JPS6034205B2 - 水密電線又はケ−ブル - Google Patents
水密電線又はケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6034205B2 JPS6034205B2 JP55149236A JP14923680A JPS6034205B2 JP S6034205 B2 JPS6034205 B2 JP S6034205B2 JP 55149236 A JP55149236 A JP 55149236A JP 14923680 A JP14923680 A JP 14923680A JP S6034205 B2 JPS6034205 B2 JP S6034205B2
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- JP
- Japan
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- watertight
- wire
- compound
- conductor
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は架橋ポリエチレンもしくはポリエチレン絶縁電
線又はケーブルの水密構造にするものである。
線又はケーブルの水密構造にするものである。
−屋外配電線、水底ケーブル等では、
電線外彼又は電線端部から水分、海水等が侵入し、導体
素線が酸化、腐食するとともに、屋外配電線の場合には
異常断線事故を、水底ケーブルの場合には浸水謀電劣化
を起こす恐れがあるため、水分等の侵入を防止する目的
で、電線全長に亘って導体素線間に水密コンパウンドを
充填した水密電線又はケーブル（以下、水密電線と称す
）が使用されている。
電線外彼又は電線端部から水分、海水等が侵入し、導体
素線が酸化、腐食するとともに、屋外配電線の場合には
異常断線事故を、水底ケーブルの場合には浸水謀電劣化
を起こす恐れがあるため、水分等の侵入を防止する目的
で、電線全長に亘って導体素線間に水密コンパウンドを
充填した水密電線又はケーブル（以下、水密電線と称す
）が使用されている。
水密コンパウンドとしては、比較的低粘度又は高粘度の
ポリオレフィン系コンパウンドが用いられる。従来の水
密電線は、第１図イに例を示すように、撚線導体１の素
線２間および撚隙間３に水密コンパウンド４が充填され
ているが、外層素線２の表面と架橋ポリエチレン絶縁体
５が直接接している部分があるため、次のような欠点を
持つ。
ポリオレフィン系コンパウンドが用いられる。従来の水
密電線は、第１図イに例を示すように、撚線導体１の素
線２間および撚隙間３に水密コンパウンド４が充填され
ているが、外層素線２の表面と架橋ポリエチレン絶縁体
５が直接接している部分があるため、次のような欠点を
持つ。
第１図口はイ図に示す電線の絶縁界面を拡大した図で、
図のＱ界面は架橋ポリエチレンと、例えばエチレン酢酸
ヒーニルコポリマ−（以下、ＥＶＡと称す）を水密コン
パウンドとして用いた場合、その相溶性のため、架橋時
非常に密着しているので、この部分での浸水はないが、
Ｐ点は金属素線２と絶縁体５が直接接しているため、電
線の曲線又はヒートサイクルが加わると、この線に沿っ
て水分が浸入して行き、水密性が低下する欠点がある。
本発明は、上述の欠点を解消するため成されたもので、
上述の絶縁線心の金属素線と絶縁体が直接接しているＰ
点にも特別な水密コンパウンドを介在させることにより
、その部分の密着性を向上し、水密性が殴れ、かつ架設
作業が容易な水蜜電線又はケーブルの構造を提供せんと
するものである。
図のＱ界面は架橋ポリエチレンと、例えばエチレン酢酸
ヒーニルコポリマ−（以下、ＥＶＡと称す）を水密コン
パウンドとして用いた場合、その相溶性のため、架橋時
非常に密着しているので、この部分での浸水はないが、
Ｐ点は金属素線２と絶縁体５が直接接しているため、電
線の曲線又はヒートサイクルが加わると、この線に沿っ
て水分が浸入して行き、水密性が低下する欠点がある。
本発明は、上述の欠点を解消するため成されたもので、
上述の絶縁線心の金属素線と絶縁体が直接接しているＰ
点にも特別な水密コンパウンドを介在させることにより
、その部分の密着性を向上し、水密性が殴れ、かつ架設
作業が容易な水蜜電線又はケーブルの構造を提供せんと
するものである。
本発明は、撚線導体に氷解コンパウンドを充填して成る
架橋ポリエチレンもしくはポリエチレン絶縁線心を有す
る水密電線又はケーブルにおいて、前記撚線導体の最外
層素線表面の凸部と絶縁体の間に少なくとも厚さ０．０
５〜０．５柳のエチレン酢酸ビニルコポリマー（ＥＶＡ
）を主成分とし、架橋剤と老化防止剤を配合して成る水
蜜コンパウンド層が形成されていることを特徴とする水
密電線又はケーブルである。
架橋ポリエチレンもしくはポリエチレン絶縁線心を有す
る水密電線又はケーブルにおいて、前記撚線導体の最外
層素線表面の凸部と絶縁体の間に少なくとも厚さ０．０
５〜０．５柳のエチレン酢酸ビニルコポリマー（ＥＶＡ
）を主成分とし、架橋剤と老化防止剤を配合して成る水
蜜コンパウンド層が形成されていることを特徴とする水
密電線又はケーブルである。
本発明において、架橋ポリエチレンもしくはポリエチレ
ン（以下、ポリエチレンと称す）絶縁線心とは、撚線導
体の外側にポリエチレンを絶縁体として被覆したもので
、これらの単心又は複数本が集合され、必要により外装
を施されて、水密電線又はケーブルが構成される。
ン（以下、ポリエチレンと称す）絶縁線心とは、撚線導
体の外側にポリエチレンを絶縁体として被覆したもので
、これらの単心又は複数本が集合され、必要により外装
を施されて、水密電線又はケーブルが構成される。
以下、本発明を図面を用いて実施例により説明する。
第２図は本発明の実施例における絶縁線○の絶縁体と導
体の界面付近を示す横断面図である。
体の界面付近を示す横断面図である。
図において、２は撚線導体の素線で、５は架橋ポリエチ
レン絶縁体である。水密コンパウンド４は秦線２間は勿
論、最外層素線２の表面と絶縁体５の間にも全体を通じ
て介在せしめられている。そしてそれらの間の最も狭い
最外層素線２と凸部と絶縁体５の間の水密コンパウンド
層は、厚さｔ＝０．０５〜０．５肌に形成されている。
この厚さｔが０．０５側禾満では、電線の外力によりこ
の部分で破れる恐れがあり「又０．５柳を越えて厚くな
り過ぎると、一般に水密コンパウンドはポリエチレン絶
縁体に比べて誘電率ごや固有抵抗ｐが小さいため、電気
的性能にも少なからず影響を与えると共に、絶縁体外径
が増加し、特に架空絶縁電線の場合には重量、風圧荷重
が増加する。
レン絶縁体である。水密コンパウンド４は秦線２間は勿
論、最外層素線２の表面と絶縁体５の間にも全体を通じ
て介在せしめられている。そしてそれらの間の最も狭い
最外層素線２と凸部と絶縁体５の間の水密コンパウンド
層は、厚さｔ＝０．０５〜０．５肌に形成されている。
この厚さｔが０．０５側禾満では、電線の外力によりこ
の部分で破れる恐れがあり「又０．５柳を越えて厚くな
り過ぎると、一般に水密コンパウンドはポリエチレン絶
縁体に比べて誘電率ごや固有抵抗ｐが小さいため、電気
的性能にも少なからず影響を与えると共に、絶縁体外径
が増加し、特に架空絶縁電線の場合には重量、風圧荷重
が増加する。
従って水密コンパウンド層を薄くするためには、製造時
撚線導体内部および外周に水密コンパウンドを充填後、
シーブ等のバスラィンや巻取り工程により水密コンパウ
ンド層を損傷させてはならないので、充填直後にポリエ
チレンの絶縁被覆を施すことが肝要である。次に、水密
コンパウンドとしては、使用温度（２００ 〜９０ｏｏ
）で比較的高粘度のもの（１び〜１びｏポイズ）が必要
で、ＥＶＡを主成分とするコンパウンドが適当である。
撚線導体内部および外周に水密コンパウンドを充填後、
シーブ等のバスラィンや巻取り工程により水密コンパウ
ンド層を損傷させてはならないので、充填直後にポリエ
チレンの絶縁被覆を施すことが肝要である。次に、水密
コンパウンドとしては、使用温度（２００ 〜９０ｏｏ
）で比較的高粘度のもの（１び〜１びｏポイズ）が必要
で、ＥＶＡを主成分とするコンパウンドが適当である。
本発明においてＥＶＡを主成分とし、これに過酸化物架
橋剤｛例、ジクミルパーオキサィド（ＤＣＰ）｝と老化
防止剤を配合したコンパウンドを用いると、架橋ポリエ
チレンとの密着性が良くなるので、導体スリーブ接続時
、絶縁体剥ぎ取りと同時に導体上の水蜜コンパウンドの
除去ができるため、手間が省け、作業性に優れ、又架空
絶縁電線の場合、絶縁体と導体の界面に滑りが発生しな
いため、電線に張力をかけたい時、絶縁被覆上から把時
しても被覆層が破れることがなく、架線作業が容易であ
る効果がある。
橋剤｛例、ジクミルパーオキサィド（ＤＣＰ）｝と老化
防止剤を配合したコンパウンドを用いると、架橋ポリエ
チレンとの密着性が良くなるので、導体スリーブ接続時
、絶縁体剥ぎ取りと同時に導体上の水蜜コンパウンドの
除去ができるため、手間が省け、作業性に優れ、又架空
絶縁電線の場合、絶縁体と導体の界面に滑りが発生しな
いため、電線に張力をかけたい時、絶縁被覆上から把時
しても被覆層が破れることがなく、架線作業が容易であ
る効果がある。
又ＥＶＡを主成分とし、これに架橋剤と老化防止剤を配
合したものは、ＥＶＡ−ワックス系に比べ引轡クランプ
の把持力が大きい特長を持っている。
合したものは、ＥＶＡ−ワックス系に比べ引轡クランプ
の把持力が大きい特長を持っている。
又ＤＣＰは、高温時の水密コンパウンドの流動性を低下
させ、導体の温度上昇時たれ下らない効果を与える。
させ、導体の温度上昇時たれ下らない効果を与える。
なお、本発明を３．靴Ｖ以上の電力ケーブルに適用する
場合には、水密コンパウンドにカーボンブラックを添加
し、導電性にする必要がある。
場合には、水密コンパウンドにカーボンブラックを添加
し、導電性にする必要がある。
上述のように構成された本発明による水密電線は、絶縁
線心の撚線導体の最外層秦線の表面と絶縁体の界面全体
を通じて密着性の優れた水密コンパウンド層が存在し、
従来のように、導体金属と絶縁体が直接接しないので、
電線に屈曲又はヒートサイクルが加わっても剥離せず、
その部分に浸水することがなく、水蜜性に非常に優れる
効果がある。次に本発明に用いる絶縁線心を製造するに
は、水密コンパウンドの粘度が常温では比較的高いので
、本出願人が先に提案した特許出願（昭和５叫王５月２
２日付特願昭５４−６３５６９号）に係る方法で行なう
ことが望ましい。
線心の撚線導体の最外層秦線の表面と絶縁体の界面全体
を通じて密着性の優れた水密コンパウンド層が存在し、
従来のように、導体金属と絶縁体が直接接しないので、
電線に屈曲又はヒートサイクルが加わっても剥離せず、
その部分に浸水することがなく、水蜜性に非常に優れる
効果がある。次に本発明に用いる絶縁線心を製造するに
は、水密コンパウンドの粘度が常温では比較的高いので
、本出願人が先に提案した特許出願（昭和５叫王５月２
２日付特願昭５４−６３５６９号）に係る方法で行なう
ことが望ましい。
即ち、撚線導体を予め加熱した後、冷却装置を有するシ
ールボックス、加熱軟化された水密コンパウンドが充填
供給されている加圧ヘッド、および進行方向に温度勾配
を設けた圧入補助器具が同一軸上に直結して設けられた
水密コンパウンド充填機を通すことにより、撚線導体の
内部および外周上に水密コンパウンドを圧入充填し、そ
の直後にポリエチレンの絶縁被覆を施す方法が探られる
。実施例： 表１に示す配合の３種の水密コンパウンドを準備した。
ールボックス、加熱軟化された水密コンパウンドが充填
供給されている加圧ヘッド、および進行方向に温度勾配
を設けた圧入補助器具が同一軸上に直結して設けられた
水密コンパウンド充填機を通すことにより、撚線導体の
内部および外周上に水密コンパウンドを圧入充填し、そ
の直後にポリエチレンの絶縁被覆を施す方法が探られる
。実施例： 表１に示す配合の３種の水密コンパウンドを準備した。
表１これらの水密コンパウンドを用いて、導体断面積８
０微の水密架橋ポリエチレン絶縁電線（ＯＣ）をを作成
した。
０微の水密架橋ポリエチレン絶縁電線（ＯＣ）をを作成
した。
本発明品■，■は、それぞれコンパウンド■，■を用い
、最外層素線表面と絶縁体の間に最小厚さ０．０物舷の
水密コンパウンド層を設け、比較例はコンパウンド■を
用い、従来と同じく、最外層素線凸部と絶縁体を直接嬢
せしめた。これらの試料について、次のような水密性試
験を行なった。【ィ）屈曲半径２０仇肋のマンドレルを
用いて左右交互に９０ｏ屈曲し、往復１回として５回屈
曲した後、ｌｋ９／鮒の水圧を加え、２４時間後の導体
部への浸水状況を調べた。
、最外層素線表面と絶縁体の間に最小厚さ０．０物舷の
水密コンパウンド層を設け、比較例はコンパウンド■を
用い、従来と同じく、最外層素線凸部と絶縁体を直接嬢
せしめた。これらの試料について、次のような水密性試
験を行なった。【ィ）屈曲半径２０仇肋のマンドレルを
用いて左右交互に９０ｏ屈曲し、往復１回として５回屈
曲した後、ｌｋ９／鮒の水圧を加え、２４時間後の導体
部への浸水状況を調べた。
【ｏ）半径２００側の半円筒に沿わせ、２８０ｋｇの張
力を加え、導体に、７０００加熱８時間ＯＮ、１６時間
ＯＦＦのヒートサイクルを加えながら、試料の曲り部に
０．１ｋ９／地の水圧を加え、１ケ月後の導体部への浸
水状況を調べた。
力を加え、導体に、７０００加熱８時間ＯＮ、１６時間
ＯＦＦのヒートサイクルを加えながら、試料の曲り部に
０．１ｋ９／地の水圧を加え、１ケ月後の導体部への浸
水状況を調べた。
水密性試験の結果は表２に示す通りである。
表２表２より、本発明によるものは、屈曲後では浸水が
全くなく、ヒートサイクルを加えながらの試験では、比
較例に比べ浸水長さが格段に少ないことが分る。
全くなく、ヒートサイクルを加えながらの試験では、比
較例に比べ浸水長さが格段に少ないことが分る。
実験例：
実施例の表１に示す３種の水密コンパウンドを用いて、
第３図イに示すように、鋼板６の上に水密コンパウンド
７および架橋ポリエチレン８を重ね合せ、１５０ｏｏ、
５０ｋ９／仇の圧力で１０分間加圧し、密着させた。
第３図イに示すように、鋼板６の上に水密コンパウンド
７および架橋ポリエチレン８を重ね合せ、１５０ｏｏ、
５０ｋ９／仇の圧力で１０分間加圧し、密着させた。
これらの試料について、そのまま、および７０００に加
熱しながら浸水試験を７日間行なったものを、第３図ロ
ーこ示すように、架橋ポリエチレン８を剥離し、この時
の剥離に要する力を測定して、密着度を測定した結果は
表３に示す通りである。
熱しながら浸水試験を７日間行なったものを、第３図ロ
ーこ示すように、架橋ポリエチレン８を剥離し、この時
の剥離に要する力を測定して、密着度を測定した結果は
表３に示す通りである。
表 ３表３より、ＥＶＡ−ＤＣＰ系コンパウンド■，■
使用のものは、ＥＶＡ−ワックス系コンパウンド■使用
のものに比べ、水密コンパウンドと架橋ポリエチレンの
密着性が優れていることが分る。
使用のものは、ＥＶＡ−ワックス系コンパウンド■使用
のものに比べ、水密コンパウンドと架橋ポリエチレンの
密着性が優れていることが分る。
但しコンパウンド■のものは加熱浸水後の密着性が低下
する。以上述べたように、本発明の水密電線は、絶縁線
心の前記撚線導体の最外層素緑表面の凸部と架橋ポリエ
チレンもしくはポリエチレン絶縁体の間に少なくとも厚
さ０．０５〜０．５側の前述のような水密コンパウンド
層が形成されているから、従釆のように導体金属と絶縁
体が直薮援せず、導体、絶縁体共密着性の優れた水密コ
ンパウンドと接しているので、電線に屈曲又はヒートサ
イクルが加わっても剥離せず、その部分に浸水すること
がないので、非常に優れた水密性を有する利点がある。
する。以上述べたように、本発明の水密電線は、絶縁線
心の前記撚線導体の最外層素緑表面の凸部と架橋ポリエ
チレンもしくはポリエチレン絶縁体の間に少なくとも厚
さ０．０５〜０．５側の前述のような水密コンパウンド
層が形成されているから、従釆のように導体金属と絶縁
体が直薮援せず、導体、絶縁体共密着性の優れた水密コ
ンパウンドと接しているので、電線に屈曲又はヒートサ
イクルが加わっても剥離せず、その部分に浸水すること
がないので、非常に優れた水密性を有する利点がある。
又本発明は、水密コンパウンドとして、ＥＶＡを主成分
とし、過酸化物架橋剤（例、ＤＣＰ）と老化防止剤を配
合して成るコンパウンドを使用するため、ポリエチレン
との密着性が良くなるので、前述のように、導体接続の
際の作業性に優れると共に、架空絶縁電線の場合は、引
蟹クランプの把持力が大きく、又電線に張力をかけても
被覆層が破れず、従って架線作業が容易になる効果が得
られる。
とし、過酸化物架橋剤（例、ＤＣＰ）と老化防止剤を配
合して成るコンパウンドを使用するため、ポリエチレン
との密着性が良くなるので、前述のように、導体接続の
際の作業性に優れると共に、架空絶縁電線の場合は、引
蟹クランプの把持力が大きく、又電線に張力をかけても
被覆層が破れず、従って架線作業が容易になる効果が得
られる。
第１図は従来の水密電線の例を示す横断面図で、イ図は
全体を示し、口図はイ図に示す絶縁界面を拡大して示す
ものである。 第２図は本発明の実施例における絶縁体と導体の界面付
近を示す横断面図である。第３図は水密コンパウンドの
密着度の測定方法を説明する横断面図で、イ図は試料を
示し、口図は測定方法を示すものである。１・・・…撚
線導体、２・・・・・・秦線、３・・・・・・撚隙間、
４，７・・・・・・水密コンパウンド、５・・・・・・
絶縁体、６…・・・鋼板、８・・・・・・架橋ポリエチ
レン。汁ー図方２図 汁３図
全体を示し、口図はイ図に示す絶縁界面を拡大して示す
ものである。 第２図は本発明の実施例における絶縁体と導体の界面付
近を示す横断面図である。第３図は水密コンパウンドの
密着度の測定方法を説明する横断面図で、イ図は試料を
示し、口図は測定方法を示すものである。１・・・…撚
線導体、２・・・・・・秦線、３・・・・・・撚隙間、
４，７・・・・・・水密コンパウンド、５・・・・・・
絶縁体、６…・・・鋼板、８・・・・・・架橋ポリエチ
レン。汁ー図方２図 汁３図
Claims (1)
- １ 撚線導体に水密コンパウンドを充填して成る架橋ポ
リエチレンもしくはポリエチレン絶縁線心を有する水密
電線又はケーブルにおいて、前記撚線導体の最外層素線
表面の凸部と絶縁体の間に少なくとも厚さ０．０５〜０
．５ｍｍの、エチレン酢酸ビニルコポリマー（ＥＶＡ）
を主成分とし、架橋剤と老化防止剤を配合して成る水密
コンパウンド層が形成されていることを特徴とする水密
電線又はケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55149236A JPS6034205B2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 水密電線又はケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55149236A JPS6034205B2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 水密電線又はケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5772206A JPS5772206A (en) | 1982-05-06 |
| JPS6034205B2 true JPS6034205B2 (ja) | 1985-08-07 |
Family
ID=15470848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55149236A Expired JPS6034205B2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 水密電線又はケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034205B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61110910A (ja) * | 1984-11-05 | 1986-05-29 | タツタ電線株式会社 | 水密絶縁電線 |
| JPH0638322B2 (ja) * | 1988-02-24 | 1994-05-18 | 住友電気工業株式会社 | 走水防止電力用電線、ケーブル |
| JPH11195328A (ja) * | 1997-12-27 | 1999-07-21 | Sumitomo Electric Ind Ltd | シラン架橋方式水密絶縁電線およびその製造方法 |
| CN105304190A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-02-03 | 江苏中煤电缆有限公司 | 一种纵向水密电力电缆 |
-
1980
- 1980-10-23 JP JP55149236A patent/JPS6034205B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5772206A (en) | 1982-05-06 |
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