JPS6030573B2 - 自動車のシ−トベルトアンカ−の取付部構造 - Google Patents
自動車のシ−トベルトアンカ−の取付部構造Info
- Publication number
- JPS6030573B2 JPS6030573B2 JP253482A JP253482A JPS6030573B2 JP S6030573 B2 JPS6030573 B2 JP S6030573B2 JP 253482 A JP253482 A JP 253482A JP 253482 A JP253482 A JP 253482A JP S6030573 B2 JPS6030573 B2 JP S6030573B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- seat belt
- nut
- anchor
- stiffener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/24—Anchoring devices secured to the side, door, or roof of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/09—Means for mounting load bearing surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車の柱部材に設けられるシートベルトア
ンカーの取付部構造に関する。
ンカーの取付部構造に関する。
現在普遍的に用いられている自動車用シートベルトは、
一端が車体側部の柱部材上部にアンカーを介して取付け
られ、他端がフロア側部材にリトラクタを介して取付け
られている。
一端が車体側部の柱部材上部にアンカーを介して取付け
られ、他端がフロア側部材にリトラクタを介して取付け
られている。
柱部材はインナーパネルとアウターパネルとを互いに接
合した閉断面構造からなり、その内部にナットを有する
ナットプレートが取付けられ、このナットプレートにシ
ートベルトアンカーが取付けられる。インナーパネル及
びアウターパネルは板金製であるため、普通はナットプ
レート取付部を補強して剛性を高める目的で、該インナ
ーパネルとアウターパネルとの間にステイフナーを配贋
する。従来公3句のナットプレートとしては、実公昭弘
−257磯号公報に開示された形状のものがある。
合した閉断面構造からなり、その内部にナットを有する
ナットプレートが取付けられ、このナットプレートにシ
ートベルトアンカーが取付けられる。インナーパネル及
びアウターパネルは板金製であるため、普通はナットプ
レート取付部を補強して剛性を高める目的で、該インナ
ーパネルとアウターパネルとの間にステイフナーを配贋
する。従来公3句のナットプレートとしては、実公昭弘
−257磯号公報に開示された形状のものがある。
この公知のナットプレートは、内面にナットが取付けら
れた基部と、該基部の両側からナット側の面の方向に折
曲げられた2個の側片とからなるほぼコ字形断面を有し
、両側片は基部の両端を越えて上下方向に延長されてい
る。このナットプレートは、両側片をアウターパネルの
側壁に溶接することによって柱部材に取付けられる。こ
の公知の構造のナットプレートは、両側片の存在により
、基部の面に対し直角方向の力に対しては高い剛性を示
すが、該面に対し平行な方向の力に対しては基部が屈し
易く、比較的強度が低いという欠点を有する。従って本
発明はシートベルトアンカーの取付部に作用するナット
プレートの基部の面に直角方向の力及び該面に対し平行
な方向の力のいずれに対しても十分な強度を有するシー
トベルトアンカーの取付部構造を提供することである。
れた基部と、該基部の両側からナット側の面の方向に折
曲げられた2個の側片とからなるほぼコ字形断面を有し
、両側片は基部の両端を越えて上下方向に延長されてい
る。このナットプレートは、両側片をアウターパネルの
側壁に溶接することによって柱部材に取付けられる。こ
の公知の構造のナットプレートは、両側片の存在により
、基部の面に対し直角方向の力に対しては高い剛性を示
すが、該面に対し平行な方向の力に対しては基部が屈し
易く、比較的強度が低いという欠点を有する。従って本
発明はシートベルトアンカーの取付部に作用するナット
プレートの基部の面に直角方向の力及び該面に対し平行
な方向の力のいずれに対しても十分な強度を有するシー
トベルトアンカーの取付部構造を提供することである。
本発明の構成は、インナーパネルとアゥターパネルとを
互いに接合して閉断面構造に構成した柱部村の前記ィン
ナ−パネルとアウターバネルとの間にステイフナーが設
けられ、該ステイフナーはほぼU字形であって外面がア
ウターパネルに接合されるとともに内面にナットプレー
トが取付けられるシートベルトアンカーの取付部におい
て、前記ナットプレ「トは、アンカーナットが取付けら
れた基部と、前記基部の前後方向一側端に連続し−てア
ンカーナット側に折り曲げて形成され前記基部より上下
に長く延びた側片と、前記基部の上下方向両端に連続し
てアンカーナット側に折曲げて形成された上下2個の脚
部と、前記脚部の各々に前記側片と対向する側端に連続
して前記側片とほぼ平行に、かつ上方脚部からは上方に
向け下方脚部からは下方に向けて延びるように形成され
た上下2個の接合部とからなり、前記側片及び接合部が
前記ステイフナーに固着されたことを特徴とする自動車
のシートベルトアンカーの取付構造である。
互いに接合して閉断面構造に構成した柱部村の前記ィン
ナ−パネルとアウターバネルとの間にステイフナーが設
けられ、該ステイフナーはほぼU字形であって外面がア
ウターパネルに接合されるとともに内面にナットプレー
トが取付けられるシートベルトアンカーの取付部におい
て、前記ナットプレ「トは、アンカーナットが取付けら
れた基部と、前記基部の前後方向一側端に連続し−てア
ンカーナット側に折り曲げて形成され前記基部より上下
に長く延びた側片と、前記基部の上下方向両端に連続し
てアンカーナット側に折曲げて形成された上下2個の脚
部と、前記脚部の各々に前記側片と対向する側端に連続
して前記側片とほぼ平行に、かつ上方脚部からは上方に
向け下方脚部からは下方に向けて延びるように形成され
た上下2個の接合部とからなり、前記側片及び接合部が
前記ステイフナーに固着されたことを特徴とする自動車
のシートベルトアンカーの取付構造である。
本発明によれば、前方衝突によってシートベルトが受け
る衝撃力のうち、基部面に直角方向の成分は、側片及び
接合部がステイフナーに接合されているため、ステイフ
ナーにも分担されナットプレートに直接大きな力がかか
ることが防止される。
る衝撃力のうち、基部面に直角方向の成分は、側片及び
接合部がステイフナーに接合されているため、ステイフ
ナーにも分担されナットプレートに直接大きな力がかか
ることが防止される。
また、基部面に平行な方向の衝撃力の成分に対しては基
部両端に形成した二つの脚部が基部の座届に対する高い
抵抗を示す。そして、それ自体が剛性を有するステイフ
ナ−がインナ−パネルとアウターパネルの間に組み込ま
れ、ナットプレートと接合されて一体化されているため
、衝撃力に対して全体的に強度を高める役割を果してい
る。従って本発明により、衝突時の衝撃力を受け持つの
に十分な強度を有するシートベルトアンカーの取付部の
構造が得られ、ナットプレートの浮上りや柱部材の断面
の座屈といった問題もない。以下本発明の1実施例を図
面を参照にしつつ説明する。第1図を参照すれば、ナッ
トプレート1は、基部2を有しており、その背面にはア
ンカーナット3が固着されている。
部両端に形成した二つの脚部が基部の座届に対する高い
抵抗を示す。そして、それ自体が剛性を有するステイフ
ナ−がインナ−パネルとアウターパネルの間に組み込ま
れ、ナットプレートと接合されて一体化されているため
、衝撃力に対して全体的に強度を高める役割を果してい
る。従って本発明により、衝突時の衝撃力を受け持つの
に十分な強度を有するシートベルトアンカーの取付部の
構造が得られ、ナットプレートの浮上りや柱部材の断面
の座屈といった問題もない。以下本発明の1実施例を図
面を参照にしつつ説明する。第1図を参照すれば、ナッ
トプレート1は、基部2を有しており、その背面にはア
ンカーナット3が固着されている。
基部2の一つの側端から、ナット3が固着されている側
に折曲げられて基部2とほぼ直角を成すように側片4が
延びている。その側片4は基部2より上下に長くなって
いる。また、基部2の上下両端からは側片4と同じ側に
基部2とほぼ直角を成すように折曲げられて二つの脚部
5a,5bが延びている。そして、その脚部5a,5b
の側片4の反対側の各端部から側片4とほぼ平行にかつ
互いに反対方向に二つの接合部6a,6bが延びている
。この側片4及び二つの接合部6a,6bはほぼU字状
の断面を有するステイフナ−7にスポット溶接によりそ
れぞれ接合されている。第2図を参照すれば、ステイフ
ナー7は内面でナットプレート1と溶接薮合され、外面
でアウターパネル8に溶接接合されている。
に折曲げられて基部2とほぼ直角を成すように側片4が
延びている。その側片4は基部2より上下に長くなって
いる。また、基部2の上下両端からは側片4と同じ側に
基部2とほぼ直角を成すように折曲げられて二つの脚部
5a,5bが延びている。そして、その脚部5a,5b
の側片4の反対側の各端部から側片4とほぼ平行にかつ
互いに反対方向に二つの接合部6a,6bが延びている
。この側片4及び二つの接合部6a,6bはほぼU字状
の断面を有するステイフナ−7にスポット溶接によりそ
れぞれ接合されている。第2図を参照すれば、ステイフ
ナー7は内面でナットプレート1と溶接薮合され、外面
でアウターパネル8に溶接接合されている。
インナーパネル9は内面でナットプレート1の基部2と
接触しており、両端部でアウターパネル8と接合されて
いる。第2図に示すように、上記の構造のシートベルト
アンカー取付部に自動車の前方衝突時の衝撃力Fが作用
した場合において、アンカーボルト(図示せず)の引張
り方向の成分すなわち基部面に直角方向の成分F,はイ
ンナーパネル9及びナットプレート1の基部2に作用す
る。
接触しており、両端部でアウターパネル8と接合されて
いる。第2図に示すように、上記の構造のシートベルト
アンカー取付部に自動車の前方衝突時の衝撃力Fが作用
した場合において、アンカーボルト(図示せず)の引張
り方向の成分すなわち基部面に直角方向の成分F,はイ
ンナーパネル9及びナットプレート1の基部2に作用す
る。
そのうち基部2に作用する力は側片4及び接合部6にお
けるステイフナ−7との接合を介してステイフナー7に
伝達され、この剛性も作用力に対する抵抗となる。従っ
て基部2に作用する力及びインナーパネル9を介してア
ウターパネルとの接合部に作用する力は軽減されナット
プレートの浮き上がりやインナーパネル8の剥離といっ
た問題を防止することができる。また、ボルトの駒断方
向の成分すなわち、基部面に平行な方向の成分F2は横
断面に平行して拡がる二つの脚部5a,5bにも分担さ
れナットプレートの基部2に応力が集中することはなく
、同時に、脚部によって断面全体の剛性が高められてい
るので断面の座屈も生じない。なお、上記実施例では閉
断面の柱部村としてセンタピラーを示しているが、本発
明はアッパーサイドレールやフロア一のアンカ取付部に
も適用することができる。
けるステイフナ−7との接合を介してステイフナー7に
伝達され、この剛性も作用力に対する抵抗となる。従っ
て基部2に作用する力及びインナーパネル9を介してア
ウターパネルとの接合部に作用する力は軽減されナット
プレートの浮き上がりやインナーパネル8の剥離といっ
た問題を防止することができる。また、ボルトの駒断方
向の成分すなわち、基部面に平行な方向の成分F2は横
断面に平行して拡がる二つの脚部5a,5bにも分担さ
れナットプレートの基部2に応力が集中することはなく
、同時に、脚部によって断面全体の剛性が高められてい
るので断面の座屈も生じない。なお、上記実施例では閉
断面の柱部村としてセンタピラーを示しているが、本発
明はアッパーサイドレールやフロア一のアンカ取付部に
も適用することができる。
第1図は、本発明の1実施例に係るナットプレートとス
テイフナ−の斜視図、第2図は本発明の1実施例に係る
柱部材の横断面図である。 符号の説明、1・・・・・・ナットプレート、2・・・
・・・基部、3・・…・アンカーナット、4・・・・・
・側片、5・・・・・・脚部、6・・・・・・接合部、
7……ステイフナー、8・・・…アウターパネル、9…
…インナーパネル。 第1図第2図
テイフナ−の斜視図、第2図は本発明の1実施例に係る
柱部材の横断面図である。 符号の説明、1・・・・・・ナットプレート、2・・・
・・・基部、3・・…・アンカーナット、4・・・・・
・側片、5・・・・・・脚部、6・・・・・・接合部、
7……ステイフナー、8・・・…アウターパネル、9…
…インナーパネル。 第1図第2図
Claims (1)
- 1 インナーパネルとアウターパネルとを互いに接合し
て閉断面構造に構成した柱部材の前記インナーパネルと
アウターパネルとの間にステイフナーが設けられ、該ス
テイフナーはほぼU字状であつて外面がアウターパネル
に接合されるとともに内面にナツトプレートが取付けら
れるシートベルトアンカーの取付部において、前記ナツ
トプレートは、アンカーナツトが取付けられた基部と、
前記基部の前後方向一側端に連続してアンカーナツト側
に折り曲げて形成され前記基部より上下に長く延びた側
片と、前記基部の上下方向両端に連続してアンカーナツ
ト側に折曲げて形成された上下2個の脚部と、前記脚部
の各々に前記側片と対向する側端に連続して前記側片と
ほぼ平行に、かつ上方脚部からは上方に向け下方脚部か
らは下方に向けて延びるように形成された上下2個の接
合部とからなり、前記側片及び接合部が前記ステイフナ
ーに固着されたことを特徴とする自動車のシートベルト
アンカーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP253482A JPS6030573B2 (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 自動車のシ−トベルトアンカ−の取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP253482A JPS6030573B2 (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 自動車のシ−トベルトアンカ−の取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58122240A JPS58122240A (ja) | 1983-07-20 |
JPS6030573B2 true JPS6030573B2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=11532041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP253482A Expired JPS6030573B2 (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 自動車のシ−トベルトアンカ−の取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030573B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6151256U (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-07 | ||
JPH056212Y2 (ja) * | 1985-08-01 | 1993-02-17 | ||
FR2946607B1 (fr) * | 2009-06-16 | 2011-05-27 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Pied milieu pour caisse de vehicule automobile, renforce a l'egard ds chocs lateraux et vehicule equipe de tels pieds milieu. |
-
1982
- 1982-01-11 JP JP253482A patent/JPS6030573B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58122240A (ja) | 1983-07-20 |
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