JPS5840691B2 - 穀類処理装置における穀類含水率測定装置 - Google Patents

穀類処理装置における穀類含水率測定装置

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JPS5840691B2
JPS5840691B2 JP51017410A JP1741076A JPS5840691B2 JP S5840691 B2 JPS5840691 B2 JP S5840691B2 JP 51017410 A JP51017410 A JP 51017410A JP 1741076 A JP1741076 A JP 1741076A JP S5840691 B2 JPS5840691 B2 JP S5840691B2
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JP
Japan
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grain
moisture content
electrode
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grains
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JP51017410A
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融 下原
与佳 石谷
暢也 長谷川
重夫 鈴木
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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Shizuoka Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、穀類乾燥機もしくは穀類貯蔵装置等の穀類処
理装置に適用する穀類含水率測定装置に関するものであ
る。
従来における穀類含水率測定装置として、特公昭50−
39399号公報、あるいは特開昭5116992号公
報があった。
前者は、穀物を収容する貯留部内に棒状の電極を挿入し
て穀物の含水率を測定し、非測定時には上記棒状の電極
を貯留部外に脱挿する構成のものであった。
このものは、穀類が常に充満している箇所でないと測定
できないため、含水率測定装置の設置箇所が制限され軽
重しくなかった。
しかも直接貯留部内で測定するため、測定中においても
穀類が流下する場合があり、かつまた外気温と異なる穀
温のものを測定することとなり、正確な測定を行ない難
い欠点があった。
また後者は、底壁中心部に棒状の電極を立設した測定カ
ップを、試料が流下するパイプ内に倒立・正立回動可能
に設け、測定時には測定カップを正立回動して該測定カ
ップ内に流入充填した試料を測定する構成のものであっ
た。
このものは、穀物を収容する貯留部のように、穀物が充
満した状態で流下する箇所には、貯留部内の穀物流下速
度にむらを生じせしめるため設置し難い。
さらに、試料の温度が外気温と異なっていること、測定
カップが常時試料の流下するパイプ中に入っていること
等により、正確な測定が行ない難くなったり保守点検が
困難になったりする等の欠点があった。
また、収容された貯留部内の穀類を円滑かつ均一に流出
させるために、該貯留部の下部に間欠的に開閉する穀類
排出開閉機構(バルブ)を設は穀類に軽い衝撃を与えな
がら流出するようにしち処理装置においては、前述した
両者の構成では安定した測定を果し得ない欠点があった
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その目
的は、試料を採取するに際し、外部に付設した含水率測
定装置の一方の電極を皿状に形成するとともに、該電極
を穀類排出開閉機構(バルブ)の開閉作動と関連して穀
物処理装置内に出没させることにより、穀類処理装置へ
の穀類含水率測定装置の設置箇所の選択範囲を拡大する
ことができること、穀類処理装置内の穀温の影響を受け
ることなく測定することができること、穀類含水率測定
装置の保守点検作業が容易にできること、にある。
本発明は、上記目的達成のために下部に間欠的に開閉す
るバルブを有する穀類処理装置において、該穀類処理装
置の外側に含水率測定部を付設し、該含水率測定部は、
試料を載置し得る皿状の測定電極と該測定電極の対向位
置で昇降する対向電極とを具備するとともに、前記測定
電極を対向電極に対向する位置と穀類処理装置内の穀類
が流下する位置とに往復動する駆動機構を具備し、測定
電極の前記穀類が流下する位置にある時期をバルブの開
作動時期に略対応させる駆動機構制御装置を設ける構成
にした点に特徴がある。
以下本発明による構成が具体化された実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
Dは穀類処理装置としての乾燥機であり、上方から下方
に向かって穀類を収容する貯留部1、通風乾燥部2、集
穀部3を重設してなる本体と、該本体の後部に立設した
昇降機Sとからなる。
通風乾燥部2の穀類が流下する流路の下端にはバルブ4
,4を設げる。
また、集穀部3には谷状に傾斜した底板10の最深部に
後方に向かって送り傾向を有する下部スクリュー5を設
けてなり、底板10の左側上端には穀類の張込ホッパH
を連接する。
上記昇降機Sは、その下部流入口を集穀部3の下部スク
リュー5下流端に接続し、その上部吐出口を貯留部1の
上部に連通接続してなる。
上記各バルブ4,4および下部スクリュー5はそれぞれ
の回転軸を本体の前面側11に突出し、第3図および第
4図に示すようにバルブ4,4の上記突出端にはスプロ
ケツ)16.16を設け、下部スクリュー5の上記突出
端にはプーリ17を取付げる。
上記スプロケット16.16はそれぞれ2枚−組からな
り、一方(外側)16a、16aはバルブ4,4軸に固
定し、他方(内側) 16b 、 16bはバルブ4,
4軸に遊嵌してなる。
そして、これら遊嵌側のスプロケツ)16b、16bは
、モータ側の右回動する駆動スプロケツ)Qに巻回した
チェーン18に常時噛合わせ、該チェーン18の外側に
は周方向の一部に断片のチェーン素体18aを固定し、
該チェーン素体18aを上記駆動側のスプロケツN6a
、16aに間欠的に噛合させる。
なお第3図中15は透導スプロケットである。
また、上記プーリ17はVベルト■を介してモータ側の
駆動プーリqに連結して常時回転させる。
図中Pは送風機駆動用のプーリである。
次に前述した昇降機Sは、図示省略の専用モータにより
駆動するようにしている。
上記構成により、駆動スプロケットQを介してチェーン
18が回動すれば、これに伴なって遊動側のスプロケツ
N6a、16bが回転し、この状態ではバルブ4,4は
停止しており、通風乾燥部2内の穀類、従って貯留部1
内の穀類は流下することがない(バルブ閉状態)。
次に上記チェーン18の回動により、チェーン素体18
aが、1ず第3図において左側の固定側スプロケツ)1
6aに噛合し、該スプロケット16a、従って左側のバ
ルブ4を回転することになる。
上記噛合が開放され、次にチェーン素体18aが右側の
固定側スプロケツ)16aに噛合すれば、該スグロケツ
)16a、従って右側のバルブ4を回転することになる
これにより、通風乾燥部2内の穀類、従って貯留部1内
の穀類は、左右から交互に間欠的に流下する。
この流下した穀類は、集穀部3の底板10によって中心
部に集められ、該中心部にて下部スクリュー5によって
昇降機S下部側に移送され、該昇降機Sによって揚上さ
れたのち、その上部から貯留部1内に還元されることに
なり、以後上記動作・作用を繰り返しながら通風乾燥部
2にて穀類を次第に乾燥することになる。
以上は従来公知の技術であり、次に本発明の特徴につい
て説明する。
捷ず、穀類処理装置の穀類流下部をなす集穀部3の例え
ば後部壁Wであってバルブ4の穀類が流下する位置に長
方形状の透孔22を穿設する。
そして該透孔22部の集穀部3外側に含水率測定部7を
取り付ける。
この含水率測定部7は、第2図および第5図に示すよう
に、試料を載置し得る皿状の測定電極6と該測定電極に
対向する位置で昇降し得る対向電極8とを具備するとと
もに、カム・ベルト等を介して、上記対向電極8の昇降
作動および上記測定電極な集穀部3外の対向電極8位置
と透孔22を通過して集穀部3内に突出する位置とに亘
って水平方向に往復移動させるモータ9からなる駆動機
構とを具備する。
上記モータ9は例えば第6図に示すような回路によって
駆動制御される。
つ1す、マイクロスイッチ13′の作動により制御回路
24が出力信号を発してモータ9を起動(正転)する。
これにより測定電極6を集穀部3方向に駆動し、該測定
電極6が透孔22を通過し集穀部3内に所定量突出した
時点でリミットスイッチ25aの作動により制御回路2
4が停止信号を発してモータ9を停止する。
次にマイクロスイッチ13の作動により制御回路部24
が逆転出力信号を発してモータ9を逆転駆動する。
これにより測定電極6を復帰駆動し、対向電極8と対向
する位置に来た時点でリミットスイッチ25bの作動に
より制御信号24が停止信号を発してモータ9を停止す
る。
この場合、対向電極8は、測定電極6が集穀部3側に移
動する際には上昇して対向電極8との衝突を防止し、測
定電極6が復帰した際には下降して該測定重筋6に接近
し、これに載置された試料を挾持圧砕するように連動さ
れている。
ここで、上記マイクロスイッチ13.13’は、本例で
は第3図に示すように、チェーン18の回動領域であっ
て、かつチェーン18のバルブ4゜4に対する上動側と
下動側に位置して集穀部3の後部壁Wに取付け、一方、
チェーン18には第4図に示すように作動ピン19を上
記マイクロスイッチ13.13’方向に突出して固定し
、該チェーン18の回動によって作動ピン19を介して
各マイクロスイッチ13.13’のアクチェータ14゜
14′を交互に作動するようにしている。
上記作動ピンの取付位置は、バルブ4,4の回動時期と
測定電極6が集穀部3内に突出する時期とが対応する如
く予め設定しておく。
また、透孔22の前部側にはばねで閉塞付勢されるシャ
ッタ23を設け、測定電極6が透孔22に進入する際に
はその前端側に形成した斜辺に押されて開作動し、測定
電極6が透孔22から退避した際にはばねの力で閉作動
するようにする。
本実施例は以上のように構成したから、チェーン18が
回動すればバルブ4,4が交互にかつ間欠的に回転し、
これに伴なって通風乾燥部2内の穀類が集穀部2に向か
つて間欠的に流下することになる。
一方、上記チェーン18の回動によって作動ピン19が
回動し、マイクロスイッチ13.13’を交互にかつ間
欠的に作動することになり、これに伴なってモータ9を
介して測定電極6は、バルブ4.4の回動時期に対応し
て透孔22から集穀部3内に突出し、次いでバルブ4,
4の停止時期に対応して対向電極8下方に対面作動し、
対向電極8は、測定電極6の集穀部3への移動時に上昇
し測定電極6の復帰時に下降作動することになる。
これにより、バルブ4,4は作動するも、測定電極6に
よる試料採取は確実に行なわれ、かつ該試料の圧砕、つ
1り含水率測定は、集穀部3外にて行なわれることにな
る。
上記バルブ4,4から流下した穀類は、集穀部3内にて
底板10に案内されて最深部の下部スクリュー5に集1
す、該下部スクリュー5によって昇降機S下部に移送さ
れることになる。
昇降機S下部に移送された穀類は、該昇降機Sによって
揚上され、その上部仕出口から貯留部1内に落下される
ことになる。
本発明は以上説明したように、下部に間欠的に開閉する
バルブを有する穀類処理装置において、該穀類処理装置
の外側に含水率測定部を付設し、該含水率測定部は、試
料を載置し得る皿状の測定電極と、該測定電極の対向位
置で昇降する対向電極とを具備するとともに、前記測定
電極を対向電極に対向する位置と穀類処理装置内の穀類
が流下する位置とに往復動する駆動機構を具備し、測定
電極の前記穀類が流下する位置にある時期をバルブの開
作動時期に略対応させる駆動機構制御装置を設ける構成
にしたから、以下の如き作用・効果を奏する。
■ 測定電極6により、穀類処理装置、即ち乾燥機り内
にて採取した試料穀物を乾燥機外に取り出し、これを測
定するものであるから、 (7)採取した試料穀物を含水率測定装置が有している
外気温と等温にすることが容易であり、複雑な温度補正
手段を講することなく、正確な含水率を測定することが
できる。
(イ)測定電極6は、測定工程時にのみ乾燥機り内に進
入するから、含水率測定装置を穀類貯留部1の外側に設
け、この部から該穀類貯留部1内の試料穀物を採取する
□ようにしても、穀類貯留部1内における試料採取部の
穀物流下を阻害することがなく、常に循環している新た
な試料穀物を採取することができる。
■ 測定電極6の乾燥機り内への進入時期を、パルプ4
の開作動時期に対応するようにしたから、含水率測定装
置を、穀物が常時充満している貯留部1のみならず、集
穀部3に設置し、この部から測定電極6を上記パルプ4
の直下に臨1せても、試料穀物を採取することができる
従って含水率測定装置の設置箇所の選択範囲を拡大する
ことができる。
■ 含水率測定装置を乾燥機の外側に設置するようにし
たから、取付け・取外しが容易にでき、保守点検作業が
容易となる。
なお、本発明は、制御回路24内にタイマ回路を内装し
、該タイマ回路により測定電極6の穀類処理装置内への
進入時期をパルプ4の開作動時期に対応させるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した乾燥機の内部構造を示す説
明図、第2図はこの発明における一実施例を示す乾燥機
における要部縦断面図、第3図は乾燥機におけるロータ
リーパルプ等の駆動部正面図、第4図はその要部平面説
明図、第5図は測定電極の位置関係を示す説明用断面図
であり、イが正面図口が側面を表わす。 第6図は回路図である。図中、1は乾燥機りにおける穀
類貯留部、2は通風乾燥部、3は集穀部、4はパルプ、
5は下部スクリュー、6は測定電極、7は含水率測定部
、8は対向電極、9はモータ(駆動機構)、18はチェ
ーン、22は乾燥機り壁における透孔、24は制御回路
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下部に間欠的に開閉するパルプを有する穀類処理装
    置において、該穀類処理装置の外側に含水率測定部を付
    設し、該含水率測定部は、試料を載置し得る皿状の測定
    電極と該測定電極の対向位置で昇降する対向電極とを具
    備するとともに、前記測定電極を対向電極に対向する位
    置と穀類処理装置内の穀類が流下する位置とに往復動す
    る駆動機構を具備し、測定電極の前記穀類が流下する位
    置にある時期をパルプの開作動時期に略対応させる駆動
    機構制御装置を設けてなる穀類処理装置における穀類含
    水率測定装置。
JP51017410A 1976-02-18 1976-02-18 穀類処理装置における穀類含水率測定装置 Expired JPS5840691B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039399A (ja) * 1973-07-12 1975-04-11
JPS5116992A (ja) * 1974-07-31 1976-02-10 Kett Electric Lab Suibunsokuteisochi

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039399A (ja) * 1973-07-12 1975-04-11
JPS5116992A (ja) * 1974-07-31 1976-02-10 Kett Electric Lab Suibunsokuteisochi

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