JP3634152B2 - 排水縦管路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排水縦管路に関する。
【0002】
【従来の技術】
中高層建築物等では、排水管路が、各階層を通過するように鉛直方向に配設される縦管路と、各階の各種衛生機器・厨房機器等に接続された横枝管路とから構成されていて、各階層から排出される汚水等の排水が、横枝管路から縦管路に一旦集められ、縦管路を経て下水本管や汚水本管に排出されるようになっている。
【0003】
また、縦管路を形成する排水縦管としては、特開平9−174709号公報に開示されているような内面螺旋リブ付き管が提案されている。
【0004】
図6に示すように、この内面螺旋リブ付き管100は、内面に複数本の螺旋リブ101が設けられていて、内面螺旋リブ付き管100内に流入した排水を螺旋リブ101によって旋回流にして、内面螺旋リブ付き管100の内壁面に沿って流下させるようになっている。
すなわち、横枝管路30から縦管路内に一度に多量の排水が流入すると、縦管路内が閉塞して縦管路内が負圧となってしまう。その結果、横枝管路に接続されている各種衛生機器・厨房機器類のトラップが破水してしまい、排水管路内の悪臭が各室内等に逆流するという問題があるが、上記のような内面螺旋リブ付き管100を縦管路に用いることによって、常に、縦管路内に空気芯を生じさせて縦管路の閉塞を防止するようにしている。
【0005】
しかしながら、上記のように内面螺旋リブ付き管100を縦管路に用いた場合、上述のように、排水が螺旋リブ101に沿う旋回流となって流下するため、排水に大きな遠心力が働く。したがって、図6に示すように、縦管部201が内面螺旋リブ付き管100と同径の排水管用継手200を用いると、縦管部201の側壁に開口する横枝管接続部202の流出口203から排水が遠心力によって横枝管接続部202側に入り込み、横枝管路を介して各階層、特に低層階において、各種衛生機器・厨房機器類に逆流する恐れがある。
【0006】
そこで、縦管部の径を上下の縦管より大きくした継手を用い、横枝管接続部の流出口からの横枝管側への排水の逆流を防止するようにしている。
しかし、継手の縦管部の径を大きくすると、継手全体の幅も大きくせざるを得ない。そして、継手全体の幅が大きくなると、建物の居住空間を狭める配管スペースも継手部分の径に合わせて大きくせざるを得ない。また、配管をスラブや壁に支持固定する金具等も大きなものにせざるを得ず、設備コストがかかると言う問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情に鑑みて、縦管部の径が小さくても、横枝管接続部の流出口からの横枝管側への排水が逆流することがない排水縦管路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる排水縦管路は、このような目的を達成するために、縦管部と横枝管接続部とを備えた排水管用継手の縦管部の上下に内面に複数本の螺旋リブが設けられた排水縦管がそれぞれ接続され、横枝管接続部に横枝管が接続されてなる排水縦管路において、前記縦管部の内径は前記螺旋リブが設けられた排水縦管の内径と略同じ内径であり、上方の排水縦管から旋回流となって管壁に沿って縦管部に流下してきた排水のうち、前記流出口上を流れるように流下しようとする一部の排水の流下方向を偏向させて、流出口から縦管部内の排水が横枝管接続部内に逆流するのを防止する突条が、前記横枝管接続部の前記縦管部への流出口を囲む縦管部内壁面に沿って設けられている構成とした。
【0009】
また、上記本発明の排水縦管路において、請求項2のように、前記横枝管接続部は、横枝管からの排水が縦管部内壁に沿って上方に接続された螺旋リブの設けられた排水縦管からの旋回流と同方向の旋回流となって流下するよう流路が湾曲して形成されていること、あるいは、請求項3のように、前記突条は、前記横枝管接続部の前記縦管部への流出口の旋回流の上流側に沿うよう設けられた垂直部とこの垂直部の上端から螺旋リブと略同じ傾斜角で設けられた傾斜部とによって流出口を囲むように形成されていることが好ましい。
【0010】
また、上記本発明の排水縦管路の横枝管接続部の数は、特に限定されず、単数でも複数でも構わない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1および図2は、本発明にかかる排水縦管路の実施の形態をあらわしている。
【0012】
図1および図2に示すように、この排水管用継手Aは、縦管部1と、横枝管接続部2とを備えている。
縦管部1は、後述する排水縦管としての内面螺旋リブ付き管7の受口3,3を上下に備え、内面螺旋リブ付き管7の内径と略同じ内径をしている。
【0013】
横枝管接続部2は、一端に縦管部1内に開口する流出口21を有し、他端に横枝管(図示せず)の受口22を備えているとともに、流出口21から流出した排水を縦管部1の内壁に沿って流下する旋回流となるように、流路が湾曲して形成されている。
また、縦管部1の内壁には、上方の内面螺旋リブ付き管7から旋回流となって管壁に沿って縦管部1に流下してきた排水のうち、流出口21上を流れるように流下しようとする一部の排水の流下方向を偏向させて、流出口21から排水が横枝管接続部2内に流入するのを防止する突条4aが設けられている。
【0014】
すなわち、突条4aは、図1(b)および図2に示すように、流出口21の幅方向の一方の端縁に沿うように設けられている垂直部41と、この垂直部41の上端から後述する内面螺旋リブ付き管7の内面螺旋リブ71と略同じ傾斜角で設けられた傾斜部42とを備え、流出口21を垂直部41と傾斜部42によって囲むように設けられている。
【0015】
この排水管用継手Aは、以上のように、突条4aを備えているので、上方の内面螺旋リブ付き管7から旋回流となって縦管部1に流下してきた排水のうち、流出口21上を通過しようとする排水が、突条4aによって流出口21から外れた位置を流下するように偏向される。したがって、排水が横枝管接続部2を介して横枝管路側へ逆流することがなくなる。
【0016】
また、横枝管接続部2の流路が、横枝管(図示せず)から流入した排水を、縦管部1内を流下する旋回流に沿う方向の流れにして流出口21から縦管部1流出させる流路形状に形成されているので、横枝管路からの排水の流入によって旋回流が乱されて縦管路で排水が閉塞したりすることをより確実に防止することができる。
【0017】
さらに、突条4aに傾斜部42が設けられているので、突条4aによって排水の流下速度をあまり低下させることがなくなる。
【0018】
図3は本発明にかかる排水縦管路の第2の実施の形態をあらわしている。
図3に示すように、この排水管用継手Bは、突条4bが傘状に設けられている以外は、上記の排水管用継手Aと同様になっている。
【0019】
図4は本発明にかかる排水縦管路の第3の実施の形態をあらわしている。
図4に示すように、この排水管用継手Cは、突条4cが水平に設けられている以外は、上記の排水管用継手Aと同様になっている。
【0020】
図5は本発明にかかる排水縦管路の第4の実施の形態をあらわしている。
図5に示すように、この排水管用継手Dは、突条4dが傾斜部のみになっている以外は、上記の排水管用継手Aと同様になっている。
【0021】
本発明にかかる排水縦管路は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、縦管部1の上下に受口3,3が設けられていたが、差口形状にしても構わない。
【0022】
さらに、上記の実施の形態では、傾斜部42の傾斜角度をリブ71の傾斜角度と略一致させるようにしていたが、必ずしも一致させる必要はない。
【0023】
【発明の効果】
本発明にかかる排水縦管路は、以上のように構成されているので、縦管部の径を小さくしても、横枝管接続部の流出口からの横枝管側への排水が逆流することがない。
したがって、排水管用継手全体の幅を小さくして、配管スペースを小さくすることができる。また、継手や縦管をスラブや壁に支持固定する金具等も小さなもので済むようになり、設備コストも低減できる。
【0024】
また、請求項2のようにすれば、横枝管路からの排水の流入によって旋回流が乱されることがなく、より確実に縦管路の閉塞を防止することができる。
さらに、請求項3のようにすれば、突条によって排水の流下速度をあまり低下せることがなく、スムーズに流下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる排水縦管路の第1の実施の形態をあらわし、同図(a)がその平面図、同図(b)がその正面図である。
【図2】図1の排水縦管路の使用状態をあらわす断面図である。
【図3】本発明にかかる排水縦管路の第2の実施の形態をあらわし、同図(a)がその平面図、同図(b)がその正面図である。
【図4】本発明にかかる排水縦管路の第3の実施の形態をあらわし、同図(a)がその平面図、同図(b)がその正面図である。
【図5】本発明にかかる排水縦管路の第4の実施の形態をあらわし、同図(a)がその平面図、同図(b)がその正面図である。
【図6】従来の排水管路の断面図である。
【符号の説明】
A,B,C,D 排水管用継手
1 縦管部
2 横枝管接続部
21 流出口
4a,4b,4c,4d 突条
42 傾斜部
7 内面螺旋リブ付き管(排水縦管)
Claims (3)
- 縦管部と横枝管接続部とを備えた排水管用継手の縦管部の上下に内面に複数本の螺旋リブが設けられた排水縦管がそれぞれ接続され、横枝管接続部に横枝管が接続されてなる排水縦管路において、前記縦管部の内径は前記螺旋リブが設けられた排水縦管の内径と略同じ内径であり、上方の排水縦管から旋回流となって管壁に沿って縦管部に流下してきた排水のうち、前記流出口上を流れるように流下しようとする一部の排水の流下方向を偏向させて、流出口から縦管部内の排水が横枝管接続部内に逆流するのを防止する突条が、前記横枝管接続部の前記縦管部への流出口を囲む縦管部内壁面に沿って設けられていることを特徴とする排水縦管路。
- 前記横枝管接続部は、横枝管からの排水が縦管部内壁に沿って上方に接続された螺旋リブの設けられた排水縦管からの旋回流と同方向の旋回流となって流下するよう流路が湾曲して形成されている請求項1に記載の排水縦管路。
- 前記突条は、前記横枝管接続部の前記縦管部への流出口の旋回流の上流側に沿うよう設けられた垂直部とこの垂直部の上端から螺旋リブと略同じ傾斜角で設けられた傾斜部とによって流出口を囲むように形成されている請求項1または請求項2に記載の排水縦管路。
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