JPS6027664B2 - イソシアネ−ト - Google Patents

イソシアネ−ト

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JPS6027664B2
JPS6027664B2 JP52098310A JP9831077A JPS6027664B2 JP S6027664 B2 JPS6027664 B2 JP S6027664B2 JP 52098310 A JP52098310 A JP 52098310A JP 9831077 A JP9831077 A JP 9831077A JP S6027664 B2 JPS6027664 B2 JP S6027664B2
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JP
Japan
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acid
reaction
isocyanate
sulfonic acid
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JP52098310A
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JPS5323904A (en
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ゲルハルト・グレ−クレル
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Publication of JPS6027664B2 publication Critical patent/JPS6027664B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/26Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of esters of sulfonic acids
    • C07C303/30Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of esters of sulfonic acids by reactions not involving the formation of esterified sulfo groups

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、第3アルキルゥレタンとホスゲンとの反応に
よりィソシアネートを製造する新規な方法において最初
に収得され得るィソシアナトアリールスルホン酸ェステ
ルに関する。
残存ィソシアネート基を有する有機ィソシアネートは、
このィソシアネートが高反応性を有しすなわち不安定で
あるために、かかる有機ィソシァネートの化学変性作用
は非常に複雑である。
そのために、たとえばィソシアネート基を含まないスル
ホン酸ェステルの製法と同様な方法によりィソシアナト
アリールスルホン酸ェステルを、対応するクロロスルホ
ニルアリールイソシアネートとアルコレートまたはフェ
ノレートとの反応により生成させることは不可能である
。なぜならば、かかる反応をたとえばアルコール性媒質
中で実施した場合にはィソシアネート基の反応によりウ
レタンが生じ、かつ一方においては不均質相の形で、ア
ルコレートまたはフェノレート(これらは周知の3量体
化反応用触媒である)の触媒作用によりィソシアネート
基の3量体化反応が進行し、これに対応するイソシアヌ
レート誘導体が生ずるであろう。このような反応(たと
えばスルホン酸ェステル形成反応)の前にこのィソシア
ネート基を公知のィソシアネート基用マスキング剤でマ
スクし、そして該反応完了後にマスキング剤を離脱させ
てィソシアネートを再生させるというアイデアもあるが
、この場合にはかなりの熱応力がかかるために、多分か
なり大きい収率低下が認められるであろう。本発明は前
記公知方法の欠点を改善した新規方法を提供するもので
あって、この方法では、第3のアルコールによりマスク
されたイソシアネート基が非常に具合よく「元のィソシ
アネート基」に戻り、すなわち高収率で「元のィソシア
ネート基」が得られる。
したがって本発明は、種々の暦換有機ィソシァネートの
新規製造方法をも提供するものである。本発明による方
法は、下記一般式 R,一NH−CO−○−R2 (ここにR,は有機基を表わし、この基は任意的に下記
一般式−NH一CO−○−R2 の置換基を更にもっていてもよく、ただしこの有機基は
それ以外の点では反応条件下で不活性である。
R2は、第3アルコールからヒドロキシル基を除去する
ことにより形成されるような型の基を表わす)の化合物
を、ホスゲンと反応させることを特徴とする有機ィソシ
アネートの製法である。
本発明方法は、或種の新規化合物すなわちィソシアナト
ァリールスルホン酸ェステルの製造のために特に適した
方法である。
したがって本発明は一般式 (R40−S02)n−R3(NCO)m〔ここにR3
は、炭素原子を6〜13固有する(m+n)−官能性芳
香族炭化水素基を表わし、しかしてこの基は任意的にC
,一C4アルキル基で置換されていてもよく、R4は、
炭素原子を1〜4個有するアルキル基またはフェニル基
を表わし、mは1または2を表わし、 nは1または2を表わす〕 のィソシアナトアリールスルホン酸ェステルに関する。
好ましくは、上記式においてR3は、場合によりC,一
C4ァルキル基で置換されていてもよい炭素原子を6個
有する(m+n)−官能性芳香族炭化水素基を表わす。
イソシアナトアリールスルホン酸ェステルは、下記の理
由により非常に興味深い化合物である。第1に、上記化
合物のィソシアネート基は、ィソシアネート化学分野で
周知のすべての「低分子量および高分子量のH−活性化
合物類との付加反応」に関与し得るものであることであ
る(この種の付加反応はたとえば次の刊行物に記載され
ている:「ポリウレタンズ・ケミストリ・アンド・テク
ノロジー」第1部、J.日.サウンダーおよびK.C.
フリシュ編、インターサイエンス・パブリシャーズ発行
、1962王)。たとえば1智能性または多官能性H−
活性化合物またはそれらから製造されたポリウレタンに
、強ァルキル化型スルホン酸ェステル基(すなわちアル
キル化作用の強いスルホン酸ェステル基)が1個または
それ以上導入できる。第2に、このスルホン酸ヱステル
基に1種またはそれ以上の第3級窒素含有化合物の如き
適当な受体型化合物(アクセプター)を反応させること
からなる第4級化反応により追加量のNCO−基が導入
できることである。この場合には、イオンセンターを有
する変性ィソシアネート(特に、高分子量の変性ィソシ
アネート)が得られ、そして、この変性ィソシアネート
とH−活性反応体との重付加反応を行なうことにより、
独特な性質を有する最終生成物が得られる。さらに、弱
いアルキル化活性を有する追加量のスルホン酸基をもつ
ィソシアネート(たとえばR,がアリール基であるイソ
シアネート)は、純粋なィソシアネ−トよりも遥かに好
ましい生理学的性質を有するであろうということが期待
できる。なぜならば、これらは体内で一層速やかに分解
され、そして排出され得るものあるからである(すなわ
ち、これは「無毒性イソシアネート」である)。しかし
てこの論議は、イソシアナトアリールスルホン酸ェステ
ルから合成された重付加物型重合体およびその減成生成
物にも適用し得るものである。本発明方法は、今述べた
型のィソシァナトアリールスルホン酸ェステルの製造の
ために有利に利用できるすぐれた製法である。
しかしながら本発明方法は決して上記ィソシアナトアリ
ールスルホン酸ェステルの製造のみに限定されるもので
なない。なぜならば、本発明方法に従えば、第3アルコ
ールによりマスクされたィソシアネート基を含む有機イ
ソシアネートから遊離ィソシアネートを高収率で回収で
き、かつ一方において反応鎖が閉鎖でき、そしてこのこ
とは本方法の根本的特性であり、それゆえに本方法に従
えば次の反応操作が実施できるからである:遊離ィソシ
アネート基を有する非変性ィソシァネート→(第3アル
コールにより)マスクされたィソシアネート基を有する
非変性ィソシアネート→(第3アルコールにより)マス
クされた変性ィソシアネート→遊離ィソシアネート基を
有する変性ィソシアネート。第3アルコールによりマス
クされたイソシアネート基を有し、そして、マスクされ
たィソシアネート基は別として反応条件下に不活性であ
る有機モノ−またはポリーィソシアネートが、本発明方
法において使用できる。本発明方法について詳細に説明
する。
第3アルコールによりマスクされたィソシアネート基を
有する前記のモノ−またはポリーイソシアネートは、ク
ロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ナトロベンゼン、ベ
ンゾニトリルまたはフェニル酢酸ニトリルの如き適当な
溶媒中に入れた溶液の形で、ホスゲンまたはホスゲン溶
液(このときの溶媒は、上記に例示した種々の溶媒のう
ちの1種であり得る)と、80〜松oqo、好ましくは
120〜170℃の温度において反応させるのが有利で
ある。各反応体の量的比率は、マスクされたィソシアネ
ート基1個当りホスゲンが少なくとも1分子存在し得る
ような値になるように選ぶのが好ましい。次いで反応混
合物の仕上げ操作を行なうが、この場合には、反応生成
物を蒸留または再結晶により単離するのが好ましい。本
発明方法に従って反応を行なう場合には、遊離ィソシア
ネートと塩化水素との他に、ホスゲン反応量に当量の二
酸化炭素と、マスクされたィソシアネートの量に当量の
オレフインとが生ずる。
たとえば第3アルコ−ルをマスキング剤として使用した
場合には、ガス状ィソブチレンが生ずる。したがって、
この反応の終了時期は、オレフィンおよび二酸化炭素の
発生終了により容易に知ることができる。本発明に係る
前記イソシアナトアリールスルホン酸ェステルの製造の
場合には、第3アルコールによりマスクされたィソシア
ネート基を有するイソシアナトアリールスルホン酸ェス
テル(前記生成物に対応するェステル型出発化合物物)
が、本発明方法において出発物質として使用できる。
原則として、次の一般式R,一NH−CO−○−R2 (ここにR,およびR2は既述の意味を有する)のすべ
ての化合物が、本発明方法において使用できる。
本発明に係るイソシアナトアリールスルホン酸ェステル
の製造の場合には、本発明方法に使用される出発物質は
、最後に述べた一般式を有する化合物であるが、この場
合にはR,はアルコキシ−、シクロアルコキシ−または
アリールオキシスルホニルアリール基であり、この基は
任意的にC,一C4ァルキル基で置換されていてもよく
、あるいは任意的に、架橋員としての酸素原子、硫黄原
子、スルホニルー、カルボニルーまたはC,一ちァルキ
レン基をもっていてもよく、そして任意的に、前記アリ
ール基のところに次の一般式−NH−CO−○−R2(
ここにR2は既述の意味を有する) の置換基を更にもっていてもよい。
本発明における非常に好ましい化合物であるィソシアナ
トアリールスルホン酸ェステルの製造のときに使用でき
る出発物質は次の一般式(R40−S02)n−R3一
(NH−CO−○−R′2)m〔ここにR′2は、炭素
原子を4〜1川固を有する第3脂肪族アルコールから導
かれた炭化水素基を表わす。
R3は、(m+n)一官能性芳香族炭化水素基であり、
しかしてこの基は任意的にC,一C4アルキルル基で置
換されていてもよい。
R4は、炭素原子を1〜4個有するアルキル基を表わす
mは1または2を表わす。
nは1または2を表わす。
〕の化合物であり、この化合物をホスゲンと反応させる
のである。
本発明に係るィソシアナトアリールスルホン酸ヱステル
を製造するときに使用される前記出発物質は、それに対
応する芳香族アミノスルホン酸から、有機製造化学分野
で公知の製法に従って製造できる。
その1例として次の一般式(R40−S02)n−R3
一(NH−CO−○−R′2)mを有する好適な前記出
発物質の製法について説明する。
次の一般式 (HO−S02)n−R3一(NH2)mの芳香族アミ
ノスルホン酸を最初に常法に従ってホスゲンとの反応に
より、それに対応する一般式(CI−S02)n一R3
一(NCO)mのィソシアナトアリールスルホン酸クロ
ラィドーこ変換させる。
このホスゲン化反応は、ジクロロロベンゼンの如き適当
な溶媒の存在下に150〜180qoの温度において実
施するのが好ましい。このイソシアナトスルホン酸クロ
ラィドをその後に、次の一般式HO−R′2 の第3アルコールと反応させて、それに対応する次の一
般式(CI−S02)n−R3−(NH−CO−0−R
′2)mのクロロスルホニル置換ーウレタンを生成させ
るのである。
この反応は好ましくは、ジクロロベンゼン、ニトロベン
ゼン、ベンゾニトリルまたはフェニル酢酸ニトリルの如
き適当な溶媒の存在下に少し高目の温度たとえば20〜
50午0におけて実施される。得られた反応混合物はそ
の後に直接に(すななわち、仕上げ操作を行なうことな
く)、次の一般式Me−○−R4 (ここにMeはNaまたはKを表わす) のァルコレート(またはフェノレート)に、遊離アルコ
ール(R40H)の存在下または不存在下に反応させる
ことができ、これによって、本発明方法に使用される前
記出発物質が生成する。
沈殿として生じた塩化ナトリウムまたはーカリウムを炉
別し、そして存在することがある余剰量のアルコール分
であるR20日またはR40日を、10ぴ0以下の温度
好ましくは40〜60qoの温度において留去させた後
に得られる所望生成物が、本発明方法において前記出発
物質として使用できるのである。使用すべき出発物質類
(アミノスルホン酸、第3アルコール、およびアルコレ
ートまたはフエノレート)を適当に選択することにより
、「本発明に係るィソシアナトアリールスルホン酸ェス
テルを製造するための本発明方法」に有利に使用できる
マスクされたイソシアネート基を有するあらゆる種類の
ィソシアナトアリールスルホン酸ェステルが前記の製造
に従って確実に製造できる。適当な芳香族アミノスルホ
ン酸の例には次のもものがあげられる:2ーアミノベン
ゼンスルホン酸、5ークロロー2ーアミノーベンゼンス
ルホン酸、3ーアミノベンゼンスルホン酸、4−アミノ
ベンゼンスルホン酸、2・4−ジアミノベンゼンスルホ
ン酸、2・5ージアミ/ベンゼンスルホン酸、4ーアミ
ノトルェンー2‐スルホン酸、2−アミノトルェンー4
−スルホン酸、4・6ージアミノトルェン−3−スルホ
ン酸、6ーアミノトルェン−3−スルホン酸、5ークロ
ロ−6ーアミノトルヱンー3ースルホン酸、2−アミノ
トルェン−4−スルホン酸、2・6ージアミノートルヱ
ン‐4−スルホン酸、6−アミノー1・3ージメチルベ
ンゼンー4−スルホン酸、4・6−ジアミ/トルェンー
3−スルホン酸、4ーアミノナフタリンー1ースルホン
酸、5−アミノナフタリンー1ースルホン酸、6−アミ
ノナフタリンー1ースルホン酸、5ーアミノベンゼン−
1・3−ジスルホン酸、5ーアミノナフタリン−1・3
−ジスルホン酸、4・4−ジアミノビフェニル−2ース
ルホン酸、4・4′ージアミノジフェニルヱーテー2ー
スルホン酸、4・4−ジアミノジフェニルサルフアイド
ー2・2ージスルホン酸、2ーアミノ−1−フェノキシ
ベンゼンー4ースルホン酸、2−アミノー4′ーメチル
ージフエニルスルホンー4ースルホンー4ースルホン酸
、4・4ージアミノジフェニルメタン−2・2′ージス
ルホン酸、4・4ージアミノジベンジル−2・2ージス
ルホン酸。適当な第3級アルコールの例には第3プタノ
ール、2ーメチルー2ーブタノール、2−メチル一2ー
ベンタノール、3−メチル一3ーベンタノール、3ーエ
チルー3ーベンタノール、1−メチルシクロヘキサノー
ル、1ーエチルシクロヘキサノール、1・1ージメチル
アリルアルコール、1・1−ジメチルベンジルアルコー
ルがあげられる。第3ブタノールが好ましい。適当なア
ルコレート、フェノレートの例にはナトリウムメチレー
ト、カリウムメチレート、ナトリウムエチレート、カリ
ウムエチレート、ナトリウム−nープチレート、ナトリ
ウムシクロヘキサノレート、ナトリウムフェノレートが
あげられる。
フェノレートよりもアルコレートの方が好ましい。なぜ
ならば、本発明に係る化合物のアルキル化活性は、芳香
族スルホン酸ヱステルの場合にはかなり弱くなるからで
ある。本発明に係るィソシアナトアリールスルホン酸ヱ
ステルのNCO−基は、当該スルホン酸ェステル基の影
響を受けて強く活性化される。
特に、本発明に係るスルホン酸メチル−、一エチル−お
よび−プロピルェステルは非常に高いアルキル化活性を
示す。したがって、本発明に係るこれらの化合物は、種
々の有機合成における有用な出発物質であるといえよう
。たとえば、これらのイソシアナトアリールスルホン酸
ェステルはナトリウムフェレートの如き強い3量体化反
応用触媒の存在下に3量体化でき、これによって分子中
に少なくとも3個のスルホン酸ェステル基を有するィソ
シアヌレート誘導体が得られる(実施例1参照)。モノ
イソシアナトアリールスルホン酸ェステルは、水の作用
下にCQの烈しい逸失を伴ってジフェニル尿素ジスルホ
ン酸ェステルに変換できる(実施例3参照)。両方の場
合において、興味深いポリァルキル化剤が生成できるの
である。本発明係るィソシアナトアリールスルホン酸ヱ
ステルを、イソシアネート重付加反応の原則に従って、
たとえばポリヒドロキシル化合物と反応させることによ
り、アルキル化活性保有基を有するポリウレタンが製造
でき、しかしてこのポリウレタンはたとえばジアミンと
反応させることができ、これによって、有用な性質をも
つイオン架橋型プラスチックが得られる。原則として、
本発明に係る新規ィソシアナトアリールスルホン酸ェス
テルは前記の本発明方法のみならず他に方法によっても
また製造できる。
たとえば、対応するクロロスルホニルアリールィソシア
ネートのィソシアネート基に、フェノールを用いてマス
キングを行ない、スルホクロラィド基をアルコレートで
ェステル化し、次いで、マスキング剤として使用された
フェノールを熱的離脱方法により離脱させることからな
る方法により製造できる。適当なフェノール化合物の例
にはフェノール、クロロフエノール、ヒドロキシトルエ
ン、ヒドロキシエチルベンゼン、ヒドロキシジメチルベ
ンゼン、ノニルフェノールがあげられる。今述べた第3
アルコールによるィソシアネート基のマスキング操作の
ときに上記フェノールを使用する場合には、既述の高沸
点不活性溶媒のいずれかの中に前記イソシアナトアリー
ルスルホン酸クロラィドを入れて縄拝し、そしてこの中
に当量のマスキング剤が添加できる。しかしてこの場合
には、イソシアヌレート付加反応用公知触媒たとえば錫
(0)エチルヘキソェート、ジブチル錫ジラウレート、
もしくは鉄−または亜鉛アセチルアセトネートを用いて
該反応を促進させるのが好ましい。このウレタンアリー
ルスルホクロライドの分子間スルホン化を避けるために
、このマスキング反応はなるべく40〜60qoの範囲
内の温度において実施すべきである。マスキング反応完
了後に、マスクされたィソシアネートは、不活性溶媒中
でのその溶解度を勘案して晶出させることができる。こ
の操作は、マスキング剤として第3アルコールを使用し
た場合と同様に実施できる。しかしながら、スルホクロ
ライド基のェステル化のために必要なアルコールを添加
することにより、ウレタンの沈澱は速やかに再溶解でき
る。次いでェステル化を、第3アルコールによりマスク
された中間生成物を例として前記に説明した方法と同じ
方法に従って行なうことができる。この溶媒を真空中(
0.1〜10トル)で完全に留去させた後に、油状また
は固体残留物に熱分解操作を行なう。
一般に、芳香族マスキング剤の熱的離脱操作は高真空中
(0.1〜0.5トル)で150〜180℃の温度にお
いて実施できる。低沸点成分は、蒸留によりこの平衡系
(equilibrium)から除去する。その後に、
この残留物に蒸留または晶出操作を行なうことができる
。本発明に係るィソシァナトアリールスルホン酸ェステ
ルを製造するための上記の特定の方法では、前記の「本
発明方法」の如く所望生成物を高収率で得ることは一般
に不可能である。実施例 1〜8 本発明のィソシアナトァリールスルホン酸ェステルを、
第3アルコールによりマスクされたィソシアネートを用
いて製造する操作および該ェヌテル後記の例1〜例7記
載の条件下にさらに反応させる操作は、原則として下記
の実施方法に従って行なった。
次式 (OCN)m−R3一(S02CI)n (ここにnおよびmは1である) のイソシアナトアリールスルホン酸クロラィド1.0モ
ルをジクロロベンゼン、ニトロベンゼン、ペンゾニトリ
ルまたはフェニル酢酸ニトリル0.5〜1のこ溶かして
作った溶液を3ぴ0に加熱し、これに第3アルコール1
.0モルを、約30分間を要して滴下する。
この発熱反応が静まった後に、反応混合物を室温におい
て5時間濃伴する。ナトリウムアルコレート1.0モル
を、それに対応するアルコール250の‘に溶かして作
った溶液を、前記反応混合物に1時間を要して添加する
。この反応温度は30〜40つ0に上がる。NaCIが
徐々に沈澱するから、反応混合物を室温においてさらに
5時間蝿拝する。エーテル200泌を添加することによ
り、NaCIの析出が促進でき、あるいはその炉過が促
進できる。NaCIを除去した後の反応液中になお残存
しているアルコール分を真空中(10トル)で50〜6
000において蟹去させ、残存液に常法に従ってホスゲ
ン化反応を行なう。このホスゲン化反応は、150〜1
70ooのホスゲン化温度において2〜4時間行なう。
真空中(10トル)で溶媒を蒸発させた後に粗製ィソシ
アナトアリールスルホン酸ェステルが得られるが、これ
は蒸留または再結晶により精製できる。実施例1〜7で
は、マスキング剤として第3ブタノールを使用した。
収率は、ィソシアナトアリールスルホン酸クロラィドの
使用量を基準として算出した。
例1 出発化合物:4ーイソシアナトトルェンー2ースルホン
酸クロラィドBp。
.。5:122〜125q○;Mp:55〜570溶媒
:ジクロロベンゼンエステル化:Na−メチレート 生成物の分析値:4−ィソシアナトトルェン−2ースル
ホン酸メチルェステルBpo.2:158〜16400
;収率78%(理論的収量基準)NCO−含有量の測定
値は19.0〜19.5%であった(計算値は18.5
%)。
ナトリウムフェノレートの如き強い3童体化反応用触媒
を使用することにより、前記のィソシアナトトルェン一
2−スルホン酸メチルェステルが3量体化でき、これに
よって、対応するィソシアヌレート誘導体が得られたが
、これは、強アルキル化作用を有するスルホン酸メチル
ェステル基3個を分子中に有するものであった。
この生成物の分析値は次の通りである。融点は、試料分
解のため測定できなかった。CHNS 計算値:47.63.96.214.10測定値:47
.33.36.113.9 例2 例1の場合を同様なウレタントルェンー2ースルホン酸
クロラィドのェステル化反応において、ナトリウムメチ
レートの代りにナトリウムェチレートのアルコール溶液
を使用した場合には、4一イソシアナトトルヱン−2ー
スルホン酸エチルェステルが得られた。
この生成物の分析値は次の通りである。これは180q
Cより上の温度においてガス発生を伴いながら分解する
ものであった。CHNS計算値:49.74.75.8
13.3 測定値:50.34.65.713.0 例3 出発化合物:3ーィソシアナトベンゼンスルホン酸クロ
ラィド溶媒:ペンゾニトリル エステル化:Na−メチレート 生成物の分析値:3ーィソシアナトベンゼンスルホン酸
メチルェステルBpo.o5:140〜146qo;M
p:54〜5が○;収率:80%(粗製化合物)アセト
ン溶液の形の3ーィソシアナトベンゼンスルホン酸メチ
ルェステル2モルを日20(1モル)と反応させた場合
には、C02の烈しい逸失を伴いながら反応が起り、ジ
フェニル尿素−3・3−ジスルホン酸メチルェステルが
得られた。
この生成物の分析値は次の通りである。Mp(メタノー
ル):156〜157午0例4 出発化合物:4−ィソシアナトベンゼンスルホン酸クロ
ライド溶媒:ジクロロベンゼン ェステル化:Na−メチレート 生成物の分析値:4ーィソシアナトベンゼンスルホン酸
メチルェステルBp。
.,=137〜1400OMp(エーテル)=45〜4
がo:収率;62%(理論的収量基準)例5 出発化合物:2・6−ジイソシアナトトルエンスルホン
酸クロラィドBp。
.2=152〜156こOMp(エーテル)=46〜5
0午○ 溶媒:フェニル酢酸ニトリル エステル化:Na−メチレート 生成物の分析値:2・6ージィソシアナトトルェンスル
ホン酸メチルェテルMp(エーテル):79〜80℃;
収率58%(理論的収量基準)NCO−含有量測定鞍作
を室温において速やかに行なった結果、NCO−含有量
は31.8%であることが判った(計算値は31.4%
)。
例6 出発化合物:2・5−ジィソシアナトベンゼンスルホン
酸クロラィドBp。
.,=146〜150)OMp(エーテル):56〜斑
0 溶媒:ペンゾニトリル エステル化:Na−メチレート 生成物の分析値:2・5−ジィソシアナトベンゼンスル
ホン酸メチルェステルBp。
.2:155〜1600OMp:60〜62℃;収率:
62%(理論的収量基準)例7出発化合物:7−インシ
アナトナフタリン−1−スルホン酸クロラィドMp:1
32〜135qo 溶媒:フェニル酢酸ニトリル エステル化:Na−メチレート 生成物の分析値:7ーィソシアナトナフタIJンー1ー
スルホン酸メチルエチルMp:140〜146℃:収率
:45%(理論的収量基準)例8 フェノール94夕(1.0モル)と、ジクロロベンゼン
150の上と錫(0)エチルヘキソェート0.3夕との
混合物を、3ーィソシアナトベンゼソスルホン酸クロラ
ィド217.5夕(1.0モル)の溶液(溶媒はジクロ
ロベンゼン300M)に、室温において添加した。
この反応混合物はその後に40〜500のこ1時間加熱
した。冷却後に、フェニルゥレタン268夕が徐々に析
出してきた。収率:86%(理論的収量基準)。Mp:
128〜130午○。上記フェニルゥレタン140夕(
0.45モル)をメタノール500舷に溶かした。
次いで、ナトリウム10.35夕(0.45モル)をメ
タノール200柵に溶かして作った溶液を、室温におい
て3び分間を要して滴下し、その後に反応混合物を3時
間燈拝した。前記メタノールの約半量を蟹去させ、かつ
沈澱したNaCIを炉別した後、炉液に水を添加したと
ころ、ウレタンスルホン酸メチルェステル生成物が無色
油状物の形で沈澱した。日20を含まないスルホン酸メ
チルェステル生成物の熱的分解操作(サーマルスプリッ
チング)は1〜2トルの圧力下に実施できた。フェノー
ルは60〜80午○で蟹出するから容易に分離でき、す
なわちこの平衡混合物から除去できた。次いで、所望生
成物である3−イソシアナトベンゼンスルホン酸メチル
ェステルが150〜160午0において得られた。収率
は50%であった(理論的収量基準)。再蒸留操作によ
り無色油状物の形の所望生成物が得られたが、これは直
ちに固化した(Mp:55〜57o0)。この生成物の
分析値は次の通りである。例9トルェン300必中の例
6の2・5−ジィソシアナトベンゼンスルホン酸クロラ
イド103.4夕(0.4モル)の溶液に、トルェン5
0必中の第3ブタノール74夕(1.0モル)の溶液を
室温で45分以内に滴加した。
混合物を室温で約4.虫時間燭拝した。次にエタノール
80必中のナトリウムフェノレート52.2夕(0.4
5モル)の溶液を約35−40qoの温度で添加した。
約3.即時間後に反応混合物を水300叫と混合し、有
機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、最後に溶媒を
減圧下に留去した。粘稲液が後に残り(166夕=理論
収量の93%)、これは室温で貯蔵すると結晶化し、そ
して120一125ooの融点を示す。生成物をシクロ
ヘキサン中で再結晶して融点125一126ooの純ビ
ス−(第3ブトキシカルポニルアミノ)ベンゼンスルホ
ン酸フェニルェステルを得た。この生成物100夕(0
.21モル)を周知の方法でホスゲン化した。
反応は約4.印時間後に終了した次に使用した溶媒(ク
ロロベンゼン)を蒸留により除去した。最後に蒸留残澄
を真空蒸留して、0.1333ミリバールの圧力下20
5一210qoで蟹出し、26.4%のNCO含量を示
す純2・5ージィソシアナトベンゼンスルホン酸フェニ
ルェステル40夕(61%)を得た。室温で貯蔵して結
晶化後、39一4roの融点が見出された。例 10 トルェン200泌中の2・4ージイソシアナートー5ー
メチルベンゼンスルホン酸クロラィド100夕(0.3
7モル)と錫(0)エチルヘキソェート0。
2夕の溶媒に、トルェン60のと中の第3ブタノール7
4夕(1.0モル)の溶液を室温で約40分間で滴加し
た。
外部冷却により反応温度を35−40℃に保った。約2
.即時間後に2・4−ビス−(第3ブトキシカルポニル
アミノ)一5−メチルベンゼンスルホン酸クロライド1
40夕(90.7%)が結晶として分離した。上記クロ
ラィド134夕(0.32モル)とエタノール550泌
およびジオキサン250の‘の混合物に、エタノール1
70の上中のナトリウムフエノレート班夕(0.5モル
)の溶液を添加した。
この混合物を室温で6時間損拝し、最後に70午0に1
時間加熱した。最後に溶媒を減圧下に留去した。油状残
澄を水と混合した。混合物を蝿拝すると融点108−1
120の白色結晶が生成した(125夕=82%)。生
成物をエタノール中で再結晶して融点116−11浮○
の純2・4−ビス−(第3ブトキシカルボニルアミ/)
一5ーメチルベンゼンスルホン酸フェニルェステルを得
た。最後に述べた生成物122夕(0.25モル)をク
ロロベンゼン中で周知の方法でホスゲン化した。
溶媒を留去後、23.5%のNCO含量を有する油状粗
ジィソシアネートが得られた。この残澄は室温で貯蔵す
ると結晶化し、これを石油エーテル中で再結晶した。最
後に24.8%のNCO基を含有する融点67一70q
oの2・4ージィソシアナト−5ーメチルベンゼンスル
ホン酸フェニルェステルが得られた。例11 2・4ージイソシアナトー3ーメチルベンゼンスルホン
酸クロラィドから出発して例10の手順に従って2・4
ージイソシアナト−3ーメチルベンゼンスルホン酸フェ
ニル酸フェニルェステルを製造した。
生成物は24.5%のNCO含量および89一90oo
の融点を示した。例12トルエン200の‘中の2・5
ージイソシアナトベンゼンスルホン酸クロラィド100
夕(0.39モル)の溶液に、第3ブタノール74夕(
1.0モル)を室温で0.5時間以内に滴加した。
混合物を室温で4時間婿拝した。次にエタノール200
の【中のナトリウムp−クロロフエノレート67夕(0
.45モル)の溶液を添加した。混合物を40一50℃
で5時間縄拝した。次に混合物を水350机と混合した
。有機相を分離し、乾燥した。溶媒を減圧で除去後、2
・5−ビス−(第3ブトキシカルボニルアミノ)−ベン
ゼンスルホン酸pークロロフェニルェステル180夕(
92.6%)が、室温で貯蔵すると結晶化する油状残澄
として残った。溶媒としてジクロロベンゼンを使用して
周知の方法でホスゲン化することにより、21.6%の
NCO含量を有する粗ジィソシアネートが得られた。
この粗生成物を0.133ミリバールで220一230
℃で蒸留し、次に石油エーテル中で再結晶して、93一
96℃の融点および23.5%のNCO舎量を有する純
2・5−ジィソシアナトベンゼンスルホン酸P−クロロ
フヱニルェステルを得た。例 13 2・5ージィソシアナベンゼンスルホン酸クロライドか
ら出発して例12と同様にして2・5ージィソシアナト
ベンゼンスルホン酸pーメテルフェニルェステルを得た
生成物は24.7%のNCO含量を有し、そして0.1
33ミリバールで210−220℃で留出した。例14 4・4′ージイソシアナトジフエニルメタンー3ースル
ホン酸クロラィドから出発して例13と同様にして4・
4ージイソシアナトジフエニルメタンー3−スルホン酸
フヱニルヱステルを得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (R_4O−SO_2)_n−R_3(NCO)_m
    〔ここにR_3は、炭素原子を6−15個有する(n+
    n)−官能性芳香族炭化水素基を表わし、しかしてこの
    基は任意的にC_1−C_4アルキル基で置換されてい
    てもよく、 R_4は、炭素原子を1−4個有するアル
    キル基またはフエニル基を表わし、 mは1または2を
    表わし、そして nは1または2を表わす〕 のイソシアナトアリールスルホン酸エステル。 2 R_3が、炭素原子を6個有する(m+n)−官能
    性芳香族炭化水素基を表わし、しかしてこの基は任意的
    にC_1−C_4アルキル基で置換されていてもよい特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。
JP52098310A 1976-08-18 1977-08-18 イソシアネ−ト Expired JPS6027664B2 (ja)

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