JP6253351B2 - 脚部ベンド管およびそれを用いた排水配管構造 - Google Patents

脚部ベンド管およびそれを用いた排水配管構造 Download PDF

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本発明は、多層階建物の排水管システムの最下階に用いられる配管継手である脚部ベンド管に関し、特に、高さ方向に省スペースを図った脚部ベンド管に関する。さらに、本発明は、このような脚部ベンド管を用いた排水配管構造に関する。
マンションや商業ビル等の多層階建物において採用される排水管システムは、各階層を貫いて排水立て管が立て込まれ、排水立て管の下端部には脚部ベンド管を介して横主管が接続された構造になっている。この横主管は建物の最下階(建物の1階に限定されるというものではなく、排水立て管として立て込まれる範囲で最も下位となる階層)の床下などに設けられることになる。排水立て管には各階層ごとに対応して排水用配管部材が設けられ、これら個々の排水用配管部材に各階層で配管される横枝管が接続される。
このようなマンション等においては1階にエントランス等が設けられることが多く、このような場合、排水立て管が2階の床下と1階の天井との間で脚部ベンド管により横主管へ接続される。マンションにおいては、このエントランスで開放感等の見栄えを良くするために1階の天井高さをより高くする要望がある。このような要望を実現するためには、従来よりも高さ方向の寸法を抑えた脚部ベンド管が必要となる。
特開2009−144480号公報(特許文献1)は、曲管部の曲がりを急激にして高さ方向の寸法を小さくした脚部継手を開示する。この脚部継手は、多層階建物の最下階において、排水路の立主管下端と横主管とを接続し、この立主管下端に接続される立管接続管部と、横主管に接続される横主管接続管部と、前記立管接続管部と横主管接続管部とを連結する曲管部とから成る脚部継手であって、前記横主管接続管部の中心軸を挟んで間を隔てて立管接続管部内に突設される一対の羽根状リブを、前記立管接続管部の立管接続管部中心より前記横主管接続管部側の内壁面に備えていることを特徴とする。この脚部継手によると、立管接続管部の横管接続管部側の壁面に沿って旋回しながら流下してきた排水の一部が、羽根状リブによって旋回を抑えられ、ほぼ垂直に流下する。したがって、横管接続管部入口を閉塞しようとする水膜が切られ、常に、立管接続管部と横管接続管部とが連通状態に保たれて、最下階付近では排水時に大きな正圧が生じることがない。このため、排水性能に支障が発生しないで高さ方向の寸法が小さい脚部継手を提供できる。
特開2009−144480号公報
排水配管構造において、脚部ベンド管の高さ方向の寸法を抑えるためには、曲管部の曲率を大きく(曲率半径を小さく)すればよいことは容易に理解できる。ただし、このようにすると、高さ方向の寸法を抑えることができても、曲管部で急激に流れの方向が変化するために流れに乱れが生じて所望の排水性能を実現することが困難になるという問題点がある。この問題点が、特許文献1に開示された発明の解決すべき課題である。
しかしながら、特許文献1に開示された脚部継手は、羽根状リブを所定の位置に所定の大きさかつ所定の強度で設けなければならない。このため、特許文献1に開示された脚部継手では製造コストが上昇してしまう。さらに、特許文献1に開示されているように、羽根状リブの出代が小さすぎると、旋回流を遮断してうまく水膜を切ることができず、大きすぎると排水中の夾雑物が引っ掛かり、管路が詰まってしまうおそれがある。このように、管路内に羽根状リブを設けるのでは、確実に排水性能に支障が出ないように設計することが困難な場合がある。
本発明は、従来技術の上述の問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的は、配管内にリブ等を設けることなく排水性能を維持した、高さ方向の寸法を抑えた脚部ベンド管およびそれを用いた排水配管構造を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る脚部ベンド管または排水配管構造は以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明に係る脚部ベンド管は、最下階の床スラブを貫通した排水立て管と接続される上部管接続部と、横主管と接続される横主管接続部と、前記上部管接続部の管軸方向と前記横主管接続部の管軸方向とが直交するように方向転換して前記上部管接続部および前記横主管接続部を連結するベンド部とを備えた脚部ベンド管である。前記ベンド部において、中心軸線が90度未満の円弧形状を形成し、前記ベンド部と前記横主管接続部との接続部において、前記中心軸線方向と前記横主管接続部の管軸方向とが平行となることを特徴とする。
好ましくは、前記中心軸線が形成する円弧形状の中心角が45度以上65度以下の範囲であるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記上部管接続部が受口形であって、前記排水立て管と水密に連結されるゴム輪を備えるように構成することができる。
本発明の別の局面に係る排水配管構造は、上記したいずれかの脚部ベンド管と、最下階の床スラブを貫通した最下階用排水管継手と、横主管とからなる排水配管構造である。前記最下階用排水管継手は、上方の排水立て管と接続するための上部立て管接続部と、下方の前記脚部ベンド管と接続するための下部管接続部と、前記上部立て管接続部と前記下部管接続部との間であって横方向からの排水を管内に排水するための横枝管接続部を備える集水室とを含み、前記下部管接続部の呼び径は前記上部立て管接続部の呼び径より大であり、前記集水室の内径は前記下部管接続部の呼び径および前記上部立て管接続部の呼び径のいずれよりも大であることを特徴とする。
好ましくは、前記最下階用排水管継手は、前記下部管接続部が直管状のストレートであって、任意の長さに切断して前記脚部ベンド管と接続可能であるように構成することができる。
本発明によると、配管内にリブ等を設けることなく排水性能を維持した、高さ方向の寸法を抑えた脚部ベンド管およびそれを用いた排水配管構造を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る脚部ベンド管の側面図である。 図1の脚部ベンド管の上面図である。 図2の3−3断面図である。 排水性能を説明するための図であって、(A)は図1の脚部ベンド管の概略図であって、(B)は図1の脚部ベンド管と同じ曲率の脚部ベンド管の概略図であって、(C)は図1の脚部ベンド管よりも大きな曲率の脚部ベンド管の概略図である。 排水性能を説明するための図であって、(A)は図4(A)と図4(B)とを重ね合わせた図であって、(B)は図4(A)と図4(C)とを重ね合わせた図である。 排水試験における各階の管内圧力分布を示す図である。 図1の脚部ベンド管を用いた第1の排水配管構造を示す図である。 従来の脚部ベンド管を用いた排水配管構造を示す図である。 図1の脚部ベンド管および排水管継手を用いた第2の排水配管構造を示す図である。 第3の排水配管構造に用いられる排水管継手の側面図および断面図である。 図10の排水管継手の上面図である。 図10の排水管継手に設けられる整流リングの概念図である。 排水性能を説明するための図である。 図1の脚部ベンド管および図10の排水管継手を用いた第3の排水配管構造を示す図である。
[脚部ベンド管]
以下、本発明の実施の形態に係る脚部ベンド管を、図面に基づき詳しく説明する。なお、脚部ベンド管の構造(たとえば接続される他の配管の呼び径および他の配管との接続構造等)には様々なものがあり、本発明は特定の構造に限定されるものではなく、後述する構造上の特徴を備えた脚部ベンド管であればよい。
図1に本発明の実施の形態に係る脚部ベンド管100の側面図を、図2に脚部ベンド管100の上面図を、図3に図2の3−3断面図を、それぞれ示す。これらの図に示すように、この脚部ベンド管100は、たとえば鋳鉄製であって、最下階の床スラブを貫通した排水立て管と接続される上部管接続部110と、横主管と接続される横主管接続部120と、上部管接続部110の管軸方向と横主管接続部120の管軸方向とが直交するように方向転換して上部管接続部110および横主管接続部120を連結するベンド部(曲管部)130とを備える。
特徴的であるのは、この脚部ベンド管100のベンド部130において、上部管接続部110との接続部における管軸中心と横主管接続部120との接続部における管軸中心とを結んだ中心軸線が90度未満の円弧形状を形成している点である。なお、ベンド部130と横主管接続部120との接続部において、ベンド部130の中心軸線方向と横主管接続部の管軸方向とが平行となる。
この脚部ベンド管100の上部管接続部110の受口部112には、公知のゴム輪式受口と同様にゴム輪114が嵌装されていて、排水立て管の下端がゴム輪114内に圧入されて、脚部ベンド管100と排水立て管とが水密にワンタッチで連結されるようになっている。このとき、排水立て管の管軸が垂直方向になるように設置されて、脚部ベンド管100と垂直方向に設置される排水立て管とが、上部管接続部110の管軸と排水立て管の管軸とが一致するように、連結される。なお、排水立て管の呼び径の一例として100mm(4インチ)が挙げられる。
横主管接続部120は、その開口端に横主管接続用のフランジ122を備え、フランジ穴124にボルト等の締結材が挿入されて、脚部ベンド管100と横主管とが連結されるようになっている。このとき、横主管の管軸が略水平方向になるように設置されて、脚部ベンド管100と略水平方向に設置される横主管とが、横主管接続部120の管軸と横主管の管軸とが一致するように、連結される。なお、横主管の呼び径の一例として150mm(6インチ)が挙げられる。
この脚部ベンド管100においては、高さを抑えながら排水性能を維持するために、ベンド部130を従来の90度円弧とせずに90度円弧の上部を削除した形状とすることで、上部の排水立て管から流入する排水に対して横主管側への流れを促す傾斜を確保し、排水性能を維持したことを特徴とする。以下において、このような作用効果を発現する脚部ベンド管100の構造について詳しく説明する。
図3に示すように、この脚部ベンド管100のベンド部130においては、中心軸線がR中心とする円弧形状に形成されている。この中心軸線は、ベンド部130の上部管接続部110側の管軸中心(ベンド開始面の管軸中心)とR中心とを結んだ直線L(1)と、ベンド部130の横主管接続部120側の管軸中心(ベンド終了面の管軸中心)とR中心とを結んだ直線L(2)とで形成される、中心角αで曲率半径R(1)の円弧形状で形成されている。なお、R中心は、横主管接続部120側または上部管接続部110側へ多少ずれていても構わない。
このベンド部130の中心軸線が形成する円弧形状の中心角αは45度以上65度以下の範囲であることが好ましく、さらに58度以上62度以下の範囲であることが特に好ましい。このように、中心軸線が90度未満の円弧形状を形成していることにより、脚部ベンド管100の高さ方向の寸法を抑制することができる。
次に、図4および図5を参照して、この脚部ベンド管100を用いた排水配管構造の排水性能に影響を及ぼす、脚部ベンド管100の構造上の特徴について説明する。
図4(A)は本実施の形態に係る脚部ベンド管100の概略図であって、図4(B)は
脚部ベンド管100の上部管接続部を上方に配置したベンド部が90度円弧の脚部ベンド管200の概略図であって、図4(C)は脚部ベンド管100よりも大きな曲率(小さい曲率半径)で90度円弧のベンド部を備える脚部ベンド管300の概略図である。図4(A)に示す脚部ベンド管100および図4(C)に示す脚部ベンド管300は高さ方向の寸法が抑制されているが、図4(B)に示す脚部ベンド管200は高さ方向の寸法が抑制されていない通常のベンド管である。脚部ベンド管の高さ方向の寸法を抑制しようとした場合に、従来においては、図4(B)に示す脚部ベンド管200を図4(C)に示す脚部ベンド管300へ変更することになる(さらに特許文献1では羽根状リブを設けている)。脚部ベンド管200に対して脚部ベンド管300は、高さ方向の寸法を抑えることができても、ベンド部で急激に流れの方向が変化するために流れに乱れが生じて所望の排水性能を実現することが困難である。これについて、図5を参照して説明する。
図5(A)は図4(A)と図4(B)とを重ね合わせた図であって、図5(B)は図4(A)と図4(C)とを重ね合わせた図であって、図5(A)および図5(B)にも脚部ベンド管内における(最も横主管側の)排水を白抜き矢印で示している。
図5(A)に示すように、本実施の形態に係る脚部ベンド管100においては、最も横主管側から流下した排水はベンド部130の内周面に角度β(1)で衝突して方向が変換されて横主管へ向かう流れとなる。この角度β(1)は、脚部ベンド管200における排水がベンド部の内周面に衝突して横主管へ向かう流れとなる場合の角度β(2)と略同じである。
一方、図5(B)に示すように、本実施の形態に係る脚部ベンド管100における角度β(1)に対して、脚部ベンド管300における排水がベンド部の内周面に衝突して横主管へ向かう流れとなる場合の角度β(3)は小さい。すなわち、脚部ベンド管300においては、最も横主管側から流下した排水は内周面により垂直に近い角度β(3)で衝突して流れの方向が横主管へ向かう流れとなる。脚部ベンド管300のようにベンド部の曲率を大きく(曲率半径を小さく)すれば高さ方向の寸法を抑えることができても、ベンド部で急激に流れの方向が変化するために流れに乱れや滞留が生じて所望の排水性能を実現することが困難である。
さらに、脚部ベンド管300を比較例とした、本実施の形態に係る脚部ベンド管100の排水試験結果を図6に示す。この図6は、空気調和・衛生工学会規格である「集合住宅の排水立て管システムの排水能力試験法」(SHASE−S218−2008)に基づいて、立て管負荷水量5.0L/秒で行った管内圧力分布を示す。
脚部ベンド管100および脚部ベンド管300は、管内圧力の変動許容値±400Paを満足しているものの、脚部ベンド管100は脚部ベンド管300に比較して、下層階において正圧側の管内圧力が抑制されている点で特に好ましい。この排水試験結果から、脚部ベンド管300に比較して脚部ベンド管100の方が排水性能の好ましいことが明らかである。このように脚部ベンド管100の方が排水性能の好ましい理由は、図5(B)を参照して説明したことであると考えられる。
[排水配管構造]
次に、このような脚部ベンド管100を用いた排水配管構造について説明する。まず、図7および図8を参照して第1の排水配管構造について説明し、次に、図9を参照して第2の排水配管構造について説明し、さらに、図10〜図14を参照して第3の排水配管構造について説明する。
・第1の排水配管構造
図7および図8に、排水立て管として立て管(ストレート管)500を採用した場合であって、建物の最下階(ここでは2階)の床下に脚部ベンド管が設けられた排水配管構造を示す。なお、図7に示す排水配管構造では脚部ベンド管100が採用され、比較のために、図8に示す排水配管構造では脚部ベンド管200が採用されている。
図7に示すように、この排水配管構造は、2階床スラブ(最下階スラブ)510と1階天井面570との間の空間に本実施の形態に係る脚部ベンド管100が配置され、上部管接続部110にて立て管500が横主管接続部120にて横主管560が脚部ベンド管1
00にそれぞれ接続されて、立て管500を垂直方向に流下してきた排水が水平方向にその流れの方向がベンド部130により変更される。立て管500は吊り金具520および吊りボルト530により、脚部ベンド管100は山型鋼550、Uボルト540および吊りボルト530により、2階床スラブ510から吊り下げられている。さらに、図7のR(1)は図3と同じである。また、この排水配管構造においては、立て管500(上部管接続部110)の呼び径は100A(100mm、4インチ)であって、横主管560(横主管接続部120)の呼び径は150A(150mm、6インチ)であって、この場合、R(1)=187mm、A(1)=180mm、H(1)=200mm、L(1)=400mmとなる。
一方、図8に示すように、同じ位置に同じように配置された、脚部ベンド管200を採用した排水配管構造では、立て管500の呼び径は100A(100mm、4インチ)であって、横主管560の呼び径は150A(150mm、6インチ)であって、R(1)=187mm、A(2)=279mm、H(2)=315mm、L(2)=515mmとなる。図7に示す脚部ベンド管100を採用した排水配管構造が、図8に示す脚部ベンド管200を採用した排水配管構造に比べて、1階天井高さを115mmを上昇させることができる。
・第2の排水配管構造
図9に、排水立て管として最下階用排水管継手600を採用した場合であって、建物の最下階(ここでは2階)の床下に脚部ベンド管100が設けられた排水配管構造を示す。この最下階用排水管継手600は、上方の排水立て管と接続するための上部立て管接続部(この呼び径はたとえば100mm(4インチ)とする)と、脚部ベンド管100と接続するための下部管接続部(この呼び径はたとえば125mm(5インチ)とする)と、上部立て管接続部と下部管接続部との間であって横方向からの排水を管内に排水するための横枝管接続部を備える集水室とを含む。さらに、この最下階用排水管継手600は、このように下部管接続部の呼び径125mm(5インチ)は上部立て管接続部の呼び径100mm(4インチ)より大であり、集水室の内径は下部管接続部の呼び径および上部立て管接続部の呼び径のいずれよりも大(たとえば140mmとする)であることを特徴とする。さらに、この最下階用排水管継手600は、下部管接続部が直管状のストレートであって、任意の長さに切断して脚部ベンド管100に接続することが可能であることを特徴とする。
このような最下階用排水管継手600に接続される脚部ベンド管100の上部管接続部110の呼び径は125A(125mm、5インチ)であって、横主管560(横主管接続部120)の呼び径は150A(150mm、6インチ)であって、この場合、R(1)=187mm、A(1)=180mm、H(1)=200mm、L(1)=400mmとなる。
一方、図示しないが、同じ位置に同じように配置された、脚部ベンド管200を採用した排水配管構造では、脚部ベンド管200の上部管接続部の呼び径は125A(125mm、5インチ)であって、横主管560(横主管接続部120)の呼び径は150A(150mm、6インチ)であって、R(1)=187mm、A(1)=278mm、H(1)=315mm、L(1)=515mmとなる。排水管継手に接続した場合であっても、図9に示す脚部ベンド管100を採用した排水配管構造が、脚部ベンド管200を採用した排水配管構造に比べて1階天井高さを115mmを上昇させることができる。
・第3の排水配管構造
図10〜図14を参照して、排水立て管として最下階用排水管継手1100を採用した場合であって、建物の最下階(ここでは2階)の床下に脚部ベンド管100が設けられた排水配管構造について説明する。まず、この最下階用排水管継手1100について説明する。なお、最下階用排水管継手1100は最下階用排水管継手600と比較して整流リング170を備える点のみが異なる。このため、以下の最下階用排水管継手1100についての説明は、整流リング170を備える点以外は、最下階用排水管継手600の説明でもある。
図10にこの最下階用排水管継手1100の側面図および断面図を、図11に最下階用排水管継手1100の上面図をそれぞれ示す。
この最下階用排水管継手1100は、最下階の床スラブを貫通して配置する最下階用の排水管継手である。この最下階用排水管継手1100は、排水立て管と接続される上部立て管接続部1110と、他の配管と接続される下部管接続部1190と、2本の横枝管とそれぞれ接続される横枝管接続部1120および横枝管接続部1130と、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130が管内に開口する集水室1150とを含む。
特徴的であるのは、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130よりも下方の内周面に、環状の突起で形成された整流リング1170を配置させている点である。この整流リング1170の詳細については後述する。
この最下階用排水管継手1100を立てた使用状態にしたとき、上部立て管接続部1110は最下階用排水管継手1100本体の上部に位置付けられて排水流の流入口とされ、下部管接続部1190は最下階用排水管継手1100本体の下部に位置付けられて排水流の流出口とされ、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130は上下の上部立て管接続部1110と下部管接続部1190との間に位置付けられて横向きとなり、排水流の流入口とされる。なお、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130は、横向きに限らず、斜め上方、あるいはオフセットを介した横向きであっても良い。本実施の形態において、上部立て管接続部1110に接続される上部管は排水立て管に相当するものとされ、下部管接続部1190に接続される下部管は脚部ベンド管に相当するものとされる。また、この脚部ベンド管には横主管が接続される。なお、下部管接続部1190と脚部ベンド管との間に他の配管(直管)を設けるようにしても構わない。
また、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130に接続される横枝管は、建物の最下階(建物の1階に限定されるというものではなく、排水立て管として立て込まれる範囲で最も下位となる階層)で配管されたものである。なお、本実施の形態に係る最下階用排水管継手1100においては、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130として二方(2つ)のものを示しているが、これは特に限定されるものではなく、一方(1つ)や三方(3つ)、四方(4つ)としてもよい。図10および図11において、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130は受口部1122および受口部1132をそれぞれ備え、受口部1112および受口部1132には、公知のゴム輪式受口と同様にゴム輪1124およびゴム輪1134がそれぞれ嵌装されている。横枝管の最下階用排水管継手1100側の端部がゴム輪1124またはゴム輪1134内に圧入されて、最下階用排水管継手1100と横枝管とが水密にワンタッチで連結されるようになっている。
最下階用排水管継手1100においては、横枝管接続部1120が設けられる部分に対応させて集水室1150が形成されており、この集水室1150の内部は上部立て管接続部1110、下部管接続部1190、横枝管接続部1120のいずれの呼び径よりも広く形成されている。
このような集水室1150が設けられているため、上部立て管接続部1110と横枝管接続部1120との間には内部広さを拡大させている拡径部1140が形成され、また横枝管接続部1120と下部管接続部1190との間には内部広さを縮小させている縮径部1180が形成されて、これら拡径部1140から縮径部1180との間がズン胴状に太く形成されていることになる。
この最下階用排水管継手1100は最下階用とされているため、集水室1150が最下階の床スラブ上へ顔を出すような状態(横枝管接続部1120に接続する横枝管を床スラブ上で這わせられる状態)にし、下部管接続部1190を床スラブに設けられた設置用孔へ差し入れて設置される。この集水室1150の内部は単なる空洞として形成されており、上部管(排水立て管)を流下する排水流に旋回を付与させるための旋回羽根や、排水流を管壁に沿わせるための偏流板などは必要とされない。むしろ、この最下階用排水管継手1100の下流側に接続される下部管(脚部ベンド)で排水流に乱流が起こることによる洗濯泡の発生や過剰正圧を防止するためには、これら旋回羽根、偏流板などは無いほうがよい。従って、本実施の形態に係る最下階用排水管継手1100においても設けられてい
ないものとした。
図10および図11において、上部立て管接続部1110は受口部1112を備え、受口部1112には、公知のゴム輪式受口と同様にゴム輪1114が嵌装されていて、上部管の下端がゴム輪1114内に圧入されて、最下階用排水管継手1100と上部管とが水密にワンタッチで連結されるようになっている。このように、上部立て管接続部1110にはその内方に上部管が差し込まれることになるので、この上部立て管接続部1110の内径は上部管を嵌合する分だけ径大に形成されているが、上部管が差し込まれることで、この上部立て管接続部1110において排水流の流れに有効活用される内径は上部管(排水立て管)と同等となる。すなわち、これら上部立て管接続部1110と上部管とは互いの呼び径が同じとなっている。
また、図10および図11において、下部管接続部1190はストレートの差し口としてあるため、この下部管接続部1190自体が下部管(脚部ベンド管)の上端部に設けられた受口部に差し込まれることになる。従って、下部管の受口部における内径は下部管接続部1190を嵌合する分だけ径大に形成されているが、下部管接続部1190が差し込まれることで、この下部管において排水流の流れに有効活用される内径は下部管接続部1190と同等となる。すなわち、これら下部管接続部1190と下部管とは互いの呼び径が同じとなっている。
そして、本実施の形態に係る最下階用排水管継手1100本体においては、上部立て管接続部1110の呼び径よりも下部管接続部1190の呼び径の方が径大に形成されている。その径大化の程度は、おおよそ呼び径としての規格で1サイズから2サイズ分に相当するものとされている。
上記したように、上部立て管接続部1110と上部管(排水立て管)との呼び径が同じであり、下部管接続部1190と下部管(脚部ベンド管)との呼び径が同じであることから、上部管の呼び径に比べて下部管の呼び径の方が大きいことは明らかである。そして、この下部管(脚部ベンド管)においては、それより下流側で呼び径が一定とされるか、または、少なくとも小さくされることなく横主管へと引き継がれている。また、この横主管においてもこの呼び径が維持されるか、または、少なくとも小さくされることがないように配管されている。さらには、このように径大化された呼び径は、脚部ベンド管から横主管へわたる領域において、さらには横主管から排水マスに至るまでの下流側で小さくされることがない構成となっている。すなわち、脚部ベンド管の入口接合部と出口接合部の呼び径は同じとされている。
このような構成であるため、上部管(排水立て管)を流下し、下部管(脚部ベンド管)を経て横主管へ流れる排水流の流れは呼び径の径大化を受けて円滑化される。同様に、横枝管から最下階用排水管継手1100の横枝管接続部1120を経て合流する排水流についても円滑に合流される。また、最下階用排水管継手1100の最下階用排水管継手1100本体内では実質的に管内容量が増大しているので、最下階用排水管継手1100内、下部管(脚部ベンド管)内、横主管内のいずれでも過剰正圧の発生は防止され、また当然に上部管(排水立て管)内での過剰正圧の発生も防止されるものとなる。
本実施の形態においては、上記したように下部管接続部1190の呼び径は上部立て管接続部1110の呼び径より大であって集水室1150の内径は下部管接続部1190の呼び径および上部立て管接続部1110の呼び径のいずれよりも大であることを特徴とする最下階用排水管継手1100の図10に示す位置に、図12に示す整流リング1170が設けられている。この整流リング1170の詳細について以下に説明する。なお、図12に示す整流リング1170の斜視図は、整流リング1170の構造を理解するための概念図であって、実際にはこの整流リング1170は最下階用排水管継手1100と一体的に製造されるので、整流リング1170単体で取り出せるものではない。また、図13に、最下階用排水管継手1100およびこれに接続される配管を示す図であって、この最下階用排水管継手1100の排水性能を説明するための図を示す。
図10および図13に示すように、この整流リング1170は、横枝管接続部1120および横枝管接続部1130よりも下方の内周面に設けられているが、好ましくは、集水
室1150の内周面に配置されることが好ましい。そして、図10、図12および図13に示すように、この整流リング1170は、集水室1150内周面全周に設けられる円環状突起部1170Aを備える。整流リング1170において、円環状突起部1170Aの上面は、管軸中心に接近する方向へ向けて下方に傾斜した第1の傾斜面1170Bを備え、その上端はエッジ部1170Cを形成している。また、整流リング1170において、円環状突起部1170Aの下面は、管軸中心から離隔する方へ向けて下方に傾斜した第2の傾斜面1170D(第1の傾斜面1170Bと逆テーパ)を備えている。なお、製造上の制約により、エッジ部1170Cが管軸方向に若干の幅を備えたものであっても構わない。さらに、第2の傾斜面1170Dは垂直であっても構わないし、第2の傾斜面1170Dを備えないものであっても構わない。
さらに、この整流リング1170の円環状突起部1170Aの内縁の径D(3)(整流リング1170の最小内径)は、上部立て管接続部1110の呼び径D(1)よりも大きく、かつ、下部管接続部1190の呼び径D(4)よりも小さい(すなわちD(1)<D(3)<D(4))。上述したように下部管接続部1190の呼び径D(4)は上部立て管接続部1110の呼び径D(1)より大であり(すなわちD(1)<D(4))、集水室1150の内径D(2)は下部管接続部1190の呼び径D(4)および上部立て管接続部1110の呼び径D(1)のいずれよりも大きい(すなわちD(1)<D(4)<D(2))ことを考慮すると、D(1)<D(3)<D(4)<D(2)となる。
この整流リング1170を備えない最下階用排水管継手600は、下部管接続部1190の呼び径D(4)が上部立て管接続部1110の呼び径D(1)よりも大きく設定されており、かつ、集水室1150の内径D(2)がD(4)およびD(1)よりも大きく最下階用排水管継手1100本体内では実質的に管内容量が増大していることにより排水性能を確保している。しかしながら、このような最下階用排水管継手では(たとえば超高層建物に使用される場合など)排水量が大きい場合には排水の流下速度が増大しその流れに引き込まれて排水立て管内に負圧が発生する可能性がある。このように大きな排水量に対してこの負圧をこの整流リング1170により抑えながらも、排水性能を維持させる。
図13に示すように、上部管および横枝管から集水室1150へ集められ、集水室1150から流下する排水は、整流リング1170の円環状突起部1170Aにより形成された第1の傾斜面1170Bに当接して一旦減速されて、引き込まれによる負圧の発生を抑えることができる。さらに、集水室1150から流下する排水は第1の傾斜面1170Bに沿って流下して、流れの外縁を下部管接続部1190の内壁に沿わさないようにして上部管と同じような流れになるとともに、流れの中心部分の空気を含む排水の流れを維持することにより所望の排水性能を維持できる。この場合において、流れの中心部分の空気を含む排水の流れは、その幅自体が整流リング1170により狭められるため、流れの中心部分の空気が圧縮され負圧の発生を抑制することができる。
図14に、脚部ベンド管100に接続される上部管として上記の最下階用排水管継手1100を採用した場合であって、建物の最下階(ここでは2階)の床下に脚部ベンド管100が設けられた排水配管構造を示す。
最下階用排水管継手1100は最下階用排水管継手600が備えない整流リング1170を備える点のみが異なり、最下階用排水管継手1100の呼び径および外形形状は最下階用排水管継手600と同じであって、この場合、R(1)=187mm、A(1)=180mm、H(1)=200mm、L(1)=400mmとなる。このように、図8に示す脚部ベンド管200を採用した排水配管構造に比べて、図9に示すす脚部ベンド管100を採用した排水配管構造と同じように、1階天井高さを115mmを上昇させることができる。
[実施の形態に係る脚部ベンド管および排水配管構造の作用効果]
以上のようにして、本実施の形態に係る脚部ベンド管およびそれを用いた排水配管構造によると、高さ方向の寸法を抑えても配管内にリブ等を設けることなく排水性能を維持することができる。また、整流リングを設けた最下階用排水管継手との組合せにより、高さ方向の寸法を抑制しつつ超高層建物であっても排水性能を維持した最下層の排水配管構造
を実現することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、高さ方向の寸法を抑えた脚部ベンド管およびそれを用いた排水配管構造に好適であり、配管内にリブ等を設けることなく排水性能を維持することができる点で、特に好ましい。
100 脚部ベンド管
110 上部管接続部(立て管接続部)
112 受口部
114 ゴム輪
120 横主管接続部
122 フランジ
124 フランジ穴
130 ベンド部(曲管部)
200 脚部ベンド管(従来例)
300 脚部ベンド管(比較例)
500 立て管
510 2階床スラブ(最下階スラブ)
520 吊り金具
530 吊りボルト
540 Uボルト
550 山型鋼
560 横主管
570 1階天井面
600 最下階用排水管継手(整流リングなし)
1100 最下階用排水管継手(整流リングあり)

Claims (5)

  1. 最下階の床スラブを貫通した排水立て管または最下階用排水管継手と接続される上部管接続部と、横主管と接続される横主管接続部と、前記上部管接続部の管軸方向と前記横主管接続部の管軸方向とが直交するように方向転換して前記上部管接続部および前記横主管接続部を連結するベンド部とを備えた脚部ベンド管であって、
    前記ベンド部において、中心軸線が90度未満の円弧形状を形成し、
    前記ベンド部と前記横主管接続部との接続部において、前記中心軸線方向と前記横主管接続部の管軸方向とが平行となり、
    前記ベンド部と前記上部管接続部との接続部において、前記中心軸線方向と前記上部管接続部の管軸方向とが平行にならないことを特徴とする脚部ベンド管。
  2. 前記中心軸線が形成する円弧形状の中心角が45度以上65度以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の脚部ベンド管。
  3. 前記上部管接続部が受口形であって、前記排水立て管と水密に連結されるゴム輪を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の脚部ベンド管。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の脚部ベンド管と、最下階の床スラブを貫通した最下階用排水管継手と、横主管とからなる排水配管構造であって、
    上方の排水立て管に前記最下階用排水管継手が接続され、前記最下階用排水管継手に下方の前記脚部ベンド管が接続され、
    前記最下階用排水管継手は、上方の排水立て管と接続するための上部立て管接続部と、下方の前記脚部ベンド管と接続するための下部管接続部と、前記上部立て管接続部と前記下部管接続部との間であって横方向からの排水を管内に排水するための横枝管接続部を備える集水室とを含み、
    前記下部管接続部の呼び径は前記上部立て管接続部の呼び径より大であり、
    前記集水室の内径は前記下部管接続部の呼び径および前記上部立て管接続部の呼び径のいずれよりも大であることを特徴とする排水配管構造。
  5. 前記最下階用排水管継手は、前記下部管接続部が直管状のストレートであって、任意の長さに切断して前記脚部ベンド管と接続可能であることを特徴とする請求項4に記載の排水配管構造。
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