JPS6029827B2 - 可変ベンチユリ気化器 - Google Patents
可変ベンチユリ気化器Info
- Publication number
- JPS6029827B2 JPS6029827B2 JP53128328A JP12832878A JPS6029827B2 JP S6029827 B2 JPS6029827 B2 JP S6029827B2 JP 53128328 A JP53128328 A JP 53128328A JP 12832878 A JP12832878 A JP 12832878A JP S6029827 B2 JPS6029827 B2 JP S6029827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- metering
- chamber
- carburetor
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/12—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves
- F02M7/14—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle
- F02M7/16—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle operated automatically, e.g. dependent on exhaust-gas analysis
- F02M7/17—Other installations, with moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. having valves with means for controlling cross-sectional area of fuel spray nozzle operated automatically, e.g. dependent on exhaust-gas analysis by a pneumatically adjustable piston-like element, e.g. constant depression carburettors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/08—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance
- F02D1/10—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance mechanical
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S261/00—Gas and liquid contact apparatus
- Y10S261/38—Needle valves
Description
【発明の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
この出願の発明は所謂ＳＵタイプの可変ベンチュリ気化
器において、ミキシングチャンバの負圧をサクションチ
ャソバに蓮通させてスプリングバランス、及び、リーク
作動ガス圧との関係でベンチュリ部の断面変化を該サク
ションチャンバにスライドするサクションピストンによ
って行うようにし、該サクションピストンのヘッド‘こ
メータリングニードルを設けて〆−夕リングジェットに
臨ませるようにした可変ベンチュリ気化器に関する発明
であり、特に、エンジン停止時に該サクションピストン
がベンチュリ部を閉鎖し、低温クランキング時の負圧を
高めて燃料混合気を吸気し易くしリッチ化することが出
釆るようにし、メータリングニードルとメータリングジ
エツトの間隙をエンジン停止時にアィドリング時より大
きくし、又、アィドリングまでのＩＪフト量を少くする
ようにし、アィドリング時のＩＪフト量を相対的に大き
くするようにする可変ベンチュリ気化器に係る発明であ
る。
器において、ミキシングチャンバの負圧をサクションチ
ャソバに蓮通させてスプリングバランス、及び、リーク
作動ガス圧との関係でベンチュリ部の断面変化を該サク
ションチャンバにスライドするサクションピストンによ
って行うようにし、該サクションピストンのヘッド‘こ
メータリングニードルを設けて〆−夕リングジェットに
臨ませるようにした可変ベンチュリ気化器に関する発明
であり、特に、エンジン停止時に該サクションピストン
がベンチュリ部を閉鎖し、低温クランキング時の負圧を
高めて燃料混合気を吸気し易くしリッチ化することが出
釆るようにし、メータリングニードルとメータリングジ
エツトの間隙をエンジン停止時にアィドリング時より大
きくし、又、アィドリングまでのＩＪフト量を少くする
ようにし、アィドリング時のＩＪフト量を相対的に大き
くするようにする可変ベンチュリ気化器に係る発明であ
る。
＜従来技術＞
周知の如く、エンジン付設気化器においては固定ベンチ
ュリ気化器と可変ベンチュリ気化器が各種開発されてい
るが、混合気量変化時の応動符性性の良好なこと、スロ
ー系、メイン系の分岐系統が無いこと等の種々の利点か
ら可変ベンチュリ気化器が一部のスポーツ車から普通車
にも普及装備されるようになってきている。
ュリ気化器と可変ベンチュリ気化器が各種開発されてい
るが、混合気量変化時の応動符性性の良好なこと、スロ
ー系、メイン系の分岐系統が無いこと等の種々の利点か
ら可変ベンチュリ気化器が一部のスポーツ車から普通車
にも普及装備されるようになってきている。
而して、該可変ベンチュリ気化器においても技術的ニー
ズの点から解決されるべき種々の問題点があり、その１
つに自励振動、オーバシュートを抑えるべく原則的に付
設されていたオイルダンパの有する補給、粘度調整等の
煩頚な点があったが、近時、例えば、出願人の先願であ
る特磯昭５３−９４５３４号発明にみられるようにガス
応動の設計によりオイルダンパレスタィプの優れた可変
ベンチュリ気化器が開発され実機装備されるようになっ
てきている。
ズの点から解決されるべき種々の問題点があり、その１
つに自励振動、オーバシュートを抑えるべく原則的に付
設されていたオイルダンパの有する補給、粘度調整等の
煩頚な点があったが、近時、例えば、出願人の先願であ
る特磯昭５３−９４５３４号発明にみられるようにガス
応動の設計によりオイルダンパレスタィプの優れた可変
ベンチュリ気化器が開発され実機装備されるようになっ
てきている。
ところで、該オイルダンパレスタィプの可変ベンチュリ
気化器においても、スタート時の低温クランキング時か
らアイドル時までの低負圧時には、それに伴う少供給空
気量領域の空燃比を安定させるため一般にベンチュリ部
のバレルにストッパを付設してサクションピストンの完
全閉鎖を避け、一種の限定固定ベンチュリ構造としてい
た。
気化器においても、スタート時の低温クランキング時か
らアイドル時までの低負圧時には、それに伴う少供給空
気量領域の空燃比を安定させるため一般にベンチュリ部
のバレルにストッパを付設してサクションピストンの完
全閉鎖を避け、一種の限定固定ベンチュリ構造としてい
た。
したがって、当然のことながら、上述低温クランキング
やアイドル時においては負圧が上らず、メインノズルか
らのガソリン吸引が不足しオーバーリッチ空膝比が得ら
れず、それに対処するに周知の如くベンチュリ部上流側
所定部位にチョークバルブを配設して負圧を上げ、併せ
て該チョークバルブとサクシヨンピストン間にスタータ
ノズルを付設し、チョークバルブ従動時にガソリン増量
を図るようにしている。＜従来技術の問題点〉 さりながら、該種対処手段によれば、必然的にチョーク
バルブ付設分だけ気化器高さが大きくなり、スポーツ車
等のエンジンルーム高さを阻害する条件を生みだす欠点
があり、又、スタータノズル付設による構造の複雑さに
加え、低温加速、腰機運転を１枚のチョークバルブで制
御するための力不足や、不安定性な運転性能低下につな
がったり、或は、それを補正する制御調整機構付加等の
繁雑な構造が避けられず、コスト高になり、メンテナン
スも頃頚である難点があった。
やアイドル時においては負圧が上らず、メインノズルか
らのガソリン吸引が不足しオーバーリッチ空膝比が得ら
れず、それに対処するに周知の如くベンチュリ部上流側
所定部位にチョークバルブを配設して負圧を上げ、併せ
て該チョークバルブとサクシヨンピストン間にスタータ
ノズルを付設し、チョークバルブ従動時にガソリン増量
を図るようにしている。＜従来技術の問題点〉 さりながら、該種対処手段によれば、必然的にチョーク
バルブ付設分だけ気化器高さが大きくなり、スポーツ車
等のエンジンルーム高さを阻害する条件を生みだす欠点
があり、又、スタータノズル付設による構造の複雑さに
加え、低温加速、腰機運転を１枚のチョークバルブで制
御するための力不足や、不安定性な運転性能低下につな
がったり、或は、それを補正する制御調整機構付加等の
繁雑な構造が避けられず、コスト高になり、メンテナン
スも頃頚である難点があった。
＜発明が解決すべき問題点＞
この出願の発明の第１の目的は上述従来技術に基づく可
変ベンチュリ気化器のサクションピストンによる限定固
定ベンチュリ形式のチョークバルフ、スタータノズル付
設に伴う問題点を解決すべき技術的課題とし、第２の目
的は基本的にエンジン停止時にサクションピストンをベ
ンチュリ部に対し全閉にし、クランキング時の負圧を上
げ、アイドル時は所定に開き、適正空燃比で安定した運
転性能が得られるようにし、第３の目的はクランキング
時からアィドリング時の空燃比移行が安定して行え良好
な運転性が得られるようにして自動車産業におけるエン
ジン回りの制御機器利用分野に益する優れた可変ベンチ
ュリ気化器を提供せんとするものである。
変ベンチュリ気化器のサクションピストンによる限定固
定ベンチュリ形式のチョークバルフ、スタータノズル付
設に伴う問題点を解決すべき技術的課題とし、第２の目
的は基本的にエンジン停止時にサクションピストンをベ
ンチュリ部に対し全閉にし、クランキング時の負圧を上
げ、アイドル時は所定に開き、適正空燃比で安定した運
転性能が得られるようにし、第３の目的はクランキング
時からアィドリング時の空燃比移行が安定して行え良好
な運転性が得られるようにして自動車産業におけるエン
ジン回りの制御機器利用分野に益する優れた可変ベンチ
ュリ気化器を提供せんとするものである。
＜問題を解決するための技術的手段・作用＞上述目的に
沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の
構成は先述問題点解決するために、エンジン停止時から
のスター夕作動によるクランキングはサクシヨンピスト
ンのベンチユリ部全閉状態で行われ、該クランキングに
伴うミキシングチャンバの低負圧はアイドル時のマッチ
ング状態より大きい間隙をメータリングニードルとメー
タリングジェットに確実に与えてオーバーリッチな空燃
比でエンジンが始動し、更に、アイドルに移行するまで
の間、該サクションピストンのリフトを経時的に少〈し
てリッチ空燃比になるように該サクションピストンとバ
レルとの間に経時断面変化のフランジを形成させ、或は
、サクションチャンバへの負圧に大気圧を蓮通させ、ア
イドル時は適正リフト量で設定空燃比の運転が出来るよ
うにした技術的手段を講じたものである。
沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の
構成は先述問題点解決するために、エンジン停止時から
のスター夕作動によるクランキングはサクシヨンピスト
ンのベンチユリ部全閉状態で行われ、該クランキングに
伴うミキシングチャンバの低負圧はアイドル時のマッチ
ング状態より大きい間隙をメータリングニードルとメー
タリングジェットに確実に与えてオーバーリッチな空燃
比でエンジンが始動し、更に、アイドルに移行するまで
の間、該サクションピストンのリフトを経時的に少〈し
てリッチ空燃比になるように該サクションピストンとバ
レルとの間に経時断面変化のフランジを形成させ、或は
、サクションチャンバへの負圧に大気圧を蓮通させ、ア
イドル時は適正リフト量で設定空燃比の運転が出来るよ
うにした技術的手段を講じたものである。
＜実施例−構成＞次に、この出願の発明の実施例を図面
に基づいて説明すれば以下の通りである。
に基づいて説明すれば以下の通りである。
第１〜４図に示す実施例において、１はオイルダンパレ
スの可変ベンチュリ気化器でこの出願の発明の要旨を成
すものであり、そのケーシング２には上部に逆敢頭円錐
形のェアホーン３と該ェアホーン３に続く円腔のバレル
４が穿設され、ベンチュリ部５を中心に下流側にミキシ
ングチャンバ６が設けられ、その下部にはスロットルバ
ルブ７が設けられている。
スの可変ベンチュリ気化器でこの出願の発明の要旨を成
すものであり、そのケーシング２には上部に逆敢頭円錐
形のェアホーン３と該ェアホーン３に続く円腔のバレル
４が穿設され、ベンチュリ部５を中心に下流側にミキシ
ングチャンバ６が設けられ、その下部にはスロットルバ
ルブ７が設けられている。
而して、該ケーシング２の一側には中心にガイド孔８を
穿設したガイド９を内側で前延するサクションチャンバ
１０を有するハウジング１１が固設され、該サクション
チャンバー川ま前記ミキシングチャンバ６とサクション
ホール１２で蓮通されると共にサクションピストン１３
をそのフランジ部１４のラビリンス１５、或は、図示し
ないチョークオリフィス等を介して通気可能に、且つ、
摺動自在に鉄挿している。
穿設したガイド９を内側で前延するサクションチャンバ
１０を有するハウジング１１が固設され、該サクション
チャンバー川ま前記ミキシングチャンバ６とサクション
ホール１２で蓮通されると共にサクションピストン１３
をそのフランジ部１４のラビリンス１５、或は、図示し
ないチョークオリフィス等を介して通気可能に、且つ、
摺動自在に鉄挿している。
又、サクションピストン１３のフラソジ部１４の裏面と
該ハウジングーの内面との間に戻りダンパスプリング１
７が介装されると共に、ヘッドに先端を圧入園定された
ロッド１８が上記ガイド９のガイド孔８に摺動可能に鉄
挿されている。
該ハウジングーの内面との間に戻りダンパスプリング１
７が介装されると共に、ヘッドに先端を圧入園定された
ロッド１８が上記ガイド９のガイド孔８に摺動可能に鉄
挿されている。
１９は大気通路であり、前記ケーシング２のェアホーン
３に開口し、前記サクションピストン１３のフランジ部
１４の前面とケーシング２の間の大気室２０に蓮適して
いる。
３に開口し、前記サクションピストン１３のフランジ部
１４の前面とケーシング２の間の大気室２０に蓮適して
いる。
一方、前記ケーシング２のハウジング１１の池側にはウ
ェル２１を有するハウジング２２が設けられ、その延出
部にはサクションパィプ２３をガソリン２４内底部に臨
ませて達通させるフロート室２５がフロ−ト２６を内装
して設けられている。
ェル２１を有するハウジング２２が設けられ、その延出
部にはサクションパィプ２３をガソリン２４内底部に臨
ませて達通させるフロート室２５がフロ−ト２６を内装
して設けられている。
而して、該ウェル２１は前記サクションピストン１３の
中心にセンタリングされ、その基部にはメインノズル２
７が設けられ、その内側のメータリングジェット２８に
は前記ェアホーン３に閉口するェアブリード２９に運通
している。
中心にセンタリングされ、その基部にはメインノズル２
７が設けられ、その内側のメータリングジェット２８に
は前記ェアホーン３に閉口するェアブリード２９に運通
している。
３０はアイドルボートであり、スロットルバルプ７に対
向して関口し、アイドル通路３１を介して上記〆ィンノ
ズル２７の後部に運通している。
向して関口し、アイドル通路３１を介して上記〆ィンノ
ズル２７の後部に運通している。
３２はこの世願の発明の要旨の１つを成すブリッジであ
り、バレル４の内側の上謡メインノズル２７の上流側に
固設され、前記サクションピストン１３のヘッド１６前
面はブリッジ３２の内面とエンジン停止時に密接し、ベ
ンチュリ部５を閉鎖するようにされている。
り、バレル４の内側の上謡メインノズル２７の上流側に
固設され、前記サクションピストン１３のヘッド１６前
面はブリッジ３２の内面とエンジン停止時に密接し、ベ
ンチュリ部５を閉鎖するようにされている。
そして、第４図に示す様に前記メインノズル２７は該ブ
リッジ３２に対しその下流側直下で設定量僅かの深さで
ケーシング２寄りに凹設形成された微小段差ｈを介して
設けられている。
リッジ３２に対しその下流側直下で設定量僅かの深さで
ケーシング２寄りに凹設形成された微小段差ｈを介して
設けられている。
又、他の要旨の１つを成すメータリングニードル３３は
前記サクションピストン１３のヘッド１６の中心に、即
ち、ロッド１８の先端にベース３４を圧入して取付けら
れ、メインノズル２７、メータリングジエツト２８にセ
ンタリングするように楯設固定されている。
前記サクションピストン１３のヘッド１６の中心に、即
ち、ロッド１８の先端にベース３４を圧入して取付けら
れ、メインノズル２７、メータリングジエツト２８にセ
ンタリングするように楯設固定されている。
又、該メータリングニードル３３はその基部から先端に
かけ設計テーパ度で先細にされているが、エンジン停止
時、即ち、サクションピストン１３のヘッド１６が上記
ブリッジ３２に密接している状態で上記〆ータリングジ
ェット２８に対応する部位は第２，４図に示す様に、該
メータリングジェット２８に対する間隙が大きくなるよ
うに狭断面部３５が形成され、その先部のアイドル部３
６より狭断面にされている。
かけ設計テーパ度で先細にされているが、エンジン停止
時、即ち、サクションピストン１３のヘッド１６が上記
ブリッジ３２に密接している状態で上記〆ータリングジ
ェット２８に対応する部位は第２，４図に示す様に、該
メータリングジェット２８に対する間隙が大きくなるよ
うに狭断面部３５が形成され、その先部のアイドル部３
６より狭断面にされている。
尚、図示の状態は図示の都合上狭断面部３５はオーバー
に示されてあるが、アイドル部３６まで平行状態に形成
されていても良いし、又、第５ａ，５ｂ図に示す様に、
ノッチ３７を刻設して外側形状をノーマルテーパに形成
させてある。
に示されてあるが、アイドル部３６まで平行状態に形成
されていても良いし、又、第５ａ，５ｂ図に示す様に、
ノッチ３７を刻設して外側形状をノーマルテーパに形成
させてある。
又、該狭断面部３５の軸方向サイズについてはサクシヨ
ンピストン１３のヘッド１６のブリッジ３２に対するリ
フト量がアイドルリフトになった場合メータリングジェ
ット２８から外れて該メータリングジエツト２８にはメ
ータリングニ−ドル３３のアイドル部３６が対応するよ
うに適宜設計を行う。＜実施例−作用＞ 上述構成において、第１，２，３図に示す態様はエンジ
ン停止の状態を示しており、該エンジン停止状態からィ
グニッションキーによるスター夕を介してエンジン始動
を行い、低温クランキングを開始した場合、前述の如く
サクションピストン１３のヘッド１６はブリッジ３２に
当接してベンチュリ部５を閉鎖しているため、低温クラ
ンキングながらミキシングチャンバ６には確実に負圧が
発生する。
ンピストン１３のヘッド１６のブリッジ３２に対するリ
フト量がアイドルリフトになった場合メータリングジェ
ット２８から外れて該メータリングジエツト２８にはメ
ータリングニ−ドル３３のアイドル部３６が対応するよ
うに適宜設計を行う。＜実施例−作用＞ 上述構成において、第１，２，３図に示す態様はエンジ
ン停止の状態を示しており、該エンジン停止状態からィ
グニッションキーによるスター夕を介してエンジン始動
を行い、低温クランキングを開始した場合、前述の如く
サクションピストン１３のヘッド１６はブリッジ３２に
当接してベンチュリ部５を閉鎖しているため、低温クラ
ンキングながらミキシングチャンバ６には確実に負圧が
発生する。
而して、該クランキングスタート時においてミキシング
チャンバ６に発生する負圧はメインノズル２７を介して
メータリングジェツト２８と〆−タリングニードル３３
の間で、狭断面部３５の相対大間隙部に吸引員圧が発生
波及して該狭断面部３５、メータリングジエツト２８、
エアブリード２９、メインノズル２７の設計サイズに従
ってリッチな空燃比の混合気が該メインノズル２７から
ミキシングチヤンバ６に吸引される。
チャンバ６に発生する負圧はメインノズル２７を介して
メータリングジェツト２８と〆−タリングニードル３３
の間で、狭断面部３５の相対大間隙部に吸引員圧が発生
波及して該狭断面部３５、メータリングジエツト２８、
エアブリード２９、メインノズル２７の設計サイズに従
ってリッチな空燃比の混合気が該メインノズル２７から
ミキシングチヤンバ６に吸引される。
そのため、クランキングスタート時、サクションピスト
ン１３がベンチュリ部５を完全に閉鎖している状態から
のクランキング数が少くても確実にアイドル状態に移行
する。
ン１３がベンチュリ部５を完全に閉鎖している状態から
のクランキング数が少くても確実にアイドル状態に移行
する。
一方、クランキング開始よりミキシングチャンバ６に上
述の如く発生する負圧はサクションホール１２を介して
サクションチョンバ１０内の負圧室に負圧を波及するが
、それと大気室２０の正圧とダンパスプリング１７のス
プリング力とのバランスにてサクションピストン３は移
動し、リフトが生ずる。
述の如く発生する負圧はサクションホール１２を介して
サクションチョンバ１０内の負圧室に負圧を波及するが
、それと大気室２０の正圧とダンパスプリング１７のス
プリング力とのバランスにてサクションピストン３は移
動し、リフトが生ずる。
そして、アイドル状態に移行後談負圧と大気室２０の正
圧とダンパスプリング１７とのバランス、及び、前記オ
リフィス、チョーク等のりークガス圧によりサクション
ピストン１３のヘッド１６とブリッジ３２との間に可変
ベンチュリ部５が形成され、ベンチュリ負圧が発生する
。
圧とダンパスプリング１７とのバランス、及び、前記オ
リフィス、チョーク等のりークガス圧によりサクション
ピストン１３のヘッド１６とブリッジ３２との間に可変
ベンチュリ部５が形成され、ベンチュリ負圧が発生する
。
当該アイドルプロセスではサクションピストン１３のリ
フトアップに伴う〆−タリングニードル３３の後退によ
りそのアイドル部３６、即ち、クランキング狭断面部３
５に続く広断面部がメータリングジェット２８に対応す
るようになるので該メータリングジヱット２８との間隙
が狭くなり、したがって、オーバーリッチにならず、所
定アイドル空燃比の混合気がミキシングチャンバ６に吸
引され、適正アィドリングが維持される。
フトアップに伴う〆−タリングニードル３３の後退によ
りそのアイドル部３６、即ち、クランキング狭断面部３
５に続く広断面部がメータリングジェット２８に対応す
るようになるので該メータリングジヱット２８との間隙
が狭くなり、したがって、オーバーリッチにならず、所
定アイドル空燃比の混合気がミキシングチャンバ６に吸
引され、適正アィドリングが維持される。
而して、アイドル状態になると該アイドル状態でのミキ
シングチャンバ６の員圧が上がるためサクションホール
１２を介してサクションチヤンバ１０内の負圧も増大し
、サクションピストン１３は後退しリフト量は増大する
が、その間の自動振動防止、オーバーシュート防止はダ
ンパスプリング１７、大気室２０、サクション員圧、及
び、ラビリンス１５の関係等により行われ、その作動は
、例えば、前記出願人の先願の特豚昭５３−９４５３４
号発明に詳示する通りである。
シングチャンバ６の員圧が上がるためサクションホール
１２を介してサクションチヤンバ１０内の負圧も増大し
、サクションピストン１３は後退しリフト量は増大する
が、その間の自動振動防止、オーバーシュート防止はダ
ンパスプリング１７、大気室２０、サクション員圧、及
び、ラビリンス１５の関係等により行われ、その作動は
、例えば、前記出願人の先願の特豚昭５３−９４５３４
号発明に詳示する通りである。
又、スタートからクランキングに移るプロセスでメータ
リングニードル３３の狭断面部３５がメータリングジェ
ット２８１こ確実に対応位置するようにしてスタート時
、クランキング時のオーバーリッチ空燃比を得る如くす
ることが出来るが、反面、アィドリング時に該狭断面部
３５がメータリングジェット２８に残置対応する影響が
出たりしてクランキング時とアィドリング時のりフト量
が少し、デメリットが生じたり、或は、組付け誤差によ
りそれが生じる廉もあるが、それに対処する実施態様と
しては、第６図に示す様に、サクションピストン１３の
ヘッド１６の先端上部に段差状の切込部３８を形成する
と共にブリッジ３２′の方にも段差状に該功込部３８に
オーバーラップスライド部３９を対応形成させるように
して上述クランキング時のりフト量とアイドル時のＩＪ
フト量との差を大きくするようにし、粗付時のバラッキ
等があってもメータリングニードル３３の狭断面部３５
がメータリングジェット２８部位から確実に抜け、アイ
ドル部３６が位置するようにし該アィドリング時のオー
バーリッチによるエンジン不調を防止する。
リングニードル３３の狭断面部３５がメータリングジェ
ット２８１こ確実に対応位置するようにしてスタート時
、クランキング時のオーバーリッチ空燃比を得る如くす
ることが出来るが、反面、アィドリング時に該狭断面部
３５がメータリングジェット２８に残置対応する影響が
出たりしてクランキング時とアィドリング時のりフト量
が少し、デメリットが生じたり、或は、組付け誤差によ
りそれが生じる廉もあるが、それに対処する実施態様と
しては、第６図に示す様に、サクションピストン１３の
ヘッド１６の先端上部に段差状の切込部３８を形成する
と共にブリッジ３２′の方にも段差状に該功込部３８に
オーバーラップスライド部３９を対応形成させるように
して上述クランキング時のりフト量とアイドル時のＩＪ
フト量との差を大きくするようにし、粗付時のバラッキ
等があってもメータリングニードル３３の狭断面部３５
がメータリングジェット２８部位から確実に抜け、アイ
ドル部３６が位置するようにし該アィドリング時のオー
バーリッチによるエンジン不調を防止する。
又、７ａ，７ｂ図に示す実施例の様にサクションピスト
ン１３のヘッド１６の設計は前第１〜４図実施例同様に
してクランキングスタート時はブリッジ３２に該ヘッド
１６をして密閉するようにし、該ヘッド１６に前延させ
た三角形状のテーパフランジ４０，４０を一対設けてク
ランキング時よりもアイドル時のりフト量を大きくして
該アイドル時のオーバーリッチを防止し、第６図態様と
同一効果を奏させることが出来る。
ン１３のヘッド１６の設計は前第１〜４図実施例同様に
してクランキングスタート時はブリッジ３２に該ヘッド
１６をして密閉するようにし、該ヘッド１６に前延させ
た三角形状のテーパフランジ４０，４０を一対設けてク
ランキング時よりもアイドル時のりフト量を大きくして
該アイドル時のオーバーリッチを防止し、第６図態様と
同一効果を奏させることが出来る。
而して、該態様においてフランジ４０，４０の内側エッ
ジのリム形状は上記〆ータリングニ−ドル３３の狭断面
部３５、メータリングジェット２８のサイズ、及び、ベ
ンチュリ部５の相対関係により直線状でその開角度を所
定にしたり、或は、二次、三次関数、指数関数曲線に沿
わせることも可能であり、更に、第７ｃ図に示す実施例
の様に一対のフランジ４０′，４０′の内側、エッジの
リムの相対角を急角度にすると共に基部に平行スリット
４１を介在させてクランキング時のりフトを少〈し、ア
イドル時のりフトを拡大するようにする設計も可能であ
る。
ジのリム形状は上記〆ータリングニ−ドル３３の狭断面
部３５、メータリングジェット２８のサイズ、及び、ベ
ンチュリ部５の相対関係により直線状でその開角度を所
定にしたり、或は、二次、三次関数、指数関数曲線に沿
わせることも可能であり、更に、第７ｃ図に示す実施例
の様に一対のフランジ４０′，４０′の内側、エッジの
リムの相対角を急角度にすると共に基部に平行スリット
４１を介在させてクランキング時のりフトを少〈し、ア
イドル時のりフトを拡大するようにする設計も可能であ
る。
そして、上記フランジ４０′，４０′はブリッジ３２側
に延設するようにしても良い。
に延設するようにしても良い。
次に第８，９，１０図に示す実施例においては前述第１
〜４図に示した実施例のミキシングチャンバ６の側壁ケ
ーシング２の部分に前記大気室２０とサクションホール
１２に連絡するサクションチャンバ内の低負圧時に作動
する開放作動弁４２を付設したものであり、該ケーシン
グ２には大気室２川こ開□する蓮通孔４３を有すると共
に、前記サクションホール１２に蓮適する蓮通孔４４が
オリフィス４５に臨まされるように有するケーシングが
該蓮通孔４３にセンタリングしてサクションピストン１
３のフランジ１４に当援離反可能なプッシュロッド４６
を前延園設する作動ピストン４７を戻りスプリング４８
を介してスライド可能に内装している。
〜４図に示した実施例のミキシングチャンバ６の側壁ケ
ーシング２の部分に前記大気室２０とサクションホール
１２に連絡するサクションチャンバ内の低負圧時に作動
する開放作動弁４２を付設したものであり、該ケーシン
グ２には大気室２川こ開□する蓮通孔４３を有すると共
に、前記サクションホール１２に蓮適する蓮通孔４４が
オリフィス４５に臨まされるように有するケーシングが
該蓮通孔４３にセンタリングしてサクションピストン１
３のフランジ１４に当援離反可能なプッシュロッド４６
を前延園設する作動ピストン４７を戻りスプリング４８
を介してスライド可能に内装している。
したがって、スタート時、クランキング開始時において
は第９図に示す様に、大気蓮通孔１９からの大気が大気
室２川こ入り、全閉、或は、全閉に近い姿勢のサクショ
ンピストン１３のフランジー４が上記プッシュロッド４
６をして戻りスプリング４８に抗して後退させ、そのた
めに作動ピストン４７は運通孔４３，４４を開き、結果
的に大気室２０とサクションホール１２は蓮適され、ミ
キシングチャンバ６の負圧がオリフィス４９、サクショ
ンホール１２を通りサクションチヤンバ１川こ作用する
のを大気室２０からの侵入大気圧が弱め、該サクション
チャンバ１０の負圧上昇を制御し、サクションピストン
１３のスライドバックを規制し、相対的にリフト量を少
くして濃い混合気を供給するようにメータリングニード
ル３３の狭断面部３５がメータリングジェット２８に対
応するようにされる。
は第９図に示す様に、大気蓮通孔１９からの大気が大気
室２川こ入り、全閉、或は、全閉に近い姿勢のサクショ
ンピストン１３のフランジー４が上記プッシュロッド４
６をして戻りスプリング４８に抗して後退させ、そのた
めに作動ピストン４７は運通孔４３，４４を開き、結果
的に大気室２０とサクションホール１２は蓮適され、ミ
キシングチャンバ６の負圧がオリフィス４９、サクショ
ンホール１２を通りサクションチヤンバ１川こ作用する
のを大気室２０からの侵入大気圧が弱め、該サクション
チャンバ１０の負圧上昇を制御し、サクションピストン
１３のスライドバックを規制し、相対的にリフト量を少
くして濃い混合気を供給するようにメータリングニード
ル３３の狭断面部３５がメータリングジェット２８に対
応するようにされる。
而して、アイドルに移行するとミキシングチヤンバ６の
負圧が上昇すると、上記サクションホ−ル１２の蓮通員
圧も急高するため、上記大気室２０からの大気制御も相
対的に低下し、したがって、サクションチャンバ１０の
負圧も上昇し、そのためサクションピストン１３は設定
バランスによってアイドルリフトを形成するように後退
する。
負圧が上昇すると、上記サクションホ−ル１２の蓮通員
圧も急高するため、上記大気室２０からの大気制御も相
対的に低下し、したがって、サクションチャンバ１０の
負圧も上昇し、そのためサクションピストン１３は設定
バランスによってアイドルリフトを形成するように後退
する。
よって、作動ピストン４７はプッシュロッド４６と共に
戻りスプリング４８の弾圧力により前進し、最終的には
アイドルプロセスで蓮通孔４３を閉鎖し、該閉鎖により
サクションチヤンバ１０の負圧は急増し、リフト量はア
イドル状態に急転し、適正リフトとなってメータリング
ニードル３３のアイドル部３６が直ちにメータリングジ
ェット２８に対応し、オーバーリッチを避けるようにさ
れる。
戻りスプリング４８の弾圧力により前進し、最終的には
アイドルプロセスで蓮通孔４３を閉鎖し、該閉鎖により
サクションチヤンバ１０の負圧は急増し、リフト量はア
イドル状態に急転し、適正リフトとなってメータリング
ニードル３３のアイドル部３６が直ちにメータリングジ
ェット２８に対応し、オーバーリッチを避けるようにさ
れる。
したがって、当該実施例においてもスタート時、クラン
キング時、アイドル時のベンチュリ部の全閉、小リフト
、中ＩＪフトが適正に形成される。
キング時、アイドル時のベンチュリ部の全閉、小リフト
、中ＩＪフトが適正に形成される。
尚、上述第８，９，１０図の実施例において、蓮通孔４
３，４４の間に適宜電磁弁を介菱し、スター夕が作動し
ているクランキングプロセスで大気室２０とサクション
チャンバ１０を蓮通させて負圧を制御するようにしても
良く、又、該サクションチャンバ１０自体に大気吸入電
磁弁を付設するようにしても良い。
３，４４の間に適宜電磁弁を介菱し、スター夕が作動し
ているクランキングプロセスで大気室２０とサクション
チャンバ１０を蓮通させて負圧を制御するようにしても
良く、又、該サクションチャンバ１０自体に大気吸入電
磁弁を付設するようにしても良い。
又、この世願の発明は上述各実施例に限るものではなく
、従釆のオイルダンパ一方式のサクションＳＵキャンプ
レターにも適用可能であることは勿論である。
、従釆のオイルダンパ一方式のサクションＳＵキャンプ
レターにも適用可能であることは勿論である。
＜発明の効果＞
以上、この出願の発明によれば、基本的に可変ベンチュ
リのサクションピストンがエンジン停止時においてベン
チュリ部を全閉にするように構成されているためにスタ
ータ作動時にミキシングチャンバに確実に負圧が発生し
、メータリングニードルとメータリングジェットの混合
気を吸気され、したがって、チョークバルブやスタ−タ
ノズルを付設することがなく、構造も簡単になり、又、
高さを低く出来、低コスト化、車高低化を図ることが出
来るという優れた効果がある。
リのサクションピストンがエンジン停止時においてベン
チュリ部を全閉にするように構成されているためにスタ
ータ作動時にミキシングチャンバに確実に負圧が発生し
、メータリングニードルとメータリングジェットの混合
気を吸気され、したがって、チョークバルブやスタ−タ
ノズルを付設することがなく、構造も簡単になり、又、
高さを低く出来、低コスト化、車高低化を図ることが出
来るという優れた効果がある。
又、クランキング時の低温始動性が向上することが出来
るばかりでなく、チョークバルブの省略による該チョー
クバルブ不安定作動が無くなるため暖機運転時の急加速
等の運転性が著しく向上する優れた効果がある。
るばかりでなく、チョークバルブの省略による該チョー
クバルブ不安定作動が無くなるため暖機運転時の急加速
等の運転性が著しく向上する優れた効果がある。
更に、サクションチヤンバヘツドに延設したメータリン
グニードルに於て、エンジン停止時、即ち、ベンチュリ
部全閉時に該メータリングニードルのメークリングジェ
ットに対応する部分がアイドル状態部分の断面より狭断
面に形成することにより、クランキング時にメインジェ
ットからの濃い空燃比の混合気が吸引され、始動性が良
好になる利点があり、それも、上記スタータ作動時のベ
ンチュリ部全閉から小リフト時にリッチな混合気を吸引
してファーストアイドルが直ちに行える効果がある。
グニードルに於て、エンジン停止時、即ち、ベンチュリ
部全閉時に該メータリングニードルのメークリングジェ
ットに対応する部分がアイドル状態部分の断面より狭断
面に形成することにより、クランキング時にメインジェ
ットからの濃い空燃比の混合気が吸引され、始動性が良
好になる利点があり、それも、上記スタータ作動時のベ
ンチュリ部全閉から小リフト時にリッチな混合気を吸引
してファーストアイドルが直ちに行える効果がある。
更に又、サクションピストンヘッド、及び、ベンチュリ
部バレルの少くとも一方にベンチュリ部横断フランジが
延設されることによりクランキング状態に対するアイド
ル状態のリフト量を相対的に大きくとれ、したがって、
アイドル状態でのオーバーリッチが避けられ安定してア
ィドリングが行え、適正空燃比による排ガス対策も良好
に行える効果がある。
部バレルの少くとも一方にベンチュリ部横断フランジが
延設されることによりクランキング状態に対するアイド
ル状態のリフト量を相対的に大きくとれ、したがって、
アイドル状態でのオーバーリッチが避けられ安定してア
ィドリングが行え、適正空燃比による排ガス対策も良好
に行える効果がある。
そして、サクションチヤンバに蓮適する負圧通路に大気
室と蓮適するサクションチャンバ内の低負圧時に作動す
る開放作動弁を介装したことによりクランキング時にお
いてサクションピストンのリフトを可及的に少〈抑える
ことが出来、したがって、その点からもクランキング時
のメインジェットに対する負圧を充分生かせクランキン
グ要求空燃比のりッチ混合気を吸気させ、アィドリング
時の負圧急増によるサクションピストン急後退によるリ
フト急増によってアィドリング空燃比に移行させ安定し
た運転性能、無公害空燃比とすることが出来る。
室と蓮適するサクションチャンバ内の低負圧時に作動す
る開放作動弁を介装したことによりクランキング時にお
いてサクションピストンのリフトを可及的に少〈抑える
ことが出来、したがって、その点からもクランキング時
のメインジェットに対する負圧を充分生かせクランキン
グ要求空燃比のりッチ混合気を吸気させ、アィドリング
時の負圧急増によるサクションピストン急後退によるリ
フト急増によってアィドリング空燃比に移行させ安定し
た運転性能、無公害空燃比とすることが出来る。
このようにチョークバルフ、スタータノズルを具備しな
いこの出願の発明の可変ベンチュリ気化器を装備するこ
とにより低温クランキング、アイドル運転、暖機加速等
に於てチョークの不安定作動がなく、加速時の力不足等
が起らず安定した運転が出来る効果がある。
いこの出願の発明の可変ベンチュリ気化器を装備するこ
とにより低温クランキング、アイドル運転、暖機加速等
に於てチョークの不安定作動がなく、加速時の力不足等
が起らず安定した運転が出来る効果がある。
図面はこの出願の発明の実施例を示すものであり、第１
図は１実施例の全体縦断面図、第２図はその部分拡大断
面図、第３図は同ベンチュリ部上面図、第４図は第２図
アイドル時断面図、第５ａ，５ｂ図はメータリングニー
ドル部分上面側面図、第６図は第２図相当他の実施例の
断面図、第７ａ，７ｂ図は別の実施例のサクションピス
トン及び同作動の平面図、第７ｃ図は第７ａ図相当の更
に他の実施例の説明図、第８図は更に別の実施例の第１
図相当断面、第９，１０図は同部分拡大断面図及びアイ
ドル状態断面図である。 ６……ミキシングチヤンバ、１２……サクシヨンホール
、１０……サクシヨンチヤンバ、１７……ダンパスプリ
ング、１３……サクシヨンピストン、１６……ヘッド、
３３……メータリングニードル、２８……メータリング
ジエツト、１，１′・・・・・・可変ベンチュリ気化器
、３２・・・・・・ブリッジ、２・・・・・・ケーシン
グ、ｈ・・・・・・微小段差、２７・・・・・・メイン
ノズル、３５・・・・・・狭断面部、３６・…・・アイ
ドル部、２０・・・・・・大気室、４２・・…・サクシ
ョンチャンバの低負圧時に作動する開放作動弁。 第２図 第３図 第１図 第４図 第５ａ図 第５ｂ図 第６図 第７ａ図 第７ｂ図 第７ｃ図 第８図 第９図 第１０図
図は１実施例の全体縦断面図、第２図はその部分拡大断
面図、第３図は同ベンチュリ部上面図、第４図は第２図
アイドル時断面図、第５ａ，５ｂ図はメータリングニー
ドル部分上面側面図、第６図は第２図相当他の実施例の
断面図、第７ａ，７ｂ図は別の実施例のサクションピス
トン及び同作動の平面図、第７ｃ図は第７ａ図相当の更
に他の実施例の説明図、第８図は更に別の実施例の第１
図相当断面、第９，１０図は同部分拡大断面図及びアイ
ドル状態断面図である。 ６……ミキシングチヤンバ、１２……サクシヨンホール
、１０……サクシヨンチヤンバ、１７……ダンパスプリ
ング、１３……サクシヨンピストン、１６……ヘッド、
３３……メータリングニードル、２８……メータリング
ジエツト、１，１′・・・・・・可変ベンチュリ気化器
、３２・・・・・・ブリッジ、２・・・・・・ケーシン
グ、ｈ・・・・・・微小段差、２７・・・・・・メイン
ノズル、３５・・・・・・狭断面部、３６・…・・アイ
ドル部、２０・・・・・・大気室、４２・・…・サクシ
ョンチャンバの低負圧時に作動する開放作動弁。 第２図 第３図 第１図 第４図 第５ａ図 第５ｂ図 第６図 第７ａ図 第７ｂ図 第７ｃ図 第８図 第９図 第１０図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ミキシングチヤンバにサクシヨンホールを介して連
通するサクシヨンチヤンバにダンパスプリングを介して
スライドするサクシヨンピストンがそのヘツドにメータ
リングニードルを有してメータリングジエツトに臨ませ
ている構造の可変ベンチユリ気化器において、上記サク
シヨンピストンの前記メータリングニードルの基部上流
側に対してエンジン停止状態でベンチユリ部閉鎖形状で
あるブリツジがケーシング内面に形成され、該ブリツジ
の下流側直下でケーシング寄りに凹設された微小段差を
介してメインノズルが開口されて成ることを特徴とする
可変ベンチユリ気化器。 ２ ミキシングチヤンバにサクシヨンホールを介して連
通するサクシヨンチヤンバにダンパスプリングを介して
スライドするサクシヨンピストンがそのヘツドにメータ
リングニードルを有してメータリングジエツトに臨ませ
ている構造の可変ベンチユリ気化器において、上記サク
シヨンピストンの前記メータリングニードル基部上流側
に対してエンジン停止状態でベンチユリ部閉鎖形状であ
るようにブリツジがケーシング内面に形成され、該ブリ
ツジの下流側直下でケーシング寄りに凹設された微小段
差を介してメインノズルが開口され、而して該メータリ
ングニードルがその基部より先端にかけてテーパ部を形
成されると共にエンジン停止状態でのメータリングジエ
ツトに対する部分の断面がそのサクシヨンピストンヘツ
ド寄りの部分及びアイドル状態でのメータリングジエツ
トに対するアイドル部の断面より小さい断面積の狭断面
部に形成されていることを特徴とする可変ベンチユリ気
化器。 ３ ミキシングチヤンバにサクシヨンホールを介して連
通するサクシヨンチヤンバにダンパスプリングを介して
スライドするサクシヨンピストンがそのヘツドにメータ
リングニードルを有してメータリングジエツトに臨ませ
ている構造の可変ベンチユリ気化器において、上記サク
シヨンピストンの前記メータリングニードル基部上流側
に対してエンジン停止状態でベンチユリ部閉鎖形状であ
るブリツジがケーシング内面に形成され、該ブリツジの
下流直下でケーシング寄りに凹設された微小段差を介し
てメインノズルが開口され、而して上記サクシヨンホー
ルに接続して設けたサクシヨンチヤンバ内の低負圧時に
作動する開放作動弁がサクシヨンピストンとサクシヨン
チヤンバとの間に形成された大気室に連通遮断自在に介
装されていることを特徴とする可変ベンチユリ気化器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53128328A JPS6029827B2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 可変ベンチユリ気化器 |
| US06/080,116 US4302404A (en) | 1978-10-20 | 1979-09-28 | Variable Venturi carburetor |
| DE2941705A DE2941705C2 (de) | 1978-10-20 | 1979-10-15 | Gleichdruckvergaser für Brennkraftmaschinen |
| GB7936349A GB2033483B (en) | 1978-10-20 | 1979-10-19 | Piston air valve constant suction carburettor |
| GB7936719A GB2033485B (en) | 1978-10-20 | 1979-10-23 | L combustion engines preventing unauthorised starting of fuel injection-interna |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53128328A JPS6029827B2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 可変ベンチユリ気化器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5557649A JPS5557649A (en) | 1980-04-28 |
| JPS6029827B2 true JPS6029827B2 (ja) | 1985-07-12 |
Family
ID=14982061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53128328A Expired JPS6029827B2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 可変ベンチユリ気化器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4302404A (ja) |
| JP (1) | JPS6029827B2 (ja) |
| DE (1) | DE2941705C2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5765842A (en) * | 1980-10-07 | 1982-04-21 | Toyota Motor Corp | Variable venturi carburetter |
| JPS5781148A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-21 | Toyota Motor Corp | Variable venturi carburetor |
| JPS58106158A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-24 | Toyota Motor Corp | 可変ベンチユリ型気化器の供給燃料制御装置 |
| JPS58113563A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Toyota Motor Corp | 可変ベンチユリ型気化器 |
| JPS58113564A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Toyota Motor Corp | 可変ベンチユリ型気化器 |
| JPS58113562A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Toyota Motor Corp | 可変ベンチユリ型気化器 |
| JPS58104337U (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-15 | 愛三工業株式会社 | 可変ベンチユリ気化器 |
| JPS58135350A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-11 | Toyota Motor Corp | 可変ベンチユリ型気化器 |
| JPS597723A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-14 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気ガス浄化装置 |
| JPS5915659A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | Toyota Motor Corp | 可変ベンチユリ型気化器 |
| US4489014A (en) * | 1983-10-11 | 1984-12-18 | Nissan Motor Company, Limited | Variable venturi carburetor |
| JPH08226353A (ja) * | 1995-02-21 | 1996-09-03 | Teikei Kikaki Kk | 気化器 |
| JP2002276470A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Zama Japan Kk | 気化器の燃料系統 |
| US6722638B2 (en) * | 2001-12-27 | 2004-04-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control system for choke valve of carburetor |
| US20130206107A1 (en) * | 2010-07-02 | 2013-08-15 | American Performance Technologies, Llc | Carburetor and methods therefor |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB488462A (en) * | 1936-10-22 | 1938-07-07 | Otto Broekel | Improvements in and relating to carburetters for internal combustion engines |
| DE731782C (de) * | 1941-01-30 | 1943-02-15 | Fritz Hintermayr Fa | Kolbenschiebervergaser fuer Brennkraftmaschinen |
| US2394663A (en) * | 1942-11-28 | 1946-02-12 | Carter Carburetor Corp | Carburetor device |
| US2914307A (en) * | 1955-09-29 | 1959-11-24 | Acf Ind Inc | Carburetor construction |
| US3278173A (en) * | 1963-04-29 | 1966-10-11 | Acf Ind Inc | Carburetor |
| FR1447316A (fr) * | 1965-06-15 | 1966-07-29 | Sibe | Perfectionnements apportés aux dispositifs d'injection de combustible dans la tubulure d'admission d'un moteur à combustion interne |
| US3669424A (en) * | 1969-12-09 | 1972-06-13 | Nissan Motor | Carburetor of variable-area venturi type |
| SU369289A1 (ru) * | 1971-03-31 | 1973-02-08 | Ленинградский карбюраторный завод Куйбышева | Карбюратор |
| GB1457503A (en) * | 1972-12-01 | 1976-12-01 | British Leyland Uk Ltd | Carburetters for internal combustion engines |
| US4013741A (en) * | 1975-03-31 | 1977-03-22 | Lectron Products, Inc. | Carburetor |
| JPS5227930A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-02 | Honda Motor Co Ltd | Carburetor |
| FR2376302A1 (fr) * | 1976-12-30 | 1978-07-28 | Sibe | Perfectionnements aux carburateurs pour moteurs a combustion interne |
| JPS548223A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-22 | Toyota Motor Corp | Variable venturi carburetor |
| JPS5457031A (en) * | 1977-10-15 | 1979-05-08 | Toyota Motor Corp | Variable venturi type carburetor |
-
1978
- 1978-10-20 JP JP53128328A patent/JPS6029827B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-09-28 US US06/080,116 patent/US4302404A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-10-15 DE DE2941705A patent/DE2941705C2/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2941705A1 (de) | 1980-04-24 |
| US4302404A (en) | 1981-11-24 |
| JPS5557649A (en) | 1980-04-28 |
| DE2941705C2 (de) | 1984-09-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6029827B2 (ja) | 可変ベンチユリ気化器 | |
| US3706444A (en) | Carburettor for motor vehicle | |
| US4302405A (en) | Variable venturi type carburetor | |
| JPH0238788B2 (ja) | ||
| US2419956A (en) | Carbureting and fuel supply means for motor-driven vehicles | |
| EP1026391A3 (en) | Carburettor with scavenging air and mixture passages for an engine | |
| US4495112A (en) | Variable venturi-type carburetor | |
| US3757796A (en) | Device for regulating the flow of fuel injected into an internal combustion engine | |
| GB1453217A (en) | Carburettor | |
| JPS603328Y2 (ja) | 可変ベンチユリ気化器 | |
| US3943205A (en) | Internal combustion engine | |
| GB2033483A (en) | Piston air valve constant suction carburettor | |
| JPS6032366Y2 (ja) | 気化器 | |
| JPS6323567Y2 (ja) | ||
| JPH0220450Y2 (ja) | ||
| JPS5852348Y2 (ja) | 車両減速時の空燃比制御装置 | |
| JPS6235875Y2 (ja) | ||
| JPS6313413Y2 (ja) | ||
| JPS6032367Y2 (ja) | 可変ベンチュリ気化器のメインノズル構造 | |
| GB1558711A (en) | Acceleration fuel supply system | |
| JPH0141886Y2 (ja) | ||
| JPS6141972Y2 (ja) | ||
| JPH02199259A (ja) | 気化器の加速ポンプ | |
| JPS5916521Y2 (ja) | 加速ポンプノズルの燃料洩れ防止装置 | |
| JPS622282Y2 (ja) |