５が設けられており、さらに第１の横管１６の内周面下
部には、この突条１５に連続する様にその全長にわたっ
て複数本の管軸方向の突条１７が設けられている。
前記９０°曲管１１に設けられた直管部１４は通常１〇
−前後の長さを有しており、本考案においては、この直
管部１４は横管４の入口部の一部とみなすことができる
。
−前後の長さを有しており、本考案においては、この直
管部１４は横管４の入口部の一部とみなすことができる
。
一方この直管部１４の長さが短かい場合には突条１５は
必ずしも設ける必要はない。
必ずしも設ける必要はない。
また、前記第１の横管１４の長さは１〜２汎程度の長さ
があれば良い。
があれば良い。
以上の構成によれば、立管１内上方で旋回生起手段によ
って旋回させられて管内周面に沿って流下してきた排水
は、立管１からベンド管１１内に入り、ベンド管１１の
曲管部で鉛直方向の旋回流から水平方向のストレートな
流れに変更されて横管４に向かって流出する。
って旋回させられて管内周面に沿って流下してきた排水
は、立管１からベンド管１１内に入り、ベンド管１１の
曲管部で鉛直方向の旋回流から水平方向のストレートな
流れに変更されて横管４に向かって流出する。
その際、排水は急激な流れの方向転換のために乱流や蛇
行流を生じようとするが、突条１５及び１７があるため
、これらによって整流されスムーズに横管４に流れ込む
。
行流を生じようとするが、突条１５及び１７があるため
、これらによって整流されスムーズに横管４に流れ込む
。
従って、曲管部１３を通過した直後に排水の流れが整流
されるため、排水流間の衝突による乱流や蛇行流による
洗剤気泡の再発泡が抑制され、横管４内の上部空間５が
気泡によって閉塞されることがない。
されるため、排水流間の衝突による乱流や蛇行流による
洗剤気泡の再発泡が抑制され、横管４内の上部空間５が
気泡によって閉塞されることがない。
この様に、排水の方向転換が終了した後直ちに整流した
方が良いので、突条１５又は１７の始端は可及的に９０
°曲管１１の曲管部１３終端に近づけるのが望ましい。
方が良いので、突条１５又は１７の始端は可及的に９０
°曲管１１の曲管部１３終端に近づけるのが望ましい。
本考案によれば、以上の説明から明らかな様に、立管と
横管との間に介装される曲管に隣接する横管の入口部の
排水流れを整流して乱流や蛇行流の発生を未然に抑制で
き、もって洗剤気泡の再発泡による排水通路の上部空間
の閉塞を防止でき、立管下部の過大な正圧によって器具
のトラップに悪影響を与える惧れがなくなる。
横管との間に介装される曲管に隣接する横管の入口部の
排水流れを整流して乱流や蛇行流の発生を未然に抑制で
き、もって洗剤気泡の再発泡による排水通路の上部空間
の閉塞を防止でき、立管下部の過大な正圧によって器具
のトラップに悪影響を与える惧れがなくなる。
第１図は従来例の縦断面図、第２図は本考案の一実施例
の縦断面図、第３図は第２図の■−■矢視断面図である
。 １・・・・・・立排水管、４・・・・・・横排水管、１
１・・・・・・９００曲管、１２・・・・・・管内空間
、１３・・・・・・曲管部、１４・・・・・・直管部、
１５，１７・・・・・・突条、１６・・・・・・第１の
横管、１８・・・・・・第２の横管。
の縦断面図、第３図は第２図の■−■矢視断面図である
。 １・・・・・・立排水管、４・・・・・・横排水管、１
１・・・・・・９００曲管、１２・・・・・・管内空間
、１３・・・・・・曲管部、１４・・・・・・直管部、
１５，１７・・・・・・突条、１６・・・・・・第１の
横管、１８・・・・・・第２の横管。
Claims (1)
- 建築物の鉛直方向に配管される立排水管と、建築物の水
平方向に配管される横排水管と、前記立排水管と前記横
排水管の間に介装される曲管を備え、前記横排水管の曲
管に隣接する部分の内周面下部に管軸方向の突条を設け
たことを特徴とする建築物の排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12767179U JPS605112Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 建築物の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12767179U JPS605112Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 建築物の排水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5646677U JPS5646677U (ja) | 1981-04-25 |
| JPS605112Y2 true JPS605112Y2 (ja) | 1985-02-15 |
Family
ID=29359526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12767179U Expired JPS605112Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 建築物の排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605112Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277977A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 排水システム |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61400A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-06 | 松下電器産業株式会社 | 衣類プレス器 |
| JP2726671B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1998-03-11 | 株式会社クボタ | 洗剤排水の排水方法 |
| JP6126391B2 (ja) * | 2013-01-29 | 2017-05-10 | 積水化学工業株式会社 | 配管構造 |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12767179U patent/JPS605112Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277977A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 排水システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5646677U (ja) | 1981-04-25 |
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