JPS6033062B2 - 調理機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高速回転する調理機に関し、本体上に載層する
容器内で円板を有する損群体を回転させることにより、
高速回転する調理機でも、卵やクリームの泡立てを可能
にしたものである。

従来、卵やクリームの泡立てが出来る調理機は、損梓体
の回転は約５０仇ｐｍであり、泡立ての時間が長くかか
った。

高速回転するものでは材料の飛び散りが激しく、また泡
が破壊されてしまい、泡立てが不可能であった。本発明
はこのような従来の問題点を解消したものであり、フ−
ドプロセッサー等の調理機を利用して効果的に泡立てを
行なうようにしたものである。以下、図面において本発
明の一実施例について説明する。

図において、１は調理機の本体、２は本体１の裏板、３
は本体１内のモーター、４はモーター軸３′に取り付け
られた冷却ファン、５はモーター軸３′の小プーリ−、
６はベルト、７は小プーリー５よりベルト６を介して動
力を受ける大ブーリー、８はモータ−３等を支持したシ
ヤーシ、９は回転軸であり、下部に大プーリー７が取り
付けられており、上部は各種のアタッチメントが取り付
けられるようになっている。

１０は本体１上に教壇される容器で、その中央に回転軸
９が突出している。

１１は容器蓋、１２は凝梓体であり、下部には容器１０
の底部に近接して円板１３を備えており、円板１３には
中心側から外周側に分離して複数個の孔１４が一組み又
は複数組み形成されている。

１５は容器蓋１１に設けた投入口である。

１６は孔１４の上端面先行側に突出させたリブで、孔の
後方側より高くしている。

１７は孔１４の下端面後方側に突出させたリブで、孔の
先行側より高くしている。

そして、前記リプ１６，１７は両方設けることが好まし
いが、いずれか一方だけであってもよい。次に動作につ
いて説明する。

本体１に容器１０を鉄合させ、次に縄梓体１２を回転軸
９に取り付ける。卵あるいは生クリーム等の材料を容器
１０に入れ、容器１０に容器蓋１１を競合させる。モー
ター３に電流を流すと、モーター３が回転し、その回転
がモーター３に固定された小プーリ一５とベルト６と回
転軸９に固定された大プーリー７により回転軸９に伝え
られ、蝿辞体１２及び円板１３を回す（約１５００〜３
００仇ｐｍ）。円板１３が回転すると、円板１３の孔１
４の上手側上面の突出したリブ１６を乗り上げて孔１４
後方側に材料が移動する時、孔１４部が負圧となるため
孔１４下面より空気が流入し材料と混合される。又、孔
１４の後方側下面の突出したリプ１７により空気が孔１
４上部に押し上げられ材料と混合される。以上により卵
あるいは生クリームが効率よく泡立つのである。そして
孔１４から円板１３上面に排出される空気の補給は、第
２図に示したように、容器１０と本体１の際間イより吸
引され、矢印の経路を経て、孔１４部へ供給される。又
孔１４を円板１３に中心側から外周側に連続して設けず
分離しているため、一度に材料中に混入されず、順番に
混入されるために非常に効率よく空気が材料中に混入さ
れる。更に、孔１４を円板中心側から外周側へ長い一つ
の孔とした場合には、孔１４部周辺の強度が弱くなるが
、実施例のように孔１４を小孔にして分離することによ
り、円板１３の孔１４部周辺強度の低下を防止すること
が出来る。以上のように本発明は卵や生クリームに空気
を供Ｖ給し泡立ちが非常に効果的に行えるとともに機梓
体の強度も大であるという特長を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体の菱部断面図、第
２図は第１図の要部拡大断面図、第３図は豚梓体の斜視
図、第４図は円板に設けた孔先行側上端面を高くしたこ
とを示した要部斜視図、第５図は円板に設けた孔後方側
下端面を高くしたことを示した要部斜視図である。 １・…・・本体、１０…・・・容器、１１・・・・・・
容器蓋、１２・・・・・・縄梓体、１３・・・・・・円
板、１４・・・・・・孔。 第１図第４図 第５図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 本体上に載置される容器内に、その内底面に近接す
   る円板を有した撹拌体を設け、この円板に、中心側から
   外周側に分離した複数個の孔を形成したことを特徴とす
   る調理機。 ２ 円板の孔の回転方向先行側の上面を後方側より高く
   したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の調理
   機。 ３ 円板の孔の回転方向に対し後方側下面を先行側より
   高くしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   調理機。