JPS6214201Y2 - - Google Patents

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JPS6214201Y2
JPS6214201Y2 JP9087182U JP9087182U JPS6214201Y2 JP S6214201 Y2 JPS6214201 Y2 JP S6214201Y2 JP 9087182 U JP9087182 U JP 9087182U JP 9087182 U JP9087182 U JP 9087182U JP S6214201 Y2 JPS6214201 Y2 JP S6214201Y2
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JP
Japan
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spherical surface
branch pipe
tube
standpipe
fluid
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JP9087182U
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JPS58194267U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、配管部材に係り、特に排水用立管に
接続される配管部材に関するものである。
周知の如く、例えば中高層建築物における排水
用立管では、該立管内を落下する排水が、下方か
ら上方へ入れ替る管内の空気と干渉する等して低
階層部で不快な騒音を生じ、また、排水の流速が
大であることから立管に高負荷を与える等の問題
がある。
従来より、この問題に対応して、立管の中途部
を円筒状に径大化した構成が提案されている。然
し乍ら、該構成では、立管の内周面と上記径大化
した内周面との接合部が直線的に連結されている
等、該構成内面には変曲点が多く、これに起因し
て、該構成では流下する排水に乱流を生じ易く、
十分な減速効果を与えることが困難であつた。従
つて、上記騒音の発生、立管に対する高負荷、そ
の他低階層部の各種トラツプの破封現象の発生等
を十分に解消し得うるものではなく、かつ、寸法
過大で重量大である等の問題も有していた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、案出さ
れたもので、立管を流下する排水を、立管内周面
に沿つて円滑に層流状に速度低下せしめ、その排
水の有するエネルギーを減少させもつて、流下水
と空気とを明確に分離して騒音の発生を防止し、
排水流速の低下による立管に対する負荷の軽減を
達成し、かつ構成の簡素化による重量の軽減、取
扱いの便宜等を図ることを目的とし、従つてその
特徴とするところは、円筒状管材の軸方向一方が
流体流入口、他方が同排出口とされ、該管材の軸
方向中途部内周面が管材の軸心上に略中心を有す
る球状面に径大化されると共に管材の内周面と球
状面との接合部が連続的な曲面に形成され、前記
球状面に枝管接合部が設けられた点にある。
以下、本考案の実施例を図に従い説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示し、円筒状管
材1の軸方向一方、図例では上方にいんろう継手
の受口2が形成され、該受口部2が流体流入口3
とされ、上記管材1の他方、図例では下方がいん
ろう継手の挿口4とされ、該挿口部4が流体排出
口5とされている。該管材1の軸方向中途部内周
面が管材1の軸心上に略中心を有する球状面6に
径大化され、管材1の内周面と該球状面6との
上・下各接合部が夫々連続的、かつ円滑な曲面
7,8に形成されている。
枝管接合部13は流入口3方向から球状面6の
最大径大化位置に到る球状面に管材1の軸方向に
対し鋭角状に交差するように設けられている。枝
管接合部13は図中一点鎖線で示す如くT80゜対
向する位置に2個設けるようにしてもよい。球状
面6の最大径大化位置の内径は受口2に挿入され
る排水管の内径の1.2〜2.5倍の径とするが望まし
い。
第2図及び第3図は本考案の第2実施例を示
し、上記第1実施例構成に案内羽根が付加された
構成を示し、流入口3から排出口5に流れる流体
を管材1軸心回りに旋回させる螺旋状案内羽根9
は、流入口3方向から球状面6に到る面に管材1
軸心回りに突設形成され、該案内羽根9の流入口
3方向始端10は流入口3側の曲面7部で、他の
上部立管11を内挿支持する外管2の段部面直下
に位置せしめられ、一方案内羽根9の排出口5方
向終端12は球状面6の最大径大化位置、即ち、
球状面6の中心を通る管材1の径方向位置の近傍
に位置せしめられている。図例では、案内羽根9
は周方向等間隔で4ケ所複数設けられ、夫々同形
同大とされている。枝管接合部13は流入口3方
向から球状面6の最大径大化位置に到る該球状面
6に管材1の軸方向に対し鋭角状に交差するよう
に設けられている。そして、この交差部に位置す
る案内羽根9は除去されており、例えば、図中実
線で示した如く、枝管接合部13を単一に設ける
場合には、案内羽根9は周方向に3カ所設けられ
る。また、該枝管接合部13に対し管材1の径方
向対向位置に、図中一点鎖線で示す如く、更に第
2枝管接合部13を設ける場合には、案内羽根9
は周方向等間隔に2カ所設けられ、いずれも、枝
管接合部13,13の管材1内への合流口14,
14で案内羽根9と枝管接合部13,13から合
流する流体とが干渉しない構成とされている。
第4図は本考案の配管部材の配管例を示し、建
築物の各階の床15位置に配管部材16,17が
上下に連結した状態で配置されている。上方に位
置する配管部材16の枝管接合部には、便器に連
結された汚水用の横枝管が接続され、下方に位置
する配管部材17の枝管接合部には洗面台、浴槽
等に連結された雑排水の横枝管が接続される。1
8は配管部材16,17に接続される排水立管で
ある。
本考案の配管部材の配管例としては上記の外
に、各階の床15位置に1つの配管部材を配置す
ることもできる。この場合は枝管接合部には汚水
と雑排水を共用した横枝管が接続される。
次に、上記構成に基づく作用を説明すると、流
入口3から管材1内へ流れ込んだ流体は、管材1
の内周面から曲面7及び球状面6と連続する円滑
な面上に沿つて流下し、球状面6の最大径大部位
置に到る。そして、最大径大化部まで径方向に拡
大した流体は縮径しながら、排出口5側の曲面8
及び排出口5を通過して排出される。
螺旋状案内羽根9を設けた配管部材の場合に
は、流入口3から管材1内へ流れ込んで流体は案
内羽根9により旋回せしめられ以後上記と同様に
流下する。
本考案によれば、流体は流入口3側の曲面7、
球状面6及び排出口5側の曲面8上を順次流下す
るが、これらは連続的に円滑な面とされているた
め、層流状態が維持されることとなり、従つて、
流体の有するエネルギーが有効に径方向への拡大
及び縮小流動に変換されるのであり、本案を排水
用立管に適用すれば、上記事由から流下水と空気
とが明確に分離されて騒音の発生が防止されると
共に、排水流速の低下による立管に対する負荷の
軽減が達成され、かつ構成簡素にこれらが達成さ
れることから極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施
例を示す縦断面図、第2図は第2実施例を示す縦
断面図、第3図は第2図の−線矢視部分断面
図、第4図は本考案の配管部材の配管例を示す。 1……管材、3……流入口、5……排出口、6
……球状面、7,8……曲面、9……案内羽根、
10……始端、12……終端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状管材の軸方向一方が流体流入口、他方が
    同排出口とされ、該管材の軸方向中途部内周面が
    管材の軸心上に略中心を有する球状面に径大化さ
    れると共に管材の内周面と球状面との接合部が連
    続的な曲面に形成され、前記球状面に枝管接合部
    が設けられたことを特徴とする配管部材。
JP9087182U 1982-06-16 1982-06-16 配管部材 Granted JPS58194267U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9087182U JPS58194267U (ja) 1982-06-16 1982-06-16 配管部材

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JP9087182U JPS58194267U (ja) 1982-06-16 1982-06-16 配管部材

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Publication Number Publication Date
JPS58194267U JPS58194267U (ja) 1983-12-24
JPS6214201Y2 true JPS6214201Y2 (ja) 1987-04-11

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ID=30099320

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JP9087182U Granted JPS58194267U (ja) 1982-06-16 1982-06-16 配管部材

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JP4561393B2 (ja) * 2005-02-17 2010-10-13 パナソニック株式会社 飲料抽出装置の減圧装置

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JPS58194267U (ja) 1983-12-24

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