JPS604210B2 - 電気絶縁重合の製法 - Google Patents

電気絶縁重合の製法

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JPS604210B2
JPS604210B2 JP49079705A JP7970574A JPS604210B2 JP S604210 B2 JPS604210 B2 JP S604210B2 JP 49079705 A JP49079705 A JP 49079705A JP 7970574 A JP7970574 A JP 7970574A JP S604210 B2 JPS604210 B2 JP S604210B2
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polymer
electrically insulating
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ヨアヒム ダ−ル クラウス
ジヤンソンズ ビクタ−ズ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/12Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/127Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule derived from carbon dioxide, carbonyl halide, carboxylic acids or their derivatives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気絶縁性重合体の製法に関し、更に詳しく
は電気絶縁性芳香族ポリケトンの製造および電気絶縁性
材料としての用途に関する。
最近、芳香族ポリケトンは熱劣化に対して抵抗性を有す
るという理由で広汎に関心を呼んでいる。多くの場合、
繰返し単位:を有するポリケトンに興味が集まっている
ボンナーによる米国特許第8065205号に従えば、
上記繰返し単位を有するポリケトンはホスゲンとジフェ
ニルヱーテルとのフリーデルークラフッ接触重合によっ
て製造することができる。同一の繰返し単位はさらにM
E.B.ジョーンズによる英国特許第1086021号
に記載されており、ジフェニルェ−テル−4−カルボニ
ルクロラィドの重統合、およびジフエニルエーテルとジ
フエニルヱーテル−414′−ジカルボニルクロラィド
から得られている。該ポリケトンを製造する改良方法に
関する多くの特許がこれまで付与されている。
たとえば、米国特許第3441538号および第344
2857号に開示の方法は弗化水素で増強された三弗化
側素触媒の使用が有利であることを示している。該繰返
し単位によって特徴づけられる溶融加工可能な重合体の
製造が、クラゥス.J.ダールによる1972王1月1
7日出願の米国特許出願第218465号に記載されて
おり、そこでは他の技術についても議論されている。他
の繰返し単位を有する芳香族ポリケトンについてもある
程度研究された。
繰返し単位:を有する溶融加工可能なポリケトンが、ク
ラウス.J.ダール(1972王1月17日出願の米国
特許出願第218466号)の出願に記載されており、
たとえばビフェニリルオキシベンゾイルクロライドのH
F/BF3触媒による重合により得られる。
R.N.ジョンソンなどによる英国特許第107823
4号に従えば、繰返し単位:を有し、かつ350qoの
融点を有する重合体はヒド。
キノンおよび4・4−ジフルオロベンゾフヱノンの反応
から生成できる。もし好ましい性質を有する芳香族ポリ
ケトンを、従来もっともよく用いられたものよりも一般
的でかつ廉価に利用しうる物質を反応成分として用いる
ことにより得られたなら実質的に有利である。
繰返し単位:を有する既知の芳香族ポリケトンはジフェ
ニルェーテルとテレフタロィルクロラィドとの反応によ
って経済的に製造しうるが、ベルによる米国特許第35
i6966号には、上記反応成分のHF/BF3一接触
重合は溶融不安定な生成物を与えることが報告されてい
る。
従って、ベルの該特許ではィソフタロィル残基をかなり
の含量で有するコポリケトンを製造しており、そして生
成物は溶融安定なものとして報告されている。我々の研
究によれば、該ベルの方法は満足すべき分子量の重合体
を与えるが、圧縮成形スラブは過剰のゲル舎量、溶融加
工中にかなりの度合の熱架橋のしるしを示した。そこで
我々は、ジフェニルヱーテルはベルによって選択された
条件下においてHF/BF3系で不安定であり、未だ不
確定でしかも不確実な性格の副反応を招くと判断した。
そして、反応成分および反応条件を適切に選択すること
により、HF/BF3接触重合によって新規かつ経済性
のある芳香族ポリケトンが得られ、このポリケトンのィ
ンヘレント粘度は410ooで5分間たとえば1000
蛇siで圧縮成形することでも本質的に影響をうけない
ことを見し・出した。本発明に従えば、フリーデルーク
ラフッ接触反応条件下に、式: で示される求核性反応成分と 式: で示される求電子性反応成分を、要すれば他の求核性反
応成分およびノまたは求電子反応成分の存在下に反応さ
せて少くとも0.4のィンヘレント粘度を有し、かつ式
: で示される反復単位を含んで成る実質上線状の重合体を
得ることを特徴とするポリケトンの製法が提供される。
(式中、x、mおよびnの各々は0または1であり、p
は1〜4の整数であり、文が1の時はnは0であり、そ
してpが1より大きい時は、mは1でxは0である。C
ORは、カルボキシル基、酸クロリド基またはェステル
基を表わす。)。※ 得られるポリケトンのィンヘレン
ト粘度はたとえば10000psjで5分間41000
で圧縮成形することによっても本質的に影響をうけない
。本発明の実施に好ましいホモ重合体を形成するのに有
用な代表的な共反応成分を下記の表に列記する。
各々は、文献記載の標準的な手順で製造しうる既知の化
合物である。第1表 求電子性反応成分について、解離基は、塩素以外、たと
えばメトキシ、水酸基などであってもよいが、好ましく
は塩素である。
pが2、3または4の場合について、任意の求電子性共
反応成分を、テトラ一、ベンターまたはへキサフエニレ
ンェーテルそれぞれと共に用いうる。前者の反応成分は
、2モルのフェノールと1モルの4・4−ジブロモジフ
ェニルヱーテルとの縮合によってうる。ペンタフエニレ
ンエーテルは、1・4−ジプロモベンゼン(1モル)と
2モルの4−ヒドロキシジフェニルエーテルとを縮合す
ることによりうるが、前述の求核性共反応成分は4・4
ージブロモジフエニルエーテル(1モル)と2モルの4
−ヒドロキシジフェニルエーテルとの縮合によって容易
にうる。好ましくは、重合体中のすべての繰返し単位は
本質的に同一である。
この場合、本質的にパラ重合体は、たとえばテレフタロ
イルおよびイソフタロィルクロラィドの混合物を求電子
性反応成分として用いる場合に生ずるような実質的にメ
タ結合で特徴づけられる重合体よりもすぐれた熱酸化安
定性を示すものと考えられる。もちろん、テレフタロィ
ルクロラィドのみまたは類似の”パラ″反応成分を用い
る場合ですら、少数、たとえば数%の繰返し単位が、パ
ラ位以外の位置において求電子性反応成分が成長重合体
鎖を攻撃することにより生ずる異性体結合を含有するこ
とは避けれないようである。一般に、本発明はたとえば
、前述の構造式に従う単一の繰返し単位を主として含む
共ポリケトンに関する。
共重合に適当な成分のうち下記の求核一性共反応成分が
例示しうる:ジフエニルサルフアイド p−フエノキシフエノール pーフエニノレフエノーノレ ジベンゾフラン チアンスレン フエノキサチン フエノジオキシン ジフエニレン 4・4ージフエノキシビフエニル 2・2′−ジフエノキシビフエニル 1・2一ジフエノキシベンゼン 1・3−ジフエノキシベンゼン 1−フエノキシナフタレン 1・2−ジフエノキシナフタレン ジフエニルエーテル 1・5−ジフエノキシナフタレン 同様に、共ポリケトン形成に適する求電子性共反応成分
として下記のものを例示しうる:ホスゲン、二弗化カル
ボニル、イソフタロイルクロライド、ベンゼン一1・4
ージ(スルホニルクロライド)、ベンゼン一1・3ージ
(スルホニルクロライド)、2−クロロベンゼンー1・
4ージスルホニルクロライド、チオービス(4・4′一
ベンゾイルクロライド)、オキシービス(4・4ーベン
ゼンスルホニルクロライド)、ベンゾフエノンー4・4
′ージ(カルボニルクロライド)、オキシービス(3・
3′ーペンゾイルクロライド)、チオービス(3・3′
ーベンゼンスルホニルクロライド)、オキシ−ビス(3
・3′ーベンゼンスルホニルクロライド)、ジフエニル
ー3・3ージ(力ルボニルクロライド)、力ルボニルー
ビス(3・3一ベンゾイルクロライド)、スルホニルー
ビス(4・4−ペンゾイルクロライド)、スルホニルー
ビス(3・3′ーベンゾイルクロライド)、スルホニル
ービス(3・4′ーペンゾイルクロライド)、チオービ
ス(3・4′ーベンゾイルクoライド)、ジフエニル−
3・4ージ(力ルボニルクロライド)、オキシービス〔
4・4′ー(2−クロロベンゾイルクロライド)〕、ナ
フタレンー1・6ージ(力ルボニルク。
ライド)、ナフタレンー1・5ージ(力ルボニルクロラ
イド)、ナフタレン−2・6ージ(力ルポニルクロライ
ド)、ナフタレンー1・5−ジ(スルホニルクロライド
)、オキシービス〔7・7−ナフタレン−2・2ージ(
力ルボニルクロライドド)〕、チオービス〔8・8ーナ
フタレン−1・1′ージ(力ルボニルクロライド)〕、
7・7−ビナフチル−2・2′−ジ(力ルボニルクロラ
イド)、ジフエニルー4・4−ジ(力ルボニルクロライ
ド)、力ルボニルービス〔7・ブーナフタレンー2・2
−ジ(力ルボニルクロライド)〕、スルホニルービス〔
6・6ーナフタレン−2・2ージ(力ルボニルクロライ
ド)〕、ジベンゾフランー2・7ージ(力ルポニルクロ
ライド)。本発明の別の態様において、繰り返し単位:
(式中、構造の部分は、各繰返し単 位について および か らなる群より独立して選ばれ、xおよびmは先に定義し
たとおりである。
)から主として、そしてもっとも好ましくは、本質的に
構成される線状、結晶性熔融安定な重合体が提供される
。好ましくは部分の50%まで、最も好ましくは 約10〜50%は である。
そのような車合体は求電子性テレフタロィルクロラィド
反応成分の一部分または全てをィソフタロィルクロラィ
ドと置きかえる以外は全パラ重合体とまった〈同じよう
にしてつくられる。
混合したテレフタロィルおよびイソフタロイルクロライ
ドの使用は系について271なし、し360qoの間の
溶融温度を可能にし、このタイプの共重合体は押し出し
温度において大きな許容城をあたえることが出来、かつ
他の樹脂との配合に際して改良された相客性を与え、特
別の効果、例えば可塑化を得ることができる。
全パラ重合体系からこのようにはずれたものから生じる
ことがある別の利点は結晶化性質における変化および液
体中でまたは高温での応力腐食に対する附随した作用を
含む。付言すれば、好ましい反応条件は上言己の共反応
成分からホモ重合体(それらの多くは新規である)を形
成するのに用いうる。
共ポリケトン共反応成分は二核性よりも多い場合、好ま
しくは、共ポリケトンは少なくとも約70%、もっとも
好ましくは約80%の前述の一般構造式に対応する繰返
し単位を含有すべきである。好ましくは、本発明の重合
体は少なくとも約0.4、好ましくは約0.5なし、し
約2.リもっとも好ましくは約0.7ないし1.5のィ
ンヘレント粘度を示す。
分子量はダールによる米国特許出願第136236号に
教示のようにキャッピングすることにより調節しうる。
好ましいキャツピング剤はケトン結合を含有し、たとえ
ば4−フヱノキシベンゾフェノンである。好ましい手順
により本発明の重合体を製造する際、等モル量の求核性
および求電性(ジクロライド)共反応成分に、要すれば
少量の1官能性キャッピング剤、および充分量の無水H
Fを0℃で加えて1の重量%の溶液を調製する。
−2000ないし10℃、好ましくは000で、最初に
すべてのHCIを発生させ、次いで、BF3を3蛇si
圧下で加え、成分を約6時間反応させ、そして重合混合
物をS02または追加のHFで稀釈して約5重量%の固
形分を含有する溶液を形成する。回収は頃霧乾燥による
かまたは水(室温)またはメタノール(一78qo)中
にワーリング(Waring)配合器中で沈澱すること
により行う。生成物中の弗素および棚素含有物を水洗に
より減じ、そして物質を3〜5時間150ooでかつ2
仇吻Hgの減圧下で乾燥する。すべての反応を遷移金属
を含まない雰囲気中で行なう。本発明の好ましい態様の
実施例を示すが、他に規定しない限りすべての部および
%は重量に基づく。実施例 1 50の‘のポリクロロトリフルオロェテレン管に1.2
984夕(4.95ミリモル)の1・4−ジフエノキシ
ベンゼン、1.0049夕(4.95ミリモル)のテレ
フタロイルクロラド、0.0027夕(0.01ミリモ
ル)の4ーフエノキシベンゾフヱノン(キヤツピング剤
)および蝿梓棒を仕込んだ。
この混合物に20奴‘の無水の弗化水素を徐々に加えた
。管をポリクロロトリフルオロェチレン真空ライン(東
邦化成工実株式会社、大阪、目本)に連結しそして0℃
に冷却しつつ窒素でパージした。三弗化欄素ガスを加え
そして反応混合物を3仮sテの圧で6時間保って粘鋼な
赤だし、だし、色の溶液をえた。過剰の三弗化棚素を反
応系から除去し、重合体溶液を無水発化水素で稀釈し、
次に迅速に燈拝しながら冷(一7800)メタノールに
注いだ。生成重合体沈澱を炉過し、そして水およびメタ
ノールで洗浄し、次に180〜20000/20脚Hg
で乾燥して無色の綿毛様の物質を得た。これを2び分間
230qoでアニーリングした。圧縮成形前および後の
ィンヘレント粘度、重合体の元素組成および物理的特性
をそれぞれ第2〜4表に示す。この実施例および下記の
実施例において、1000のsiの圧力で5分間410
qoで圧縮成形して殆んど無色の可榛性スラブを得た。
すべての場合にィンヘレント粘度は圧縮成形で本質的に
影響をうけないことはとくに有意義である。関連の実験
で、ジフェニルェーテルおよびテレフタロィルクロラィ
ドを下記の手順によって反応させて繰返し単位:を有す
る重合体を得た。
後者の場合、粉末のィンヘレント粘度は0.53であり
そしてスラブの粘度は0.49であった。すべてのィン
ヘレント粘度は、、Preparative Me
thods of PolymerChemi
stry″(プレパラティブ・メソッド・オブ・ポリマ
ー・ケミストリー)インターサイエンス(1968)出
版、第44頁に記載のソレンソンの方法〔2500で濃
硫酸100M溶液中の0.1夕の重合体〕に従って測定
した平均値である。融点をパーキン・ェルマ−示差走査
カロリーメータで測定した。実施例 2−5 第1表に列記の他の重合体を、実施例1の手順に従い製
造した。
その性質を第2〜4表に示す。実施例5の場合、融点を
測定しなかったが、物質は300〜350q0の範囲の
温度で溶融すると評価される。第2表 第3表 第4表 十 :a ,ppm(スブリッテイングパターン、プロ
トソの数)外部標準:TMS十 :w三弱 m=中間
s=強 実施例 6 1・4−ジフエノキシベンゼンのイソフタロイルクロラ
ィドとの重合無水弗化棚素を−23ooで4時間、3加
siの圧力で三弗化棚素により飽和した。
50の‘反応管に1・4−ジフエノキシベンゼン1.3
050夕(4.975ミリモル)、イソフタロイルクロ
ライド1.0151夕(5ミリモル)、p−フエノキシ
ベンゾフエノン0.0137夕(1モル%)および蝿梓
棒を仕込んだ。
この混合物に冷(一7800)三弗化棚素飽和弗化水素
溶液10凧‘をゆっくり加え、そして反応管を真空ライ
ンに接続した。三弗化棚素を30psiの圧力で加え、
そして粘鋼なオレンジ色溶液が生じるまで*1既時間0
℃で重合をすすめた。過剰の三弗化棚素を反応系から除
去し、重合体溶液を弗化水素で希釈し、次に急速にかき
まぜた冷(0℃)水中に注いだ。得られた重合体沈澱物
をろ過し、水洗し、つづいて150oo/2仇肋Hgで
乾燥して無色の綿毛状物質を得た。物質は固有粘度1.
36を示した。5分間400午0で圧縮組成型すると1
.37の固有粘度の可榛・性スラブを生じた。
示差走査カロリメー外こよりガラス転位温度15300
および結晶溶融温度271℃(走査速度:2000/分
)を示した。空気中における熱重量分析により6000
0で1の重量%損出(走査速度:20qC/分)を示し
た。分子分光により繰り返し単位:を有する線状重合体
と一致する下記のデータを示した:赤外(弗化水素から
のフィルムキャスト):1655cm−1〔ケトン結合
〕、1235cの‐1〔エーテル結合〕:紫外(濃硫酸
)人max、407nm(ど、4.8×1ぴ):核磁気
共鳴(CICF2−COCF2Cl,D20/CDCl
3ニ1:1):6、肌:7.18(二重線、4日、J=
9HZ)、7.28(単線、4H)、〔エーテル結合に
対するオルト位におけるプロトン〕:7.82(単線、
汎)、8.08(二重線、4日、J=9HZ)、8.1
8(単線、IH)〔ケトン結合※の近くのプロトン〕。
実施例 7 1・4一ジフエノキシベンゼンのテレフタロイルクロラ
イド/イソフタロイルクロライド混合物との重合テレフ
タロイルクロライドとイソフタロイルクロラィドとの混
合物を使用する以外は先の実施例と同様の手順を繰り返
した。
酸クロラィドの割合および重合体特性のデータを次の表
に示す。第5表本発明の生成物は、電線、ケーブルなど
の上に溶融押出することにより電気絶縁に用いるのに適
したフィルムおよび繊維形成性重合体である。
好ましい重合体は340〜404午○の範囲の温度で溶
融する結晶物質である。カルボニル部分がエーテル酸素
の数よりも多く存在するものは、たとえばポリ(ペンゾ
フヱノンヱーテル)よりも実質的に早く結晶化すること
が予期され、後者重合体の押出物で通常行う後アニーリ
ング工程を、抗張力性および摩擦摩耗ならびに環境応力
腐蝕に対する抵抗性などの性質に悪影響を与えることな
く取り除くことができる。融点が40000またはそれ
以上のオーダーにある本発明に従って製造した重合体は
、電気絶縁に用いるときに、はんだ用鉄と不注意に接触
することによる絶縁性の低下を防止するという点で有利
である。本発明は以下の実施態様を包含する。
○} 重合体の反復単位の全てが本質的に特許請求の範
囲第1項に記載の反復単位である電気絶縁* 性材料。
‘21 構造式(式中m、nおよびxの各々は0または
1であり、xが1の時nは0である。
)の単一の反復単位を主として含む実質上線状の重合体
からなる電気絶縁性材料。(3} 重合体の該反復単位
においてmは1であり×およびnの各々が0である前記
■項に記載の露気絶縁性材料。
{4} 重合体の該反復単位において、m、nおよびx
の各々が0である前記【2)項に記載の電気絶縁性材料
■ 構造式 (式中m、nおよびxの各々が0または1であり×が1
の時nは0である。
)からなる基から選択された反復単位の全てが本質的に
線状重合体からなる電気絶縁性材料。6ー ホモ重合体
が少なくとも約0.4そして好ましくは約0.5なし、
し約2.0のィンヘレント粘度を有する前記{5}項に
記載の電気絶縁性材料。
【7} ホモ重合体は反復単位の全てが構造式であるも
のから本質的になる前記(6)項に記載の電気絶縁性材
料。8ー ホモ重合体は反復単位の全てが構造式である
ものから本質的になる前記■項に記載の電気絶縁性材料
イ9)ホモ重合体は反復単位の全てが構造式であるもの
から本質的になる上記(6)項に記載の電気絶縁性材料
1皿 ホモ重合体は反復単位の全てが構造式であるもの
から本質的になる前記(6}項に記載の電気絶縁性材料
OU ホモ重合体は反復単位の全てが構造式であるもの
から本質的になる前記{6’項に記載の電気絶縁性材料
02 重合体の分子量をキャッピングにより調節する特
許請求の範囲第1項に記載の製法。
03 反応成分が実質的に全反復単位が特許請求の範囲
第1項に記載の単位であるものである特許請求の範囲第
1項または前記02項に記載の製法。
仙 反復単位中の全結合がパラ結合である特許請求の範
囲第1項、前記02項または前記03項記載の製法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フリーデル−クラフツ接触反応条件下に、式:▲数
    式、化学式、表等があります▼ で示される求核性反応成分と 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される求電子性反応成分を反応させて少くとも0.
    4のインヘレント粘度を有し、かつ式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される反復単位を含んで成る実質上線状の重合体を
    得ることを特徴とするポリケトンの製法。 (式中、x、mおよびnの各々は0または1であり、p
    は1〜4の整数であり、xが1の時はnは0であり、そ
    してpが1より大きい時は、mは1でxは0である。C
    ORは、カルボキシル基、酸クロリド基またはエステル
    基を表わす。)。
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