JPS6033066B2 - 調理機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高速回転をする調理機に関し、容器の底部で縄
伴体の円板を回転させることにより、卵や生クリームの
泡立が行なえるようにしたもので、特に容器の形状を改
善することにより、より良質の泡立てを可能としたもの
である。

従来、卵や生クリームの泡立てができる調理機は、網梓
体の回転が低速（約５０仇ｐｍ）であり、泡立ての時間
も長く（５分〜１Ｃ分）かかった。

高速回転するものでは、材料の飛び散りが激しく、また
泡が破壊されてしまい泡立が不可能であった。本発明は
このような従釆の問題を解消したものであり、フードプ
ロセッサー等の調理機を利用して効果的に泡立が行なえ
るようにしたものである。

以下、図面にもとづき本発明の一実施例について説明す
る。

図において、１は調理機の本体、２は本体１の裏板、３
は本体１内のモータ、４はモータ軸３′に取り付けられ
た冷却ファン、５はモータ軸３′の小プーリ、６はベル
ト、７は小プーリ５よりベルト６を介して動力を受ける
大プーリ、８はモータ３等を支持したシャーシ、９は回
転軸であり、下部に大プーリ７が取り付けられており、
上部は各種のアタツチメントが取り付けられるようにな
っている。１０は本体１上に銭遣される容器で、その中
央の筒状部１０′を通して回転軸９が突出している。

１１は容器１０の関口部に施した容器蓋である。

１２は容器１０内の回転軸９に着脱自在に取り付けた磯
梓体であり、下部には容器１０の底部に近接して円板１
３を備えており容器１０の内底面には複数の放射状のリ
プ１４が設けてある。

そして放射状のリブ１４の形状は、外周側を縄梓体１２
の回転方向に進ませ、中心側を遅らせた形状にしてある
。次に動作について説明する。

本体１に容器１０を様合させ、次に鰭梓体１２を入れる
。卵あるいは生クリーム等の材料を容器１０内に入れ、
容器１０１こ容器蓋１１を鼓合させる。モータ３の回転
はモー夕軸３′に固定された４・プーリ５とベルト６と
回転軸９に固定された大プーリ７により回転軸９に伝え
られ、縄梓体１２を回す（約泌０瓜ｐｍ）。

ここで本発明の実施例の場合、容器１０の内底面には放
射状のリブ１４が設けてあるため、円板１３が回転する
と放射状のリプ１４により空気が矢印Ａの通路を通って
損杵中の卵あるいは生クリーム等へ連続的に供給され、
泡立てを効率よく行なえる。

また円板１３の上面をほぼ平面にしておけば、泡立てら
れた泡が破壊されることは少なく、縄梓中の卵や生クリ
ームの飛び散りも少なくすることができる。また放射状
のリブ１４の形状を第３図に示すように外周側を鷹梓体
１２の回転方向に進ませ、中心側を遅らせた形状にして
あるので、より効率よく空気を送ることができるのであ
る。なお、泡立て以外の使用は、別設のアタッチメント
を回転軸９に装備すれば、野菜や肉類のみじん切り、輪
切りなどがアタッチメントの種類に応じて行なえる。

上記説明のように本発明は、縄梓体の下部に円板を設け
、容器の内底面に放射状のリブを設けることにより、高
速回転でも、材料は円板の上面の平面の抵抗でのみ縄拝
され、激しい飛び散りがなく、高速回転による泡の破壊
がなく、放射状のリブで空気を効率よく卵や生クリーム
へと混入できるもので、良質の泡立てが行なえるもので
ある。

また、高速回転であること及び放射状のリブで空気を効
率よく送ることができることにより、短時間（３０〜４
９砂）で泡立てることができる。とくに他の機能との関
係上、回転速度を変えることができない場合には非常に
有効である。なお泡立て単独の機能をもった調理機であ
っても良いことはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す調理機全体の断面図、
第２図は蝿伴体の拡大断面図、第３図は容器を上方より
見た場合の平面図である。 １・・・・・・本体、３・・・・・・モー夕、１０・・
・・・・容器、１２・・・・・・燈梓体、１３・・・・
・・円板、１４・・・・・・放射状のリブ。 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 材料を収納する容器内に、容器の底面に近接して回
   転する円板を備えた撹拌体を設け、上記容器の内底面に
   は上記円板の下面と少しの隙間を有する放射状のリブを
   設けたことを特徴とする調理機。 ２ 放射状のリブの形状を、外周側の撹拌体の回転方向
   に進ませ、中心側を遅らせた形状にしたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の調理機。